JP2003291964A - 折り畳みコンテナー - Google Patents
折り畳みコンテナーInfo
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Abstract
ムにその上端部が枢支されたはね上げ側壁3と、上下に
分割された分割側壁4とからなる折り畳みコンテナーに
おいて、相対するはね上げ側壁の内壁面3aに複数個の
保持部材H1〜H3を配設し、隣り合う保持部材間に、
板状物Bの両側端部b1が挿入可能な溝部G1を形成し
たものである。 【効果】相対するはね上げ側壁の内壁面に複数個の保持
部材を配設し、隣り合う保持部材間に、板状物の両側端
部が挿入可能な溝部を形成したので、折り畳みコンテナ
ーの搬送中に、板状物が移動するようなことがなく、従
って、板状物の損傷を防止することができるとともに、
はね上げ側壁に外側から外力が加わっても、板状物によ
り、はね上げ側壁の内側方向への回動が阻止され、はね
上げ側壁が内側方向へ回動するようなことがない。
Description
管、輸送或いは搬送等に使用される折り畳みコンテナー
に関するものである。
された板状物(以下、単に、板状物と称する。)は、段
ボールに収容され、搬送や保管されていた。
ールに収容されて、搬送や保管がなされており、従っ
て、板状物を、損傷することなく、また、安全に、更に
は、再使用により安価に、搬送や保管をすることができ
ないという問題があった。
搬送問題を解決することにある。
を達成するために、上部フレームと、底部と、上部フレ
ームにその上端部が枢支されたはね上げ側壁と、上下に
分割された分割側壁とからなる折り畳みコンテナーにお
いて、第1には、相対するはね上げ側壁の内壁面に複数
個の保持部材を配設し、隣り合う保持部材間に、板状物
の両側端部が挿入可能な溝部を形成したものであり、第
2には、蓋部材の天部の裏面に、板状物の上端部が挿入
可能な間隙を置いて垂下された一対の保持板からなる蓋
側保持部材を配設したものであり、第3には、はね上げ
側壁の内壁面に、折り畳み状態において、蓋部材の天部
の裏面に配設された蓋側保持部材が挿入可能な凹部を形
成したものである。
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
底部2とを有しており,上部フレーム1の相対する一方
の辺部1aには,その上端部がヒンジ連結された、折り
畳みコンテナーの内側方向に回動可能な側壁(以下、こ
の側壁を,はね上げ側壁という。)3が配設されてい
る。また,上部フレーム1の相対するもう一方の辺部1
bには,上下に分割されているとともに、適当なヒンジ
4aを介して連結された側壁(以下、この側壁を,分割
側壁という。)4が配設されており,分割側壁4は、ヒ
ンジ4aを挟んで上方に位置する上部分割側壁4’と、
ヒンジ4aを挟んで下方に位置する下部分割側壁4”と
から構成されており、上部分割側壁4’の上端部は、上
部フレーム1にヒンジ連結され、また、下部分割側壁
4”の下端部は、底部2にヒンジ連結されている。
てられた折り畳みコンテナーの略垂直状のはね上げ側壁
3を、図2に示されているように、折り畳みコンテナー
の内部方向に回動させて、略水平状態とし、次いで、分
割側壁4を構成する上部分割側壁4’と下部分割側壁
4”を連結しているヒンジ4aを、折り畳みコンテナー
の内部方向に移動させて、上部分割側壁4’と下部分割
側壁4”とを重ねることにより、箱型状態の折り畳みコ
ンテナーを、図3に示されているように、高さの低いコ
ンパクトな状態に折り畳むことができるように構成され
ている。
は、上下方向に所定の間隔を置いて、一対の保持凸部h
1、h1からなる保持部材H1、一対の保持凸部h2、
h2からなる保持部材H2及び一対の保持凸部h3、h
3からなる保持部材H3が、3組形成されている。本実
施例においては、真ん中に位置する保持部材H2を構成
する保持凸部h2の横幅w2が、この保持部材H2を挟
んで配置されている保持部材H1及び保持部材H3を構
