JPS59169019A

JPS59169019A - 電磁継電器

Info

Publication number: JPS59169019A
Application number: JP59044802A
Authority: JP
Inventors: ベルナ−・ミンクス
Original assignee: International Standard Electric Corp
Current assignee: International Standard Electric Corp
Priority date: 1983-03-12
Filing date: 1984-03-08
Publication date: 1984-09-22
Also published as: EP0118843A2; CA1227825A; ATE40019T1; AU567327B2; US4507633A; EP0118843A3; EP0118843B1; DE3308821C2; AU2530584A; DE3308821A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は耐漏水性あるいは防水性の電磁継電器に関する
。

耐漏水性設計の小型継電器がますます要望されている。

この耐漏水性設計への要望は、たとえば、カバーのリム
部分を下方ハウジングの底部より下方に突出させて開放
した空洞または空所を提供することにより達成される。

上記空所は、この継電器がひつくり返えされている間に
流し込み成形樹脂で密封される。密封用コンパウンドの
分布の改善のために、ハウジング部材の相互間および（
あるいは）これらハウジング部材と接触端子との間の分
離点まで延びるみぞの網状組織を上述の底部の下面に設
けることは、たとえば公告された独国特許出ｆｆ１ＤＥ
−Ｏ８２８５１３２９号およびＥｌ）Ｅ−ＧＭ７８２１
５０８号の明細書から知られている。所定量の注入可能
な密封コンパウンド（流し込み成形樹脂）を提供するこ
とで、毛管作用によってこのコンパウンドが侵入するハ
ウジング部分の全ての分離点で密封接続が得られると推
測される。

しかしながら、継電器の底部から密封用コンパウンドを
注入する場合、密封用コンパウンドば過度に大きい開口
を通ってハウジングの内部に向けて容易に流れ、かくし
である場合には継電器を使用不能にする。さらにまた、
継電器は密封用コンパウンドが硬化してしまうまでこの
倒立位置に留まっていなければならない。

密封用コンパウンドの不適当な分布による前述の不都合
な結果を生ずることなく簡単な方法で継電器を耐漏水性
にするとともに、継電器を密封処理後にも容易にそれ以
降の取り扱いができるようにすることが本発明の目的で
ある。

本発明によれば、実質上コツプ状の下方ハウジング部材
とコツプ状のカバーとを含んだハウジングを有する電磁
継電器が提供される。この下方ハウジング部材は磁石装
置と、この継電器の接点および接続装置とを内蔵してい
る。下方ハウジング部材は側壁と底部とを有している。

カバーはその壁を前原の下方ハウジング部材の少なくと
も底部まで下方に延在させている。注入可能な密封用コ
ンパウンドをハウジング内に導入するために、少なくと
も１つの凹所が下方ハウジング部材の底部より上方の側
壁の内の少なくとも一つに設けられている。この凹所は
カバーの壁の内の一つによって覆われている。

この配置により、継電器はその端子を下方に延ばして、
正常直立位置で密封されることができる。

このようにして、注入可能な密封用コンパウンドの継電
器ハウジング内の接点装置への流入が防止される。さら
にその上に５この密封処理中同時に磁石装置の所定位置
への固定を行うことが可能である。さらにまた、カバー
の壁が下方ハウジング部材の底部より下方に突出する必
要がなくなり、したがって継電器の全体の高さが小さく
される。

本発明の小形継電器１は、２つのハウジング外郭体２お
よび３から成る実質上コツプ状の内方または下方ハウジ
ング部材６と、コイル型廊九のフ５− ランジ４と、それにコツプ状カバー７とを含んでいる。

２つのハウジング外郭体はし形状の横断面（第２図）を
有している。

ハウジング外郭体２および３は下方ハウジング部材６の
側壁９および１０を形成している。外郭体２および３は
プラスチック材料から作られている。接点装置１２の金
属部分１１と端子１３とは、従来の様に側壁９および１
０に埋込まれている。

゛　下方ハウジング部材６は一つのプラスチック部分か
ら形成されてもよいし、さもなければ数個の部分、例え
ば２つの側壁９および１０と中央のＵ形状部分く図示さ
れていない）とから構成されていてもよい。

個々のハウジング外郭体２および３はカバー７によって
一体となるように保持されてもよいし、あるいは接着、
超音波溶接等により予め連結されていてもよい。

この継電器の磁石装置は下方ハウジング部材６内に装架
されている。この磁石装置はコイル型枠５と、巻線１４
と、磁心１５と、磁気的且つ機械６− 的にこの磁心に堅固に連結された磁気ヨーク１６と、傾
斜接極子１７とを含んでいる。支持部材、即ち脚部１８
がコイル型枠５に成形されている。

この支持部材は底部分８の上表面１日上に直立する。

耐漏水性の継電器１を得るためには、継電器ハウジング
の個々の構成部分間の展開継ぎ目または分離点く隙間）
２０は、しっかりと密封されねばならない。本発明によ
れば、この密封は下方ハウジング部材６の側壁９および
ｌＯの各々に少なくとも１つの凹所２１を設けることで
内部から達成される。注入可能な密封コンパウンド２２
がこの凹所を通してハウジング部材の内部に導入される
。

