JPS59148749A - 光学的に活性なα−アジド−p−ヒドロキシフエニル酢酸とその塩、及びその製法 - Google Patents
光学的に活性なα−アジド−p−ヒドロキシフエニル酢酸とその塩、及びその製法Info
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- JPS59148749A JPS59148749A JP24304283A JP24304283A JPS59148749A JP S59148749 A JPS59148749 A JP S59148749A JP 24304283 A JP24304283 A JP 24304283A JP 24304283 A JP24304283 A JP 24304283A JP S59148749 A JPS59148749 A JP S59148749A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C247/00—Compounds containing azido groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D453/00—Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids
- C07D453/02—Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids containing not further condensed quinuclidine ring systems
- C07D453/04—Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids containing not further condensed quinuclidine ring systems having a quinolyl-4, a substituted quinolyl-4 or a alkylenedioxy-quinolyl-4 radical linked through only one carbon atom, attached in position 2, e.g. quinine
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光学的に活性なα−アジド−p−ヒドロキシ
フェニル酢酸とその塩、より詳細にはD−(−1−α−
アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸とその塩に関する
。本発明はまた、これらの化合物の製法に関する。
フェニル酢酸とその塩、より詳細にはD−(−1−α−
アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸とその塩に関する
。本発明はまた、これらの化合物の製法に関する。
前記化合物は新規なものであり、とくにα−アミノ−p
−ヒドロキシベンジル・ペニシリン及びセフテロスポリ
ンの製造、より詳細には6−(α−アミノ−p−ヒドロ
キシベンジル)−アミノ−6−メトキシ・ペニシリンの
製造のための出発物質として適している。これらの物質
ハ従来D −(−1−α−アミノ−p−ヒドロキシフェ
ニル酢酸を用いて製造されていた。しかし。
−ヒドロキシベンジル・ペニシリン及びセフテロスポリ
ンの製造、より詳細には6−(α−アミノ−p−ヒドロ
キシベンジル)−アミノ−6−メトキシ・ペニシリンの
製造のための出発物質として適している。これらの物質
ハ従来D −(−1−α−アミノ−p−ヒドロキシフェ
ニル酢酸を用いて製造されていた。しかし。
この周知の出発物質の使用は、6−メトキシ・ければな
らないという欠点がある。副産物が。
らないという欠点がある。副産物が。
とくにこの保護原子団を除去するさいに生ずることがあ
り、そのためこの周知の製法の収率はがっかりするほど
低くなる。光学的に活性なα−アジド−p−ヒドロキシ
フェニル酢酸を用いると、6−メトキシ・ペニシリン・
フラクションとの直接の結合が可能であり、その後では
、とのα−アジド基を必要なアミノ機能に転換するだけ
でよい。この転換は水素による接触還元で容易に行うこ
とができる。微妙な条件、保護原子団の使用及び副産物
の生成はいずれもなくなるので高い収率が得られる。
