JP3240626B2 - デジタル映像信号の記録方法及び記録装置 - Google Patents

デジタル映像信号の記録方法及び記録装置

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JP3240626B2 JP07915591A JP7915591A JP3240626B2 JP 3240626 B2 JP3240626 B2 JP 3240626B2 JP 07915591 A JP07915591 A JP 07915591A JP 7915591 A JP7915591 A JP 7915591A JP 3240626 B2 JP3240626 B2 JP 3240626B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルVTR、磁気
(又は光磁気)ディスク記録再生装置等に適用して好適
なデジタル映像信号の記録方法及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平1−258255号公報
等に開示されている高品位映像信号を記録再生できる民
生用のデジタルVTRの登場も、あまり遠くない将来に
実現されるであろうと思われる。しかし、そのようなデ
ジタルVTRが普及する前に、NTSC方式、PAL方
式等の通常品位の映像信号を記録再生できる民生用のデ
ジタルVTRが普及する可能性が大である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような場合に、高
品位映像信号を記録再生できるデジタルVTRを用い
て、高品位映像信号を記録した磁気テープは、通常品位
の映像信号を記録再生できるデジタルVTRによって再
生できないと、実用上頗る不便である。
【0004】かかる点に鑑み、本発明は、高品位デジタ
ル映像信号の記録された記録媒体から、通常品位のデジ
タル映像信号をも再生することのできるデジタル映像信
号の記録方法及び記録装置を提案しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるデジタル映
像信号の記録方法は、デジタル高品位映像信号の水平及
び垂直方向の間引き処理を行って被間引き処理デジタル
映像信号を得る間引きステップと、被間引き処理デジタ
ル映像信号の帯域圧縮処理を行って、画像再生の可能な
通常品位の第1のデジタル映像信号部分を得る第1の圧
縮ステップと、第1のデジタル映像信号部分の、帯域圧
縮処理の逆処理である帯域伸長処理を行って、被帯域伸
長処理デジタル映像信号を得る伸長ステップと、被帯域
伸長処理デジタル映像信号の、間引き処理の逆処理であ
る補間処理を行って、被補間処理デジタル映像信号を得
る補間ステップと、被補間処理デジタル映像信号を、デ
ジタル高品位映像信号から減算して、差デジタル映像信
号を得る減算ステップと、差デジタル映像信号の帯域圧
縮処理を行って、第2のデジタル映像信号部分を得る第
2の圧縮ステップと、第1及び第2のデジタル映像信号
部分をそれぞれ各別に変調処理して、第1及び第2の被
変調デジタル映像信号部分を得る第1及び第2の変調ス
テップと、第1及び第2の被変調デジタル映像信号部分
を記録媒体の各別のトラックに記録する記録ステップと
を有するものである。本発明によるデジタル映像信号の
記録装置は、デジタル高品位映像信号の水平及び垂直方
向の間引き処理を行って、被間引き処理デジタル映像信
号を得る間引き手段と、被間引き処理デジタル映像信号
の帯域圧縮処理を行って、画像再生の可能な通常品位の
第1のデジタル映像信号部分を得る第1の圧縮手段と、
第1のデジタル映像信号部分の、帯域圧縮処理の逆処理
である帯域伸長処理を行って、被帯域伸長処理デジタル
映像信号を得る伸長手段と、被帯域伸長処理デジタル映
像信号の、間引き処理の逆処理である補間処理を行っ
て、被補間処理デジタル映像信号を得る補間手段と、デ
ジタル高品位映像信号から、被補間処理デジタル映像信
