JPS59167410A

JPS59167410A - トロリ−移載装置

Info

Publication number: JPS59167410A
Application number: JP3826883A
Authority: JP
Inventors: Koji Terao; 寺尾　浩二
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1983-03-10
Filing date: 1983-03-10
Publication date: 1984-09-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、生産工程などで使用されるトロリー移載装置
にかかり、特に摺電トロリー移載装置あるいはバンガー
トロリー移載装置におけろトロリーの移動形態の改良に
関する。

従来技術従来のトロリー移載装置は、コンベア上を移動する対象
物（以下に「ワーク」という）に対して所定の作業ない
しは操作を行なったトロリーを、ループ状のダクトレー
ルによって最初の位置に復帰させる構成となっている。

このような従来のトロリー移載装置の一例の概略が第１
図に示されている。この図においてワーク１０は、コン
ベア１２上に載置されており、コンベア１２の駆動に従
って、図の矢印Ｆ１の方向に移動する。コンベア１２の
上部には、その長手方向にわたって往路用のダクトレー
ル１４が設けられており、更に、ダクトレール１４に対
して平行に復路用のダクトレール１６が設けられている
。ダクトレール１４．１６の両端部には、ループ状のダ
クトレール１８．２０が各々設けられており、全体とし
てレールの閉ループが構成されている。

トロリー２２は、ワーク１０に対して、位置ＰＡから作
業を開始してワーク１０とともに矢印ＦＡの方向に移動
し、位置ＰＢに達すると作業を終了してワーク１０から
解放される。更に、トロリー２２は、ダクトレール２０
にガイドされて円弧状に移動し、復路用のダクトレール
１６に移送される。トロリー２２は、ダクトレール１６
にガイドされて矢印ＦＢの方向に移動し、更にはダク！
・レール１８にガイドされて円弧状に移動し、最初の位
置ＰＡに復帰する。

以上の動作が繰り返されてコンベア１２上を移動するワ
ーク１０に対し、順次トロリー２２によって所定の作業
が行なわれる。

このような従来のトロリー移載装置においては、トロリ
ー２２の大きさ、あるいはダクトレール１８．２０から
ダクトレール１４．１６へのトロリー２２の移動を良好
に行々う必要性から、ループ状のダクトレール１８．２
０の半径をある程度大きくする必要があり、このため、
往復路用のダクトレール１４、（３）１６間の間隔が大きくならざるを得ない。この間隔は、
例えば１．５００　ｍｍ程度にもカリ、装置全体の占有
面積が大きくなるという不都合がある。

更に、ダクトレールは、閉ループ状に形成されているた
め、特にダクトレール内の点検・保守作業に手間がかか
るという不都合もある。

また、種類の異なる複数のトロリーを使用する場合には
、装置全体の構成がきわめて複雑になるという欠点があ
る。

目的本発明は、このような従来技術の欠点を改善するために
なされたもので、占有面積の低減化を図ることができる
とともに、保守・点検作業を容易に行左うことができ、
更には種類の異なる複数又は多数のトロリーの使用に対
しても十分に対応し得るトロリー移載装置を提供するこ
とをその目的とする。

構成本発明の構成について、以下、一実施例に（４）基づいて説明する。

第２図（Ａ）、（Ｂ）及び第３図には、本発明にかかる
トロリー移載装置の一実施例が示されている。第２図（
Ａ）は装置の平面図、同図（Ｂ）は一部破断した正面図
、第３図は第２図（Ｂ）の矢印ｌから見た一部破断した
斜視図である。これら第２図（Ａ）、（Ｂ）及び第３図
において、トロリーが矢印Ｆ１の方向に移動する往路用
のダクトレールすなわち案内手段１００と、トロリーが
矢印Ｆ２の方向に移動する復路用のダクトレールすなわ
ち案内手段１０２は、近接して略平行に配置されている
。ダクトレール１００及び１０２には、トロＩＪ−１０
４が移動できろように長手方向にわたって開口状ガイド
１０６が各々設けられている（第３図参照）。

