JP2000307265A - リード線付センサのシール構造 - Google Patents

リード線付センサのシール構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード線間の隙間へのシール用充填材の入り
込みを防止する。 【解決手段】 ケース1内にリード線付の電気素子2を
収容し、ケースの開口部8内にゴム栓5を挿入し、複数
のリード線3,4をゴム栓の孔部を貫通して外部に導出
し、ゴム栓の上から開口部内に充填材9を充填する構造
で、ゴム栓5にリード線区画壁7を突設し、リード線区
画壁が充填材9内に位置し、複数のリード線3,4をリ
ード線区画壁で分離した。リード線区画壁7の先端が充
填材9の表面9aに達してもよい。リード線区画壁7の
面7aが孔部の内面の延長上に位置する。リード線区画
壁7はゴム栓5と同じ材料で一体に形成されたり、ゴム
栓とは異なる樹脂材料で形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のブレーキ
液面センサといったリード線付センサにおける各リード
線間の隙間へのシール用充填材の入り込み等を防止した
リード線付センサのシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のリード線付センサのシー
ル構造を示すものである。この構造は、合成樹脂製のケ
ース1の内部にリード線付きのリードスイッチ2を収容
し、リード線(被覆電線)3,4に外挿したゴム栓19
をケース1の内面(内周面)6aに密着させ、ケース1
の開口部8においてゴム栓19の上から樹脂材9を充填
して、リード線3,4の保持とリードスイッチ2の密封
を行わせるものである。
【0003】リードスイッチ2は内部に一対の磁性体リ
ード(図示せず)を有し、その接点部が磁化により吸引
接触されるものであり、主にブレーキ液面センサやクラ
ッチ液面センサ等として使用される。リードスイッチ2
が作動液(ブレーキ液等)内のフロート(図示せず)の
マグネット部に対向するようにリード線付センサ18が
配置される。
【0004】リードスイッチ2の一対のリード端子1
6,17は各リード線3,4の端末導体3a,4aにハ
ンダで接続され、一対のリード線3,4はゴム栓19の
各孔部13(図4)を貫通してケース1の開口部8から
導出されてコネクタ11に続いている。コネクタ11
は、合成樹脂製のハウジング20と、ハウジング20内
の端子(図示せず)とで構成され、端子にリード線3,
4の先端側が圧着接続されている。
【0005】ケース1は断面長円径に形成され、長手方
向の一方に底部14を有し、他方に開口部8を有してい
る。開口部8はテーパ状に拡径されており、この拡径部
8aに続くケース1の真直な筒状壁6の内面6a側にゴ
ム栓19が挿着されている。
【0006】図4にも示す如く、ゴム栓19の外周に
は、ケース1の内面6aに密着する複数のリップ部12
が形成されている。ゴム栓19の孔部13は、一対のリ
ード線3,4に対応して左右に若干離間して設けられて
いる。孔部13の内周にもリップ部(図示せず)が設け
られ、そのリップ部がリード線3,4の外周面に密着す
る。
【0007】図3においてゴム栓19の外側の端面19
aとケース1の開口部8の入口8bとの間に樹脂材9が
充填されている。ここで開口部8とは入口8bや拡径部
8aを含む広い範囲を言う。樹脂材9はエポキシ樹脂等
であり、注入後に固化して、リード線3,4をケース1
に保持させると共に、ケース1内にリードスイッチ2を
封止させる。ケース1とリードスイッチ2とリード線
3,4とゴム栓19と樹脂材9とでリード線付センサ1
8であるブレーキ液面センサが構成される。
【0008】ブレーキ液面センサ18は車両のブレーキ
マスタシリンダ(図示せず)の底壁に固定され、例えば
ブレーキ液内に位置することも可能である。その際、ゴ
ム栓19や樹脂材9はブレーキ液がケース1内に入るの
を防ぐ。ブレーキ液面センサ18をブレーキマスタシリ
ンダの外側に配置する場合は、ゴム栓19や樹脂材9が
防水や防塵用として作用する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、ケース1の開口部8内に流動状の
樹脂材9を注入した際に、図3の拡大図に示す如く、樹
脂材9が毛細管現象によってリード線3,4の間の狭い
