JPS6341619Y2 - - Google Patents

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JPS6341619Y2
JPS6341619Y2 JP18138180U JP18138180U JPS6341619Y2 JP S6341619 Y2 JPS6341619 Y2 JP S6341619Y2 JP 18138180 U JP18138180 U JP 18138180U JP 18138180 U JP18138180 U JP 18138180U JP S6341619 Y2 JPS6341619 Y2 JP S6341619Y2
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JP
Japan
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circuit
input terminal
stop
operation switch
resistor
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JP18138180U
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JPS57102045U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、再生、早送り及び巻戻し等の動作切
換を電子的に行なうように構成されたテープレコ
ーダーの誤動作防止回路に関する。
テープデツキと呼ばれる高級なテープレコーダ
ーでは、プランンジヤーの吸引力によつて動作切
換を行なうように構成されており、斯かる切換動
作を行なうための操作回路は最近ではIC(集積回
路)化されている。また斯かるテープレコーダー
は、磁気テープが巻取り又は巻戻し動作によつて
終端又は始端まで走行するとリール軸の回転停止
を検出することによつてテープレコーダーの動作
を停止状態に切換えるようにした所謂自動停止装
置を備えている。斯様に構成されたテープレコー
ダーにおいて、使用者が磁気テープが終端まで巻
取られていることを知らないで、例えば再生操作
釦を押圧し続けると再生動作が構成された後自動
停止装置により停止状態に切換えられ、再び再生
動作に切換えられるという動作が繰り返されるこ
とになり、その間ガチヤガチヤという切換音が発
生し使用者に不快感を与えることになる。
本考案は、前述した点に鑑みて成されたもので
あり、以下図示した実施例を参照にして詳細に説
明する。同図において、1はIC化された操作回
路であり、少なくとも停止用入力端子2、再生用
入力端子3、早送り用入力端子4、巻戻し用入力
端子5、再生用出力端子6、早送り用出力端子7
及び巻戻し用出力端子8を備えている。9,1
0,11及び12は夫々停止用操作スイツチ、再
生用操作スイツチ、早送り用操作スイツチ及び巻
戻し用操作スイツチであり、夫々前記操作回路1
の停止用入力端子2、再生用入力端子3、早送り
用入力端子4及び巻戻し用入力端子5と接地間に
接続されている。斯かる回路において、再生用操
作スイツチ10、早送り用操作スイツチ11及び
巻戻し操作スイツチ12を閉成すると各入力端子
3,4及び5にL(低い)レベルの信号が入力さ
れ、その入力に応じて各出力端子6,7及び8よ
りH(高い)レベルの信号が出力され各動作切換
を行なう。そして停止用操作スイツチ9を閉成
し、停止用入力端子2にLレベルの信号を入力す
ると各出力端子6,7及び8に出力されていたH
レベルの信号がLレベルの信号に反転せしめられ
るように構成されている。13及び14は電源と
接地間に直列接続されている第1抵抗及びコンデ
ンサー、15は前記第1抵抗13及びコンデンサ
ー14の接続点Aと前記操作回路1の再生用入力
端子3、早送り用入力端子4及び巻戻し用入力端
子5との間に接続されていると共に前記入力端子
3,4及び5にHレベルの信号を印加せしめる第
2抵抗、16,17及び18は各操作スイツチ1
0,11及び12間の影響を解消するために挿入
されているダイオードである。19は前記接続点
Aと操作回路1の停止用入力端子2との間に接続
されているバツフア回路であり、接続点Aの電圧
が所定値より下がるとLレベルの信号を出力し操
