JPH0440659A - 情報信号再生装置 - Google Patents

情報信号再生装置

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JPH0440659A
JPH0440659A JP2148975A JP14897590A JPH0440659A JP H0440659 A JPH0440659 A JP H0440659A JP 2148975 A JP2148975 A JP 2148975A JP 14897590 A JP14897590 A JP 14897590A JP H0440659 A JPH0440659 A JP H0440659A
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JP
Japan
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head
signal
track
heads
tracking control
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JP2148975A
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Inventor
Koji Takahashi
宏爾 高橋
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は情報信号再生装置に関し、特に、互いに異なる
周波数を有する複数種のパイロット信号が1トラック毎
に循環的に記録され、隣接トラック間でアジマス角か異
なる多数のトラックか形成されているテープ状記録媒体
から情報信号を再生する装置に関するものである。
[従来の技術] 上述の如く、テープ状記録媒体の各トラックに所定期間
分の情報18号を記録し、再生する装置としては、家庭
用のヘリカルスキャンビデオテープレコーダ(VTR)
かあり、以下このiΦのVTRについて説明する。
一般に家庭用VTRとしては所謂回転2ヘツトヘリカル
スキヤン型のものか知られている。第6図(A)、(B
)はこの種のVTRの一般的なヘッド配置を示す図であ
る。第6図(A)、(B)において1は磁気テープ、2
a、2bはテープ1を回転トラム3の外周に180°以
上の角範囲に亙って巻装するためのテープカイトである
回転ドラム3−に互いに180°の位相差を持って取付
けられた回転ヘッドてあり、図示の如く回転軸方向に同
し高さに取付けられており、互いに異なるアジマス角を
有している。ヘッドHAHBは周知の如く、180°回
転する間に1フイ一ルド分のビデオ信号を記録再生する
ものである。
この種のVTRにおいては、規格にて1フイ一ルド分の
ビデオ信号の記録されるトラックの長さが予め定められ
ている。そのため、これに伴い回転トラム3の径は必然
的に定まる。そのため、このトラム3の径を小さくする
ことかできず、VTRの小型計量化を妨げていた。
そこで、トラムの径を小さくすることのできるVTRと
しては以下の如eVTRか従来より提案されている。第
7図(A)、(B)は小径ドラムを用いる従来のVTR
のヘッド配置を示す図である。図中、Ha、Hbは夫々
互いにアジマス角の異なる回転ヘッドてあり、ビデオ信
号の1フイ一ルド期間に1回転する。回転ヘッドHa、
Hbは微小な角度θ゛の位相差をもって互いに近接して
回転する様配されており、図示の如く回転軸方向に同し
高さに取付けられている。
テープ1はトラム3に対して300°以上の角範囲に亙
って巻装されており、回転ヘッドHa。
Hbは夫々300°回転する間に1フイ一ルド分のビデ
オ信号を記録する。即ち、1フイ一ルド分のビデオ信号
はそのビデオ信号本来の1フイールドの期間より短い期
間で記録されることになる。
従って、この種のVTRで記録するビデオ信号としてN
TSC信号を想定するとき、通常のNTSC信号、即ち
、垂直走査周波数(fv)か60Hz、水平走査周波数
(fh)か15.75kHzの信号ではなく、fvか6
0t+z、fhか18.9(15,75x615)kH
zのものでなければならない。
つまり、この種のVTRて記録するビデオ信号は通常の
テレヒション信号を1フイ一ルド単位で5/6に時間軸
圧縮したものもしくは専用のヒデオカメラから得た信号
