JP4673960B2 - 制御弁用電磁コイル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御弁用電磁コイルに関し、特に捲線部(電磁コイル)とそれに接続される端子、リード線を一度に封止成形した制御弁用電磁コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に電磁コイルがその外部接続用の一対の端子を除いて樹脂成形されるとともに、前記各端子に、それぞれリード線が接続された後、前記各端子がポッティング材で封止されるようにした制御弁用電磁コイルを提案した。
【0003】
これを図7乃至図22に示す。
符号1は電磁コイルを示しており、この電磁コイル1は外部接続部3の端子6以外を樹脂成形で封止される。その際、外部接続部3の周囲に、ポッティング材12を流し込み、硬化するまで流れ落ちないように溜めておくための枠体9が設けられている。
【0004】
このようにして、絶縁物として必要な厚みのポッティング材12で外部接続部3の周囲に絶縁部を形成することができる。なお、図7、図8中の符号7はポッティング材12の収納部を、8は仕切りをそれぞれ示しており、端子6に、カシメ、半田付け、溶接、および端子同士の嵌合によりリード線2を接続した後、端子6はガイド部に沿って90度折り曲げられリード線固定部10とリード線固定部品14で固定されてからポッティング材で封止される。このように、リード線2を接合した端子6を、ポッティング材溜めの枠体内に折り曲げて収納し、ポッティグ材で封止したことにより、リード線の引張り強度を上げることができる。つまりこの構成、即ち、端子6の抜ける方向とリード線2が引っ張られる方向に角度を持たせ、更にリード線固定部10とリード線固定部品14でリード線を固定し補強したので、リード線の引張り強度を確保することができる。
【0005】
図9に示すように、収納部7の仕切り8の形状は、リード線固定部10まで仕切りを終わらせても、さらに仕切りを電磁コイル1の下部13まで延長しても良い。ポッティング材12は、エポキシ樹脂等で電線の被覆材を封止し、防水性のあるものが好適である。なお、外部接続部3は、端子6の収納部7、仕切り8、枠体9、リード線固定部10、外函ガイド部11とともに一体樹脂成形される。
【0006】
図10に示すように、図7で樹脂成形した電磁コイル1の端子6にリード線2を取付け、更に折り曲げて収納部7に収める。次にリード線固定部10にリード線固定部品14を取付け、リード線2が電磁コイル1の中心軸15と平行になるように固定する。
【0007】
図11に示すように、折り曲げた電磁コイル1の端子6を収納部7に安定して収納し、端子と外部の絶縁距離を安定させるために、リード線固定部10にリード線2を圧接し、ストッパーとして機能する突起101を設けてもよい。また、枠体9の中でポッティング材12を外部接続部の周囲に流し込み電磁コイル1を封止する際に、ポッティング材が漏れないようにリード線固定部とリード線固定部品に円周突起102を設けてもよい。
【0008】
図12に示すように、電磁コイル1の端子6にリード線2を取付ける手段としては、端子6とリード線2をかしめ部品16を用いて取付ける方法、図13に示すように、端子6とリード線を半田付け61や、図14に示す、スポット溶接71で取付ける方法、図15に示すようにリード線2に電磁コイル側の端子6に対応する端子17をかしめて両端子を嵌合する方法などが好ましい。
【0009】
図16に示すように、電磁コイル1のリード線固定部10にリード線固定部品14を取付けるには、リード線固定部10にリード線を添わせた後に、リード線固定部品14を接着材で取付ける方法、図17に示すようにリード線固定部品14の溶着用リブ18を電磁コイル1のリード線固定部10に超音波で溶着固定する方法でも良い。また、図18に示すように、電磁コイル1のリード線固定部10にピン状部材19を設けて、リード線固定部品14をピン状部材をガイドとして取付けて、ピン状部材19をリベット状119に変形し固定するようにしても良い。さらに他の方法として、図19に示すように、電磁コイル1のリード線固定部10とリード線固定部品14とに爪141を設けてかみ合わせて固定するようにしても良い。または、図20に示すように、電磁コイル1のリード線固定部10のガイド20とリード線固定部品14の溝21を合わせて、摺動して、固定するようにしても良い。