彦お、摺電トロリーの場合には、ダクトレール１００内
に図示しない摺電子が設けられる。また、この場合にお
いて、ダクトレール１０２内には、特に摺電子を設ける
ととなく、ころがり摩擦が小さくなるように内壁面を形
成し、初期の押圧力のみで矢印Ｆ２の方向にトロリー１
０４が移動するように構成してもよい。

ダクトレール１００の下方には、その長手方向に沿って
コンベア１２が配置されており、ワーク１０が載置され
る。ワーク１０は、コンベア１２の駆動に従って第２図
（Ｂ）の矢印Ｆ３の方向に移動する。

次に、ダクトレール１００．１０２の両端部には、トロ
リーの移動のレールを変更するレール変更手段２００．
３００が各々設けられている。これらのレール変更手段
２００．３００はダクトレール１００．１０２の端部に
おいてトロＩＪ−１０４を移送する移送手段として機能
する。

このレール変更手段２００．３００は、同様の構成に力
っているので、以下、レール変更手段２００について説
明する。

レール変更手段２００は、ダクトレール１００．１０２
の端部に向かって開口する略コ字状の支持体２０２を有
している（第２図（Ａ）参照）。この支持体２０２は、
支柱２０４によって適当な位置に配置固定されている（
第２図（Ｒ）参照）。支持体２０２の側板２０６．２０
８間には、支持ロッド２１０．２１２が架設されている
。これらの支持ロッド２１０．２１２には、ガイドブロ
ック２１４．２１６が、第１図（Ａ）又は第３図に示さ
れている矢印Ｆ４の方向に対して移動自在に挿通されて
いる。更に、ガイドブロック２１４．２１６には、ダク
トレール１００．１０２の端部に対して開口を有するト
ロリー収納体２１Ｂが釣支されている。すなわち、トロ
リー収納体２１８は、矢印Ｆ４の方向に往復移動自在に
支持体２０２によって支持されている。第３図に２点鎖
線で示されているトロリー収納体２０８は、移動したー
状態を示すものである。

トロリー収納体２１８の側部には、ロツドストツ、ｅ−
２２０が延設されており、支持体（７）２０２の側板２０６．２０Ｂを貫通している。

このロッドストッパー２２０は、矢印Ｆ４の方向に往復
移動自在であり、かつ、ダクトレール１００．１０２の
端部の開口を防ぐ位置に配置されている。すなわち、と
のロッドストッパー２２０は、トロリー収納体２１８の
往復移動の駆動力を外部から伝達する手段であるととも
に、操作の誤りが生じた場合にダクトレール１００．１
０２の端部からトロリー１０４が落下しないように防止
する手段である。

なお図示されてい々いが、トロリー収納体２１８内に収
納されたトロ！Ｊ　Ｌ　１０４が落下しないように、ダ
クトレール１００．１０２の端部付近に、前記ロッドス
トッパー２２０と同様の手段を設けるようにしても゛よ
い。

次に、トロリー収納体２１８又は３１８に対スるトロリ
ー収納について第４図及び第５図を参照しながら説明す
る。

第４図には、トロリー収納体３１８にトロ（８）＋＋−１０４が収納されている状態が透視して示されて
いる。更に、第４図の矢印■の方向から見た状態が透視
して第５図に示されている。これら第４図及び第５図に
おいて、トロリー収納体３１Ｂの底部には、開口状ガイ
ド３２２が設けられており、これに案内されてトロリー
１０４が移動するようになっている。

ｌ・ロリー１０４には、ローラＲＴが設けられており、
これによって移動が滑らかに行なわれる。すなわち、第
４図の鎖線で示されているトロ’Ｊ−１０４は、実線で
示されている状態で、トロリー収納体３１Ｂ内に収納さ
れる。

々お、摺電トロリー移載装置においては、絶縁体３２４
を設け、スパークの発生を防止することが好寸しい。

次に、上記実施例の全体的動作について説明する。寸ず
、トロ＋１−１０４は、往路用のダクトール１００の位
置Ｐ１に配置されろ（第２図参照）。次に、トロリー１
０４は、コンベア１２上に載置されたワーク１０の矢印
Ｆ３方向の移動に伴って、矢印Ｆ１の方向に移動し、ダ
クトレール１００の位置Ｐ２に達する。

