JPH0438702A - ダビングシステム - Google Patents

ダビングシステム

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JPH0438702A
JPH0438702A JP2146437A JP14643790A JPH0438702A JP H0438702 A JPH0438702 A JP H0438702A JP 2146437 A JP2146437 A JP 2146437A JP 14643790 A JP14643790 A JP 14643790A JP H0438702 A JPH0438702 A JP H0438702A
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tape
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vtr
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Koji Takahashi
宏爾 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 上 〔産業上の利用分野〕 本発明はダビングシステムに関し、特に、夫々所定期間
分の情報信号が記録され、隣接トラック間でアジマス角
が異なる多数のトラックが形成されてなるテープ状記録
媒体のダビングシステムに関するものである。
〔従来の技術〕
」二連の如く、テープ状記録媒体の各トラックに所定期
間分の情報信号を記録し、再生する装置としては、家庭
用のヘリカルスキャンビデオテープレコーダ(VTR)
があり、以下この種のVTRを用いたダイピンクシステ
ムについて説明する。
一般に家庭用VTRとしては所謂回転2ヘツドヘリカル
スキヤン型のものが知られている。第7図(A)、(B
)はこの種のVTRの一般的なヘッド配置を示す図であ
る。第7図(A)、(B)において1は磁気テープ、2
a、2bはテープ1を回転ドラム3の外周に180°以
」二の角範囲に亙って巻装するためのテープガイドであ
る。
回転トラム3に互いに180°の位相差を持って取イ」
けられた回転ヘッドであり、図示の如く回転軸方向に同
じ高さに取付けられており、互いに異なるアジマス角を
有している。ヘッドI−I A 、 IIBは周知の如
く、180°回転する間に1フイ一ルド分のビデオ信号
を記録再生するものである。
この種のVTRにおいては、規格にて1フイ一ルド分の
ビデオ信号の記録されるトラックの長さが予め定められ
ている。そのため、これに伴い回転ドラム3の径は必然
的に定まる。そのため、このドラム3の系を小さくする
ことができず、VTRの小型計量化を妨げていた。
そこでドラムの径を小さくすることのできるVTRとし
ては以下の如きVTRが従来より提案されている。第8
図(A)、(B)は小径ドラムを用いる従来のVTRの
ヘット配置を示す図である。図中、Ha、Hbは夫々互
いにアンマス角の異なる回転ヘットであり、ビデオ信号
の1フイ一ルド期間に1回転する。回転ヘッドHa、H
bは微小な角度θ0の位相差を持って互いに近接して回
転する様配されており、図示の如く回転軸方向に同し高
さに取付けられている。
テープ1はドラム3に対して300°以」−の角範囲に
亙って巻装されており、回転ヘッドHa 。
Hbは夫々300°回転する間に1フイ一ルド分のビデ
オ信号を記録する。即ち、1フイ一ルド分のビデオ信号
はそのビデオ信号本来の1フイールドの期間より短い期
間で記録されることになる。
従って、この種のVTRで記録するビデオ信号としてN
TSC信号を想定するとき、通常のNTSC信号、即ち
、垂直走査周波数(fv)が60 Hz 、水平走査周
波数(fh)が15.75k Hzの信号ではなく、f
vが60Hz、fhが1.8.9 (15,75x61
5)kHzのものでなければならない。
つまり、この種のVTRで記録するビデオ信号は通常の
テレビジョン信号を1フイ一ルド単位で5/6に時間軸
圧縮したものもしくは専用のビデオカメラから得た信号
でなければならない。
」二部専用のビデオカメラはアスペクト比9゜10の画
面(第9図にて点線Yにて示す)をスキャンし、その内
箱9図に実線Xにて示すアスペクト比3:4の画面を有
効画面として5/6フイ一ルド期間内に出力している。
前述の第8図(A)、(B)に示すヘッドHa、Hbは
5/6フイ一ルト期間内に1トラツクを形成可能である
