JPH0332571Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0332571Y2
JPH0332571Y2 JP1985010453U JP1045385U JPH0332571Y2 JP H0332571 Y2 JPH0332571 Y2 JP H0332571Y2 JP 1985010453 U JP1985010453 U JP 1985010453U JP 1045385 U JP1045385 U JP 1045385U JP H0332571 Y2 JPH0332571 Y2 JP H0332571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
snow protection
column
snow
protection board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985010453U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61130623U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985010453U priority Critical patent/JPH0332571Y2/ja
Publication of JPS61130623U publication Critical patent/JPS61130623U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0332571Y2 publication Critical patent/JPH0332571Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、道路、鉄道等に対して用いられる防
雪柵、特に、複数の防雪板を簾状に多段連結し、
支柱に沿つて折り畳み及び展開できるようにした
防雪柵に関する。
「従来の技術」 従来この種の防雪柵は、不使用時には、支柱を
立てたままその上端部において、全防雪板を折り
畳んでおくようになつていた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし、これでは、防雪板が不使用時にも視野
の妨げになるばかりでなく、景観を害し、また保
守も面倒であるという問題点があつた。
そこで、不使用時には支柱を折り畳むと共に、
防雪板を支柱から外して支柱の下部に重ねて支持
しておくことが考えられる。
しかし、これによると、不使用時には、防雪板
を支柱から外して支柱の下部に再び支持する作
業、使用時には防雪板を支柱の下部から外して立
てた支柱の所定の位置に再び取り付ける作業が必
要となる。しかも、全防雪板を、不使用時におい
て支柱の下部に支持しておくに当たり、その支持
のための専用の支持金具が別に必要となる。
本考案の目的は、不使用時における防雪板の収
納作業、その収納状態から使用するための展開作
業を容易に行えると共に、不使用時において全防
雪板を支持するための専用の支持金具が不要な防
雪柵を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案による防雪柵では、支柱2を上部支柱2
aとこれより短い下部支柱2bとに分離して、上
部支柱2aを下部支柱2bの上端に起伏可能に枢
着する。上部支柱2a及び下部支柱2bの側面に
は、各防雪板9の両端に軸支されたローラ12を
案内する案内溝を設け、上部支柱2aを下部支柱
2b上に垂直に起立させたとき、上部支柱2aの
案内溝と下部支柱2bの案内溝とが一直線上に連
続するようにする。防雪板9相互は、折り畳める
ようにリンク10で順次連結し、また全防雪板9
を昇降するためのワイヤ巻き上げ機構を支柱2に
装着する。下部支柱2aには、折り畳まれた全防
雪板9の最上段のローラ12の上動を規制するボ
ルト及び最下段のローラ12の下動を規制するボ
ルト25を貫通させる上下の孔を設けておく。
「作用」 従つて、本考案の防雪柵によれば、不使用時に
は、ワイヤを操作して全防雪板を支柱の案内溝に
沿つてそのまま下部支柱まで下降させて折り畳
み、下部支柱の上下の孔に貫通させた上下のボル
トで防雪板の上動及び下動を規制すると共に、上
部支柱を伏倒させて防雪板と平行にすることによ
り、地面近くで収納状態にすることができる。
また、使用時には、上部支柱を下部支柱上に起
立させ、上下のボルトを外してからワイヤを操作
して防雪柵を案内溝に沿つてそのまま上昇させた
後、ワイヤを操作して全防雪板を展開状態にする
ことができる。
「実施例」 以下に本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
本防雪柵は、第1,2図に示すように、ベース
コンクリートブロツク1を地面に所定の間隔をお
いて埋設し、各ベースコンクリートブロツク1上
に、上部支柱2aと下部支柱2bとで連結構成さ
れた支柱2を垂直に立設、つまり下部支柱2bの
下端のベースプレート3をベースコンクリートブ
ロツク1上に定着している。下部支柱2bの長さ
は上部支柱2aに比べてはるかに短く、上部支柱
2aの下端は、第3図に示すように、蝶番4によ
つて下部支柱2bの上端に回動自在に枢着され、
上部支柱2aは下部支柱2bに対し横倒させるこ
とができる。上部支柱2aの下端と下部支柱2b
の上端とには、それぞれ接合板5,6が固着さ
れ、これら接合板5,6をボルト、ナツトによつ
て緊締接合することにより、上部支柱2aは下部
支柱2b上に垂直に起立固定される。
上部及び下部両支柱2a,2bはいずれもH型
鋼製で、それぞれその前側に鋼管製補助支柱7
a,7bをリブ8を介して付設している。
隣り合う支柱2間に、次のような所定複数枚
(本例では4枚)の波型鋼製の防雪板9が上下摺
動するように装架されている。
すなわち、4枚の防雪板9は、第4,5図に示
すようにその左右両端部において互いの下端部と
上端部とを、リンク10を介して順次連結され、
また各防雪板9の中間部にはロツド11が固着さ
れ、このロツド11の左右両端部を、H型鋼であ