てなけれはならない。
上記専用のビーデオカメラはアスペクト比910の画面
(第8図にて点線Yにて示す)をスキャンし、その白兎
8図に実線Xにて示すアスペクト比3.4の画面を有効
画面として5/6フイ一ルト期間内に出力している。前
述の第7図(A)。
(B)に示すヘッドHa、Hbは5/6フイ一ルド期間
内に1トラックを形成可能であるので、1トラックに対
し1フイールドのビデオ信号の記録が可能になり、第6
図(A)、(B)に示すヘッド配置のVTRと同様のフ
ォーマットにてビデオ信号の記録が可能になる。即ち、
第7図に示す如きヘッド配置のVTRにより上述の如く
ビデオ信号の記録を行なえば、ドラム径を第6図に示す
ヘッド配置のVTRに比べ315に小型化することかで
きる。
また、再生ビデオ信号を1フイ一ルド単位で615に時
間軸伸長してやれば、第7図のヘッド構成のVTRによ
っても第6図に示すヘッド配置のVTRと同様に行なう
ことかできる。
方、VTRにおいてはトラックピッチの狭小化か進み、
近年ではビデオ信号にトラッキング制御用のパイロット
信号を多重する方式か実施されている。このパイロット
信号多重方式の例として所謂4周波方式か知られている
。この4周波方式とは、周波数の互いに異なる4種のパ
イロット信号をトラック毎に循環的に記録しておき、再
生時に隣接する4つのトラックの何れかを再生ヘッドの
制御目標とし、この制御目標トラックの両側に夫々隣接
するトラックから再生されたパイロット信号レベルを比
較してトラッキング制御信号(ATF信号)を形成する
ものである。
[発明か解決しようとしている課題] しかしなから、この4周波方式のトラッキング制御にお
いては、制御目標トラックに対して再生ヘッドが2トラ
ックすれた状態の時に、A T F (3号のレベルか
0レヘルとなり、この2トラック分のトラックずれの状
態から定常状態に引き込むまでの時間は非常に長くなる
。この状態を以下、疑似ロック状態と称する。
本発明は、上述の如き背景下において、複数種のパイロ
ット信号をトラック毎に循環的に記録し、再生パイロッ
ト信号を用いてトラッキング制御を行なう情報信号再生
装置において、極めて簡単な構成てトラッキング制御の
引き込み時間を短縮することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 斯かる目的下において、本発明によれは互いに異なる周
波数を有する複数種のパイロット信号か1トラック毎に
循環的に記録され、隣接トラック間でアジマス角が異な
る多数のトラックか形成されているテープ状記録媒体か
ら情報信号を再生する装置において、 K 接ヘッド間で互いにアジマス角か異なり、且つ、近
接して回転するN個(Nは2以上の整数)の回転ヘッド
を用いて、テープ状記録媒体上の隣接するN個のトラッ
ク上の情報信号をNチャンネルの信号として再生する再
生手段と、 前記N個の回転ヘッド中の第1のヘッドの再生するパイ
四ツトイ8号を用いて前記テープ状記録媒体と前記N個
の回転ヘッドとの相対位置を制御するトラッキング制御
手段と、 前記N個の回転ヘッド中、前記第1のヘッドに隣接する
の第2のヘッドの再生するパイロット信号を用いて前記
トラッキング制御手段の制御目標を前記テープ状記録媒
体の長手方向にシフトする制御目標シフト手段とを具え
る構成とした。
[作用] 上述の如く構成することにより、第1のヘッドが制御目
標トラック上を正確にトレースしている時には第2のヘ
ッドが隣接トラックをトレースしていることになり、第
2のヘッドの再生パイロット信号により得たトラッキン
グ制御信号は所定方向に1トラックすれていることを示
す筈であり、そうてない場合には    ヘラ1〜か制
御目標トラック上を正確にト    ていないことにな
る。従って、この場合には第1のヘッドに対する制御目
標トラックをシフトすることにより素早くトラッキング
制御引込状態、になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図(A)は本発明の一実施例としての再生装置(再
生側VTR)を含むタビングシステムの概略構成を示す
図てあi、i、第1図(B)は第1図(A)中のトラッ
キング制御信号発生回路(ATF回路)の具体的構成例
を示す図である。また、第2図(A)及び(B)は第1