号を減算して、差デジタル映像信号を得る減算手段と、
差デジタル映像信号の帯域圧縮処理を行って、第2のデ
ジタル映像信号部分を得る第2の圧縮手段と、第1及び
第2のデジタル映像信号部分をそれぞれ各別に変調処理
して、第1及び第2の被変調デジタル映像信号部分を得
る第1及び第2の変調手段と、第1及び第2の被変調デ
ジタル映像信号部分を、記録媒体の各別のトラックにそ
れぞれ記録する記録手段とを有するものである。
【0006】
【作用】本発明のデジタル映像信号の記録方法によれ
ば、デジタル高品位映像信号の水平及び垂直方向の間引
き処理を行って被間引き処理デジタル映像信号を得、被
間引き処理デジタル映像信号の帯域圧縮処理を行って、
画像再生の可能な通常品位の第1のデジタル映像信号部
分を得、第1のデジタル映像信号部分の、帯域圧縮処理
の逆処理である帯域伸長処理を行って、被帯域伸長処理
デジタル映像信号を得、被帯域伸長処理デジタル映像信
号の、間引き処理の逆処理である補間処理を行って、被
補間処理デジタル映像信号を得、被補間処理デジタル映
像信号を、デジタル高品位映像信号から減算して、差デ
ジタル映像信号を得、差デジタル映像信号の帯域圧縮処
理を行って、第2のデジタル映像信号部分を得、第1及
び第2のデジタル映像信号部分をそれぞれ各別に変調処
理して、第1及び第2の被変調デジタル映像信号部分を
得、第1及び第2の被変調デジタル映像信号部分を記録
媒体の各別のトラックに記録する。本発明のデジタル映
像信号の記録装置によれば、間引き手段によって、デジ
タル高品位映像信号の水平及び垂直方向の間引き処理を
行って、被間引き処理デジタル映像信号を得、第1の圧
縮手段によって、被間引き処理デジタル映像信号の帯域
圧縮処理を行って、画像再生の可能な通常品位の第1の
デジタル映像信号部分を得、伸長手段によって、第1の
デジタル映像信号部分の、帯域圧縮処理の逆処理である
帯域伸長処理を行って、被帯域伸長処理デジタル映像信
号を得、補間手段によって、被帯域伸長処理デジタル映
像信号の、間引き処理の逆処理である補間処理を行っ
て、被補間処理デジタル映像信号を得、減算手段によっ
て、デジタル高品位映像信号から、被補間処理デジタル
映像信号を減算して、差デジタル映像信号を得、第2の
圧縮手段によって、差デジタル映像信号の帯域圧縮処理
を行って、第2のデジタル映像信号部分を得、第1及び
第2の変調手段によって、第1及び第2のデジタル映像
信号部分をそれぞれ各別に変調処理して、第1及び第2
の被変調デジタル映像信号部分を得、記録手段によっ
て、第1及び第2の被変調デジタル映像信号部分を、記
録媒体の各別のトラックにそれぞれ記録する。
【0007】
【実施例】以下、図1を参照して、本発明を適用したデ
ジタルVTRの記録回路を説明する。デジタル高品位映
像信号(HD信号)を、入力端子12からエンコーダ1
4に供給してエンコードして、画像再生の可能な通常品
位のデジタル映像信号部分(SD信号)と、他のデジタ
ル映像信号部分(FD信号)とに分離する。
【0008】このエンコーダ14の具体例を図2を参照
して説明する。入力端子50からのHD信号をローパス
フィルタ51に供給して、アンティ・エリアシング及び
高域成分を除去した後、間引き回路52に供給して、水
平及び垂直方向にそれぞれ2:1の間引き処理を行う。
この間引き処理の行われたHD信号を、圧縮器53に供
給して帯域圧縮することにより、画像再生の可能な通常
品位の、例えば、30Mbps のSD信号を得て、出力端
子54から出力する。
【0009】又、圧縮器53からのSD信号を、圧縮回
路53の逆回路である伸長回路55に供給して帯域伸長
した後、補間回路56に供給して、水平及び垂直方向に
それぞれ1:2の補間処理を行う。この補間処理された
SD信号を、ローパスフィルタ57を通じて合成器58
に供給する。そして、入力端子50からのHD信号を合
成器58に供給して、このHD信号から、補間処理され
