JPS5917004Y2 - 磁気録音再生機の不要音抑止装置 - Google Patents

磁気録音再生機の不要音抑止装置

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JPS5917004Y2
JPS5917004Y2 JP3307078U JP3307078U JPS5917004Y2 JP S5917004 Y2 JPS5917004 Y2 JP S5917004Y2 JP 3307078 U JP3307078 U JP 3307078U JP 3307078 U JP3307078 U JP 3307078U JP S5917004 Y2 JPS5917004 Y2 JP S5917004Y2
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JP
Japan
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switch
recording
sound suppression
unnecessary sound
temporary stop
Prior art date
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Expired
Application number
JP3307078U
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English (en)
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JPS54135907U (ja
Inventor
征昭 清野
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Priority to JP3307078U priority Critical patent/JPS5917004Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は録音時に不必要な音を録音させないようにする
磁気録音再生機の不要音抑止装置の改良に関し、特にそ
の再生時に不要音抑止スイッチが誤って動作された場合
再生さるべき音が中断されることを防止せんとするもの
である。
FM放送の音楽番組を磁気録音再生機で録音するいわゆ
るエアーチェックが盛に行われているが、このエアーチ
ェックを行なう場合、第1に次のような欠点がある。
すなわち、通常FM音楽放送等においては曲と曲との間
に会話やコマーシャル等も放送されるため、このような
場合には、1つの曲の終了と同時に一時停止釦を操作し
てテープ走行を一時停止状態とし、次の曲が始まる寸前
に一時停止を解除して再び録音を開始するという面倒な
操作を行わなければならず、しかも一時停止状態ではテ
ープが全走行しないため録音されたテープを再生した場
合には1つの曲と次の曲との間隔が短かすぎて曲間が不
明瞭となるものである。
上記の欠点を解消するものとして、不要音抑止装置付の
磁気記録再生機ばか提案されている。
この機械では常開型の不要音抑止スイッチを備えており
、録音時に1つの曲の終了と同時に前記不要音抑止スイ
ッチを瞬時閉じると、所定時間(例えば5秒間)ミュー
ティングがかけられた状態すなわち録音信号が録音ヘッ
ドに供給されない状態でテープの走行が継続され、上記
所定の時間経過後、テープが自動的に一時停止されるよ
うに構成されている。
この機械によれば、不要音抑止スイッチを瞬時閉じると
いう極めて簡単な動作で自動的に1つの曲と次の曲との
間隔を適当な長さにすることができるので便利であるが
、次のような第2の欠点を有する。
すなわち、再生時に誤って前記不要音抑止スイッチに手
が触れ、これを閉じてしまうと、即座に再生音が出なく
なりテープの走行が所定時間経過後自動的に停止されて
しまって再生が中断され、再生を開始するにはプレイス
イッチを再度操作しなければならない。
本考案はこのような不要音抑止装置付の磁気録音再生機
の有する第2の欠点をも解消し、磁気録音再生機を一層
使い易く便利なものとしようとするものである。
以下図面に示す実施例につき本考案を説明する。
図において1は常開型のプレイスイッチすなわちテープ
を定速走行させてテープの再生を行うためのスイッチ、
2は常開型の録音スイッチ、3は常開型の停止スイッチ
であり、これらスイッチ1〜3の一方の接点は負側か接
地された電源4の正側に接続されている。
前記プレイスイッチ1の他方の接点はダイオード5を介
してフリップフロップ回路で構成される再生指令記憶回
路6のセット端子Sに接続せられ、一方前記録音スイッ
チ2の他方の接点はダイオード7を介してフリップフロ
ップ回路で構成される録音指令記憶回路8のセット端子
Sに接続される。
また前記停止スイッチ3の他方の接点はダイオード9を
介して再生指令記憶回路6のリセット端子Rに、ダイオ
ード10を介して録音指令記憶回路8のリセット端子R
に接続される。
前記再生指令記憶回路6、録音指令記憶回路8は同じ動
作をなすものであって、そのセット端子Sが高レベル(
”H”)になると出力端子Qも“H”となり、この状態
でリセット端子Rが“H”となると前記出力端子Qのレ
ベルは反転されて低レベル(“L”)になるように動作
する。
前記再生指令記憶回路6の出力端子Qはエミッタが接地