作回路1の停止用入力端子2にLレベルの信号を
入力する作用を有している。斯かる構成において
再生用操作スイツチ10、早送り用操作スイツチ
11又は巻戻し用操作スイツチ12が閉成状態に
保持された後所定時間経過すると、接続点Aの電
位が停止用入力端子2にバツフア回路19がLレ
ベルの信号を入力せしめる値になるように第1抵
抗13及び第2抵抗15の値は設定されている。
20は磁気テープが走行している間回転するリー
ル軸、21は該リール軸20の回転の有無を検出
すると共に磁気テープの終了に伴なうリール軸2
0の回転停止時自動停止のためのLレベルの信号
を検出する自動停止回路であり、リール軸20が
回転状態にあるときにはHレベルの信号を出力
し、その出力はダイオード22を介して前記接続
点Aに印加せしめるようにされている。23は前
記自動停止回路21の出力がHレベルよりLレベ
ルに反転すると動作しテープレコーダーを停止状
態にする駆動回路である。
以上の如く、本考案は構成されており、次に動
作について説明する。非操作状態では操作回路1
の停止用入力端子2、再生用入力端子3、早送り
用入力端子4及び巻戻し用入力端子5には、Hレ
ベルの信号が入力されており、再生用出力端子
6、早送り用出力端子7及び巻戻し用出力端子8
にはLレベルの信号が出力されている。従つてテ
ープレコーダーは停止状態にあり、またコンデン
サー14は第1抵抗13からの電流によつて充電
されている。また、自動停止回路21への電源供
給は断たれており、自動停止装置系は不動作状態
にある。斯かる状態において、再生操作をすると
再生用操作スイツチ10が閉成されて再生用入力
端子3が接地されるので、操作回路1の再生用出
力端子6にHレベルの信号が出力される。その結
果、該再生用出力端子6からのHレベルの信号が
切換回路(図示せず)に入力され、該切換回路の
切換動作によつてテープレコーダーの再生動作が
構成される。斯かる再生動作状態では、自動停止
回路21に電源が供給されて動作状態になると共
にリール軸20が回転状態にあるため、該自動停
止回路21の出力端子にはHレベルの信号が出力
されている。斯かる再生動作が行なわれて磁気テ
ープが終端まで走行するとリール軸20が回転を
停止するので、その回転停止を検出し自動停止回
路21よりLレベルの信号が出力される。その結
果駆動回路23が作動して操作回路1をリセツト
し、テープレコーダーを停止状態にせしめる。前
述したように再生動作及び再生動作状態における
自動停止動作は行なわれるが、早送り動作及び巻
戻し動作も同様に行なわれるので、その動作につ
いての説明は省略する。またテープレコーダーが
再生、早送り又は巻戻し動作状態にあるときに停
止操作をすると停止用操作スイツチ9の閉成によ
り操作回路1の停止用入力端子2が接地されるの
で、操作回路1がリセツトされ再生用出力端子
6、早送り用出力端子7又は巻戻し用出力端子8
に出力されていたHレベルの信号がLレベルに反
転せしめられるので、テープレコーダーは停止状
態に切換えられる。
以上の如く通常の各動作は行なわれるが、次に
磁気テープが終端に達しているにもかかわらず、
使用者が再生用操作スイツチ10又は早送り用操
作スイツチ11を押圧操作し続けた場合の動作に
ついて説明する。再生用操作スイツチ10又は早
送り用操作スイツチ11を閉成すると再生用出力
端子6又は早送り用出力端子7にHレベルの信号
が出力されて、テープレコーダーは再生動作状態
又は早送り動作状態にせしめられる。前記再生用
操作スイツチ10又は早送り用操作スイツチ11
が閉成状態に保持されるとコンデンサー14に充
電されていた電荷が第2抵抗15を通して放電さ
れるため、所定時間経過すると接続点Aの電位は
バツフア回路19の出力をLレベルにする電位に
降下する。該バツフア回路19の出力がLレベル
になるとその出力が操作回路1の停止用入力端子
2に入力されるため、操作回路1は停止操作が行
なわれた場合の動作と同様に行なわれてリセツト
される。従つて再生用出力端子6又は早送り用出
力端子7に出力されていたHレベルの信号がLレ
ベルに反転せしめられて、テープレコーダーは停
止状態に切換えられる。そして再生用操作スイツ
チ10又は早送り用操作スイツチ11を閉成状態
に保持している間停止用入力端子2にLレベルの
信号が入力されることになるため、再生用出力端
子6又は早送り用出力端子7にHレベルの信号が
