JPS59177128A - 微小カプセルの製造法 - Google Patents
微小カプセルの製造法Info
- Publication number
- JPS59177128A JPS59177128A JP58051030A JP5103083A JPS59177128A JP S59177128 A JPS59177128 A JP S59177128A JP 58051030 A JP58051030 A JP 58051030A JP 5103083 A JP5103083 A JP 5103083A JP S59177128 A JPS59177128 A JP S59177128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- aqueous solution
- styrene
- maleic anhydride
- anhydride copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J13/00—Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
- B01J13/02—Making microcapsules or microballoons
- B01J13/06—Making microcapsules or microballoons by phase separation
- B01J13/14—Polymerisation; cross-linking
- B01J13/18—In situ polymerisation with all reactants being present in the same phase
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Color Printing (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は微小カプセルの製造法に関する。
微小カプセルはマイクロカプセルとも称され、不安定な
物質(反応性のもの、液状のもの、等)を安定に保有す
るのに適している。
物質(反応性のもの、液状のもの、等)を安定に保有す
るのに適している。
現在、微小カプセルの製造法で一般に知られている方法
としては、物理的な方法、コアセルベーション法、界面
重合法、インサイチュ重合法、等をその代表例として挙
げることができる。
としては、物理的な方法、コアセルベーション法、界面
重合法、インサイチュ重合法、等をその代表例として挙
げることができる。
物理的な方法は農薬等ある種の用途には適しているがカ
プセル膜が不完全なため、内容物の保有面からは極めて
不十分なものである。
プセル膜が不完全なため、内容物の保有面からは極めて
不十分なものである。
ゼラチンのような天然両性電解質とアニオン性高分子と
のコアセルベーション法は広<用いられており、ノーカ
ーホン紙用無色染料、接着剤、液晶、等の内容物を入れ
て使用されているが、カプセル壁膜の耐溶剤性が不十分
なために、溶剤に遭遇するような用途には不向きである
し、耐湿・耐水性も十分てない。
のコアセルベーション法は広<用いられており、ノーカ
ーホン紙用無色染料、接着剤、液晶、等の内容物を入れ
て使用されているが、カプセル壁膜の耐溶剤性が不十分
なために、溶剤に遭遇するような用途には不向きである
し、耐湿・耐水性も十分てない。
界面重合法は疎水性液体と水との界面に於て、ポリアミ
ド、エポキン樹脂、ポリウレタン、ポリ尿素、等を生成
させるものであり、膜材によっては内容物の保有性に優
れたものか可能であるか、この方法は酸クロライド、イ
ソシアナート、エポキシ化合物等、反応性の高い、又は
毒i生の強い物質を使用するので、工程」二の反応コン
トロール難かしく、その」ユ活性水素を有するものを内
容物にてきない、使用材料が価格的に高い、等欠点の多
いものである。
ド、エポキン樹脂、ポリウレタン、ポリ尿素、等を生成
させるものであり、膜材によっては内容物の保有性に優
れたものか可能であるか、この方法は酸クロライド、イ
