JP2011208350A - 防護柵及び防護柵の改修方法 - Google Patents

防護柵及び防護柵の改修方法 Download PDF

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Abstract

【課題】柵ビームの端部を仮置きすることができる金具を備えると共に、平坦地のみならず傾斜地に設置する際にも平坦地と同じ金具を用いて施工することができる防護柵を提供する。
【解決手段】前記受け金具3は斜め上方に開口する受け部32を長手方向に延設すると共に支柱1の側壁に1本の取付ボルトB1で取付けて、該取付ボルトB1を中心にして上下方向に回動可能となし、前記被せ金具4は斜め下方に開口する被せ部41を長手方向に延設し、柵ビーム2の端部を前記受け金具3の受け部32で受けると共に、その上に被せ金具4の被せ部41を被せ、かつ前記柵ビーム2の端部と被せ金具4とを固定ボルトB2で受け金具3に固定しているため、受け金具3を支柱1に固定した状態で、柵ビーム2の端部を受け金具3の受け部32に仮置きすることができるので、作業者一人で柵の施工を実施することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は道路等に設置されるパネル柵やビーム柵等の防護柵及び防護柵の改修方法に関するものである。
従来、道路等に設置される防護柵としては、例えば、防護柵の支柱に取付けられる基部と、前記基部と一体的に形成されるとともに、前記支柱に取付けられる側と反対側に設けられ、かつその支柱の長さ方向と直交する方向に延びた取付部と、前記取付部の側面に開口部を有するとともに、その開口部に対応してその取付部内に設けられた孔部と、一端部が前記孔部内に挿入されたときに、前記取付部に設けられたねじ穴にねじ込まれたねじを中心に揺動自在に取付けられるとともに、他端部が前記防護柵の剛性横桟が取付けられる接続部と、を有する防護柵の剛性横桟用取付金具を用いて構成された防護柵が提案されている。(特許文献1)
特開平08−311833号公報
しかしながら、上記防護柵では、支柱に柵ビームを取付ける際、柵ビームを仮置きすることができないため、複数の作業者によって設置作業を実施しなければならず、施工性に改善の余地が残されたものであった。
そこで本発明は、施工性の向上を図るために柵ビームの端部を仮置きすることができる金具を備えると共に、平坦地のみならず傾斜地に設置する際にも平坦地と同じ金具を用いて施工することができる防護柵及び防護柵の改修方法を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち、本発明に係る防護柵は、支柱の側壁に取付金具を介して柵ビームが支持され、前記取付金具は柵ビームの端部を受ける受け金具と該受け金具に被せられる被せ金具とからなり、前記受け金具は斜め上方に開口する受け部が長手方向に延設されると共に支柱の側壁に1本の取付ボルトで取付けられて、該取付ボルトを中心にして上下方向に回動可能となされ、前記被せ金具は斜め下方に開口する被せ部が長手方向に延設され、柵ビームの端部が前記受け金具の受け部で受けられると共に、その上に被せ金具の被せ部が被せられ、かつ前記柵ビームの端部と被せ金具とが固定ボルトで受け金具に固定されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る防護柵は、前記受け金具の受け部の両端部及び前記被せ金具の被せ部の両端部のいずれか一方に切欠部が形成されると共に、もう一方に前記切欠部に嵌め合わされる立上部が形成され、前記切欠部に立上部が係止されて、受け金具に対して被せ金具の長手方向の移動が規制されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る防護柵は、前記受け金具には、支柱の側壁より該支柱を貫通した取付ボルトの螺子部が挿入されるための取付孔が、縦板状の取付部に穿設されると共に、該取付部の内面側において、前記取付ボルトの螺子部がナットに螺入されて、受け金具が支柱の側壁に取付けられていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る防護柵は、前記受け金具に穿設された取付孔の周囲には、取付ボルトの螺子部がナットに螺入される際に、前記ナットの外周壁に係合して該ナットの回動を阻止する突起が形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る防護柵の改修方法は、支柱に横ビームが取付けられている既設の防護柵において、前記支柱の側面に、前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の防護柵に用いられた取付金具を介して柵ビームを後付けすることを特徴とするものである。
本発明に係る防護柵によれば、支柱の側壁に取付金具を介して柵ビームを支持し、前記取付金具は柵ビームの端部を受ける受け金具と該受け金具に被せられる被せ金具とからなり、前記受け金具は斜め上方に開口する受け部を長手方向に延設すると共に支柱の側壁に1本の取付ボルトで取付けて、該取付ボルトを中心にして上下方向に回動可能となし、前記被せ金具は斜め下方に開口する被せ部を長手方向に延設し、柵ビームの端部を前記受け金具の受け部で受けると共に、その上に被せ金具の被せ部を被せ、かつ前記柵ビームの端部と被せ金具とを固定ボルトで受け金具に固定しているため、受け金具を支柱に固定した状態で、柵ビームの端部を受け金具の受け部に仮置きすることができるので、作業者一人で柵の施工を実施することができるのに加えて、作業者は被せ金具及び柵ビームの固定作業を両手で行うことができるので、その作業効率も格段に向上される。
更に、柵ビームを受け金具の受け部に仮置きする際、受け部が受け金具の斜め上方に開口して設けられているので、柵ビームを受け金具に対して水平方向から載置することができるため、柵ビームを受け金具の受け部の上方まで持ち上げて上方より載置する必要が無く、労力も手間もかからず簡単に柵ビームを受け金具の受け部に仮置きすることができる。
また本発明に係る防護柵によれば、前記受け金具の受け部の両端部及び前記被せ金具の被せ部の両端部のいずれか一方に切欠部を形成すると共に、もう一方に前記切欠部に嵌め合わされる立上部を形成し、前記切欠部に立上部を係止して、受け金具に対して被せ金具の長手方向の移動を規制するようにしているため、受け金具の受け部に柵ビームを仮置きし被せ金具を被せて柵ビーム及び被せ金具を固定する際、被せ金具が長手方向にズレることがなく、効率よく防護柵の施工を行うことができる。
また本発明に係る防護柵によれば、前記受け金具には、支柱の側壁より該支柱を貫通した取付ボルトの螺子部が挿入されるための取付孔を、縦板状の取付部に穿設すると共に、該取付部の内面側において、前記取付ボルトの螺子部をナットに螺入して、受け金具を支柱の側壁に取付けているため、受け金具に被せ金具を被せて受け金具と被せ金具とを固定ボルトで固定した際、取付ボルトの螺子部及びナットが外方からは隠蔽された状態となり、外観を向上されることができる。
また本発明に係る防護柵によれば、前記受け金具に穿設された取付孔の周囲には、取付ボルトの螺子部がナットに螺入される際に、前記ナットの外周壁に係合して該ナットの回動を阻止する突起を形成しているため、支柱の側壁に受け金具を取付ける際、取付孔の周辺に形成した突起にナットの外周壁が係合して回動が阻止され、取付ボルトを締め込んでも、取付ボルトとナットが一緒に回動することがないため、施工効率を向上させることができる。
また本発明に係る防護柵の改修方法によれば、支柱の一方の側面に横ビームが取付けられている既設の防護柵を、柵ビームの取付けられた防護柵に容易に改修することができる。
