JPH03290907A - 閉磁路型点火コイル - Google Patents
閉磁路型点火コイルInfo
- Publication number
- JPH03290907A JPH03290907A JP2092064A JP9206490A JPH03290907A JP H03290907 A JPH03290907 A JP H03290907A JP 2092064 A JP2092064 A JP 2092064A JP 9206490 A JP9206490 A JP 9206490A JP H03290907 A JPH03290907 A JP H03290907A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- bobbin
- primary coil
- iron core
- legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 26
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 15
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は自動車の内燃機関を点火駆動するための閉磁
路型点火コイルに関する。
路型点火コイルに関する。
〈従来の技術〉
一般に、従来の点火コイルは、第４図に示すように１次
コイル１の外に２次コイル２を嵌合して絶縁ケース３中
に収容し、上記ケース中に絶縁樹脂を注型して硬化させ
ることで樹脂層４により絶縁とコイル１．２の固定を行
ない、鉄心はコ字形の２組５と６を使用し、その各鉄心
の一方の脚５ａと６ａを１次コイルのボビン中に各端部
がら挿入すると共に、他方の脚５ｂと６ｂをケースの外
で突き合わせて溶接し、脚５ｂ、 ６ｂよりも少し短い
脚５ａと６８によって１次コイルのボビン中に、空隙７
を形成し、１次コイルの通電時に過大な磁気飽和が生じ
るのを防止している。このため空隙７は１次フィルに最
大電流が流れた場合に鉄心の材料の許容最大磁束密度に
なるように設定する。
コイル１の外に２次コイル２を嵌合して絶縁ケース３中
に収容し、上記ケース中に絶縁樹脂を注型して硬化させ
ることで樹脂層４により絶縁とコイル１．２の固定を行
ない、鉄心はコ字形の２組５と６を使用し、その各鉄心
の一方の脚５ａと６ａを１次コイルのボビン中に各端部
がら挿入すると共に、他方の脚５ｂと６ｂをケースの外
で突き合わせて溶接し、脚５ｂ、 ６ｂよりも少し短い
脚５ａと６８によって１次コイルのボビン中に、空隙７
を形成し、１次コイルの通電時に過大な磁気飽和が生じ
るのを防止している。このため空隙７は１次フィルに最
大電流が流れた場合に鉄心の材料の許容最大磁束密度に
なるように設定する。
〈発明が解決しようとする課題〉
このように空隙７を１次コイルのボビン中に形成するの
は該ボビン中に挿入した鉄心の脚５ａ、 ６ａを接着剤
でボビン内周に固定し、ケースの外で付き合さる他方の
脚５ｂ、 ６ｂを溶接で固定するという生産性の容易さ
からである。
は該ボビン中に挿入した鉄心の脚５ａ、 ６ａを接着剤
でボビン内周に固定し、ケースの外で付き合さる他方の
脚５ｂ、 ６ｂを溶接で固定するという生産性の容易さ
からである。
しかしながら空隙７は大きな磁気抵抗となり、空隙部分
では磁束の分散が発生する。そして、１次コイルのボビ
ン中に形成すると、１次コイル、２次コイルに交鎖する
有効磁束が減少し、２次電圧（高圧）の発生効率が低下
するにれは自動車の内燃機関の高圧縮化に対応するため
点火コイルに要求される高出力電圧化に反することにな
る。
では磁束の分散が発生する。そして、１次コイルのボビ
ン中に形成すると、１次コイル、２次コイルに交鎖する
有効磁束が減少し、２次電圧（高圧）の発生効率が低下
するにれは自動車の内燃機関の高圧縮化に対応するため
点火コイルに要求される高出力電圧化に反することにな
る。
更に、自動車のエンジンルームの縮小化に対応するよう
点火コイルには小型計量化が求められているが、二組の
鉄心５と６を使用するのでこれにも限度がある。
点火コイルには小型計量化が求められているが、二組の
鉄心５と６を使用するのでこれにも限度がある。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は生産性を向上しながら、高出力電圧化及び小型
軽量を達成するために開発されたのであって、１次コイ
ルの外に２次コイルを嵌合して絶縁ケース中に収容し、
上記ケース中に絶縁樹脂を注型して硬化させると共に、
前記１次コイルのボビン中に鉄心の脚部を貫通した閉磁
路型点火コイルにおいて、 上記鉄心に磁気飽和防止用空隙を１次コイルのボビンを
貫通しない部分に設けるため、前記鉄心形状をコ形ない
しＵ形にしたのである。この場合、１次コイルのボビン
を貫通する鉄心の脚部と対向する側の脚部をケースに対
して固定することが好ましい。
軽量を達成するために開発されたのであって、１次コイ
ルの外に２次コイルを嵌合して絶縁ケース中に収容し、
上記ケース中に絶縁樹脂を注型して硬化させると共に、
前記１次コイルのボビン中に鉄心の脚部を貫通した閉磁
路型点火コイルにおいて、 上記鉄心に磁気飽和防止用空隙を１次コイルのボビンを
貫通しない部分に設けるため、前記鉄心形状をコ形ない
しＵ形にしたのである。この場合、１次コイルのボビン
