JPH0455061Y2 - - Google Patents

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JPH0455061Y2
JPH0455061Y2 JP1658987U JP1658987U JPH0455061Y2 JP H0455061 Y2 JPH0455061 Y2 JP H0455061Y2 JP 1658987 U JP1658987 U JP 1658987U JP 1658987 U JP1658987 U JP 1658987U JP H0455061 Y2 JPH0455061 Y2 JP H0455061Y2
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JP1658987U
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  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、複数枚の防雪板を風向に対して傾
斜させると共に上下方向に並列して設けられてい
る防雪柵に関するものである。
[従来の技術] この種の従来の防雪柵は、通常複数枚の防雪板
を上下方向に並べ、その両端を主柱に取り付けて
構成されており、各防雪板はそれぞれ一定角度に
傾斜して設けられている。
このように構成される従来の防雪板にあつて
は、道路上の通行人又は通行車からは、防雪板に
よつて視界が妨げられ、従つて、夏季等の不用期
間は、各防雪板を水平にして、すかして前方が見
えるようにしたり、あるいは、各防雪板を取り外
し、又は、移動させて、主柱の上部又は下部に収
納するなどの対策がとられている。
しかし、このような状態では、主柱はそのまま
の状態で残つてしまつている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来は、上記のように、夏季等不用期間には、
防雪板が水平にされるか、又は、上方若しくは下
方に収納されて視界の妨げを排除しているが、主
柱は残存しているので、道路進行方向に対する視
界の妨げとなる。これらの対策として、従来は、
防雪板の収納後に、主柱を人力により折りたたむ
方法がとられていたが、その場合でも、ある程度
の高さの主柱部分は残存し、視界の妨げは残る。
このように従来の防雪柵においては、不用期間
に際して、防雪板の取り除きや主柱の折りたたみ
等多大の労力を必要とすると共に、それでもな
お、主柱による視界防害が残るという問題点を有
していた。
この考案は、上記の問題点を解決するためにな
されたもので、防雪板の収納や主柱の折りたたみ
を必要とせず、従つて、大きな労力も必要とせず
防雪柵全体が容易に設置、収納が可能であり、し
かも、不用期間には視界も良好である防雪柵を得
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る防雪柵は、主柱間に、複数枚の
防雪板を傾斜可能に上下方向に配列してなる防雪
柵において、上記防雪板を支持する主柱が、それ
ぞれ端部で枢着された、複数個の板取付金具また
は主柱構成材であるリンクと、これらのリンクに
軸により回転自在に連結され、かつそれぞれ端部
で枢着された、板取付金具または主柱構成材であ
るリンクとから構成されたパンタグラフ形リンク
機構からなり、このパンタグラフ形リンク機構の
端部に、その端部のリンクの間の間隔を変更でき
る間隔変更手段を設けたものである。
[作用] この考案の防雪柵は、防雪板を支持する主柱が
パンタグラフ形リンク機構からなり、このパンタ
グラフ形リンク機構の端部に、その端部のリンク
の自由端の間の間隔を変更できる間隔変更手段を
設けたので、両者の間の間隔を狭くすればするほ
ど、防雪板の高さを高く、防雪板の傾斜を急にす
ることができ、また、両者の間の間隔を広くすれ
ばするほど上記と逆になるとともに、最後には、
パンタグラフ形リンク機構はその端部に折り畳ま
れ、防雪板は重ねられることとなる。
[実施例] 以下、この考案をその一実施例を示す図に基づ
いて説明する。
第1図及び第2図において、符号20は両側に
主柱を有する防雪柵である。1は、主柱間に傾斜
可能に上下方向に配列された防雪板、2は防雪板
1の両端がそれぞれ取り付けられている板取付金
具であるリンク、3は板取付金具であるリンク2
と中央において軸4で回動可能に連結されている
主柱構成材であるリンク、5はそれぞれ隣接する
板取付金具2と主柱構成材3の端部を枢着するた
めの連結軸であつて、これらによつて主柱は、図
に示されるように、パンタグラフ形リンク機構に
構成される。
次に最下端の板取付金具であるリンク2aの下
端は、この防雪板1が取り付けられるベース板6
に固定の主柱支持部7に回動可能に取り付けられ
ており、また、主柱構成材であるリンク3aの下
端は、ベース板6に設置のガイド8に沿つて移動
できるように、例えば、溝状に構成されているガ
イド8内を転動するように構成されているローラ
を取り付けることによつて移動可能に構成されて
いる。なお、9はこの移動するリンク3aの下端
を所望位置に定置固定するための公知の主柱固定
金具である。
また、10はリンクすなわち板取付金具2と主
柱構成材3とのなす角度を変える、すなわち、防
雪柵1の高さを変え、防雪板1すなわち板取付金
具2の傾斜を変えるための伸縮装置であり、伸縮
装置10はベース板6に取り付け固定されると共
に、そのピストン10aの先端はリンク2aに取
り付けられている軸4aに回動可能に取り付けら
れている。
この考案に係る防雪柵20の一実施例は、上記
のように構成されているので、防雪柵20を高
く、又は、防雪板1の傾斜を急にしたい場合に
は、伸縮装置10を作動させてピストン10aを
伸ばし、リンク2aを立てると、それによつてリ
ンク3aも立ち、従つて、防雪柵2aは高く、板
取付金具2すなわち防雪板1は急傾斜となる。
また、防雪柵20を低く、防雪板1の傾斜を緩
くするためには、上記と逆にすればよい。