ソシアナート、エポキシ化合物等、反応性の高い、又は
毒i生の強い物質を使用するので、工程」二の反応コン
トロール難かしく、その」ユ活性水素を有するものを内
容物にてきない、使用材料が価格的に高い、等欠点の多
いものである。
アミノプラスト(アミン樹脂)壁物質を利用するインサ
イチュ重合法も実用されており、特許もいくつか出願さ
れている(例えば、特公昭37−12880号、特公昭
38−12518号、特公昭47−1、 0 7 8
0号、特公昭47−23165号なと)。
イチュ重合法も実用されており、特許もいくつか出願さ
れている(例えば、特公昭37−12880号、特公昭
38−12518号、特公昭47−1、 0 7 8
0号、特公昭47−23165号なと)。
この方法は主として尿素−ホルマリン樹脂から成るカプ
セル膜が十分に緻密になりにくく、疎水性物質の乳化、
分散も満足にてきにくいという欠点かあり、この方法の
改良として、 特開昭51−9079号に記載されてい
るように、変性剤としてエチレン無水マレイン酸共重合
体、ポリアクリル酸、等を使用する方法か提案されてい
る。
セル膜が十分に緻密になりにくく、疎水性物質の乳化、
分散も満足にてきにくいという欠点かあり、この方法の
改良として、 特開昭51−9079号に記載されてい
るように、変性剤としてエチレン無水マレイン酸共重合
体、ポリアクリル酸、等を使用する方法か提案されてい
る。
これに対し、本発明はメラミン・ホルマリン樹脂を壁膜
材料とする微小カプセルの製造法に関するものであって
、従来アミノプラスト壁物質を利用するカプセル化には
尿素・ホルマリン樹脂が用いられ、メラミン・ホルマリ
ン樹脂はあまり使用されておらず、近年になって尿素・
ホルマリン樹脂の変性剤としての使用が発表されるよう
になった(特開昭52−66878号)。
材料とする微小カプセルの製造法に関するものであって
、従来アミノプラスト壁物質を利用するカプセル化には
尿素・ホルマリン樹脂が用いられ、メラミン・ホルマリ
ン樹脂はあまり使用されておらず、近年になって尿素・
ホルマリン樹脂の変性剤としての使用が発表されるよう
になった(特開昭52−66878号)。
メラミン・ホルマリン樹脂によるカプセル化に関しては
、上記の特公昭37−12880号、特公昭38−12
518号、なとに見られるが、具体的方法があまり詳細
に記載されておらず、一応記載に従ってカプセル化を行
なっても良いカプセルは得られない。かかる事情の中で
メラミン・ホルマリン樹脂によるカプセル化については
、本出願人が先に特願昭52−116249 号を出願
している。
、上記の特公昭37−12880号、特公昭38−12
518号、なとに見られるが、具体的方法があまり詳細
に記載されておらず、一応記載に従ってカプセル化を行
なっても良いカプセルは得られない。かかる事情の中で
メラミン・ホルマリン樹脂によるカプセル化については
、本出願人が先に特願昭52−116249 号を出願
している。
これにより膜の性質が良好な微小カプセルが得られる。
当該出願では無水マレイン酸共重合体、とりわけスチレ
ン無水マレイン酸共重合体の酸性水溶液に疎水性物質と
不連続なる微粒子となるように分散又は乳化させること
を提案している。それに対して本出願は使用するスチレ
ン無水マレイン酸共重合体についての最も好適な工業的
条件を提供するものである。
ン無水マレイン酸共重合体の酸性水溶液に疎水性物質と
不連続なる微粒子となるように分散又は乳化させること
を提案している。それに対して本出願は使用するスチレ
ン無水マレイン酸共重合体についての最も好適な工業的
条件を提供するものである。
すなわち、かかる微小カプセルの製造法で用いるスチレ
ン無水マレイン酸共重合体は、疎水性物質が流体の場合
乳化剤(固体の場合は分散剤)としての機能を果すが、
平均分子量10,000未満ては乳化安定性が劣り、加
温により未乳化物が生してしまう〒4寺奉幸場合がある
ので、比較的高分子量の方が好ましい。一方、乳化時用
いる乳化剤水溶液はpH6以下、濃度は例えば10%以
下にしたものか最も適正であるので、従来この乳化剤水
溶液を得るには、スチレンと無水マレイン酸゛とヲ共重
