JP4350882B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、底部を囲むように配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことができる折り畳みコンテナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,図9に示されているように、平面形状が略長方形に形成された底部1の相対する長辺に、ヒンジ部を介して連結された長側壁2と、同じく、底部1の相対する短辺に、ヒンジ部を介して連結された短側壁3とからなる折り畳みコンテナー(以下、大型折り畳みコンテナーという。)C1が知られており、また、上記の底部1より小さな、平面形状が略長方形に形成された底部10の相対する長辺に、ヒンジ部を介して連結された、上記の短側壁3と略同じ長さを有する長側壁20と、底部10の相対する短辺に、ヒンジ部を介して連結された、上記の長側壁2の長さの略半分の長さを有する短側壁30とからなる折り畳みコンテナー(以下、小型折り畳みコンテナーという。)C10が知られている。
【0003】
大型折り畳みコンテナーC1は、図9に示されている箱型に組み立てられた状態から、短側壁3を内側に倒して、底部1の上に重ね、次いで、同じく、長側壁2を内側に倒して、底部1及び短側壁3の上に重ねることにより、折り畳まれるように構成されている。同様に、小型折り畳みコンテナーC10も、図9に示されている箱型に組み立てられた状態から、短側壁30を内側に倒して、底部10の上に重ね、次いで、同じく、長側壁20を内側に倒して、底部10及び短側壁30の上に重ねることにより、折り畳まれるように構成されている。
【0004】
組み立てられた状態の大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2及び短側壁3の上端部の内側角部には、それぞれ、切り欠き段部2a、3aが形成されており、同様に、組み立てられた状態の小型折り畳みコンテナーC10の長側壁20及び短側壁30の上端部の内側角部にも、それぞれ、切り欠き段部20a、30aが形成されている。また、大型折り畳みコンテナーC1の底部1の裏面には、段積みした際に、下に位置する組み立てられた状態の大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2の切り欠き段部2a及び短側壁3の切り欠き段部3aに嵌合される後述する嵌合部が、底部1の周壁1aの下端1a’を越えて下方に延在するように形成されている。同様に、小型折り畳みコンテナーC10の底部10の裏面にも、後述する嵌合部が、底部10の周壁10aの下端10a’を越えて下方に延在するように形成されている。
【0005】
また、従来、一例として、図9に示されているように、大型折り畳みコンテナーC1の上に、1個或いは2個の小型折り畳みコンテナーC10を段積みすることが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一例として、図9に示されているように、大型折り畳みコンテナーC1の上に、1個或いは2個の小型折り畳みコンテナーC10を段積みした際に、上に位置する小型折り畳みコンテナーC10の重さにより、大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2の中央部付近が外側に膨出し、この長側壁2の中央部付近の外側への膨出により、大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2の中央部付近に載置された小型折り畳みコンテナーC10の底部10が、長側壁2から外れて傾斜したり、大型折り畳みコンテナーC1内に落ち込んだりするという問題があった。折り畳みコンテナーが大型化し、長側壁2の横方向の長さがより長くなった場合には、特に、長側壁2の中央部付近が、外側へ膨出し易くなり、上記の問題が、より顕著となる。
【0007】
また、大型折り畳みコンテナーC1の上に、1個の小型折り畳みコンテナーC10を段積みした際に、型折り畳みコンテナーC10が、下に位置する大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2に沿って移動しやすいとう問題があった。
【0008】
更に、大型折り畳みコンテナーC1の上に、1個或いは2個の小型折り畳みコンテナーC10を段積みした際に、上に位置する小型折り畳みコンテナーC10の重さにより、大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2の中央部付近が外側に膨出したり、座屈を起こして、長側壁2が損傷するという問題があった。折り畳みコンテナーが大型化し、長側壁2の横方向の長さがより長くなった場合には、特に、長側壁2の損傷が惹起され易くなる。
【0009】