り、そのためこの周知の製法の収率はがっかりするほど
低くなる。光学的に活性なα−アジド−p−ヒドロキシ
フェニル酢酸を用いると、6−メトキシ・ペニシリン・
フラクションとの直接の結合が可能であり、その後では
、とのα−アジド基を必要なアミノ機能に転換するだけ
でよい。この転換は水素による接触還元で容易に行うこ
とができる。微妙な条件、保護原子団の使用及び副産物
の生成はいずれもなくなるので高い収率が得られる。
α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸はまた、もつ
と普通のα−アミノ−p−ヒドロキシベンジル・ペニシ
リン及びセファロスポリンの製造にも使用できる。この
製法は従来の合成と同程度に価値がある。しかしながら
、α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸による製法
は廃棄物の生成という面から見るとより魅力的である。
と普通のα−アミノ−p−ヒドロキシベンジル・ペニシ
リン及びセファロスポリンの製造にも使用できる。この
製法は従来の合成と同程度に価値がある。しかしながら
、α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸による製法
は廃棄物の生成という面から見るとより魅力的である。
周知の合成で用いられる保護原子団は最終的には生成廃
棄物として放出される。α−アジド−p−ヒドロキシフ
ェニル酢酸による製造後略では、対応するα−丁ミノ化
合物への転換に於いて生成廃棄物としての窒素が生ずる
だけである。
棄物として放出される。α−アジド−p−ヒドロキシフ
ェニル酢酸による製造後略では、対応するα−丁ミノ化
合物への転換に於いて生成廃棄物としての窒素が生ずる
だけである。
この新規な光学的に活性なα−アジド−p−ヒドロキシ
フェニル酢賃はラセミ体から、又はラセミ体の形の原料
から直接に、製造できる。
フェニル酢賃はラセミ体から、又はラセミ体の形の原料
から直接に、製造できる。
ラセミ体からスタートする場合、これl−1D L −
α−アジド−p−ヒドロキシフエニlし酢酸を適当な溶
媒、たとえばアルコール いはエステルなどに、水が混じ,rl,Nるかどう力)
にかかわりなく溶かして行われる。光学曲番こ活性な有
機塩基、たとえばシンコニジン、エフェドリン、シンコ
ニン,ブルシンあるむ1はモIレヒネ、を加えることに
より、光学異性体をアミンとの塩として晶出させること
ができる。
α−アジド−p−ヒドロキシフエニlし酢酸を適当な溶
媒、たとえばアルコール いはエステルなどに、水が混じ,rl,Nるかどう力)
にかかわりなく溶かして行われる。光学曲番こ活性な有
機塩基、たとえばシンコニジン、エフェドリン、シンコ
ニン,ブルシンあるむ1はモIレヒネ、を加えることに
より、光学異性体をアミンとの塩として晶出させること
ができる。
D−(−1−α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸
とシンコニジンもしくはエフニド1」ンとのジアステレ
オマー塩は、ラセミ化合物の溶液から驚くほど良い収率
で晶出させることができる。対応するL−□(+)−α
−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸の塩は、ブJレ
シンによって非常に良い収率で晶出させることができる
。光学的に活性な酸は、このシアスレ第1′−塩から通
常の方法で、必要ならばイオン交換体の彩画でも使用で
きる強酸又は強塩基による転換によって得られる。
とシンコニジンもしくはエフニド1」ンとのジアステレ
オマー塩は、ラセミ化合物の溶液から驚くほど良い収率
で晶出させることができる。対応するL−□(+)−α
−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸の塩は、ブJレ
シンによって非常に良い収率で晶出させることができる
。光学的に活性な酸は、このシアスレ第1′−塩から通
常の方法で、必要ならばイオン交換体の彩画でも使用で
きる強酸又は強塩基による転換によって得られる。
この新規な光学的に活性な化合物を製造するのに用いら
れるDL−α−アジド−P−ヒドロキシフェニル酢酸は
、対応するハロゲン化合物のハロゲン原子をアジド基で
置換するトイウ、アジ化物の製法としてそれ自体周知の