合後乾燥粉砕した固体(粉体)のスチレン−無水マレイ
ン酸共重合体(例、モンサンド社製、スフリプセラ)5
20;分子量約5 0,0 0 0を、水酸化すトリウ
ム水溶液中で数十度C以上でかきまぜなから加熱し、例
えば適正pH6以下、適正濃度10%以下にしていた。
ン無水マレイン酸共重合体は、疎水性物質が流体の場合
乳化剤(固体の場合は分散剤)としての機能を果すが、
平均分子量10,000未満ては乳化安定性が劣り、加
温により未乳化物が生してしまう〒4寺奉幸場合がある
ので、比較的高分子量の方が好ましい。一方、乳化時用
いる乳化剤水溶液はpH6以下、濃度は例えば10%以
下にしたものか最も適正であるので、従来この乳化剤水
溶液を得るには、スチレンと無水マレイン酸゛とヲ共重
合後乾燥粉砕した固体(粉体)のスチレン−無水マレイ
ン酸共重合体(例、モンサンド社製、スフリプセラ)5
20;分子量約5 0,0 0 0を、水酸化すトリウ
ム水溶液中で数十度C以上でかきまぜなから加熱し、例
えば適正pH6以下、適正濃度10%以下にしていた。
しかし、粉体が比較的高分子量であるため、数十度C以
上で加熱しても溶解には長大な時間を要するという欠点
かあった。
上で加熱しても溶解には長大な時間を要するという欠点
かあった。
これに対し、粉体を利用せず、スチレンと無水マレイン
酸とを共重合後ウェット状態で引き続いて水に溶かした
、あらかじめ乳化時の適正pH適正濃度にしたスチレン
−無水マレイン酸共重合体の酸性水溶液を使う方法もあ
る。この方法では、乳化剤水溶液調製に要する時間を短
縮する事ができる。しかし、共重合及び乳化剤水溶液製
造場所とその使用場所とか離れている場合にはその水溶
液の輸送並びに貯蔵コストが大になるという欠点があっ
た。
酸とを共重合後ウェット状態で引き続いて水に溶かした
、あらかじめ乳化時の適正pH適正濃度にしたスチレン
−無水マレイン酸共重合体の酸性水溶液を使う方法もあ
る。この方法では、乳化剤水溶液調製に要する時間を短
縮する事ができる。しかし、共重合及び乳化剤水溶液製
造場所とその使用場所とか離れている場合にはその水溶
液の輸送並びに貯蔵コストが大になるという欠点があっ
た。
そこで、できるだけ高濃度のスチL/ 7− 無水−7
レイン酸共重合体水溶液を調製し、輸送、貯蔵、使用(
使用時適宜希釈)することにより、輸送並びに貯蔵コス
トの増大を極力押えることか要望される。しかし、比較
的高重合度、例えば平均分子、fftio、000以」
―であって、しかも比較的高濃度、例えば濃度10重量
%以上の酸性水溶液では、水溶液の粘度が高すぎゲル化
してしまう場合もあり取り扱い(パイプ移送やハンドリ
ング)か極めて困難を来たす。ところがここでpH7以
上の中性ないしはアルカリ性にすると粘度は急激に下が
り、取扱いは容易となることを本発者等は見出したこと
により、本願発明が生れたのである。
レイン酸共重合体水溶液を調製し、輸送、貯蔵、使用(
使用時適宜希釈)することにより、輸送並びに貯蔵コス
トの増大を極力押えることか要望される。しかし、比較
的高重合度、例えば平均分子、fftio、000以」
―であって、しかも比較的高濃度、例えば濃度10重量
%以上の酸性水溶液では、水溶液の粘度が高すぎゲル化
してしまう場合もあり取り扱い(パイプ移送やハンドリ
ング)か極めて困難を来たす。ところがここでpH7以
上の中性ないしはアルカリ性にすると粘度は急激に下が
り、取扱いは容易となることを本発者等は見出したこと
により、本願発明が生れたのである。
即ち、本発明は粘度の低い中性ないしアルカリ性の高濃
度スチレン−無水マレイン酸水溶液を酸I生にpT−1
降下したものを乳化剤水溶液として使用するものである
。
度スチレン−無水マレイン酸水溶液を酸I生にpT−1
降下したものを乳化剤水溶液として使用するものである
。
本発明は平均分子量10,000以七であってかつpH
7以」二濃度10重量パーセント以」―、温度25゛C
における粘度が5,000センチポイズ以下であるスチ
レン−無水マレイン酸共重合体の水溶液を必要に応じて
希釈したのちそこへ極く限られた種類の特殊な酸を加え
