JPH06349160A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH06349160A
JPH06349160A JP5137357A JP13735793A JPH06349160A JP H06349160 A JPH06349160 A JP H06349160A JP 5137357 A JP5137357 A JP 5137357A JP 13735793 A JP13735793 A JP 13735793A JP H06349160 A JPH06349160 A JP H06349160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
control signal
control
tape
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5137357A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
耕司 山本
Kunio Tsutsui
邦雄 筒井
Toshiji Nagai
利治 永井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5137357A priority Critical patent/JPH06349160A/ja
Publication of JPH06349160A publication Critical patent/JPH06349160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTRのつなぎどり時間の短縮を実現する。 【構成】 映像信号の記録終了後、所定の時間コントロ
ールパルスを記録し続ける。 【効果】 キャプスタンサーボの速度制御ループのロッ
ク時間でつなぎどりが行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ上に映像信
号を順次つなぎどりをする磁気記録再生装置(以下、V
TRと称す)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラとVTRが一体になったカ
メラ一体型VTRがニュース/スポーツ取材に使用され
るケースが増えてきた。特に、ニュース取材では、VT
Rのつなぎどりの応答性が要求される。例えば、要人が
建物の玄関から出てきて、車に乗り込むまでは、1〜2
秒と言うケースもまれでない。この様な状況下では、カ
メラマンが記録釦を押して記録が始まるまでの時間が問
題になる。
【0003】以下に、従来のVTRのつなぎどりに於け
るサーボ制御方法を図5および図6を用いて説明する。
図5は、VTRのサーボ制御回路のブロック図であり、
図6は、その動作の説明図である。
【0004】記録モードでは、キャプスタンモータ2で
磁気テープ1を走行させ、映像信号を映像ヘッド14で
記録し、トラッキング制御用信号であるコントロール信
号をコントロールヘッド10で記録する。コントロール
信号は、映像信号の垂直同期信号から作成した基準信号
13(NTSCでは30Hz)を記録回路9で磁気テー
プ1に記録する。キャプスタンモータ2は、その回転数
を検出するFG検出器3からのパルスで速度制御回路
4、駆動回路5を介して、所定の速度で回転するよう速
度制御されている。さらに、FG検出器3からのパルス
(以下、FGパルスと称す。)を所定の分周比を持った
分周回路7で分周して30Hzのパルスを作成し、基準
信号13との位相を位相制御回路6で検出し、速度制御
回路4にミックスして位相制御されている。
【0005】再生モードでは、スイッチ11、12をP
B(再生)側に切り替え、再生されたコントロール信号
は増幅回路8を介して、基準信号13と位相制御回路6
で比較される。そのほかの速度制御、位相制御動作は、
記録モードの時と同じである。
【0006】次に、図6でつなぎどりの説明をする。記
録モードでは、映像信号は映像トラックに、コントロー
ル信号は磁気テープ1の下端のコントロールトラックに
書き込まれる。
【0007】記録モード中に、記録を停止させるため
に、RECスイッチをOFFにすると、映像トラックC
及びコントロール信号aを書き込んで記録を停止する。
そして、所定量巻き戻して(プリロールして)、A点で
待機する。
【0008】記録を開始させるために、再びRECスイ
ッチがONされると、磁気テープ1は走行を開始する。
この時はスイッチ11、12はまだPB側になってい
て、キャプスタンサーボは、再生モードであり、キャプ
スタンはB点までに所定のスピードにまで立ち上がり磁
気テープ1を定速走行させる。さらに、位相制御回路6
で、再生したコントロール信号を基準信号13と比較し
て位相制御がかけられ、C点で位相制御がロックする。
D点以降は、キャプスタンサーボは、記録モードに切り
替わり、スイッチ11、12はREC(記録)側に切り
替わり、映像信号、コントロール信号が記録される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のつなぎどりで
は、つなぎどり点での映像信号、コントロール信号の連
続性を保つため、A−D点間で位相制御がロックするよ
うプリロール時間を決めているため約1秒かかってい
た。一般に位相制御のロック時間は、速度制御の数倍必
要なため、プリロール時間は位相制御のロック時間に依
存してきた。
【0010】従来のこのような方法では、プリロール時
間を短縮しようとすると、位相制御のロック時間を早く
する必要があり、おのずと限界が出て来る。
【0011】本発明は上記問題点を解決し、つなぎどり
