JPS59173124A - 乳化組成物 - Google Patents

乳化組成物

Info

Publication number
JPS59173124A
JPS59173124A JP58046935A JP4693583A JPS59173124A JP S59173124 A JPS59173124 A JP S59173124A JP 58046935 A JP58046935 A JP 58046935A JP 4693583 A JP4693583 A JP 4693583A JP S59173124 A JPS59173124 A JP S59173124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
water
folic acid
composition
salts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58046935A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tajima
正裕 田島
Hisayuki Komazaki
駒崎 久幸
Yoshimaru Kumano
熊野 可丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP58046935A priority Critical patent/JPS59173124A/ja
Publication of JPS59173124A publication Critical patent/JPS59173124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seasonings (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、天然に存在しビタミンB複合体として知られ
、安全性の高い葉酸および葉酸誘導体またはそれぢの塩
を乳化剤として、化粧品および医薬品などに有効に活用
することを目的とするものである。
近年、乳化に関する数多くの研究がなされ、多数の乳化
剤が開発され、また乳化技術の進歩もめグましく、非常
に安定なエマルジョンがあらゆる工業で広く利用されて
きている。しかし、その多くハ、ポリ、1キシエチレン
鎖を含有する非イオン界面活性剤、脂肪酸面けんで代表
されるアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性
界面活性剤を乳化剤として使用しており、とくに一般消
費者の間で安全性に不安を抱くものが多い。
かかる事情に鑑み、本発明者らは人体安全性が高く、シ
かも、成長促進・造血促進因子として働くことが知られ
ているビタミンである葉酸または葉酸誘導体を乳化剤と
して有効に活用するために鋭意研究した結果、葉酸、葉
酸誘導体またはそれらの塩を多価アルコール中□に溶解
し、これに油分を添加したならば、微細な粒子径を持つ
安定性良好なエマルジョンを製造し得ることを見い出し
、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は・葉酸、葉酸誘導体・およびそれら
の塩よりなる群から選ばれた1種または2種以上と、分
子内に2個以上の水酸基を有する水溶性多価アルコール
七、油分とを含有してなる乳化組成物、およびこの乳化
組成物にさらに水を加えて得られる均一で微細な乳化粒
子を有する安定な水中油型乳化組成物を提供するもので
ある。
本発明により得られた前記乳化組成物は透明もしくは半
透明の粘稠液体またはゲルであり、さらに水を加えた水
中油型乳化組成物は乳白色の微細粒子のエマルジョンで
ある。
(以下余白) この微細粒子化の原因は、葉酸、葉rIl誘導体または
それらの塩が、多価アルコール−油界面に効果的に配向
し、相互作用なするためと考えられる。
次に本発明の構成について詳述する。
本発明において用いられる水溶性多価アルコールは、分
子内に水酸基を2個以上含有する水溶性多価アルコール
で、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1.3−ブチレングリコール、1.4−ブチレング
リコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、及び
ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリンなど
のポリグリセリン、グルコース、マルトース、マルチト
ール、蔗糖、フラクトース、キシリトール、ソルビトー
ル、マルトトリオース、スレイトール、エリスリトール
・澱粉分解糖環元アルコールなどであり、これらのうち
1種または2種以上が用いられる。
配合量は葉酸、葉酸誘導体およびそれらの塩の1種また
は2種以上と多価アルコールと油フホらなる乳化組成物
の2〜95重量%(以下、単に%と称す)である。
本発明において用いられる葉酸および葉酸誘導体は、動
物、植物、微生物から抽串されるもので、一般に、葉酸
、ビタミンBcvビタミンM フォラシン、Lacto
bacillus casei因子、リゾプテリン、5
treptococcus 1actis R因子、シ
トロボルム因子、ロイコポリン、フォリニン酸と呼ばれ
ているものであり、化学構造として、N−プテロイル−
L−グルタミン酸、プテロイル−ジーγ・グルタミル−
グルタミン酸、プテロイル−ヘキサ−γ−グルタミルグ
