JP4565588B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、底部を囲むように配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことが可能な折り畳みコンテナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、平面形状が略長方形に形成された、合成樹脂で一体成形された底部と、底部の相対する長辺部に、ヒンジ部を介して連結された、合成樹脂で一体成形された長側壁と、同じく上記底部の相対する短辺部に、ヒンジ部を介して連結された、合成樹脂で一体成形された短側壁とからなる折り畳みコンテナーが知られており、箱型に組み立てられた状態から、短側壁を倒して底部の上に重ね、次いで、長側壁を倒して底部と短側壁の上に重ねることにより、折り畳むように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した折り畳みコンテナーは、特に、底部の周辺部が、強度的に弱く、底部の剛性や強度が低いために、底部が損傷しやすいという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、上述した従来の折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、底部を囲むように配設された側壁を、底部に重なるように折り畳むようにした折り畳みコンテナーにおいて、板状の底部側部と底板とにより形成される隅部に、補強部材が配設されているとともに、前記補強部材の先端が、前記底板の下面に形成された底部嵌合部を構成する底部側部側リブのうち、少なくとも、一番外側に位置する底部側部側リブまで延在されており、且つ、前記補強部材の上面が、略垂直に立てられた前記側壁の下部水平枠の下面に当接或いは接近して位置するように構成したものである。
【0006】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものでない。
【0007】
1は、平面形状が略長方形状の底部であり、底部1の相対する長辺部には、後述するヒンジ部を介して長側壁2が連結されており、また、底部1の相対する短辺部には、同じく、ヒンジ部を介して短側壁3が連結されている。
【0008】
図1に示されているように、箱型に組み立てられた状態の折り畳みコンテナーを折り畳むには、先ず最初に、短側壁3を折り畳みコンテナーの内側に倒して、図2に示されているように、底部1の上に重ねる。次いで、同じく、長側壁2を折り畳みコンテナーの内側に倒して、図3に示されているように、底部1及び短側壁3の上に重ねる。逆に、図3に示されている折り畳まれた状態から、図1に示されているように組み立てるには、底部1及び短側壁3の上に重ねられた状態の長側壁2を垂直に立て、次いで、短側壁3を垂直に立てて、折り畳みコンテナーを箱型に組み立てる。
【0009】
次に、主として、図4〜図7を用いて、底部1について説明する。
【0010】
底部1は、底板1aを有しており、底板1aの長辺部には、側壁(以下、単に、底部長側部という。)1bが形成されており、底部長側部1bは、外壁1b1と該外壁1b1の内面の中程に形成された段部1b2とを有している。
【0011】
底部長側部1bの段部1b2の内側に位置する上面には、略垂直に上方に延在する板状片1c1と、該板状片1c1の上部に一体成形された、外壁1b1方向に延在する半円筒状のフック1c2とからなる略逆J字状のヒンジ雌部1cが形成されている。ヒンジ雌部1cは、底部長側部1bと略同じ高さに形成されており、ヒンジ雌部1cのフック1c2の先端と、底部長側部1bの外壁1b1の内面との間には、所定の間隙が形成されている。ヒンジ雌部1cは、底部長側部1bに沿って、適当数、形成されており、本実施例においては、底部長側部1bの両端部付近に2個ずつ配設され、そして、底部長側部1bの中心線を挟んで1個ずつ配設されており、合計6個のヒンジ雌部1cが形成されている。
【0012】
1dは、底部長側部1bの外壁1bの内面と、段部1b2の上面とにより形成される隅部に形成された、板状或いはブロック状の補強部材であり、補強部材1dの上端は、底部長側部1bの上端に略一致するように構成されている。このような板状或いはブロック状の補強部材1dを、底部長側部1bの外壁1bの内面と段部1b2の上面とにより形成される隅部に形成することにより、板状に形成された外壁1bの上部の強度を高めることができ、従って、外壁1bが損傷されるようなことを防止することができる。
