JPS602301B2 - α−アジドアリ−ル酢酸の製造方法 - Google Patents
α−アジドアリ−ル酢酸の製造方法Info
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- JPS602301B2 JPS602301B2 JP16579A JP16579A JPS602301B2 JP S602301 B2 JPS602301 B2 JP S602301B2 JP 16579 A JP16579 A JP 16579A JP 16579 A JP16579 A JP 16579A JP S602301 B2 JPS602301 B2 JP S602301B2
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Description
本発明は一般式
(式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、水酸基又は保護
された水酸基である。 )で示されるQ−ァジドアリール酢酸の製法に関するも
のである。Qーァジドァリール酢酸は合成ペニシリンや
セフアロスポリン系抗生物質の修飾剤として重要な化合
物である〔例えば、B.Ekstrニm et al.
,ActaChem.Scand.,19 281(1
965)〕。又、これらQ−アジドアリール酢酸は還元
操作により相当するQ−アミノアリール酢酸に譲導でき
〔例えば、A.Benhoetal.,A血.,4灘,
50(1932)〕、これらQ−アミノアリール酢酸も
又、上記抗生物質の重要な修飾剤であることが知られて
い る〔K.E.Price et al.ln S
tr比tme−Activiツ Relation
ships among thesemiSy
nthetic AntibioticS(D.Per
1m舷ned),pp.22,pp.96− 97.A
cademic Press. NewYork,19
77〕。従釆、Q−アジドアリール酢酸の典型的な合成
法としては、アリ−ル酢酸又はマンデル酸誘導体をハロ
ゲン化して、Q−ハロアリール酢酸誘導体とした後、ア
ジドを作用させる方法〔例えば、A,Da蝋pSky
,J,Prakt,Chem,, 99, 179(1
919);Chem.Abst.,14,40ぴ(19
20).及びB.EksU0m et al.,Act
a Chem.Scand.,19,281(1965
)〕が公知である。 しかし、原料となるアリール酢酸譲導体またはマンデル
酸譲導体の入手が必ずしも容易でなく、Qーアジトアリ
ール酢酸の工業的製法としては必ずしも満足すべきもの
ではない。 本発明者等は工業原料としていずれも入手可能な化合物
を出発原料とし、一段階の反応で前記−般式(1)で表
わされるQ−アジトアリール酢酸が容易に合成できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至ったものである。 本発明を反応式で示すと次の如きである。 (式中、Rは前記に同じであり、Xはハロゲン原子であ
り、Mはアルカリ金属原子である。 )本法は塩基存在下、前記一般式(0)で表わされる2
,2,2−トリハロ−1−アリールエタ/ールと前記−
対支式(m)で表わされるアジドとを水性媒体中反応さ
せるものである。本法で原料として用いる前記一般式(
0)で表わされる2,2,2−トリハロー1−アリール
ェタノールは典型的な方法として、アリールアルデヒド
‘こ塩基の存在下、トリハロメタンを付加させるか、又
はアリール炭化水素誘導体にトリハロァセトアルデヒド
を付加させることによって容易に製造できる化合物であ
る。前記一般式(ロ)で表わされる2.2,2−トリハ
ロ−1ーアリ−ルエタ/ールとしては1−フエニルー2
,2,2−トリクロ。エタノール、1ーメトキシフエニ
ル−2,2,2一トリクロロエタノール、1−ヱトキシ
フエニルー2.2,2−トリクロロエタ/−ル、1−ア
リロキシフエニルー2,2,2−トリクロロエタノール
、1ーベンジロキシフエニルー2,2,2ートリクロ。
エタノール、1−テトラヒドロピラニルオキシフエニル
ー2,2,2ートリクロロエタ/ール、1−トリアルキ
ルシリルオキシフエニル−2,2,2ートリクロ。エタ
ノール、1ーク。ロフエニルー2,2,2ートリクロ。
エタノール、1ーブロモフヱニルー2,2,2一トリク
ロロエタノール、更にはこれらのトリブ。ム同族体を例
示することができる。本法に於いては塩基の使用を必須
要件とするものである。 塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム
、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムェトキシド、カリウムメトキシド
等のアルカリ金属アルコキシド等を用いる。塩基は反応
時間を短縮でき、且つ収率を向上せしめ得る葛馬点から
アルカリ金属水酸イ的物の使用が好ましい。塩基の使用
量は2,2,2ートリハロー1ーアリールェタノール(
ロ)に対して化学量論量の3当量以上使用するが、好収
率で目的化合物を得るためには4〜6当量の使用が好ま
しい。又本法で用いるアジドとしはリチウムアジド、ナ
トリウムアジド、カリウムアジド等のアルカリ金属アジ