本発明に係る防護柵の実施の一形態を示す、(a)は正面図、(b)は一部の平面図である。 図1に示す防護柵の要部拡大の、(a)は側面図、(b)は断面図である。 図1に示す防護柵を平坦地に設置する場合の、支柱に取付金具及び柵ビームを取付ける方法を示す説明図である。 図1に示す防護柵を傾斜地に設置する場合の、支柱に取付金具及び柵ビームを取付ける方法を示す説明図である。 図1に示す防護柵に用いられる受け金具の、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図である。 図1に示す防護柵に用いられる受け金具の、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図である。 本発明に係る防護柵の別の実施形態を示す、(a)は正面図、(b)は平面図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図において、1は支柱であり、その下部は地中に埋設され適宜間隔で複数本地表に立設される。この支柱1の正面側と背面側の適宜位置に金具取付用ボルト孔11が相対して同一水準で穿設されている。支柱1の頂部にはキャップ12が取付られ、見栄えを良くすると共に、雨水などが支柱1の内面に流入するのを防いでいる。支柱1は断面円形状等の適宜断面形状の金属管で作製され、その表面は塗装やメッキ等の処理が施されている。
2は柵ビームであり、複数の支柱1の側壁に取付金具である受け金具3と被せ金具4とを介して、上下2段に架設されて、柵ビーム2、2間には縦方向にパイプ21が掛け渡されて、所謂縦格子パネルTが形成されており、各パイプ21の上下端部は扁平状に潰されて、上側の柵ビーム2aの下部及び下側の柵ビーム2bの上部に形成された溝22に挿入され、前記扁平部23が横方向にピン固定されているため、平坦地に設置する場合も傾斜地に設置する場合も同一の縦格子パネルを用いて施工できるようになされている。そして、柵ビーム2の端部側面には相対して同一水準で柵ビーム取付孔24が穿設されている。また、縦格子パネルTの支柱1の反対側には、支持金具Kを介して、横ビームMが3段に取付けられている。なお、柵ビーム2、パイプ21、横ビームMも、一般的に従来から用いられている断面円形状等の適宜断面形状の金属管で作製され、その表面は塗装やメッキ等の処理が施されている。
取付金具は前記の如く、受け金具3と被せ金具4で構成されている。受け金具3は、縦板状の取付部31より斜め上方に開口する受け部32が両側に長手方向に延設され、支柱1の正面壁に1本の取付ボルトB1で取付けられて、該取付ボルトB1を中心にして上下方向に回動可能となされ、柵ビーム2側面が当接する受け部32の端部には、柵ビーム取付孔21に対応する位置に通孔33がそれぞれ穿設され、取付部31の中央部には受け金具取付孔34が穿設されている。
被せ金具4は、受け金具3に被せて柵ビーム2の端部を隠蔽・固定するものであって、斜め下方に開口する被せ部41が長手方向に両側に延設され、柵ビーム2側面が当接する被せ部41の端部には、柵ビーム取付孔24に対応する位置に通孔42がそれぞれ穿設されている。
受け金具3の受け部32は、柵ビーム2の断面外形形状に対応させるため、側面視斜め略45°に円筒を切断した半円筒形に形成されている。つまり、受け部32は斜め上方略45°に開口している。また被せ金具4の被せ部41は、柵ビーム2の断面外形形状に対応させるため、受け金具とは逆の側面視斜め略45°に円筒を切断した半円筒形に形成されている。つまり、被せ部41は斜め下方略45°に開口している。
また、受け金具3の受け部32の両端部には切欠部35が形成されると共に、被せ金具4の被せ部41の両端部には前記切欠部35に嵌め合わされる立上部43が形成され、前記切欠部35に立上部43が係止されて、受け金具3に対して被せ金具4の長手方向の移動が規制されるようになされている。なお、本形態においては、受け金具3に切欠部35が形成され、被せ金具4に立上部42が形成されているが、これを逆にして、受け金具3に立上部を形成し、被せ金具4に切欠部を形成してもよい。