たSD信号を減算し、その減算出力を圧縮器59に供給
して帯域圧縮した後、30Mbps のFD信号として出力
端子60に出力される。
【0010】次に、再び、図1に戻って説明する。エン
コーダ14からのFD信号は、フレーム化・エラー訂正
符号化回路16に供給されて、フレーム化及びエラー訂
正符号化されると共に、HD信号がFD信号及びSD信
号に分離されていることを示す判別信号がサブコードと
して付加された後、2チャンネル符号化されて、それぞ
れFM変調器18、19に供給されて変調された後、記
録増幅器22、23をそれぞれ通じて、近接配置される
と共に、それぞれのギャップのアジマスが互いに異なる
回転磁気ヘッドHa、Hbに供給されて、図5に示すよ
うに、傾斜トラックが形成されるように磁気テープTP
に記録される。又、エンコーダ14からのSD信号は、
切り換えスイッチ15を通じて、フレーム化・エラー訂
正符号化回路17に供給されて、フレーム化及びエラー
訂正符号化されると共に、音声信号が付加された後、2
チャンネル符号化されて、それぞれ変調器20、21に
供給されて変調された後、記録増幅器24、25をそれ
ぞれ通じて、近接配置されると共に、それぞれのギャッ
プのアジマスが互いに異なる回転磁気ヘッドHc、Hd
に供給されて、図5に示すように傾斜トラックが形成さ
れる如く、磁気テープTPに記録される。
【0011】ここで、図7を参照して、回転磁気ヘッド
Ha〜Hdによって、磁気テープTP上に記録されるデ
ジタル映像信号の1傾斜トラック分(1セグメント分)
のデータ構成を説明する。図7において、左端が回転磁
気ヘッドHa〜Hdの突入側、右端が離間側である。M
G(マージン)及びIBG(インターブロックギャッ
プ)は、信号の無記録区間である。PRA(プリアンブ
ル)又はPOA(ポストアンブル)には、データのビッ
ト周波数と等しい周波数のパルスが記録され、これは再
生時に再生されてビットクロック抽出のためのPLLに
供給される。ATFパイロットは、自動トラッキングた
めのパイロットである。映像及び音声データは、複数の
シンクブロックの連続から構成され、その各シンクブロ
ックは、IDデータ及びパリティから構成されている。
その他に、音声データ及びサブコードのエリヤがある。
FD信号のサブコードに、上述のHD信号がSD信号及
びFD信号に分離されていることを示す判別信号が記録
される。又、SD信号の映像データ及び音声データのエ
リヤ又音声データのエリヤに上述の音声信号が記録され
る。
【0012】次に、図4について、回転磁気ヘッドHa
〜Hd等について説明する。Ha、Hb及びHc、Hd
はそれぞれ近接配置され、互いに逆のアジマスのギャッ
プを有する2組の回転磁気ヘッドで、交互に異なる記録
アジマスの傾斜トラックを形成する如く、固定ドラム及
び回転ドラムから成るテープ案内ドラム装置の回転案内
ドラムSLDに、180度の角度間隔を以て取り付けら
れている。TPは磁気テープで、一対のガイドピンGP
によって、固定ドラム及び回転ドラムに180度の巻き
付け角を以て巻き付け案内される。これらの回転磁気ヘ
ッドHa、Hb及びHc、Hdは、磁気テープTPに対
し、図5に示すように、SD信号及びFD信号の記録を
行い、又、それを再生する。この磁気テープTPは、キ
ャプスタンCP及びピンチローラPRによって挟持され
て走行せしめられる。CMはキャプスタンCPを回転駆
動するモータである。1は周波数発電機で、キャプスタ
ンCPの回転に応じた周波数の周波数信号を発生する。
2はキャプスタンモータCMに対するサーボ回路で、周
波数発電機1からの周波数信号及びデジタルVTRの各
部を制御するシステムコントローラ(マイクロコンピュ
ータを備える)3からのHDモードの磁気テープ走行速
度指令信号(その他に、SDモード及びLPモードの標
準走行速度の指令信号も可)を受けて、キャプスタンモ
ータCMの回転を制御する。
【0013】このデジタルVTRには、HDモード(M
USE方式等の高品位映像信号のモード)、SDモード