仕方で得られる。しかし、この反応はDL−α−アジド
−p−ヒドロキシフェニル酢酸の製造に使用した場合は
がっかりするほど収率が低い。このアジド化合物は、α
−ヒドロキシ−p−ヒドロキシフェニル酢酸を酸性の媒
体、たとえば硫酸。
れるDL−α−アジド−P−ヒドロキシフェニル酢酸は
、対応するハロゲン化合物のハロゲン原子をアジド基で
置換するトイウ、アジ化物の製法としてそれ自体周知の
仕方で得られる。しかし、この反応はDL−α−アジド
−p−ヒドロキシフェニル酢酸の製造に使用した場合は
がっかりするほど収率が低い。このアジド化合物は、α
−ヒドロキシ−p−ヒドロキシフェニル酢酸を酸性の媒
体、たとえば硫酸。
塩酸あるいは臭化水素酸の水溶液中でアジ化物、たとえ
ばアジ化ナトリウム、と反応させることにより高い収率
で得られる。α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸
はアルカリ性媒体中では得ることができないし、中性媒
体中では収率が低くなる。塩酸又は臭化水素酸の存在下
で最良の結果が得られる。その上、このプロセスは、p
−ヒドロキシマンデル酸とも呼ばれているその出発物質
が、市販で大量かつ安価に入手できるし、あるいはまた
必要ならばフェノールとグリオキシル酸の縮合により容
易に得られるので魅力的である。後者の場合、p−ヒド
ロキシマンデル酸の取出しを省略することもできる。ア
ルカリ性水性媒体中でフェノールとグリオキシとができ
る。
ばアジ化ナトリウム、と反応させることにより高い収率
で得られる。α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸
はアルカリ性媒体中では得ることができないし、中性媒
体中では収率が低くなる。塩酸又は臭化水素酸の存在下
で最良の結果が得られる。その上、このプロセスは、p
−ヒドロキシマンデル酸とも呼ばれているその出発物質
が、市販で大量かつ安価に入手できるし、あるいはまた
必要ならばフェノールとグリオキシル酸の縮合により容
易に得られるので魅力的である。後者の場合、p−ヒド
ロキシマンデル酸の取出しを省略することもできる。ア
ルカリ性水性媒体中でフェノールとグリオキシとができ
る。
α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸の光学的に活
性な形態を作る魅力的製法としては。
性な形態を作る魅力的製法としては。
ラセミ体を吸出すことを省略するやり方もある。
このためには、p−ヒドロキシマンデル酸とアジ化す)
IJウムとの反応の後で、反応混合物を水と混合しな
い溶媒、たとえばエステル、で抽出して、上記の光学的
に活性なアミンのひとつを抽出物に加える。結晶化させ
ると、光学的に活性な形のα−アジド−p−ヒドロキシ
フェニル酢酸がそのアミンとの塩として得られ、そのあ
と周知の方法で処理される。
IJウムとの反応の後で、反応混合物を水と混合しな
い溶媒、たとえばエステル、で抽出して、上記の光学的
に活性なアミンのひとつを抽出物に加える。結晶化させ
ると、光学的に活性な形のα−アジド−p−ヒドロキシ
フェニル酢酸がそのアミンとの塩として得られ、そのあ
と周知の方法で処理される。
実施例1
三つの異なる方法によるDL−α−アシド−p−ヒドロ
キシフェニル酢酸の〜遣 a) り一ヒドロキシマンデル酸の一水和物93g(
0,5モル)とアシパ化ナトリウム39g(0,6モル
)の混合物を、水700m1の中で温度80℃で3時間
攪拌する。反応混合物を20℃に冷却し、濃塩酸を加え
て−を2,5にする。DL−α−アジド−p−ヒドロキ
シフェニル酢酸を%2X300−の酢酸エチルで抽出し
、抽出物を調製用カラム・グロマトグラフイーによって
分離した。担体はシリカゲルであり、溶離剤はトルエン
、酢酸エチル及び酢酸の1 : 1 : 0,05の比
の混合物で構成された。DL−α−アジド−p−ヒドロ
キシフェニル酢酸の収率は15チであった。
キシフェニル酢酸の〜遣 a) り一ヒドロキシマンデル酸の一水和物93g(
0,5モル)とアシパ化ナトリウム39g(0,6モル
)の混合物を、水700m1の中で温度80℃で3時間
攪拌する。反応混合物を20℃に冷却し、濃塩酸を加え
て−を2,5にする。DL−α−アジド−p−ヒドロキ
シフェニル酢酸を%2X300−の酢酸エチルで抽出し
、抽出物を調製用カラム・グロマトグラフイーによって
