JP3958186B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、底部を囲むように配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことができる折り畳みコンテナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,一例として、長方形の底部の相対する長辺部に、ヒンジ部を介して連結された長側壁と、同じく上記底部の相対する短辺部に、ヒンジ部を介して連結された短側壁とからなる折り畳みコンテナーが知られており、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳む場合には、底部の上に長側壁を重なるように折り畳み、更にその上に、短側壁を折り畳み、そして、折り畳まれた状態の短側壁を、底部に対して略垂直に立て、次いで、折り畳まれた状態の長側壁を、底部に対して略垂直に立てることにより、箱型のコンテナーに組み立てるように構成されている。
【0003】
また、折り畳みコンテナーの底部には、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー同士を、積み重ねた際に、下に位置する折り畳みコンテナーの開口部に嵌合する底部嵌合部が形成されており、上に位置する折り畳みコンテナーの底部に形成されている底部嵌合部を、下に位置する折り畳みコンテナーの開口部に嵌合することにより、下に位置する折り畳みコンテナーに対して、上に位置する折り畳みコンテナーが水平方向に移動しないように構成されている。
【0004】
上述した折り畳みコンテナーの底部には、底部嵌合部が形成されているために、折り畳みコンテナーを、床面や地面等に載置した際には、底部嵌合部のみが床面や地面等に接触し、底部嵌合部が形成されていない底部は、床面や地面等に接触しないことになる。従って、例えば、折り畳みコンテナーの角部に、上方から負荷がかかった場合に、床面や地面等に接触していない底部の角部等が、下方に屈曲し、座屈を起すという問題があった。このような問題を解決するために、本出願人は、先の出願(特願平11−317839号(特開2001−130550号公報))において、底部嵌合部の角部から、底部の角部に向かう底部角部リブを形成した折り畳みコンテナーを提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
先の出願において開示されている折り畳みコンテナーの底部嵌合部の角部から、底部の角部に向かう底部角部リブは、細長いリブとして形成されているために、例えば、折り畳みコンテナーの角部に、上方から負荷がかかった場合に、このような負荷を担持する部分がリブであると、折り畳みコンテナーがふらついて不安定になったり、或いは、強度的に弱い底部角部リブが損傷するという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、上述した従来の折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、底部と、底部の一方の相対する辺部にヒンジ連結された相対する長側壁と、底部のもう一方の相対する辺部にヒンジ連結された相対する短側壁とを有し、箱型に組み立てられた状態から、略垂直状態の相対する長側壁或いは相対する短側壁の何れか一方を底部に重なるように倒し、次いで、略垂直状態の相対する長側壁或いは相対する短側壁のもう一方を底部に重なるよう倒すことにより、折り畳むことが可能な折り畳みコンテナーにおいて、前記底部には、長手方向に対して垂直な断面形状が略U字状の相対する長辺側土手部と相対する短辺側土手部とが形成されており、また、前記底部の裏面には、交差リブと該交差リブを囲むように垂下された周辺枠とからなる底部嵌合部が形成されているとともに、前記底部嵌合部の4つの角部領域には、底部の角部方向に延在する張出部が形成されており、且つ、前記張出部は、長辺側壁部と短辺側壁部と前記底部嵌合部を形成する周辺枠に連結された傾斜部とにより形成されており、更に、長辺側壁部と短辺側壁部と周辺枠に連結された傾斜部とにより囲まれた前記張出部内に、リブを形成し、なお更に、前記底部の相対する土手部を形成する外壁部の下端部に、切り欠き部を形成したものである。
【0008】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものでない。
【0009】
1は、平面形状が長方形状の底部であり、底部1の相対する長辺側土手部1aには、適当なヒンジ部材を介して長側壁2がヒンジ連結されており、また、底部1の相対する短辺側土手部1bには、同じくヒンジ部材を介して短側壁3がヒンジ連結されている。本実施例においては、短辺側土手部1bが、長辺側土手部1aより高く構成されており、底部1と短側壁3とのヒンジ連結部は、底部1と長側壁2とのヒンジ連結部より高い位置にある。なお、1cは、長辺側土手部1aの中央部に形成された略方形状の補強ブロックであり、長側壁2には、補強ブロック1cが嵌合可能な凹部2aが形成されている。
【0010】
