JPS5916270Y2 - 大径部を有し長さの異なる一対の軸部品を同時に収容するボックスパレット - Google Patents

大径部を有し長さの異なる一対の軸部品を同時に収容するボックスパレット

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JPS5916270Y2
JPS5916270Y2 JP3656981U JP3656981U JPS5916270Y2 JP S5916270 Y2 JPS5916270 Y2 JP S5916270Y2 JP 3656981 U JP3656981 U JP 3656981U JP 3656981 U JP3656981 U JP 3656981U JP S5916270 Y2 JPS5916270 Y2 JP S5916270Y2
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JP
Japan
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parts
large diameter
shaft
pillow
different lengths
Prior art date
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JP3656981U
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JPS57149220U (ja
Inventor
勝己 山岸
正也 小池
Original Assignee
株式会社岩岡工作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (本考案の技術分野) 本考案は、例えばフロントエンジンフロントドライブ形
式で、かつエンジン横置き型の自動車における前輪駆動
軸のように、クラッチおよび差動歯車機構が片寄ったた
めに左右の軸長が異なり、左右の各軸の両端部に、軸部
よりも大径の等速ジヨイントを設けた一対の部品、即ち
両端部に大径部を持つ長さの異なる一対の軸部品を、多
数個同時に収容運搬するのに使用するボックスパレット
に関するものである。
(従来の技術) 一般に、ロール状に巻いた物品または丸棒体等の製品を
容器体に収容するのには、実開昭54−98429号公
報の組立式コンテナーに関する考案が開示されている。
前記の考案は、第14.15図に示すようにコンテナー
の対向内面に、切欠き24を有する仕切板23を、前記
切欠きが互に符合するように継ぎ重ねて嵌挿する構造を
有している。
そして金属箔、反物等を6軸に巻付けて成るロール状物
品を仕切板23の切欠き24に軸架して収容する。
その結果、ロール状物品を容易且つ確実に距離をあけて
安定して収容できる長所がある。
(従来の技術の問題点) 一方、前記の考案においては、仕切板23の切欠き24
が左右方向に同径であり、且つ上下方向は一直線上に整
列した状態の配置になっているため、隣り合う切欠きの
間における上下方向に大きなデッドスペースが生じ、コ
ンテナー内の物品数の既存個数が少なくなる問題があっ
た。
また、前記のコンテナーを他用途に使うときには、仕切
板を成性す必要があるが、取外した仕切板の置場所、保
管に不便である。
なお、この場合仕切板を内部の対向両側板11.11’
側に寄せることも考えられるが、隣り合う溝22間に角
形の突条21が設けられているから、少なくともその分
だけはデッドスペースとなり、コンテナー内部の収容容
積が大幅に小さくなる難点がある。
さらに、仕切板23の嵌挿および取出しにあたっては、
側板11.11’を底枠2から一度取外し、且つ他方の
側板10.10’もやや炸傾させるので、全体的には解
体した状態にする。
そのため、組立式とは言え、荷造り、荷はどきの度にコ
ンテナー全体を解体状態にするのは、手間がかかるのと
同時に、狭い場所においては解体した側板の置き場所確
保の制限等、作業性が悪くなり、本願が対象とする、大
径部を有し長さの異なる一対の軸部品を同時に且つ多量
に収容するのには不向きである等の問題があった。
(本考案の技術的課題) そこで本考案は、前記従来の欠点を除くために、仕切板
に相当する部品受は枕の受は辺(切欠き)を左右方向に
大小の径としてこれを交互に形成し、且つ上下方向にお
いては、一段ずつ大径と小径の受は辺が交互になるよう
にして内部のテ゛ツドスペースを極力なくすようにし、
さらに収容物品の積込みまたは積卸しに際しては、ボッ
クス全体を解体しないで側壁の一部の開閉で済むように
するとともに、さらにボックスパレット他用途に供する
ときは、部品受は枕を最少限のスペースでボックス内の
収納部に収めることによって、ボックス内の容積を有効
に確保し、収容物品の個数の増加と、積込みおよび積卸
し時の作業性の向上を図ることを目的とする。
(本考案の技術的手段) 上記の目的を達成するために本考案は、大径部を有し長
さの異なる一対の軸部品を同時に収容するボックスパレ
ットにおいて、鞘部の一方の対向側壁が高さ方向の中段
部位からその上半部が中折れ式になっている内面に、複
数組の部品受は枕落とし込用縦レールを対称に配置する