【0010】
図21に示した変形例では、電磁コイル1に、樹脂成形のとき、電磁コイル1の外周の一部に冷却用のフィンおよび転がり防止を果たす部分22が設けられ、さらに図22に示すように、制御弁の電磁コイルの外函ガイド部11の一部に斜面11aを設けて、つまり、封止成形時、外函ガイド部11付近に空洞(ボイド)が出来ないよう、成形時に封止材が流れやすいように外函ガイド部11に角度をつけて空気が溜まらないようにするのが好ましい。
【0011】
ポッティング材と接着する面に凹凸を設け、ポッティング材との接触面積を大きくするとともに、アンカ−効果により接着効果を強化することもできる。
【0012】
また、成形コイルのマグネットワイヤ、端子などとともに温度フュ−ズを一緒に封止成形する必要がある場合、温度フューズの動作(断線)温度を封止成形樹脂温度以下の低い温度で断線させたい場合、低温で作動する温度フューズをポッティング材で封止する場合の実施形態について図23〜図27により説明する。
【0013】
この実施形態では、一対の端子6a、6bおよび各端子6a,6bにそれぞれ接続されるリード線2a,2bを収納する収納部7に、温度フューズ30が内蔵されている。
【0014】
この実施形態の場合、一方のリード線(第1リ−ド線)2aは一方の端子6a(電磁コイル1の巻き始め側端子:第1端子)に直接接続されているが、他方のリード線(第2リ−ド線)2bは中継端子39に接続され、この中継端子39に温度フューズ30を介して他方の端子6b(電磁コイル1の巻き終わり側端子:第2端子)が接続されている。また、収納部7に、一方のリード線2aと他方のリード線2bとの短絡を防止する用仕切り33が設けられている。温度フューズ30は第一端子6a,第2端子6bと平行に配設されている。
【0015】
第2端子6bには、図25に示すように、温度フューズ30の保持部材31aが一体的に設けられている。一方第2リード線2bを接続された中継端子39(この中継端子39は収納部7に固着されている)にも温度フューズ30の保持部材31bが一体的に設けられている。
【0016】
各保持部材31a,31bには、温度フューズ30の両側のリード線30a,30bにそれぞれ係合可能なスリット32a,32bが形成され、各スリット32a,32bには、リード線30a,30bの当該スリットへの案内部としてのテ−パ−状開口部31c,31dがそれぞれ連設されている。
【0017】
したがって、図25において、矢印方向に温度フューズ30を押し込むことにより、簡単に温度フューズ30を取り付けることができる。
なお、温度フューズ30の両側のリード線30a,30bを、図26に示すように保持部材31a、31bにかしめて取り付けるようにしてもよい。
【0018】
図23に示すように、収納部7内に、コイル1の両端子6a,6b、中継端子39と、温度フューズ30の設置部との間に仕切り33が設けられていて、短絡の防止をはかる構成となっている。
【0019】
図27に示す変形例では、温度フューズ30が、リード線2a,2bの延設方向と直交する方向に配設されていて、仕切り33は温度フューズ30と各端子とを完全に隔離するように配置されていいる。
【0020】
このようにして、収納部7内に上記の各部材を配置(固定)した後、収容部7がポッティング材12で封止される。
ポッティング材12として、温度フューズ30の動作温度よりも低い硬化温度のものが用いられることはいうまでもない。
【0021】
このような構成のこの実施形態のものでは、上述の実施形態のものの作用効果のほか、低温作動の温度フューズの使用が可能となるという作用効果が得られる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のような先に提案した制御弁用電磁コイルでは、電線の両端部とリード線の先端部とを接続した後、接続部分を被覆するように捲線部の外周を樹脂でモールド材で成形し、ポッティング材で封止することができるが、これでもなお、ポッティング材硬化中にリード線固定部とリード線固定部品との間の間隙からポッティング材が漏出してしまうという問題点があった。