(NTSC方式、PAL方式等の映像信号のモード)及
びLPモード(長時間記録映像信号のモード)があり、
これらモードに対し、上述の3種類の磁気テープの標準
走行速度、即ち、HDモード、SDモード及びLPモー
ドの標準走行速度があり、その比は4:2:1である。
尚、回転磁気ヘッドHa、Hb及びHc、Hdの回転数
は、磁気テープTPの標準走行速度の違いに拘らず一定
である。又、HD、SD及びLPモードのデジタル映像
信号の記録レートは、それぞれ60MBPS、30MB
PS、15MBPSである。SD及びLPモードでは、
近接配置された1組の回転磁気ヘッドHc、Hdが記録
及び再生に使用され、HDモードでは、上述の2組の回
転磁気ヘッドHa、Hb及びHc、Hdの全てが記録及
び再生に使用される。
【0014】しかして、磁気テープTPには、図5に示
す如く、FD信号の記録された相隣る2本の傾斜トラッ
ク及びSD信号の記録された相隣る2本の傾斜トラック
が交互に形成される如く、それぞれの信号が記録され
る。
【0015】又、切り換えスイッチ15がNTSC方
式、PAL方式等の通常品位の映像信号の供給される入
力端子13側に切換えられているときは、このSD信号
が、切り換えスイッチ15を通じて、フレーム化・エラ
ー訂正符号化回路17に供給されて、フレーム化及びエ
ラー訂正符号化され、且つ、音声信号が付加された後、
2チャンネル符号化されて、それぞれ変調器20、21
に供給されて変調された後、記録増幅器24、25をそ
れぞれ通じて、近接配置されると共に、それぞれのギャ
ップのアジマスが互いに異なる回転磁気ヘッドHc、H
dに供給されて、SDモードの標準走行速度を以て走行
する磁気テープTPに、図6に示す如く、回転磁気ヘッ
ドHc、Hdによって、SD信号の記録された2本の傾
斜トラックが順次形成される如く、SD信号が記録され
る。
【0016】次に、デジタルVTRの再生回路につい
て、図3を参照して説明する。図5に示した磁気テープ
TPをHDモードの標準走行速度で走行させて、その傾
斜トラックの記録信号、即ち、それぞれ変調されたSD
信号及びFD信号を、回転磁気ヘッドHa、Hb、H
c、Hdによって再生して、それぞれ再生増幅器30、
31、32、33を通じて、それぞれ復調器34、3
5、36、37に供給して復調して、それぞれ2チャン
ネルのFD信号及びSD信号が得られる。これら2チャ
ンネルずつのFD信号及びSD信号は、それぞれ時間軸
補正回路38、39、40、41に供給されて時間軸誤
差が補正された後、それぞれフレーム分解・エラー訂正
回路42、43に供給されて、それぞれチャンネルデコ
ード、フレーム分解及びエラー訂正された後、FD信号
はそのまま、SD信号は切り換えスイッチ45を通じ
て、エンコーダ14の逆回路であるデコーダ44に供給
されて、サブコードの判別信号に基づいて、元の高品位
映像信号(HD信号)がデコードされて、出力端子46
に出力される。
【0017】又、磁気テープの走行速度をHDモードの
標準走行速度にして、回転磁気ヘッドHc、Hdによっ
て、図5の磁気テープ上のSD信号の傾斜トラックだけ
を走査して再生すれば、その変調されたSD信号は、再
生増幅器32、33を通じて、それぞれ変調器36、3
7に供給して復調し、2チャンネルのSD信号が得られ
る。これら2チャンネルのSD信号は、それぞれ時間軸
補正回路40、41に供給されて時間軸誤差が補正され
た後、それぞれフレーム分解・エラー訂正回路43に供
給されて、チャンネルコード、フレーム分解及びエラー
訂正された後、切換えスイッチ45を通じてデコーダ4
7に供給されてデコーダされ、このデコーダ47より得
られた通常品位の映像信号SDが出力端子48に出力さ
れる。従って、互いに近接配置された回転磁気ヘッドH
c、Hd及びそれぞれに対応する回路を有するデジタル
VTRにおいても、同様に、図5の磁気テープのSD信
号を再生して、モニタ受像機によって、画像再生できる
ことが分かる。
