JPH037931Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH037931Y2 JPH037931Y2 JP12043287U JP12043287U JPH037931Y2 JP H037931 Y2 JPH037931 Y2 JP H037931Y2 JP 12043287 U JP12043287 U JP 12043287U JP 12043287 U JP12043287 U JP 12043287U JP H037931 Y2 JPH037931 Y2 JP H037931Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- primary
- coil
- case
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims description 5
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010125 resin casting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、各種車輌の内燃機関用用モールド
点火コイルに関する。
点火コイルに関する。
〈従来の技術〉
本出願人の実開昭59−89521号、同91710号公報
によつて、ボビンの上端部の鍔に１次端子の取付
部を備えた１次コイルを２次コイルの内周に貫通
し、両コイルをケース内に立てゝ納め、前記１次
コイルのボビンの下端部を前記ケースの底にある
孔に挿入し、前記ケース内に熱硬化性樹脂を注型
して硬化させることにより前記１次、２次両コイ
ルを熱硬化性樹脂層中に埋め殺して固定し、前記
１次コイルのボビン中に鉄心の一部を貫通した内
燃機関用用モールド点火コイルが公知である。
によつて、ボビンの上端部の鍔に１次端子の取付
部を備えた１次コイルを２次コイルの内周に貫通
し、両コイルをケース内に立てゝ納め、前記１次
コイルのボビンの下端部を前記ケースの底にある
孔に挿入し、前記ケース内に熱硬化性樹脂を注型
して硬化させることにより前記１次、２次両コイ
ルを熱硬化性樹脂層中に埋め殺して固定し、前記
１次コイルのボビン中に鉄心の一部を貫通した内
燃機関用用モールド点火コイルが公知である。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記点火コイルでは、ケースの底に高圧端子の
保持筒部を一体に突設して該筒部中に高圧端子を
固定し、鉄心は別個に１次コイルのボビンの内周
に貫通させるので、使用部品の点数が多く、又、
高圧端子と１次端子の位置決めを要ると共に、高
圧端子と１次端子の向きが逆なので相手側ハーネ
スを引き回さねばならず、組み付けに手数を要
し、生産性が悪い。
保持筒部を一体に突設して該筒部中に高圧端子を
固定し、鉄心は別個に１次コイルのボビンの内周
に貫通させるので、使用部品の点数が多く、又、
高圧端子と１次端子の位置決めを要ると共に、高
圧端子と１次端子の向きが逆なので相手側ハーネ
スを引き回さねばならず、組み付けに手数を要
し、生産性が悪い。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで本考案は、前記１次コイルのボビン中に
貫通する鉄心上に該ボビンを一体に成形し、該ボ
ビンの上端部の鍔には１次端子の取付部のほかに
２次端子の保持筒部を一体に設けたことを特徴と
する。
貫通する鉄心上に該ボビンを一体に成形し、該ボ
ビンの上端部の鍔には１次端子の取付部のほかに
２次端子の保持筒部を一体に設けたことを特徴と
する。
〈実施例〉
図示の実施例において、１はプラスチツクで成
形した円筒形の有底ケース、２は１次コイルのボ
ビン、３は上記ボビン中に貫通させるＩ形鉄心、
４は上記Ｉ形鉄心の両端部に対して組合わせ、閉
磁路を形成するためのＣ形ないしコ形鉄心であ
る。
形した円筒形の有底ケース、２は１次コイルのボ
ビン、３は上記ボビン中に貫通させるＩ形鉄心、
４は上記Ｉ形鉄心の両端部に対して組合わせ、閉
磁路を形成するためのＣ形ないしコ形鉄心であ
る。
前記１次ボビン２は、Ｉ形鉄心３上にインサー
トモールドによりプラスチツクで一体に形成して
あり、該鉄心３の上下各端部はＣ形鉄心４の各端
部と組合わせるために１次ボビン２の上下各端部
から突出する。
トモールドによりプラスチツクで一体に形成して
あり、該鉄心３の上下各端部はＣ形鉄心４の各端
部と組合わせるために１次ボビン２の上下各端部
から突出する。
上記鉄心３上に成形した１次ボビン２は上端部
に鍔５を一体に備え、この鍔５には１次端子６の
取付部７と、高圧端子８の保持筒部９が設けてあ
る。１次端子６は、鍔５の面からも突出する様に
取付部７に貫通にインサートモールドで予め固定
してもよいし、取付部７に開設した孔に後から差
し込んで固定してもよい。同様に、高圧端子８は
下端部を鍔５の下面から突出させて筒部９内にイ
ンサートモールドで予め固定してもよいし、後か
ら保持筒部９内に挿着して下端部を鍔の下面から
突出させてもよい。
に鍔５を一体に備え、この鍔５には１次端子６の
取付部７と、高圧端子８の保持筒部９が設けてあ
