JP2769003B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転ドラムに載せた可動磁気ヘッドを用
いて、インサート編集を行う磁気記録再生装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
インサート編集は既に記録されているトラックの一部
分を別の信号で書き換える編集であり、映像・音声信号
が録再されるVTR(ビテオテープレコーダ)では有効な
機能のひとつである。8ミリテープを用いる、いわゆる
8mmビデオのサーボ方式は4周波パイロット方式が採用
されており、従来のインサート編集方式として、特開昭
60−79550号に示すものがある。
従来の装置は、パイロット信号方式を採用した磁気記
録再生装置において、180゜の位置に設置された2個の
通常の記録再生磁気ヘッドの他に、少なくとも1個の磁
気ヘッドを増設することにより、インサート編集時にお
いても、トラックパターンが、連続かつ均一となるよう
にしたものである。
以下、図を用いて説明する。
第6図は回転ドラムに設置される磁気ヘッドの配置図
であり、2個の通常の記録再生磁気ヘッド21及び22が、
180゜の位置に設置されており、この磁気ヘッド21及び2
2と同一平面上にさらに別の1対の磁気ヘッド23及び24
が、磁気ヘッド21及び22に対して、それぞれ90゜回転し
た位置に設置されている。
第7図はこの発明に係る磁気記録再生装置が適用され
た回転ヘッド型VTRの回路構成を示すものである。第7
図において、19は第1の循環周波数発生器で、入力端子
1に入力されるヘッドスイッチングパルスにより、フィ
ールド毎に4つの周波数の信号を4フィールド周期とし
て循環して発生する。
この4つの周波数は、例えば、NTSC(National Telev
ision System Committee)方式の映像信号を録画する場
合には、fosc=378fh(fh:水平同期信号の周波数)とし
て、f1=fosc/58,f2=fosc/50,f3=fosc/36,及びf4=f
osc/40のように選ぶ。この周波数発生器19の出力を、入
力端子3に入力され、かつ変調された映像信号に加算回
路2により重畳し、この重畳信号を記録増幅器4,スイッ
チ5及びロータリトランス20を通して磁気ヘッド21,22
に印加して磁気テープ上に記録させる。記録パターンは
第8図に示すようにF1からF4が循回して記録される。
次に通常再生について説明する。
8は再生増幅器で、その出力はローパスフィルタ(以
下LPFと略称する)9により映像信号成分が除去され
て、パイロット信号成分が抽出される。このLPF9により
抽出されたパイロット信号成分と、ヘッドスイッチング
パルスに応じてフィールド毎に周波数をf1,f2,f3,f4
順次発生させる循環周波数発生器19の出力とが混合器10
に入力される。この混合器10の出力を第1のバンドパス
フィルタ(以下、BPFと略称する)11及び第2のBPF12を
通すことにより、循環周波数発生器2出力の信号周波数
と、LPF9出力のパイロット信号成分の周波数との差周波
数信号成分が得られる。
ちなみに、NTSC方式の映像信号の場合、fOSC5.95MH
zであるので、f1,f2,f3及びf4はf1〜102KHz,f2119KH
z,f3〜165KHz,f4149KHzとなる。これにより、f2−f1
f3−f416.5KHz,f4−f1f3−f246.5KHzとなる。
従って第1のBPF11の通過帯域を16.5KHzの近傍、第2の
BPF12の通過帯域を46.5KHzの近傍に選ぶとする。第8図
のように磁気ヘッド21がF1のトラックをトラッキングし
ているときには、F2のトラックのパイロット信号(周波
数f2)成分の大きさに比例した振幅をもつ信号が第1の
BPF11より得られ、F4のトラックのパイロット信号(周
波数f4)成分の大きさに比例した振幅をもつ信号が第2
のBPF12より得られる。この第1のBPF11及び第2のBPF1
2の出力を第1の検波器13及び第2の検波器14にてそれ
ぞれエンベロープ検波し、これら第1及び第2検波器1
3,14のそれぞれの出力を減算器15に通すことにより、第
8図における磁気ヘッド21のトラックセンターから左ま
たは右への位置ずれ量に応じた電圧レベルが減算器15の
出力として得られる。
第8図の記録パターンと、f1,f2,f3及びf4の周波数よ
