JPS5939338A - 乳化組成物 - Google Patents
乳化組成物Info
- Publication number
- JPS5939338A JPS5939338A JP57150353A JP15035382A JPS5939338A JP S5939338 A JPS5939338 A JP S5939338A JP 57150353 A JP57150353 A JP 57150353A JP 15035382 A JP15035382 A JP 15035382A JP S5939338 A JPS5939338 A JP S5939338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- polyhydric alcohol
- water
- glycolipid
- oil component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cosmetics (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Colloid Chemistry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、天然に存在し、最近、免疫抗原として注目さ
れ・抗癌性も示唆されている糖脂質および/またはその
塩を乳化剤として、化粧品および医薬品などに有効に活
用することを目的とするものである。近年、乳化に関す
る数多くれ研究がなされ、多数の乳化剤が開発され、ま
た乳化技術の進歩もめざましく非常に安定なエマルジョ
ンがあらゆる工業で広く利用されてきている。しかし、
曵その多くは、ポリオキシエチレン鎖を含有する非イオ
ン界面活性剤、脂肪酸石けんで代表されるア性 ニオン界面活粗剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性
剤を乳化剤として使用しており、とくに一般消費者の間
で安全性に不安を抱くものが多い。
れ・抗癌性も示唆されている糖脂質および/またはその
塩を乳化剤として、化粧品および医薬品などに有効に活
用することを目的とするものである。近年、乳化に関す
る数多くれ研究がなされ、多数の乳化剤が開発され、ま
た乳化技術の進歩もめざましく非常に安定なエマルジョ
ンがあらゆる工業で広く利用されてきている。しかし、
曵その多くは、ポリオキシエチレン鎖を含有する非イオ
ン界面活性剤、脂肪酸石けんで代表されるア性 ニオン界面活粗剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性
剤を乳化剤として使用しており、とくに一般消費者の間
で安全性に不安を抱くものが多い。
このような事情から最近、安全性が高いと考えられる天
然物質を乳化剤として使用することが研究されはじめて
きた。しかし、レシチン等に代表される天然両親媒性物
質は、前述の非イオン界面活性剤等のいわゆる「界面活
性剤」に比較して、界面張力低下能が小さいため、乳化
力は相対的に小さく、一般にこれらを乳化剤としたエマ
ルジョンの乳化粒子径は10μ程度以上と粗く、経時安
定性が悪い欠点を有していた。
然物質を乳化剤として使用することが研究されはじめて
きた。しかし、レシチン等に代表される天然両親媒性物
質は、前述の非イオン界面活性剤等のいわゆる「界面活
性剤」に比較して、界面張力低下能が小さいため、乳化
力は相対的に小さく、一般にこれらを乳化剤としたエマ
ルジョンの乳化粒子径は10μ程度以上と粗く、経時安
定性が悪い欠点を有していた。
かかる事情に鑑み、本発明者らは人体安全性の高い天然
物質のなかでも、とくに糖脂質に着目し鋭意研究した結
果、これを多価アルコール中に溶解し、さらに油分を添
加したならば、微細な粒子径を持つ安定性良好なエマル
ジョンを製造し得る腎 ことを見い出し、本発明稼完成するSこ至った。
物質のなかでも、とくに糖脂質に着目し鋭意研究した結
