JPS5848269Y2 - 線材分離移送装置 - Google Patents

線材分離移送装置

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Publication number
JPS5848269Y2
JPS5848269Y2 JP17831580U JP17831580U JPS5848269Y2 JP S5848269 Y2 JPS5848269 Y2 JP S5848269Y2 JP 17831580 U JP17831580 U JP 17831580U JP 17831580 U JP17831580 U JP 17831580U JP S5848269 Y2 JPS5848269 Y2 JP S5848269Y2
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JP
Japan
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wire rod
wire
side plate
receiving groove
front side
Prior art date
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Expired
Application number
JP17831580U
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English (en)
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JPS5799839U (ja
Inventor
正明 加藤
一夫 石塚
Original Assignee
三菱鉛筆株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、長さが直径の数十倍、数百倍もある弾性に富
む合成樹脂線条のごとく、自重が軽く、しかも軸方向に
おいて弾性撓曲しやすい線材を整然と1本づつに分離し
、1本づつ取り出し、移送する装置に関するものであり
、弾性撓曲りため支持部位以外においては、上下、前後
方向において交錯しやすい線材を、線材自身でその交錯
を解かせつ呈、安定して1本づつに分離し、連続的に取
り出し、移送しうる機構の簡単な分離移送装置を提供す
ることを目的としている。
プ般に、金属線条のごと(、自重も重く、また軸方向に
おける弾性撓曲0斐合も少ない線材の場合には、軸方向
の数個所に、母線方向に条溝を有する分離ドラムを設置
し、同期回転させるのみで容易に1本づつ分離して取り
出すことができるが、第4図に示される合成樹脂製の線
材1のごとく、線径に比して長さが著しく長い場合には
、支持部2に載置されたとき、線材の両端3.4方向の
部分は、支持部2に載置される部分を境として大きく弓
形に弾性撓曲し、両端3,4方向の部分は、上下方向或
は前後方向において互に交錯してしまい分離し難くなる
欠点がある。
この弾性撓曲を防止するため、両端3,4方向の部分を
別の支持部材で支承すると、今度は、上下および前後の
両方向における交錯が生じてしまいやはり、1本づつの
分離が困難となるものである。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載する構成とす
ることにより、前述のごとく、弾性撓曲しやすい合成樹
脂製の線材であっても、これを容易に1本づつに分離し
、連続的に取り出し、移送しうるようにしたものである
以下、図示実施例についてその構成を説明する。
第1図および第2図は、第1の実施例を示しており直径
りに比して長さLが著しく長い合成樹脂製の弾性に富ん
だ線材1の中央部分の所定範囲5の長さtに相当する幅
を有する前側板6と後側板7とを、線材1の径りより僅
かに長い間隔Wを存して対向させて線材案内部8たらし
め、前記間隔Wの部分に、線材1群を重積挿入させ、上
方から軽いウェイトで矢印イのごとく押圧しである。
線材1群は、中央部分の所定範囲5において前後両側方
から前側板6と後側板Tとで拘束されるのみであるため
、両端3・ 4方向の部分は自由な状態とされ、第1図
に示されるよう自由状態で垂下し、互の交錯が自然に解
かれる。
前述の前側板6と後側板7の下端の形成する開口部9に
は、前側板6と等しい幅の線材移送体10が微小間隙を
存して臨ませられている。
第1図、第2図に示される実施例の線材移送体10は、
ドラム11とされており、その周面の一部に、線材1の
径りより僅かに広い幅Aと、深さBとを有する線材受入
溝12が削設されている。
図示例では、第2図に明示されるように、前側板6の下
端が、後側板7の下端よりやへ上方位置とされ、従って
、後側板Iの下端に臨むドラム11の線材受入溝12の
縁たる周縁13は、前側板6の下端に臨むドラム110
線材受入溝12の縁たる周縁14よりや〜ドラム11の
中心寄りに設けられ、線材受入溝12の底部から周縁1
3に至る高さCは、線材受入溝12の底部から周縁14
に至る高さ即ち、線材受入溝12の深さBと、該溝12
の幅Aとは、線材の径りとに対し、次のような寸法関係
におかれている。
即ち、A≧1.5D、 B≧1.5D、C20と云う関
係である。
前述のドラム11は、線材受入溝12が開口部9の直下
の位置と、前側板6より前方の位置との2位置を占める
よう矢印口、への如く往復回動しうるよ5図示を省略し
た駆動源に連結されている。
他方、前側板6のf端辺は、その両側部分15゜16を
除く中央部分が、前側板60表裏に亘り倒扁平コ字状の
切欠部1γとされている。
第1図、第2図に示される実施例は、上述の構造である
から、線材案内部8に収容された線材1は、最下位のも
の1のみか、線材移送体10たるドラム11の線材受入
溝12に入り、該ドラム11の矢印口方向の回動により