ルタミン酸 Nl0−7オルミルプテリン酸、N’−7
オルミルー5.6.7.8−テトラヒドロフォリン酸で
ある。
葉酸および葉酸誘導体を塩として使用する場合の塩を形
成する物質としては、リチウムイオン、ナトリウムイオ
ン、カリウムイオン、セシウムイオン、アンモニウムイ
オンを含む塩基、並びに塩基性無機塩、及び塩基性有機
塩、アルギニン、ヒスチジン、リジン、オルチニンなど
の塩基性アミノ酸およびそれらを残基として有する塩基
性オリゴペプチド、モノエタノールアミン、ジェタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、アミノ糖など無機塩
、または酸性有機塩、酢酸、クエン酸、マレイン酸、フ
マール酸、リン酸などの有機酸およびこれら?含む酸性
有機塩、グルタミン酸、アスパラギン酸などの酸性アミ
ノ酸およびそれらを残基として含むオリゴペプチド等の
酸が用いられる。
塩はあらかじめ反応させて塩にしてから添加しても良い
し、別々に添加して乳化組成物の製造工程中で反応させ
て塩にしても良い。塩水溶液のpHは任意である。
葉酸、葉酸誘導体およびそれらの塩の1種または2種以
上と多価アルコールの配合量は、重量比で1:l〜10
00の範囲である。多価アルコールの配合量が葉酸、葉
酸誘導体およびそれらの塩の11000を超えると、乳
化安定性が悪くなる。
本発明で用いられる油分は、牛脂、スクワラン、オリー
ブ油、コメヌカ油などの動植物油脂および炭化水素、流
動パラフィン・ワセリンなどの鉱物油、イソプロピルミ
リステート、ペンタエリスリトール−テトラ−2−エチ
ルヘキサノエート、ビタミンAパルミテート、ビタミン
Eアセテートなどのエステル油、メチルフェニルシリコ
ン1ジメチルシリコンなどのシリコン油等の、化粧品、
医薬品、食品等の業界で一般に利用される油分であるO 油分に対し、多価アルコールと、葉酸・葉酸誘導体およ
びそれらの塩の1種または2種以上との合計量が20%
以上となるように調整することが望ましい。
本発明に係る前記乳化組成物には前記の必須成分の他に
使用目的に合わせて、非イオン界面活性剤、アニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、薬剤
、紫外線吸収剤、防腐剤、酸化防止剤等を混合添加して
も良い◇まだ・均質安定化、粘度調整の目的で、アルコ
ール・脂肪酸・他の水溶性高分子などを添加しても良い
・本発明の乳化組成物を得るには、多価アルコールまた
はその水溶液中に葉酸、葉酸誘導体またはそれらの塩を
溶解し、攪拌しながら油分を添加することにより得られ
る。この場合、ホモミキサー処理を行うことが好ましい
が・手攪拌等の弱い攪拌力でも良好な乳化組成物を得る
ことができる。
ここに得られた乳化組成物は、均一で透明または半透明
のゲルまたは粘稠な液体であるのてこのままで・例えば
・サンケアゼリー、美容液、食用ゼリー、薬用ゼリー、
マツサージゼリー、潤滑油など、化粧品、薬品、飼料な
どあらゆる分野において使用することができる。
本発明に係る水中油型乳化組成物を得るには、前述した
乳化組成物と水とを混合すれば得られる。
この場合、ホモミキサー処理を行なうことが望ましい。
ここに得られる水中油型乳化組成物は極めて安定性に優
れたものである。
水には、目的に応じて湿潤剤、水溶性ビタミン、水溶性
防腐剤、水溶性薬剤、水溶性高分子など・化粧品、医薬
品、食品などの業界で一般に汎用されろ水相成分を添加
することもできる。
上記乳化組成物と水との量的関係については、極めて広
範囲に選択できるが、通常乳化組成物05〜80部に対
して水995〜20部である。
ここに得られた水中油型乳化組成物は、均一な微細粒子
を分散した乳白色の粘稠あるいは低粘度の液体であるた
め・このままの形態でも乳液、クリーム・ファウンデイ
ションなどの化粧品、シャンプー、リンスなどのトイレ
タリー製品、尿素クリーム、アクネクリームなどの医薬
品、マヨネーズなどの食品等あらゆる分野で好適に使用
することができる。また、均質安定化、粘性調整あるい
は薬効を持たせるために、他の水溶性高分子、薬剤、界
面活性剤、粉末、などを添加することも一向に差支えな
い。
以下、本発明を実施例及び比較例によってさらに詳細に
説明する。本発明はこれにより限定されるものではない
実施例1〜8、比較例1〜3 葉酸の塩または葉酸誘導体の塩、多価アルコール、精製
水および油分を表−1に示す配合組成及d量で配合し・
70°Cホモミキサー処理して、乳化組成物を作った。
さらに、この乳化組成物に、それに対して10倍量の水
を常温で攪拌しながら加えて、水中油型乳化組成物を作
った。乳化組成物と水中油型乳化組成物の状態を観察し
、特性値を測定しそれらの結果を表−1に示した。なお
、各成分の数字は重量%であるO 表−1に示したように、葉酸の塩または葉酸誘導体の塩
を含まない組成(比較例1)、および多価アルコールを
含まず、水を外相とした組成(比較例2)では、安定な
乳化組成物は得られなかった0さらに、葉酸の廃または
葉酸誘導体の塩、多価アルコールおよび油を含んでも、
多価アルコールが相対的に少ない(比較例3)と、安定
な乳化組成物は得られなかった。これに対して、本発明
に係る実施例1〜8については、いずれの水準におし)
でも非常に良好な透明あるいは半透明の粘稠な液体また
はゲルが得られ、さらに、水を加えて得られた水中油型
乳化組成物は、非常に微細な粒子の分散した安定なエマ
ルジョンであった。