点でのプリロール時間を短くした磁気記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、磁気テープを走行させるテープ走行手段
と、入力された入力映像信号を前記磁気テープに記録す
る映像信号記録手段と、トラッキング制御用の制御信号
を記録する制御信号記録手段と、前記磁気テープの走行
速度を検出するテープ速度検出手段と、前記磁気テープ
の走行位相を制御する位相制御手段とを備えたものであ
る。
【0013】
【作用】上記構成により本発明の磁気記録再生装置は、 1.映像信号の記録終了後も制御信号の記録を続行する
ことにより、(請求項1に対応) 2.記録再開時に所定時間テープ速度検出手段より得ら
れる信号を制御信号として記録することにより、(請求
項3に対応) 記録再開時にテープ走行駆動手段の位相制御の完了を待
つことなく映像記録に入れるため、つなぎどり時間を短
縮することができるものである。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の第1の実施例における
磁気記録再生装置の動作説明図である。
【0015】図1に示すように、記録モードでは、映
像、音声、コントロール信号が磁気テープ上のG点まで
の部分に記録されている。G点で、RECスイッチをO
FFにすると、映像信号は、映像トラックjおよびコン
トロール信号eを書いて記録を停止する。音声も同様に
停止する。しかし、磁気テープは、走行を続け、コント
ロール信号f,g,hを書いてI点で記録を停止する。
【0016】その後、E点までプリロールして待機す
る。再度、RECスイッチがONされると、キャプスタ
ンサーボは再生モードとなり、F点までに速度ループが
ロックし、磁気テープは、定速走行する。そして、G点
で映像信号、音声信号が記録を開始する。一方、位相制
御は、再生されたコントロール信号e,f,g,hと基
準信号とを比較しながら、G点以降も再生モードで制御
され、H点で位相ロックし、I点以降記録モードに変わ
りコントロール信号iが記録される。この時、G点から
I点までは、映像トラックk,l,mのピッチは、映像
トラックj以前のピッチと異なり、映像トラックn以降
は、位相制御がロック状態になるため、正規のピッチに
戻る。そのため、再生時、G点でトラッキングずれによ
り一瞬画質が劣化するが、コントロールパルスが連続な
ため、サーボの乱れはなく実用上問題は少ない。しか
し、上下可動の映像ヘッドで再生すれば、G点からI点
までの部分も画質の劣化は回避できる。
【0017】図1での映像トラックピッチの乱れを解決
するための本発明の第2の実施例における磁気記録再生
装置の動作説明図を図2に示す。基本動作は図1と同じ
であるが、バイモルフ素子等により上下可動になった映
像ヘッドにより、再生コントロール信号と基準信号との
位相差に相当する分だけヘッドの位置をずらせてJ点以
降の映像信号を書き込むことにより、磁気テープ上の映
像トラックo,p,q,rのピッチを連続にすることが
でき、図1のようなトラッキングずれをなくすことが出
来る。
【0018】また、図2におけるRECスイッチのOF
F後、J点からK点までの走行時間をさらに短縮した本
発明の第3の実施例における磁気記録再生装置の動作説
明図を図3に示す(図3においてCTLはコントロール
信号を表す)。
【0019】本実施例では、RECスイッチがOFFさ
れるとすぐ、すべての記録を停止して、プリロールす
る。そして、RECスイッチのON後、M点以降は、キ
ャプスタンモータのFGより作成したコントロール信号
t,u,vを記録することにより、M点以前のコントロ
ール信号sとのピッチを連続に保つことが出来る。ま
た、映像トラックも第2の実施例と同様に、上下可動の
ヘッドによりピッチを連続させて記録できる。位相制御
がロックした後のN点以降は、基準信号より作成したコ
ントロール信号wを記録する。この様に制御することに
より、RECスイッチOFF後直ちに停止できるため、
図2までの方法よりさらにつなぎどり時間を短縮し、映
像トラック、コントロール信号の連続性を保つことが出
来る。
【0020】次に、図4を使って図3の動作説明する。
図4は本実施例のサーボ制御回路のブロック図であり、
基本動作は図5と同じである。分周回路15は、FGパ
ルスを所定の分周比で分周しスイッチ16へ接続する。
スイッチ16は、M点からN点までの間、REC2側に
切り替わる。また、分周回路15は、L点からM点まで
の間、再生されたコントロール信号で増幅回路8を介し
てリセットされるため、キャプスタンモータの位相制御
ループのロックに関係なく、M点の前後でのコントロー
ル信号の連続性が保たれる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によると、 1.記録終了後も制御信号の記録を続行することによ
り、(請求項1に対応) 2.記録再開時に所定時間テープ速度検出手段より得ら
れる信号を制御信号として記録することにより、(請求
項3に対応) 記録再開時にテープ走行駆動手段の位相制御の完了を待
つことなく映像記録に入れるため、つなぎどり時間を短
縮することができ、即報性が要求されるニュース取材用
VTRなどには効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における磁気記録再生装
置の動作説明図
【図2】本発明の第2の実施例における磁気記録再生装
置の動作説明図
【図3】本発明の第3の実施例における磁気記録再生装
置の動作説明図
【図4】本発明の第3の実施例における磁気記録再生装
置のサーボ制御回路のブロック図
【図5】従来の磁気記録再生装置のサーボ制御回路のブ