果、これを多価アルコール中に溶解し、さらに油分を添
加したならば、微細な粒子径を持つ安定性良好なエマル
ジョンを製造し得る腎 ことを見い出し、本発明稼完成するSこ至った。
すなわち、本発明は、糖脂質および/またはその塩と、
分子内に2個以上の水酸基を有する多価アルコールと、
油分とを含有してなる、多価アルコール中に油分が可溶
化もしくはマイクロエマルジョンとして均一に分散した
乳化組成物、あるいはこの乳化組成物にさら−に水を加
えて得られる均一で微細な乳化粒子を有する安定な水中
油型乳化組成物を提供するものである・ 本発明により得られた乳化組成物は透明もしくは半透明
の粘稠液体またはゲルであり、さらに水を加えた水中油
型乳化組成物は乳白色の微細粒子のエマルジョンである
。
分子内に2個以上の水酸基を有する多価アルコールと、
油分とを含有してなる、多価アルコール中に油分が可溶
化もしくはマイクロエマルジョンとして均一に分散した
乳化組成物、あるいはこの乳化組成物にさら−に水を加
えて得られる均一で微細な乳化粒子を有する安定な水中
油型乳化組成物を提供するものである・ 本発明により得られた乳化組成物は透明もしくは半透明
の粘稠液体またはゲルであり、さらに水を加えた水中油
型乳化組成物は乳白色の微細粒子のエマルジョンである
。
この微粒子化の原因は、糖脂質が多価アルコール−油界
面にすみやかに配向し、相互作用するためと考えられる
。
面にすみやかに配向し、相互作用するためと考えられる
。
次に本発明の構成について説明する。
本発明において用いられる多価アルコールは、分子内に
水酸基を二個以上含有する水溶性多価アルコールで、例
工ば、エチレングリコ−ループルピレングリコール、1
.3−ブチレングリコール、1.4−ブチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、グリセリン、及びジグリ
七リン、トリグリセリン、テトラグリセリンなどのポリ
グリセリン1グルコース、マルトース、マルチトール、
蔗糖、フラクトース、キシリトール、ソルビトール、マ
レトトリオース、スレイトール、エリスリトール〜澱粉
分解糖、澱粉分解糖環元アルコールなどであり、これら
のうち1種または2種以上が用いられる。
水酸基を二個以上含有する水溶性多価アルコールで、例
工ば、エチレングリコ−ループルピレングリコール、1
.3−ブチレングリコール、1.4−ブチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、グリセリン、及びジグリ
七リン、トリグリセリン、テトラグリセリンなどのポリ
グリセリン1グルコース、マルトース、マルチトール、
蔗糖、フラクトース、キシリトール、ソルビトール、マ
レトトリオース、スレイトール、エリスリトール〜澱粉
分解糖、澱粉分解糖環元アルコールなどであり、これら
のうち1種または2種以上が用いられる。
(以下余白)
配合量は糖脂質および/またはその塩と多価アルコール
と油分とからなる乳化組成物の2〜95重量%(以下、
単に%と称す)である、。
と油分とからなる乳化組成物の2〜95重量%(以下、
単に%と称す)である、。
本発明において用いられる糖脂質は、動植物、微生物か
ら分離されるもので・分子中に脂肪酸と糖質を含む物質
である。つまり、一般に、スフィンゴ糖脂質、フィトグ
リコリピド、グリコジルグリセリドとして知られる糖脂
質及びその他の糖脂質である。スフィンゴ糖脂質として
は、モノへキソシルセラミド(セレブロシド)、D−ガ
ラクトシル−(1→4)−D−クルコシルー(1→)セ
ラミド(シトリピンH)、D−ガラクトシル−(l−+
+)−D−ガラクトシル(l→)セラミド等のジヘキソ
シルセラミド、モノへキソシルセラミド脂肪酸エステル
などの中性オリゴシルセラミド、ガラクトンルセラミド
硫酸エステルなどのスルファチド、D−ガラクトシル(
1→3 )−D−ガラクトシル−(1→4)−D−ガラ
クトシル−(1,’4)−D−グルコシル=(1→)セ
ラミド(グpボシドI )、D−ガラクトシルー(l→