された叩n型のトランジスタ11のベースに接続され、
このトランジスタ11のコレクタと正の電源端子12
aとの間にはプレイプランジャー13が接続されている
一方録音指令記憶回路8の出力端子Qはエミッタが接地
されたnpn型トランジスタ14のベースに接続され、
このトランジスタ14のコレクタと正の電源端子12
bとの間には録音プランジャー15が接続されている。
そして、上記再生指令記憶回路6の出力が“H”になる
とトランジスタ11が導通しプレイプランジャー13に
通電され、このプランジャー13の動作でキャプスタン
(図示せず)ピンチローラ(図示せず)が圧接されると
ともに、巻取リールが回転駆動される等テープの走行メ
カニズムが定速走行を行わしめるように切換えられ、ま
た録音指令記憶回路8の出力か“H“になるとトランジ
スタ14が導通し、録音プランジャー15に通電され、
このプランジャー15の動作で、例えば録音再生切換ス
イッチ(図示せず)が録音側に切換えられ、録音回路が
動作するようになっている。
次に、録音入力端子16に印加された録音信号例えばF
M放送信号は増幅器17.18を介して磁気ヘッド19
に供給され、磁気テープ20に録音されるように構成さ
れている。
前記増幅器17の出力端子はソースモニタ一端子21に
接続されており、この端子にイヤホン等を接続すること
により録音信号がモニターできるようになっている。
また上記増幅器18の出力端はミューティング用のnp
n型トランジスタ22のコレクタ、エミッタを介して接
地せられており、このトランジスタ22が後述する不要
音抑止スイッチの操作により導通すると、録音信号が磁
気ヘッド19に供給されず、磁気テープ20に無録音部
ができることとなる。
前記不要音抑止スイッチは図において符号23゜24で
示しており、これら2つの連動スイッチで不要音抑止ス
イッチが構成されている。
前記不要音抑止スイッチ23.24は可動接点aと2つ
の固定接点す、Cを有しており、通常はバネの付勢力に
よって可動接点aが一方の固定接点す側に接触されてい
るが、1個の不要音抑止釦(図示せず)を押圧すると、
前記2つのスイッチ23.24の可動接点aがともに他
方の固定接点C側に接続されるようになっている。
勿論、前記不要音抑止釦の押圧を解けば前記2つのスイ
ッチの可動接点aはバネの力で元の位置、すなわち一方
の固定接点すに接続される位置に復帰する。
ところで、上記スイッチ23の可動接点aは電源4の正
側に接続され、一方の固定接点Cはミューティングトラ
ンジスタ22のベースに接続され、他方の固定接点すは
突接点になっている。
また前記スイッチ24の可動接点aは充放電用コンデン
サ25を介して接地され、一方固定接点すはダイオード
26を介してフリップフロップ回路で構成される一時停
止用記憶回路27のセット端子Sに接続されている。
この記憶回路27は先述した再生指令記憶回路6、録音
指令記憶回路8と同様にそのセット端子SがH”となる
と出力端子QはH“となり、この状態でリセット端子R
が°゛H゛となると出力がH′“から”°L“に反転動
作をなすものである。
この記憶回路27の出力端子Qはエミッタが接地された
トランジスタ28のベースに接続され、このI・ランジ
スタ28のコレクタと正の電源端子12Cとの間には一
時停止プランジャー29が接続されている。
そして前記記憶回路27の出力がH“となるとトランジ
スタ28が導通し、一時停止プランジャー29に通電さ
れ、プランジャー29の動作でピンチローラがキャプス
タンから引離され、巻取)−ル台にブレーキがかけられ
る等、テープ走行メカニズムが一時的にテープ走行を停
止させる状態に切換えられる。
また前記不要音抑止スイッチ24の固定接点Cは前記録
音プランジャー15の動作に連動して閉じられる常開型
のスイッチ30を介して電源4の正側に接続されている
またこの電源4の正側は上記プレイスイッチ1に連動す
る常開型スイッチ31からダイオード32を介して一時
停止用記憶回路27のリセット端子Rに接続されている
上記実施例において、その動作をテープに録音するとき
、この録音中に不要音抑止部を操作したとき、テープを
再生するとき、この再生中に誤って不要音抑止操作を行
ったときの順で説明する。
まず、テープに録音するとき。
停止状態から録音釦(図示せず)を瞬時押して録音スイ
ッチ2を瞬時閉じる。
これにより記憶回路8はH“に反転保持せられ、プラン
ジャ15のはたらきで磁気録音再生機の電気回路が録音
可能な状態に切換えられる。
この録音可能状態で録音レベルの調整などを行い、次い
でプレイ釦(図示せず)の操作によりプレイスイッチ1
を瞬時閉じると、記憶回路6の出力が“H“に反転保持
せられプランジャー13のはたらきでテープの定速走行
が開始されテープ20に録音が行なわれる。
この状態においてスイッチ30は閉じた状態に保持され
ている。
なお、プレイスイッチ1を閉じたとき、スイッチ31も
閉じられるが、これは録音動作に関係しない。
録音中に不要音抑止部を操作したとき。
録音状態で不要音抑止釦(図示せず)の抑圧操作により
、不要音抑止スイッチ23.24の固定接点をbよりC
側に切換えると、これと同時にトランジスタ22が導通
し、ヘッド19に録音信号が供給されなくなるが、テー
プの定速走行はまだ継続しているので、テープには無録
音部分が作成される。
この時電源4からスイッチ30さらにスイッチ24の固
定接点C1可動接点aを介してコンテツサ25に充電電