とともにその対向側壁の上半部と共に中折れできるよう
に中段部位で上下に分断し、他方の対向側壁の少くとも
一方の内側に一体的に設けた抑え片により前記部品受は
枕を収納する収納部を設け、前記部品受は枕の受は辺に
、軸部品の大径部と小径部とが上下左右交互になるよう
に凹部を並べて形成したものである。
(本考案の作用) そして本考案は前記の手段により、鞘部の一方の対向側
壁の内面に配置した縦レールに下段の受は枕から落とし
込むものであるが、この場合、当初は対向両壁または一
方の壁の上半部は中折りに倒しておくものとし、受は枕
か片段部位まで積み重なったときに起立させる。
また、前記の各段の受は枕を積重ねる際に善愛は杭上部
の凹部に軸部品の大径下半部を支受させ、且つ前記大径
上半部を上段に位置する受は杭下部の凹部で嵌合位置決
めさせる。
これにより1段宛の受は枕に長さが異なる長短の軸部品
を交互に並べて収納する。
積卸しに当たっては、上の段から順次に受は枕を抜き出
して軸部品の取出しを行うが、中段部位より下方は積込
みの場合と同様に、対向両壁または一方の壁の上半部を
倒すことにより、下段部位の軸部品を取出す。
そして積込み時の軸部品は受は枕の凹部によって各径部
を掴持する。
さらに、積卸し時の各受柱は、内部対向両端の収容部に
収容することにより、内部は通常のボックス型の状態を
呈するものとすることができるとともにボックス内のス
ペースを有効に保ち、且つ積込みおよび積卸し時の作業
性の向上を図ることができる。
(本考案の実施例) 以下図面について本考案の実施例を説明すると、1はフ
ォークリフトトラックのフォークの差込みが可能なパレ
ット、2はそのパレット1の上面に、四隅の柱3と、正
背面の側壁4および左右側面の側壁5とから成る鞘部で
、必要により上方開放口に蓋またはカバーを備える。
前記鞘部の正面および背面の側壁4の上半部41は、蝶
番6とかんぬき錠7とによって上下方向に中折れ式に開
閉できるようになっている。
正背面壁の下半部および左右側面の側壁5は固定されて
いる。
そして正面と背面または少なくともその一方の側壁4の
内側に、複数組の部品受は枕の落とし込み用錠レール8
が対称に設けられている。
なお、正面および背面壁側の縦レール8は第1〜4図に
示すように開閉用蝶番の位置で分断されていて、正背面
壁上半部41の開閉と一体に折れるようになっている。
また、第3図、第5図に示す如く、左右側面の対向側壁
5の内側に沿って不使用時における部品受は枕10を収
納するために、平面両側部に抑え片91を有する縦溝形
の収納部9が設けられている。
さらに、縦レール間に落とし込んで多段重ねする部品受
は枕10は、鞘部2の高さ方向に収まる範囲で多数個備
えられている。
前記の受は枕10は、第6図に示すようにその部品を受
ける上下部に、軸部品PI、 P2 (第3図示)
の大径部がはまる半円形凹部101と、小径部すなわち
軸部がはまる半円形四部102とを上下および左右交互
に略等しい数に形成しである。
なお、第8図のように軸部品Pの大径部がはまる半円形
凹部101だけを受は枕10″に形成することもできる
上記部品受は枕10のうち、最下段に使用するものは、
その下辺に半円形凹部は必要ないから、第10図のよう
に、下辺を平らにした最下段専用の枕10′を用意する
とよい。
本考案ボックスパレットに軸部品PI、P2を収容する
には、先ず正背面壁の上半部41を倒しておいてから最
下段用部品受は枕10’を第3図のように対向する縦レ
ール8,8間に落とし込む。
第10図に示した大径凹部101と小径凹部102を交
互に形成したものの場合は、両外側の枕10’どうしの
大小凹部の配列を揃えて落とし込み、その内側の枕10
’は、外側の枕に対し左右の向きを反対にして落とし込
む。
すなわち外側の枕と内側の枕の大小凹部の配列を食違わ
せる。
そして長い方の軸部品P1の両端部の大径部を、両外側
の枕10’、 10’の大径凹部101にはめる。
また短かい方の軸部品P2の両端の大径部を、内側の枕
10.10の大径凹部101にはめるもので、長い軸部
品P1と短かい軸部品P2が交互に並んで支持される。
長い軸部品P1は、その軸部も内側枕の小径凹部102
によって支持される。
次に部品受は枕10を、その大径凹部101が上記のよ
うに整列させられた長短軸部品PI、P2の各大径部に
はまるように向きを定めて、各村の縦レール8,8に落
とし込み、それらの枕10の大径凹部101.101間
に、長い軸部品P1および短かい軸部品P2をそれぞれ
支持させる。
以上の要領で部品受は枕10を順次重ね、正背面壁の中
段部位に達したならば上半部41を起立させ、さらに順
々に重ねながらその間に長短2種の軸部品PI、P2を
支持させるもので、長短の軸部品PI、P2が第12図
、第13図に示すように、上下左右交互に並んで収容さ
れる。
なお第8図に示した大径凹部101のみを形成した部品
受は枕10“を使用する場合、その凹部101によって
長短の軸部品PI、P2の交互整列を規整することはで
きないので、軸部品PI、P2を置く際、交互になるよ
うに留意する。
運搬先で軸部品PI、P2を取出した後、いらなくなっ
た部品受は枕10.10’、 10”は、鞘部2の左右