る支柱2の側面の案内溝摺動自在に嵌合されたロ
ーラ12に回転自在に軸支してある。
リンク10の上下両端部は、防雪板9に、全体
として平行リンク機構を構成するようにピン13
によつて接合され、防雪板9は4枚を1組として
同時に傾動させることができる。
防雪板9は、次のようにワイヤによる巻き上げ
機構によつて2組ずつ同時に上下動される。
すなわち、巻き上げ機構は、支柱2に1本おき
に装備され、下部支柱2bに突設されたブラケツ
ト14にリール15を軸支する一方、上部支柱2
aの上端に固着された軸受枠16に、第5,6図
に示すように、3対のプーリ17a,17b、1
8a,18b、19a,19bを軸支している。
そして、リール15に巻回される2本のワイヤ2
0a,20bを、それぞれプーリ17a,17
b、18a,18bによつて案内し、当該支柱2
に案内される左右2組の最下段のローラ12を吊
持するとともに、さらにプーリ19a,19bに
よつて案内して左右外方へ延ばし、左右2組の別
のローラ12を同様に吊持してある。従つて、ハ
ンドル21を回してリール15を回転させ、これ
にワイヤ20a,20bを巻き取ると、左右2組
の防雪板9は、最上段のローラ12が後述のよう
に上部支柱2aにボルト24によつて固定されて
いるため、順次下側のものより上昇して折り畳ま
れ、またワイヤ20a,20bを繰り出すと、下
降して展開する。
隣り合う支柱1の上端間は棒状の胴縁材22に
よつて着脱可能に連結されている。
本防雪柵は使用するにあたつては、防雪板9を
展開し、その傾きを任意に設定しておく。
この場合、最上段のローラ12と最下段のロー
ラ12とを、その上下両側において上部支柱12
aの孔に貫通させたボルト24によつて上下摺動
を規制しておく。
使用しない場合には、ワイヤ20a,20bを
緩めあるいはローラ12から外し、4枚の防雪柵
9を下部支柱2bまで降ろして折り畳んだ後、胴
縁材22を外すとともに、上部及び下部支柱2
a,2bの接合板5,6の接合を外し、上部支柱
2aを第7図に示すように横倒し、その先端(軸
受枠16)を隣りの支柱1の下部支柱2bの上端
に着脱自在に取り付けた受板23に支持してお
く。
この場合は、最上段のローラ12の上動と最下
段のローラ12の下動とを下部支柱2bの孔に貫
通させたボルト25によつて規制しておく。
「考案の効果」 以上述べた通り本考案によれば、防雪板を下部
支柱まで降ろして折り畳み、上部支柱を横倒させ
ることができるため、従来のように不使用時にも
防雪板が支柱の上端部にあつて視野の妨げになる
ことはない。
また、本考案の防雪柵によると、不使用時に
は、ワイヤを操作して全防雪板を支柱の案内溝に
沿つてそのまま下部支柱まで下降させて折り畳
み、下部支柱の上下の孔に貫通させた上下のボル
トで防雪板の上動及び下動を規制すると共に、上
部支柱を伏倒させて防雪板と平行にすることによ
り、地面近くで収納状態にすることができる。一
方、使用時には、上部支柱を下部支柱上に起立さ
せ、上下のボルトを外してからワイヤを操作して
防雪柵を案内溝に沿つてそのまま上昇させた後、
ワイヤを操作して全防雪板を展開状態にすること
ができる。
従つて、使用する際の展開状態から不使用とす
る収納状態、又はその逆の状態への切り換えを、
防雪板を支柱から取り付け・取り外すことなく簡
単に行え、しかも不使用収納状態において、全防
雪柵を支持するための専用の支持金具が不要であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は全体の
斜視図、第2図は側面図、第3図は上部支柱と下
部支柱の関係を示す拡大斜視図、第4図は支柱と
防雪板の関係を示す拡大斜視図、第5,6図は防
雪板の連結構成及び巻き上げ機構の一部省略側面
図と後面図、第7図は不使用収納状態を示す後面
図である。 1……ベースコンクリートブロツク、2……支
柱、2a,2b……上部支柱及び下部支柱、3…
…ベースプレート、4……蝶番、5,6……接合
板、7a,7b……補助支柱、8……リブ、9…
…防雪板、10……リンク、11……ロツド、1
2……ローラ、13……ピン、14……ブラケツ
ト、15……リンク、16……軸受枠、17a,
17b,18a,18b,19a,19b……プ
ーリ、20a,20b……ワイヤ、21……ハン
ドル、22……胴縁材、23……受板、24,2
5……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱2を上部支柱2aとこれより短い下部支柱
    2bとに分離して、上部支柱2aを下部支柱2b
    の上端に起伏可能に枢着し、上部支柱2a及び下
    部支柱2bの側面には、各防雪板9の両端に軸支
    されたローラ12を案内する案内溝を設け、上部
    支柱2aを下部支柱2b上に垂直に起立させたと
    き、上部支柱2aの案内溝と下部支柱2bの案内
    溝とが一直線上に連続する構成とし、防雪板9相
    互は、折り畳めるようにリンク10で順次連結
    し、また全防雪板9を昇降するためのワイヤ巻き
    上げ機構を支柱2に装着し、さらに下部支柱2a
    には、折り畳まれた全防雪板9の最上段のローラ
    12の上動を規制するボルト及び最下段のローラ
    12の下動を規制するボルト25を貫通させる上
    下の孔を設けたことを特徴とする防雪柵。
JP1985010453U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH0332571Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985010453U JPH0332571Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985010453U JPH0332571Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61130623U JPS61130623U (ja) 1986-08-15
JPH0332571Y2 true JPH0332571Y2 (ja) 1991-07-10