ので、1トラツクに対し]フィールドのビデオ信号の記
録が可能になり、第7図(A)、(B)に示すヘット配
置のVTRと同様のフォーマットにてビデオ信号の記録
が可能になる。即ち、第8図に示す如きヘッド配置のV
TRにより上述の如くビデオ信号の記録を行えば、ドラ
ム径を第7図に示すヘッド配置のVTRに比べ315に
小型化することができる。
また、再生ビデオ信号を1フイ一ルド単位で615に時
間軸伸長してやれば、第8図のヘッド構成のVTRによ
っても第7図に示すヘッド配置のVTRと同様に行うこ
とができる。
〔発明が解決しようとしている課題〕
ところで、一般に2台のVTRを用いてテープのダビン
グを行う場合、例えば、2時間分の動画情報をダビング
する場合には2時間かけて標準テレビジョン信号の転送
を行う実時間ダビングが−般的である、。
カメラ一体型V T Rの普及率が高まり、多くの人々
が簡易な編集、ダビングを望んでいる現在、テープレコ
ーダの高速ダビングになれ親しんでいるユーザがこのよ
うな実時間ダビングを行うのは非常に煩わしい。例えば
、2時間の動画のほんの一部の撮影ミスを削除するのに
多くの時間と手間を強いられてしまう。
また、−L述第8図に示す如き小型のドラムを用いるV
 ’「Rにおいてダビングを行う場合には、■フィール
ド単位で5/6に時間軸圧縮したビデオ信号を、−旦、
時間軸伸長して、標準テレビジョン信号の形態とし、再
度、1フイ一ルド単位で時間軸圧縮する等の様々な処理
が必要となる。また、この種の装置においては、記録信
号及び再生信号が時間軸圧縮された形態となっているの
で、信号の周波数帯域が通常の記録再生時とは異なり、
テープ状記録媒体の正確な複製が困難である。
これらの点から、この種の装置を用いたダビング、特に
高速ダビングの実現は非常に困難であった。
本発明は、上述の如き背景下において、小型で、且つ、
構成が簡易な回転ヘット型の装置により、信号を忠実に
複製でき、且つ、その複製を高速で行い得るダビングシ
ステムを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的下において、本発明によれば夫々所定期間性
の情報信号が記録され、隣接トラック間でアジマス角が
異なる多数のトラックが形成されてなるテープ状記録媒
体の複製を行うダビングシステムにおいて、 隣接ヘッド間で互いにアジマス角が異なり、月つ、近接
して回転するN個(Nは2以上の整数)の回転ヘッドを
用いて、第1のテープ状記録媒体上の隣接するN個のト
ラック上の情報信号をNチャンネルの信号として再生す
る再生装置と、隣接ヘッド間で互いにアジマス角が異な
り、且つ、近接して回転するN個の回転ヘッドに、前記
再生されたNチャンネルの信号をN個のイコライザを介
して供給し、前記N個の回転ヘッドにより第2のテープ
状記録媒体に隣接するN個のトラックを形成しつつ、該
N個のイコライザを介した信号を記録する記録装置と、 より構成した。
〔作用〕
」−述の如く、互いにアジマス角が光なり、月つ、近接
して回転するN個の回転ヘッドの再生信号をN個のイコ
ライザを介してN個の回転ヘットて記録することにより
、回転ヘットの回転速度を大きくしたり、回転ヘッドの
保持されたドラムの径を大きくすることがなく、隣接ト
ラック間でアジマス角が異なる多数のトラックが形成さ
れてなるテープ状記録媒体の複製を忠実に、且つ、N倍
の速度で行うことが可能となった。
〔実施例〕
以−ド、本発明の実施例のダビングシステムについて詳
細に説明する。
第1図は本発明の一実施例としてのダビングシステムの
概略構成を示す図であり、第2図(A)及び(B)は第
1図のシステムの再生側V T’ R及び記録側VTR
のヘッド構成を示す図である。
本実施例のシステムにおける再生側及び記録側VTRの
ヘッド構成は第7図(A)、(B)に示すヘット構成に
対して、ヘッドHa 、 Hbが回転軸方向に1トラッ
クピッチ(I T P )分だけシフト1ッて配置され
ている点、及び、これらのヘッドHa 、 I−I b
がこれらを上記回転軸方向に変位させるためのアクチュ
エータとしての電歪素子61」二に載置されている点が
異なる。
第1図において、Pは再生側VTR,Rは記録側VTR
であり、夫々説明の簡単のため再生、記録機能に関する
部分のみ開示しているが、何れのVTRも記録再生機能
を有する構成でもよい。
/10,4.1は磁気テープであり、これらの記録フォ
ーマットは前述する第6図のヘッド構成を有するV T