【0013】
底部長側部1bの両端部には、底部長側部1bを超えて、上方に延在する端部係止ブロック1eが形成されており、端部係止ブロック1eは、載置面1e1と、載置面1e1より上方に突出した突出部1e2とを有している。突出部1e2は、底部長側部1bに沿って延在する突出部1e2’と、該突出部1e2’に直角で、且つ、底板1aの短辺部に沿って形成された側壁(以下、単に、底部短側部という。)1f方向に延在する突出部1e2”とからなり、平面形状がほぼL字状に形成されている。
【0014】
底板1aの下面には、折り畳みコンテナーを段積みした際に、下に位置する折り畳みコンテナーの開口部に嵌合される、底板1aより、所定の幅w1だけ、内側に位置する底部嵌合部1’が形成されている。折り畳まれた状態の折り畳みコンテナー同士を段積みする際には、折り畳まれた状態の下に位置する折り畳みコンテナーの底部1に形成された端部係止ブロック1eの載置面1e1に、上に位置する折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの底部嵌合部1’が嵌合され、載置されるとともに、底部嵌合部1’の外側に位置する底板1aの下面1a’が、端部係止ブロック1eの突出部1e2に載置されるように構成されている。底部嵌合部1’は、底部長側部1bに平行で、所定の間隔で配設された底部長側部側リブ1a1と、同じく、底部短側部1fに平行で、所定の間隔で配設された底部短側部側リブ1a2とが、交差するように形成されている。
【0015】
底部1の底部短側部1fは、底板1aに対して略垂直な板状に形成されており、底部長側部1bより低く形成されている。底部短側部1fに接近した底板1aには、底部短側部1fに沿って、所定の間隔で、上述したと同様のヒンジ雌部1cが形成されており、本実施例においては、底部短側部1fの両端部付近に、それぞれ2個ずつ配設されており、合計4個のヒンジ雌部1c配設されている。
【0016】
底部短側部1fの両端部に形成された台座1g1には、透孔1g2が穿設された略方形状の嵌合枠部1gが立設されている。嵌合枠部1gは、底部長側部1bより低く、底部短側部1fより高く形成されており、透孔1g2には、後述する短側壁3に形成された嵌合突起が嵌合するように構成されている。
【0017】
1hは、底部短側部1fと底板1aとにより形成される隅部に形成された板状或いはブロック状の補強部材であり、補強部材1hの上端は、底部短側部1fの上端に略一致するように構成されている。補強部材1hの先端1h2は、底板1aの下面に形成された底部嵌合部1’を構成する底部短側部側リブ1a2のうち、少なくとも、一番外側に位置する底部短側部側リブ1a2’まで延在するように構成されている。本実施例においては、補強部材1hは、底部短側部1fの両端部付近に接近して配設された、それぞれ、2個のヒンジ雌部1c間に1個及び上記の2個のヒンジ雌部1cのうち、底部短側部1fの中央部寄りに配設されたヒンジ雌部1cに接近して1個、配設されており、合計4個の補強部材1hが形成されている。
【0018】
上述したように、底部短側部1fと底板1aとにより形成される隅部に、板状或いはブロック状の補強部材1hを配設することにより、板状に形成された、強度的に弱い底部短側部1fの強度を高めることができるとともに、下面に、互いに交差する底部長側部側リブ1a1と底部短側部側リブ1a2とからなる底部嵌合部1’が形成されていない、底部嵌合部1’の外側に位置する底板1aの強度を高めることができる。従って、全体として、底部1ひいては折り畳みコンテナー全体の強度や剛性を高めることができる。また、上記の補強部材1hが、ヒンジ雌部1cに接近して配設されているので、ヒンジ雌部1cを補強することもできる。
【0019】
1iは、底部短側部1fと底板1aとにより形成される隅部の中央部に形成された補強ブロックであり、相対する底部短側部1fの中央部付近に、それぞれ、配設されている。
【0020】
次に、主として、図8〜図10を用いて、短側壁3について説明する。
【0021】