本発明の目的は、上述した従来の折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、第1には、下に位置する組み立てられた状態の大型折り畳みコンテナーの上に、小型折り畳みコンテナーを、小型折り畳みコンテナーの底部の短辺側が、下に位置する前記大型折り畳みコンテナーの相対する長側壁に跨がるように、且つ、小型折り畳みコンテナーの底部の一方の長辺側が、下に位置する前記大型折り畳みコンテナーの一方の短側壁に当接するように載置した際には、小型折り畳みコンテナーの底部の短辺側に位置する裏面の両端部付近に形成された凹部のうち、前記大型折り畳みコンテナーの中央寄りに位置する凹部に、前記大型折り畳みコンテナーの長側壁のフランジ部の中央部に突設された一対の嵌合凸部の一方の嵌合凸部が嵌合するように構成されているとともに、前記小型折り畳みコンテナーの裏面に形成された嵌合部が、前記大型折り畳みコンテナーの側壁の上端部に形成された切欠き段部に嵌合されるように構成されており、更に、前記大型折り畳みコンテナー同士を段積みした際には、下に位置する大型折り畳みコンテナーの長側壁のフランジ部の中央部に突設された前記一対の嵌合凸部が、上に位置する大型折り畳みコンテナーの底部の長辺側の中央部に形成された嵌合凹部に嵌合されるように構成したものであり、第2には、折り畳みコンテナーの長側壁の垂直中心線付近に位置する外面に、フランジ部から下部水平リブまで延在する垂直補強リブを形成したものである。
【0011】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものでない。なお、上述した従来の大型折り畳みコンテナー及び小型折り畳みコンテナーと同じ構成部材については、同じ符号が使用されており、また、その詳細な説明は省略する。
【0012】
本実施例の大型折り畳みコンテナーC1も、同様に、平面形状が略長方形に形成された底部1の相対する長辺に、ヒンジ部を介して連結された長側壁2と、同じく、底部1の相対する短辺に、ヒンジ部を介して連結された短側壁3とから形成されている。長側壁2は、横長状の板部2bを有しており、板部2bの上端から外側に水平方向に延在する上部水平部2cと、上部水平部2cの先端から上方に延在する垂直部2dと、垂直部2dの上端から外側に水平方向に延在するフランジ部2eとを有しており、上部水平部2cと垂直部2dとにより、上述した切り欠き段部2aが形成されている。
【0013】
板部2bの下端から外側に水平方向に延在する下部水平リブ2fが形成されており、また、フランジ部2eの下方の近傍に位置する板部2bの外面には、外側に水平に延在する1本以上の中間水平リブ2g、2hが形成されている(本実施例においては、2本の中間水平リブが形成されている)。また、板部2bの垂直端部からは、板部2bに対して垂直で、且つ、大型折り畳みコンテナーC1が組み立てられた状態において、短側壁3方向に延在する縦長の側部2iが形成されており、側部2iには、短側壁3の両端部に形成された係合雄部3bに係合可能な係合雌部2jが形成されている。大型折り畳みコンテナーC1が組み立てられた状態において、長側壁1の側部2iに形成された係合雌部2jと、短側壁3の両端部に形成された係合雄部3bとの係合により、簡単に、短側壁3が内側に倒れないようにロックされるように構成されており、このような長側壁1の係合雌部2jと短側壁3の係合雄部3bとからなるロック機構は、種々のものが公知であるので、詳細な説明は省略する。また、長側壁1の板部2bの両端やその近傍には、外側に延在する適当数の垂直リブ2kが形成されている。更に、長側壁1の外面には、フランジ部2eと中間水平リブ2g、2hとを連結する垂直リブ2mが、適当な間隔で形成されている。
【0014】
長側壁2の垂直中心線を挟んで、各長側壁2の垂直中心線付近に位置するフランジ部2eの上面には、上記垂直中心線を挟んで、一対の嵌合凸部2nが形成されている。また、長側壁2の垂直中心線に沿った長側壁2の外面、及び、垂直中心線を挟んで、その両側に位置する長側壁2の外面には、フランジ部2eから下部水平リブ2fまで延在する垂直補強リブ2pが形成されている。本実施例には、3本の垂直補強リブ2pが形成されているが、垂直中心線に沿った一本のみの垂直補強リブ2pを形成することも、また、垂直中心線に沿って形成された垂直補強リブ2pを省略して、垂直中心線を挟んで、その両側に2本の垂直補強リブ2pを形成することも、更には、長側壁2の中央部領域に、4本以上の垂直補強リブ2pを形成することもできる。
【0015】
小型折り畳みコンテナーC10の裏面斜視図である図6に示されているように、小型折り畳みコンテナーC10の底部10の短辺10b側に位置する裏面の少なくとも両端部付近には、凹部10cか形成されている。10dは、小型折り畳みコンテナーC10を段積みした際に、下に位置する組み立てられた状態の小型折り畳みコンテナーC10の長側壁20の切り欠き段部20a及び短側壁30の切り欠き段部30aに嵌合される、上述した嵌合部であり、底部10の周壁10aの下端10a’を越えて下方に延在するように構成されている。なお、嵌合部10dの裏面には、必要に応じて、交叉リブ10d’が形成されている。
【0016】