 Rと同様である。
まず、第1図における再生側VTRの通常再生動作につ
いて説明する。操作部34より通常再生命令が成される
と、システムコントローラ35はサーボ回路17をして
キャプスタンモータ42を制御し、キャプスタンCによ
り1フイ一ルド期間につき1トラツク分づつテープ1を
搬送する。
方、システムコントローラ35はサーボ回路17をして
ドラムモータ43を1フイ一ルド期間につきドラムDが
1回転する様制御する。このとき、ヘッドHa、Hbは
夫々各トラックを1トラツクづつ順次l・レースするこ
とになるが、ヘッドHaに対応するアジマス角のトラッ
クTaをヘッドHaがトIソースしている1フイールド
の期間には、ヘッドi(bに対応するアジマス角のトラ
ック]゛1)をヘッドHbがトレースしていることにな
り、この期間ヘッドHaSHbは再生信号を取り出すこ
とができる。一方、この1フイールドの期間に続く次の
1フイールドの期間においてはヘッドHaがトラックT
bをトレースし、ヘッドHbがトラックTaをトレース
することになり、再生信号を取り出すことができない。
第3図は本実施例のダビングシステムの各部の動作を説
明するためのタイミングチャートである。図中、A、 
、B、 、A2・・・は1フイ一ルド分のビデオ信号を
示す。本来第3図(a)に示す如きビデオ信号は本実施
例のダビングシステムにおけるVTRでは、第3図(c
)、(d)に示す如く再生される。尚、前述した第7図
に示すヘッド配置のVTRにおいては第3図(b)に示
す如き再生信号が得られる。
ヘッドI(1)の再生信号は1フイールド遅延回路18
において1フイ一ルド期間遅延され、ヘッド1−i a
の再生信号とともにスイッチ11に入力される。スイッ
チ11はヘッドHa、Hbが信号を再L1可能な1フー
r−ルド期間においてはヘッドHa側に接続され、これ
に隣接する1フイ一ルド期間においては遅疑回路18側
に接続される。これによってスイッチ11の出力信遣は
第3図(b)に示す如く、各フィールドの信号が単に5
/6時間軸圧縮された信号となる。
第t1図は本実施例のシステムのVTRにて再生される
信号を説明するための図である。第4図(a)は第6図
に示すヘッド配置のVTRにより記録再生される信号の
スペクトラム配置を示し、第4図(b)は本実施例のシ
ステムにおけるVTRにより記録再生される信号のスペ
クトラム配置を示す。図中、)rはFM変調輝度信号、
AはFM変調オーディオ信号、Cは低域変換クロマ信遣
を夫々示す。
第4図から明らかなように、本実施例においてスイッチ
11の出力された信遣の周波数は、第6図に示すヘッド
配置のVTRの再生信号の1,2倍であり、再生ビデオ
信号処理回路12の動作周波数は第6図に示すヘッド配
置のV ’r Rのそれの1.2倍となる。
再生ビデオ信号処理回路12はスイッチ11から出力さ
れる信号中のFM変調輝度信号をFM復調して得た再生
輝度信号と低域に変換されたクロマ信号を元の帯域に周
波数変換して得た再生クロマ信号とを混合して得た再生
ビデオ信号出力する。同期分離回路16は再生ビデオ信
号中の同期信号を分離してサーボ回路17に供給し、前
述の  q 如きドラムモータ43、キャプスタンモータ42の制御
の基準信号として利用される。
尚、ヘッドHa 、 Hbが各トラックを忠実にトレー
スする様に、サーボ回路17はスイッチ11の出力振幅
が最大になる様にキャプスタンモータ42を制御してい
る。このトラッキングについてはY、!、1知′□、丁
あり、本発明と直接関連し7ないので詳細な説明は省略
する。
こ(T)f’5生ビデオ信号はまた、端子1.5 cよ
り出力することができる。但し、この再生ビデオ借上は
谷フ・r−ルドの信門が5/6に時間軸圧縮された信け
であるので、外部モニタ等に供給する場合には時間軸伸
長回路13で各フィールドの信号を6/′5に時間軸伸
長して端子14より出力する。
尚、オーディオ信号については本発明と直接は関連しな
いため、本明細書では説明を省略する。
次に、第1図における記録側VTRの通常記録動作につ
いて説明する。本実施例のシステムにおける記録側VT
Rはカメラ一体型VTRを想定しており、前述した専用
のビデオカメラ(オーバースキャンカメラ)31を有し
ている。ヘッド構成については再生側VTRと同様であ
るが、区別のため「′」を付す。該カメラ31は前述の
如く第3図(b)に示す如きビデオ信号を出力し、スイ
ッチ22のB端子に入力する一方、32は外部入力端子
であり、第3図(a)に示す如き連続したビデオ信号が
