JPS59175053A

JPS59175053A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS59175053A
Application number: JP58048785A
Authority: JP
Inventors: Makoto Shiomi; 誠塩見; Kuniaki Miura; 三浦　邦昭; Kenji Sato; 健児佐藤
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1983-03-25
Filing date: 1983-03-25
Publication date: 1984-10-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕不発明は・＼リカルスキャン形磁気記録Ｆｌ）住装置（
以下’Ｖ　ＴＲと略す）における画ゾの編集を行なう装
置に関するものである。

〔従来技術〕

’ｖ　Ｔ　Ｒにおい゛Ｃ１テレビ１６号又はカメラ（ｇ
号の映像および音戸を記録した後、一旦子一）′を停止
させ、その俊刊びテープ８疋行させて前の記録軌跡に絖
げて新たな（ｉｓ号を記録する継ぎ撮りを行なう事は画
像の庸集を竹なう上で型費な機能である。

この継ぎ撮り機能を備えた’Ｖ　Ｔ　Ｒの一一〇を第１
図を参照にし゛Ｃ説明する。同図で１は画１逮の録画再
生を行なうビデオヘッドを有する回転シリンダ、２−ａ
、２−ｂはそれぞれテープのガイドローラ、３はテープ
張力を一足にするテンシロンビン、４はキャプスタン軸
、５はピンチローラ６はカセット、７はテープ、８−ａ
は供給側のリール、８−ｂは巻取り側のリール、９は同
期信号の記録再生を行うコントロール（以下ＣＴＬと略
す）ヘッドをそれぞれ示す。

記録時にはテープ７上にコントロールヘッド９を用いて
同期信号を記録する。外生時にはテープ７上の同期信号
をコントロールヘッドにより再生し、キャプスタン軸４
を回転させるキャプスタンモータ（図示せず）を制御す
る事で、テープ７上に記録された信号を再生】−る。

従来、ビデオカメラ等を用いて、録画及び停止をくり返
して継ぎ録画したとき、継ぎ目における再生画像の擾乱
を無くすため、たとえば停止時にキャプスタン軸４を逆
方向に回転すると同時に、供給リール８−ａをも逆方向
に回転して磁気テープ７を一定量巻戻す。次の録画再開
時に巻戻した磁気テープ７よりＣＴＬヘッド９で同期信
号を検出し、新たに記録する同期信号との位相合せを行
った後、録画を開始することで新・旧画像の記録パター
ンは乱れなく継がれる０しかし、前記位相合せに必要な磁気テープ廠に対し充分
な余裕をもたせた磁気テーフ”ｆを巻戻すために、この
録画再開時から一定時間だけ画像信号が重ねて記録され
る。この部分で、旧画像信号が多少残るためζこ画質の
低下が有り、見苦しくなるという問題か有った。

またＣＴＬヘッド９により同期信号を検出する方式では
なく、バ°イロット信号をビデオトラックに多重して記
録しておき、隣接トラックから再生されるパイロット信
号のクロストークレベルを検出して、トラッキングを行
なう方式のＶＴＲかある。

この場合には、同期信号がないため、上記の継ぎ撮り方
法は不可能である。さらに、継ぎ目で再生画像がみだれ
るという問題は同様に生じる。すなわち、パイロット信
号をビデオトラックに多重記録し、トラッキングを行な
う方式のＶＴＩもでは、継ぎ撮りを行なう場合に、新旧
画像の記録パターンが重ねて記録されたり、画像信号が
記録されない部分が生じたりし、再生時に画質の低下が
生じる。

〔光・例の目的〕

不発明の目的は上記した従来回路形式の欠点をなくシ、
テープ上に映像信号と多重記録したパイロフト１ｎ号ζ
こよりトラッキングを制御するＶＴＴｉＣおいて、継ぎ
目に再生画像のみだれのない継ぎ撮り機能を備えた回路
形式７２提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は継ぎ撮りを行なう場合に、旧画像の記録テープ
を一定量巻戻した後、再生を行ない記録パターンの継ぎ
目を検出し、新画像およびパイロット信号を記録パター
ンの乱れなく旧画像に連続して記録する回路方式である
。