短側壁3は、横長の略方形状の板状部3aと、板状部3aの下端から外方向に向かって延在する下部水平枠3bを有しており、下部水平枠3bの下面には、底部1の底部短側部1fに沿って形成されたヒンジ雌部1cに対応して、ヒンジ雄部3cが形成されている。ヒンジ雄部3cは、下部水平枠3bの下面に垂下され、板状部3aに対して直角な一対の垂直片3c1と、一対の垂直片3c1間に配設された水平ピン3c2とから構成されている。
【0022】
下部水平枠3bの下端中央部には、板状部3aを、下部水平枠3bを超えて下方に延在することにより形成された、ヒンジ雄部3cと略同じ高さを有する横長の方形状の下部板状部3dが形成されている。下部板状部3dの中央部付近には、上述した底部1の底部短側部1fと底部1aとにより形成される隅部に形成された補強ブロック1iが挿入可能な下方が開放された凹部3eが形成されている。凹部3eに隣接する下部板状部3dの外面と下部水平枠3bとにより形成される隅部には、ヒンジ雄部3cの垂直片3c1と同様の補強板3fが形成されており、また、下部板状部3dの両端部付近の外面と下部水平枠3bとにより形成される隅部等にも、適宜、必要に応じて、ヒンジ雄部3cの垂直片3c1と同様の補強板3fが形成されている。
【0023】
板状部3aの上端には、上部水平枠3gが形成されており、また、下部水平枠3bと上部水平枠3gの両端を連結する垂直枠3hが形成されている。折り畳みコンテナーが組み立てられて、短側壁3が底部1に対して垂直に立てられた際には、板状部3aの内面3a1と、底部1の底部短側部1fに沿って形成されたヒンジ雌部1cの板状片1c1の内面とは、略面一になるように構成されており、折り畳みコンテナーが組み立てられた状態において、折り畳みコンテナーの短側壁3側の内面には、突出部が形成されないように構成されている。そして、折り畳みコンテナーが組み立てられた状態においては、下部水平枠3b、上部水平枠3g及び垂直枠3h等は、底部1の底部短側部1fを超えて、外側に突出しないように構成されている。
【0024】
短側壁3の垂直枠3hの外側には、係合枠部4が形成されており、板状部3aの延長として形成されている係合枠部4の板状部4aの上部には、板状部4aに垂直に外側に突出した上部嵌合突起4bが突設されており、また、上部嵌合突起4bの下方には、先端に係止突起4c1が向き合うように形成された、一対の係止片4cが、板状部4aに垂直に略水平方向に延在されている。更に、係止片4cの下方には、垂直枠3hに対して垂直に、外方向に延在する中間嵌合凸部4dが形成されており、更にまた、中間嵌合凸部4dの下方には、平べったい下部係合突起4eが形成されている。下部係合突起4eの下方には、箱状の下部嵌合凸部4fが形成されており、更に、係合枠部4の下端には、下端係合突起4gが形成されている。なお、Hは、短側壁3の上方に形成された、作業者の指が挿入可能な持ち手開口部である。
【0025】
次に、主として、図11及び図12を用いて長側壁2について説明する。
【0026】
長側壁2は、横長の略方形状の板状部2aと、板状部2aの下端から外方向に向かって延在する下部水平枠2bを有しており、下部水平枠2bの下面には、底部1の底部長側部1bに沿って形成されたヒンジ雌部1cに対応して、ヒンジ雄部2cが形成されている。ヒンジ雄部2cは、上述した短側壁3に形成されたヒンジ雄部3cと同様に、下部水平枠2bの下面に垂下され、板状部3aに対して直角な一対の垂直片2c1と、一対の垂直片2c1間に配設された水平ピン2c2とから構成されている。
【0027】
板状部2aの外面2a1には、板状部2aの上端から外方向に向かって延在する上部水平枠2dと下部水平枠2bを、その両端部付近で連結する垂直リブ2eや水平リブ2fが、適宜、形成されている。折り畳みコンテナーが組み立てられ、長側壁2が、底部1に対して、垂直に立てられた際には、板状部2aの内面2a2は、底部1の底部長側部1bを構成する段部1b2の垂直面や、底部長側部1bに沿って配設されたヒンジ雌部1cの板状片1c1の内面等と、略面一になるように構成されており、折り畳みコンテナーが組み立てられた状態において、折り畳みコンテナーの長側壁2側の内面に、突出部が形成されないように構成されている。そして、折り畳みコンテナーが組み立てられた状態においては、上部水平枠2dや下部水平枠2bや垂直リブ2eや水平リブ2f等が、底部1の底部長側部1bを超えて、外側に突出しないように構成されている。