グロボシド、N−アセチルノイラミン酸−(2→3)−
D−ガラクトシル−(1→4)−D−グルコシル−(1
→)セラミドなどのへマドシト、シアル酸+ヘキソース
アミン+ヘキソース+セラミドのガングリオシドである
。フィトグリコリピドとしては、イノシトール+グルク
ロン酸十グルコドなどである◎ 上記物質の起源は、大豆、トウモロコン、アマ、う、、
カセイ、小麦等の種子に代表される高等植物から藻類、
光合成細菌にいたるまでのrlj広い植物より得られる
。また、動物では特に、脳血液、精子等から得られ、ま
た、微生物においてはマイコバクテリア(Mycoba
cteria ) 、アリスロバクタ−(Arthob
aator ) s シュードモナス(Pseulom
onas )sラクトパテラス(I+ILOtOt)l
LO1llu8 ) 、)ルロプシス(Torulop
sis ) /など、広範囲の細菌、酵母より得られる
。
ら分離されるもので・分子中に脂肪酸と糖質を含む物質
である。つまり、一般に、スフィンゴ糖脂質、フィトグ
リコリピド、グリコジルグリセリドとして知られる糖脂
質及びその他の糖脂質である。スフィンゴ糖脂質として
は、モノへキソシルセラミド(セレブロシド)、D−ガ
ラクトシル−(1→4)−D−クルコシルー(1→)セ
ラミド(シトリピンH)、D−ガラクトシル−(l−+
+)−D−ガラクトシル(l→)セラミド等のジヘキソ
シルセラミド、モノへキソシルセラミド脂肪酸エステル
などの中性オリゴシルセラミド、ガラクトンルセラミド
硫酸エステルなどのスルファチド、D−ガラクトシル(
1→3 )−D−ガラクトシル−(1→4)−D−ガラ
クトシル−(1,’4)−D−グルコシル=(1→)セ
ラミド(グpボシドI )、D−ガラクトシルー(l→
グロボシド、N−アセチルノイラミン酸−(2→3)−
D−ガラクトシル−(1→4)−D−グルコシル−(1
→)セラミドなどのへマドシト、シアル酸+ヘキソース
アミン+ヘキソース+セラミドのガングリオシドである
。フィトグリコリピドとしては、イノシトール+グルク
ロン酸十グルコドなどである◎ 上記物質の起源は、大豆、トウモロコン、アマ、う、、
カセイ、小麦等の種子に代表される高等植物から藻類、
光合成細菌にいたるまでのrlj広い植物より得られる
。また、動物では特に、脳血液、精子等から得られ、ま
た、微生物においてはマイコバクテリア(Mycoba
cteria ) 、アリスロバクタ−(Arthob
aator ) s シュードモナス(Pseulom
onas )sラクトパテラス(I+ILOtOt)l
LO1llu8 ) 、)ルロプシス(Torulop
sis ) /など、広範囲の細菌、酵母より得られる
。
糖脂質は塩として用いてもよい。糖脂質は塩を形成する
ものとしないものがあるが、塩を形成する糖脂質を塩と
して使用する場合の塩を形成する物質としては、水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化
セシウム、水酸化アンモニウムなどの無機塩基、アルギ
ニン、リジン、ヒスチジン、オルニチンなどの塩基性ア
ミノ酸及びそれらを残基として有する塩基性オリゴペプ
チド、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、ト
リエタノールアミンなどの塩基性アミン等の塩基、及び
塩酸、硫酸などの無機酸、酢醸、クエン酸、マレイン酸
、フマール酸などの有機酸・クルタミン酸・アスパラギ
ン酸などの酸性アミノ酸及びそれらを残基として有する
酸性オリゴペプチド等の酸が用いられる。塩はあらかじ
め反応させて塩にしてから添加しても良いし、別々に添
加して、乳化組成物の製造工程中で反応させて塩にして
も良い。この場合の塩水溶液のpl(はいくつでも良い
。
ものとしないものがあるが、塩を形成する糖脂質を塩と
して使用する場合の塩を形成する物質としては、水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化
