JPH11301649A - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH11301649A
JPH11301649A JP10249298A JP10249298A JPH11301649A JP H11301649 A JPH11301649 A JP H11301649A JP 10249298 A JP10249298 A JP 10249298A JP 10249298 A JP10249298 A JP 10249298A JP H11301649 A JPH11301649 A JP H11301649A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
partition plate
side wall
partition
bottom plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP10249298A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kubo
昌男 久保
Tomomi Yokoyama
智美 横山
Yuri Nomoto
由利 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10249298A priority Critical patent/JPH11301649A/ja
Publication of JPH11301649A publication Critical patent/JPH11301649A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重い収納物を保持、固定する機能を有する包
装箱を提供すること。 【解決手段】 例えば段ボール板によって製作され、4
面の側壁の下端に底面を形成し、全体を折りたたみ可能
に構成した箱体において、箱体を組み立てて収容物を収
納した場合に、収納物を仕切る仕切板が他の仕切板ある
いは蓋板に垂直に当接する。本発明によれば、重量物を
収納して運搬しても収納位置がずれることがなく、収納
物や箱の破損を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装箱に関し、特
に、単一の連続する段ボール板等から組み立てられ、重
い収納物を保持、固定する機能を有する包装箱に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等の製品を段ボール
製の箱に梱包する場合に、バッテリーや充電器などの重
い付属品は箱内に直接収納、固定することが困難であ
り、発泡材や別の段ボール製の箱に収納してから、箱内
に収納していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したような、従来
の収納構造においては、重い付属品を収納、固定するた
めに、箱以外に発泡材のクッションや別の段ボール製の
箱が必要となり、部品点数が増加する、発泡材がかさば
る、発泡材廃棄物のリサイクルが困難であるなどの問題
点があった。本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、重い収納物を保持、固定する機能を有
する包装箱を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、4面の側壁の
下端に底面を形成し、全体を折りたたみ可能に構成した
箱体において、1つの側壁と連続して形成され、該側壁
の上辺と並行に2回以上折り曲げることによって1つの
側壁と垂直方向に配置可能な内部底板と、該内部底板と
連続し、1つの側壁と直角な折れ線に沿って折り曲げる
ことにより、内部底板と任意の角度を成して配置可能な
第1の仕切板と、他の側壁と連続し、2回以上折り曲げ
ることによって、1つの側壁と並行する位置に配置可能
な第2の仕切板とを備え、箱体を組み立てて収容物を収
納した場合に、内部底板と第1の仕切板が第2の仕切板
に垂直に当接することを特徴とする。
【0005】本発明によれば、収納物同士を仕切る仕切
板の中央部分に他の仕切板が垂直に当接するように構成
したので、重量物を収納して運搬しても収納位置がずれ
ることがなく、収納物や箱の破損を防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明を適用した箱の第1実施例
を組み立てた場合の概観斜視図である。箱は、例えば段
ボール板によって形成されており、組み立てた場合には
直方体となる。箱の四方の側壁の上辺には、それぞれ図
示するような板状部材が連続して形成されている。図1
の右側の側壁Uの上部には、連続した板状部材E、Dが
形成され、更に、板状部材Dの先には内部底板Bが形成
されている。そして、内部底板Bの両側には仕切板A、
Cがそれぞれ形成されている。
【0007】手前の側壁Vの上部にはには板状部材J、
I、Fが順に形成されており、板状部材Fは箱の内部を
上下に仕切る上下仕切板Fとなる。奥の側壁上部には蓋
板Mが形成されている。左側の側壁の上部には板状部材
L、Kが順に形成されており、Kは仕切板となる。蓋板