さらに、受け金具3には、支柱1の側壁より該支柱1を貫通した取付ボルトB1の螺子部が挿入されるための受け金具取付孔34が、縦板状の取付部31に穿設されると共に、該取付部31の内面側において、前記取付ボルトB1の螺子部が金具取付ナットN1に螺入されて、受け金具3が支柱1の側壁に取付けられており、受け金具3に穿設された取付孔31の周囲には、取付ボルトB1の螺子部が金具取付ナットN1に螺入される際に、前記金具取付ナットN1の外周壁に係合して該金具取付ナットN1の回動を阻止する突起36が4個形成されている。この突起36により、支柱1に受け金具3を取付けるために取付ボルトB1を螺入する際、金具取付ナットN1が取付ボルトB1と一緒に回動することがなく、受け金具3を効率的に取付けることができる。
次に、柵ビーム2を支柱1に取付ける方法について説明する。
図3(a)、図4(a)に示す通り、まず、支柱1を貫通して穿設された金具取付用ボルト孔11から取付ボルトB1を挿通し、支柱1の正面壁に当接させた受け金具3の取付部31の中央部に穿設した受け金具取付孔34に取付ボルトB1を挿通して、ワッシャWと金具取付ナットN1とで螺着し、受け金具3を支柱1の正面壁に締結する。
続いて図3(b)、図4(b)に示す通り、受け金具3の取付部31の両側に延設した受け部32に柵ビーム2(2a)を水平方向から載置して、柵ビーム2の仮置きが完了する。この時、上記の如く、受け金具3の受け部32を、柵ビーム2の断面外形形状に対応するように、側面視斜め略45°に円筒を切断した半円筒形に形成しているので、受け部32に載置した柵ビーム2が転がり落ちるのを防ぐことができる。
そして、被せ金具4の被せ部41を上方又は水平方向から柵ビーム2に被せて、被せ金具4の被せ部41の端部に穿設された通孔42と柵ビーム取付孔24と受け金具3の受け部32の端部に穿設された通孔33を水平方向に貫通するように、柵ビーム固定ボルトB2を挿通してワッシャWと柵ビーム固定ナットN2とを螺着し、柵ビーム2は受け金具3及び被せ金具4を介して支柱1に取付けられる。そして柵ビーム2の端部は、受け金具3と被せ金具4とで囲繞された状態で固定される。
なお、本形態に示す受け金具3の支柱1への取付けにおいて、支柱1の背面側から取付ボルトB1を金具取付用ボルト孔11に挿通し、受け金具3Bを支柱1に締結しているが、支柱1の正面側から取付ボルトB1を金具取付用ボルト孔11に挿通し、受け金具3Bを支柱1に締結するようにしてもよい。この場合には、取付ボルトB1の頭が、被せ金具4の縦壁部41によって隠蔽される。
かような柵のビーム取付構造としているので、上述の如く、受け金具3を支柱1に固定した状態で、柵ビーム2を受け部32に仮置きすることができ、作業者一人で柵の施工を実施することができるのに加えて、作業者は被せ金具4及び柵ビーム2の固定作業を両手で行うことができるので、その作業効率も格段に向上され、また、柵ビーム2を受け金具3の受け部32に仮置きする際、柵ビーム2を受け金具3に対して水平方向から載置することができ、重量のある縦格子パネルTを受け金具3の受け部32の上方まで持ち上げて載置する必要が無く、労力も手間もかからず簡単に柵ビーム2を受け金具3の受け部32に仮置きすることができる。更に、取付ボルトB1と柵ビーム固定ボルトB2とを水平方向に同じ向きに取付け固定できるので、取付け作業を効率良く実施することができるのに加えて、取付ボルトB1の一端が隠蔽されるので、例えば歩道と車道間に柵を設置した場合、歩道利用者が取付ボルトB1の突起に当たってケガをするのを防止することができ、また外観の向上を図ることができ好ましい。
なお、本発明に係る防護柵は、既設の防護柵を改修することによって構築してもよい。すなわち、支柱1の一方の側面に、該支柱1を貫通する横ビーム取付用ボルトB3により横ビームMが3段に取付けられている既設の防護柵に対して、前記横ビームMが取付けられている支柱1の側面と反対側の側面に、前記取付金具である受け金具3と被せ金具4とを介して前記柵ビームMを後付けして、図1に示されるような本発明に係る防護柵を構築することができる。
この場合、既設の防護柵に取付けられた横ビームMは車両を路外に逸脱しないようにするものであり、図1に示される柵ビーム2は、これに加えて、主として車両以外の人、物が路外にはみ出さないようにするものであるので、前記柵ビーム2の高さは支柱1のほぼ全長をおおうような高さにするのが好ましい。既設の支柱1の高さが低い場合は、もちろん高さの高い支柱1に取り替えても良い。
