JP4021989B2 - 開閉柵 - Google Patents

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喜敏 安藤
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は工事用仮設踏切遮断機、各種工事現場のゲート、駐車場への開閉ゲート、電車のプラットホームの保護柵、公園やマンションの車両侵入防止柵等の各種車両や人の侵入を阻止する柵に適用可能な開閉柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
工事用仮設踏切遮断機は、一般の踏切遮断機と同様に遮断棹方式で、一方を支持した遮断棹を垂直から水平に揺動させることで踏切を遮断し、遮断棹を水平から垂直に揺動させることで踏切を開放する構造である。
【0003】
前記した遮断棹方式の遮断機にあっては、設置や撤去に多くの手数と時間を要する問題のほか、踏切の間口が数十メール(遮断棹の限界長は8m)にも及ぶ広い場合は片持ちの遮断棹が撓む問題や、上空に既設の障害物がある場合は設置できないといった不都合がある。
【0004】
また昇降可能な支柱の頂部間にチェーンを接続して構成される公園やマンションの車両侵入防止柵方にあっては、支柱を埋没可能な穴を掘ったり、コンクリートで固定する必要があり、その設置に手数がかかるだけでなく、柵を開閉する都度、各支柱の昇降操作を強いられるといった難点がある。特に柵の開閉を自由に行わせないために支柱の下部にカギがついている場合は、開閉操作がさらに面倒となる。
【0005】
本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところはつぎのような開閉柵を提供することにある。
▲1▼設置や撤去が容易な開閉柵。
▲2▼開閉操作が簡単な開閉柵。
▲3▼低コストの開閉柵。
▲4▼高速での開閉作動が可能な開閉柵。
▲5▼停電または故障時の対応性に優れた開閉柵。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、通路を遮断及び開放する開閉柵において、所定の間隔を隔てて起倒可能に配置した複数の支柱と、各支柱間に接続した遮断ロープと、全支柱を垂直に起立させ、かつ水平に寝かせる起倒手段とを具備し、一方の最外側の支柱に牽引および繰出し可能にロープを接続し、他方の最外側の支柱にロープを介して重錘を接続し、前記ロープの牽引により全支柱を鉛直に起立させ、重錘の自重により全支柱を水平に傾倒させるように構成したことを特徴とする、開閉柵である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の開閉柵において、各支柱の下部を、該支柱を収容可能な収容溝を形成した支持部材の溝底に起倒可能に枢支したことを特徴とする、開閉柵である。
請求項に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の開閉柵において、各支柱の中間部にリンクの両端をピンで連結したことを特徴とする、開閉柵である。
【0007】
【発明の実施の形態1】
以下図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0008】
〈イ〉開閉柵の構成
図1〜図4に開閉柵の一例を示す。
開閉柵は、所定の間隔を隔てて起倒可能に配置した複数の支柱1と、各支柱1間に接続した遮断ロープ2と、全支柱1を垂直に起立させたり、水平に寝かせる起倒手段とを具備する。以下、各部の詳細について説明する。
【0009】
〈ロ〉支柱
支柱1は遮断ロープ2を水平に張るための部材で、その下部が図2に示す如く支持部材3の溝底に支軸4により回転可能に枢支されている。
支持部材3は鋼材等で断面C字形に形成し、その全長に亘って上方を開放した収容溝5を有する。支持部材3は地盤6に埋設される。
収容溝5の開口幅は支柱1を収容して格納可能な寸法に設定してある。
支柱1の自由端には、各種素材のロープ材やチェーンなどの遮断ロープ2を接続3し得るようになっている。
【0010】
〈ハ〉起倒手段
図1において、支持部材3の左方端に駆動源付きのウインチ7が設置されている。ウインチ7から伸びるロープ8の途中が複数の滑車に係合すると共に、その端が左端の支柱1の上部に接続している。ウインチ7によるロープ8の巻取操作によって全支柱1群を垂直方向に牽引して起立できるようになっている。
【0011】
また右端の支柱1の上部に別途のロープ9の一端が接続していて、このロープ9の他端に重錘10が接続している。ロープ9の途中は複数の滑車に係合していて、重錘10の重量がロープ9を通じて右端の支柱1の上部に伝え、全支柱1群を水平に倒す方向の力として常時作用している。通常は、重錘10の重量により支柱が水平に倒れている。
以上の支柱1の起倒手段は一例であり、その他の公知の牽引手段を採用できることは勿論である。
【0012】
【作用】
つぎに開閉柵の作動について説明する。