Mが形成されている側壁以外の側壁から連続する3つの
板状部材E、J、Lは側壁と直角に折り曲げられ、蓋板
Mを閉めた場合に、蓋板Mの周囲の面と当接して蓋板M
を支える機能を有する。
【0008】図2は、図1の第1実施例のXX面におけ
る縦断面図である。なお、板の厚さは誇張して描かれて
いる。箱にビデオカメラセット等の収納物を収納する場
合には、まず、底に装置本体13を収納する。装置本体
13は、上部や側面からの圧力に耐え得るように、例え
ば発泡スチロール等の変形し難い容器に収納してから箱
内に収納する。
【0009】次に、上下仕切板Fを内部に折り畳んで収
納する。その後、例えばバッテリーパックや充電器等の
重量物10、12を左右の側壁に沿って収納し、上部か
ら仕切板K、Dをそれぞれ被せて覆う。なお、これらの
重量物は変形し難いものとする。この時、内部底板Bは
上下仕切板Fの上部面と密着し、その先端部がちょうど
対向する仕切板Kに垂直に当接するように設計する。
【0010】図3は、図2の第1実施例のZZ面縦断面
図(a)およびYY面横断面図(b)である。内部底板
Bの両側に設けられた仕切板A、Cは、コード類やその
他の収納物11、14、15を収納することによってほ
ぼ垂直に起立する。この状態で蓋板Mを閉めると、蓋板
Mは周辺が前記した板状部材E、J、Lによって支えら
れると共に、中心部が仕切板A、Cの縁と垂直に当接
し、支持される。なお、物を収納しなくても仕切板A、
Cがそれぞれ垂直に起立するように、仕切板A、Cの位
置を規制する手段を講じてもよい。
【0011】この実施例においては板状部材I、Jおよ
び側壁Vで囲まれる空間には物を収納しない。従って、
部材F、I、Jを単に折り曲げただけでは上下仕切板F
が板状部材Jの幅だけ移動してしまう恐れがある。そこ
で、上下仕切板Fの位置が箱内で規制されるように、上
下仕切板Fから側壁Vに延びるストッパーG、Hを設け
ている。
【0012】図4は、第1実施例の展開平面図である。
図4において、実線は切断線であり、点線は折り線を表
している。例えば側壁Uと仕切板A、Cの間にはそれぞ
れ部材D、Eの両側の辺を形成する、側壁Uの上辺と並
行な折れ線が3本と、内部底板Bの両側にある、側壁U
の上辺と直角な折れ線が2本存在する。図に示すよう
に、本発明の箱は1枚の段ボール板から製造可能であ
る。
【0013】図5は、本発明を適用した箱の第2実施例
を組み立てた場合の外観斜視図である。第2実施例は、
第1実施例の変形例であり、第1実施例は、断面がコ字
状の部材A、B、Cが対向する仕切板Kと垂直に当接す
るのに対し、第2実施例においては、断面がL字状の部
材N、Pが対向する部材Kと垂直に当接すると共に、断
面コ字状の部材Q、R、Sが仕切板Pと垂直に当接す
る。更に、仕切板P、Q、Sの縁が蓋板Mと垂直に当接
する。
【0014】図6は、第2実施例のXX面における縦断
面図である。箱にビデオカメラセット等の収納物を収納
する場合には、まず、底に装置本体20を収納する。装
置本体20は、上部や側面からの圧力に耐え得るよう
に、例えば発泡スチロール等の変形し難い容器に収納し
てから箱内に収納する。次に、例えばバッテリーパック
や充電器等の重量物21、25を左右の側壁に沿って収
納し、部材Tを内部に折り畳んで重量物21に仕切板K
を被せて覆う。その後、部材Nを内部に折り畳んで重量
物25に仕切板Dを被せて覆う。この時、内部底板Nは
部材Tの上部面と密着し、その先端部がちょうど対向す
る仕切板Kに垂直に当接するように設計する。
【0015】図7は、第2実施例のZZ面縦断面図
(a)およびYY面横断面図(b)である。内部底板N
の片側に設けられた仕切板Pは、コード類やその他の収
納物26、22〜24を収納することによってほぼ垂直
に起立する。この状態で蓋板Mを閉めると、蓋板Mは周
辺が前記した板状部材E、J、Lによって支えられると
共に、中心部が仕切板P、Q、Sの縁と垂直に当接し、
支持される。
【0016】なお、物を収納しなくても仕切板P、Q、
Sがそれぞれ垂直に起立するように、仕切板P、Q、S
の位置を規制する手段を講じてもよい。また、この実施
例においても板状部材I、Jおよび側壁で囲まれる空間
には物を収納しない。従って、実施例1と同様に、部材
Rの位置が箱内で規制されるように、側壁に延びるスト
ッパーを設けてもよい。
【0017】以上、本発明の実施例を開示したが、本発
明には下記のような変形例も考えられる。実施例におい
ては、収納物をそれぞれ仕切板で仕切り、該仕切板に他
の部材が垂直に当接するように構成したが、例えば図7
(b)に示す収納物26が直方体の変形し難いものであ
る場合には、仕切板Pを省略して、部材Q、R、Sの先
端部によって収納物を直接支持する構成としてもよい。
実施例においては、第1実施例の上下の仕切板Fにスト
ッパG、Hを設ける例を開示したが、例えば部材B、
K、N、T、R等にストッパG、Hを設けてもよい。
【0018】実施例においては、内部の上部空間を仕切
る仕切板A、C、あるいはS、Qは各仕切板と垂直な側
壁とつながっている例を開示したが、例えば第1実施例
の部材A、B、Cを上下の仕切板Fと連続して形成する
ことも可能であり、第2実施例の部材Q、R、Sを部材
TあるいはNと連続して形成することも可能である。実