を貫通する鉄心の脚部と対向する側の脚部をケースに対
して固定することが好ましい。
く実 施 例〉
図示の各実施例において、１１は１次コイル、１２は１
次コイルの外に嵌合した２次コイル、１３は合成樹脂で
成形した有底のケース、１４はケース中に注型した熱硬
化性エポキシ樹脂等の絶縁樹脂層、１５はコ形ないし、
Ｕ形の鉄心を示す。
次コイルの外に嵌合した２次コイル、１３は合成樹脂で
成形した有底のケース、１４はケース中に注型した熱硬
化性エポキシ樹脂等の絶縁樹脂層、１５はコ形ないし、
Ｕ形の鉄心を示す。
第１図の実施例では、ケース１３は底に開口を有し、ケ
ース内に１次、２次両コイルを同心状に立て＼収容する
際、上記開口を１次コイルのボビン１１′の一端部で塞
ぎ、それから絶縁樹脂を注型し、硬化した絶縁樹脂層１
４で両コイル１１．１２をケース内に埋め殺して固定す
る。
ース内に１次、２次両コイルを同心状に立て＼収容する
際、上記開口を１次コイルのボビン１１′の一端部で塞
ぎ、それから絶縁樹脂を注型し、硬化した絶縁樹脂層１
４で両コイル１１．１２をケース内に埋め殺して固定す
る。
鉄心１５は１次コイルのボビン１１′よりも少し長い同
長の、平行な二本の脚部１５ａ 、 １５ｂを有し、一
方の脚部１５ａを１次コイルのボビン１１’中に貫通し
、ボビンの内部に接着剤で固定する。これにより鉄心の
他方の脚部１５ｂはケース１３の外に沿って延び、両脚
部１５ａ 、 １５ｂの先端間、つまりケース１３の底
の外面間に磁気飽和防止用の空隙が形成される。
長の、平行な二本の脚部１５ａ 、 １５ｂを有し、一
方の脚部１５ａを１次コイルのボビン１１’中に貫通し
、ボビンの内部に接着剤で固定する。これにより鉄心の
他方の脚部１５ｂはケース１３の外に沿って延び、両脚
部１５ａ 、 １５ｂの先端間、つまりケース１３の底
の外面間に磁気飽和防止用の空隙が形成される。
第２図の実施例はケース１３の底に鉄心の脚部１５ａの
先端部が突入する凹部１６を設ける。この凹部１６は第
１図の実施例のボビン１′の端部で塞がれる開口と同じ
位置に設け、底には凹部６の回りにボビン１′の端部の
鍔を位置決めする浅い窪み１７を形成して置く。
先端部が突入する凹部１６を設ける。この凹部１６は第
１図の実施例のボビン１′の端部で塞がれる開口と同じ
位置に設け、底には凹部６の回りにボビン１′の端部の
鍔を位置決めする浅い窪み１７を形成して置く。
又、ケース１３の側壁の外には鉄心の他方の脚部１５ｂ
を通すための筒部１８を設ける。この筒部１８はケース
の底の延長部で図示のように塞ぎ、盲にしであるが、勿
論、貫通して開放してもよい。
を通すための筒部１８を設ける。この筒部１８はケース
の底の延長部で図示のように塞ぎ、盲にしであるが、勿
論、貫通して開放してもよい。
この実施例では１次コイルのボビン１′の鍔を前記窪み
１７に嵌めてケースの底に１次コイルを立て、その回り
に同心状に２次コイルを嵌めてケース内に収容し、それ
から絶縁樹脂を注型して硬化した絶縁樹脂層１４で両コ
イル１１．１２をケース内に埋め殺して固定する。
１７に嵌めてケースの底に１次コイルを立て、その回り
に同心状に２次コイルを嵌めてケース内に収容し、それ
から絶縁樹脂を注型して硬化した絶縁樹脂層１４で両コ
イル１１．１２をケース内に埋め殺して固定する。
鉄心１５の１次コイルのボビン１′中に貫通させる脚部
１５ａは該ボビンの長さよりも少し長く、他方の脚部１
５ｂはそれより少し短く１次コイルのボビン１′とはｆ
同長である。そこで鉄心１５の脚部１５ａを１次コイル
のボビン１′に貫通させ、その際に他方の脚部１５ｂを
筒部１８に差し込み、ボビン１′に貫通した脚部１５ａ
の先端部は凹部１６に突入させる。
１５ａは該ボビンの長さよりも少し長く、他方の脚部１
５ｂはそれより少し短く１次コイルのボビン１′とはｆ
同長である。そこで鉄心１５の脚部１５ａを１次コイル
のボビン１′に貫通させ、その際に他方の脚部１５ｂを
筒部１８に差し込み、ボビン１′に貫通した脚部１５ａ
の先端部は凹部１６に突入させる。
脚部１５ａはボビン１′と凹部１６の内部に、脚部１５
ｂは筒部１８の内部に夫々接着剤で固定してちよいが、
ボビン１′のケース開放面に向いた端部と、筒部１８と
の仕切りをなすケース１３の側壁の開放端部とに第３図
に示すように切欠き１９を設け、絶縁樹脂を注型する前
に鉄心１５を組立て＼置けば、注型の際に絶縁樹脂が切
欠き１９からボビン１１′や、筒部１８の内部に浸入し
て硬化し、鉄心を固定する。これにより鉄心固定用の接
着剤の使用を省略し、コストダウンになる。
ｂは筒部１８の内部に夫々接着剤で固定してちよいが、
ボビン１′のケース開放面に向いた端部と、筒部１８と
の仕切りをなすケース１３の側壁の開放端部とに第３図
に示すように切欠き１９を設け、絶縁樹脂を注型する前
に鉄心１５を組立て＼置けば、注型の際に絶縁樹脂が切
欠き１９からボビン１１′や、筒部１８の内部に浸入し
て硬化し、鉄心を固定する。これにより鉄心固定用の接
着剤の使用を省略し、コストダウンになる。
この実施例の場合も鉄心の両脚部１５ａ 、 １５ｂの
先端間に磁気飽和防止用の空隙が形成される。
先端間に磁気飽和防止用の空隙が形成される。
〈発明の効果〉
本発明では磁気飽和防止用の空隙を、ケースの外の鉄心
の二つ脚部間に形成したので磁束の分散は少なくなり、
有効磁束量はその分、増大して２次電圧の発生効率が高
まり、高出力電圧化が達成できる。そして、鉄心はコ形