流が流れ、該コンデンサ25に電荷が蓄積される。
使用者の希望する時間だけ前記不要音抑止釦を押し続け
、テープにその時間に対応する無録音部を作成した後、
前記不要音抑止釦から手をはなしその押圧を解くと、不
要音抑圧スイッチ23、24は固定接点す側に自動的に
切換え復帰される。
この時、いままでコンデンサ25に蓄えられてきた充電
電荷が一時停止用記憶回路27のセラ)・端子Sを介し
て放電され、該記憶回路27がセットされ出力が°“H
“に反転保持される。
これによりプランジャー29が動作し、ピンチローラを
キャプスタンから引離し、巻取リール台の回転を停止せ
しめてテープ20の走行を一時的に停止させる。
この一時停止状態はプレイスイッチ1を再度操作しスイ
ッチ31を閉じて記憶回路27のリセット端子Rを°“
H+9となし該記憶回路27をリセットさせることで解
除され、録音が再開される。
再生を行うとき。
テープの再生を行うには、停止状態からプレイ釦を操作
しプレイスイッチ1を瞬間閉じるだけで定速走行され、
再生動作が行われる。
再生状態において誤って不要音抑止部を押したとき。
上記再生状態において誤って不要音抑止操作してしまい
、不要音抑止スイッチ23.24を固定接点C側に切換
えてしまっても、スイッチ30が開放されたままである
ので、コンテ゛ンサ25に充電が行なわれず、このため
、不要音抑止スイッチ23.24が元の位置に復帰され
た時、記憶回路はリセツI・されず一時停止動作は行な
われない。
なお、ミューティングスイッチ22が再生信号のミュー
トにも機能するようになっておれば、上記の誤って不要
音抑止操作を行なった時再生音が瞬時中断されてしまう
が、上記トランジスタが録音信号のみのミュートに関係
しておけば再生音の中断は全く生しない。
以上の如く、本考案磁気録音再生機の不要音抑止装置に
よれば、録音中に不要音抑止繰作をすることにより、そ
の操作を続けている間だけ録音媒体に無録音部を作成す
ることができ、このため無録音部の長さを使用者の意思
によって自由に設定することができる上、不要音抑止操
作を解除すると自動的に録音媒体の走行が一時停止され
るのでいちいち停止釦を押す面倒な操作が不要となる。
しかも再生中に誤って上記不要音部抑止操作を行なった
としても録音媒体の走行は一時停止されることなく継続
されるので、再生を中断させてしまうことがないなど実
用上きわめて便利な磁気録音再生機を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案装置の一実施例を示す回路図である。 1・・・プレイスイッチ、2・・・録音スイッチ、6・
・・再生指令記憶回路、8・・・録音指令記憶回路、2
2・・・ミューティングトランジスタ、27・・・一時
停止用記憶回路。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)不要音抑止スイッチと、このスイッチを操作する
    ことにより起動され録音信号を録音媒体に録音されない
    ように抑止するとともに、前記抑止スイッチを操作して
    いる間録音信号抑止状態を保持せしめる録音信号抑止手
    段と、前記不要音抑止スイッチの操作を解除することに
    よって動作し録音媒体の走行を一時的に停止せしめる一
    時停止手段と、この一時停止手段が録音手段の動作中に
    のみ動作可能とする制限手段を備えてなる磁気録音再生
    機の不要音抑止装置。
  2. (2)不要音抑止スイッチを操作している間充電される
    コンテ゛ンサを前記スイッチを解除した時放電させるこ
    とによって、一時停止手段を動作せしめるようにし、か
    つ前記コンテ゛ンサの充電線路中に介在せしめた録音手
    段の動作中にのみ閉じるスイッチによって前記一時停止
    手段が録音手段の動作中にのみ動作可能とする前記制限
    手段を構成してなる、実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の磁気録音再生機の不要音抑止装置。
  3. (3)一時停止手段の動作状態はプレイスイッチに連動
    されるスイッチをプレイ操作によって閉じることによっ
    て解除せられるようにした実用新案登録請求の範囲第1
    項または第2項記載の磁気録音再生機の不要音抑止装置
JP3307078U 1978-03-15 1978-03-15 磁気録音再生機の不要音抑止装置 Expired JPS5917004Y2 (ja)

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JP3307078U JPS5917004Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 磁気録音再生機の不要音抑止装置

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Publication Number Publication Date
JPS54135907U JPS54135907U (ja) 1979-09-20
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ID=28887814

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