JP4261116B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、底部を囲むように配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことが可能な折り畳みコンテナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,図8に示されているように、平面形状が略長方形に形成された底部1の相対する高さの低い長辺側土手部1aにヒンジ連結された長側壁2と、同じく上記底部1の相対する高さの高い短辺側土手部1bにヒンジ連結された短側壁3とからなる折り畳みコンテナーが知られており、このような折り畳みコンテナーは、折り畳み状態においては、先に倒された相対する長側壁2が、底部1に重ねられており、また、後から倒された相対する短側壁3が、先に倒され底部1に重ねられている長側壁2の上に載置されるようにして、高さの低いコンパクトな状態に折り畳まれている。
【0003】
上述した従来の折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを段積みした際には、上に位置する折り畳みコンテナーの底部1の高さの高い短辺側土手部1bが、下に位置する折り畳みコンテナーの底部1の短辺側土手部1bに載置されるようにして段積みされることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような構成の折り畳みコンテナーを、折り畳まれた状態で、図8に示されているように、段積みすると、上に位置する折り畳みコンテナーの底部1の短辺側土手部1bと下に位置する折り畳みコンテナーの底部1の短辺側土手部1bとの間に間隙が形成されていないので、段積みされた折り畳みコンテナーを持ち上げる際に、底部1の短辺側土手部1b側には手が挿入可能な持ち手用凹部がなく、従って、折り畳まれた状態で段積みされている折り畳みコンテナーの取り出し作業の作業性が悪いという問題があった。底部1の長辺側土手部1a側には、所定の間隙があるので、底部1の長辺側土手部1aの下に手を入れて、長辺側土手部1aを両手で持って、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを持ち上げることもできるが、折り畳みコンテナーの底部1の短辺側土手部1bを両手で持って持ち上げる方が、安定した状態で持ち上げることができし、安定した状態で持ち運ぶことができる。
【0005】
本発明の目的は、上述した従来の折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、逆U字状の相対する長辺側土手部及び該長辺側土手部より高さが高く、且つ、逆U字状の相対する短辺側土手部とを有する底部と、該底部の相対する長辺側土手部にヒンジ部材を介して連結された長側壁と、前記底部の相対する短辺側土手部にヒンジ部材を介して連結された短側壁とからなり、折り畳み状態においては、前記長側壁が、前記底部に重なるように折り畳まれ、更に、前記長側壁の上に、前記短側壁が重なるように折り畳まれるように構成された折り畳みコンテナーにおいて、上に位置する折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの前記底部の短辺側土手部と下に位置する折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの前記底部の短辺側土手部との間に間隙が形成されないように、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーが段積みされた際に、前記底部の短辺側土手部側から前記折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを持ち上げることができるように、前記短辺側土手部には、該短辺側土手部を形成する垂直外壁部を凹ますことにより、前記短辺側土手部を構成する天部と同じく前記短辺側土手部を構成する垂直内壁部と下板と相対す側板とからなる持ち手用凹部を形成するとともに、前記長辺側土手部にも、前記短辺側土手部に形成された持ち手用凹部と同様の持ち手用凹部を形成したものである。
【0007】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものでない。
【0008】
10は、平面形状が略長方形に形成された底部であり.底部10の相対する長辺側土手部10aには、適当な複数のヒンジ部材Hを介して、長側壁20が連結されており、また、底部10の相対する短辺側土手部10bには、適当な複数のヒンジ部材Hを介して、短側壁30が連結されている。そして、底部10の長辺側土手部10aの高さは、短辺側土手部10bの高さより、低く形成されている。
【0009】
図1に示されている箱型に組み立てられた状態の折り畳みコンテナーを、図3に示されているように折り畳むには、先ず最初に、図2に示されているように、長側壁20を、底部10方向に倒して、底部10に重ね、次いで、短側壁30を、底部10方向に倒して、底部10に重ねられている長側壁20の上に重ねることにより、折り畳むことができるように構成されている。
【0010】
ヒンジ部材H間に位置する底部10の高さの高い短辺側土手部10bは、図4に示されているように、垂直外壁部10b1と、垂直内壁部10b2と、垂直外壁部10b1の上端と垂直内壁部10b2の上端を連結する水平な天部10b3とから構成された逆U字状に形成されている。また、底部10の裏面には、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの開口部に嵌合可能な公知の嵌合部10cが突設されている。
【0011】
底部10の短辺側土手部10bの中央部領域で、且つ、ヒンジ部材H間に位置する短辺側土手部10bを構成する垂直外壁部10b1には、手が入る程度の幅と高さに亘たって、垂直内壁部10b2方向に凹まして形成された持ち手用凹部40が形成されている。本実施例においては、持ち手用凹部40は、垂直外壁部10b1の上端と垂直内壁部10b2の上端を連結する水平な天部10b3と、垂直外壁部10b1と垂直内壁部10b2とを連結する略水平な下板40aと、垂直外壁部10b1と垂直内壁部10b2とを連結する、相対する側板40bとにより囲まれて形成されている。持ち手用凹部40は、相対する短辺側土手部10bに、それぞれ形成されている。