(以下余白) 表−1の■ 水中油型乳化組成物状態は、1日放置後、以下の基糸に
て判定した0 ◎ 乳化粒子径1μ以下 0     1〜5μ △           5〜10μ ×10μ以上 (以下余白) 実施例9 水性化粧用油 (重量%) (A)  葉酸ナトリウム           2.
マルチトール(70%水溶液)300 1.3−ブチレンゲリコール        10.0
コンドロイチン硫酸ナトリウム          0
5(B)  流動パラフィン          30
0オリーブ油              20.8グ
リセリルトリステアレート        50ビタミ
ンEアセテート05 ビタミンAパルミテート          0.5防
  腐  剤                   
   05香      料            
           02(以下余白) (A)相を70°Cで充分攪拌し、(B)相を70°C
で溶解したものを(A)相に攪拌しながら添加した0こ
のものをホモミキサー処理し、攪拌冷却して水性化粧用
油を得た。この化粧用油は、粘稠でやや流動感のある透
明ゲル状を呈し、皮膚安全性が高く、かつ経時安定性の
優れた乳化物で・皮膚に塗布したとき、非常にのびが良
く、少量にて広範囲に拡がる使用特性を有していた。
実施例10 (重量%) (A)  局方グリセリン          20.
01.3−ブチレングリコール         50
〒 !i リゾプ≠〒ン                2+o
  クフォリン酸10 アラントイン            0.2水酸化ナ
トリウム          0.1(B)  流動パ
ラフィン          10.0オリーブ油  
            5.0ペンタエリスリトール
−テトラ− 2−エチルヘキサノエート             
5.0ワセリン               50エ
チニルエストラジオール         01防腐剤
       04 香     料                  
      03(0)精製水       455 アルギン酸ナトリウム           01キサ
ンチンガム              。、キズナ抽
出液              01センブリ抽出液
             01実施例9の製造法に準
じて、(A)相、(B)相より乳化組成物を得、70°
Cとし・別に調整し70 ’Cに保っておいた増粘剤水
溶液(0)相で希釈分散した後、冷却し水中油型エマル
ションの栄養乳液を得た。この乳液の粘度は30°Cで
・4050tapsであり・乳化粒子径1〜3μ程度の
安定でかつなじみの良い感触を有していた。
実施例U サンケアクリーム (重量%) (A)  ジグリセリン           200
ソルビトール(70%水溶液)8゜ ブドウ糖(50%水溶液)4.0 L プロテロイルージグルタミルグルタミン酸リジン塩  
    10葉  酸               
          0.5(B)  流動パラフィン
           20.0イソプロピルミリステ
ート        100ワセリン ステアリルアルコール          50パラア
ミノ安息香酸           z。
防腐剤       05 香     料                  
     03(0)精製水       19.5 ヒドロキシエチルセルロース       02(D)
  調合粉末              1〇二酸化
チタン            zO実施例10の製造
法に準じて、サンケアクリーム− を得た。このとき、(C)相は0))相を70″Cにて
分散奄モミキサー処理した後、希釈相として使用した。
このサンケアクリームはS25℃で硬度が21であり、
やや透明感があり、また乳化粒子径が1〜3μ程度で安
定性の良い水中油型乳化組成物で、太陽光の下で好適に
使用できるものであった。
特許出願人 株式会社 資 生 堂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  葉酸、葉酸誘導体、およびそれらの塩よりな
    る群から選ばれた1種または2種以上と、分子内に2個
    以上の水酸基を有する水溶性多価アルコールと、油分と
    を含有することを特徴とする乳化組成物。
  2. (2)  葉酸、葉酸誘導体、およびそれらの塩よりな
    る群から選ばれた1種または2種以上と、分子内に2個
    以上の水酸基を有する水溶性多価アルコールと、油分と
    を含む乳化組成物と、水とを含有することを特徴とする
    水中油型乳化組成物。
JP58046935A 1983-03-19 1983-03-19 乳化組成物 Pending JPS59173124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58046935A JPS59173124A (ja) 1983-03-19 1983-03-19 乳化組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58046935A JPS59173124A (ja) 1983-03-19 1983-03-19 乳化組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59173124A true JPS59173124A (ja) 1984-10-01