隙間21に入り込み(はい上がり)、その状態で硬化す
るために、リード線3,4の間に鋭利な突出部22が構
成されてしまい、例えばリード線3,4が樹脂材9の端
面9a側で屈曲した際に、突出部22によってリード線
3,4の被覆が損傷してしまうという懸念があった。こ
の心配は樹脂材9に代えて充填材として硬質のゴム材を
用いた場合でも言えることである。また、樹脂材9の充
填時に、リード線3,4に曲げ方向の力が作用した場合
には、リード線3,4が曲がった状態で固定されてしま
い、樹脂材9に隙間が生じてシール性が悪化したり、製
品の品質が悪化するという問題を生じる。
【0010】本発明は、上記した点に鑑み、複数本のリ
ード線を導出したケースの開口部内に充填材(樹脂材
等)を注入した際に、各リード線間の隙間に充填材がは
い上がることがなく、それによりリード線の損傷が防止
されると共に、樹脂材の充填時にリード線に曲げ力が作
用した場合でも、リード線を正規の位置に保持させるこ
とができるリード線付センサのシール構造を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ケース内にリード線付の電気素子が収容
され、該ケースの開口部内にゴム栓が挿入され、複数の
リード線が該ゴム栓の孔部を貫通して外部に導出され、
該ゴム栓の上から該開口部内に充填材が充填されたリー
ド線付センサのシール構造において、前記ゴム栓にリー
ド線区画壁が突設され、該リード線区画壁が前記充填材
内に位置し、前記複数のリード線が該リード線区画壁に
よって分離されたことを特徴とする(請求項1)。前記
リード線区画壁の先端が前記充填材の表面に達したこと
も有効である(請求項2)。また、前記リード線区画壁
の面が前記孔部の内面の延長上に位置したことも有効で
ある(請求項3)。また、前記リード線区画壁が前記ゴ
ム栓と同じ材料で一体に形成されたことも有効である
(請求項4)。また、前記リード線区画壁が前記ゴム栓
とは異なる樹脂材料で形成されたことも有効である(請
求項5)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係
るリード線付センサのシール構造の一実施例を示すもの
である。
【0013】この構造は、合成樹脂製のケース1の内部
にリード線付のリードスイッチ(電気素子)2を収容
し、一対のリード線(被覆電線)3,4に外挿したゴム
栓5をケース1の内面6aに密着させると共に、ゴム栓
5に設けたリブ(リード線区画壁)7の両側に一対のリ
ード線3,4を離間して位置させることで、一対のリー
ド線3,4の間の隙間Lを確保し、ケース1の開口部8
においてゴム栓5の上から樹脂材(充填材)9を充填し
た際のリード線間への樹脂材9のはい上がりを防止した
ものである。
【0014】リード線付センサ10を構成するゴム栓5
以外の部品であるケース1、リードスイッチ2、リード
線3,4、樹脂材9の構成と、リード線3,4に接続さ
れたコネクタ11の構成とは従来と同様であるので、従
来と同一の符号を用いて詳細な説明を省略する。リード
線付センサ10の用途も従来と同様であり、例えば自動
車のブレーキマスタシリンダの作動液面が規定よりも下
がった場合に、リードスイッチ2が作動して、コネクタ
11を通じて異常を運転席側に通報するものである。
【0015】ゴム栓5は図2に示す如く、従来同様に長
円形に形成され、外周に複数条のリップ部12を有し、
端面5aに一対の貫通した孔部13,13を有するもの
であるが、このゴム栓5には、一対の孔部13,13の
間において一端面5aから矩形平板状の前記リブ7が垂
直(直角方向)に突出形成されている。リブ7はゴム栓
5の短径とほぼ等しい幅寸法で、ゴム栓5の長径方向の
中央に立設されている。
【0016】リブ7はゴム栓5と同じゴム材料で一体成
形してもよく、あるいは、ゴム栓5とは異なる合成樹脂
材で複合成形してもよい。複合成形とは先ずゴム栓5を
ゴム材で成形し、次いでゴム栓5の上に合成樹脂材を射
出等してリブ7を成形する方法である。合成樹脂材のリ
ブ7はゴム栓5の板厚方向の中間部まで、ないしは一端
面5aから他端面まで埋入させることも可能である。
【0017】図1の如く、リブ7はケース1の開口部8
内において一対のリード線3,4の間に位置している。
リブ7の左右の幅広の面7aに沿って各リード線3,4
が真直に延びている。図2の如く、リブ7の左右の面7