【0018】又、磁気テープの走行速度をSDモードの
標準走行速度にして、回転磁気ヘッドHc、Hdによっ
て、図6の磁気テープ上のSD信号の傾斜トラックだけ
を操作して再生すれば、その変調されたSD信号は、再
生増幅器32、33を通じて、それぞれ復調器36、3
7に供給して復調して、2チャンネルのSD信号が得ら
れる。これら2チャンネルのSD信号は、それぞれ時間
軸補正回路40、41に供給されて時間軸誤差が補正さ
れた後、それぞれフレーム分解・エラー訂正回路43に
供給されて、チャンネルデコード、フレーム分解及びエ
ラー訂正された後、切り換えスイッチ45を通じてデコ
ーダ47に供給されてデコードされ、このデコーダ47
より得られた通常品位の映像信号SDが出力端子48に
出力される。
【0019】上述せるデジタルVTRによれば、デジタ
ル高品位映像信号を、エンコーダ14に供給して、画像
再生の可能な通常品位のデジタル映像信号部分(SD信
号)と、他の映像信号部分(FD信号)とに分離する如
くエンコードして、磁気テープTPの別トラックにそれ
ぞれ記録するので、次のような効果がある。即ち、磁気
テープTPの別トラックに記録されたデジタル映像信号
部分(SD信号)と、他のデジタル映像信号部分(FD
信号)との両方を再生し、これら信号部分をデコーダ4
4に供給して合成する如くデコードすることにより、元
のデジタル高品位映像信号(HD信号)が得られ、これ
により高品位の画像再生が可能と成る。又、磁気テープ
TPに記録された通常品位のデジタル映像信号部分(S
D信号)を再生することにより、通常品位の画像再生も
可能と成る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、デジタル高品位映像信
号の水平及び垂直方向の間引き処理を行って被間引き処
理デジタル映像信号を得る間引きステップと、被間引き
処理デジタル映像信号の帯域圧縮処理を行って、画像再
生の可能な通常品位の第1のデジタル映像信号部分を得
る第1の圧縮ステップと、第1のデジタル映像信号部分
の、帯域圧縮処理の逆処理である帯域伸長処理を行っ
て、被帯域伸長処理デジタル映像信号を得る伸長ステッ
プと、被帯域伸長処理デジタル映像信号の、間引き処理
の逆処理である補間処理を行って、被補間処理デジタル
映像信号を得る補間ステップと、被補間処理デジタル映
像信号を、デジタル高品位映像信号から減算して、差デ
ジタル映像信号を得る減算ステップと、差デジタル映像
信号の帯域圧縮処理を行って、第2のデジタル映像信号
部分を得る第2の圧縮ステップと、第1及び第2のデジ
タル映像信号部分をそれぞれ各別に変調処理して、第1
及び第2の被変調デジタル映像信号部分を得る第1及び
第2の変調ステップと、第1及び第2の被変調デジタル
映像信号部分を記録媒体の各別のトラックに記録する記
録ステップとを有するので、高品位デジタル映像信号の
記録された記録媒体から、高品位デジタル映像信号と共
に、通常品位のデジタル映像信号をも再生することので
きるデジタル映像信号の再生方法を得ることができる。
本発明によれば、デジタル高品位映像信号の水平及び垂
直方向の間引き処理を行って、被間引き処理デジタル映
像信号を得る間引き手段と、被間引き処理デジタル映像
信号の帯域圧縮処理を行って、画像再生の可能な通常品
位の第1のデジタル映像信号部分を得る第1の圧縮手段
と、第1のデジタル映像信号部分の、帯域圧縮処理の逆
処理である帯域伸長処理を行って、被帯域伸長処理デジ
タル映像信号を得る伸長手段と、被帯域伸長処理デジタ
ル映像信号の、間引き処理の逆処理である補間処理を行
って、被補間処理デジタル映像信号を得る補間手段と、
デジタル高品位映像信号から、被補間処理デジタル映像
信号を減算して、差デジタル映像信号を得る減算手段
と、差デジタル映像信号の帯域圧縮処理を行って、第2
のデジタル映像信号部分を得る第2の圧縮手段と、第1
及び第2のデジタル映像信号部分をそれぞれ各別に変調
処理して、第1及び第2の被変調デジタル映像信号部分