Family

ID=30491653

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985010453U Expired JPH0332571Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0332571Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061610Y2 (ja) * 1987-09-11 1994-01-12 弘康 中山 防風雪フェンス、シェルターなどの支柱
JPH0641682B2 (ja) * 1989-02-23 1994-06-01 日本機械工業株式会社 折りたたみ展開式防雪柵

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438113U (ja) * 1977-08-22 1979-03-13
JPS5917931U (ja) * 1982-07-08 1984-02-03 凸版印刷株式会社 積層フイルム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173715U (ja) * 1983-05-02 1984-11-20 村上 英穂 防雪板部を上部に折り畳むことができる吹払防雪柵
JPS6062524U (ja) * 1983-10-05 1985-05-01 理研興業株式会社 防雪柵

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438113U (ja) * 1977-08-22 1979-03-13
JPS5917931U (ja) * 1982-07-08 1984-02-03 凸版印刷株式会社 積層フイルム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61130623U (ja) 1986-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6161359A (en) Shoring
US4980999A (en) System for raising a roof
US20080236055A1 (en) Foldable habitation
EP1975329A1 (en) Foldable habitation
JPH0332571Y2 (ja)
NZ227858A (en) Tent-like enclosure with specific openable end assembly
CN108092214B (zh) 一种固定于土建平台上可翻转的堆顶电缆桥架
JP4245345B2 (ja) 支保工
JP3585460B2 (ja) 日除け用建物
CN216893388U (zh) 一种房屋建筑施工临时通行跳架
CN221298221U (en) Portable folding various steel canopy
KR950005905Y1 (ko) 간이건축물의 지붕지지용 구조물
JPH0455061Y2 (ja)
CN214697648U (zh) 一种土木工程用增高架
JP3127235B2 (ja) 忍び返し付き防風・防雪柵及びその折畳・架設方法
JP3978629B2 (ja) オーニング装置
JPH0691561A (ja) 折り畳み移動作業台
JP3498118B2 (ja) 仮設屋根
JPH0743366Y2 (ja) 移動式安全ネット架設装置
CN115182563A (zh) 一种便于姿态调节的建筑脚手架
JP2820607B2 (ja) 上吊り式カーポート
JP3055878B2 (ja) 曲面屋根用の移動式足場
JPH0319524Y2 (ja)
JPH0727296Y2 (ja) 屋根部を具備した仮設足場
JPH07286436A (ja) 吊り足場の屋根付きステージ