ドを例示することができる。反応の収率又は経済性の面
からこれらのうち、ナトリウムアジドの使用が好ましい
。アジドの使用量は理論的には2,2,2−トリハロ−
1−アリールェタノール(0)に対して当量で充分であ
るが、収率を向上させるためには約2倍当量使用するこ
とが好ましい。本法の実施にあたっては水性媒体の使用
を必須要件とする。 水性媒体としては水あるいは水とメタノール、エタノー
ル、プロパノール、プタノール等のアルコール類、ジェ
チルェーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルホスホルトリアミド等のアミド類、ア
セトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル類、ジメチ
ルスルホキシド等のスルホキシド類、スルホラン等のス
ルホン類等との混合媒体を例示することができる。目的
物を選択的且つ高収率で得るためにはアセトニトリル等
のニトリル系溶媒を含む水性媒体の使用が好ましい。反
応は特別の加熱又は冷却を必要とせず、室温で容易に進
行するが、必要ならば冷却乃至加熱することにより反応
収率の向上乃至反応の促進を行なうことができる。また
、本発明の実施に当っては反応系中で、前記一般式(0
)で表わされる2,2,2ートリハロ−1−アリールェ
タ/ールを形成させて実施することも可能である。例え
ば塩基の存在下、一般式で表わされるアリールアルデヒ
ド、一般式CHX3 (V
)で表わされるトリハロメタン及び一般式(m)で表わ
されるアジドを水性媒体中反応させてもよい。 尚、本法の実施にあたって、アルコールを溶媒として使
用した場合、一般式(1)で表わされるQーアジトアリ
ール酢酸のェステルが生成するが、本発明の塩基性条件
下、最終的に加水分解されて一般式(1)で表わされる
Qーアジドアリール酢酸を与えるものである。 本発明で得られる一般式(1)で表わされるQーアジド
アリール酢酸としては、Q−アジドーフェニル酢酸、Q
−アジド−(メトキシ置換フヱニル)酢酸、Qーアジド
ー(ェトキシ置換フェニル)酢酸、Qーアジド−(アリ
ロキシ置換フェニル)酢酸、Q−アジドー(ベンジロキ
シ置換フェニル)酢酸、Qーアジドー(テトラヒドロピ
ラニルオキシ置換フェニル)酢酸、Qーアジド−(ェト
キシェチルオキシ置換フェニル)酢酸の如きQ−アジド
−(ァルコキシ置換フェニル)酢酸及びQーアジドー(
アリーロキシ置換フェニル)酢酸、Qーアジド−(クロ
ロ瞳襖フェニル)酢酸、Q−アジドー(ブロモ置換フェ
ニル)酢酸の如きQーアジドー(ハロ置換フェニル)酢
酸、qーアジドー(ジメチルブチルシリルオキシ置換フ
ェニル)酢酸の如きQ−アジドー(トリアルキルシリル
オキシ置換フェニル)酢酸等を例示できる。 以下、参考例及び実施例により本発明を更に詳細に説明
する。参考例 1 炭酸カリウムを触媒とし、フェノール及びクロラール水
和物から合成した〔G三zaTokaret al.,
NPgのr Kem.Folyd
された水酸基である。 )で示されるQ−ァジドアリール酢酸の製法に関するも
のである。Qーァジドァリール酢酸は合成ペニシリンや
セフアロスポリン系抗生物質の修飾剤として重要な化合
物である〔例えば、B.Ekstrニm et al.
,ActaChem.Scand.,19 281(1
965)〕。又、これらQ−アジドアリール酢酸は還元
操作により相当するQ−アミノアリール酢酸に譲導でき
〔例えば、A.Benhoetal.,A血.,4灘,
50(1932)〕、これらQ−アミノアリール酢酸も
又、上記抗生物質の重要な修飾剤であることが知られて
い る〔K.E.Price et al.ln S
tr比tme−Activiツ Relation
ships among thesemiSy
nthetic AntibioticS(D.Per
1m舷ned),pp.22,pp.96− 97.A
cademic Press. NewYork,19
77〕。従釆、Q−アジドアリール酢酸の典型的な合成
法としては、アリ−ル酢酸又はマンデル酸誘導体をハロ
ゲン化して、Q−ハロアリール酢酸誘導体とした後、ア
ジドを作用させる方法〔例えば、A,Da蝋pSky
,J,Prakt,Chem,, 99, 179(1
919);Chem.Abst.,14,40ぴ(19
20).及びB.EksU0m et al.,Act
a Chem.Scand.,19,281(1965
)〕が公知である。 しかし、原料となるアリール酢酸譲導体またはマンデル
酸譲導体の入手が必ずしも容易でなく、Qーアジトアリ
ール酢酸の工業的製法としては必ずしも満足すべきもの
ではない。 本発明者等は工業原料としていずれも入手可能な化合物
を出発原料とし、一段階の反応で前記−般式(1)で表
わされるQ−アジトアリール酢酸が容易に合成できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至ったものである。 本発明を反応式で示すと次の如きである。 (式中、Rは前記に同じであり、Xはハロゲン原子であ
り、Mはアルカリ金属原子である。 )本法は塩基存在下、前記一般式(0)で表わされる2
,2,2−トリハロ−1−アリールエタ/ールと前記−
対支式(m)で表わされるアジドとを水性媒体中反応さ
せるものである。本法で原料として用いる前記一般式(