る事により、pI−Iを6以下としたスチレン−無水マ
レイン酸共重合体の酸性水溶液を使用する事を特徴とす
る。つまり、pHI’!下に用いる酸が不適当であると
微小カプセルの製造に障害が生じることか見出された。
7以」二濃度10重量パーセント以」―、温度25゛C
における粘度が5,000センチポイズ以下であるスチ
レン−無水マレイン酸共重合体の水溶液を必要に応じて
希釈したのちそこへ極く限られた種類の特殊な酸を加え
る事により、pI−Iを6以下としたスチレン−無水マ
レイン酸共重合体の酸性水溶液を使用する事を特徴とす
る。つまり、pHI’!下に用いる酸が不適当であると
微小カプセルの製造に障害が生じることか見出された。
即ち、pH降下に用いる酸が無機酸例えば酸解離指数−
7を有する塩酸の場合は、pH7以上の乳化剤水溶液へ
酸添加時に高分子物質の白色沈澱を大量に生じ、しかも
この白色沈澱物は再溶解が困難であった。
7を有する塩酸の場合は、pH7以上の乳化剤水溶液へ
酸添加時に高分子物質の白色沈澱を大量に生じ、しかも
この白色沈澱物は再溶解が困難であった。
一方、有機酸を用いれはこのようなことは無かった。し
かし、酸解離指数4.7の酢酸を用いれはpH降下に大
量の酸を要し、しかもカプセル化反応時、メラミン−ホ
ルマリン初期縮合物の添加後微小カプセルが凝集を起こ
すという思わぬ障害にぶつかった。
かし、酸解離指数4.7の酢酸を用いれはpH降下に大
量の酸を要し、しかもカプセル化反応時、メラミン−ホ
ルマリン初期縮合物の添加後微小カプセルが凝集を起こ
すという思わぬ障害にぶつかった。
pH降下用の酸か有機酸でしかも4未満の酸解離指数を
有する強い有機酸、例えばシュウ酸、りエン酸、マレイ
ン酸、乳酸、ピルビン酸、酒石酸、マロン酸、フマール
酸、もしくは有機スルホン酸を用いると、酸添加量も比
較的少なくて済み、高濃度乳化剤水溶液への酸添j11
時の自沈は殆んと無いか、あったとしても直ぐに再溶解
するので(塩酸、硫酸、等の無機酸添加時の自沈は大量
でしかも溶解困邦”)、微小カプセルの製造に何ら支障
を来たさず、しかもカプセルか凝集を起こすこともない
。
有する強い有機酸、例えばシュウ酸、りエン酸、マレイ
ン酸、乳酸、ピルビン酸、酒石酸、マロン酸、フマール
酸、もしくは有機スルホン酸を用いると、酸添加量も比
較的少なくて済み、高濃度乳化剤水溶液への酸添j11
時の自沈は殆んと無いか、あったとしても直ぐに再溶解
するので(塩酸、硫酸、等の無機酸添加時の自沈は大量
でしかも溶解困邦”)、微小カプセルの製造に何ら支障
を来たさず、しかもカプセルか凝集を起こすこともない
。
有機酸の添加方法は、有機酸水溶液となし、高濃度乳化
剤水溶液とともに後のカプセル化反応温度のことも考え
である程度加温しておき、高濃度水溶液をかくはんしな
がら、それに有機酸水溶液を少しずつ添加すればよい。
剤水溶液とともに後のカプセル化反応温度のことも考え
である程度加温しておき、高濃度水溶液をかくはんしな
がら、それに有機酸水溶液を少しずつ添加すればよい。
このようにすれは、酸添加時の自沈も殆んど無く、あっ
たとしてもわずかでしかも容易に再び溶け、きわめて短
時間で適正濃度、適正pHのスチレン・無水マレイン酸
共重合体酸1生水溶液を得る事ができ引き続(カプセル
化も成功する。
たとしてもわずかでしかも容易に再び溶け、きわめて短
時間で適正濃度、適正pHのスチレン・無水マレイン酸
共重合体酸1生水溶液を得る事ができ引き続(カプセル
化も成功する。
pH降下、カプセル化を通して最適の酸はシュウ酸であ
った。
った。
以下、代表的実施例としてノーカーボン複写紙用の微小
カプセルの製造法について具体例を述べる。ここでは「
部」は重量部を表わす。
カプセルの製造法について具体例を述べる。ここでは「
部」は重量部を表わす。
実施例1゜
疎水性物質は、クリタルバイオレットラクトン(CVL
)5部をN −296(商品名、日本石油化学製オイル
)115部に加熱溶解したものを使用する。
)5部をN −296(商品名、日本石油化学製オイル
)115部に加熱溶解したものを使用する。
乳化剤には微アルカリ性の高濃度スチレン無水マレイン
酸共重合体水溶液マロンMS25(大同工業製、a度2