【0028】
長側壁2の両端部には、板状部2aに直交する方向で、且つ、内側に延在する係合枠部5が形成されており、係合枠部5の上部には、上部嵌合孔5aが穿設されており、上部嵌合孔5aには、折り畳みコンテナーを組み立てた際に、短側壁3の係合枠部4に形成された上部嵌合突起4bが挿入されるように構成されている。
【0029】
また、上部嵌合孔5aの下方に穿設された2つの透孔5bの間には、水平で、横長の係合突起5cが、係合枠部5の内面5’に突設されている。図13や図14に示されているように、係合突起5cは、先端部が先細り状の膨出部5c1と、膨出部5c1から係合枠部5の外面5”に向かって延在する水平部5c2とにより、横向きの茸状に形成されている。折り畳みコンテナーを組み立てた際には、短側壁3の係合枠部4に形成された一対の係止片4cの間に、係合突起5cの膨出部5c1が挿入され、係止片4cの先端部が、係合突起5cの上下に穿設された透孔5bに挿入されるとともに、短側壁3の係合枠部4に形成された係止片4cの係止突起4c1が、長側壁2の係合枠部5に形成された係合突起5cの膨出部5c1の背面に係止されるように構成されている。
【0030】
更に、係合突起5cの下方には、係合枠部5を一部切り欠くことにより形成された嵌合凹部5dが形成されている。折り畳みコンテナーを組み立てた際には、嵌合凹部5dには、短側壁3の係合枠部4に形成された中間嵌合凸部4dが嵌合するように構成されている。
【0031】
更に、嵌合凹部5dの下方には、下部嵌合孔5eが穿設されており、 折り畳みコンテナーを組み立てた際には、下部嵌合孔5eには、短側壁3の係合枠部4に形成された下部係合突起4eが挿入されるように構成されている。
【0032】
長側壁2の下部両端部には、下部水平枠2bより一段高い水平枠2gと下部水平枠2b付近の垂直リブ2eとにより形成された切り欠き部2hが形成されており、この切り欠き部2hには、底部1に長側壁2を取り付け、底部1に対して、長側壁2を垂直に立てた際に、底部1に形成された端部係止ブロック1eが、長側壁2に干渉することなく入り込むことができるように構成されている。そして、長側壁2に上方から負荷がかかった際には、底部1に形成された端部係止ブロック1eの上面に、長側壁2の下部両端部に形成された切り欠き部2hを形成する水平枠2gが、面接触状態で接触し、長側壁2にかかった負荷を、負担することができるように構成されている。
【0033】
短側壁3の係合枠部4に形成された箱状の下部嵌合凸部4fは、折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた際に、長側壁2側の係合枠部5の下端と、底部1の底部短側部1fの両端部に嵌合枠部1gの上端との間に形成される間隙Dに挿入されるように形成されている。また、短側壁3の係合枠部4に形成された下端係合突起4gは、底部1の底部短側部1fの両端部に形成された嵌合枠部1gの透孔1g2に嵌合されるように構成されている。
【0034】
底部1に長側壁2をヒンジ結合させるには、長側壁2を、板状部2aの内面2a2が底部1側に位置するように配置するとともに、上方から下降させて、長側壁2に形成されたヒンジ雄部2cの水平ピン2c2を、底部長側部1bの外壁1b1とヒンジ雌部1cの半円筒状フック1c2との間に形成された間隙を通過させることにより、長側壁2に形成されたヒンジ雄部2cの水平ピン2c2を、底部1の底部長側部1bのに沿って配設されたヒンジ雌部1cの半円筒状フック1c2に係合させることによりヒンジ結合させる。
【0035】
同様に、底部1に短側壁3をヒンジ結合させるには、短側壁3を、板状部3aの内面3a1が底部1側に位置するように配置するとともに、上方から下降させて、短側壁3に形成されたヒンジ雄部3cの水平ピン3c2を、底部短側部1fとヒンジ雌部1cの半円筒状フック1c2との間に形成された間隙を通過させることにより、短側壁3に形成されたヒンジ雄部3cの水平ピン3c2を、底部1の底部短側部1fのに沿って配設されたヒンジ雌部1cの半円筒状フック1c2に係合させることによりヒンジ結合させる。
【0036】
上述したようにして、折り畳みコンテナーに構成部材である底部1に、長側壁2及び短側壁3をヒンジ連結して、折り畳みコンテナーを組み立てることができる。
【0037】