【0012】
上述したように構成された折り畳みコンテナーを、折り畳んだ状態で、図6に示されているように、段積みした際には、底部10の相対する短辺側土手部10bの中央部領域に、それぞれ、持ち手用凹部40が形成されているので、この持ち手用凹部40に、それぞれ手を入れて、持ち上げることにより、簡単に、且つ、容易に、折り畳んだ状態の折り畳みコンテナーを持ち上げることができる。
【0013】
図7に示されている実施例は、底部10の短辺側土手部10bより高さの低い長辺側土手部10aが、上述した短辺側土手部10bと同様に、逆U字状に形成されている場合に、長辺側土手部10aの中央部領域にも、短辺側土手部10bに配設された持ち手用凹部40と同様の持ち手用凹部50を形成したものである。
【0014】
短側壁30の高さが高い場合には、換言すれば、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの深さが深い場合には、倒された状態の相対する短側壁30の上端部30a間には間隙が存在しない場合がある。このように、倒された状態の相対する短側壁30の上端部30a間には間隙が存在しないと、上に位置する段積みされた折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの底部10の長辺側土手部10aと、下に位置する段積みされた折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの底部10の長辺側土手部10aとの間には、手が入ることが可能な充分な間隙が存在しない場合がある。このような場合においても、上述したように、長辺側土手部10aの中央部領域に持ち手用凹部50を形成することにより、持ち手用凹部50に手を入れて、底部10の長辺側土手部10aを持って、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを持ち上げることができる。
【0015】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0016】
底部を構成する高さの高い短辺側土手部に、持ち手用凹部を形成したので、段積みされた折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーから、所望の折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを、容易に、且つ、安定した状態で、持ち上げ取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の折り畳みコンテナーの箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの組み立て途中の斜視図である。
【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳まれた状態の斜視図である。
【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーの底部の図3におけるI−I線に沿った部分垂直断面図である。
【図5】図5は本発明の折り畳みコンテナーの底部の図3におけるII−II線に沿った部分垂直断面図である。
【図6】図6は本発明の折り畳まれた折り畳みコンテナーが段積みされた状態の斜視図である。
【図7】図7は本発明の別の実施例の折り畳みコンテナーの折り畳まれた状態の斜視図である。
【図8】図8は従来の折り畳まれた折り畳みコンテナーが段積みされた状態の斜視図である。
【符号の説明】
H・・・・・・・・・・・・ヒンジ部材
10・・・・・・・・・・・底部
10a・・・・・・・・・・長辺側土手部
10b・・・・・・・・・・短辺側土手部
20・・・・・・・・・・・長側壁
30・・・・・・・・・・・短側壁
40、50・・・・・・・・持ち手用凹部
Claims (1)
- 逆U字状の相対する長辺側土手部及び該長辺側土手部より高さが高く、且つ、逆U字状の相対する短辺側土手部とを有する底部と、該底部の相対する長辺側土手部にヒンジ部材を介して連結された長側壁と、前記底部の相対する短辺側土手部にヒンジ部材を介して連結された短側壁とからなり、折り畳み状態においては、前記長側壁が、前記底部に重なるように折り畳まれ、更に、前記長側壁の上に、前記短側壁が重なるように折り畳まれるように構成された折り畳みコンテナーにおいて、上に位置する折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの前記底部の短辺側土手部と下に位置する折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの前記底部の短辺側土手部との間に間隙が形成されないように、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーが段積みされた際に、前記底部の短辺側土手部側から前記折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを持ち上げることができるように、前記短辺側土手部には、該短辺側土手部を形成する垂直外壁部を凹ますことにより、前記短辺側土手部を構成する天部と同じく前記短辺側土手部を構成する垂直内壁部と下板と相対す側板とからなる持ち手用凹部が形成されているとともに、前記長辺側土手部にも、前記短辺側土手部に形成された持ち手用凹部と同様の持ち手用凹部が形成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
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- 2002-03-28 JP JP2002091208A patent/JP4261116B2/ja not_active Expired - Fee Related
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