JP2869140B2 - テープレコーダーの選曲回路 - Google Patents

テープレコーダーの選曲回路

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、磁気テープに録音されている音楽等の信号
間にある無信号部を高速走行状態にて検出することによ
り再生状態に切換える選曲機能を有するテープレコーダ
ーに関する。
(ロ)従来の技術 磁気テープに録音されている音楽等の信号間にある無
信号部を高速走行状態即ち早送り又は巻戻し動作状態に
て検出することによって再生状態に切換える所謂選曲機
能を備えたテープレコーダーが普及している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 選曲機能を備えたテープレコーダーにおける選曲動作
は、選曲動作の動作・不動作を選択するべく設けられて
いる選択スイッチを動作位置に切換えるとともに再生動
作状態にあるときに早送り操作又は巻戻し操作を行なう
ことによって行なわれる。また、テープレコーダーの停
止状態への切換動作は、磁気テープに録音されている曲
の再生動作が終了したとき一般に行なわれるが、ヘッド
フォンステレオと呼ばれるテープレコーダーのように携
帯して使用されるテープレコーダーでは曲の途中で停止
状態に切換えられることが多い。曲の途中で停止状態に
切換えられたテープレコーダーをそのまま使用して再生
動作を開始させると曲の途中より再生動作が開始される
ことになるので使用者に不快感を与えることになる。本
発明は、斯かる問題を解決した選曲回路を提供しようと
するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の選曲回路は、選曲動作時磁気ヘッドにより再
生される信号が入力されるとともに再生信号の有・無を
検出する無信号部検出回路と、選曲動作時前記無信号部
検出回路の出力信号に基づいてテープレコーダーの切換
動作を行なう制御回路とより構成されている。
(ホ)作用 本発明は、テープレコーダーが選曲動作を行なう状態
にあり、且つ再生状態より停止操作が行なわれたときテ
ープレコーダーを選曲動作状態に切換えるとともに無信
号部が検出されたとき停止状態に切換えるようにしたも
のである。
(へ)実施例 図示した回路は、本発明の選曲回路の一実施例であ
る。(1)は再生動作時及び選曲動作時磁気テープに接
触し、該磁気テープに録音されている信号を再生する磁
気ヘッドであり、磁気テープの再生方向に対応して切換
えられるように構成されている。(2)は前記磁気ヘッ
ド(1)によって再生された信号が入力されるとともに
該信号を増幅する前置増幅回路、(3)は前記前置増幅
回路(2)によって増幅された再生信号が印加されると
ともにその信号のレベルを調整する可変抵抗器、(4)
は前記可変抵抗器(3)によってレベル調整された信号
が入力されるとともに該信号を増幅する主増幅回路、
(5)はヘッドフォンのプラグが挿入されるヘッドフォ
ンジャックであり、前記主増幅回路(4)の出力端子に
接続されている信号端子(6)及び接地端子(7)を備
えている。(8)は再生操作時押圧閉成される再生用操
作スイッチ、(9)は再生方向の切換操作時押圧閉成さ
れる再生方向切換用操作スイッチ、(10)は早送り操作
時及び早送りによる選曲操作時押圧閉成される早送り用
操作スイッチ、(11)は巻戻し操作時及び巻戻しによる
選曲操作時押圧閉成される巻戻し用操作スイッチ、(1
2)は通常の停止操作時押圧閉成される停止用操作スイ
ッチ、(13)は選曲停止操作時押圧閉成される選曲停止
用操作スイッチである。(14)は前記各操作スイッチの
切換に対応して切換信号を出力する制御回路、(15)は
前記制御回路(14)に設けられている再生用出力端子
(16)にH(高い)レベルの駆動信号が出力されている
間動作状態になるとともにテープレコーダーを再生動作
状態にする再生用切換回路、(17)は早送り用出力端子
(18)にHレベルの駆動信号が出力されている間動作状
態になる早送り用切換回路であり、テープレコーダーを
早送り動作状態にするとともに前記再生用切換回路(1
5)との協働によって早送りによる選曲動作状態を構成
するようにされている。(19)は前記制御回路(14)に
設けられている巻戻し用出力端子(20)にHレベルの駆
動信号が出力されている間動作状態になる巻戻し用切換
回路であり、テープレコーダーを巻戻し動作状態にする