【0023】
本発明は、これらの問題点の解決をはかるもので、収納部に収納したリード線を強度に固定するため別体の固定部品で挟持させ、固定部品の取付け隙間より未硬化の充填ポッティング材が漏出することを防止する制御弁用電磁コイルを提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、電磁コイルがその外部接続用の一対の端子を除いて樹脂成形されるとともに、前記各端子に、それぞれリード線が接続された後、前記各端子をポッティングで封止する際に、前記各端子の周囲に前記ポッティング材を硬化するまで溜めておく枠体が設けられ、電磁コイル封入部の外周におけるリード線外部接続部は、リード線収容空間を形成するように枠体及びリード線固定部とから形成されてなり、 前記リード線固定部は、リード線固定部に対向した固定部品と共にリード線を挟持固定し、対向した前記リード線固定部と前記固定部品との接合面には、互に齟齬状態に係合する凹凸部が形成されてなる制御弁用電磁コイルにおいて、前記リード線固定部は、前記枠体の両側壁下部が案内部となった嵌合凹部が形成されていると共に、前記嵌合凹部に嵌まる前記固定部品の前端面が対向する前記嵌合凹部の底面において案内棒部が直立して突出していると共にその下部に突出部が突出しており、前記案内棒部の左右には、それぞれ前記リード線の外径に応じた半円底部を持つリード線挟持凹部が形成されていると共に、各リード線挟持凹部の左右には、前記固定部品の突出部・凹部が嵌まり合う突出部及び凹部が形成されており、前記固定部品には前記案内棒部が嵌まる中心孔が貫通している制御弁用電磁コイルを構成して課題の解決の手段とするものである。
【0025】
本発明によれば、リード線固定部と固定部品とによりリード線の固定強度は強化されると共に、端子を含むリード線の絶縁固定のための収容空間に対するポッティング材の充填において、リード線固定部と固定部品との接合隙間を介しての収容空間からのポッティング材の漏出が防止される。なお、本発明は、冷凍サイクル(自動販売機、除湿器など)のように、常に高温、高湿の雰囲気にさらされ、低温流体(冷媒)により結露したり、水滴がかかる環境において用いられ、防水性が必要な制御弁用電磁コイルに好適である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図6に示されているものは、本出願人が先に提案した図8に示されているリード線固定部品14の取り付ける場合における、枠体9内に充填された未硬化のポッティング材の漏出防止の改良である。
制御弁用電磁コイル1は、先の提案形態と同様に、電磁コイルを封入して、合成樹脂で成形されており、略円筒体形の電磁コイル封入部40の外周面には、リード線外部接続部41が一体的に形成されている。
【0027】
リード線外部接続部41には、図1、図2及び図3に示すように、下辺部がリード線固定部42となっている縦長に略長方形の枠体43が電磁コイル封入部40の外周面に外周方向に開口して形成されている。
【0028】
リード線固定部42を含む枠体43に囲繞された空間は、左右均等に分割するように上下方向の仕切壁44が設けられ、左右一対のリード線収容空間45,45が形成されている。即ち、リード線収容空間45,45の下部にはリード線固定部42が位置する。各リード線収容空間45の上端部には、電磁コイルのコイル線の端子46が電磁コイル封入部40の外周面から突出している。
【0029】
リード線固定部42は、図3及び図4に示すように形成されている。リード線固定部42は、枠体43の両側壁下部が案内部47となった嵌合凹部48が形成されていると共に、嵌合凹部48に嵌まる後述のリード線固定部品52の前端面が対向する嵌合凹部48の底面においては、その略中心から案内棒部49が直立して突出していると共にその下部に突出部50が突出している。
【0030】