ないしＵ形の一組だけであるため二組の鉄心を対向状に
する従来の点火コイルに比し小型、軽量化が図れ、且つ
生産性も向上する。
の二つ脚部間に形成したので磁束の分散は少なくなり、
有効磁束量はその分、増大して２次電圧の発生効率が高
まり、高出力電圧化が達成できる。そして、鉄心はコ形
ないしＵ形の一組だけであるため二組の鉄心を対向状に
する従来の点火コイルに比し小型、軽量化が図れ、且つ
生産性も向上する。
第１図は本発明による閉磁路型点火コイルの第１実施例
の断面図、第２図は同じく他の一実施例の断面図、第３
図は第２図の点火コイルに使用したケースの斜視図、第
４図は従来の閉磁路型点火コイルの断面図である。 図波、１１は１次コイル、１１′はそのボビン、１２は
２次コイル、１３はケース、１４は絶縁樹脂、１５はコ
形ないしＵ形鉄心を示す。
の断面図、第２図は同じく他の一実施例の断面図、第３
図は第２図の点火コイルに使用したケースの斜視図、第
４図は従来の閉磁路型点火コイルの断面図である。 図波、１１は１次コイル、１１′はそのボビン、１２は
２次コイル、１３はケース、１４は絶縁樹脂、１５はコ
形ないしＵ形鉄心を示す。
Claims (2)
- （１）１次コイルの外に２次コイルを嵌合して絶縁ケー
ス中に収容し、上記ケース中に絶縁樹脂を注型して硬化
させると共に、前記１次コイルのボビン中に鉄心の脚部
を貫通した閉磁路型点火コイルにおいて、 上記鉄心に磁気飽和防止用空隙を１次コイルのボビンを
貫通しない部分に設けるため、前記鉄心形状をコ形ない
しＵ形にしたことを特徴とする閉磁路型点火コイル。 - （２）特許請求の範囲第１項に記載の閉磁路型点火コイ
ルにおいて、１次コイルのボビンを貫通する鉄心の脚部
と対向する側の脚部をケースに対して固定したことを特
徴とする閉磁路型点火コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2092064A JPH03290907A (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 閉磁路型点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2092064A JPH03290907A (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 閉磁路型点火コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03290907A true JPH03290907A (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=14044047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2092064A Pending JPH03290907A (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | 閉磁路型点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03290907A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004207405A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 電磁装置および高電圧発生装置 |
| JP2009231576A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Hanshin Electric Co Ltd | 内燃機関用点火装置 |
| DE102014214433A1 (de) * | 2014-07-23 | 2016-01-28 | SUMIDA Components & Modules GmbH | Hochspannungskleintransformator mit U-förmigem Kern |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP2092064A patent/JPH03290907A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004207405A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 電磁装置および高電圧発生装置 |
| JP4506078B2 (ja) * | 2002-12-24 | 2010-07-21 | パナソニック電工株式会社 | 電磁装置および高電圧発生装置 |
| JP2009231576A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Hanshin Electric Co Ltd | 内燃機関用点火装置 |
| DE102014214433A1 (de) * | 2014-07-23 | 2016-01-28 | SUMIDA Components & Modules GmbH | Hochspannungskleintransformator mit U-förmigem Kern |
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