セシウム、水酸化アンモニウムなどの無機塩基、アルギ
ニン、リジン、ヒスチジン、オルニチンなどの塩基性ア
ミノ酸及びそれらを残基として有する塩基性オリゴペプ
チド、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、ト
リエタノールアミンなどの塩基性アミン等の塩基、及び
塩酸、硫酸などの無機酸、酢醸、クエン酸、マレイン酸
、フマール酸などの有機酸・クルタミン酸・アスパラギ
ン酸などの酸性アミノ酸及びそれらを残基として有する
酸性オリゴペプチド等の酸が用いられる。塩はあらかじ
め反応させて塩にしてから添加しても良いし、別々に添
加して、乳化組成物の製造工程中で反応させて塩にして
も良い。この場合の塩水溶液のpl(はいくつでも良い
。
本発明にあっては前記蛋白質および前記蛋白質の塩より
なる群から任意の1種または2種以上を選択して用いる
ことができる。
なる群から任意の1種または2種以上を選択して用いる
ことができる。
糖脂質および/またはその塩と、多価アルコールの配合
量比は、重量比でl:1〜1000の範囲である。多価
アルコールの配合量が糖脂質の量に対し1未満であると
糖脂質またはその塩が溶解しにくくなり、1000を超
えると乳化安定性が悪くなる。
量比は、重量比でl:1〜1000の範囲である。多価
アルコールの配合量が糖脂質の量に対し1未満であると
糖脂質またはその塩が溶解しにくくなり、1000を超
えると乳化安定性が悪くなる。
本発明で用いられる油分は、牛脂・スクワラン、オリー
ブ油、コメヌカ油などの動植物油脂および炭化水素、流
動パラフィン、ワセリンなどの鉱物油、イソプロピルミ
リステート、ペンタエリスリトール−テトラ−2−エチ
ルヘキサノエート、ビタミンAバジルミテート、ビタミ
ンEアセテートなどのエステル油、メチルフェニルシリ
コン、ジメチルシリコンなどのシリコン油等の、化粧品
、医薬品、食品等の業界で一般に利用される油分で^a ある。油分に対して、多覧アルコールと糖脂質との合計
量が20%以上になるように調整することが望ましい。
ブ油、コメヌカ油などの動植物油脂および炭化水素、流
動パラフィン、ワセリンなどの鉱物油、イソプロピルミ
リステート、ペンタエリスリトール−テトラ−2−エチ
ルヘキサノエート、ビタミンAバジルミテート、ビタミ
ンEアセテートなどのエステル油、メチルフェニルシリ
コン、ジメチルシリコンなどのシリコン油等の、化粧品
、医薬品、食品等の業界で一般に利用される油分で^a ある。油分に対して、多覧アルコールと糖脂質との合計
量が20%以上になるように調整することが望ましい。
本発明に係る前記乳化組成物には前記の必須成分の他に
使用目的に合わせて・非イオン界面活性剤、アニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤、−凹 両筒界面活性剤、薬剤、紫外線吸収剤、防腐剤、醸化防
止剤等を混合添加しても良い。また、均質安定化、粘度
調整の目的で、アルコール、脂肪酸・他の水溶性高分子
などを添加しても良い。
使用目的に合わせて・非イオン界面活性剤、アニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤、−凹 両筒界面活性剤、薬剤、紫外線吸収剤、防腐剤、醸化防
止剤等を混合添加しても良い。また、均質安定化、粘度
調整の目的で、アルコール、脂肪酸・他の水溶性高分子
などを添加しても良い。
(以下余白)
本発明の乳化組成物は多価アルコールまたはその水溶液
中に糖脂質またはその塩を溶解し、攪拌しながら油分を
添加することにより得られる。この場合、ホモミキサー
処理を行なうことが好ましいが、手攪拌等の弱い攪拌力
でも良好な乳化組成物を得ることができる。
中に糖脂質またはその塩を溶解し、攪拌しながら油分を
添加することにより得られる。この場合、ホモミキサー
処理を行なうことが好ましいが、手攪拌等の弱い攪拌力
でも良好な乳化組成物を得ることができる。
ここに得られた乳化組成物は、均一で透明または半透明