aは、自由状態のゴム栓5の孔部13に近接ないしは孔
部13の内面と同一面に位置していることが好ましい。
【0018】それにより、図1の如く孔部13から導出
されたリード線3,4はリブ7の面7aに確実に接触し
て、リブ7の板厚T(図2)と同一ないしはそれ以上の
隙間Lをもって左右に離間する。リブ7の左右の面7a
が孔部13(図2)の内面と同一面に位置した場合に
は、各孔部13にリード線3,4を挿入(圧入)した際
に、リード線3,4がリブ7の各面7aないしはリブ7
の付け根側に強く接触して外向き(開き方向)の力を受
けるから、リード線間の隙間Lが確保され、ないしは末
拡がりに大きくなる。
【0019】図1の実施例においては、リブ7の長さ
(突出高さ)H1 は樹脂材9の充填深さH2 よりも短い
が、リブ7の長さH1 を樹脂材9の充填深さH2 と等し
く設定することも可能であり、それにより、各リード線
3,4のなす隙間Lが一層正確に広く確保され、流動状
の樹脂材9の毛管現象によるはい上がりが一層確実に防
止される。シール性の点ではリブ7の先端7b(図2)
が樹脂材9の表面9aに露出しないほうがよい。リブ7
を樹脂材9の充填深さH2 よりも長くした場合には、各
リード線間の隙間Lは大きく確保されるが、リード線
3,4が屈曲時にリブ7の先端7aに干渉する恐れがあ
る。
【0020】一例として、リブ7の長さは8.5mm、リ
ード線3,4の隙間Lは1mm程度である。リブ7の左右
の面7aを湾曲させて、リード線3,4に対する保持溝
(図示せず)を構成させることも可能である。また、ゴ
ム栓9をケース1の底部14側から挿入することができ
る場合(底部14が開閉自在である場合)には、リブ7
をゴム栓5ではなくケース1の内面6aから突出させる
ことも可能である。
【0021】図1において、毛細管現象を起こさない程
度の広い隙間Lを存して平行に導出した一対のリード線
3,4は、ビニルテープ15等で巻かれて束ねられた状
態でコネクタ11側へ続いている。ビニルテープ15を
巻くことで一対のリード線3,4の間隔をリブ7の板厚
程度にあけることも可能である。ケース1内への流動状
の樹脂材9の注入はリード線3,4を垂直方向に導出さ
せた状態で行う。
【0022】樹脂材9を開口部8内へ注入した際に、リ
ブ7によりリード線間の隙間Lが大きく空いているか
ら、樹脂材9がリード線3,4に沿ってはい上がること
がない。また、リード線3,4がリブ7に沿って垂直方
向にガイドされているから、樹脂材成形時のリード線
3,4の位置決め性が良く、リード線3,4がリブ7に
よって倒れずに真直に保持された状態で、樹脂材9で規
定位置に固定される。
【0023】ケース1内でリード線3,4は平行に位置
し、一方のリード線3はゴム栓5の端面5bから内側に
やや導入された位置でリードスイッチ2の一方のリード
端子16にハンダ接続され、他方のリード線4はリード
スイッチ2の長手方向に沿って平行に延長されて、他方
のリード端子17にハンダ接続されている。
【0024】リード線3,4をリードスイッチ2に接続
する前に、ゴム栓5がリード線3,4に外挿される(ゴ
ム栓5の各孔部13にリード線3,4が挿入される)。
リード線3,4をリードスイッチ2に接続した状態で、
リードスイッチ2がゴム栓5と共にケース1内に挿入さ
れる。次いで樹脂材9がゴム栓5の上からケース1の開
口部8内に充填される。ケース1はゴム栓5の形状に沿
った断面長円形のものである。
【0025】上記した如く、樹脂材9をケース1の開口
部8内に充填する際に、ゴム栓側のリブ7を各リード線
3,4に間に位置させて、各リード線3,4をリブ7で
区画して、リブ7でリード線間の隙間Lを強制的に広げ
る構成は、リード線付センサのシール方法(リード線付
センサの製造方法)としても有効である。
【0026】すなわち、ケース1内にリード線付のリー
ドスイッチ(電気素子)2を収容し、複数のリード線
3,4をゴム栓5の孔部13を貫通させて外部に導出
し、ケース1の開口部8内にゴム栓5を挿入し、ゴム栓
5の上から開口部8内に流動状の樹脂材(充填材)9を
充填するリード線付センサのシール方法において、ゴム
栓5にリブ(リード線区画壁)7を突設し、リブ7を樹
脂材9内に位置させて、複数のリード線3,4をリブ7
によって分離することを特徴とするものである。
【0027】上記実施例においては二本のリード線3,
4を用いた構成を示したが、三本以上のリード線を用い