図1に示されているように、箱型に組み立てられた状態の折り畳みコンテナーを折り畳むには、先ず最初に、長側壁2を折り畳みコンテナーの内側に倒して、図2に示されているように、底部1の上に重ねる。次いで、同じく、短側壁3を折り畳みコンテナーの内側に倒して、図3に示されているように、底部1及び長側壁2の上に重ねる。逆に、図3に示されている折り畳まれた状態から、図1に示されているように組み立てるには、底部1及び長側壁2の上に重ねられた状態の短側壁3を略垂直に立て、次いで、長側壁2を略垂直に立てて、折り畳みコンテナーを箱型に組み立てる。
【0011】
次に、図4〜図5を用いて、底部1について説明する。
【0012】
底部1の長辺側土手部1a及び短辺側土手部1bは、長手方向に対して垂直な断面形状が、略逆U字状に形成されている。例えば、短辺側土手部1bは、外壁部1b1と、内壁部1b2と、外壁部1b1の上端と内壁部1b2の上端を連結する水平部1b3とにより形成されており、相対する短辺側土手部1bの内壁部1b2の下端同士を連結する板により、平板状の底板1dが形成されている。底板1dの裏面には、長辺側土手部1aに略平行な複数のリブ1e1及び短辺側土手部1bに略平行で、上記リブ1e1と交差する複数のリブ1e2を垂下するとともに、周囲を周辺枠1e3で囲むことにより、リブ1e1、1e2の下端及び周辺枠1e3の下端により形成された下面が、短辺側土手部1b及び長辺側土手部1aの下端より、下方に位置する底部嵌合部1eが形成されている。
【0013】
なお、4は、短辺側土手部1bの外壁部1b1の下端部に形成された切り欠き部である。折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを段積みした際には、底部1の長辺側土手部1a側、即ち、長側壁2側には、長側壁2とその上に重ねられた短側壁3との間に間隙が形成されているので、この間隙に手を入れ、折り畳みコンテナーの長辺側土手部1aを持ち上げることにより、所望の折り畳みコンテナーを持ち上げることができるが、従来の折り畳みコンテナーにおいては、底部1の短辺側土手部1b側、即ち、短側壁3側には、このような間隙が存在していないために、折り畳みコンテナーの短辺側土手部1bを手で持って持ち上げることは困難であった。しかしながら、本願発明のように、底部1の短辺側土手部1bの外壁部1b1の下端部に切り欠き部4が形成されているので、この切り欠き部4に手を入れて、所望の折り畳みコンテナーを持ち上げることができるので、底部1の長辺側土手部1a側からも、また、底部1の短辺側土手部1b側からも、所望の段積みされた折り畳みコンテナーを、持ち上げることができる。
【0014】
本実施例においては、底部嵌合部1eは、長辺側土手部1aに沿った中央部において、短辺側土手部1bに平行な嵌合溝5により、2つの同じ形状の副嵌合部1e’に2分されている。上述した、長辺側土手部1aの中央部に形成された補強ブロック1cは、嵌合溝5が形成されている部分に、嵌合溝5幅を越えて形成されており、このように、嵌合溝5幅を越えて、長辺側土手部1aの中央部に補強ブロック1cを形成することにより、底部嵌合部1eに嵌合溝5を形成したために、強度的に弱くなる底部1を補強することができる。
【0015】
本実施例においては、底部嵌合部1eが、嵌合溝5を挟んで配置された、2つの副嵌合部1e’により構成されているので、周辺枠1e3も、各副嵌合部1e’を構成する交差するリブ1e1、1e2を、それぞれ囲むように構成されている。底部嵌合部1eの4つの角部領域、換言すれば、副嵌合部1e’の底部1の角部1f側の角部領域は、底部1の角部1f方向に延在する張出部1gが形成されている。
【0016】
張出部1gの角部1g1は、長辺側土手部1aの内壁部1a2を下方に延長することにより形成された長辺側壁部1g2と、短辺側土手部1bの内壁部1b2を下方に延長することにより形成された短辺側壁部1g3とにより形成されている。また、長辺側壁部1g2は、底部嵌合部1e(副嵌合部1e’)を形成する周辺枠1e3の長辺側土手部1a側に位置する直線部分1e3’方向に延在する傾斜部1g4を介して、周辺枠1e3の長辺側土手部1a側に位置する直線部分1e3’に連結されており、同様に、短辺側壁部1g3は、底部嵌合部1e(副嵌合部1e’)を形成する周辺枠1e3の短辺側土手部1b側に位置する直線部分1e3”方向に延在する傾斜部1g5を介して、周辺枠1e3の短辺側土手部1b側に位置する直線部分1e3”に連結されている。
【0017】
上述したように、底部嵌合部1eの4つの角部領域、換言すれば、副嵌合部1e’の底部1の角部1f側の角部領域には、底部1の角部1f方向に延在する張出部1gが形成されているので、底部嵌合部1eを形成する周辺枠1e3の長辺側土手部1a側には、傾斜部1g4と直線部分1e3’と平板状の底板1dの裏面により形成される、下方と長辺側土手部1a側が開放された長辺側嵌合凹部6が形成されている。同様に、周辺枠1e3の短辺側土手部1b側にも、傾斜部1g5と直線部分1e3”と平板状の底板1dの裏面により形成される、下方と短辺側土手部1b側が開放された短辺側嵌合凹部7が形成されている。
【0018】
長側壁2の外壁面(折り畳みコンテナーを箱型に組みたてた際に、外側に位置する面)の上部角部領域には、縦方向に延在する係合凹部2bが形成されており、係合凹部2bには、複数個の嵌合突起2b1が形成されている。また、長側壁2の内壁面(折り畳みコンテナーを箱型に組みたてた際に、内側に位置する面)2’の両端部付近の上部角部領域には、横長の嵌合凹部2cが形成されており、嵌合凹部2cは、底面2c1と、長側壁2の中央部側に形成された傾斜面2c2と、奥壁2c3とにより形成されており、嵌合凹部2cの上部、内側及び左右端は開放されている。