図のシステムの再生側VTR及び記録側VTRのヘッド
構成を示す図である。
本実施例のシステムにおける再生側及び記録側VTRの
ヘッド構成は第7図(A)、(B)に示ずヘッド構成に
対して、ヘッドHa、Hbか回転軸方向に1トラックピ
ツチ(ITP)分たけシフトして配置されている点、及
び、これらのヘッドHa、Hbかこれらを上記回転軸方
向に変位させるためのアクチュエータとしての電歪素子
61上に載置されている点が異なる。
第1図(A)におイテ、Pは再生側VTR,Rは記録側
VTRである。40.41は磁気テープであり、これら
の記録フォーマットは前述する第6図のヘッド構成を有
するVTRと同様である。
まず、第1図における再生側VTRの通常再生動作につ
いて説明する。操作部34より通常再生命令か成される
と、システムコントローラ35はサーホ回路17をして
キャプスタンモータ42を制御し、キャプスタンCによ
り1フイ一ルド期間につぎ1トラック分づつテープ1を
搬送する。
方、システムコントローラ35はサーホ回路17をして
トラムモータ43を1フイ一ルド期間につきトラムDか
1回転する様制御する。このとき、ヘッドHa、Hbは
夫々各トラックを1トラックつつ順次トし・−スするこ
とになるか、ヘッドHaに対応するアジマス角のトラッ
クTaをヘッドHaかトレースしている1フィールl−
の期間には、ヘッドHbに対応するアジマス角のトラッ
クTbをヘッドHbかトレースしていることになり、こ
の期間ヘッドHa、Hbは再生信号を取り出すことがで
きる。一方、この1フイールドの期間に続く次の1フイ
ールドの期間においてはヘッドHaかトラックTbをト
レースし、ヘッドHbがトラックTa−をトレースする
ことになり、再生信号を取り出すことかてきない。
第3図は本実施例のダビングシステムの各部の動作を説
明するためのタイミングチャートである。図中、A 7
. B H、A2  ・・・・は1フイ一ルド分のビデ
オ信号を示す。木来第3図(a)に示す如きビデオ信号
は本実施例のダビングシステムにおけるVTRでは、第
3図(c)、(d)に示す如く再生される。尚、前述し
た第7図に示すヘッド配置のVTRにおいては第3図(
b)に示す如き再生信号が得られる。
ヘッドHbの再生信号はlフィールド遅延回路18にお
いて1フイ一ルド期間遅延され、ヘッドHaの再生信号
とともにスイッチ11に入力される。スイッチ11はヘ
ッドHa、Hbか信号を再生可能な】フィールド期間に
おいてはヘッドHa側に接続され、これに隣接する1フ
イ一ルド期間においては遅延回路18側に接続される。
これによってスイッチ11の出力信号は第3図(b)に
示す如く、各フィールドの信号が単に5/6に時間軸圧
縮された信号となる。
第4図は本実施例のシステムのVTRにて再生される信
号を説明するための図である。第4図(a)は第6図に
示すヘッド配置のVTRにより記録再生されるイス号の
スペクトラム配置を示し、第4図(b)は本実施例のシ
ステムにおけるVTRにより記録再生される信号のスペ
クトラム配置を示す。図中、YはFM変調輝度信号、A
はFM変調オーディオ信号、Cは低域変換クロマ信号、
Pは後述するトラッキング制御用の4種類のパイロット
信号を夫々示す。
第4図から明らかなように、本実施例においてスイッチ
11の出力された信号の周波数は、第6図に示すヘッド
配置のVTRの再生信号の1.2倍であり、再生ビデオ
信号処理回路12の動作周波数は第6図に示すヘッド配
置のVTRのそれの12倍となる。
再生ビデオ信号処理回路12はスイッチ11から出力さ
れる信号中のFM変調輝度信号をFM復調して得た再生
輝度信号と低域に変換されたクロマ信号を元の帯誠に周
波数変換して得た再生クロマ信号とを混合して得た再生
ビデオ信号出力する。同期分離回路16は再生ビデオ信
号中の同期信号を分離してサーホ回路17に供給し、前
述の如きトラムモータ43、キャプスタンモータ42の
制御の基準信号として利用される。
ここで、本実施例の再生装置におけるトラッキング制御
について説明する。
第1図(A)に示すように、ATF回路91にはヘッド
Ha、ヘッドHbの再生信号が供給されており、これら
は夫々第1図(B)の入力端子+00a、100bに供
給されることになる。端子100に人力された信号は夫
々スイッチ120のa、b端子に供給される。このスイ
ッチ120はタイミング信号発生器112から出力され