のゲルまたは粘稠な液体であるのでこのままで、例えば
、サンケアゼリー、美容液、食用ゼリー、薬用ゼリー、
マツサージゼリー、潤滑油など化粧品、薬品、飼料など
あらゆる分野において使用することができる。
のゲルまたは粘稠な液体であるのでこのままで、例えば
、サンケアゼリー、美容液、食用ゼリー、薬用ゼリー、
マツサージゼリー、潤滑油など化粧品、薬品、飼料など
あらゆる分野において使用することができる。
本発明に係る他の水中油型乳化組成物を得るには、前述
した乳化組成物と水とを混合すれば得られる。この場合
、ホモミキサー処理を行なうことが好ましい。ここに得
られる水中油型乳化組成物は極めて安定性に優れたもの
である。
した乳化組成物と水とを混合すれば得られる。この場合
、ホモミキサー処理を行なうことが好ましい。ここに得
られる水中油型乳化組成物は極めて安定性に優れたもの
である。
水には、目的に応じて湿潤剤、水溶性ビタミン、水溶性
防腐剤、水溶性薬剤、水溶性高分子など、化粧品、医薬
品、食品などの業界で一般に汎用される水相成分を添加
することもできる。
防腐剤、水溶性薬剤、水溶性高分子など、化粧品、医薬
品、食品などの業界で一般に汎用される水相成分を添加
することもできる。
上記乳化組成物と水相成分の量的関係については・極め
て広範囲に選択できるが・通常乳化組成物05〜80部
、水99.5〜20部程度である。
て広範囲に選択できるが・通常乳化組成物05〜80部
、水99.5〜20部程度である。
ここに得られた水中油型乳化組成物は、均一な微細粒子
を分散した乳白色の粘稠あるいは低粘度の液体であるた
め、このままの形態でも乳液、クリーム・フアウンデイ
ションなどの化粧品、シャンプー、リンスなどのトイレ
タリー製品、尿素クリーム、アクネクリームなどの医薬
品、マヨネーズなどの食品等あらゆる分野で好適に使用
することができる。また、均質安定化、粘性調整あるい
は薬効を持たせるために、他の水溶性高分子〜薬剤、界
面活性剤、粉末、などを添加することも一向に差支えな
い。
を分散した乳白色の粘稠あるいは低粘度の液体であるた
め、このままの形態でも乳液、クリーム・フアウンデイ
ションなどの化粧品、シャンプー、リンスなどのトイレ
タリー製品、尿素クリーム、アクネクリームなどの医薬
品、マヨネーズなどの食品等あらゆる分野で好適に使用
することができる。また、均質安定化、粘性調整あるい
は薬効を持たせるために、他の水溶性高分子〜薬剤、界
面活性剤、粉末、などを添加することも一向に差支えな
い。
以下、本発明を実施例及び比較例によってさらに詳細に
説明する。本発明はこれにより限定されるものではない
。
説明する。本発明はこれにより限定されるものではない
。
実施例1〜8、比較例1〜3、
糖脂質、多価アルコール、精製水および油分を表−1に
示す配合組成及び量で配合〜、70°Cホモミキサー処
理して、乳化組成物を作った。さらに1この乳化組成物
に、それに対して傾倍量の水を常温で攪拌しながら加え
て、水中油型乳化組成物を作った。乳化組成物と水中油
型乳化組成物の状態を観察し、特性値を測定しそれらの
結果を表−1に示した。なお、各成分の数字は重量%で
ある。
示す配合組成及び量で配合〜、70°Cホモミキサー処
理して、乳化組成物を作った。さらに1この乳化組成物
に、それに対して傾倍量の水を常温で攪拌しながら加え
て、水中油型乳化組成物を作った。乳化組成物と水中油
型乳化組成物の状態を観察し、特性値を測定しそれらの
結果を表−1に示した。なお、各成分の数字は重量%で
ある。
表−1に示したように、糖脂質を含まない組成(比較例
1)、および多価アルコールを含まず、水を外相とした
組成(比較例2)では、安定な乳化組成物は得られなか
った。さらに糖脂質、多価アルコール、および油を含ん
でも、多価アルコール量が相対的に少ない(比較例3)
と、安定な乳化組成物は得られなかった。
1)、および多価アルコールを含まず、水を外相とした
組成(比較例2)では、安定な乳化組成物は得られなか
った。さらに糖脂質、多価アルコール、および油を含ん