ロック図
【図6】従来の磁気記録再生装置の動作説明図
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 キャプスタンモータ 3 FG検出器 4 速度制御回路 5 駆動回路 6 位相制御回路 7 分周回路 8 増幅回路 9 記録回路 10 コントロールヘッド 11、12 スイッチ 13 基準信号 14 映像ヘッド 15 分周回路 16 スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを走行させるテープ走行手段
    と、入力された入力映像信号を前記磁気テープに記録す
    る映像信号記録手段と、前記入力映像信号を基に作成さ
    れたトラッキング制御用の制御信号を記録する制御信号
    記録手段と、前記記録された制御信号を再生して再生制
    御信号を得る制御信号再生手段と、前記磁気テープの走
    行速度を検出するテープ速度検出手段と、前記テープ速
    度検出手段の出力信号を基に前記テープ走行手段を駆動
    して前記磁気テープの走行速度を制御する速度制御手段
    と、前記再生制御信号の位相と前記入力映像信号の位相
    との差を基に前記テープ走行手段を駆動して前記磁気テ
    ープの走行位相を制御する位相制御手段とを備え、 前記磁気テープを走行させながら前記入力映像信号およ
    び前記制御信号を記録する記録状態から停止状態に移行
    する際、前記入力映像信号の記録を停止した後、前記磁
    気テープの走行を続けながら、前記制御信号の記録を第
    1の所定期間記録し続けた後停止し、その後前記磁気テ
    ープを前記走行の方向と逆の方向に第2の所定期間走行
    させた後停止させ、 つぎに停止状態から再び記録状態に移行する際、最後に
    入力映像信号の記録を停止したテープ位置の近傍に到達
    するまでに前記速度制御手段による制御を終了して前記
    入力映像信号の記録を開始すると共に、最後に制御信号
    の記録を停止したテープ位置の近傍に到達するまでに前
    記位相制御手段による制御を終了して前記制御信号の記
    録を開始するようにしたことを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 映像記録手段が上下可動の映像信号記録
    ヘッドを持ち、入力映像信号の記録の開始時に、再生制
    御信号の位相と入力映像信号の位相との差に応じて前記
    映像信号記録ヘッドを上下動させて記録するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 磁気テープを走行させるテープ走行手段
    と、入力された入力映像信号を前記磁気テープに記録す
    る映像信号記録手段と、トラッキング制御用の制御信号
    を記録する制御信号記録手段と、前記記録された制御信
    号を再生して再生制御信号を得る制御信号再生手段と、
    前記磁気テープの走行速度を検出するテープ速度検出手
    段と、前記テープ速度検出手段の出力信号を基に前記テ
    ープ走行手段を駆動して前記磁気テープの走行速度を制
    御する速度制御手段と、前記再生制御信号の位相と前記
    入力映像信号の位相との差を基に前記テープ走行手段を
    駆動して前記磁気テープの走行位相を制御する位相制御
    手段とを備え、 前記磁気テープを走行させながら前記入力映像信号およ
    び前記制御信号を記録する記録状態から停止状態に移行
    する際、前記入力映像信号および前記制御信号の記録を
    停止した後、前記磁気テープを前記走行の方向と逆の方
    向に所定期間走行させた後停止させ、 つぎに停止状態から再び記録状態に移行する際、最後に
    入力映像信号の記録を停止したテープ位置の近傍に到達
    するまでに前記速度制御手段による制御を終了して前記
    入力映像信号の記録を開始すると共に、最後に制御信号
    の記録を停止したテープ位置の近傍から前記位相制御手
    段による制御が終了するまでの間前記テープ速度検出手
    段を基に作成された制御信号を記録し、それ以降は前記
    入力信号を基に作成された制御信号を記録するようにし
    たことを特徴とする磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 映像記録手段が上下可動の映像信号記録
    ヘッドを持ち、入力映像信号の記録の開始時に、再生制
    御信号の位相と入力映像信号の位相との差に応じて前記
    映像信号記録ヘッドを上下動させて記録するようにした
    ことを特徴とする請求項3に記載の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 磁記テープ速度検出手段の出力信号を分
    周する分周回路を有し、停止状態から再び記録状態に移
    行する際、最後に制御信号の記録を停止したテープ位置
    の近傍までの部分で、再生制御信号で前記分周回路をリ
    セットするとともに、そこから位相制御手段による制御
    が終了するまでの間、前記分周回路の出力信号で作成さ
    れた制御信号を記録するようにしたことを特徴とする請
    求項3、請求項4のいずれかに記載の磁気記録再生装
    置。
JP5137357A 1993-06-08 1993-06-08 磁気記録再生装置 Pending JPH06349160A (ja)

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