り明らかなように、第8図において磁気ヘッド21がF1あ
るいはF3をトラッキングしている場合と、F2あるいはF4
をトラッキングしている場合とで、磁気ヘッド21のトラ
ックセンターからの位置ずれに対する減算器15出力の極
性は、逆になる。従って減算器15の出力と、減算器15の
出力を反転増幅器16にて反転した信号とをスイッチ17に
て、ヘッドスイッチングパルスに同期させ選択してやる
と、磁気ヘッド21のトラックセンターからの位置ずれ量
に比例した出力電圧が出力端子18より得られる。この出
力端子18より得られる信号をキャプスタンモータ(図示
せず)にフィードバックすることにより良好なトラッキ
ングが得られることになる。
次にインサート編集時の構成,動作について説明す
る。
25はスイッチであり、インサート編集時に、磁気ヘッ
ド23あるいは磁気ヘッド24の再生出力を再生増幅器8に
供給させるものである。26はヘッドスイッチングパルス
を90゜位相シフトする遅延回路、27は上記遅延回路26の
出力にもとづいて前述したf1,f2,f3及びf4の周波数を発
生する第2の循環周波数発生器、28はインサート編集時
に第2の循環周波数発生器27の出力を混合器10に供給さ
せるスイッチ、29は上記遅延回路26の出力にもとづい
て、フィールド毎に第1の検波器13あるいは第2の検波
器14の出力を選択して増幅器30に供給するスイッチ、31
はインサート編集時に、増幅器30の出力を出力端子18に
供給するスイッチである。
インサート編集時には、第1の循環周波数発生器19の
出力を、入力端子3より導いた映像信号に重畳させ、こ
の信号を記録増幅器4,スイッチ5及びロータリトランス
20を通して、磁気ヘッド21及び22に印加して磁気テープ
TP上に記録させる。他方、磁気ヘッド23及び磁気ヘッド
24により磁気テープTP上の信号を再生し、この信号をロ
ータリトランス20及びスイッチ25を通して再生増幅器8
に供給する。
インサート編集における信号記録開始は、まず前述し
た通常再生におけるテープ走行制御を行っておき、同期
制御にはいったのち、所望の記録開始点にて、インサー
ト編集モードに切り換える。このとき磁気テープTP上の
記録パターンと各磁気ヘッド21〜24との位置関係は、例
えば、第8図に示すようになっている。磁気ヘッド21は
F1のトラックの先端に、磁気ヘッド22はF4トラックの後
端にそれぞれ位置している。従って磁気ヘッド23は、第
6図に示したような配置関係にあるから、トラックの中
央で、しかもF4トラックとF1トラックの境界線上に位置
していることになる。遅延回路26はヘッドスイッチング
パルスを90゜位相シフトさせるもので、磁気ヘッド23あ
るいは磁気ヘッド24のスイッチング位置が、磁気ヘッド
21あるいは磁気ヘッド22のテープ幅方向におけるヘッド
スイッチングの位置と同一の位置となるように、ヘッド
スイッチングさせるものである。さらにこの遅延回路26
はその出力で第2の循環周波数発生器27から所定の順序
でf1,f2,f3あるいはf4の周波数の信号を順次発生させ
る。いま第8図に示した磁気ヘッド位置においては、f4
の周波数が第2の循環周波数発生器27より発生している
とする。なお、このとき第1の循環周波数発生器19はf4
の周波数からf1の周波数を切り換え発生する。
第8図に示した磁気ヘッド23の位置においては、磁気
ヘッド23より再生される信号には、ヘッド幅の1/2に相
当する大きさのf1の周波数のパイロット信号成分とヘッ
ド幅の1/2に相当する大きさのf4の周波数成分が含まれ
ている。LPF9にて上記2つのパイロット成分が抽出さ
れ、混合器10に加えられる。一方、第2の循環周波数発
生器27はf4の周波数を発生しているので、f1との差周波
数成分がヘッド幅の1/2に応じた振幅を有する信号が、
第2のBPF12より得られる。また磁気ヘッド24が第8図
にてF1トラックとF2トラックの境界線上にあるとき、即
ち磁気ヘッド21がF1トラックのテープ幅上で上方にある
か、磁気ヘッド22がF2トラックのテープ幅上で下方にあ
るかのときは、第2の循環周波数発生器27は、f1の周波
数の信号を発生しているので、f1とf2との差周波数成分
が、F2トラックにのっているヘッド幅に比例している振
幅の信号が第1のBPF11より得られる。
このように遅延回路26で得られるヘッドスイッチング
パルスを90゜位相シフトした信号で第2の循環周波数発
生器27の発生周波数を制御していくと、磁気ヘッド23が