る。１次端子６は、鍔５の面からも突出する様に
取付部７に貫通にインサートモールドで予め固定
してもよいし、取付部７に開設した孔に後から差
し込んで固定してもよい。同様に、高圧端子８は
下端部を鍔５の下面から突出させて筒部９内にイ
ンサートモールドで予め固定してもよいし、後か
ら保持筒部９内に挿着して下端部を鍔の下面から
突出させてもよい。
又、１次ボビンの下端部には鍔１０と、鍔１０
の下に、ケースの底の中心部にある開口１′中に
突入する突出部１１を一体に設けて置く。
の下に、ケースの底の中心部にある開口１′中に
突入する突出部１１を一体に設けて置く。
これより、１次ボビン２と、該ボビン中に貫通
させる鉄心の一部３と、１次端子６、高圧端子８
は一つの部品として纒まる。
させる鉄心の一部３と、１次端子６、高圧端子８
は一つの部品として纒まる。
点火コイルを組立てるには、１次ボビン２の上
下の鍔５と１０の間に１次コイル１２を巻回し、
その外に２次コイル１３を嵌め、鉄心３の下端部
をケース１の底の開口１′から外に突出させると
共に、該該開口１′にボビンの下端部の突出部１
１を嵌め、且つ鍔１０を底の内面に当接して開口
１′を塞ぐことにより11次、２次両コイルをケー
スの底の上に同心状に立てゝ納め、それからケー
ス内にエポキシ系等の熱硬化性の絶縁樹脂を真空
注型し、この樹脂層１４で両コイルを埋へ殺して
固定する。尚、１次ボビンの上端部の鍔５はケー
スの開放した上面とほゞ同レベルに位置する。
又、１次コイルのリード線と、場合によつては２
次コイルの巻始めリード線は１次端子に、２次コ
イルの巻終りリード線は高圧端子に、夫々樹脂注
型前に接続して置く。
下の鍔５と１０の間に１次コイル１２を巻回し、
その外に２次コイル１３を嵌め、鉄心３の下端部
をケース１の底の開口１′から外に突出させると
共に、該該開口１′にボビンの下端部の突出部１
１を嵌め、且つ鍔１０を底の内面に当接して開口
１′を塞ぐことにより11次、２次両コイルをケー
スの底の上に同心状に立てゝ納め、それからケー
ス内にエポキシ系等の熱硬化性の絶縁樹脂を真空
注型し、この樹脂層１４で両コイルを埋へ殺して
固定する。尚、１次ボビンの上端部の鍔５はケー
スの開放した上面とほゞ同レベルに位置する。
又、１次コイルのリード線と、場合によつては２
次コイルの巻始めリード線は１次端子に、２次コ
イルの巻終りリード線は高圧端子に、夫々樹脂注
型前に接続して置く。
最後に１次ボビン中を貫通した鉄心３の上下各
端部に対してＣ形鉄心４を当て板１５などで挟
み、リベツト１６などで留めて固定し、両鉄心
３，４に閉磁路を形成させる。
端部に対してＣ形鉄心４を当て板１５などで挟
み、リベツト１６などで留めて固定し、両鉄心
３，４に閉磁路を形成させる。
この実施例ではＩ形鉄心３と、Ｃ形鉄心４によ
り閉磁路を形成したが、鉄心３と４をともにＬ形
とし、逆向きに組合わせて閉磁路を形成してもよ
い。
り閉磁路を形成したが、鉄心３と４をともにＬ形
とし、逆向きに組合わせて閉磁路を形成してもよ
い。
更に、１次ボビンの上端部の鍔５はケースの開
放した上面より小さくてもよいし、該上面を塞ぐ
ことができる大きさであつてもよいが、後者の場
合は絶縁樹脂を注型するための切欠きを鍔５に設
けて置く。
放した上面より小さくてもよいし、該上面を塞ぐ
ことができる大きさであつてもよいが、後者の場
合は絶縁樹脂を注型するための切欠きを鍔５に設
けて置く。
〈考案の効果〉
本考案により従来はバラバラの部品として取扱
わねばならなかつた１次ボビン２、その内周を貫
通するる鉄心の一部３、高圧端子８が一つのユニ
ツトになると共に、１次端子と高圧端子は位置決
めされているので組立て業が容易になり、生産性
が向上する。
わねばならなかつた１次ボビン２、その内周を貫
通するる鉄心の一部３、高圧端子８が一つのユニ
ツトになると共に、１次端子と高圧端子は位置決
めされているので組立て業が容易になり、生産性
が向上する。
更に、１次端子と高圧端子は１次ボビンの上端
部の鍔に同じ向きに取付けられているため相手側
ハーネスを引き回す必要がない。
部の鍔に同じ向きに取付けられているため相手側
ハーネスを引き回す必要がない。
第１図は本考案による点火コイルの一実施例の
分解状態の斜視図、第２図は同上の組立て状態の
断面図である。 図中、１はケース、２は１次ボビン、３と４は
鉄心、５は１次ボビンの鍔、６は１次端子、７は
その取付部、８は高圧端子、９はその保持筒部を
示す。
分解状態の斜視図、第２図は同上の組立て状態の
断面図である。 図中、１はケース、２は１次ボビン、３と４は
鉄心、５は１次ボビンの鍔、６は１次端子、７は
その取付部、８は高圧端子、９はその保持筒部を
示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ボビンの上端部の鍔に１次端子の取付部を備え
た１次コイルを２次コイルの内周に貫通し、両コ
イルをケース内に立てゝ納め、前記１次コイルの
ボビンの下端部を前記ケースの底にある孔に挿入
し、前記ケース内に熱硬性樹脂を注型して硬化さ
せることにより前記１次、２次両コイルを熱硬化
性樹脂層中に埋め殺して固定し、前記１次コイル
のボビン中に鉄心の一部を貫通した内燃機関用モ