るタイミング信号T1により、ヘッドHa、Hbがテー
プ40をトレースしている5/6フイールドの期間中、
最初の所定期間はb側に接続され、残る期間はa側に接
続される。
このスイッチ120の出力は、ローパスフィルタ(LP
F)101に供給され、パイロット信号のみか分離され
る。ここで、本実施例においては、第4図に示すように
再生信号の周波数が通常の12倍になる。ここては通常
の1,2倍の周波数を有する4種のパイロット信号(f
l。
f2.f3.f4)中最も高い周波数のパイロット信号
か抽出でき、クロマ信号をカットできる周波数を400
H,1,とじ、このLPFIOI(7)カットオフ周波
数を40082とした。
ここで、このLPFIOIで分離されるパイロット信号
について考察する。前述のようにヘッドHaは夫々各ト
ラックを1トラックっつ順次トレースすることになり、
ヘッドHaに対応するアジマス角のトラックTaとヘッ
ドHbに対応するアジマス角のトラックTbとを交互に
トレースすることになる。しかしながら、パイロット信
号の周波数は充分低いので、アジマス角の影響は受けな
い。即ち、トラッキング制御か正常に行なわれている場
合にヘッドHaが生として再生するパイロット信号は、
例えばf1→f2→f3−f4の順て1フイ一ル〜ト期
間毎に1つづつ順次切替わることになる。一方、このと
きヘッドHbが主として再生するパイロット信号は、f
2−f3→f4−flとなる。
本実施例では、ヘッドHaの再生するパイロット信号に
よりトラッキング制御を行なうので、この通常再生時に
おいては、LPFIOIの出力が供給される乗算器10
3には、ローカルパイロット信号発生器111の出力す
るfl、f2゜f3.f4の4種類のローカルパイロッ
ト信号を第3図(g)に示す様に、1フイールド毎にス
イッチ102によりfl−f2−f3→f4の順で選択
して与えれやれはよい。この選択のための2ビツトの信
号はローカルパイロット選択回路124により与えられ
る。これによって、ヘッドHaの制御目標となるトラッ
クは順にf1f2.f3.f4の記録されているトラッ
クとなる。
この乗算器103の出力は周知の様に、2つの隣接トラ
ックのパイロット信号の周波数差に対応する周波数成分
を分離するBPF 104a104bに供給される。第
6図に示す如きヘッド配置の従来のVTRにおいて、一
般にはこの2つの隣接トラックのパイロット信号の周波
数差としてはfH(fHは水平走査周波数)と3fHの
ものが実用化されているが、これを前提とすると本実施
例のBPF104a、104bの通過周波数は1.2f
Hと3.6fHとなる。
これらのBPF104a、104bの出力信号は振幅検
波回路105a、105bに人力され、制御目標トラッ
クの両隣接トラックからのクロストーク成分ルが夫々検
出されることになる。この検波回路105a、105b
の出力は差分回路106によりトラッキングすれ量を示
す信号とされる。振幅検波回路105a、105bの分
離する周波数成分は周知の様に制御目標トラックに対し
1フイールド毎に逆の隣接トラックからのクロストーク
成分に対応するのて、反転回路107.1フイールド毎
に切換わるスイッチ108によりトラッキングずれ量及
びその方向を示す信号とされる。
ゲート回路109はこのスイッチ108の出力する信号
を、その有効期間、即ち、スイッチ120からヘッドH
aの再生信号が供給されている期間、即ち第3図(i)
に示す信号がハイレベルの期間のみゲートし、トラッキ
ングエラー検出信号(ATF信号)として端子110を
介して前述のサーボ回路17に供給される。尚、このゲ
ート回路109や後述するゲート回路121のゲートタ
イミング、スイッチ120.ローカルパイロット選択回
路の動作タイミングは、トラムDの回転を検出する不図
示の検出器より得た回転検出信号に従フてタイミング信
号発生回路112により制御されている。
サーボ回路17はこのATF信号の低周波成分に応じて
、キャプスタンモータ42を制御し、ヘッドHa、Hb
がトラックTa、Tbの中心線をトレースするようにキ
ャプスタンCの回転を制御する。また、該回路17はA
TF信号の高周波成分に応じて後述するバイモルフ板に
て構成される電歪素子61を制御し、ヘッドが各トラッ
クのうねりに追従するよう制御する。
一方、ケート回路121はヘッドHbの再生信号がスイ