〔発明の実施例〕

まずパイロット信号によりトラッキングを行なう方式（
以後パイロット方式と略す）の原理説明を行なう。

パイロット方式は複数の異なるパイロット信号をビデオ
トラックに４重して記録しておき、隣接トラックから再
生されるパイロット信号のクロストークレベルを検出し
て、トラッキングエラー信号とするものである。

第２図に４つの異なる周波数のパイロット信号を利用す
る方式の場合を示す。４つの異なる周波数ｆｌ、ｆ２．
ｆ３．ｆ４をトラック毎に順次記録する。

第２図（ａ）は、上記のようにして記録した記録パター
ンで、ヘッドＩＯＡ、ＩＯＢでトラックＩＡ。

ＩＢ　、２Ａ、２Ｂ　、３Ａ、３Ｂ・・・のどとく記録
トラックが形成される。各トラックの主信号記録時に、
４つの異なる周波数のパイロット信号をそれぞれのトラ
ック毎に順次記録する。

ヘッドＩＯＡで記録するトラックＡには、周波数ｆ１か
ｆ３のパイロット信号、ヘッドＩＯＢで記録するトラッ
クＢには、周波数ｆ２かｆ４のパイロット信号、という
いうように、トラック毎に記録周波数を決めてどく。

再生時には、このパイロット信号を記録用ヘッドで再生
するのであるが、ヘッドＩＯＡおよび１０Ｂで再生する
パイロット信号は、走査しているトラックのパイロット
信号と、そのトラックに隣接する両側のトラックのパイ
ロット信号となる。

そこで、水平周波数％ｆｈとし、ｆ”　＝　１０．５　
ｆｈ　。

ｆ２−ｊＪ、５　ｆｈ、ｆ３＝５，５　ｆｂ、ｆ４エフ
、５ｆｈに選ぶ□と、再生時にヘッドＩＯＡおよびＩＯ
Ｂで再生するパイロット信号間には、以下のような関係
が成立する１ｆ２−ｆＩＩ＝１ｆ４−ｆ３１＝ｆｈｌ　
ｆｚ−ｆ３１　＝　ｌ　ｆ４．−ｆｘ　ｌ≠３ｆｈつま
り、再生するトラックのパイロット信号を用いて、再生
パイロット信号成分を周波数変換すれば、その周波数変
換出力は、ｆｈ酸成分３ｆｈ成分の２種類となる。

すなわち、トラックＡを再生していて、ヘッドが第２図
（ａ）において上にずれると、ｆｈ酸成分増加し、逆に
下にずれると３ｆｈ成分が増加する。

また、トラックＢの再生時には、ヘッドが上にずれると
３ｆｈ成分が増加し、下にすれるとｆｈ酸成分増加する
。この関係を第２図（ｂ）に示す。

したがって、ｆｈ酸成分３ｆｈ成分をバンドパスフィル
タで抜き出して、これをトラツキンクエラー信号とする
ことができる。そして、このトラツキンクエラー信号ｌ
こよって、信号再生用ヘッドＩＯＡ　、　ＩＯＢが所定
のトラック上を走査するように、オートトラツキンクを
行なわせることが可能となる。

次に、本発明におけるトランクへのパイロット信号の記
録および再生を制御する回路を第３図により説明する。

第３図において、１１は水平同期信号の入力端子、１２
ａ　、　１２ｂ　、　１２ｃ　、　１２ｄは、それぞれ
、パイクツｌ−信号ｆ１．ｆｚ、ｆａ、ｆ４を発生する
発振器、１３は３０Ｈｚのヘッド切換え信号Ｓ　Ｗ３０
０Å力端子、１４は４力ウント周期のリンクカウンタ、
１５ａ　。

、１５ｂ　、　１５ｃ　、　１５ｄはアナロクスイッチ
、１６は映像信号を磁気テープに記録するために信号処
理する記録映像処理回路、１７は磁気テープから再生し
た再生１−ＬＰ信号の入力端子、１８ａ、１８ｂ、１８
ｃ。