でも、多価アルコール量が相対的に少ない(比較例3)
と、安定な乳化組成物は得られなかった。
これに対して、本発明に係る実施例1〜8については、
いずれか水準においても非常に良好な透明あるいは半透
明の粘稠な液体またはゲルが得られ、さらに、水を加え
てq>られた水中油型乳化組成物は・非常に微細な粒子
の分散した安定なエマルジョンであった。
いずれか水準においても非常に良好な透明あるいは半透
明の粘稠な液体またはゲルが得られ、さらに、水を加え
てq>られた水中油型乳化組成物は・非常に微細な粒子
の分散した安定なエマルジョンであった。
表−1の(へ)
水中油型乳化組成物状態は、1日放置後以下の基準にて
判定した。
判定した。
◎ 乳化粒子径1μ以下
0 //、1〜5μ
△ 5〜10 μ×10
μ以上 (以下余白) 表−1(配合量は重ffi%) (以下余白) (以下余白) (以下余白) 実施例9 水性化粧用油 (重量%) (A)ラムノリピドR−1’&0 マルチトール(70%水溶液) 3α
01.3−ブチレングリコール 10
.0ヒアルロン酸ナトリウム
α5(E)流動パラフィン
3α0オリーブ油
208グリセリルトリステアレート
5.0ビタミンEアセテート
α5ビタミンAパルミテート
α5防腐剤 0.5 香 料
α2(A)相を70°Cで充分攪拌し、(B)
相を70℃で溶解したものを(A)相に攪拌しながら添
加した。このものをホモミキサー処理し、攪拌冷却して
水性化粧用油を得た。この化粧用油は・粘稠でやや流動
感のある透明ゲル状を呈し、皮膚安全性が高く、かつ経
時安定性の優れた乳化物で、皮膚に塗布したとき、非常
にのびが良く、少量にて広範囲に拡がる使用特性を有し
ていた。
μ以上 (以下余白) 表−1(配合量は重ffi%) (以下余白) (以下余白) (以下余白) 実施例9 水性化粧用油 (重量%) (A)ラムノリピドR−1’&0 マルチトール(70%水溶液) 3α
01.3−ブチレングリコール 10
.0ヒアルロン酸ナトリウム
α5(E)流動パラフィン
3α0オリーブ油
208グリセリルトリステアレート
5.0ビタミンEアセテート
α5ビタミンAパルミテート
α5防腐剤 0.5 香 料
α2(A)相を70°Cで充分攪拌し、(B)
相を70℃で溶解したものを(A)相に攪拌しながら添
加した。このものをホモミキサー処理し、攪拌冷却して
水性化粧用油を得た。この化粧用油は・粘稠でやや流動
感のある透明ゲル状を呈し、皮膚安全性が高く、かつ経
時安定性の優れた乳化物で、皮膚に塗布したとき、非常
にのびが良く、少量にて広範囲に拡がる使用特性を有し
ていた。
実施例10 栄養乳液
(重量%)
(A)局方グリセリン
20.01.3−ブチレンゲリコール
5・0イノシトールーグルクa>酸グルコサミンー
ヘキソース LOジステアリルジグルコシルジグリセ
リド 20アラントイン
0.2水酸化ナトリウム
0.1(B)流動パラフィン
1α0オリーブ油
5・0ペンタエリスリト
ール−テトラ−2−エチルヘキサノエート5.0ワセリ
ン 50ビ
タミンEアセテート 0.
1防腐剤 04 香 料
0.3(0)精製水 45.7
アルギン酸ナトリウム 0.
1キサンチンガム 0
1実施例9の製造法に準じて、(A)相、(B)相より
乳化組成物を得、70°Cとし、別に調整し70℃に保
っておいた増粘剤水溶液(0)相で希釈分散した後、冷
却し水中油型エマルションの栄養乳液を得た。この乳液
の粘度は30’Cで、3050 QpT3であり、乳化
粒子径1〜3μ程度の安定で、かつなじみの良い感触を
有していた。
20.01.3−ブチレンゲリコール
5・0イノシトールーグルクa>酸グルコサミンー
ヘキソース LOジステアリルジグルコシルジグリセ
リド 20アラントイン
0.2水酸化ナトリウム
0.1(B)流動パラフィン
1α0オリーブ油
5・0ペンタエリスリト
ール−テトラ−2−エチルヘキサノエート5.0ワセリ
ン 50ビ
タミンEアセテート 0.
1防腐剤 04 香 料
0.3(0)精製水 45.7
アルギン酸ナトリウム 0.