成する保持凸部h1、h3の横幅w1、w3より、広く
形成されているが、当然のことながら、全ての保持凸部
h1〜h3の横幅w1〜w3を同じに形成することもで
きる。また、本実施例においては、各保持部材H1〜H
3が、上下方向に所定の間隔を置いて配置された、一対
の保持凸部h1、h1、h2、h2、h3、h3により
構成されているが、各保持部材H1〜H3を、それぞ
れ、1個の保持凸部h1、h2、h3により構成するこ
ともできる。更に、このような、保持部材H1〜H3
は、3組限らず、2組以上であれば、適当組、形成する
ことができる。
部材H1〜H3を構成する保持凸部h1、h1、h2、
h2、h3、h3は、はね上げ側壁3を、外側から内側
に向かって膨出させることにより形成されており、この
ように、保持凸部h1、h1、h2、h2、h3、h3
を、はね上げ側壁3の面変化により形成することによ
り、はね上げ側壁3の曲げ剛性や強度を高めることがで
きる。
方に並設するように配置された3個の保持凸部h1、h
2、h3と下方に並設するように配置された3個の保持
凸部h1、h2、h3との間に位置するはね上げ側壁3
の内壁面3aには、はね上げ側壁3を外側に膨出させる
ことにより形成された、略方形状の凹部5が形成されて
いる。
成された一対の保持凸部h1、h1からなる保持部材H
1と一対の保持凸部h2、h2からなる保持部材H2と
の間には、板状物Bの側端部b1が挿入可能な溝部G1
が形成されており、同様に、一対の保持凸部h2、h2
からなる保持部材H2と一対の保持凸部h3、h3から
なる保持部材H3との間にも、板状物Bの側端部b1が
挿入可能な溝部G1が形成されている。
面には、所定の間隔をおいて、平行な2本のリブ2bが
立設されており、このリブ2bは、周状土手部2aを構
成する相対する一方の土手部を連結するように形成され
ている。リブ2bは、折り畳みコンテナーを箱型に組み
立てた際に、分割側壁4と略平行になるように形成され
ており、一対のリブ2b間には、発泡合成樹脂や軟質合
成樹脂等の適当な材料により形成された緩衝材Sが装着
されるように構成されている。
壁4を構成する上部分割側壁4’がヒンジ連結されてい
る上部フレーム1の一方の辺部1bに、適当なヒンジ部
材Cを介して、ヒンジ連結されている。蓋部材6の天部
6aの裏面には、板状物Bの上端部b2が挿入可能な間
隙を置いて、一対の保持板h4が垂設されており、一対
の保持板h4の下端部には、板状物Bの上端部b2が挿
入し易いように、外側に傾斜した傾斜部h4aが形成さ
れている。一対の保持板h4により、蓋側保持部材H4
が構成されている。蓋側保持部材H4を構成する一対の
保持板h4に形成された溝部G2は、分割側壁4に略平
行に形成されている。
された蓋側保持部材H4は、相対するはね上げ側壁3に
配設された保持部材H1〜H3間に形成された、板状物
Bの側端部b1が挿入可能な溝部G1に対応して、蓋部
材6の天部6aの裏面の略中央領域に形成されている。
隔をおいて、平行な2本のリブ6bが立設されており、
このリブ6bは、上述した底部2の上面に立設された2
本のリブ2bと対向するように配置されている。この蓋
部材6の天部6aの裏面に垂設された2本のリブ6b間
にも、発泡合成樹脂や軟質合成樹脂等の適当な材料によ
り形成された緩衝材Sが装着されるように構成されてい
る。
部材6の辺部6cと相対する辺部6dの略中央部に形成
された水平部6d1には、封印用透孔6eが穿設されて
おり、また、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー
の上部フレーム1に蓋部材6を被蓋した際に、蓋部材6
に穿設された封印用透孔6eと重なるような上部フレー
ム1の上部に、同様の封印用透孔1cが穿設されてい
る。箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーに蓋部材
6を被蓋した後、図7に示されているように、上部フレ