ッチ120から出力される期間、即ち第3図(j)に示
す期間のみゲートされる。ローカルパイロット信号は、
スイッチ亘20が何れのヘッドの再生信号を出力してい
ても同一の1フイ一ルド期間内では同一であるので、ス
イッチ120がヘッドHbの再生信号を出力している時
には、ヘッドHaが制御目標とするトラックに対するヘ
ッドHbのトラッキングエラーに対応する信号がスイッ
チ108から出力される。
トラッキング制御が制御引込状態にある場合にはヘッド
HbはヘッドHaの制御目標トラックに対し1トラック
先のトラックをトレースしており、このケート回路12
1から出力される信号はヘッドが1トラック先行してい
ることを示すレベルとなり、ハイレベルとなる。一方、
トラッキング制御が2トラックシフトした状態にある場
合にはヘッドHbヘッドHaの制御目標トラックに対し
3トラック先もしくは1トラック後のトラックをトレー
スしているので、このゲート回路121から出力される
信号はヘッドが1トラック遅れていることを示すレベル
、即ちローレベルとなる。
従って、このゲート回路121の出力する信号のレベル
が所定レベルより高ければトラッキング制御は引き込み
状態にあり、所定レベルより低ければそうでないことが
分かる。特に、数フィールドの間ゲート回路121の出
力する信号のレベルが所定レベルより低ければ、前述の
疑似ロック状態にあることが判定できる。
比較器122はゲート回路121の出力する信号が所定
レベルより高けれはハイレベル、所定レベルより低けれ
ばローレベルの信号を出力する。
疑似ロック判別回路123は比較器121の出力する信
号のレベルが所定期間ローレベルであれば疑似ロック状
態であると判定し、ローカルパイロット選択回路124
の動作を制御し、ローカルパイロット信号の発生順を2
つシフトする。これによって制御目標トラックは2トラ
ックシフトすることになり、トラッキング制御は速やか
に引き込み状態となる。尚、2トラックシフトしたトラ
ックをヘッドHa、Hbが再生することは、アジマス角
の関係から再生信号に何らの影響も与えないのは言うま
でもない。
第1図(A)に戻り、再生ビデオ信号処理回路12から
の再生ビデオ信号はまた、端子15cより出力すること
ができる。但し、この再生ビデオ信号は各ライールドの
信号が5/6に時間軸圧縮された信号であるので、外部
モニタ等に供給する場合には時間軸伸長回路13で各フ
ィールドめ信号を615に時間軸伸長して端子14より
出力する。
尚、オーディオ信号については本発明と直接は関連しな
いため、本明細書では説明を省略する。
次に、第1図における記録側VTRの通當記録動作につ
いて説明する。本実施例のシステムにおける記録側VT
Rはカメラ一体型VTRを想定しており、前述した専用
のビデオカメラ(オーバースキャンカメラ)31を有し
ている。ヘッド構成については再生側VTRと同様であ
るが、区別のため「°」を付す。該カメラ31は前述の
如く第3図(b)に示す如きビデオ信号を出力し、スイ
ッチ22のBi子に人力する一方、32は外部入力端子
であり、第3図(a)に示す如き連続したビデオ信号が
人力される。時間軸圧縮回路33はこのビデオ信号を各
フィールド毎に5/6に時間軸圧縮して第3図(b)に
示す如き信号とし、スイッチ22のC端子に人力する。
更に、端子21cは第3図(b)に示す如器ビデオ信号
を人力するための端子であり、該端子21cに人力され
たビデオ信号はそのままスイッチ22のA端子に供給さ
れる。
操作部36により通常記録モードか選択され、スイッチ
22の何れの人力信号を記録するかが指示されるとスイ
ッチ22は選択された信号を記録ビデオ信号処理回路2
3及び同期分離回路24に供給する。
サーホ回路26は操作部36の操作に従いシステムコン
トローラ37より供給される情報及び、同期分離回路2
4にて分離した同期信号を用い、キャプスタンモータ4
4を制御し、キャプスタンC′により1フイ一ルド期間
にっき1トラック分つつテープ41を搬送せしめ、ドラ
ム干−夕45を1フイ一ルド期間につぎトラムD゛か1
回転する杜制御する。
記録ビデオ信号処理回路23は、柿度信1をFM変調し
、クロマ信号の副搬送周波数を低域に変換して第4図(
b)に示す如き信号とし、スイッチ25に供給する。ス
イッチ25は1フイールド毎に交互にヘッドHa’側、