そして、案内棒部49の左右には、それぞれリード線Lの外径に応じた半円底部を持つリード線挟持凹部51が形成されていると共に、各リード線挟持凹部51の左右には、後述のリード線固定部品52の突出部・凹部が嵌まり合う突出部53,54及び凹部55,56が形成されている。(図3及び図4参照)
【0031】
図5及び図6に示すように、リード線固定部品52は、リード線固定部42の嵌合凹部48に嵌合し、前端面が嵌合凹部48の底面に対向すると共に後端面が案内部47の先端縁と略同一面となる略直方体である。そして、その略中心には、案内棒部49が嵌まる中心孔57が貫通していると共にその下部には突出部50が嵌まる凹部58が形成されている。
【0032】
更に、中心孔57の左右には夫々、リード線Lの外径に応じた半円形底部を持つリード線挟持凹部59が形成されていると共に、各リード線挟持凹部59の左右には、既述の固定部材嵌合凹部48の突出部・凹部が嵌まり合う突出部60,61及び凹部62,63が形成されている。(図5及び図6参照)
【0033】
電磁コイル封入部40の外周面からリード線収容空間45内に突出したコイル線の端子46にはリード線Lが結合され、端子46はリード線Lがリード線収容空間45に収納されるように略直角に折り曲げられる。そして、リード線Lは、リード線固定部42のリード線挟持凹部51に嵌め込まれ、リード線外部接続部41から下方に伸び出している。
【0034】
そして、リード線固定部42の嵌合凹部48にリード線固定部品52が嵌め込まれる。即ち、中心孔57が案内棒部49に嵌まり、両側面が案内部47に案内されて、正確に位置決めされた上で前端面が嵌合凹部48の底面に対向するように嵌め込まれる。そして、案内棒部49の先端は、リード線固定部品52の後端面における中心孔周辺の凹面52aから僅かに突出する。
【0035】
すると、リード線固定部品52のリード線挟持凹部59及びリード線固定部42のリード線挟持凹部51の両者の半円形底部は共動して円形孔となってリード線Lを押圧挟持する。その際、リード線固定部42の突出部50及び突出部53,54並びに凹部55,56と、リード線固定部品52の凹部58及び凹部62,63並びに突出部60,61とは、互に嵌まり合う。
【0036】
リード線固定部42の突出部50及び突出部53,54並びに凹部55,56とリード線固定部品52の凹部58及び凹部62,63並びに突出部60,61との齟齬状態の嵌まり合いは、リード線固定部42とリード線固定部品52との接合面、即ち嵌合凹部48の底面とリード線固定部品52の前端面との接合面における隙間を塞ぐ機能を持ち、枠体43の下辺部は他の辺部と略同様になる。そして、案内棒部49の先端の突出部は、加熱軟化されて頭部となりリベットのようにリード線固定部品52を固定する。
【0037】
更に、端子を46,46を含むリード線L,Lを収納したリード線収容空間45,45にはポッティング材が充填され、端子46,46を含むリード線L,Lは、硬化するポッティング材内に埋没して絶縁固定され、その絶縁及び固定強度に関しては、第1実施形態と同様である。その際、リード線固定部42及びリード線固定部品52の寸法誤差やリード線固定部品52により押圧挟持されたリード線Lの弾性による反力によるリード線固定部42からのリード線固定部品52の離隔によりリード線固定部42とリード線固定部品52との接合面隙間が生じたとしても、上記のような各凹部と突出部との齟齬状態の嵌まり合いによる接合面隙間の閉塞により、リード線固定部42とリード線固定部品52との接合面隙間から未硬化の充填ポッティング材が漏出することは防止される。
【0038】
本発明において、上述した本出願人が既に提案した、一対の端子を収納する収納部に、前記端子の一方に接続されたリード線の一方と、他方の端子に接続されたリード線の他方との短絡防止用仕切りが設けられたものにも適用することができる。
また、各端子をポッティング材で封止するためのリード線固定部にリード線を圧接する突起を設けてもよい。
【0039】