図5に示されているように、下に位置する大型折り畳みコンテナーC1の上に、1個の小型折り畳みコンテナーC10を、小型折り畳みコンテナーC10の底部10の短辺10b側が、下に位置する大型折り畳みコンテナーC1の相対する長側壁2に跨がるように、且つ、小型折り畳みコンテナーC10の底部10の一方の長辺10e側が、下に位置する大型折り畳みコンテナーC1の一方の短側壁3に当接するように載置した際には、小型折り畳みコンテナーC10の底部10の短辺10b側に位置する裏面の両端部付近に形成された凹部10cのうち、大型折り畳みコンテナーC1の中央寄りに位置する凹部10cに、大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2のフランジ部2eに突設された一対の嵌合凸部2nのうち、小型折り畳みコンテナーC10が載置される短側壁3側に位置する嵌合凸部2nが嵌合するように構成されている。同様に、もう一個の小型折り畳みコンテナーC10を載置し、図8に示されているように、下が位置する大型折り畳みコンテナーC1の上に、2個の小型折り畳みコンテナーC10が載置できるように構成されている。
【0017】
上述したように、下に位置する大型折り畳みコンテナーC1の上に、小型折り畳みコンテナーC10を段積みした際に、小型折り畳みコンテナーC10の底部10の短辺10b側に位置する裏面の両端部付近に形成された凹部10cに、大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2のフランジ部2eに突設された嵌合凸部2nが嵌合するように構成されているので、下に位置する大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2の中央部付近が、外側への膨出するようなことがなく、従って、大型折り畳みコンテナーC1に載置された小型折り畳みコンテナーC10の大型折り畳みコンテナーC1の中央部付近に位置する底部10が、大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2から外れて傾斜したり、大型折り畳みコンテナーC1内に落ち込んだりするようなことが防止でき、安定した状態で、大型折り畳みコンテナーC1の上に、小型折り畳みコンテナーC10を段積みすることができる。
【0018】
また、下に位置する大型折り畳みコンテナーC1の上に、小型折り畳みコンテナーC10を段積みした際に、小型折り畳みコンテナーC10の底部10に形成された凹部10cに、大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2に突設された嵌合凸部2nが嵌合するように構成されているので、大型折り畳みコンテナーC1の上に、1個の小型折り畳みコンテナーC10を段積みした際に、小型折り畳みコンテナーC10が、下に位置する大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2に沿って移動するようなことがない。
【0019】
また、大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2の垂直中心線付近に位置する長側壁1の外面には、フランジ部2eから下部水平リブ2fまで延在する垂直補強リブ2pが形成され、長側壁2が補強されているので、小型折り畳みコンテナーC10が載置された際に、大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2が変形したり、座屈を起こしたりして、損傷するようなことが防止できる。
【0020】
大型折り畳みコンテナーC1の裏面斜視図である図4に示されているように、大型折り畳みコンテナーC1の底部1の長辺1b側には、周壁1aに沿って、下方が開放された凹溝1cが形成されており、凹溝1cには、所定の間隔で隔壁リブ1dが形成されている。底部1の長辺1bの中央部に位置する一対の隣接する隔壁リブ1d’により、凹溝1cの中央部には、嵌合凹部1eが形成されている。1fは、大型折り畳みコンテナーC1同士を段積みした際に、下に位置する組み立てられた状態の大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2の切り欠き段部2a及び短側壁3の切り欠き段部3aに嵌合される底部1の裏面に形成された、上述した嵌合部であり、底部1の周壁1aの下端1a’を越えて下方に延在するように構成されている。なお、大型折り畳みコンテナーC1の底部1に形成された嵌合部1fの短辺1gに平行な中央領域には、図5や図8に示されているように、長側壁20が当接するように配置された2個の小型折り畳みコンテナーC10の上に、大型折り畳みコンテナーC1を段積みした際に、当接した2個の小型折り畳みコンテナーC10の長側壁20の上端部が挿入される凹溝1hが形成されている。なお、嵌合部1fの裏面には、必要に応じて、交叉リブ1f’が形成されている。
【0021】
大型折り畳みコンテナーC1同士を段積みした際には、下に位置する大型折り畳みコンテナーC1の長側壁2の垂直中心線付近に位置するフランジ部2eの上面に形成された一対の嵌合凸部2nが、上に位置する大型折り畳みコンテナーC1の底部1の長辺1b側の中央部に形成された嵌合凹部1eに嵌合されるように構成されており、嵌合凸部2nが、大型折り畳みコンテナーC1同士の段積み作業の邪魔にならないように構成されている。
【0022】