入力される。時間軸圧縮回路33はこのビデオ信号を各
フィールドごとに5/6に時間軸圧縮して第3図(b)
に示す如き信号とし、スイッチ22のC端子に入力する
。更に、端子21 cは第3図(b)に示す如きビデオ
信号を入力するための端子であり、該端子21cに入ツ
Jされたビデオ信号はそのままスイッチ22のA端子に
供給される。
操作部36により通常記録モードが選択され、スイッチ
22の何れの入力信号を記録するかが指示されるとスイ
ッチ22は選択された信号を記録ビデオ信号処理回路2
3及び同期分離回路24に供給する。
サーボ回路26は操作部36の操作に従いシステムコン
トローラ37より供給される情報及び、同期分離回路2
4にて分離した同期信号を用い、キャプスタンモータ4
4を制御し、キャプスタンC′により1フイ一ルド期間
につき1トラック分づつテープ41を搬送せしめ、ドラ
ムモータ45を1フイ一ルド期間につきドラムD°が1
回転する様制御する。
記録ビデオ信号処理回路23は、輝度信号をFM変調し
、クロマ信号の副搬送周波数を低域に変換して第4図(
b)に示す如き信号とし、スイッチ25に供給する。ス
イッチ25は1フイールド毎に交互に遅延回路19側、
ヘッドHb’側に接続される。これによって、ヘッドH
a’ 、Hb’に供給される信号は第3図(c)、(d
)の如くなる。ヘッドHa ’ 、Hb ’ は互いに
1トラックピッチ回転軸方向にシフトして配され、ヘッ
ドHa  がヘッドHb’ に対して若干先行してテー
プ41をトレースする。これによって2フイールドに1
度ヘッドHa ’ 、Hb ’ により同時に2つのト
ラックが形成されることになり、結果として工6 第6図、第7図にヘッド配置を示すVTRと同様の記録
が可能となる。
スイッチ22の出ツJする信号は、1フイ一ルド期間周
期で、且つ、5/6フイ一ルド期間内にモニタ画面の上
端から下端までをスキャンし、水平走査周波数を通常の
5/6とした専用モニタ(オーバースキャンモニタ)4
9に供給され、記録状態をモニタされる。このモニタ4
9はカメラ一体型VTRにおいては所謂電子ビューファ
インダとして用いられる。又、外部モニタにてモニタで
きるように、各フィールドの信号を615に時間軸伸長
する時間軸伸長回路16が設けられており、この時間軸
伸長回路16の出力は第3図(a)に示す如き通常のビ
デオ信号として端子17より出力される。
次に、上述の如き再生側、記録側のVTRを用いたダビ
ング時の動作について説明する。
再生側VTRの出力端子15a、15bと記録側VTR
の入力端子21a、21bとを接続し、再生側VTRの
操作部34及び記録側VTRの操外部36によりダビン
グモードを指定すると、サーボ回路17.26はキャプ
スタンモータ42.44を制御し、キャプスタンc、c
’ により1フイ一ルド期間につき2トラック分づつテ
ープ40,41を搬送せしめ、ドラムモータ44.45
を1フイ一ルド期間につきドラムD、、D’ が1回転
する様制御する。
これにより、再生ヘッドHa、Hbは夫々2トラツクお
きにテープ40上をトレースすることになる。サーボ回
路」7は前述の様にスイッチ11の出力が最大になる様
にトラッキング制御を行なうので、再生ヘッドHa、H
bは夫々トラックTa、Tbのみをトレースすることに
なる。
但し、上述の通常再生時とテープ40の搬送速度が異な
るので、ヘッドHa、Hbがトラックと平行にトレース
できない。このことを第5図を用いて説明する。第5図
においてブ、は通常再生時のテープ40の走行に対応す
るベクトル、フ4.は再生ヘッドHa、Hbの回転に対
応するベクトルであり、ブ。はこれらの合成ベクトルで
ある。ダビング時にはテープ40の走行に対応するベク
トルがが27.となり、合成ベクトルがブとなる。
このベクトルνをν。に合致させるため、本実施例では
、ベクトルブ、に対応する動きをバイモルフ板にて構成
される電歪素子61にて与えている。即ち、ヘラF:H
a、Hbがテープ40上をトレースしている5/6フイ
ールドの期間に、電歪阻止はヘラl−’ I−T a 
、 Hbを連続的に1トラック分回転軸方向にシフトし
、残る1/6フイールドの期間に、リセットする動作を
各フィールド毎に繰り返す。この動作はサーボ回路17
によって与えられる。これによってヘットHa、Hbは
トラックと平行な方向にトレースを行い、前述のトラッ
キング制御によりトラックTa、Tbを正確にトレース
することになる。
第2図(B)において61はバイモルフ板であり、62