る場合には、リブ(リード線区画壁)7をリード線の配
置に応じた形状とする。例えばリード線が三本の場合
は、リブ(リード線区画壁)7を120°等配の略Y字
状に形成し、リード線が四本の場合は、リブ7を十文字
に形成する。リード線付センサ1としてはブレーキ液面
センサに限らず、リードスイッチ2に代えて他のあらゆ
る電気素子を適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、ケースの開口部内においてゴム栓から導出された複
数のリード線がリード線区画壁によって分離されて、各
リード線の間にリード線区画壁の板厚と同程度の広い隙
間を生じるから、流動状の充填材を開口部内に充填した
際に、従来のような毛細管現象による充填材のはい上が
りを生じることがない。それにより、リード線の間に樹
脂材の薄く鋭利な突出部を生じることがなく、リード線
屈曲時のリード線の傷付きや磨耗が起こらない。また、
各リード線がリード線区画壁によって位置決めされて、
開口部内で曲りなく真直に突出するから、リード線が曲
がった状態で樹脂材で固定されるといった不良が発生す
ることがなく、上記樹脂材の突出部が生じないことと併
せて、製品の歩留り及び品質が向上し、且つシール性の
悪化が防止される。
【0029】また、請求項2記載の発明によれば、各リ
ード線間の隙間が樹脂材の表面側において確実に保たれ
るから、請求項1記載の発明における効果が一層助長さ
れる。また、請求項3記載の発明によれば、ゴム栓から
導出したリード線がリード線区画壁に密着して真直に導
出されるから、リード線区画壁の延長上でリード線同士
が接触することがなく、リード線間の隙間が確実に保た
れる。それにより、請求項1記載の発明における効果が
一層助長される。また、請求項4記載の発明によれば、
ゴム栓とリード線区画壁とを単一のゴム材で一体成形で
きるから、部品コスト及び製造コストが安くて済む。ま
た、請求項5記載の発明によれば、リード線区画壁が硬
い樹脂材料で形成されるから、樹脂材充填時にリード線
に曲げ力等が作用した場合でも、リード線が真直に位置
決め保持され、且つリード線間の隙間が確実に保たれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリード線付センサのシール構造の
一実施例を示す縦断面図(円内は拡大図)である。
【図2】リブ付のゴム栓を示す斜視図である。
【図3】従来例を示す縦断面図(円内は拡大図)であ
る。
【図4】従来のゴム栓を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 リードスイッチ(電気素子) 3,4 リード線 5 ゴム栓 7 リブ(リード線区画壁) 8 開口部 9 樹脂材(充填材) 10 リード線付センサ 13 孔部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内にリード線付の電気素子が収容
    され、該ケースの開口部内にゴム栓が挿入され、複数の
    リード線が該ゴム栓の孔部を貫通して外部に導出され、
    該ゴム栓の上から該開口部内に充填材が充填されたリー
    ド線付センサのシール構造において、前記ゴム栓にリー
    ド線区画壁が突設され、該リード線区画壁が前記充填材
    内に位置し、前記複数のリード線が該リード線区画壁に
    よって分離されたことを特徴とするリード線付センサの
    シール構造。
  2. 【請求項2】 前記リード線区画壁の先端が前記充填材
    の表面に達したことを特徴とする請求項1記載のリード
    線付センサのシール構造。
  3. 【請求項3】 前記リード線区画壁の面が前記孔部の内
    面の延長上に位置したことを特徴とする請求項1又は2
    記載のリード線付センサのシール構造。
  4. 【請求項4】 前記リード線区画壁が前記ゴム栓と同じ
    材料で一体に形成されたことを特徴とする請求項1〜3
    の何れかに記載のリード線付センサのシール構造。
  5. 【請求項5】 前記リード線区画壁が前記ゴム栓とは異
    なる樹脂材料で形成されたことを特徴とする請求項1〜
    3の何れかに記載のリード線付センサのシール構造。
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