【0013】
〈イ〉開放柵の組み立て
予め工場等で支柱1を組み付け、支持部材3を運搬可能な長さにしたものを現場へ搬入し、現場で支持部材3を溶接或いはボルト止めして所定の長さにする。
これを現場に設置する。そして各支柱1間に遮断ロープ2を接続したり、各ロープ8,9を最外側の支柱1,1にシャックルなどを介して夫々接続する。
本発明に係る開閉柵は片持式の棹を用いないので、柵の全長に制約を受けない。
【0014】
〈ロ〉開放時
図3,4は開閉柵の開放時を示すもので、このとき、ウインチ7は非作動状態にあり、右方の重錘10の重量によりすべての支柱1が水平に倒れ、車両や人の通行の邪魔にならないようにすべての支柱1及び遮断ロープ2が収容溝5に隠れる。
【0015】
〈ハ〉遮断時
ウインチ7を作動させてロープ8の巻取りを開始すると、この巻取力が遮断ロープ2及び右方のロープ9へ伝わり、重錘10を浮上させながら全支柱1が支軸4を中心として回転し、遮断ロープ2と共に収容溝5から露出する。さらにロープ8の巻取り続け、全支柱1を垂直に起立させる。
垂直に起立した各支柱1の自由端間に接続した遮断ロープ2が水平に張られ、車両や人の通行を阻止する。
【0016】
【発明の実施の形態2】
図1に示すように左方のロープ8の途中に動滑車を垂下し、動滑車に補助重錘11を設けると共に、右方のロープ9と右方の支柱1をシャックル等で切り離し可能に構成すると、右方のロープ9を右方の支柱1から切り離すことで、補助重錘11のみの重量で全支柱1を垂直に起こすことができる。
本例は、停電やウインチ7に何等の故障が発生したときに、ウインチ7によらず手動で開閉柵を遮断操作できる利点がある。
【0017】
【発明の実施の形態3】
図5,図6に支柱1の垂直状態を保持する実施の形態を示す。
本例は支柱1の下部を枢支する一対の支持ブラケット12,12と、この支持ブラケット12,12間に挿入する支柱1下部の連結板13の対向面の一部に相互に嵌合可能な凹部14,凸部15を夫々設けた場合を示す。
支柱1が水平に位置する場合は凹部14と凸部15が嵌合せず支柱1の自由な回動を許容し、支柱1が垂直に達したときにはじめ凹部14と凸部15が嵌合して支柱1の垂直状態を保持できるようになっている。
また凹部14と凸部15の形成数は特に制約を受けない。
【0018】
【発明の実施の形態4】
開口幅が広い場合は、各支柱1の中間部間に図示しないリンク板をピンで連結すると、各支柱1の起倒力をリンクを介して伝達し得るため、各支柱1の起倒操作を円滑かつ確実に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態5】
既述した実施の形態は支柱1を支持部材3に取り付けた場合について説明したが、支柱1を直接既存の据付面に取り付けるようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】
本発明は次の効果を得ることができる。
〈イ〉 現場での設置や撤去が容易である。
〈ロ〉 支柱を一斉に起傾操作するだけで、通行空間の遮断と開放を行え、開閉操作が簡単である。
〈ハ〉 構造や運動が簡単であるため、故障が少なくしかも低コストで済む。
〈ニ〉 一部の支柱に与えた起倒力が遮断ロープを介して全支柱に伝達できるので、通路の開放遮断操作を高速で行うことができる。
〈ホ〉停電または故障時にも、支柱の起倒を手動で操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る開閉柵の側面図
【図2】 図1におけるII−IIの断面図
【図3】 柵開放時における開閉柵の側面図
【図4】 図3におけるIV−IVの断面図
【図5】 本発明の実施の形態3に係る説明図で、支柱の枢支部の拡大図
【図6】 図5におけるIV−IVの断面図
【符号の説明】
1 支柱
2 遮断ロープ
3 支持部材
4 支軸
5 収容溝
6 地盤
7 ウインチ
8,9 ロープ
10 重錘
11 補助重錘
12,12 支持ブラケット
14 凹部
15 凸部

Claims (3)

  1. 通路を遮断及び開放する開閉柵において、
    所定の間隔を隔てて起倒可能に配置した複数の支柱と、
    各支柱間に接続した遮断ロープと、全支柱を垂直に起立させ、かつ水平に寝かせる起倒手段とを具備し、
    一方の最外側の支柱に牽引および繰出し可能にロープを接続し、
    他方の最外側の支柱にロープを介して重錘を接続し、
    前記ロープの牽引により全支柱を鉛直に起立させ、重錘の自重により全支柱を水平に傾倒させるように構成したことを特徴とする、
    開閉柵。
  2. 請求項1に記載の開閉柵において、各支柱の下部を、該支柱を収容可能な収容溝を形成した支持部材の溝底に起倒可能に枢支したことを特徴とする、開閉柵。
  3. 請求項1または請求項2に記載の開閉柵において、各支柱の中間部にリンクの両端をピンで連結したことを特徴とする、開閉柵。
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