は、サーボ回路17からの制御信号が与えられる端子、
63はストレンゲージ等のセンサである。このセンサ6
3はヘッドHa、、Hbの回転軸方向についての絶対的
な位置を検出可能なものであり、通常記録再生時のヘッ
ドHa、、Hbの位置を正確に決定するために設けられ
たものであり、該センサ63の出力はサーボ回路17に
フィードバックされることになる。
このダビング時におけるヘッドI(a 、トIbの再生
信号を第3図(e)、(f)に示す。この信号は再生ア
ンプ46a、46bを介して出力端子1.5a、15b
に供給される。
記録側VTRは、再生側VTRからの第3図(e)、(
f)に示す如き信号をRF倍信号状態で端子21a、2
1bがら受け、イコライザ48a、48bに供給する。
イコライザ48a、48bは夫々端子21a121、 
bから受けた5/6に時間軸圧縮されたRF倍信号通常
記録時と同様に記録される如く等化するためのものであ
る。また、テープ4oとテープ41の特性が必ずしも同
一ではなく、イコライザ48a、48bはこの特性の差
をも補正するよう構成されている。
第6図(A)、(B)はテープの種類による記録再生特
性の差を示す図であり、第6図(A)は酸化鉄テープと
メタルテープの記録電流値による自己記録再生特性の差
、第6図(B)は酸化鉄テープ、メタルテープ及び蒸着
テープの自己記録再生による周波数特性の差を示す。即
ち、記録装置Rにはテープ判別回路63が設けられてお
り、該回路63にてテープの種類をカセット形状の違い
等の周知の手法により判定し、この判定結果をデータT
dとして、イコライザ48a、48bに供給する。イコ
ライザ48a、48bはこのデータTdに従って、通常
の信号と時間軸圧縮された信号との特性の差を補償する
と共に、記録電流値及び周波数特性を各テープに適した
値とする。
このイコライザ48a、48bにより等化されたNチャ
ンネルの信号は、記録アンプ47a147bを介してヘ
ッドHa’ 、Hb’ に供給される。ヘッドHa’ 
、Hb’ は電歪素子み61′により再生側ヘッドI−
(a、Hbと同様の変位が与えられており、これはサー
ボ回路26により制御される。
これにより、ヘッドHa’ 、Hb’ は通常記録時と
同一の方向にテープ41上をトレースすることになり、
隣接する異なるアジマス角のトラックに2フイ一ルド分
のビデオ信号を同時に記録する。この動作は1フイ一ル
ド期間毎に行われる。
これによって、通常記録再生動作に対して2倍の速度で
のダビングが実現する。
上述の如き実施例のダビングシステムによればドラム径
の小さいVTRを用い、しがもヘッド数を増加すること
な(、且つ、時間軸圧縮されたRF倍信号状態でダビン
グを行なっているのでダビング端子とアンプ等の簡単な
回路を付加するだけで、通常の2倍の速度での高速ダビ
ングが可能となった。
また、バイモルフ板等を設けたことにより通常の記録再
生を行うVTRと兼用することができ、システムの効率
的な利用が図れる。
更に、RF倍信号状態でダビングを行っているので信号
の劣化がなく、且つ、各ダビング信号がイコライザを介
して転写されることになるのでマスターテープに記録さ
れている信号を忠実に複写することが可能となった。
尚、上述の実施例においては近接して回転するヘッドは
2個と規定したが、所望のダビング速度により一般にN
個(Nは2以上の整数)とすることができる。ただし、
アジマス記録を行うフォーマットを前提とし、且つ、上
記実施例の如きヘッド配置にてダビングを行う場合には
ヘッドの数は偶数にしなければならない。
また、本実施例においては、イコライザの特性をテープ
種類判別回路の出力を用いて切換える構成としたが、使
用テープが定まっている特には特性を切換える必要はな
い。また、操作部36によりマニュアル操作にて使用テ
ープを指示し、システムコントローラ37によりイコラ
イザの特性を切換える構成とすることも可能である。
更に、本明細書では、小型のドラムを用いるVTRを前
提としてダビングシステムを構築したが、DAT (デ
ジタルオーディオテープレコ−ダ)等の回転ヘッド型の
情報記録再生機器であれば本発明を適用して同様に効果
の大なるものであり、特許請求の範囲の記載内において
実施例は適宜変更可能なものである。
〔発明の効果〕
以」二説明したように、本発明のダビングシステムによ
れば、小型で、且つ、構成が簡易な回転ヘッド型の装置
により、信号を忠実に複製でき、且つ、その複製を高速