ヘッドHb’側に接続される。これによって、ヘラFH
a’、Hb’に供給される信号は第3図(c)、(d)
の如くなる。
92はトラッキング制御用パイロット信号を発生する4
f発生回路であり、2系統のパイロット信号を同時に発
生可能である。通常記録時には1フイ一ルド期間おき、
即ちヘッドHa’   Hbかビデオ信号の記録を行な
うフィールドのみパイロット信号を発生し、加算器94
aにはfl。
f3、加算器9−4bにはf2.f4が2フイ一ルド期
間毎に交互に供給されることになる。
回転ヘッドHa’ 、Hb’ は互いに1トラックピツ
チ回転軸方向にシフトして配され、ヘッドHa  がヘ
ッドHb’ に対して若干先行してテープ41をトレー
スする。これによって2フイールドに1度ヘッドHa’
 、Hb’ により同時に2つのトラックが形成される
ことになり、結果として第6図、第7図にヘッド配置を
示すVTRと同様の記録が可能となる。
スイッチ22の出力する信号は、1フイ一ルド期間周期
で、且つ、5/6フイ一ルト期間内にモニタ画面の上端
から下端までをスキャンし、水平走査周波数を通常の5
/6とした専用モニタ(オーバースキャンモニタ)49
に供給され、記録状態をモニタされる。このモニタ49
はカメラ体型VTRにおいては所謂電子ビューファイン
タとして用いられる。又、外部モニタにてモニタできる
ように、各フィールドの信号を615に時間軸伸長する
時間軸伸長回路16か設けられており、この時間軸伸長
回路16の出力は第3図(a)に示す如き通常のビデオ
信号として端子17より出力される。
次に、上述の如き再生側、記録側のVTRを用いたダビ
ング時の動作について説明する。
再生側VTRの出力端子15a、15bと記録側VTR
の入力端子21a、2fbとを接続し、再生側VTRの
操作部34及び記録側VTRの操作部36によりダビン
グモードを指定すると、サーホ回路17.26はキャプ
スタンモータ42.44を制御し、キャプスタンc、c
’ により1フイ一ルド期間にっき2トラック分づつテ
ープ40.4+を搬送せしめ、トラムモータ44゜45
を1フイ一ルド期間につきトラムD、D’が1回転する
線制御する。
これにより、再生ヘッドHa、Hbは夫々1トラックお
きにテープ4o上をトレースすることになり、再生ヘッ
ドHa、Hbは夫々トラックTa、Tbのみをトレース
することになる。
但し、上述の通常両件時とテープ4oの搬送速度が異な
るのて−、ヘッドHa、Hbがトラックと平行にトレー
スできない。このことを第5図を用いて説明する。第5
図に才ついてi丁は通常再生時のテープ40の走行に夕
4応するベクトル、τ0は再生ヘッドHa、Hbの回転
に対応するベクトルてあり、τ。はこれらの合成ベクト
ルである。ダビング時にはテープ4oの走行に対応する
ベクトルが2V7となり、合成ベクトルがマとなる。こ
のベクトルτをτ0に合致させるため、本実施例では、
ベクトルVCに対応する動きをバイモルフ板にて構成さ
れる電歪素子61にて与えている。
即ち、ヘッドHa、Hbかテープ40上をトレースして
いる5/6フイールトの期間に、電歪素子61はヘッド
Ha、Hbを連続的に1トラック分回転軸方向にシフト
し、残る1/6フイールトの期間に、リセットする動作
を各フィールド毎に繰り返す。この動作はサーボ回路1
7によって与えられる。これによってヘッドHa、Hb
はトラックと平行な方向にトレースを行うことになる。
第2図(B)において61はバイモルフ板であり、62
は、サーボ回路17からの制御信号が与えられる端子、
63はストレンゲージ等のセンサである。このセンサ6
3はヘッドHa、Hbの回転軸方向についての絶対的な
位置を検出可能なものであり、通常記録再生時のヘッド
Ha、Hbの位置を正確に決定するために設けられたも
のであり、該センサ63の出力はサーボ回路17にフィ
ードバックされることになる。
ここで、このダビング時におけるトラッキング制御動作
について説明する。
ATF回路91には通常再生時と同様にヘッドHaの再
生信号のみか供給される。ここで、第1図(B)のLP
FIOIに供給されるパイロット信号について考察する
と、ヘッドHaはトラックTaのみを再生するので、第
3図(h)に示すように1フイ一ルド期間毎にパイロッ
ト信号fl。
f3を主に再生することになる。従って、ローカルパイ
ロット選択回路124もスイッチ102がローカルパイ