とともに前記再生用切換回路(15)との協働によって巻
戻しによる選曲動作状態を構成するようにされている。
(21)は前記制御回路(14)に設けられている再生方向
切換用出力端子(22)にHレベルの切換信号が出力され
る毎に動作するとともに再生方向を切換える再生方向切
換回路、(23)はリール軸の回転停止等を検出すること
によって磁気テープが始端又は終端まで走行したことを
検出する終端検出回路である。(24)は選曲動作の動作
・不動作を選択する選択スイッチであり、選曲動作を行
なうとき閉成されるように構成されている。(25)は前
記制御回路(14)に設けられているとともに選曲動作状
態にあるときHレベルの信号が出力される選曲用出力端
子、(26)は前記選曲用出力端子(25)にHレベルの信
号が出力されているとき動作状態になる無信号部検出回
路であり、前記前置増幅回路(2)より出力される信号
が所定時間無くなるとHレベルの検出信号を出力し、制
御回路(14)に設けられている検出信号入力端子(27)
に印加されるように構成されている。(28)は前記主増
幅回路(4)の出力信号路にコレクタが接続されている
とともにエミッタが接地されているミューティング用ト
ランジスターであり、そのベースは抵抗(29)を介して
前記選曲用出力端子(25)に接続されている。(30)は
前記選曲停止用操作スイッチ(13)が押圧閉成されると
動作状態になるタイマー回路であり、所定時間後例えば
30秒後に停止信号を出力しテープレコーダーを停止状態
にする作用を有している。斯かる回路構成において、選
択スイッチ(24)が閉成された状態にあり、且つテープ
レコーダーが再生動作状態にあるときに選曲停止用操作
スイッチ(13)を押圧閉成せしめると早送り用出力端子
(18)及び選曲用出力端子(25)にHレベルの駆動信号
が出力されてテープレコーダーを早送りによる選曲動作
状態にするとともに無信号部検出回路(26)による検出
動作が行なわれるとテープレコーダーを停止状態にする
ように構成されている。また、再生動作状態及び選曲動
作状態にあるときに終端検出回路(23)による検出動作
が行なわれると反対方向への再生動作が開始され、早送
り及び巻戻し動作状態にあるときに終端検出回路(23)
による検出動作が行なわれると停止状態に切換えられる
ように構成されている。そして、選曲停止用操作スイッ
チ(13)の押圧操作による選曲動作状態にあるときに終
端検出回路(23)による検出動作が行なわれると反対方
向への再生動作を行なう状態に切換えられた後停止状態
に切換えられるように構成されている。また、選択スイ
ッチ(24)が開放された状態即ち選曲動作を行なわない
状態にあるときには、選曲停止用操作スイッチ(13)は
停止用操作スイッチ(12)と同一の動作を行なうように
構成されている。以上の如く本発明は構成されており、
次に斯かる回路の動作について説明する。
最初に選択スイッチ(24)が開放されている状態即ち
選曲動作を行なわない場合の動作について説明する。再
生用操作スイッチ(8)を押圧閉成せしめると制御回路
(14)に設けられている再生用出力端子(16)にHレベ
ルの駆動信号が出力されるため再生用切換回路(15)が
動作状態になり、テープレコーダーを再生動作状態にせ
しめる。磁気テープに録音されている信号は、磁気ヘッ
ド(1)によって再生された後前置増幅回路(2)に入
力されて増幅される。前記前置増幅回路(2)によって
増幅された再生信号は、可変抵抗器(3)に印加されて
レベル調整された後主増幅回路(4)に入力される。前
記主増幅回路(4)に入力された再生信号は、増幅され
た後ヘッドフォンジャック(5)に印加されるため使用
者は、ヘッドフォンによって再生信号を聴取することが
できる。斯かる再生動作状態にあるときに再生方向切換
用操作スイッチ(9)を押圧閉成せしめると再生方向切
換用出力端子(22)にHレベルの切換信号が出力され
る。前記再生方向切換用出力端子(22)にHレベルの切
換信号が出力されると再生方向切換回路(21)が動作状
態になり、再生方向の切換動作が行なわれるためテープ
レコーダーは反対方向への再生動作状態になる。また、
再生動作状態にあるときに磁気テープが終端部まで走行
すると終端検出回路(23)による検出動作が行なわれ
る。その結果、テープレコーダーの再生方向の切換動作
が行なわれテープレコーダーは反対方向への再生動作状
態になる。