を得る第1及び第2の変調手段と、第1及び第2の被変
調デジタル映像信号部分を、記録媒体の各別のトラック
にそれぞれ記録する記録手段とを有するので、高品位デ
ジタル映像信号の記録された記録媒体から、高品位デジ
タル映像信号と共に、通常品位のデジタル映像信号をも
再生することのできるデジタル映像信号の再生装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の記録回路を示すブロック線図
【図2】その記録回路のエンコーダを示すブロック線図
【図3】実施例の再生回路を示すブロック線図
【図4】実施例の回転磁気ヘッド等を示す線図
【図5】記録パターンを示す線図
【図6】記録パターンを示す線図
【図7】データ構成を示す線図
【符号の説明】
14 エンコーダ 44 デコーダ Ha〜Hd 回転磁気ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/12 H04N 5/92

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル高品位映像信号の水平及び垂直
    方向の間引き処理を行って被間引き処理デジタル映像信
    号を得る間引きステップと、 上記被間引き処理デジタル映像信号の帯域圧縮処理を行
    って、画像再生の可能な通常品位の第1のデジタル映像
    信号部分を得る第1の圧縮ステップと、 上記第1のデジタル映像信号部分の、上記帯域圧縮処理
    の逆処理である帯域伸長処理を行って、被帯域伸長処理
    デジタル映像信号を得る伸長ステップと、 上記被帯域伸長処理デジタル映像信号の、上記間引き処
    理の逆処理である補間処理を行って、被補間処理デジタ
    ル映像信号を得る補間ステップと、 上記被補間処理デジタル映像信号を、上記デジタル高品
    位映像信号から減算して、差デジタル映像信号を得る減
    算ステップと、 上記差デジタル映像信号の帯域圧縮処理を行って、第2
    のデジタル映像信号部分を得る第2の圧縮ステップと、 上記第1及び第2のデジタル映像信号部分をそれぞれ各
    別に変調処理して、第1及び第2の被変調デジタル映像
    信号部分を得る第1及び第2の変調ステップと、 上記第1及び第2の被変調デジタル映像信号部分を記録
    媒体の各別のトラックに記録する記録ステップとを有す
    ることを特徴とするデジタル映像信号の記録方法。
  2. 【請求項2】 デジタル高品位映像信号の水平及び垂直
    方向の間引き処理を行って、被間引き処理デジタル映像
    信号を得る間引き手段と、 上記被間引き処理デジタル映像信号の帯域圧縮処理を行
    って、画像再生の可能な通常品位の第1のデジタル映像
    信号部分を得る第1の圧縮手段と、 上記第1のデジタル映像信号部分の、上記帯域圧縮処理
    の逆処理である帯域伸長処理を行って、被帯域伸長処理
    デジタル映像信号を得る伸長手段と、 上記被帯域伸長処理デジタル映像信号の、上記間引き処
    理の逆処理である補間処理を行って、被補間処理デジタ
    ル映像信号を得る補間手段と、 上記デジタル高品位映像信号から、上記被補間処理デジ
    タル映像信号を減算して、差デジタル映像信号を得る減
    算手段と、 上記差デジタル映像信号の帯域圧縮処理を行って、第2
    のデジタル映像信号部分を得る第2の圧縮手段と、 上記第1及び第2のデジタル映像信号部分をそれぞれ各
    別に変調処理して、第1及び第2の被変調デジタル映像
    信号部分を得る第1及び第2の変調手段と、 上記第1及び第2の被変調デジタル映像信号部分を、記
    録媒体の各別のトラックにそれぞれ記録する記録手段と
    を有することを特徴とするデジタル映像信号の記録装
    置。
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