更に、不用期間における収納に際しては、上記
防雪柵20を低くする場合と同様に、ピストン1
0aを引いて、リンク2aを一ぱいに倒せば、各
リンクすなわち各板取付金具2及び主柱構成材3
はそれぞれ倒れて重なり、第3図に示すようにな
る。
なお、上記実施例は、そのベース板6を地上に
設けたが、第4図及び5図に示すように、基礎部
を、地中に設けた収納空間11内に設置すると、
収納時において、防雪柵20全体を収納空間11
内に収納することができると共に、収納空間11
に蓋12を設けて、安全性、環境の向上に資する
こともできる。
また、上記実施例では、リンク2aを動かして
リンク2aの端部とリンク3aの端部の間の間隔
を変更するための間隔変更手段として、伸縮装置
10を用い、そのピストン10aを軸4に作用さ
せたが、これに限らず、この伸縮装置は、手動、
機動のいずれでもよく、また、ねじ、歯車等公知
のいかなる伸縮装置でもよく、更にまた、その作
用点も軸4に限らず、いかなるリンク2aの部位
でもよい。また、このような伸縮装置をガイド内
に設けるようにしてもよい。
更に、一方のリンク2aの端部を固定したが、
間隔変更手段としては、その端部を固定すること
なく、両リンク2a,3aの端部を相互に接近又
は離隔するように構成してもよく、また、その接
近、離隔させる位置を下端又は上端だけでなく、
中間部において行なつてもよい。
[考案の効果] 上記のように、この考案によれば、主柱をパン
タグラフ形リンク機構によつて構成し、その一方
のリンクに防雪板を設け、上端又は下端の2本の
リンクの内の一方のリンクの端部を他方のリンク
の端部に対して相対的に可動に構成しているの
で、防雪柵の高さ及び防雪板の傾斜角度は自由に
変えることができると共に必要に応じて板取付金
具、主柱構成材の追加組付け又は取外しにより防
雪板の枚数及び柵高を自由に変更設定することが
でき、更に、設置及び収納に当たつては、きわめ
て容易で労力を必要とせず、防雪板及び主柱を同
時に収納、設置することができ、しかも、重なる
状態で収納し得るので視界もきわめて良い防雪柵
が得られる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の側面図、第2図
は第1図の正面図、第3図は第1図の収納時の状
態の側面図、第4図は第1図の実施例を地中の収
納空間部に設置した状態の側面図、第5図は第4
図の収納時の状態の側面図である。 1……防雪板、2……リンク(板取付金具)、
3……リンク(主柱構成材)、4……軸、5……
連結軸、7……主柱支持部、8……ガイド、10
……伸縮装置、20……防雪柵。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 主柱間に、複数枚の防雪板を傾斜可能に上下
    方向に配列してなる防雪柵において、上記防雪
    板を支持する主柱が、それぞれ端部で枢着され
    た、複数個の板取付金具または主柱構成材であ
    るリンクと、これらのリンクに軸により回転自
    在に連結され、かつそれぞれ端部で枢着され
    た、板取付金具または主柱構成材であるリンク
    とから構成されたパンタグラフ形リンク機構か
    らなり、このパンタグラフ形リンク機構の端部
    に、その端部のリンクの間の間隔を変更する間
    隔変更手段を設けたことを特徴とする防雪柵。 (2) 上記間隔変更手段が、一方のリンクの端部を
    回動可能に支持する支持手段と、他方のリンク
    の端部を水平なガイドに沿つて移動可能に支持
    する支持手段と、前記一方のリンクを回動させ
    る伸縮装置とからなることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の防雪柵。
JP1658987U 1987-02-09 1987-02-09 Expired JPH0455061Y2 (ja)

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JP1658987U JPH0455061Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

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JP1658987U JPH0455061Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

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JPS63126410U JPS63126410U (ja) 1988-08-18
JPH0455061Y2 true JPH0455061Y2 (ja) 1992-12-24

Family

ID=30808586

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JP1658987U Expired JPH0455061Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

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JP2007247250A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Akira Ishikawa 津波防波装置
CN113863524A (zh) * 2021-10-25 2021-12-31 中科深兰(福建)环境科技有限责任公司 一种噪声处理用可调节的双层隔离板及其使用方法

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JPS63126410U (ja) 1988-08-18

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