ーム1に穿設された封印用透孔1cと蓋部材6に穿設さ
れた封印用透孔6eに、封印用ワイヤーLを挿通し結束
或いは封印することにより、折り畳みコンテナーに蓋部
材6を封印状態に被蓋することができるように構成され
ている。
に対して反対側に位置する辺部6dに沿って位置すると
ともに、辺部6dの両端部付近に位置する天部6aを、
凹ますことにより形成されたロック用凹部であり、ロッ
ク用凹部6f内には、辺部6dに対して略直角な架橋リ
ブ6f1が形成されており、ロック用凹部6fの底面と
架橋リブ6f1の下端との間には、間隙が形成されてい
る。また、ロック用凹部6fを形成する外側に位置する
側壁6f2にはスリット6f3が穿設されている。
ク部材であり、ロック部材7の板部7aが、ロック用凹
部6fの底面と架橋リブ6f1の下端との間に形成され
た間隙に挿入されるように構成されている。蓋部材6
を、折り畳みコンテナーの上部フレーム1に被蓋した
後、ロック部材7の板部7aの上面に突設された把持部
7bを持って、ロック部材7を、外側にスライドさせる
ことにより、ロック部材7の板部7aがスリット6f3
から突出するとともに、上部フレーム1の対応する内壁
に形成されたスリット1dに挿入され、蓋部材6と折り
畳みコンテナーの上部フレーム1と施錠されるように構
成されている。
り畳みコンテナーの相対するはね上げ側壁3の内壁面3
aに形成された保持部材H1〜H3の隣り合う保持部材
H1〜H3間に形成された溝部G1に、板状物Bの側端
部b1を挿入することにより、相対するはね上げ側壁3
間に、略垂直に板状物Bを保持する。次いで、蓋部材6
を、ヒンジ部材Cを中心に、上部フレーム1方向に回動
させて、上部フレーム1に重ねることにより、蓋部材6
の天部6aの裏面に垂設された一対の保持板h4からな
る蓋側保持部材H4に形成された溝部G2に、板状物B
の上端部b2を挿入する。
り畳みコンテナーに収容される板状物Bは、その両側端
部b1が、相対するはね上げ側壁3の内壁面3aに形成
された保持部材H1〜H3の隣り合う保持部材H1〜H
3間に形成された溝部G1に挿入され、また、上端部b
2が、蓋部材6の天部6aの裏面に配設された蓋側保持
部材H4の溝部G2に挿入されているので、折り畳みコ
ンテナーの搬送中に、板状物Bが移動するようなことが
なく、従って、板状物Bの損傷を防止することができ
る。
ブ2b間に緩衝材Sを配設し、この緩衝材Sに、収容さ
れた板状物Bの下端部b3が載置されるように構成する
とともに、蓋部材6の天部6aの裏面に垂設された一対
のリブ6b間に緩衝材Sを配設し、この緩衝材Sに、収
容された板状物Bの上端部b2を当接するように構成す
ることにより、収容された板状物Bの上下方向の移動を
より抑制することができ、且つ、上記の緩衝材Sによ
り、板状物Bの上端部b2や下端部b3の損傷を防止す
ることができる。
図3に示されているように、高さの低いコンパクトな状
態に折り畳んだ際には、蓋部材6の天部6aの裏面に配
設された蓋側保持部材H4を構成する保持板h4は、蓋
部材6の下に位置するはね上げ側壁3の内壁面3aに形
成された凹部5に入り込むように構成されているので、
略水平状のはね上げ側壁3と蓋部材6とが干渉するよう
なことがなく、従って、折り畳まれた状態の折り畳みコ
ンテナーの高さを、より低くすることができる。
の内壁面3aに形成された保持部材H1〜H3の隣り合
う保持部材H1〜H3間に形成された溝部G1に、板状
物Bの両側端部b1を挿入し保持するようにしたので、
はね上げ側壁3に外側から外力が加わっても、板状物B
により、はね上げ側壁3の内側方向への回動が阻止さ
れ、はね上げ側壁3が内側方向へ回動するようなことが
ない。
相対するはね上げ側壁3の内壁面3aに形成された保持
部材H1〜H3に代えて、相対するはね上げ側壁3の内
壁面3aに、板状物Bの側端部b1が挿入可能な間隙を
置いて、一対の上下方向に延在する相対する縦リブh5
を配設したものであり、また、一対の相対する縦リブh
5の上部には、外方向に傾斜する傾斜部h5aが形成さ