以上の如く再生動作は行なわれるが、次に早送り用操
作スイッチ(10)及び巻戻し用操作スイッチ(11)を押
圧閉成せしめる場合の動作について説明する。前記早送
り用操作スイッチ(10)を閉成せしめると制御回路(1
4)に設けられている早送り用出力端子(18)にHレベ
ルの信号が出力される。前記早送り用出力端子(18)に
Hレベルの信号が出力されると早送り用切換回路(17)
が動作状態になり、テープレコーダーを早送り動作状態
にせしめる。斯かる早送り動作状態にあるときに磁気テ
ープが終端部まで走行すると終端検出回路(23)による
検出動作が行なわれてテープレコーダーは停止状態に切
換えられる。また、巻戻し用操作スイッチ(11)を押圧
閉成せしめると制御回路(14)に設けられている巻戻し
用出力端子(20)にHレベルの信号が出力されて巻戻し
用切換回路(19)が動作状態になり、テープレコーダー
を巻戻し動作状態にせしめる。そして、斯かる巻戻し動
作状態にあるときに磁気テープが始端部まで巻戻される
と終端検出回路(23)による検出動作が行なわれてテー
プレコーダーは停止状態に切換えられる。以上の如く各
操作スイッチ(8),(10)及び(11)を押圧閉成せし
めた場合の各動作は行なわれるが、各動作状態にあると
きに停止用操作スイッチ(12)又は選曲停止用操作スイ
ッチ(13)を押圧閉成せしめると各出力端子(16),
(18)及び(20)の出力信号がHレベルよりL(低い)
レベルに反転し、各切換回路(15),(17)及び(19)
が不動作状態になるためテープレコーダーは停止状態に
復帰せしめられる。
以上の如く本実施例における各動作は行なわれるが、
次に選曲動作について説明する。斯かる選曲動作は、選
択スイッチ(24)を閉成せしめた状態で行なわれる。再
生動作状態において、現在再生聴取している曲を飛び越
して次の曲を速やかに再生させたい場合には早送り用操
作スイッチ(10)を押圧閉成せしめれば良い。再生動作
状態にあるときに早送り用操作スイッチ(10)を押圧閉
成せしめると制御回路(14)に設けられている早送り用
出力端子(18)と選曲用出力端子(25)にHレベルの信
号が出力される。前記早送り用出力端子(18)にHレベ
ルの信号が出力されると早送り用切換回路(17)が動作
状態になり、動作状態にある再生用切換回路(15)との
協働によって早送りによる選曲動作を行なう状態にせし
める。また、前記選曲用出力端子(25)にHレベルの信
号が出力されると無信号部検出回路(26)が動作状態に
なるとともにミューティング用トランジスター(28)が
導通状態になる。従って、選曲動作状態におけるキュル
キュル音がヘッドフォンジャック(5)に印加されるこ
とはなく使用者に不快感を与えることはない。現在再生
されていた曲が選曲動作によって早送りされているとき
には無信号部検出回路(26)に再生信号が入力された状
態にあるため、その出力端子にHレベルの信号が出力さ
れることはない。磁気テープが走行せしめられて現在再
生されていた曲が終了し、次の曲との間に設けられてい
る無信号部の位置まで走行すると無信号部検出回路(2
6)による検出動作が行なわれて、その出力信号である
Hレベルの信号が制御回路(14)に設けられている検出
信号入力端子(27)に入力される。前記検出信号入力端
子(27)にHレベルの信号が入力されると選曲動作が解
除されるため制御回路(14)に設けられている早送り用
出力端子(18)及び選曲用出力端子(25)の出力信号が
HレベルよりLレベルになる。その結果、早送り用切換
回路(17)が不動作状態になり、テープレコーダーは早
送りによる選曲動作状態より再生動作状態に切換えられ
る。従って、次の曲の冒頭部より再生されることにな
り、使用者は選曲した曲を再生聴取することができる。
現在再生聴取している曲を飛び越して次の曲を再生聴取
する場合の動作は以上の如く行なわれるが、次に現在再
生聴取している曲を冒頭部より再生聴取する場合の動作
について説明する。斯かる動作は再生動作状態にあると
きに巻戻し用操作スイッチ(11)を押圧閉成せしめるこ
とによって行なわれる。前記巻戻し用操作スイッチ(1
1)を押圧閉成せしめると制御回路(14)に設けられて
いる巻戻し用出力端子(20)と選曲用出力端子(25)に
Hレベルの信号が出力される。その結果、前述した早送
りによる選曲動作時と同様に巻戻し用切換回路(19)の
働きによってテープレコーダーは巻戻しによる選択動作