また、前記収納部に、前記端子の一方に接続される前記リード線の一方が配設されるとともに前記端子の他方に接続されるリード線の他方が配設されてるとともに他方の端子と他方のリード線との間を接続する温度フューズを配設することもできる。この例の場合、前記の一方の端子、一方のリード線、他方の端子、他方のリード線及び温度フューズが、成形コイルの封止成形温度に関係なく、温度フューズの動作温度よりも低い硬化温度のポッティング材で封止することができる。
更に、温度フューズと一方の端子及び他方の端子との間に短絡防止用仕切りを設けてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、(1)リード線固定部と固定部品とによりリード線の固定強度は強化されると共に、端子を含むリード線の絶縁固定のためのその収容空間に対するポッティング材の充填において、リード線固定部と固定部品との接合隙間を介しての収容空間からのポッティング材の漏出を防止することができる。
(2)端子周囲はポッティング材で硬化され、しかもその硬化は、ポッティング材が硬化するまで枠内に溜置かれるので、絶縁距離を容易に確保することができる。
(3)端子を折り曲げて、端子の抜ける方向とリード線が引張られる方向とに角度を持たせたから、リード線の引っ張り強度を上げることができる。
(4)電磁コイルの樹脂成形後に端子とリード線とを結合し、収納部に収めたので、樹脂成形材とリード線の被覆材の組合わせに関わらず、防水性が確保でき、電磁コイルの絶縁性の向上が可能となる。
(5)低温作動の温度フューズの使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における制御弁用電磁コイルのリード線外部接続部のポッティング材による封止前を示す正面図である。
【図2】図1の切断線XXIII線における断面図である。
【図3】本発明の実施形態における制御弁用電磁コイルのリード線外部接続部の正面図である。
【図4】図3の切断線XXVa線における断面図(a)及び切断線XXVb線における断面図(b)である。
【図5】本発明の実施形態における、制御弁用電磁コイルのリード線固定部品の正面図である。
【図6】図5の切断線XXVIIa線における断面図(a)及び切断線XXVIIb線における断面図(b)である。
【図7】先願の制御弁用電磁コイルを示す断面図である。
【図8】同正面図である。
【図9】同仕切りの長さを外枠体まで延長した構造を示す正面図である。
【図10】同電磁コイルとリード線の構造を示す断面図である。
【図11】(a)は、リード線を固定する構造を示す平面一部断面図、(b)は、同A部断面図、(c)は、同B部断面図である。
【図12】(a)は電磁コイルに付属の端子とリード線をかしめ接合した構造を示す平面図、(b)は、同断面図である。
【図13】(a)は、電磁コイルに付属の端子と電線を半田付け接合した構造を示す平面図、(b)は、同断面図である。
【図14】同電磁コイルに付属の端子と電線をスポット溶接で接合した構造を示す平面図である。
【図15】同電磁コイル付属の端子と電線に付属の端子を嵌合接合した構造を示す平面図である。
【図16】(a)は、同電磁コイルとリード線固定部品との接着剤による固定方法を示す断面図、(b)は、同下面図である。
【図17】同電磁コイルとリード線固定部品との溶着用リブによる固定方法を示す下面図である。
【図18】同電磁コイルとリード線固定部品とのピン状部材により固定方法を示す下面図である。
【図19】同電磁コイルとリード線固定部品との爪状部による固定方法を示す下面図である。
【図20】(a)は、同電磁コイルとリード線固定部品との凹凸状部による固定方法を示す側面図、(b)は、同下面図である。
【図21】同電磁コイルの冷却フィンを示す下面図である。
【図22】外函位置および電磁コイルの位置出し用の突起部分を示す模式図である。
【図23】先願の制御弁用電磁コイルの収納部のポッティング材による封止前を示す平面図である。
【図24】同収納部のポッティング材による封止後を示す断面図である。
【図25】同温度フューズの取り付け構造の1例を示す概略図である。
【図26】同他の例を示す概略図である。
【図27】同変形例の図22に相当する平面図である。
【符号の説明】
1 電磁コイル
2 リード線
2a 第1リード線
2b 第2リード線