F4トラックとF1トラックの境界線上、あるいはF2トラッ
クとF3トラックの境界線上にあるときは、第2のBPF12
から磁気ヘッド23の境界線上からの位置ずれ量に比例し
た振幅の信号が得られ、また磁気ヘッド24が、F1トラッ
クとF2トラックの境界線上、あるいはF3トラックとF4ト
ラックの境界線上にあるときは、第1のBPF11より磁気
ヘッド24の境界線上からの位置ずれ量に比例した振幅の
信号が得られる。
従って、遅延回路26の出力で、第1の検波器13の出力
あるいは第2の検波器14の出力をスイッチ29で選択して
やれば、磁気ヘッド23あるいは24の境界線上からの位置
ずれ量に比例した電圧を得ることができる。これは、即
ち、磁気ヘッド21あるいは22のトラックからの位置ず量
に比例した電圧値を等価的に示している。この信号を増
幅器30に供給して、これに適当なDCオフセット及びアン
プゲインを与えて、スイッチ31を通して出力端子18に供
給する。
第2の循環周波数発生器27の出力をf1の周波数に固定
したとき、磁気ヘッド24のテープ長手方向の位置ずれ量
に対する出力端子18の出力電圧を第9図に示す。第9図
において、テープ長手方向にこの出力電圧を積分してい
くと、V1になる。所望のトラッキング位置の出力電圧は
V0であり、明らかに制御ループを組んだときのロックレ
ンジは大きな制限を受ける。このため、インサート編集
開始時点の手前で通常再生モードで同期引き込みをして
おけば、インサート編集モードに移行しても小信号成分
に対する制御能力は十分持っているので支障なく制御で
きる。従って上記のようにすれば、インサート編集の際
にも均一で連続な記録パターンを得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されてい
るので、通常の記録再生ヘッドの他に少なくとも1個の
磁気ヘッドを増設することが必要で、コストが高くなる
とかドラムを小形化しにくいなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、磁気ヘッドを増設せずに、トラックパター
ンが連続かつ均一となるインサート編集が可能な磁気記
録再生装置を得ることを目的とする。
また、再生した映像,音声信号と新たに記録しようと
する映像,音声信号を混合して徐々にフェードイン,フ
ェードアウトする、いわゆるパンチイン/アウト編集が
可能な磁気記録再生装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る磁気記録再生装置は、情報の1サイク
ル期間にNトラックの記録または再生を行う装置におい
て、可動磁気ヘッドを用いて一サイクル内にNトラック
分の信号の再生と記録を行い、再生で磁気テープ走行制
御及びトラック曲がり信号の検出を行い、記録時にトラ
ック曲がり信号とオフセット信号を可動磁気ヘッドに印
加して該Nトラックの記録を行うものである。
〔作用〕
この発明においては、可動磁気ヘッドを用いて1サイ
クル内にNトラックの記録と再生を行うことにより、同
一トラックを2回走査することができ、トラックパター
ンを連続かつ均一にすることができる。また、オフセッ
ト信号を可動磁気ヘッドに加えることにより、過去に再
生した任意のトラックを記録することができ、パンチイ
ン/アウト編集が可能になる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、51は変調された映像・音声信号の入
力端子、52はドラム回転に同期したパルスの入力端子、
53はサーボ用のパイロット信号発生回路、54は加算回
路、55は記録増幅器、56は記録/再生の切換スイッチ、
57は回転ドラム、58,59は互いにアジマス角の異なる磁
気ヘッド、60は磁気ヘッド58,59を斜めトラックに垂直
に可動させるためのトラッキングアクチュエータ、61は
回転ドラム57に180゜巻かれた磁気テープ、62はキャプ
スタンモータ、63は再生増幅器、64はトラッキング誤差
信号検出回路、65はキャプスタンサーボ回路、66はトラ
ッキングサーボ回路、67はオフセットメモリ回路、68は
ゲート、69は加算回路である。
次に第2図のトラックパターン図と第3図のタイムチ
ャートを併用して動作について説明する。
本実施例では、1サイクル期間を画像一フレーム(NT
SC方式では約1/30秒)とし、2トラックに記録するもの
とする。入力端子51から入力された映像・音声信号は入