状態になる。磁気テープが巻戻されて現在再生されてい
た曲の冒頭部に設けられている無信号部の位置まで走行
すると無信号部検出回路(26)による検出動作が行なわ
れて、その出力信号であるHレベルの信号が検出信号入
力端子(27)に入力される。前記検出信号入力端子(2
7)にHレベルの信号が入力されると制御回路(14)に
設けられている巻戻し用出力端子(20)及び選曲用出力
端子(25)の出力信号がHレベルよりLレベルになる。
その結果、巻戻し用切換回路(19)が不動作状態にな
り、テープレコーダーは巻戻しによる選曲動作状態より
再生動作状態に切換えられる。従って、現在再生されて
いた曲を冒頭部より再生聴取することができる。
以上の如く選曲動作は行なわれるが、次に選択スイッ
チ(24)が閉成された再生動作状態にあるときに停止操
作を行なう場合の動作について説明する。まず通常の停
止操作時押圧閉成される停止用操作スイッチ(12)を操
作する場合について説明する。テープレコーダーが再生
動作状態にあるときに停止用操作スイッチ(12)を押圧
閉成せしめると制御回路(14)に設けられている再生用
出力端子(16)の出力端子がHレベルよりLレベルに反
転する。その結果、再生用切換回路(15)が不動作状態
になり、テープレコーダーは再生動作状態より停止状態
に切換えられる。このように停止用操作スイッチ(12)
を押圧閉成せしめると再生動作状態より停止状態に直ち
に切換えられるため、斯かる状態より再生操作をすると
停止操作によって再生動作が中断された磁気テープの位
置より再生動作が開始されることになる。通常の停止操
作時押圧閉成される停止用操作スイッチ(12)を押圧閉
成せしめた場合の動作は以上の如く行なわれるが、次に
選曲停止用操作スイッチ(13)を押圧操作する場合につ
いて説明する。
テープレコーダーが再生動作状態にあるときに選曲停
止用操作スイッチ(13)を押圧閉成せしめると制御回路
(14)に設けられている早送り用出力端子(18)と選曲
用出力端子(25)にHレベルの信号が出力される。その
結果、早送り用切換回路(17)及び無信号部検出回路
(26)が動作状態になり、前述したようにテープレコー
ダーは早送りによる選曲動作を行なう状態になる。磁気
テープが走行せしめられて現在再生されていた曲が終了
し、次の曲との間に設けられている無信号部の位置まで
走行すると無信号部検出回路(26)による検出動作が行
なわれて、その出力信号であるHレベルの信号が制御回
路(14)に設けられている検出信号入力端子(27)に入
力される。前記検出信号入力端子(27)にHレベルの信
号が入力されると制御回路(14)に設けられている再生
用出力端子(16)、早送り用出力端子(18)及び選曲用
出力端子(25)の出力信号がHレベルよりLレベルに反
転する。その結果、再生用切換回路(15)、早送り用切
換回路(17)及び無信号部検出回路(26)が不動作状態
になり、テープレコーダーは停止状態に切換えられる。
このように再生動作状態にあるときに選曲停止用操作ス
イッチ(13)を押圧閉成せしめると曲と曲との間にある
無信号部の検出動作が行なわれた後停止状態に切換えら
れるため、斯かる状態より再生操作をすると必ず曲の冒
頭部より再生動作が開始されることになる。以上の如く
選曲停止用操作スイッチ(13)を操作し、且つ曲と曲と
の間にある無信号部が所定時間即ちタイマー回路(30)
によって設定される時間内に検出された場合の動作は行
なわれるが、次に所定時間内に検出されなかった場合の
動作について説明する。前記選曲停止用操作スイッチ
(13)が閉成されると前述したようにテープレコーダー
が、早送りによる選曲動作状態になるとともにタイマー
回路(30)がタイマー動作を開始する。そして、前記タ
イマー回路(30)によって設定される時間内に無信号部
検出回路(26)より検出信号が出力されなかった場合に
は、該タイマー回路(30)より停止信号が出力されて制
御回路(14)に入力される。その結果、制御回路(14)
に設けられている再生用出力端子(16)、早送り用出力
端子(18)及び選曲用出力端子(25)の出力信号がHレ
ベルよりLレベルに反転し、テープレコーダーは停止状
態に切換えられる。従って無信号部が検出されない場合
の無駄な選曲動作が長時間行なわれることを防止するこ
とができる。以上の如く所定時間内に無信号部が検出さ
れなかった場合の動作は行なわれるが、次に選曲停止用
