JPS59155421A - 改良された陰イオン交換樹脂の製造方法 - Google Patents
改良された陰イオン交換樹脂の製造方法Info
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- JPS59155421A JPS59155421A JP58028055A JP2805583A JPS59155421A JP S59155421 A JPS59155421 A JP S59155421A JP 58028055 A JP58028055 A JP 58028055A JP 2805583 A JP2805583 A JP 2805583A JP S59155421 A JPS59155421 A JP S59155421A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ものであり、更に詳しくは塩基性交換基としてイミダゾ
ール類を有するイオン交換樹脂に於いて、特にイオン交
換能を改良した陰イオン交換樹脂の製造法に関するもの
である。本発明により得られる陰イオン交換樹脂の用途
は多岐にわたり、水処理、各種薬液の精製、アミノ酸、
核酸等の分離、イオン交換膜、高分子触媒あるいはコレ
ステロール低下剤等の医薬として利用等が期待されるも
のである。
交換樹脂の代表的なものは、イオン交換基として第四ア
ンモニウム塩を含むものである。この第四アンモニウム
塩は、架橋重合体(付加重合体、重縮合重合体、まだは
重縮合重合体)上に導入されたハロアルキル基(特にク
ロルメチル基)に脂肪族第三アミン(特にトリメチルア
ミン)を反応させることによって形成されている。
はいくつかの欠点がある。
なわち、最も代表的な強塩基性交換樹脂は架橋重合体(
たとえばジビニルベンゼくで架橋されたポリスチレン)
をクロルメチルメチルエーテルでクロルメチル化し、こ
れを第四アンモニウム塩化することによって製造される
が、クロルメチル化は適当な溶媚と触媒の存在下に行な
う必仮があって、そのこと自体および反応後のm/IJ
および触媒の除去の必要の点で工程上煩雑である。寸だ
、第四アンモニウム塩化には一般にトリメチルアミンが
使用されるが、このアミンは悪臭′V/J質であってそ
の使用は作業環境上好ましくない。
チルアミン、を使用するこの種方法のもう一つの欠点は
、製品強塩基性交換樹脂の耐熱性が低い、ということで
ある。強塩基性交換樹脂の用途の拡大に伴なって高温下
での使用が求められる現状においては耐熱性の不良はそ
の用途に種々の制限をもたらす。
交換基の形成にイミダゾールを使用する陰イオン交換樹
脂の製造法を発明したC特開昭−52−151681)
。該発明の製造法はハロメチルオキシラン化合物をイミ
ダゾール類に反応させ得られた変性イミダゾール類(中
間体)を多官能性エポキシ化合物と反応させて陰イオン
交換樹脂を得る方法である。
点を有する。
、イミダゾールとハロメチルオキシラン化合物の1=1
付加体、1:2付刃n体及びオリゴマーとの混合物であ
るため、得られる陰イオン交換樹脂は、イミダゾール類
に基づく塩基性交換基のうち、中性塩分解能に寄与する
イミダゾリウム塩基の含有量が少なく、強塩基性交換樹
脂としては、低活性である。
研究を重ね本発明を完成した。
塩(中間体)を多官能性エポキシ化合物と反応させて陰
イオン交換樹脂を得る方法である。
解能に寄与するイミダゾリウム塩基が、多量に含有し、
強塩基性交換樹脂として秀れた性能を有するようになる
。
で、製造の際の環境衛生上及び製品の熱安定性の上での
問題もない。
ン化合物とイミダゾール類とを反応させ′て得られる下
記一般式(1)で表°わされる高分子四級塩を 廃は水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表わし
、Xは・・ロゲン原子を表わし、nは2以上の整数を表
わす。) 多官能性エポキシ化合物で樹脂化したものである。
であり、具体例としては、エピクロルヒドリン、エピブ
ロムヒドリン等が挙げられる。これらは、併用すること
ができる。
ヘキシル、ウンデシル、ヘプタデシル等の炭素数1〜1
7のアルキル基:フェニル、トリル、キシリル等の炭素
数6〜8のアリール基:R2は水素原子またはメチル、
エチル、n−プロピル等の炭素数1〜3のアルキル基を
示す。
チルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−プロ
ピルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−ウ
ンデシルイミダゾール、2−ヘゲタデシルイミダゾール
、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2,4−ジメ
チルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾ
ール0 (3)高分子四級塩の調製 上記(1)式で表わされるイミダゾール類と上記(II
)式で表わされるハロメチルオキシラン化合物とを反応
させることにより調製される。
あり、かつ後玉する多官能性エポキシ化合物による樹脂
化を妨げないものであればさしつかえないが、分子量の
大きな高分子四級塩の調製には特に水が好ましい。
ルオキシラン化合物0.9〜1.5モルが用いられ、特
に1〜1.1モルが好ましい。
〜120℃が好ましい。30℃未満では反応速度が遅く
、120℃を越えると副反応が起こりやすいので好まし
くない。
を50〜80℃の温度で滴下し、滴下終了後80〜12
0℃に昇温することが好ましい。
ことをいう。
一群は、エポキシ当量100〜600程度のいわゆるエ
ポキシ樹脂として知られているものである。具体的には
下記のものがある。ビスフェノール系エポキシ樹脂(た
とえば、ビスフェノールAジグリシジルエーテル)、ポ
リダリコール系エポギシ樹脂(たとえば、エチレンダリ
コールジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジ
ルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエ
ーテル)、脂環系エポキシ樹脂(たとえば、ビニルシク
ロへギセンジエポギサイド)、カルボン酸系エポキシ樹