力端子52から入力される第3図(c)のドラム回転パル
ス(ここでは60Hz)をトリガとしてパイロット信号発生
回路53で、例えば4周波パイロット信号を発生する。但
し、第3図(c)でWと書かれた部分が記録期間であ
り、後述するように磁気ヘッド58,59が2チャンネルヘ
ッドとなっているので、W毎にF1,F2とF3,F4を交互に発
生する。このパイロット信号は加算回路54で映像・音声
信号に重畳された後、記録増幅器55,切換スイッチ56,ロ
ータリトランス(図示せず)を通り、磁気ヘッド58,59
により磁気テープ61に記録される。第1図の磁気ヘッド
は2チャンネルヘッドでトラッキングアクチュエータ60
により可動ヘッドとなっている。通常記録時は、トラッ
キングアクチュエータ60の位置を固定して記録する。こ
のようにして記録されたトラックを第2図のトラックパ
ターン図に示す。第2図(a)がその概略図で、(b)
は記録中の拡大図である。第2図(b)において、ヘッ
ドI,IIはそれぞれ磁気ヘッド58,59に相当し、互いにア
ジマス角が異なり、ヘッド幅はトラック幅よりも若干広
めになっている。
さて、このようにして記録された磁気テープをインサ
ート編集する場合について説明する。まず、1サイクル
期間(ここでは1フレーム)に2回転させて同一トラッ
クが2回走査できるようにする。即ち、第3図(a)の
ドラム回転パルスを60Hzとし、1回転目は通常再生を行
う。ここでは磁気ヘッド59の再生信号を用いて再生サー
ボをかける。磁気ヘッド59の再生信号は、切換スイッチ
56,再生増幅器63を経てトラッキング誤差信号検出回路6
4に入力される。トラッキング誤差信号は、従来例で述
べたような手法で得られ、キャプスタンサーボ回路65に
よりキャプスタンモータ62を制御して、テープ送り速度
の制御を行う。一方、トラッキングサーボ回路66からは
第3図(b)のようにトラッキングアクチュエータを駆
動してトラック曲がりに追従させる。
2回転目は次のようにして同じトラックに記録する。
テープ送りは再生モード時に行われているので、一定ス
ピードで走行している。トラッキングサーボ回路66では
1回転前に発生した駆動電圧を発生させる。さらにオフ
セットメモリ回路67からは1回転の間の走行量、即ち1
サイクル幅に相当する駆動電圧が出力されており、ゲー
ト回路68で第3図(a)のWに相当する期間ゲートが開
かれて、加算回路69で加算され、第3図(c)のような
駆動電圧がトラッキングアクチュエータ60に、スリップ
リング(図示せず)を介して印加されて記録が行われ
る。
オフセットメモリ回路67の駆動電圧は次のようにして
求めることができる。即ち、通常再生モードにて同一ト
ラックを2回以上再生すればよい。第3図(d)のよう
にW区間をR区間として、通常の再生走行をさせながら
同一トラックを再生すると、トラッキングアクチュエー
タ60を駆動する電圧は第3図(e)のように得られる。
これを1回転に相当する時間遅延させた信号(f)を信
号(e)から引くと、1回転の走行分に相当するオフセ
ット量(g)が得られる。従ってオフセット量(g)と
1回転前の駆動電圧を加算することにより、1回転前に
再生したトラックを正確に走査することができ、インサ
ート編集が可能となる。
次に、パンチイン/アウト編集を行う場合について説
明する。第4図はディジタル記録再生装置のブロック図
を示し、記録系では71は映像・音声信号の入力端子、72
はアナログ/ディジタル(A/D)変換回路、73は再生信
号と入力信号を混合する混合回路、74は映像や音声信号
の冗長分を取り除き、高能率符号化を行う圧縮回路、75
はインターリーブ及び誤り訂正符号化を行う誤り訂正符
号化回路、76はディジタルの変調回路である。再生系で
は、ディジタル復調回路78を経て、誤り訂正復号化回路
79で誤りの訂正とデインターリーブが行われ、伸長回路
80で圧縮回路74と逆のプロセスで元のディジタル映像・
音声データが再現され、誤りが訂正できなかったデータ
は補間回路81で補間が行われて、ディジタル/アナログ
(D/A)変換回路82でアナログ信号に変換されて、出力
端子83へ出力される。77はサーボ回路である。
パンチイン/アウト編集は再生した信号と入力信号を
混合させて再生した信号のトラックを書き換えるもので
あるが、そのタイミングを第5図を用いて説明する。第
5図(a)はドラム回転パルス(60Hz)である。(b)