１８ｄは、それぞれ、パイロット信号を取り出すバンド
パスフィルタ、１９は加算器、２０はエンベロープ検波
回路、２１はコンパレータ、２２はヘッド切換信号５Ｗ
３０より遅延パルスを発生させる遅延パルス回路、２３
はＡＮＤゲート、２４は周波数変換回路、２５ｅ　、　
２５ｆはバンドパスフィルタ２６ｅ　、　２６ｆはエン
ベロープ検波回路、２７は差動アンプ、２８ｅ　、’２
８ｆはアナロクスインチ、２９はローパスフィルタ、３
０はサーボ特性補償回路、３１はキャプスタンモータ、
４０は加算器、４１はコンパレータ、４５は記録再生切
換スイッチ、１００は加算器、１０１は記録アンプ、１
０２は再生アンプ、１０３は再生映像信号処理回路であ
る０以下、上記第３図の回路の動作を第４図に示したタ
イミングチャートを参照して説明する。

ＶＴｉ（映像信号系のカラー信号回路から取り出した水
平同期信号を水平同期信号入力端子１１に入力する。こ
れを基準位相として位相ロックしたパイロット信号ｆ１
．ｆ２．ｆ３．ｆ４をパイロット信号発生器１２ａ、１
２ｂ、１２ｃ、１２ｄにより、それぞれ発生させる。こ
れらのパイロット信号は常時発生しており、アナロクス
イッチ１５ａ、１５ｂ、１５ｃ　。

１５ｄにおいて、リンクカウンタ１４でヘッド切換え信
号Ｓ　Ｗ２Ｏを分周した４相のパルスφ１．ψ２゜ψ３
．ψ４により順次切換え、磁気テープ上の順次のトラッ
ク毎にパイロット信号ｆｌ、　、ｆｚ　、　ｆ３゜ｆ４
を、記録映像信号処理回路１６からの信号と加算器１０
０において加え、記録アンプ１０１、記録再生切換スイ
ッチ４５ヲ介しビデオヘッド１０Ａ（１０Ｂ）に供給す
る。ベンド切換信号５Ｗ３０を分周するリンクカウンタ
１４は、第５図に示したように、インバータ３３、フリ
ップフロップ３４、ＡＮＤゲート３５　、３７およびＮ
ＯＲケート３６，３８から構成され、フリップフロップ
のセット端子３９にＡＮＤゲート２３からセットパルス
を入力することで、ｆｌから始まる４相のパイロット信
号ｆｘｆ２．ｆａ、ｆ４を発生する。

このパイロット信号は、記録映像信号処理回路１６から
の記録映像信号と混合されて、ヘッド１０Ａ　（ＩＯＢ
）により、磁気テープ７（第１図）上に記録される。

次に、再生時の動作を説明する。

ヘッドＩＯＡ　（ＩＯＢ）で再生した凡Ｆ信号は、再生
ＲＦ入力端子１７に入力される。再生ＲＦ’入力に含才
れているパイロット信号ｆｔ、ｆ２．ｆａ、ｆ４はそれ
ぞれ、バンドパスフィルタ１８ａ、１８ｂ、１８ｃ。

１８ｄにより取り出されて加算器１ｂに加えられる。

一方、バンドパスフィルタ１８ａからのパイロット信号
ｆｌは、エンベロープ検波回路２０に加えられてエンベ
ロープ検波されコンパレータ２１で適当なレベルＥと比
較して、バ′イロット信号ｆ１が記録されたフィールド
（トラック）であることを判別する。

すなわち、第６図のタイムチャートに示したように、ヘ
ッド切換信号５Ｗ３０を遅延パルス回路２２で遅延した
パルスとエンベロープ横波回路２０の出力をＡＮＤゲー
ト２３に入力することで、パイロット信号ｆ１の記録さ
れたトラックを判別する。

したがって、リンクカウンタ１４からの４相のパルスの
位相は、周波数ｆｌのパイロット信号が再生されるごと
に、ψｌにセットされる。つ才り再生トランクのパイロ
ット信号と常に同じ周波数の信号がローカル信号として
周波数変換回路２４に加わる。周波数変換された信号は
、バンドパスフィルタ２５ｅと２５ｆにおいて、ｆｈの
周波数成分と３ｆｂの周波数成分とに分離され、これら
はそれぞれエンベロープ検波回路２６ｅと２６ｆで横波
されて差動アンプ２７非反転入力と反転入力に印加され
る。