なお、横ビームMが相対向した支柱1間に取付けられている所謂センタービーム式防護柵においては、前記柵ビーム2は支柱1の正面側に取付けても良いし、背面側に取付けても良いことは言うまでもない。
そして、本形態においては、取付ボルトB1と横ビーム取付ボルトB3とは別体となされているが、既設の防護柵の支柱1の高さと後付けする柵ビーム2の高さとによっては、柵ビーム2を支柱1に支持する取付ボルトB1と横ビームMを支柱1に取付ける横ビーム取付ボルトB3とを1本で共用してもよい。
本発明に係る防護柵によれば、支柱の側壁に取付金具を介して柵ビームを支持し、前記取付金具は柵ビームの端部を受ける受け金具と該受け金具に被せられる被せ金具とからなり、前記受け金具は斜め上方に開口する受け部を長手方向に延設すると共に支柱の側壁に1本の取付ボルトで取付けて、該取付ボルトを中心にして上下方向に回動可能となし、前記被せ金具は斜め下方に開口する被せ部を長手方向に延設し、柵ビームの端部を前記受け金具の受け部で受けると共に、その上に被せ金具の被せ部を被せ、かつ前記柵ビームの端部と被せ金具とを固定ボルトで受け金具に固定しているため、受け金具を支柱に固定した状態で、柵ビームの端部を受け金具の受け部に仮置きすることができるので、作業者一人で柵の施工を実施することができるのに加えて、作業者は被せ金具及び柵ビームの固定作業を両手で行うことができ、その作業効率も格段に向上される防護柵として、好適に利用することができる。
1 支柱
11 金具取付用ボルト孔
12 キャップ
2 柵ビーム
21 パイプ
22 溝
23 扁平部
24 柵ビーム取付孔
3 受け金具
31 取付部
32 受け部
33 通孔
34 受け金具取付孔
35 切欠部
36 突起
4 被せ金具
41 被せ部
42 通孔
43 立上部
T 縦格子パネル
B1 取付ボルト
B2 柵ビーム固定ボルト
B3 横ビーム取付用ボルト

Claims (5)

  1. 支柱の側壁に取付金具を介して柵ビームが支持され、前記取付金具は柵ビームの端部を受ける受け金具と該受け金具に被せられる被せ金具とからなり、前記受け金具は斜め上方に開口する受け部が長手方向に延設されると共に支柱の側壁に1本の取付ボルトで取付けられて、該取付ボルトを中心にして上下方向に回動可能となされ、前記被せ金具は斜め下方に開口する被せ部が長手方向に延設され、柵ビームの端部が前記受け金具の受け部で受けられると共に、その上に被せ金具の被せ部が被せられ、かつ前記柵ビームの端部と被せ金具とが固定ボルトで受け金具に固定されていることを特徴とする防護柵。
  2. 前記受け金具の受け部の両端部及び前記被せ金具の被せ部の両端部のいずれか一方に切欠部が形成されると共に、もう一方に前記切欠部に嵌め合わされる立上部が形成され、前記切欠部に立上部が係止されて、受け金具に対して被せ金具の長手方向の移動が規制されていることを特徴とする請求項1に記載の防護柵。
  3. 前記受け金具には、支柱の側壁より該支柱を貫通した取付ボルトの螺子部が挿入されるための取付孔が、縦板状の取付部に穿設されると共に、該取付部の内面側において、前記取付ボルトの螺子部がナットに螺入されて、受け金具が支柱の側壁に取付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の防護柵。
  4. 前記受け金具に穿設された取付孔の周囲には、取付ボルトの螺子部がナットに螺入される際に、前記ナットの外周壁に係合して該ナットの回動を阻止する突起が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の防護柵。
  5. 支柱に横ビームが取付けられている既設の防護柵において、前記支柱の側面に、前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の防護柵に用いられた取付金具を介して柵ビームを後付けすることを特徴とする防護柵の改修方法。
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