分離した。担体はシリカゲルであり、溶離剤はトルエン
、酢酸エチル及び酢酸の1 : 1 : 0,05の比
の混合物で構成された。DL−α−アジド−p−ヒドロ
キシフェニル酢酸の収率は15チであった。
b)p−ヒドロキシマンデル酸の一水和物18.6g(
01モル)、120−の水及びアジ化ナトリウム13g
(0,2モール)の混合物に30−の濃塩酸を攪拌しな
がら加えた。この混合物をその後1時間半還流温度80
℃で攪拌し、3 Q mlの10係塩酸で洗った。次に
18.1.9(0,1モル)のジシクロヘキシルアミン
を加え、その混合物を20℃の温度で2時間攪拌し、生
じた塩を戸別した。乾燥後の重量は27.4 g(収率
73チ)であった。この塩から希塩酸を用いて遊離酸が
分離された。析出したジシクロヘキシルアミン塩酸塩を
戸別し、P液から酢酸t−ブチルを用いてDL−α−ア
ジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸を抽出し、濃縮して
回収した。収量は10gであった。
01モル)、120−の水及びアジ化ナトリウム13g
(0,2モール)の混合物に30−の濃塩酸を攪拌しな
がら加えた。この混合物をその後1時間半還流温度80
℃で攪拌し、3 Q mlの10係塩酸で洗った。次に
18.1.9(0,1モル)のジシクロヘキシルアミン
を加え、その混合物を20℃の温度で2時間攪拌し、生
じた塩を戸別した。乾燥後の重量は27.4 g(収率
73チ)であった。この塩から希塩酸を用いて遊離酸が
分離された。析出したジシクロヘキシルアミン塩酸塩を
戸別し、P液から酢酸t−ブチルを用いてDL−α−ア
ジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸を抽出し、濃縮して
回収した。収量は10gであった。
c)22.5gのフェノール、18.8 jj (0,
127モル)のグリオキシル酸(50チ水溶液の形)及
び50−の水の混合物を、50%苛性ソーダ溶液により
pi−110,5にし、20℃で8時間攪拌した。反応
混合物に塩酸を加えて−を7にし、2X25−のメチル
イソブチル ケトンで抽出した。水相に1fi、3,
1it(0,25モル)のアジ化ナトリウムと40−の
濃塩酸を加え、この混合物を還流温度で2時間中攪拌し
、20℃まで冷却した。反応混合物から1 b) で
述べたと同じ方法でDL−α−アジド−p−ヒドロキシ
フェニル酊酸を回収した。
127モル)のグリオキシル酸(50チ水溶液の形)及
び50−の水の混合物を、50%苛性ソーダ溶液により
pi−110,5にし、20℃で8時間攪拌した。反応
混合物に塩酸を加えて−を7にし、2X25−のメチル
イソブチル ケトンで抽出した。水相に1fi、3,
1it(0,25モル)のアジ化ナトリウムと40−の
濃塩酸を加え、この混合物を還流温度で2時間中攪拌し
、20℃まで冷却した。反応混合物から1 b) で
述べたと同じ方法でDL−α−アジド−p−ヒドロキシ
フェニル酊酸を回収した。
実施例2
D−(−1−α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸
の製造 a)])f、−α−アジド−p−ヒドロキシフエニル酢
酸7.72 Il(0,04モル)、インプロパツール
70ゴ及び酢酸t−ブチル70−の混合物に、10.9
g(0,037モル)のシンコニジンを攪拌しながら
加えた。混合物は20℃で2時間攪拌し、析出したシン
コニジン基金濾過して乾燥した。収量は7.9gであっ
た。この塩を45dのメタノールに60℃で溶かLA5
0−の酢酸t−ブチルを加えた後、混合物を20℃に冷
却し、20℃で2時間攪拌した。析出した塩を濾過して
乾燥した。比旋光度〔α’l、o=−190゜8°(I
N塩酸でC=1)のD−(−)−α−アジド−p−ヒド
ロキシフェニル酢酸のシンコニジン塩464gが得られ
た。
の製造 a)])f、−α−アジド−p−ヒドロキシフエニル酢
酸7.72 Il(0,04モル)、インプロパツール
70ゴ及び酢酸t−ブチル70−の混合物に、10.9
g(0,037モル)のシンコニジンを攪拌しながら
加えた。混合物は20℃で2時間攪拌し、析出したシン
コニジン基金濾過して乾燥した。収量は7.9gであっ
た。この塩を45dのメタノールに60℃で溶かLA5
0−の酢酸t−ブチルを加えた後、混合物を20℃に冷