で行い得るダビングシステムが得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのダビングシステムの
概略構成を示す図、 第2図(A)、(B)は第1図のシステムのVTRにお
けるヘッド配置を示す図、 第3図は第1図のシステムにおける各部の信号処理タイ
ミングを示すタイミングチャート、第4図は第1図のシ
ステムにて取り扱うビデオ信号を説明するための図、 第5図は第1図のシステムのV T Rにおける通常記
録再生時とダビング時のヘッドトレース軌跡について説
明するための図、 第6図(A)、(B)はテープの種類による記録再生特
性の差を示す図、 第7図(A)、(B)は従来の一般的なVTRのヘッド
配置を示す図、 第8図(A)、(B)は小型のドラムを用いた従来VT
Rのヘッド配置を示す図、 第9図は第8図にヘッド配置を示すVTRにて専用に用
いられるビデオカメラについて説明するための図である
。 図中、Ha、Hb、Ha’ 、Hb’ −・・夫々回転
ヘット、 c、c’ ・・・夫々キャプスクン、 D、D’ ・・・夫々ドラム、 17.26・・・夫々サーボ回路、 18.19・・・夫々1フイールド遅延回路、42.4
4・・・夫々キャプスタンモータ、40.41・・・夫
々磁気テープ、 43.45・・・夫々ドラムモータ、 46a、46b・・・夫々再生アンプ、47a、47b
・・・夫々記録アンプ、48a、48b・・・夫々イコ
ライザ、61.61’ ・・・アクチュエータとしての
電歪電子、 63・・・テープ種類判別回路である。 記佼@5走(dBJ 卯耐対MHz) 第7同内 ¥’r7J (B) tgo’

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)夫々所定期間分の情報信号が記録され、隣接トラ
    ック間でアジマス角が異なる多数のトラックが形成され
    てなるテープ状記録媒体の複製を行うダビングシステム
    であって。隣接ヘッド間で互いにアジマス角が異なり、
    且つ、近接して回転するN個(Nは2以上の整数)の回
    転ヘッドを用いて、第1のテープ状記録媒体上の隣接す
    るN個のトラック上の情報信号をNチャンネルの信号と
    して再生する再生装置と、 隣接ヘッド間で互いにアジマス角が異なり、且つ、近接
    して回転するN個の回転ヘッドに、前記再生されたNチ
    ャンネルの信号をN個のイコライザを介して供給し、前
    記N個の回転ヘッドにより第2のテープ状記録媒体に隣
    接するN個のトラックを形成しつつ、該N個のイコライ
    ザを介した信号を記録する記録装置と、 を有するダビングシステム。
  2. (2)前記記録装置は、前記第2のテープ状記録媒体の
    種類を判別する判別回路を備え、前記N個のイコライザ
    は前記判別回路の出力に応じて特性を切換えることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のダビングシス
    テム。
  3. (3)前記再生装置において、前記N個の回転ヘッドは
    前記所定期間より短い期間にて前記N個のトラック上の
    前記Nチャンネルの信号を再生し、 前記記録装置において、前記N個の回転ヘッドは前記所
    定期間より短い期間にて前記N個のイコライザを介した
    前記N個のトラック分の前記Nチャンネルの信号をトラ
    ックを記録することを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載のダビングシステム。
JP2146437A 1990-05-25 1990-06-04 ダビングシステム Pending JPH0438702A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7467602B2 (en) 2004-02-27 2008-12-23 Dai-Dan Co., Ltd. Breeding device for laboratory animal

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US7467602B2 (en) 2004-02-27 2008-12-23 Dai-Dan Co., Ltd. Breeding device for laboratory animal

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