差動アンプ２７からは、トラックずれに応じた信号が出
力されるが、前記説明のごとく、トラックによって信号
の極性かすれの方向に応じて反転する。そこで、トラッ
クへのときには、差動アンプ２７の非反転出力が、また
トラックＢのときには、反転出力が通過するように、こ
れをアナロクスイッチ２８ｅと２８ｆとで切換えて極性
を揃える。極性を揃えた信号は、ローパスフィルタ２９
を通すことにより、安定なトラッキングエラー信号とさ
れ、さらに、サーボ特性補償回路３０でサーボ特性を改
善する。このようにして得られたトラッキングエラー信
号は、キャプスタンモータ３１を駆動し、安定したトラ
ッキングを行なう。

次に本発明の継ぎ撮り機能について説明する。

まず、継ぎ目すなわち旧画像が記録されている最後のト
ラックの判別方式について述べる。

基本的な概念を第７図を利用して説明する。

第７図（２）は、ビデオヘッドがビデオトランクの中心
をトラッキングしている場合を示している。

右図の矢印の長さは、トラッキングエラー信号ｆｈおよ
び３ｆｈのレベルを示す。ビデオヘッドが周波数ｆｌの
パイロット信号の書かれたビデオトランクを再生し、隣
接ビデオトラックから、周波数ｆ２とｆ４のパイロット
信号を同レベル再生している。

第７図（ｂ）はビデオヘッドがＦ方にずれた場合を示し
ている。ビデオヘッドが周波数ｆ４のパイロット信号を
多く再生するため、３ｆｈのレベルの方がｆｈのレベル
より太キ＜すっている。

第７図（Ｃ）はビデオヘッドか上方にすれた場合を示し
ている。

これら（ａ）　、　（ｂ）　、　ｔｃ）どの場合におい
ても、ｆｈのレベルト３ｆｈのレベルのオロはビデオヘ
ッドＩＯＡの位置に無関係にほぼ一建値となる。

次に、第７区（ｄ）のようにヒテオテープ上に、周波数
ｆ１のパイロット信号荻でＶα録されている場合を舅−
える。すなわち、次のビデオトランクから継ぎ煉りをす
る場合である。ビデオ−＼ノド１０Ａ　＆ｉｕ　’ｆＪ
　トラックからノ１ｄ波にシ１２のパイロット信号を再
生するのみであり、トラツキツクエラー信号としては３
ｆｈのみか４しる。その結果、テープ送り速度か制御さ
れ、どデオ・＼ノドＩＯＡは矢印で示す方向に移動し、
３ｆｔのレベルは次第に小さくなる。

Ｔなわち、ヒ′デオテープ上の１日１而誠の最麦のトラ
ックである継ぎ目のビデオトラックをトラッキングする
場合には、ｆｈもしくは３ｆｈのトラッキングエラー信
号のみが検出されるためｆｈのレベル３ｆｈのレベルの
和は、通常、トラッキングの約半分以下になる。

この性質を利用し、ｆｈのレベルト３ｆｈのレベルの和
を検出する事で継ぎ目を検出し継ぎ撮りを行なう。

以上の原理を実現した回路を以下に述べる。

第３図の加算器４０、コンパレータ４１が継ぎ目を検出
する回路である。加算器４００２つの入力端子にはトラ
ッキングエラー信号ｆｈと３ｆｈのレベルに比例した直
流信号が入力される。加算器４０の出力端子はコンパレ
ータ４１の２つの入力端子の一方の入力に接続し、他の
入力端子には一定のレベルの電圧Ｆが供給されている。

ここで、電圧Ｆの値は、通常のトラッキングを行なって
いる場合のｆｈと３ｆｈのレベルの和の約τに設定する
。トラッキングエラー信号ｆｈと３ｆｈのレベルの和が
、電圧Ｆより小さい場合には、コンツクレータ４１の出
力が′Ｈ″になるように設定する。

すなわち、ビデオヘッドが継ぎ目に位置した時コンパレ
ータ４１の出力に１Ｈ“が出力される訳である。この′
Ｈ“信号は、継ぎ目検出回路出力端子３２を介して後述
する継ぎ撮り制御回路に接続する。

以下に第８図の継ぎ撮り制御回路の構成と第９図のその
タイミンクチャートを参考に、継ぎ撮り動作を説明する
。

第８図において、４２はヘッド切換え信号５Ｗ３０の入
力端子、４３は録画命令の入力端子、４４は一時停止命
令の入力端子、４５は記録再生切換スイッチ、４６はス
イッチ罷」御回路、４７オよび４８はモノマルチ、４９
はテープ送り制御回路、５０はインバータ、５１はＡＮ
Ｄゲートである。