は記録時のタイミング図で、1フレームの入力信号が圧
縮,符号化されてWの区間に記録される。(c)は再生
時のタイミング図で、Rの区間に再生された信号が復号
化,伸長されて1フレームの出力信号となる。(d)は
パンチイン/アウト時のタイミング図で、再生と記録の
プロセスが継続して行われる。但し、出力信号と入力信
号は混合されるので、同一タイミングとなる。第5図
(d)では再生してから7フレーム後に記録される。従
って、オフセットメモリ回路67には7フレーム、即ち14
トラックの幅に相当するトラッキングアクチュエータ駆
動電圧を記憶しておき、トラッキングサーボ回路66から
7フレーム前のトラッキング誤差電圧を出力すれば良
い。14トラック幅に相当するトラッキングアクチュエー
タ駆動電圧は前述したように同一トラックの再生を繰り
返すことにより求めることができる。
なお、上記実施例では2チャンネル×1の磁気ヘッド
を用いたが、何チャンネルヘッドを用いても良く、また
180゜対向ヘッドや任意のヘッド個数にも対応できる。
また、上記実施例では1サイクルの間にNトラックを
2回走査する場合について述べたが、2回以上であれば
良く、そのうち1回を記録に割り当てれば良い。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、1サイクル期間の
間にNトラック分の信号の再生と記録を行うようにした
ので、磁気ヘッドを増設せずに、トラックパターンが連
続かつ均一となるインサート編集やパンチイン/アウト
編集が可能なものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置の
サーボ信号を中心としたブロック図、第2図はそのトラ
ックパターン図、第3図はサーボ信号のタイムチャート
図、第4図はこの発明の他の実施例による磁気記録再生
装置のブロック図、第5図はパンチイン/アウト編集の
タイムチャート図、第6図は従来の磁気記録再生装置に
おける磁気ヘッド配置図、第7図は従来の磁気記録再生
装置のサーボ信号を中心としたブロック図、第8図はそ
のトラックパターンと磁気ヘッドの様子を示す図、第9
図は循環周波数発生器の信号周波数をf1に固定したとき
の磁気テープ長手方向の位置ずれに対する出力電圧図で
ある。 57は回転ドラム、58,59は磁気ヘッド、60はトラッキン
グアクチュエータ、64はトラッキング誤差信号検出回
路、65はキャプスタンサーボ回路、66はトラッキングサ
ーボ回路、67はオフセットメモリ回路、68はゲート回
路、69は加算回路、73は混合回路、74は圧縮回路、75は
誤り訂正符号化回路、76は変調回路、78は復調回路、79
は誤り訂正復号化回路、80は伸長回路、81は補間回路で
ある。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−79550(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 27/024 G11B 15/467 G11B 5/588

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像もしくは音声信号などの情報を、回転
    ドラムに載せた可動磁気ヘッドにより、情報の1サイク
    ル期間にNトラック(N:整数)の記録再生を行うヘリカ
    ルスキャン方式の磁気記録再生装置において、 1サイクル期間内に、まず、Nトラックを再生して得ら
    れたトラッキング誤差信号により磁気テープの走行及び
    トラッキング制御を行い、 次に、該トラッキング誤差信号とオフセット信号を可動
    磁気ヘッドに印加させて該Nトラックの記録を行うこと
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】1サイクル期間内に、Nトラックの再生と
    記録を行う請求項1記載の装置であって、 あるNトラックの再生信号を復号化して元の情報を出力
    し、その出力情報と入力情報を混合して符号化を行って
    記録信号として、該Nトラックのトラッキング誤差信号
    と、再生から記録に要する時間に相当するオフセット信
    号を可動磁気ヘッドに印加させて該Nトラックの記録を
    行うことを特徴とする磁気記録再生装置。
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