1キサンチンガム 0
1実施例9の製造法に準じて、(A)相、(B)相より
乳化組成物を得、70°Cとし、別に調整し70℃に保
っておいた増粘剤水溶液(0)相で希釈分散した後、冷
却し水中油型エマルションの栄養乳液を得た。この乳液
の粘度は30’Cで、3050 QpT3であり、乳化
粒子径1〜3μ程度の安定で、かつなじみの良い感触を
有していた。
実施例■ サンケアクリーム
(重量%)
(A)ジグリセリン
2α0ソルビトール(70%水溶液)&0 果糖50%水溶液 4.
0ジパルミトイルモノガラクトシルジグリセリド
0・5フラクトースリピド
zO(B)流動パラフィン
2α0イソプロピルミリステート
lα0ワセリン
5,0ステアリルアルコール
5,0PABA
&0防腐剤
α5 香 料
α3(0)精製水 19.5ヒ
ドロキシエチルセルロース 0.2
(I))調合粉末
、。
2α0ソルビトール(70%水溶液)&0 果糖50%水溶液 4.
0ジパルミトイルモノガラクトシルジグリセリド
0・5フラクトースリピド
zO(B)流動パラフィン
2α0イソプロピルミリステート
lα0ワセリン
5,0ステアリルアルコール
5,0PABA
&0防腐剤
α5 香 料
α3(0)精製水 19.5ヒ
ドロキシエチルセルロース 0.2
(I))調合粉末
、。
二酸化チタン 20
実施例加の製造法に準じて、サンケアクリームを得た。
実施例加の製造法に準じて、サンケアクリームを得た。
このとき、(C)相は(D)相を70°(lこて、分散
ホモミキサー処理した後、希釈相として使用した。
ホモミキサー処理した後、希釈相として使用した。
このサンケアクリームは、25℃硬度が9であり、やや
透明感があり、また乳化粒子径力(1〜3μm程度で安
定性の良い水中油型乳化組成物で、太陽光の下で好適に
使用できるものであった。
透明感があり、また乳化粒子径力(1〜3μm程度で安
定性の良い水中油型乳化組成物で、太陽光の下で好適に
使用できるものであった。
特許出願人
株式会社 資 生 堂
Claims (1)
- (1)糖脂質および/またはその塩と、分子内に2個以
上の水酸基を有する水溶性多価アルコールと油分とを含
有することを特徴とする乳化組成物(2) 糖脂質お
よび/またはその塩と・分子内に2特徴とする水中油型
乳化組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57150353A JPS5939338A (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 乳化組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57150353A JPS5939338A (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 乳化組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5939338A true JPS5939338A (ja) | 1984-03-03 |
Family
ID=15495130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57150353A Pending JPS5939338A (ja) | 1982-08-30 | 1982-08-30 | 乳化組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939338A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61236732A (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-22 | フイデイ−ア・ソシエタ・ペル・アチオニ | 新規医薬組成物 |
JPS61260008A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-18 | Sunstar Inc | 化粧料組成物 |
JPS61289018A (ja) * | 1985-06-17 | 1986-12-19 | Pola Chem Ind Inc | 皮膚外用剤 |
JPS63141908A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-14 | Kanebo Ltd | 乳化型化粧料 |
JPS6422812A (en) * | 1987-07-15 | 1989-01-25 | Kanebo Ltd | Skin cosmetic |
JPS6422809A (en) * | 1987-07-15 | 1989-01-25 | Kanebo Ltd | Skin cosmetic |
FR2687913A1 (fr) * | 1992-02-28 | 1993-09-03 | Oreal | Composition pour traitement topique contenant des vesicules lipidiques encapsulant au moins une eau minerale. |
JP2007070239A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Toyo Beauty Kk | 乳化組成物 |
JP2015091783A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-05-14 | 御木本製薬株式会社 | 皮膚外用剤 |
JP2018039782A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-15 | 御木本製薬株式会社 | 皮膚外用剤 |
-
1982
- 1982-08-30 JP JP57150353A patent/JPS5939338A/ja active Pending
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JP2018039782A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-15 | 御木本製薬株式会社 | 皮膚外用剤 |
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