再び出力されることはなく、テープレコーダーは
停止状態に保持される。再生用操作スイツチ10
又は早送り用操作スイツチ11を閉成状態に保持
し続けた場合の動作はこのように行なわれるた
め、接続点Aの電位が所定値即ち停止用入力端子
2に入力される信号がLレベルになる値に降下す
るまでに要する時間を自動停止回路21が作動す
るまでに要する時間より短かくなるように設定す
れば、切換動作が繰り返し行なわれることはな
い。また磁気テープが終端に達していないときに
再生用操作スイツチ10又は早送り用操作スイツ
チ11を閉成状態に保持し続けた場合には、自動
停止回路21からダイオード22を介してHレベ
ルの信号が接続点Aに印加されるため、操作回路
1の停止用入力端子2にLレベルの信号が入力さ
れることはなく、テープレコーダーの再生動作又
は早送り動作が支障なく行なわれる。
前述した如く磁気テープが終端に達した状態に
あるにもかかわらず、使用者が再生用操作スイツ
チ10又は早送り用操作スイツチ11を閉成状態
に保持せしめた場合の誤動作防止動作は行なわれ
るが、磁気テープが始端にあるにもかかわらず巻
戻し用操作スイツチ12を閉成状態に保持した場
合の誤動作防止も同様に行なわれる。
以上に説明したように本考案の誤動作防止回路
によれば、磁気テープが終端又は始端にあるにも
かかわらず再生及び早送り操作又は巻戻し操作を
し続けた場合に、自動停止装置の自動停止動作と
共に行なわれる誤動作を防止することが出来るの
で、誤動作に伴なつて発生するガチヤガチヤとい
う切換音の発生を防止することが出来、使用者に
不快感を与えることはなく本考案の実用的価値は
非常に高いものである。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は、本考案の誤動作防止回路の一
実施例である。 主な図番の説明、1……操作回路、9……停止
用操作スイツチ、10……再生用操作スイツチ、
11……早送り用操作スイツチ、12……巻戻し
用操作スイツチ、13……第1抵抗、14……コ
ンデンサー、15……第2抵抗、19……バツフ
ア回路、20……リール軸、21……自動停止回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 再生、早送り及び巻戻し操作によつて夫々閉成
    される各操作スイツチにより動作切換用入力端子
    が接地されると夫々の操作に対応した駆動信号を
    出力する出力端子を備えていると共に停止操作に
    よつて閉成される停止用操作スイツチにより停止
    用入力端子が接地されると前記出力端子に出力さ
    れている駆動信号を断つように構成された操作回
    路を有するテープレコーダーにおいて、電源と接
    地間に直列接続された第1抵抗及びコンデンサー
    と、該第1抵抗とコンデンサーとの接続点より前
    記操作回路の動作切換用入力端子に制御電圧を導
    くと共に前記コンデンサーと共に時定数回路を構
    成する第2抵抗と、前記接続点より前記操作回路
    の停止用入力端子に制御電圧を導くバツフア回路
    と、リール軸の回転の有無を検出すると共に磁気
    テープの終了に伴なうリール軸の回転停止時自動
    停止のための信号を出力する自動停止装置とより
    成り、リール軸が回転状態にあるときには前記自
    動停止装置からの信号により前記接続点の電位を
    所定値以上に保持するようにしたことを特徴とす
    るテープレコーダーの誤動作防止回路。
JP18138180U 1980-12-16 1980-12-16 Expired JPS6341619Y2 (ja)

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JP18138180U JPS6341619Y2 (ja) 1980-12-16 1980-12-16

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JPS57102045U JPS57102045U (ja) 1982-06-23
JPS6341619Y2 true JPS6341619Y2 (ja) 1988-11-01

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