JP2784952B2 - アンカーボルト定着装置 - Google Patents

アンカーボルト定着装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建造物の柱脚等の固定に使用するアンカー
ボルト定着装置に関するものである。
(従来の技術) 建造物等の柱脚を基礎構造物に固定する方法として
は、埋込式、根巻式及びアンカーボルト式があるが、基
礎床面の利用空間が広くとれること及び施工性が良好な
ことから、アンカーボルトによるものが多く実施されて
いる。
アンカーボルト式は、基礎構造物のコンクリートにア
ンカーボルトを埋込むもので、一般には、捨コン上へ鋼
製フレームを組んで固定し、この鋼製フレームにアンカ
ーボルトを取付けてコンクリートを打設し、アンカーボ
ルトの埋設を行うようにしている。しかし、この方式の
ものは、鋼製フレームの現場搬入が面倒で施工性も悪い
ということから、アンカーボルト自身でフレームを組む
方式(実開昭60−58645号公報参照)、さらには、組立
て式の小型なフレームとアンカーボルトを組合せた方式
(実開昭64−648号公報参照)のものが提供されてき
た。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記実開昭60−58645号公報の装置では、ア
ンカーボルトの下端部を固定する下部支持具(定着体)
を低く形成すると、アンカーボルトの固定位置が捨コン
と近くなるため、捨コンの不陸を吸収するだけの高さ調
整代がとれなくなり、反対に、下部支持具を高くすれ
ば、地中梁の鉄筋に当たるようになって、所定の配筋が
できなくなる、という欠点がある。
また、上記実開昭64−648号公報の装置では、高さの
調整代は大きくとることができるが、アンカーフレーム
の支柱部(堅杆)がアンカーボルトと並列位置にあるた
め、これが配筋の障害となりやすい、という欠点があ
る。
本発明は、上記従来装置の欠点を解決するためになさ
れたもので、装置全体の高さ 調整代が大きくとれアンカーボルトとフレームとの組合
せ方式のものにおいて、アンカーボルトとフレームの支
柱とをほぼ同一延長線上に結合できるようにして、配筋
の障害となる欠点を排除した、アンカーボルト定着装置
を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の構成について、
実施例に対応する図面を参照して説明すると、本発明
は、コンクリートまたは地盤に固着するベース2に、複
数本の支柱3,3を着脱自在に立設し、上記各支柱3,3の上
端部にはナット7,7を取付けて、そのナット7,7にアンカ
ーボルト10,10の下部を高さ調節自在に螺着するととも
に、それらアンカーボルト10,10の上部をテンプレート1
5により結合したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明装置の実施例について図面を参照して説
明する。
第1〜4図において、1はアンカーフレームで、ベー
ス2と複数本の支柱3,3とにより構成されている。ベー
ス2は、アングル材により四角形の枠状に形成されてお
り、各辺のアングル材には地盤(ステコン)18に植設の
アンカー4を挿通する取付孔5,5(第2図参照)が設け
られている。支柱3は、アングル材により上下に長く形
成されており、その上端には座金6とナット7とが溶接
等により固着されている。そして、各支柱3,3は上記ア
ンカーフレーム1の四隅に下部のアングルの2辺を接し
てボルト・ナット8により着脱自在に立設されるように
なっている。
アンカーボルト10は、第1図に示すように、異形鉄筋
等の鋼棒により形成され、その上端部と下端部とには所
要長さにわたり、小径としたネジ部11,12が設けられて
おり、上辺のネジ部11及び下方のネジ部12には、それぞ
れナット13,14が螺合される。
また、15は上記アンカーボルト10の多数をその上部に
おいて結合するテンプレートで、第3図に示すように、
ほぼ四角形状に形成されており、上記の支柱3に固着し
たナット7と対応した四隅の位置に取付孔16,16が設け
られている。
各アンカーボルト10には、その上下のネジ部11,12に
それぞれナット13,14を螺合した後、アンカーボルト10
の下方のネジ部12をアンカーフレーム1の支柱3のナッ
ト7に螺合して立設する。そして、各アンカーボルト10
の上方のネジ部12をテンプレート15の取付孔16に挿入し
てナット17を螺合して、両ナット13,17間にテンプレー
ト15を挟着し、テンプレートを介して各アンカーボルト