側壁5の内側に沿った収納部9の中に、縦レール8に対
するのと同じ要領で落とし込んで収納する。
(本考案の効果) 本考案は上記の構成であるから、ボックス内における部
品受は枕の介在により、長い軸部品と短かい軸部品を上
下左右交互に収容することができて、それらの部品の両
端の大径部相互の接触がなく、またその長短部品の交互
整列により、部品相互の軸間寸法が詰まるのでボックス
内部のデッドスペースが少なくなり、収容個数が増加す
る利点がある。
そして鞘部の縦レールを設けていない側の対向壁の内面
に沿って不使用部品受は枕収納部を設けたから、軸部品
を運搬して空になったパレットは、他の物品を収容して
往復使用でき、且つ軸部品を収容運搬する機会がなくて
空いているときは、他の物品の運搬に利用できるもので
、無駄なく使用することができる。
その場合使用しない部品受は枕は、収納部に収納されて
いるから、次回軸部品を収納するとき、順に1個ずつ取
出して縦レールに落とし込むことができて、収容作業が
容易である。
また、狭い場所においても側壁の上手部を中折れ式に倒
すだけで解体する必要がないから、スペースをとらず作
業が能率的に行える。
しかも、各軸径部を支持する上下の充受は枕の掴持によ
って、運搬中の収容部品のがた付きや位置ずれを確実に
防止することができる。
さらに正背面壁の上半部41が中折れ式に開閉できるの
で、収容物品の積込みおよび積卸しに際して、側板全体
を解体しないでもボックス下段部に位置する物品の出し
入れ作業が安全確実に行える効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るボックスパレットの正面図、第2
図は側面図、第3図は平面図、第4図は側壁の開閉蝶番
部の拡大側面図、第5図は不使用部品受は枕収納部の一
部の拡大横断平面図、第6図は部品受は枕の正面図、第
7図は第6図の77線に沿う縦断側面図、第8図は部品
受は枕の変形例の正面図、第9図は第8図の9−9線に
沿う縦断側面図、第10図は最下段用部品受は枕の正面
図、第11図は第10図の11−11線に沿う縦断側面
図、第12図は第3図の12−12線に沿う縦断側面図
、第13図は第3図の13−13線に沿う縦断側面図、
第14図は従来例の正面図、第15図は第14図の平面
図を示す。 1・・・・・・バレット、2・・・・・・相部、3・・
間柱、4・・回正背面壁、41・・・・・・正背面壁の
上半部、5・・一側壁、8・・・・・・縦レール、9・
・・・・・収納部、1o・・曲部高曇は枕、101.1
02・・・・・・半円形凹部、Pl・・・・・・両端部
に大径部を有する長い軸部品、Pl・・・・・・両端部
に大径部を有する短かい軸部品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鞘部の対向側壁の少なくとも一方の側壁が高さ方向の中
    段部位からその上半部が中折れ式になっている内面に、
    複線組の部品受は枕落とし込み用縦レールを対称に配置
    するとともに、前記側壁の上半部と一体に中折れできる
    ように中段部位で上下に分断し、他方の対向側壁の少な
    くとも一方の内側に一体的に設けた抑え片により前記部
    品受は枕を収納するポケットを設け、前記部品受は枕の
    受は辺に、軸部品の大径部と小径部とが、上下左右交互
    になるように凹部を並べて形成したことを特徴とする大
    径部を有し長さの異なる一対の軸部品を同時に収容する
    ボックスパレット。
JP3656981U 1981-03-16 1981-03-16 大径部を有し長さの異なる一対の軸部品を同時に収容するボックスパレット Expired JPS5916270Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57149220U JPS57149220U (ja) 1982-09-18
JPS5916270Y2 true JPS5916270Y2 (ja) 1984-05-14

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ID=29833803

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JP3656981U Expired JPS5916270Y2 (ja) 1981-03-16 1981-03-16 大径部を有し長さの異なる一対の軸部品を同時に収容するボックスパレット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4131658B2 (ja) * 2002-10-09 2008-08-13 本田技研工業株式会社 長尺状部材の梱包体
WO2018110102A1 (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 三菱重工業株式会社 搬送用治具
JP7331350B2 (ja) * 2018-11-28 2023-08-23 日本ゼオン株式会社 ロール製品用コンテナ

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