脂(たとえばフタル酸ジグリシジルエステル)、アミン
系エポキシ樹脂(たとえば、グリシジルアニ:ノン)、
ノボラック系エポキシ樹脂(たとえば、フェノールノボ
ラックグリシジルエーテル)。
にして調製した高分子四級塩と多官能性エポギシ化合物
との加熱硬化反応は、両者を所定割合で均一に混合した
後、加熱することにより行なわれる。
計量の10〜70重景%、重量しくは20〜60重量%
の量で使用され、加熱は60〜190℃好ましくは70
〜180℃で行なわれる。
の存在下に行なうことができる。
どがある。
されるので、これを適当な粒度に粒状化する。
粉砕することである。
の特性を利用したものであって、樹脂塊を多量の水性媒
体中で水和させて、自己崩壊させることである。水性媒
体としては水のほかにメタノール、エタノール等があり
、水和温度は20〜100℃程度である。
未反応物を除去し、乾燥する事により粒状状態の本発明
強塩基性交換樹脂が得られる。
示すものではない。
コ中に2−メチルイミダゾール72.4 tをとり、水
100m1を加えて均一溶液にする。
ルヒドリン81.6 fを約1時間で滴下する。反応温
度を90℃に上昇させ、この温度で14時間にわたって
攪拌を続けることにより、高分子四級塩(中間体Aとす
る)の調製液を得る。
ある「エボライ)100MFJ(共栄社油脂化学工業社
製)37部とを均一に混合させた後、通常のエポキシ樹
脂の硬化法と同様の方法で、80℃で3時間、170℃
で5時間加熱硬化させる。硬化物は放冷後に水中で放置
することにより容易に水和崩壊して粒状の樹脂状体が得
られる。生成した粒状化物をエタノール、水にて洗浄を
行ない未反応物を除去する。得られた樹脂(樹脂Aとす
る)は白色で、中性塩分解能は3.g meq / ?
(乾燥物)であった。
と二官能性エポキシ化合物である[エボライト40EJ
(共栄社油脂化学工業社製)25部とを均一に混合させ
た後、製造例−1−ti)と同様な方法で加熱硬化及び
後処理する。
は4.1meq/fC乾燥物)であった。
ルヒドリン40.8 rを用いた他は製造例−1−1)
と同様な操作を行なうことにより高分子四級塩(中間体
Cとする)の調製液を得る。
る[エピコー、ト828 J (シェル化学社製)29
部とを均一に混合させた後、製造例−1−1i)と同様
な方法で加熱硬化及び後処理する。
は2.7meq/l(乾燥物)であった。
水60m11エピクロルヒドリン4 o、s tを用い
た他は製造例−1−1)と同様な操作を行なうことによ
り高分子四級塩(中間体りとする)の調製液を得る。
る「エボライト40EJ30部とを均一に混合させた後
、製造例−1−ii)と同様な方法で加熱硬化及び後処
理する。
は3.1 meq / li’ (乾燥物)であった。
ン40.8 fを用いた他は製造例−1−1少と同様な
操作を行なうことにより高分子四級塩(中間体Eとする
)の調製液を得る。
エポライト40EJ29部とを均一に混合させた後、製
造例−1−10と同様な方法で加熱硬化及び後処理する
・ 得られた樹脂(樹脂Eとする)は白色で、中性塩分解能
は4.1meq/f(乾燥物)であった。
コ中に2−メチルイミダゾール302をとす、エタノー
ル25m1.エチレングリコール5mlを加えて均一混
合液とする。
ルヒドリン301を約1時間で滴下する。
チルイミダゾール(中間体Fとする)の調製液を得る。
エボライ)]OOMFJ37部とを均一に混合させた後
、通常のエポキシ樹脂の硬化法と同様の方法で、80℃
で3時間、170℃で5時間加熱硬化させる。
和崩壊して、粒状の樹脂状体が得られる。
溶液で順次洗浄して、可溶性の未反応物を除去する。最
後に純水で十分に洗浄する。得られた樹脂は黄土色で中
性塩分解能は1.8 rneq /グ(乾燥物)であっ
た。
Bと市販強塩基性交換樹脂(三菱化成社製ダイヤイオン
PA316 :スチレンージビニルヘンセン系、架橋度
8%、トリメチルアンモニウム塩型、U型)について、
示差熱天秤装置(理学電機製、恒温型示差熱天秤800
2 H型)を用いて熱減量を次の条件で測定した。
量減はみられなかった。一方、市販品の熱減量は、20
0℃で13%、260℃で25%であった。
λ 発明の名称 改良された陰イオン交換樹脂の製造方法3 補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目j番2号氏名 (2
θり三菱油化株式会社 グ代理人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目j番2号! 補正に
よシ増加する発明の数 。
挿入する。
官能性エポキシ化合物である「エポ) −トYH−tx
3a」(東部化成社製)75部とを均一に混合させた後
、製造例−/−11)と同様な方法で加熱硬化及び後処
理する。
はグー 1 meq/g ’ (乾燥物)であった。
官能性エポキシ化合物である720部とを均一に重合さ
せた後、製造例−/−11)と同様な方法で加熱硬化及
び後処理する。
は≠、2 mθq/g(乾燥物)であった。
二官能性エポキシ化合物であるに混合させた後製造例−
/ −+i )と同様な方法で加熱硬化及び後処理する
。
解能は≠、りmeq/g (乾燥物)であった。
温度計、攪拌機を設けた 四つロフラスコ中にノーメチルイミダゾール211.、
!: Li−(0,3モル)を入れ、水tomiを加え
て均一溶液にする。反応温度を2夕〜JOCに保ち、攪
拌しながらエピクロルヒドリンs t、s y (o、
tモル)を1時間で滴下した後3時間反応させる。
化ナトリウム水溶液toν (0,3”モル)を1時間で滴下した後3時ml攪拌を
続けることによシ、本化合物の調整液を得た。
と二官能性エポキシ化合物である50部とを均一に混合
させた後、製造例−7−11)と同様な方法で加熱硬化
及び後処理する。
解能は夕、Omeφ(乾燥物)であった。
1)で得られた高分子四 級塩(中間体A)の調製液を!夕〜t。
p (0,0gにモル)を7時間で滴下した後、3時
間反応させる。次いで反応液を冷却し、o−、tCに保
ち、λθチ水酸化ナトリウム水溶液3タブ (0,/ 70モル)を7時間で滴下した後3時間攪拌
し、本化合物の調製液を得た。
間体F」を「中間体J」と訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ハロメチルオキシラン化合物とイミダゾール類とを反応