ロット信号としてfl、f3を1フイ一ルド期間毎に交
互に出力するよう動作すれば、以下のケート回路109
からATF信号が得られることになる。たたし、この場
合振幅検波回路105a、105bの分離する周波数成
分は常に同一方向の隣接トラックからのものであるから
、スイッチ10Bは固定される。ケート回路109の作
用については通常再生時と同様である。このようにして
、ATF回路91からはATF信号がサーボ回路17に
供給されることになる。
また、ゲート回路121の作用についても通常再生時と
同様であり、比較回路122の出力か所定期間ローレベ
ルであればトラッキング制御か疑似ロック状態にあると
判定てきる。疑似ロック判別回路123は疑似ロック状
態を判別すると、ローカルパイロット選択回路124の
選択動作をflとf3の間て反転する。これによって、
制御目標トラックは2トラックシフトし、通常再生時と
同様に速やかにトラッキング制御引き込み状態となる。
サーボ回路17は通常再生時と同様に、ATF信号の低
周波成分に応じてキャプスタンモータ42を制御し、高
周波成分に応じて電歪素子61を制御することになる。
このダビング時におけるヘッドHa、Hbの再生信号を
第3図(e)、(f)に示す。この信号は再生アンプ4
6a、46bを介して出力端子15a、15bに供給さ
れる。
記録側VTRは、再生側VTRからの第3図(e)、(
f)に示す如き信号を端子21a。
21bから受け、アンプ47a、47bを介してバイパ
スフィルタ(HPF)93a、93bに供給する。HP
F93a、93bは再生パイロット信号成分を除去して
、第4図(b)に示すビデオ信号成分やオーディオ信号
成分のみを出力する。
該HPF93a、93bの出力信号は加算器94a、9
4bに供給され、4f発生回路92が発生するパイロッ
ト信号が加算される。ダビング時に4f発生回路92は
、加算器94aにfl。
f3、加算器94b1.:f2.f4を1フイ一ルド期
間毎に交互に供給する。この加算器94a。
94bの出力値−号は夫々ヘッドHa’ 、Hb’ に
供給される。ヘッドHa’ 、Hb’は電歪素子61°
により再生側ヘッドHa、Hbと同様の変位が与えられ
ており、これはサーボ回路26により制御される。
これにより、ヘッドHa’ 、Hb’ は通常記録時と
同一の方向にテープ41上をトレースすることになり、
隣接する異なるアジマス角のトラックに2フイ一ルド分
のビデオ信号及びトラッキング制御用パイロット信号を
同時に記録する。この動作は1フイ一ルド期間毎に行わ
れる。これによつて、通常の記録再生動作に対して2倍
の速度でのダビングか実現する。
上述の如き実施例のシステムにおける再生側VTRにお
いては、ヘッドHaの再生信号にてトラッキング制御を
行ない、所定期間ヘッドHaO代わりにヘッドHbの再
生信号をATF回路に供給するという極めて簡単な手法
により、トラッキング制御の疑似ロック状態を容易に検
出することかでき、速やかにトラッキング制御引き込み
状態とすることかできる。
また、バイモルフ板等を設けたことにより、トラックの
うねりに追従した良好なトラッキングが実現できている
尚、上述の実施例においては近接して回転するヘッドは
2個と規定したか、所望のダビング速度により一般にN
個(Nは2以上の整数)とすることができる。ただし、
アジマス記録を行うフォーマットを前提とした場合はヘ
ッドの数は偶数にしなければならない。
また、本明細書では、小型のドラムを用いるVTRを前
提としたか、DAT (デジタルオーディオチーブレコ
ーダ)等の回転ヘッド型の再生機器であれは本発明を適
用して同様に効果の大なるものであり、特許請求の範囲
の記載内において実施例は適宜変更可能なものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれは、複数種のパイロ
ット信号をトラック毎に循環的に記録し、再生パイロッ
ト信号を用いてトラッキング制御を行なう情報−信号再
生装置において、極めて簡単な構成でトラッキング制御
の引ぎ込み時間を短縮することか可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例としてのダビングシス
テムの概略構成を示す図、 第1図(B)は第1図(A)中のATF回路の具体的構