Family

ID=12761172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58046935A Pending JPS59173124A (ja) 1983-03-19 1983-03-19 乳化組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59173124A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61289016A (ja) * 1985-06-17 1986-12-19 Pola Chem Ind Inc 皮膚外用剤
JPS62209009A (ja) * 1986-03-10 1987-09-14 Kobayashi Kooc:Kk 化粧料
JPH0635387B2 (ja) * 1990-06-13 1994-05-11 ベバー、ゲルハルト 光防御剤
EP1275369A1 (en) * 2001-07-10 2003-01-15 Goldschmidt AG Folic acid containing personal care product
CN110064344A (zh) * 2018-09-07 2019-07-30 中北大学 具有高热稳定性的叶酸超分子有机凝胶

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61289016A (ja) * 1985-06-17 1986-12-19 Pola Chem Ind Inc 皮膚外用剤
JPS62209009A (ja) * 1986-03-10 1987-09-14 Kobayashi Kooc:Kk 化粧料
JPH0635387B2 (ja) * 1990-06-13 1994-05-11 ベバー、ゲルハルト 光防御剤
EP1275369A1 (en) * 2001-07-10 2003-01-15 Goldschmidt AG Folic acid containing personal care product
WO2003005974A3 (en) * 2001-07-10 2003-09-04 Goldschmidt Ag Th Folic acid containing personal care product
CN110064344A (zh) * 2018-09-07 2019-07-30 中北大学 具有高热稳定性的叶酸超分子有机凝胶

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI395596B (zh) 乳膠組成物
KR101116899B1 (ko) 안정한 농축형 및 희석형 수중유형 에멀젼
JPH057061B2 (ja)
KR20070029638A (ko) 오일 인 워터 타입 유화 화장료 및 그 제조 방법
JPS591405A (ja) 乳化組成物
CN111643376A (zh) 一种纳米乳液组合物及其应用
JPS591404A (ja) 乳化組成物
JP2944258B2 (ja) 乳化型化粧料
JPH0364185B2 (ja)
JPH045489B2 (ja)
WO2012165145A1 (ja) 油性ゲル状組成物
JPS5939338A (ja) 乳化組成物
JPS58183938A (ja) 乳化組成物
JPS59173124A (ja) 乳化組成物
JPH01176442A (ja) 多価アルコール中油型乳化組成物及び水中油型乳化組成物
JPH0435211B2 (ja)
JPS5920212A (ja) 乳化組成物
JPS594432A (ja) 乳化組成物
JPS5998727A (ja) 乳化組成物
JPH045490B2 (ja)
JPH01176444A (ja) 多価アルコール中油型乳化組成物及び水中油型乳化組成物
JPH01176443A (ja) 多価アルコール中油型乳化組成物及び水中油型乳化組成物
JPS60244335A (ja) 乳化組成物
JPS5926130A (ja) 乳化組成物
JPH048103B2 (ja)