スイッチ制御回路４６は、スイッチ４５の切換がヘッド
ＩＯＡとＩＯＢの切換えタイミンクと一致するように、
ヘッド切換え信号５Ｗ３０と同期して動作する。テープ
送り制御回路４９は、キャプスタンモータ３１、供給側
のリール８−３１巻取り側のリール８−ｂを制御し、テ
ープ７／）送り方向と速度を決める。

録画時に一時停止スイッチを操作すると、一時停止命令
端子には第９図（ａ）に示す信号が入力される。一時停
止信号の立上りタイミング時からモノマルチ４８を介し
て一定時間Ｔ１のパルス信号（第９図（ｂ））を得る。

この信号をテープ送り制御回路４９に入力し、キャプス
タンモータ３１及び供給リール８−ａを制御し、磁気テ
ープ７を一定量巻戻す。（この間ビデオ信号は録画され
ない）次に録画スイッチを操作すると、録画命令入力端子４３
に第９図（Ｃ）に示す信号が入力される。

録画命令信号は、テープ送り制御回路４９に入力すると
同時に、立上りタイミング時からモノマルチ４７ヲ介し
て一定時間Ｔ２のパルス信号（第９図（ｄ））を得る。

この信号はインバータ５０を介し、第９図（ｅ）に示す
信号となる。

テープ送り制御回路４９は、録画命令信号により、キャ
プスタンモータ３１及び巻取りリールＢ−ｂを回転させ
、再生状態になる。この時、同時にスイッチ制御回路４
６を介して、制御されたスイッチ４５は、ビデオヘッド
が再生回路側に接続するように働く。したがって第３図
の再生ＲＦ信号の入力端子１７に、再生）ｔＦ倍信号入
力される。その結果、先に説明したように、磁気テープ
７上のパイロット信号の糧類を判別し、リンクカウンタ
１４ヲセントし、安定なトラッキングを行なう。

このような再生状態の途中で、継ぎ目にビデオヘッドＩ
ＯＡ　（ＩＯＢ）が位置すると、加算器４０およびコン
パレータ４１により構成した継ぎ目を検出する回路で継
ぎ目を検出する。そしてコンパレータ４１の出力が１Ｈ
“になる。（第９図（ｆ））この信号と第９図（ｅ）の
信号のアンドをＡＮＤケート５１により行ない、第９図
（ｇ）の信号を得る。

スイッチ制御回路４６では、第９図（ｇ）の信号と、端
子４２から入力されたヘッド切換信号５Ｗ３０により、
開信号が記録された最後のトラックの次のトラックから
録画開始されるように電子スイフチ４５ヲ切り換える。

このようにして、新、旧画像の記録パターンは乱れなく
継がれる。才た記録パターン上のパイロット信号の連続
性すなわちｆｘ、ｆ２．ｆ３．ｆ４の周期性が保たれる
必要があるが、これは次のようにして行なう。

杏生時ｔこは再生トラックのパイロット信号と常に同じ
周波数の信号がローカル信号として周波数変換回路２４
に加わるように、リンクカウンタ１４は制御されている
。

同時に加算器１００にもりングカウンタ１４により制御
されたパイロット信号が供給され、さらに記録アンプ１
０１を介し再生アンプ１０：１ｔ１１に接続した記録再
生切換スイッチ４５にパイロット信号と映ず８１信号を
供給する。

したがって新、旧画像の記録パターンの継ぎ目で、記録
再生切換スイッチ４５を記録アンプ１０１に接続すれば
、パイロット信号は周期性を保ってテープ７上に記録さ
れる。

なお、モノマルチ４７により一定時間Ｔ２の期間８設り
る理由は、再生状態の開始時にｉ・ラメキンクが不安定
となり、継ぎ目の検出回路が誤動作することを防止する
ためである。すなわち、期間Ｔ２は、安定なトラツキン
ク動作が行なえる時間より長くする。

本発明では、最短時間で安定なトラノキン久動作が行な
えるように、先に述べたように・エンベローフ検波回路
２０、コンパレータ２１等でパイロット信号ｆ１が記録
されたフィールド（トラック）であることを判別し、リ
ングカウンタ１４をセットできるようになっている。