【0019】
短側壁3の垂直端の上部からは、長側壁2方向に延在する係合枠3aが形成されており、係合枠3aには、上述した長側壁2の係合凹部2bに突設された嵌合突起2b1が嵌合可能な透孔3a1が穿設されている。また、短側壁3の垂直端の上部に形成された係合枠3aは、折り畳みコンテナーを箱型に組みたてた際に、長側壁2の外壁面の上部角部領域に形成された係合凹部2bに入り込むとともに、長側壁2の係合凹部2bに突設された嵌合突起2b1が、短側壁3の係合枠3aに穿設された透孔3a1に嵌入し、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの長側壁2が、簡単には、底部1方向に倒れないように構成されている。
【0020】
また、短側壁3の係合枠3a側の内壁面(折り畳みコンテナーを箱型に組みたてた際に、内側に位置する面)3’の両端部付近の上部角部領域には、横長の嵌合凹部3bが形成されており、嵌合凹部3bは、底面3b1と、短側壁3の中央部側に形成された傾斜面3b2と、係合枠3aの内壁面3a2とにより形成されており、上部と内側が開放されている。
【0021】
折り畳みコンテナーを箱型に組みたてた際には、長側壁2の内壁面2’の上部角部領域に形成された横長の嵌合凹部2cと、短側壁3の係合枠3a側の内壁面3’の上部角部領域に形成された横長の嵌合凹部3bとにより、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの内部隅部には、平面形状が、略L字状の張出部嵌合凹部8が形成されている。
【0022】
上述したように、長側壁2の内壁面2’の両端部付近の上部角部領域には横長の嵌合凹部2cが形成されているので、嵌合凹部2c間に位置する長側壁2の内壁面2’には、横長の嵌合凸条部9が形成されている。この嵌合凸条部9は、長側壁2の上端水平フランジ2dと、嵌合凹部2cを形成する傾斜面2c2と、該傾斜面2c2間に位置する長側壁2の内壁面2’と面一な面とにより形成されている。同様に、短側壁3の内壁面3’の両端部付近の上部角部領域には、横長の嵌合凹部3bが形成されているので、嵌合凹部3b間に位置する短側壁3の内壁面3’には、横長の嵌合凸条部10が形成されている。この嵌合凸条部10は、短側壁3の上端水平フランジ3dと、嵌合凹部3bを形成する傾斜面3b2と、該傾斜面3b2間に位置する短側壁3の内壁面3’と面一な面とにより形成されている。
【0023】
箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを、上下方向に段積みした際には、上に位置する折り畳みコンテナーの底部1の底部嵌合部1eの張出部1gが、下に位置する折り畳みコンテナーの長側壁2の内壁面2’の上部角部領域に形成された横長の嵌合凹部2cと短側壁3の係合枠3a側の内壁面3’の上部角部領域に形成された横長の嵌合凹部3bとにより形成された張出部嵌合凹部8に嵌合されるように構成されている。従って、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーが、段積み状態において、水平方向に移動するようなことがなく、安定した状態で、多数の箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを、段積みすることができる。
【0024】
また、上述したように、底部1の底部嵌合部1eを形成する張出部1gが、張出部1gを形成する長辺側土手部1a側に位置する傾斜部1g4と、該傾斜部1g4に略平行な、同じく張出部1gを形成する短辺側土手部1b側に位置する傾斜部1g5と、長辺側土手部1aの内壁部1a2を下方に延長することにより形成された長辺側壁部1g2と、短辺側土手部1bの内壁部1b2を下方に延長することにより形成された短辺側壁部1g3とにより囲まれた領域により形成されているので、上述した細長い角部リブとして形成されたものに比べ、折り畳みコンテナーが安定した状態で、床等に載置されるとともに、強度的に弱い底部角部リブが損傷するというようなことが防止できる。
【0025】
また、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを、上下方向に段積みした際には、上に位置する折り畳みコンテナーの底部1の長辺側嵌合凹部6に、下に位置する折り畳みコンテナーの長側壁2の内壁面2’に形成された嵌合凸条部9が嵌合されるとともに、上に位置する折り畳みコンテナーの底部1の短辺側嵌合凹部7に、下に位置する折り畳みコンテナーの短側壁3の内壁面3’に形成された嵌合凸条部10が嵌合されるように構成されている。従って、折り畳みコンテナーを、より安定した状態で、多数の箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを段積みすることができる。
【0026】
なお、折り畳みコンテナーが折り畳まれた状態で段積みされた際には、下に位置する折り畳みコンテナーの底部1の角部1fに形成された、平面形状が略L状の角部ブロック1hの内側段部1h1に、上に位置する折り畳みコンテナーの底部1に形成された張出部1gが嵌合されるように構成されている。従って、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの水平方向の移動も制限され、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを、安定した状態で段積みすることができる。