10,10の上部を互いに結合する。また、各アンカーボル
ト10の下部も、ナット14を締め込んで、アンカーボルト
10を支柱3に固定する。それで、装置の高さは、支柱3
に対するアンカーボルト10の螺合の深さを変えることに
より調整することができる。
本発明装置を設置するには、まず地盤にステコンアン
カー4,4を植設し、それにベース2を取付孔5,5を介して
嵌め合せる。そして、上述のように、アンカーフレーム
1の各支柱3,3のナット7,7にアンカーボルト10,10の下
部を螺合して取付けるとともに、各アンカーボルト10,1
0の上部をテンプレート15により結合し、テンプレート1
5を下げ振り(図示を略す)を利用して所定の位置に合
せた後、ステコンアンカー4,4にナット19,19を締め込ん
でベース2を固着する。その際、テンプレート15の高さ
は、アンカーボルト10の支柱3への固定位置によって概
略調整し、また、アンカーボルト10の上部のナット13の
位置調節によって微調整することができる。
アンカー定着装置の施設後は、基礎構造物の配筋を行
ない、テンプレート15の下方位置(第1図の鎖線a)ま
で基礎コンクリートを打設する。そして、建造物の柱脚
は、テンプレート15を取除いた後、基礎コンクリートよ
り突出しているアンカーボルト10,10に結合されること
になるのである。
第5〜8図は、アンカーボルト10を結合する支柱3の
上部構造の他の実施例を示したものである。第5図、第
6図に示すものは、支柱3の上端部の2辺に囲まれた中
に円形のナット7′を溶接により取付けた構造となって
いる。また、第7図、第8図に示すものは、通常の六角
ナット7″を支柱3の上端部内に溶接により取付けるの
であるが、その際、アンカーボルト10と支柱との偏心に
よるアンカーボルトのはみ出しをできるだけ防ぐため、
ナット7″を取付ける支柱3の上部を外方に曲出20した
構造としているのである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のアンカーボルト定着装
置は、コンクリートまたは地盤に固着するベースに、複
数本の支柱を着脱自在に立設し、上記各支柱の上端部に
はナットを取付けて、そのナットにアンカーボルトの下
部を高さ調節自在に螺着するとともに、それらアンカー
ボルトの上部をテンプレートにより結合した構成のもの
であるから、次のように優れた効果を奏するものであ
る。
(1)装置は、ベース、支柱、テンプレートアンカーボ
ルトと各別に構成したものを取付けるようにしたので、
現場搬入がかさばらず容易であるとともに、現場での施
工が手作業でできる。
(2)支柱の高さを変えることにより、アンカーボルト
長を一定にできて基礎の高さに対応できるので、コスト
ダウン、在庫管理が容易となる。
(3)基礎及び地中梁の配筋を考慮して、ベースの高さ
を鉄筋のかぶり厚さ程度におさえることができる。
(4)支柱とアンカーボルトとが同一延長上に配置、結
合されるので、配筋の障害とならない。
(5)アンカーボルトと支柱との結合及びアンカーボル
トとテンプレートとの結合は、ネジ部とナットとの螺
合、締付けによるものであるから、高さ調整及び固定の
作業が簡単であり、結合も強固にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す一部切截正面図、
第2図は第1図A−A断面図、第3図はテンプレートの
平面図、第4図はアンカーフレームの一部切截正面図、
第5図は支柱の他の実施例を示す一部切截正面図、第6
図は同平面図、第7図は支柱のさらに他の実施例を示す
一部切截正面図、第8図は同平面図である。 1……アンカーフレーム,2……ベース, 3……支柱,7,7,7″……ナット, 10……アンカーボルト,11,12……ネジ部, 13,14,17……ナット,15……テンプレート, 16……取付孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 27/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートまたは地盤に固着するベース
    に、複数本の支柱を着脱自在に立設し、上記各支柱の上
    端部にはナットを取付けて、そのナットにアンカーボル
    トの下部を高さ調節自在に螺着するとともに、それらア
    ンカーボルトの上部をテンプレートにより結合したこと
    を特徴とする、アンカーボルト定着装置。
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