操作スイッチ(13)を操作し、且つタイマー回路(30)
によって設定される時間内に磁気テープが終端まで走行
した場合の動作について説明する。選曲停止用操作スイ
ッチ(13)の閉成によってテープレコーダーが早送りに
よる選曲動作状態にあるときに磁気テープが終端まで走
行すると終端検出回路(23)による終端検出動作が行な
われる。前記終端検出回路(23)より検出信号が出力さ
れて制御回路(14)に入力されると再生方向切換回路
(21)による切換動作が行なわれて反対方向への再生動
作を行なう状態に切換えられた後テープレコーダーは停
止状態に切換えられる。従って、斯かる状態より再生操
作を行なうと磁気テープの始端部より再生動作が開始さ
れるため、一般的に曲の冒頭部より再生動作が開始され
ることになる。
尚、本実施例では、通常の停止動作を行なう停止用操
作スイッチ(12)と選曲停止用操作スイッチ(13)の二
つの停止用操作スイッチを設けた場合について説明した
が、一つのスイッチを兼用し選択スイッチ(24)の切換
動作によって二つの停止動作を選択的に行なうようにす
ることもできる。また、本実施例における制御回路(1
4)、無信号部検出回路(26)及びタイマー回路(30)
等は、マイクロコンピューターによって構成することが
できる。そして、本実施例では選曲停止動作を早送り動
作によって行なうようにしたが、巻戻し動作によって行
なうようにすることもできる。
(ト)発明の効果 本発明の選曲回路は、テープレコーダーが選曲動作を
行なう状態にあり、且つ再生状態より停止操作が行われ
たとき、テープレコーダーを選曲状態に切換えるととも
に音楽等の信号間にある無信号部がタイマー回路により
設定される時間内に検出されたとき、テープレコーダー
を停止状態に切換えるようにしたので、次に再生操作を
行った場合には、曲の冒頭部より再生動作が開始される
ことになり、使用者に対して不快感を与えることはな
い。また、本発明は、タイマー回路により設定された時
間内に無信号部が検出されなかった場合には、該タイマ
ー回路により設定される時間経過したときテープレコー
ダーを停止状態に切換えるようにしたので、無信号部が
検出されない場合の無駄な選曲動作が長時間行われるこ
とを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は、本発明の選曲回路の一実施例である。 主な図番の説明 (1)……磁気ヘッド、(2)……前置増幅回路、
(4)……主増幅回路、(8)……再生用操作スイッ
チ、(10)……早送り用操作スイッチ、(11)……巻戻
し用操作スイッチ、(12)……停止用操作スイッチ、
(13)……選曲停止用操作スイッチ、(14)……制御回
路、(15)……再生用切換回路、(17)……早送り用切
換回路、(19)……巻戻し用切換回路、(24)……選択
スイッチ、(26)……無信号部検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/087 G11B 27/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに録音されている音楽等の信号
    間にある無信号部を高速走行状態にて検出することによ
    り再生状態に切換える選曲機能を有するテープレコーダ
    ーにおいて、選曲動作時磁気ヘッドにより再生される信
    号が入力されるとともに再生信号の有・無を検出する無
    信号部検出回路と、選曲動作時前記無信号部検出回路の
    出力信号に基づいてテープレコーダーの動作切換を行な
    う制御回路と、選曲動作の動作・不動作を選択する選択
    スイッチと、選曲動作を行う状態にあり、且つ再生状態
    より停止操作が行われたとき動作状態になるタイマー回
    路とより成り、テープレコーダーが前記選択スイッチの
    選択動作により選曲動作を行なう状態にあり、且つ再生
    状態より停止操作が行われたときテープレコーダーを選
    曲動作状態に切換えるとともに前記タイマー回路により
    設定される時間内に無信号部が検出されたとき、又はタ
    イマー回路により設定された時間経過したときテープレ
    コーダーを停止状態に切換えるようにしたことを特徴と
    するテープレコーダーの選曲回路。
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