【0027】
なお、上述した実施例においては、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳む場合には、底部1の上に長側壁2を重なるように折り畳み、更にその上に、短側壁3を折り畳み、そして、折り畳まれた状態の短側壁3を、底部1に対して略垂直に立て、次いで、折り畳まれた状態の長側壁2を、底部1に対して略垂直に立てることにより、箱型のコンテナーに組み立てるように構成されているが、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳む場合に、底部1の上に短側壁3を重なるように折り畳み、更にその上に、長側壁2を折り畳み、そして、折り畳まれた状態の長側壁2を、底部1に対して略垂直に立て、次いで、折り畳まれた状態の短側壁3を、底部1に対して略垂直に立てることにより、箱型のコンテナーに組み立てるように構成することもできる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0029】
底部嵌合部の角部領域に、底部の角部方向に延在する張出部を形成したので、従来の細長い角部リブとして形成されたものに比べ、折り畳みコンテナーが安定した状態で、床等に載置されるとともに、強度的に弱い底部角部リブが損傷するというようなことが防止できる。
【0030】
箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの一方の相対する側壁と、もう一方の相対する側壁とにより形成される内部隅部には、平面形状が、略L字状の張出部嵌合凹部を形成し、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを段積みした際には、上記張出部嵌合凹部に、上に位置する折り畳みコンテナーの底部嵌合部の張出部を嵌合するように構成したので、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの水平方向の移動が制限され、従って、多数の箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを、安定した状態で段積みすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の折り畳みコンテナーの箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの組み立て途中或いは折り畳み途中の斜視図である。
【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳まれた状態の斜視図である。
【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーの底部の裏面斜視図である。
【図5】図5は本発明の折り畳みコンテナーの長側壁に沿った垂直断面図である。
【図6】図6は本発明の折り畳みコンテナーの底部の部分拡大裏面斜視図である。
【図7】図7は本発明の折り畳みコンテナーの箱型に組み立てられた状態の部分拡大斜視図である。
【図8】図8は本発明の折り畳みコンテナーの箱型に組み立てられた状態の部分拡大平面である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・底部
1e・・・・・・・底部嵌合部
1g・・・・・・・張出部
2・・・・・・・・長側壁
2c・・・・・・・嵌合凹部
3・・・・・・・・短側壁
3b・・・・・・・嵌合凹部
4・・・・・・・・切り欠き部
5・・・・・・・・嵌合溝
6・・・・・・・・長辺側嵌合凹部
7・・・・・・・・短辺側嵌合凹部
8・・・・・・・・張出部嵌合凹部

Claims (1)

  1. 底部と、底部の一方の相対する辺部にヒンジ連結された相対する長側壁と、底部のもう一方の相対する辺部にヒンジ連結された相対する短側壁とを有し、箱型に組み立てられた状態から、略垂直状態の相対する長側壁或いは相対する短側壁の何れか一方を底部に重なるように倒し、次いで、略垂直状態の相対する長側壁或いは相対する短側壁のもう一方を底部に重なるよう倒すことにより、折り畳むことが可能な折り畳みコンテナーにおいて、前記底部には、長手方向に対して垂直な断面形状が略U字状の相対する長辺側土手部と相対する短辺側土手部とが形成されており、また、前記底部の裏面には、交差リブと該交差リブを囲むように垂下された周辺枠とからなる底部嵌合部が形成されているとともに、前記底部嵌合部の4つの角部領域には、底部の角部方向に延在する張出部が形成されており、且つ、前記張出部は、長辺側壁部と短辺側壁部と前記底部嵌合部を形成する周辺枠に連結された傾斜部とにより形成されており、更に、長辺側壁部と短辺側壁部と周辺枠に連結された傾斜部とにより囲まれた前記張出部内には、リブが形成されており、なお更に、前記底部の相対する土手部を形成する外壁部の下端部には、切り欠き部が形成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
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