もし、この判別を行なわないシステムでは、再生トラッ
クΩパイロット信号と同じ周波数がローカル信号として
周波数変換回路２４に加わるための時間がかかる。すな
わち、安定したトラフキンクを行なうために時間がかか
るために、磁気テープ７を巻戻す量が多く必要となり、
短い期間の継ぎ撮りが困難になる。

なお、実施例ではパイロット信号ｆ１を判別する構成と
なっているが、別のパイロット信号ｆ２ｆ３．ｆ４でも
同様に行なえる事は言うまでもない。

第１０図に本発明の継ぎ目検出回゛路の別の一実施例を
示す。第３図で述べた継ぎ目検出回路では、コンパレー
タ４１の比較用電圧として一定のレベルの電圧Ｆを使用
する。゛電圧Ｆの値は、正常なトラフキンクを行なって
いる場合に検出されるトラツキンクエラー信号ｆｈのレ
ベルと３ｆｈのレベルの和の約７に設定する。

ところで、ビデオヘッドやパイロット信号の検出回路の
バラツキ、ビデオチー１のｔｉ類の差パイロット信号の
記録レベルのバラツキ等の要因により、トラノキンクエ
ラー信号ｆｈのレベルト３ｆｈのレベルの和はバラツキ
が生じる。

したがって、電圧Ｆを決めるには、これらのバラツキを
考慮する必要がある。そこで、先に述べた各種のバラツ
キ要因に依存しない方法を第１０図に示す。

５２は加算器４０の出力端子と接続する加算信号人力４
子、５３はヘッド切換え信号Ｓ　Ｗ２Ｏの入力端子、５
４はトランジスタ、５５は抵抗でありトランジスタ５４
と抵抗５５でエミッタホロアを形成する。５６と５７は
モノマルチ、５８はインバータ、５９と６０は電子スイ
ッチ、６１と６２はコンデンサ、６３と６４はトランス
ファースイッチ、６５と６６はゲイン１．５〜１．９倍
のアンプ、６７はコンパ１／−タ、６８はインバータ、
６９はトランスファースイッチ、７Ｑは継ぎ目検出回路
の出力端子、７１と７２はコンパレータ６７の２つの入
力端子を示す。

また第１１図に第１０図の動作を説明するためのタイミ
ンクチャートラ示す。７３は入力端子５３に入力される
５Ｗ３０信号、７４は５Ｗ３０の立上りに同期してモノ
マルチ５６にて一定時間τ工遅延させたパルス幅τ２の
パルスである。７５は入力端子５３に入力したＳ　Ｗ２
Ｏをインバータ５８により反転させた信号、７６はその
立上に同期してモノマルチ５７にて一定時間τ１遅延さ
せたパルス幅τ２のパルスである。

第１０図に示した状態はビデオトラックＢを再生中の時
刻ｔｌの状態である。電子スイッチ５９と６０は′Ｈ“
が入力された時ＯＮＴるように設定しであるため、電子
スイッチ６０はＯＮ状態である。

またトランスファースイッチ６３と６４は′Ｈ″が入力
された時アンプ６５オよび６６側に接続するように設定
しである。したがって、入力端子５２に入力したトラソ
キンクエラー信号レベル１ｈと３ｆｈの和のレベルは、
エミッタホロア、スイッチ６０谷ｉ６２．トランスファ
ースイッチ６４　、７ンフ６６を介して、コンパレータ
６７の入力端子７２に入力される。

この時容量６１には、１トラツク前に再生されたビテオ
トラック人のトラッキングエラ−１百号レベルｆｈト３
ｆｈのレベルの和のレベルに対応した電圧が光電されて
いる。

そして、コンパレータ６７において、入力端子７１と入
力端子７２０レベルを比較し、入力端子７１の方が大き
い場合′Ｈ″を出力する。

すなわち第１０図に示す状態で継ぎ目にビデオヘッドが
位置する場合には、入力端子５２へ入力される１言号は
ｆｈもしくは３ｆｈのみであるから、そのレベルの２倍
が、入力端子７１のレベルとほぼ等しくなる。そこでア
ンプ６５および６６のゲインを、１．５〜１．９倍に設
定しておけばコンパレータ６７は１Ｈ“信号を出力する
。