5%、 pH7,4)を用イタ。マo 7M32530
部に水50部加え、60°Cに加温してお(。シュウ酸
2水塩11部を水68.9部中に、60’Cで加温溶解
した酸水溶液を、さきに述べたマロンMS−25水溶液
にかくはんしながら、少しずつ加える。この時、自沈が
少し生ずるが加温かくはんにより、すぐ再溶解する。こ
うして得られた酸1生乳化剤水溶液の濃度は5%、 p
H4,4であり、前述の疎水性物質を本液で乳化する。
酸共重合体水溶液マロンMS25(大同工業製、a度2
5%、 pH7,4)を用イタ。マo 7M32530
部に水50部加え、60°Cに加温してお(。シュウ酸
2水塩11部を水68.9部中に、60’Cで加温溶解
した酸水溶液を、さきに述べたマロンMS−25水溶液
にかくはんしながら、少しずつ加える。この時、自沈が
少し生ずるが加温かくはんにより、すぐ再溶解する。こ
うして得られた酸1生乳化剤水溶液の濃度は5%、 p
H4,4であり、前述の疎水性物質を本液で乳化する。
メラミン7部と37%ホルマリン14部と水50部をT
)H9,0とし、60℃にて加熱溶解したものを上記酸
1生乳化液に加え液温を60℃に保持し、3時間かきま
ぜを行い、その後室温まで冷却してカプセル化を終えた
。微小カプセルの平均粒子径は5μ?πであった。
)H9,0とし、60℃にて加熱溶解したものを上記酸
1生乳化液に加え液温を60℃に保持し、3時間かきま
ぜを行い、その後室温まで冷却してカプセル化を終えた
。微小カプセルの平均粒子径は5μ?πであった。
比較例1゜
実施例1のシュウ酸水溶液の代わりに、021N−塩酸
70部を酸水溶液として用い、実施例1.同様マロンM
S−25水溶液に60℃で加えた。
70部を酸水溶液として用い、実施例1.同様マロンM
S−25水溶液に60℃で加えた。
酸添加時自沈が大量に生じこの自沈の溶解には60℃で
は困難を来たした。
は困難を来たした。
(本乳化剤水溶液のpHは44であった。)引き続くカ
プセル化は中止した。
プセル化は中止した。
実施例2゜
実施例1のシュウ酸水溶液の代わりに、氷酢酸28部を
水67.2部に溶かした酸水溶液を用いた。
水67.2部に溶かした酸水溶液を用いた。
本乳化剤水溶液のpHは4.4であり、他の操作は実施
例1と同じにしてカプセル化を行なったところ、微小カ
プセルの凝集が認められた。−次粒子径は平均5μmで
あった。
例1と同じにしてカプセル化を行なったところ、微小カ
プセルの凝集が認められた。−次粒子径は平均5μmで
あった。
微小カプセルの評価試験:
実施例1、実施例2の微小カプセルを市販のノーカーボ
ン複写紙下用紙(酸性物質はフェノールレジン)の表面
に約5y/mc乾燥)塗抹して、ios℃で乾燥した。
ン複写紙下用紙(酸性物質はフェノールレジン)の表面
に約5y/mc乾燥)塗抹して、ios℃で乾燥した。
実施例1−まっ白い紙が得られた。
実施例2−全面が青い紙となりカプセル凝集物もあり、
良いカプセルは得られなか った。
良いカプセルは得られなか った。
すなわち、実施例1の微小カプセルではカプセル内相(
芯物質)の漏泄、滲出が認められず、良好な微小カプセ
ルであることが分った。
芯物質)の漏泄、滲出が認められず、良好な微小カプセ
ルであることが分った。
本実施例により、スチレン−無水マレイン酸共重合体水
溶液は5%濃度で輸送、貯蔵する必要は無く、25%濃
度で取り扱うことが出来るようになり、この面での生産
性向上が5倍も図られることが示された。
溶液は5%濃度で輸送、貯蔵する必要は無く、25%濃
度で取り扱うことが出来るようになり、この面での生産
性向上が5倍も図られることが示された。
手続補正書(自発)
昭和58年 & Jl 4日
’tJI’1iffi庁長官若杉和夫殿2、発明の名称
微小カプセルの製造法
3、補正をする者
小作との関係 特 許 II併r1人4、代理人
− 居 1iJi 〒100東京都千代田区丸の内−1−
]−1」4番2写−三菱製紙株式会社内 5 補正命令の日付 昭和 年 月 日 8、補正の内容 (1)明細書第6頁第5行の「分子量約50.000J
を「分子量約50,0001 !に補正する。