成例を示す図、 第2図(A)、(B)は第1図のシステムのVTRにお
けるヘッド配置を示す図、 第3図は第1図のシステムにおける各部の信号処理タイ
ミングを示すタイミングチャート、第4図は第1図のシ
ステムにて取り扱うビデオ信号を説明するための図、 第5図は第1図のシステムのVTRにおける通常記録再
生時とダビング時のヘッドトレース軌跡について説明す
るための図、 第6図(A)、(B)は従来の一般的なVTRのヘッド
配置を示す図、 第7図(A)、(B)は小型のトラムを用いた従来VT
Rのヘッド配置を示す図、 第8図は第7図にヘッド配置を示すVTRにて専用に用
いられるビデオカメラについて説明するための図である
。 図中、Ha、Hb、Ha’ 、Hb’ は夫々回転ヘッ
ド、c、c’ は夫々キャプスタン、D、D’は夫々ト
ラム、17,26は夫々ゲート回路、18.19は夫々
1フイールド遅延回路、42゜44は夫々キャプスタン
モータ、40.41は夫々磁気テープ、46a、46b
は夫々再生アンプ、47a、47bは夫々記録アンプ、
61.61′アクチユエータとしての電歪素子、91は
ATF回路、92は4f発生回路、93a、93bは夫
々バイパスフィルタ、94a、94bは夫々加算器、1
01はローパスフィルタ、102゜108.120は夫
々スイッチ、103は乗算器、109,121は夫々ゲ
ート回路、111はローカルパイロット信号発生回路、
112はタイミング信号発生回路、122は比較回路、
123は疑似ロック判別回路、124はローカルパイロ
ット選択回路−である。 躬5霞 (111メ1ンJ (B〕 l&戸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに異なる周波数を有する複数種のパイロット
    信号が1トラック毎に循環的に記録され、隣接トラック
    間でアジマス角か異なる多数のトラックが形成されてい
    るテープ状記録媒体から情報信号を再生する装置であっ
    て、隣接ヘッド間で互いにアジマス角が異なり、且つ、
    近接して回転するN個(Nは2以上の整数)の回転ヘッ
    ドを用いて、テープ状記録媒体上の隣接するN個のトラ
    ック上の情報信号をNチャンネルの信号として再生する
    再生手段と、 前記N個の回転ヘッド中の第1のヘッドの再生するパイ
    ロット信号を用いて前記テープ状記録媒体と前記N個の
    回転ヘッドとの相対位置を制御するトラッキング制御手
    段と、 前記N個の回転ヘッド中、前記第1のヘッドに隣接する
    の第2のヘッドの再生するパイロット信号を用いて前記
    トラッキング制御手段の制御目標を前記テープ状記録媒
    体の長手方向にシフトする制御目標シフト手段とをを具
    える情報信号再生装置。
  2. (2)前記N個の回転ヘッドは前記所定期間より短い期
    間にて前記N個のトラック上の情報信号を再生すること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の情報信号
    再生装置。
  3. (3)前記装置は、前記N個の回転ヘッドが夫々前記所
    定期間毎に1トラック分の情報信号の再生を行なうダビ
    ングモードと、前記N個の回転ヘッドが夫々前記所定期
    間のN倍の期間毎に1トラック分の情報信号の再生を行
    なう通常再生モードとを有し、 前記トラッキング制御手段は前記ダビングモード、前記
    通常再生モードの何れにおいても、前記第1の回転ヘッ
    ドの再生信号のみを用いて前記N個の回転ヘッドとの相
    対位置を制御することを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の情報信号再生装置。
  4. (4)制御目標シフト手段は前記ダビングモード、前記
    通常再生モードの何れにおいても前記第2のヘッドの再
    生するパイロット信号を用いて前記トラッキング制御手
    段の制御目標を前記テープ状記録媒体の長手方向にシフ
    トすることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載
    の情報信号再生装置。
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