第１０図に示す状態で継ぎ目にビデオヘッドが来ていな
い場合には、次のヒデ万トラックを再生する時にコンデ
ンサ６２に保持された電圧が基準になる。すなわち、電
子スイッチ６０はＯＦ上゛トランスファースイッチ６４
は端子７２に哉続する一方電子スイノチ５９はＯＮ、ト
ランスファースイッチ６３（はアンプ６５に接続し、２
足前中のトラックのトラツキンクエラー信月レベルｆｈ
と３ｆｈの和のレベルを端子７１に供給１−る。入力端
子７１と７２の大小関係と扇力の関係は固定なのて・〔
ンバータ６８とトランスファースイッチ６９により、出
力端子７０の極性を３ｉｉｉえる。

以上述べた方法以外でも、緒ぎ目でｆｈと３ｆｈのレベ
ル和の変化を検出する方法であれば、同様の事が出来る
挙は１つまでもない。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明はｖ　’ｒ　ｉｔにおＧ・て
継ぎ撮りを行なう場合に、新旧画体の記録へ′り一ンが
乱れなく、連続して継ぐことを可能にする。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のＶＴＲのテ〒ブ走行系の一例を示す機構
図、４２図（ａ）　、　（ｂ）は本発明の一実施例によ
り記録した磁気テープ上の記録パターンの平面図及びト
ラッキングずれに対する再生出力の変化を示す説明図、
第３図は本発明の一実施例におけるパイロット信号の記
録と再生、およびトラッキングを制御する回路および継
ぎ目を判別する回路図、第４図は第３図のリンクカウン
タのタイミンクチャート図、第５図は第３図のリングカ
ウンタの構成図、第６図は第３図に示した回路の再生時
の動作を説明するタイミンクチャート図、第７図は本発
明の基本概念の説明図、第８図は本発明の継ぎ撮り動作
を行なう一実施例を説明するブロック図、第９図は第８
図のブロック図を説明するためのタイミンクチャート図
、第１０図は本発明の継ぎ目を判別する回路の一実施例
を示す回路図、第１１図は第１０図の回路を説明するた
めのタイミングチャート図である。７・・・ビデオテープ１０Ａ（ＩＯＢ）・・・ビデオヘッド１２・・・バイロント信号発振器１４・・・リンクカウンタ　　１７・・・再生ＷＥ’入
力端子１８・・・パントノ寸スフイルタ２１・・・コン
ノ寸レータ２５・・・パントノぐスフイルタ２６・・・エンベロープ検出回路２７・・・差動アンプ３１・・・キャプスタンモータ４０・・・加算器４１・
・・コンノ寸レータ４６・・・スイッチ制御回路４９・・・テープ送り制御回路茅　２　図第３図３１０− 第４　図河阪柩第　Ｓ　図にットパルス第　　　６　　　図埠　７　図第　３　図

Claims

【特許請求の範囲】

１、磁気ヘッドが磁気テープ上に連続した隣り合うトラ
ックを所定時間毎に画くように構成し、映像信号をトラ
ックに記録すると同時に前記各トランクの前後に隣り合
うトラックで異なる４つの周波数ｆ１．ｆ２．ｆ３．ｆ
４をパイロット信号として順次各トラック毎に記録し、
前記パイロット信号はｆｌ、Ｆ２．Ｆ３．Ｆ４の同期性
を保ちかつｆｔ−ｆ２＝ｆ３−ｆ４＝Ｆ１、Ｆ３−　ｆ
２＝ｆ＋　−ｆ４＝　Ｆ２、ＦｌへＦ２の関係を満足し
、再生時に磁気ヘッドにより再生されるパイロット信号
の周波数と隣接トラックからのバイロノトサの２稙類の
周波数差Ｆ１とＦ２％比較し、この比較信号により磁気
ヘッドと磁気テープとの相対位置を制御する磁気記録再
生装置ｉｃに３いて、録画及び停止を交互に行なう場合
に、停止時に磁気テープを巻戻丁手段と、録画再開時に
一定時間再生した後、上記２種類の周波数差Ｆ１とＦ２
のレベルの和を比較器にて１トラツク前のＦｌとＦ２レ
ベルの和と比較する事で、あらかじめ記録されている旧
信号の最後のトラックを恢出し、書記録開始のタイミン
クを決定する手段を有することを特徴とする磁気記録再
生装置。