させて得られる下記一般式(I)で表わされる高分子四
級塩を、 (ただし、R1は水素原子、炭素数1〜17のアルキル
基または炭素数6〜8のアリール基を表わし、Rz (
d水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を表わし、
Xはハロゲン原子を表わし、nは2以上の整数を表わす
。) 多官能性エポキシ化合物と反応させて樹脂を得ることを
特徴とする陰イオン交換樹脂の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58028055A JPH0236125B2 (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | Kairyosaretainionkokanjushinoseizohoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58028055A JPH0236125B2 (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | Kairyosaretainionkokanjushinoseizohoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59155421A true JPS59155421A (ja) | 1984-09-04 |
JPH0236125B2 JPH0236125B2 (ja) | 1990-08-15 |
Family
ID=12238069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58028055A Expired - Lifetime JPH0236125B2 (ja) | 1983-02-22 | 1983-02-22 | Kairyosaretainionkokanjushinoseizohoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236125B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0157410A2 (en) * | 1984-04-03 | 1985-10-09 | Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. | Cholesterol level-lowering agents |
WO1997021752A1 (en) * | 1995-12-14 | 1997-06-19 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Latent curing agent compositions and a method of making |
US5717011A (en) * | 1995-12-14 | 1998-02-10 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Curing agent compositions and a method of making |
-
1983
- 1983-02-22 JP JP58028055A patent/JPH0236125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0157410A2 (en) * | 1984-04-03 | 1985-10-09 | Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. | Cholesterol level-lowering agents |
US4777042A (en) * | 1984-04-03 | 1988-10-11 | Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. | Cholesterol level-lowering agents |
WO1997021752A1 (en) * | 1995-12-14 | 1997-06-19 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Latent curing agent compositions and a method of making |
US5717011A (en) * | 1995-12-14 | 1998-02-10 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Curing agent compositions and a method of making |
US5733954A (en) * | 1995-12-14 | 1998-03-31 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Epoxy resin curing agent made via aqueous dispersion of an epoxide and an imidazole |
US5798399A (en) * | 1995-12-14 | 1998-08-25 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Curing agent compositions and a method of making |
US5801218A (en) * | 1995-12-14 | 1998-09-01 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Latent curing agent compositions and a method of making |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236125B2 (ja) | 1990-08-15 |
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