上述したように、ヒンジ部を構成する底部1のヒンジ雌部1cと長側壁2のヒンジ雄部2cを連結することにより、底部1に、長側壁2が結合されることになるが、このように、底部1と長側壁2が組み立てられる際に、底部長側部1bの外壁1bの内面と段部1b2の上面とにより形成される隅部に形成された補強部材1dを挟持するように、長側壁2の下部水平枠2bの下面には、ヒンジ雄部2cを構成する垂直片2c1と同様に垂直片を配設することが好ましい。このように構成することにより、長側壁2の底部長側部1b方向へのガタつきが防止でき、折り畳みコンテナーの安定した組み立て状態を維持することができる。
【0038】
また、上述した補強部材1dの上面が、略垂直に立てられた長側壁2の下部水平枠2bの下面に当接或いは接近して位置するように構成されているので、組み立てられた状態の折り畳みコンテナーを段積みした際に、長側壁2に上方から負荷がかかっても、このような負荷を、長側壁2の下部水平枠2bに当接する補強部材1dが負担することができるので、底部長側部1bが変形したり、損傷するようなことが防止できる。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0040】
底部に重なるように折り畳むようにした折り畳みコンテナーにおいて、板状の底部側部と底板とにより形成される隅部に、補強部材を配設したので、板状に形成された、強度的に弱い底部側部の強度を高めることができ、底部ひいては折り畳みコンテナー全体の強度や剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの組み立て途中の斜視図である。
【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳まれた状態の斜視図である。
【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーの底部の斜視図である。
【図5】図5は本発明の折り畳みコンテナーの底部の平面図である。
【図6】図6は本発明の折り畳みコンテナーの底部の部分斜視図である。
【図7】図7は図6の正面図である。
【図8】図8は本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の斜視図である。
【図9】図9は同じく本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の斜視図である。
【図10】図10は本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の部分斜視図である。
【図11】図11は本発明の折り畳みコンテナーの長側壁の斜視図である。
【図12】図12は本発明の折り畳みコンテナーの長側壁の部分斜視図である。
【図13】図13は本発明の折り畳みコンテナーの長側壁の係合枠部と短側壁の係合枠部とが係合される前の長側壁と短側壁の長側壁に沿った垂直断面図である。
【図14】図14は本発明の折り畳みコンテナーの長側壁の係合枠部と短側壁の係合枠部とが係合された状態の長側壁と短側壁の長側壁に沿った垂直断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・底部
1a・・・・・・・・・・・底板
1b・・・・・・・・・・・底部長側部
1f・・・・・・・・・・・底部短側部
1h・・・・・・・・・・・補強部材
2・・・・・・・・・・・・長側壁
3・・・・・・・・・・・・短側壁
4・・・・・・・・・・・・短側壁の係合枠部
5・・・・・・・・・・・・長側壁の係合枠部

Claims (1)

  1. 底部を囲むように配設された側壁を、底部に重なるように折り畳むようにした折り畳みコンテナーにおいて、板状の底部側部と底板とにより形成される隅部に、補強部材が配設されているとともに、前記補強部材の先端が、前記底板の下面に形成された底部嵌合部を構成する底部側部側リブのうち、少なくとも、一番外側に位置する底部側部側リブまで延在されており、且つ、前記補強部材の上面が、略垂直に立てられた前記側壁の下部水平枠の下面に当接或いは接近して位置するように構成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
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