− 居 1iJi 〒100東京都千代田区丸の内−1−
]−1」4番2写−三菱製紙株式会社内 5 補正命令の日付 昭和 年 月 日 8、補正の内容 (1)明細書第6頁第5行の「分子量約50.000J
を「分子量約50,0001 !に補正する。
(2)同第7頁下から第8行の「本発者等」ヲ「本発明
者等」に補正する。
者等」に補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 スチレン−無水マレイン酸共重合体の酸性水溶液
中に疎水性物質を不連続な微小粒子となるように分散又
は乳化させた後、メラミン−ホルマリン初期縮合物を加
え、酸性、加熱下で反応させて微小粒子の周囲に壁膜を
形成させる事による疎水性物質を芯物質として含む微小
カプセルの製造法において、平均分子量10,000以
上であって、かつpH7以上、濃度10重量パーセント
以上、温度25℃における粘度が5,000センチボイ
ズ以下であるスチレン−無水マレイン酸共重合体の水溶
液を、必要に応じて希釈したのち、そこへ有機酸を加え
る事によりpHを6以下としたスチレン−無水マレイン
酸共重合体の酸註水溶液を使用する事を特徴とする微小
カプセルの製造法。 2、有機酸が4未満の酸解離指数を有する強い有機酸で
ある特許請求の範囲第1項に記載の微小カプセルの製造
法。 3 有機酸がシュウ酸、クエン酸、マレイシ酸、乳酸、
ピルビン酸、酒石酸、フマール酸、マロン酸、及び有機
スルホン酸から成る群より選ばれる1種以上である特許
請求の範囲第1項または第2項に記載の微小カプセルの
製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58051030A JPS59177128A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 微小カプセルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58051030A JPS59177128A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 微小カプセルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59177128A true JPS59177128A (ja) | 1984-10-06 |
Family
ID=12875407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58051030A Pending JPS59177128A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 微小カプセルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59177128A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61174941A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-06 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | マイクロカプセルの製造方法 |
JP2007220357A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Toshiba Corp | 電子機器 |
CN112457777A (zh) * | 2020-11-30 | 2021-03-09 | 江苏科技大学 | 一种水性沥青防水涂料及其制备方法和应用 |
-
1983
- 1983-03-26 JP JP58051030A patent/JPS59177128A/ja active Pending
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
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