却し、20℃で2時間攪拌した。析出した塩を濾過して
乾燥した。比旋光度〔α’l、o=−190゜8°(I
N塩酸でC=1)のD−(−)−α−アジド−p−ヒド
ロキシフェニル酢酸のシンコニジン塩464gが得られ
た。
得られた塩4,3Iを25−の水に溶かし、それに4m
lの濃塩酸を加えた。遊離した光学的に活性な酸を2×
20−の酢酸家−プチルで抽出し、抽出物を(硫酸マグ
ネシウムで)乾燥し濃縮して回収した。こうして、融点
132−−134℃、比旋光度〔α)20=−164゜
(96チエタノールでC=1)のD−(−1−α−アジ
ド−p−ヒドロキシフェニル酢酸14yが得られた。
lの濃塩酸を加えた。遊離した光学的に活性な酸を2×
20−の酢酸家−プチルで抽出し、抽出物を(硫酸マグ
ネシウムで)乾燥し濃縮して回収した。こうして、融点
132−−134℃、比旋光度〔α)20=−164゜
(96チエタノールでC=1)のD−(−1−α−アジ
ド−p−ヒドロキシフェニル酢酸14yが得られた。
b) 17.4 g(0,09モル)のDL−α−ア
ジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸、250dの酢酸t
−ブチル及び100−のイソプロパツールの混合物に、
13.2 g(0,08モル)のエフェドリンを攪拌し
ながら加えた。混合物を20℃で6時間攪拌し、その後
で析出したエフェドリン塩を戸別した。この塩を34−
のメタノールに50℃で溶かした。この溶液に100−
の酢酸t−ブチルを加えた。
ジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸、250dの酢酸t
−ブチル及び100−のイソプロパツールの混合物に、
13.2 g(0,08モル)のエフェドリンを攪拌し
ながら加えた。混合物を20℃で6時間攪拌し、その後
で析出したエフェドリン塩を戸別した。この塩を34−
のメタノールに50℃で溶かした。この溶液に100−
の酢酸t−ブチルを加えた。
20℃で6時間攪拌した後、析出物を戸別して乾燥した
。こうして、融点148−149℃。
。こうして、融点148−149℃。
比旋光度〔α〕之0=−135°(IN塩酸でC=1)
のD−(−)−α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢
酸のエフェドリン塩5.5gが得られた。得られた塩5
.0 gを60m1の水に溶かし、15−の濃塩酸を加
えた。遊離した光学的に活性な酸を2×60−の酢酸t
−ブチルで抽出した。硫酸マグネシウムで乾燥し、抽出
物を濃縮して、2.15 lIのD−(→−α−アジド
ーp−ヒドロキシフェニル酢酸が回収された。
のD−(−)−α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢
酸のエフェドリン塩5.5gが得られた。得られた塩5
.0 gを60m1の水に溶かし、15−の濃塩酸を加
えた。遊離した光学的に活性な酸を2×60−の酢酸t
−ブチルで抽出した。硫酸マグネシウムで乾燥し、抽出
物を濃縮して、2.15 lIのD−(→−α−アジド
ーp−ヒドロキシフェニル酢酸が回収された。
実施例3゜
L−(+1−α−アジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸
の製造 3、部6 fl (0,02モル)のDL−α−アジド
−p−ヒドロキシフェニル酢酸を60−のメタノールに
溶かした溶液に8.0gのブルシンを攪拌しながら加え
た。20℃で2時間攪拌した後、析出した塩を戸別して
乾燥した。収量は8.4Iであった。1251I1gの
メタノールで再結晶させて、比旋光度〔α)”=+ 5
8.6 (l N塩酸でC=1)のL−(+1−α−ア
ジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸のブルシン塩3.4
gが回収された。
の製造 3、部6 fl (0,02モル)のDL−α−アジド
−p−ヒドロキシフェニル酢酸を60−のメタノールに
溶かした溶液に8.0gのブルシンを攪拌しながら加え
た。20℃で2時間攪拌した後、析出した塩を戸別して
乾燥した。収量は8.4Iであった。1251I1gの
メタノールで再結晶させて、比旋光度〔α)”=+ 5
8.6 (l N塩酸でC=1)のL−(+1−α−ア
ジド−p−ヒドロキシフェニル酢酸のブルシン塩3.4