このコンパウンドは下方ハウジング部材６の底部分８全
体にわたって分布する。毛管作用によって、このコンパ
ウンドは２つのハウジング外郭体２と３との間の分離点
（隙間）２０に流入する。次いでカバー７がその壁２４
で凹所２１を覆って下方ハウジング部材６上に装架され
る。

少なくとも１つの側壁９および１０および（あるいは）
コイル型枠のフランジ４には底部分８の上表面１日まで
下方に延びた少なくとも１つの開口２３が設けられ、こ
の開口を通して注入可能な密封用コンパウンド２２が内
部から外部へ流れることができるようにされている。か
くして、凹所２１を通して注入可能な密封用コンパウン
ド２２を導入した後に、また、引続いて下方ハウジング
部材上を覆ってカバー７を位置決めすることにより、注
入可能な密封用コンパウンドは毛管作用により開口２３
を通って、カバー７の壁２４と下方ハウジング部材との
間の分離点（隙間）２０に流入するであろう。きわめて
小さい分離点２０における毛管作用により、注入可能な
密封用コンパウンド２２がこの組立体の底部を通って流
出あるいは演出するのを防止される。

開口２３は、凹所２１の下方の端縁から底部分８の上表
面１日まで下方に延びた側壁９および１０内のみぞ孔の
形をなしていてもよい。さもなければ、開口は、底部分
８より上方に配列されているが上表面１日まで下方に延
びた小絞孔２６により形成されてもよい。開口２３は、
所定の時間内での全ての分離点２０へ向けての密封用コ
ンパ　　１ウンドの一様な流れを確実にするように、円
周に沿って分布されていてもよい。

注入可能な密封用コンパウンド２２は、増大された温度
で低い粘度を有するコンパウンドであることが好ましい
。かくして、密封用コンパウンドの導入とカバー７の配
置とに続いて、この組立体を加熱することで密封用コン
パウンドのより迅速でより一様な分布を達成することが
可能である。

加熱はこの組立体の構成部分間の分離点２０内への］ン
パウンドの良好な流れを可能にする。

ハウジングの内部への密封用コンパウンドの導入は、内
部部分たとえばコイルフランジ２７を底部分８に固定す
るのに有利に利用されることができる。たとえば上表面
１日上に載った７ランジ２７の底部の支持部材即ち脚部
１８が、注入可能な密封用コンパウンド（流し込み成形
樹脂）内に埋込まれる。かくすることで、継電器が衝撃
と振動とに耐えるように磁石装置の所定位置への堅固９
− な保持が確実となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は下方から見た本発明にしたがう継電器の斜、視
図で、継電器の内部を示すためカバーの壁の部分を破断
した図；第２図は第３図のＡ−Ａ線に沿った部分横断面
図：第３図は継電器を通る部分縦断面図である。１・・・継続電器、２，３・・・ハウジング外郭体、４
・・・フランジ、５・・・コイル型枠、６・・・下方ハ
ウジング部材、７・・・カバー、８・・・底部分、９．
１０・・・側壁、１１・・・金属部分、１２・・・接点
装置、１３・・・端子、１４・・・巻線、１５・・・磁
心、１６・・・磁気ヨーク、１７・・・傾斜接極子、１
８・・・脚部（支持部材）、１日・・・上表面、２０・
・・分離点（隙間）、２１・・・凹所、２２・・・密封
用コンパウンド、２３・・・開口、２４・・・壁。代理人　浅　　村　　　皓１０−

Claims

【特許請求の範囲】（１）　実質上コツプ状の下方ハウジング部材とコツプ
状のカバーとを含んだハウジングを有する電磁継電器で
、前記下方ハウジング部材が磁石装置と、この継電器の
接点および接続装置とを内蔵し、前記下方ハウジング部
材が側壁と底部とを有し、前記カバーが少なくとも前記
下方ハウジング部材の底部まで下方に延びた壁を有する
電磁継電器において、注入可能な密封用コンパウンドを
前記ハウジング内へ導入するため前記底部より上方の前
記側壁の内の少なくとも一つに少なくとも一つの凹所を
備え、前記凹所が前記カバーの前記壁の内の一つによっ
て覆われることを特徴とする電磁継電器。（２、特許請求の範囲第１項記載の電磁継電器において
、前記下方ハウジング部材がＬ形横断面の２つの部分を
有することを特徴とする電磁継電器。（３）　特許請求の範囲第２項記載の電磁継電器におい
て、前記部分が前記カバーによって一体に保持されるこ
とを特徴とする電磁継電器。（４）　特許請求の範囲第１項記載の電磁継電器におい
て、前記下方ハウジング部材の少なくとも一つの側壁が
前記底部まで下方に延びた少なくとも一つの開口を有す
ることを特徴とする電磁継電器。（５）　特許請求の範囲第４項記載の電子継電器におい
て、前記開口が前記凹所と連通していることを特徴とす
る電磁継電器。（６）　特許請求の範囲第５項記載の電磁継電器におい
て、前記開口が前記凹所の下方端縁から前記底部の上表
面まで延びていることを特徴とする電磁継電器。（７）　特許請求の範囲第１項記載の電磁継電器におい
て、前記磁石装置が端部フランジを有するコイル型枠を
含み、前記フランジの下方部分が前記下方ハウジング部
材の前記底部の上表面上の密封用コンパウンドの層内に
埋没されることを特徴とする継電器。