れている。上記の一対の相対する縦リブh5により、保
持部材H5が形成されており、このような保持部材H5
は、相対するはね上げ側壁3の内壁面3aに、適当数、
配設されている。
ブh5により構成された保持部材H5を形成することに
より、高さの異なる種々の板状物Bを保持することがで
きるとともに、保持部材H5を構成する相対する縦リブ
h5の上部に、外方向に傾斜する傾斜部h5aが形成さ
れているので、縦リブh5間に板状物Bを挿入する際
に、板状物Bの下端部b3が、傾斜部h5aに案内され
るので、縦リブh5間への板状物Bの挿入が容易にな
る。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
保持部材を配設し、隣り合う保持部材間に、板状物の両
側端部が挿入可能な溝部を形成したので、折り畳みコン
テナーの搬送中に、板状物が移動するようなことがな
く、従って、板状物の損傷を防止することができるとと
もに、はね上げ側壁に外側から外力が加わっても、板状
物により、はね上げ側壁の内側方向への回動が阻止さ
れ、はね上げ側壁が内側方向へ回動するようなことがな
い。
挿入可能な間隙を置いて垂下された一対の保持板からな
る蓋側保持部材を配設したので、折り畳みコンテナーの
搬送中の板状物の移動を、より確実に抑制することがで
きる。
おいて、蓋部材の天部の裏面に配設された蓋側保持部材
が挿入可能な凹部を形成したので、略水平状のはね上げ
側壁と蓋部材とが干渉するようなことがなく、従って、
折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの高さを、より
低くすることができる。
態の本発明の折り畳みコンテナーの斜視図である。
途中の斜視図である。
れた状態の斜視図である。
蓋部材の斜視図である。
蓋部材の裏面斜視図である。
発明の折り畳みコンテナーの斜視図である。
テナーの上部フレームと蓋部材の部分拡大斜視図であ
る。
発明の折り畳みコンテナーのはね上げ側壁に沿った垂直
断面図である。
ンテナーの分割側壁に沿った垂直断面図である。
の別の実施例の図8と同様の本発明の折り畳みコンテナ
ーのはね上げ側壁に沿った垂直断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】上部フレームと、底部と、上部フレームに
その上端部が枢支されたはね上げ側壁と、上下に分割さ
れた分割側壁とからなる折り畳みコンテナーにおいて、
相対するはね上げ側壁の内壁面に複数個の保持部材を配
設し、隣り合う保持部材間に、板状物の両側端部が挿入
可能な溝部が形成されていることを特徴とする折り畳み
コンテナー。 - 【請求項2】蓋部材の天部の裏面には、板状物の上端部
が挿入可能な間隙を置いて垂下された一対の保持板から
なる蓋側保持部材が配設されていることを特徴とする請
求項1に記載の折り畳みコンテナー。 - 【請求項3】はね上げ側壁の内壁面に、折り畳み状態に
おいて、蓋部材の天部の裏面に配設された蓋側保持部材
が挿入可能な凹部が形成されていることを特徴とする請
求項1又は請求項2に記載の折り畳みコンテナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002101008A JP3927062B2 (ja) | 2002-04-03 | 2002-04-03 | 折り畳みコンテナー |
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Publications (2)
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-
2002
- 2002-04-03 JP JP2002101008A patent/JP3927062B2/ja not_active Expired - Fee Related
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