施例においては、箱の内部空間を上下に分割し、上部に
対して本発明を適用する例を開示したが、例えば下部に
収納物が無く、内部底板BまたはNが箱の底に接触する
ような構造も考えられる。実施例においてはビデオカメ
ラ等の電子機器を収納する段ボール箱に本発明を適用す
る例を開示したが、本発明は重量物を区分けして収納す
る任意の用途および材質の箱に適用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
収納物同士を仕切る仕切板の中央部分に他の仕切板が垂
直に当接するように構成したので、箱のみで重量物を仕
切ると同時に仕切板や蓋を支えることができ、重量物を
収納して運搬しても収納位置がずれることがなく、積み
重ねても箱が変形し難い。従って、収納物同士の衝突や
収納物や箱の破損を防止できるという効果がある。ま
た、部品点数や発泡材の使用量が減少し、コストの削減
が可能となり、リサイクルが容易となるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した箱の第1実施例を組み立てた
場合の外観斜視図である。
【図2】図1の第1実施例のXX面における縦断面図で
ある。
【図3】第1実施例のZZ面縦断面図およびYY面横断
面図である。
【図4】第1実施例の展開平面図である。
【図5】本発明を適用した箱の第2実施例を組み立てた
場合の外観斜視図である。
【図6】第2実施例のXX面における縦断面図である。
【図7】第2実施例のZZ面縦断面図およびYY面横断
面図である。
【符号の説明】
A、C、K…仕切板、B…内部底板、F…上下仕切板、
M…蓋板、10〜15、20〜26…収納物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4面の側壁の下端に底面を形成し、全体
    を折りたたみ可能に構成した箱体において、 1つの側壁と連続して形成され、該側壁の上辺と並行に
    2回以上折り曲げることによって前記1つの側壁と垂直
    方向に配置可能な内部底板と、 該内部底板と連続し、前記1つの側壁と直角な折れ線に
    沿って折り曲げることにより、内部底板と任意の角度を
    成して配置可能な第1の仕切板と、 他の側壁と連続し、2回以上折り曲げることによって、
    前記1つの側壁と並行する位置に配置可能な第2の仕切
    板とを備え、 箱体を組み立てて収容物を収納した場合に、前記内部底
    板と第1の仕切板が前記第2の仕切板に垂直に当接する
    ことを特徴とする包装箱。
  2. 【請求項2】 前記内部底板と前記1つの側壁の間には
    3本の折れ線が存在し、 前記第1の仕切板は前記内部底板と直角を成し、 前記内部底板を挟んで前記第1の仕切板とは反対側に設
    けられ、前記内部底板と直角を成す第3の仕切板を更に
    備え、 前記第2の仕切板は、前記1つの側壁と対向する側壁と
    連続し、前記第2の仕切板と対向する側壁の間には2本
    の折れ線が存在し、 箱体を組み立てて収容物を収納した場合に、前記内部底
    板、第1および第3の仕切板が前記第2の仕切板に垂直
    に当接し、かつ前記第1および第3の仕切板が蓋板に垂
    直に当接することを特徴とする請求項1に記載の包装
    箱。
  3. 【請求項3】 前記内部底板と前記1つの側壁の間には
    3本の折れ線が存在し、 前記第1の仕切板は前記内部底板と直角を成し、 前記内部底板を挟んで前記第1の仕切板とは反対側に設
    けられ、前記内部底板と直角を成す第3の仕切板を更に
    備え、 前記第2の仕切板は、前記1つの側壁と隣接する側壁と
    連続し、前記第2の仕切板と隣接する側壁の間には4本
    の折れ線が存在し、 箱体を組み立てて収容物を収納した場合に、前記内部底
    板、第1および第3の仕切板が前記第2の仕切板に垂直
    に当接し、かつ前記第1および第3の仕切板が蓋板に垂
    直に当接することを特徴とする請求項1に記載の包装
    箱。
JP10249298A 1998-04-14 1998-04-14 包装箱 Pending JPH11301649A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009096505A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Sharp Corp 包装箱
CN103029884A (zh) * 2012-12-19 2013-04-10 深圳市美盈森环保科技股份有限公司 小型摄像机的包装盒
WO2016081299A1 (en) * 2014-11-17 2016-05-26 Graphic Packaging International, Inc. Carton with reinforcement features
US10214315B2 (en) 2014-11-17 2019-02-26 Graphic Packaging International, Llc Carton with reinforcement features

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