3 外部接続部
4 リード線の被覆材
5 成形樹脂
6 端子
6a 第1端子
6b 第2端子
7 収納部
8 仕切り
9 枠体
10 リード線固定部
11 外函ガイド部
12 ポッティング材
13 電磁コイルの下部
14 リード線固定部品
15 中心軸
16 かしめ部品
17 リード線側の端子
18 溶着用リブ
19 ピン状部材
20 ガイド
21 溝
22 転がり防止部分
30 温度フューズ
31a,31b 保持部材
31c,31d テーパー状開口部
32a,32b スリット
33 仕切り
39 中継ぎ端子
40 電磁コイル封入部
41 リード線外部接続部
42 リード線固定部
43 枠体
44 仕切壁
45 リード線収容空間
46 端子
47 案内部
48 固定部材嵌合凹部
49 案内棒部
50 突出部
51 リード線挟持凹部
52 リード線固定部品
53,54 突出部
55,56 凹部
57 中心孔
58 凹部
59 リード線挟持凹部
60,61 突出部
62,63 凹部

Claims (7)

  1. 電磁コイルがその外部接続用の一対の端子を除いて樹脂成形されるとともに、前記各端子に、それぞれリード線が接続された後、前記各端子をポッティングで封止する際に、前記各端子の周囲に前記ポッティング材を硬化するまで溜めておく枠体が設けられ、電磁コイル封入部の外周におけるリード線外部接続部は、リード線収容空間を形成するように枠体及びリード線固定部とから形成されてなり、 前記リード線固定部は、リード線固定部に対向した固定部品と共にリード線を挟持固定し、対向した前記リード線固定部と前記固定部品との接合面には、互に齟齬状態に係合する凹凸部が形成されてなる制御弁用電磁コイルにおいて、前記リード線固定部は、前記枠体の両側壁下部が案内部となった嵌合凹部が形成されていると共に、前記嵌合凹部に嵌まる前記固定部品の前端面が対向する前記嵌合凹部の底面において案内棒部が直立して突出していると共にその下部に突出部が突出しており、前記案内棒部の左右には、それぞれ前記リード線の外径に応じた半円底部を持つリード線挟持凹部が形成されていると共に、各リード線挟持凹部の左右には、前記固定部品の突出部・凹部が嵌まり合う突出部及び凹部が形成されており、前記固定部品には前記案内棒部が嵌まる中心孔が貫通していることを特徴とする制御弁用電磁コイル。
  2. 前記各端子がいずれも折り曲げられて、該各端子の抜ける方向と前記各リード線の引っ張られる方向とに角度が持たされてなる請求項1に記載の制御弁用電磁コイル。
  3. 前記リード線を接続された各端子が、折り曲げられた後、前記ポッティング材にて封止される請求項1又は請求項2に記載の制御弁用電磁コイル。
  4. 前記一対の端子を収納する収納部が設けられ、該収納部に、前記端子の一方に接続された前記リード線の一方と、前記他方の端子に接続された前記リード線の他方との短絡防止用仕切りが設けられてなる請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の制御弁用電磁コイル。
  5. 前記各端子をポッティング材で封止するためのリード線固定部にリード線を圧接する突起を設けてなる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の制御弁用電磁コイル。
  6. 前記収納部に、前記端子の一方に接続される前記リード線の一方が配設されるとともに前記端子の他方に接続される前記リード線の他方が配設され、さらに同他方の端子と他方のリード線との間を接続する温度フューズが配設された後前記の一方の端子、一方のリード線、他方の端子、他方のリード線および温度フューズが、成形コイルの封止成形温度に関係なく、前記温度フューズの動作温度よりも低い硬化温度のポッティング材で封止されてなる請求項1乃至請求項5いずれかに記載の制御弁用電磁コイル。
  7. 前記温度フューズと前記一方の端子および他方の端子との間に短絡防止用仕切りが設けられてなる請求項6に記載の制御弁用電磁コイル。
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