この状態で、ロッドストツノや−３２０が操作され、ト
ロリー収納体３１８が移動して開口端面がダクトール１
００の開口端面と対峙する位置に設定される。そして、
トロリー１０４は、トロリー収納体３１８内に収納され
る（第４図参照）。

次［、再びロッドストツノｅ−３２０カ操作され、トロ
リー収納体３１８が再び移動し、その開口端面が復路用
のダクトレール１０２の開口端面と対峙する位置に設定
される。そして、トロリー１０４は、トロリー収納体３
１８からダクトレール１０２に移動される。

トロリー１０４は、ダクトレール１０２を矢印Ｆ２の方
向に移動し、その開口端部に達する。この状態で、ロツ
ドストツ、、ｐ−２２０が操作され、トロリー収納体２
１８が移動し、その開口端面がダクトレール１０２の開
口端面と対峙する。そして、トロリー１０４は、トロリ
ー収納体２１８内に収納されろ。

次ニ、再びロッドストッパー２２０が操作され、トロリ
ー収納体２１８が再び移動し、その開口端面が往路用の
ダクトレール１００の開口端面と対峙する位置となる。

そして、トロリー１０４は、トロリー収納体２１８から
ダクトレール１００に移載され、最初の位置に復帰する
ことになる。

以上のように、トロリー１０４は、第１図に示されてい
るように回転移動ではなく、往復移動することによって
最初の位置に復帰することとなる。

第６図には、本発明にかかるトロリー移載装置の他の実
施例が示されている。

この実施例においては、複数のダクトレールＤ１、Ｄ２
、・・・、Ｄｎが設けられており、これらの両端部には
矢印ＱＡ、ＱＢの方向に各々往復移動可能なトロリー収
納体ＴＡ、ＴＢが各々設けられている。これらのトロリ
ー収納（１１）休ＴＡＸＴＢは、必要に応じて各々複数個設けられる。

この実施例によれば、異なる種類のトロリーあるいは多
数のトロリーを使用することができる。

なお、上記いずれの実施例においても、ダクトレールを
水平方向に配列することとしているが、本発明は何らこ
れに限定されるものではなく、垂直方向にダクトレール
を配列するようにしてもよい。また、特に多数のダクト
レールを使用する場合には、水平、垂直に配列方向を組
合せるようにしてもよい。

捷だ、レール変更手段２００．３００の構成も、同様の
機能を有するものであれば他の構造としてもよく、更に
トロリー収納体は複数のトロリーを収納できるように構
成してもよい。

付言するに、本発明に関係して設計したトロリー移載装
置によれば、ダクトレール間の間隔が略１００ｍｍ程度
と々す、従来の装置に比較してその占有面積が大巾に低
減されると（１２）とが確認されている。

処來以上のように、本発明によるトロリー移載装置によれば
、レール変更手段によってトロリーを往復移動させるこ
ととしたので、装置全体の占有面積を低減することがで
きるとともに、保守・点検作業を容易に行なうことがで
き、更には種類の異なる複数又は多数のトロリーの使用
に対しても十分に対応し得るというすぐれた効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のトロリー移載装置の概略の構成を示す斜
視図、第２図（Ａ）は本発明にかかるトロリー移載装置の一実
施例を示す平面図、第２図（Ｂ）は第２図（４）に示されている装置の正面
図、第３図は第２図（Ｂ）の矢印百からみた一部破断した斜
視図、第４図はトロリーの収納状態を示す一部透視した部分正
面図、１０・・・・・・ワーク１００．１０２・・・・・・ダクトレール１０４・・・
・・・トロリー２００．３００・・・・・・レール変更手段特許出願人
　　株式会社　リコー

Claims

【特許請求の範囲】

トロリーを移動するための複数の案内手段を含んでおり
、これらの案内手段のうちの少なくとも１つにおいてト
ロリーがワークとともに移動するトロリー移載装置にお
いて、該複数の案内手段の端部１（おいて該複数の案内
手段にわたってトロリーを移送する移送手段が設けられ
、該移送手段は、複数の案内手段のうちの１つの端部か
らトロリーを受け、その姿勢を変えることなく他の案内
手段の端部捷で移送して該他の案内手段に移すことを特
徴とするトロリー移載装置。