gが回収された。
この塩3.3gを20−の水に溶かし、それに3−の濃
塩酸を加えた。水相を20−の酢酸t−ブチルで2回抽
出し、抽出物を(硫酸マグネシウムで東燥し濃縮して1
gのL −(+1−α−アジド−p−ヒドロキシフェニ
ル酢酸が得られた。この生成物資・ま融点が132−1
34℃、比旋光度〔α)”=+ 158°(96チエタ
ノールでC=1)であった。
塩酸を加えた。水相を20−の酢酸t−ブチルで2回抽
出し、抽出物を(硫酸マグネシウムで東燥し濃縮して1
gのL −(+1−α−アジド−p−ヒドロキシフェニ
ル酢酸が得られた。この生成物資・ま融点が132−1
34℃、比旋光度〔α)”=+ 158°(96チエタ
ノールでC=1)であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)光学的に活性なα−アジド−p−ヒドロキシフェ
ニル酢酸及びその塩。 121 D−(−1−α−アジド−p−ヒドロキシフ
ェニル酢酸及びその塩。 +31 、 D L−α−アジド−p−ヒドロキシフェ
ニル酢酸を溶媒中で光学的に活性な有機アミンと反応さ
せ、生じたジアステレオマー塩を晶出させて必要ならば
遊離酸を除去することを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の化合物の製法。 (4)用いる光学的に活性な有機アミンがシンコニジン
、エフェドリン、又はブルシンであることを特徴とする
特許請求の範囲第3項に記載の製法。 (511)−(、−4−α−アジド−p−ヒドロキシフ
ェニル酢酸のシンコニジンとの塩。 +61 D−(→−α−アジドーp−ヒドロキシフェ
ニル酢酸のエフェドリンとの塩。 f71 L−(+l−α−アジドーp−ヒドロキシフ
ェニル酢酸のブルシンとの塩。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8300536 | 1983-02-14 | ||
NL8300536A NL8300536A (nl) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | Optisch actief alfa-azido-p-hydroxyfenylazijnzuur en zijn zouten alsmede de bereiding daarvan. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59148749A true JPS59148749A (ja) | 1984-08-25 |
Family
ID=19841406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24304283A Pending JPS59148749A (ja) | 1983-02-14 | 1983-12-22 | 光学的に活性なα−アジド−p−ヒドロキシフエニル酢酸とその塩、及びその製法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0118934A1 (ja) |
JP (1) | JPS59148749A (ja) |
NL (1) | NL8300536A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012513381A (ja) * | 2008-12-23 | 2012-06-14 | ジヤンセン・フアーマシユーチカルズ・インコーポレーテツド | Hcvのマクロ環状プロテアーゼ阻害剤を製造するための方法および中間体 |
JP2013522273A (ja) * | 2010-03-16 | 2013-06-13 | ジヤンセン・フアーマシユーチカルズ・インコーポレーテツド | Hcvの大環状プロテアーゼ阻害剤の製造のための方法及び中間体 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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SE326716B (ja) * | 1968-12-04 | 1970-08-03 | Astra Ab | |
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