ールド点火コイルにおいて； 前記１次コイルのボビン中に貫通する鉄心上に
該ボビンを一体に形成し、該ボビンの上端部の鍔
には１次端子の取付部のほかに２次端子の保持筒
部を一体に設けたことを特徴とする内燃機関用モ
ールド点火コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12043287U JPH037931Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12043287U JPH037931Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6426818U JPS6426818U (ja) | 1989-02-15 |
| JPH037931Y2 true JPH037931Y2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=31366534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12043287U Expired JPH037931Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH037931Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005047185A1 (de) * | 2005-09-30 | 2007-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Zündspule für eine Brennkraftmaschine |
| AU2015260773B2 (en) | 2014-05-11 | 2019-11-28 | AddOn Optics Ltd. | Adhesive optical film to convert an eyeglass lens to a progressive lens |
| US11378821B2 (en) | 2019-09-26 | 2022-07-05 | AddOn Optics Ltd. | Progressive lens and method of manufacture thereof |
-
1987
- 1987-08-07 JP JP12043287U patent/JPH037931Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6426818U (ja) | 1989-02-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH037931Y2 (ja) | ||
| US4186363A (en) | Solenoid assembly for elevated temperature service | |
| US4509033A (en) | Ignition coil construction for engine ignition system | |
| JPH0749778Y2 (ja) | イグニッションコイル | |
| JPS6214658Y2 (ja) | ||
| JPH01316915A (ja) | 自動車用内燃機関の点火コイル及びその製造方法 | |
| JPH0440257Y2 (ja) | ||
| JP3065554U (ja) | 内燃機関用モ―ルド型点火コイル | |
| JP3304333B2 (ja) | 内燃機関の点火コイルにおける２次コイルと高圧端子との電気的接続方法 | |
| JPS62114428U (ja) | ||
| JPS5821164Y2 (ja) | 内燃機関点火装置用ユニット | |
| JPH03242913A (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
| JPH0246006Y2 (ja) | ||
| JPH0631134U (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
| JPH0314032Y2 (ja) | ||
| JP3055904U (ja) | 内燃機関の点火コイル | |
| JPS62138428U (ja) | ||
| JPS5847633Y2 (ja) | リレ− | |
| JP3062724U (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
| JPH03290907A (ja) | 閉磁路型点火コイル | |
| JP3425557B2 (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
| JP3030387U (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
| JPS6015308Y2 (ja) | モ−ルド型内燃機関点火装置 | |
| JPS6380834U (ja) | ||
| JPH0356009Y2 (ja) |