、最下位の線材1′のみが線材案内部8かも取り出され
、次の線材1“は、ドラム110周面と前後の側板6,
7とに拘束されて線材案内部8内に確実に保持される。
そして線材1&東このドラム11の回動の際、第4図に
示されるよう弓形に湾曲し、支持部2に相当するドラム
110線材受入溝12の縁たる周縁14に対し、中央部
分が距離Sだげ上昇するが、前述のように前側板6に切
欠部17が形成されているため、距離Sだげ持ち上って
いる線材1の中央部分は前側板60下端縁に衝接するこ
となく通過する。
なお、図示例では、前述のごとくA≧1.5D。
B≧1.5D、 C20とされているため、分離される
べき線材1′のみが線材受入溝12内に入り、次位の線
材1“が、該溝12に入るのを良好に防止し、また線材
1か線材受入溝12底に密着していなくともスムーズに
分離が行なわれる。
ドラム11が所定区間だけ矢印口方向に回動され、線材
1の取り出し移送が完了すると、該ドラム11は矢印ハ
方向へ復動し、再び第2図の状態となり、次位の線材1
“が線材受入溝12に収容されて、前述の作用が繰り返
されるものである。
第3図は第2の実施例であって等長の前側板18と後側
板19とよりなる線材案内部20の、下端の開口部21
に臨ませられている線材移送体22が、前端部に溝部2
3を有する往復摺動板24とされ、該往復摺動板24の
矢印二方向の摺動で線材25を取り出し、移送するもの
であり、線材案内部20が長尺の線材25群の中央部分
の所定範囲の長さ部分のみを拘束して案内していること
は、第1図、第2図に示される実施例のものと全く同一
である。
また前述の溝部23は、深さのみが線材25群の径と等
しいか、それより僅かに浅くされているが、その幅は、
線材250転がり出しを防止しうる適当の長さとされて
いる。
本考案に係る線材分離移送装置は、以上説明した構成、
作用のものであって、弾性撓曲しやすいため、支持部位
以外では、交錯しやすい線材を、その中央部分の所定範
囲の長さ部分において、線材案内部たる前後の側板で拘
束、案内し、線材の両端部分は自由状態で垂下させるの
で、線材自身で端部の交錯を解きうる効果を奏する。
また、前記前後の側板の下端の開口部には、側板と等し
い幅で、しかも線材を1本のみ受入れうる線材受入溝を
有する線材移送体が配置され、開口部の直下と前側板の
前方部分との2位置間を往復運動しうるよ5に構成され
ているので、線材を1本づつ分離し、連続的に取り出し
、移送しうる効果も有している。
また、線材案内部と線材移送体とは、長尺の線材の中央
部分にのみ配置すればよ(、構造を比較的簡単ならしめ
うる効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の1例の正面図、第2図は第1図中■−■
線断面図、第3図は別の実施例の縦断拵図、第4図は弾
性に富む撓曲しやすい線材の支持状態を示す正面図であ
る。 1・・・・・・線材、5・・・・・・所定範囲、6・・
・・・・前側板、1・・・・・・後側板、8・・・・・
・線材案内部、9・・・・・・開口部、10・・・・・
備付移送体、12・・・・・・線材受入溝、15゜16
・・・・・・両側部分、1γ・・・・・・切欠部、A・
・・・・・線材受入溝の幅、B・・・・・機材受人溝深
さ、D・・・・・・線材の径、t・・・・・・所定範囲
の長さ、W・・・・・・間隔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 長尺の線材の中央部分の所定範囲の長さに相当する幅を
    有する前側板と後側板とを、線材径より僅かに長い間隔
    を存して対向させて線材案内部たらしめ、該前後の側板
    の下端の形成する開口部に微小間隙を存して前側板と等
    しい幅の線材移送体を臨ませ、該線材移送体に、前記開
    口部と平行し。 かつ線材径より僅かに広い幅と深さとを有する線材受入
    溝を削設し、この線材受入溝が、前記開口部の直下の位
    置と、前側板より前方の位置との2位置を占めるよう、
    線材移送体を往復運動可能ならしめると共に、前側板の
    下端辺は、その両側部分を除く中央部分を表裏に亘る切
    欠部たらしめたことを特徴とする線材分離移送装置。
JP17831580U 1980-12-12 1980-12-12 線材分離移送装置 Expired JPS5848269Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17831580U JPS5848269Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 線材分離移送装置

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JP17831580U JPS5848269Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 線材分離移送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5799839U JPS5799839U (ja) 1982-06-19
JPS5848269Y2 true JPS5848269Y2 (ja) 1983-11-04

Family

ID=29972994

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JP17831580U Expired JPS5848269Y2 (ja) 1980-12-12 1980-12-12 線材分離移送装置

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JPS5799839U (ja) 1982-06-19

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