なお、上述した実施例には、大型折り畳みコンテナーC1の上に、2個の小型折り畳みコンテナーC10が段積みされる例が示されているが、大型折り畳みコンテナーC1の上に、3個の小型折り畳みコンテナーC10を段積みすることもできる。この場合には、中央に配置された小型折り畳みコンテナーC10の底部10の短辺10b側の両端部に形成された2個の凹部10cに対応する大型折り畳みコンテナーC1のフランジ部2eに、上述した嵌合凸部2nを2個、形成するとともに、中央に配置された小型折り畳みコンテナーC10の両側に配置された小型折り畳みコンテナーC10の短辺10b側の両端部に形成された2個の凹部10cのうちの中央に配置された小型折り畳みコンテナーC10側の凹部10cに対応する大型折り畳みコンテナーC1のフランジ部2eに、それぞれ、1個の嵌合凸部2nを形成する。大型折り畳みコンテナーC1の上に、4個以上の小型折り畳みコンテナーC10を段積みする場合にも、同様にして、適当な位置に、適当数の嵌合凸部2nを形成する。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0024】
下に位置する折り畳みコンテナーの上に、これより小さい底部を有する小型折り畳みコンテナーを段積みした際に、小型折り畳みコンテナーの底部に形成された凹部に、折り畳みコンテナーの長側壁に突設された嵌合凸部が嵌合するように構成されているので、下に位置する折り畳みコンテナーの長側壁が、外側への膨出するようなことがなく、従って、折り畳みコンテナーに載置された小型折り畳みコンテナーが、折り畳みコンテナーの長側壁から外れて傾斜したり、折り畳みコンテナー内に落ち込んだりするようなことが防止でき、安定した状態で、折り畳みコンテナーの上に、小型折り畳みコンテナーを段積みすることができる。
【0025】
下に位置する折り畳みコンテナーの上に、小型折り畳みコンテナーを段積みした際に、小型折り畳みコンテナーの底部に形成された凹部に、折り畳みコンテナーの長側壁に突設された嵌合凸部が嵌合するように構成されているので、折り畳みコンテナーの上に、1個の小型折り畳みコンテナーを段積みした際に、型折り畳みコンテナーが、下に位置する折り畳みコンテナーの長側壁に沿って移動するようなことがない。
【0026】
折り畳みコンテナーの長側壁の垂直中心線付近に位置する外面に、フランジ部から下部水平リブまで延在する垂直補強リブが形成され、長側壁が補強されているので、小型折り畳みコンテナーが載置された際に、折り畳みコンテナーの長側壁が変形したり、座屈を起こしたりして、損傷するようなことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の折り畳みコンテナーの斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの組み立て途中の斜視図である。
【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳まれた状態の斜視図である。
【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーの裏面斜視図である。
【図5】図5は本発明の折り畳みコンテナーと2つの小型折り畳みコンテナーとの段積みを説明するための斜視図である。
【図6】図6は本発明の折り畳みコンテナーに段積みされる小型折り畳みコンテナー裏面斜視図である。
【図7】図7は本発明の折り畳みコンテナーの部分拡大斜視図である。
【図8】図8は本発明の折り畳みコンテナーと2つの小型折り畳みコンテナーとの段積み状態の斜視図である。
【図9】図9は従来の折り畳みコンテナーと2つの小型折り畳みコンテナーとの段積みを説明するための斜視図である。
【符号の説明】
C1・・・・・・・・・・・大型折り畳みコンテナー
C2・・・・・・・・・・・大型折り畳みコンテナー
1・・・・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・・・・長側壁
3・・・・・・・・・・・・短側壁
2n・・・・・・・・・・・嵌合凸部
2p・・・・・・・・・・・垂直補強リブ
10c・・・・・・・・・・凹部
Claims (2)
- 下に位置する組み立てられた状態の大型折り畳みコンテナーの上に、小型折り畳みコンテナーを、小型折り畳みコンテナーの底部の短辺側が、下に位置する前記大型折り畳みコンテナーの相対する長側壁に跨がるように、且つ、小型折り畳みコンテナーの底部の一方の長辺側が、下に位置する前記大型折り畳みコンテナーの一方の短側壁に当接するように載置した際には、小型折り畳みコンテナーの底部の短辺側に位置する裏面の両端部付近に形成された凹部のうち、前記大型折り畳みコンテナーの中央寄りに位置する凹部に、前記大型折り畳みコンテナーの長側壁のフランジ部の中央部に突設された一対の嵌合凸部の一方の嵌合凸部が嵌合するように構成されているとともに、前記小型折り畳みコンテナーの裏面に形成された嵌合部が、前記大型折り畳みコンテナーの側壁の上端部に形成された切欠き段部に嵌合されるように構成されており、更に、前記大型折り畳みコンテナー同士を段積みした際には、下に位置する大型折り畳みコンテナーの長側壁のフランジ部の中央部に突設された前記一対の嵌合凸部が、上に位置する大型折り畳みコンテナーの底部の長辺側の中央部に形成された嵌合凹部に嵌合されるように構成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
- 折り畳みコンテナーの長側壁の垂直中心線付近に位置する外面に、フランジ部から下部水平リブまで延在する垂直補強リブを形成したことを特徴とする請求項1に記載の折り畳みコンテナー。
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