0)で表わされる2,2,2−トリハロー1−アリール
ェタノールは典型的な方法として、アリールアルデヒド
‘こ塩基の存在下、トリハロメタンを付加させるか、又
はアリール炭化水素誘導体にトリハロァセトアルデヒド
を付加させることによって容易に製造できる化合物であ
る。前記一般式(ロ)で表わされる2.2,2−トリハ
ロ−1ーアリ−ルエタ/ールとしては1−フエニルー2
,2,2−トリクロ。エタノール、1ーメトキシフエニ
ル−2,2,2一トリクロロエタノール、1−ヱトキシ
フエニルー2.2,2−トリクロロエタ/−ル、1−ア
リロキシフエニルー2,2,2−トリクロロエタノール
、1ーベンジロキシフエニルー2,2,2ートリクロ。
エタノール、1−テトラヒドロピラニルオキシフエニル
ー2,2,2ートリクロロエタ/ール、1−トリアルキ
ルシリルオキシフエニル−2,2,2ートリクロ。エタ
ノール、1ーク。ロフエニルー2,2,2ートリクロ。
エタノール、1ーブロモフヱニルー2,2,2一トリク
ロロエタノール、更にはこれらのトリブ。ム同族体を例
示することができる。本法に於いては塩基の使用を必須
要件とするものである。 塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウム等のアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム
、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、ナトリウムメ
トキシド、ナトリウムェトキシド、カリウムメトキシド
等のアルカリ金属アルコキシド等を用いる。塩基は反応
時間を短縮でき、且つ収率を向上せしめ得る葛馬点から
アルカリ金属水酸イ的物の使用が好ましい。塩基の使用
量は2,2,2ートリハロー1ーアリールェタノール(
ロ)に対して化学量論量の3当量以上使用するが、好収
率で目的化合物を得るためには4〜6当量の使用が好ま
しい。又本法で用いるアジドとしはリチウムアジド、ナ
トリウムアジド、カリウムアジド等のアルカリ金属アジ
ドを例示することができる。反応の収率又は経済性の面
からこれらのうち、ナトリウムアジドの使用が好ましい
。アジドの使用量は理論的には2,2,2−トリハロ−
1−アリールェタノール(0)に対して当量で充分であ
るが、収率を向上させるためには約2倍当量使用するこ
とが好ましい。本法の実施にあたっては水性媒体の使用
を必須要件とする。 水性媒体としては水あるいは水とメタノール、エタノー
ル、プロパノール、プタノール等のアルコール類、ジェ
チルェーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエ
ーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルホスホルトリアミド等のアミド類、ア
セトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル類、ジメチ
ルスルホキシド等のスルホキシド類、スルホラン等のス
ルホン類等との混合媒体を例示することができる。目的
物を選択的且つ高収率で得るためにはアセトニトリル等
のニトリル系溶媒を含む水性媒体の使用が好ましい。反
応は特別の加熱又は冷却を必要とせず、室温で容易に進
行するが、必要ならば冷却乃至加熱することにより反応
収率の向上乃至反応の促進を行なうことができる。また
、本発明の実施に当っては反応系中で、前記一般式(0
)で表わされる2,2,2ートリハロ−1−アリールェ
タ/ールを形成させて実施することも可能である。例え
ば塩基の存在下、一般式で表わされるアリールアルデヒ
ド、一般式CHX3 (V
)で表わされるトリハロメタン及び一般式(m)で表わ
されるアジドを水性媒体中反応させてもよい。 尚、本法の実施にあたって、アルコールを溶媒として使
用した場合、一般式(1)で表わされるQーアジトアリ
ール酢酸のェステルが生成するが、本発明の塩基性条件
下、最終的に加水分解されて一般式(1)で表わされる
Qーアジドアリール酢酸を与えるものである。 本発明で得られる一般式(1)で表わされるQーアジド
アリール酢酸としては、Q−アジドーフェニル酢酸、Q
−アジド−(メトキシ置換フヱニル)酢酸、Qーアジド
ー(ェトキシ置換フェニル)酢酸、Qーアジド−(アリ
ロキシ置換フェニル)酢酸、Q−アジドー(ベンジロキ
シ置換フェニル)酢酸、Qーアジドー(テトラヒドロピ
ラニルオキシ置換フェニル)酢酸、Qーアジド−(ェト
キシェチルオキシ置換フェニル)酢酸の如きQ−アジド
−(ァルコキシ置換フェニル)酢酸及びQーアジドー(
アリーロキシ置換フェニル)酢酸、Qーアジド−(クロ
ロ瞳襖フェニル)酢酸、Q−アジドー(ブロモ置換フェ
ニル)酢酸の如きQーアジドー(ハロ置換フェニル)酢
酸、qーアジドー(ジメチルブチルシリルオキシ置換フ
ェニル)酢酸の如きQ−アジドー(トリアルキルシリル
オキシ置換フェニル)酢酸等を例示できる。 以下、参考例及び実施例により本発明を更に詳細に説明
する。参考例 1 炭酸カリウムを触媒とし、フェノール及びクロラール水
和物から合成した〔G三zaTokaret al.,
NPgのr Kem.Folyd
【iat 62,斑
(1956);Chem.Aはt.,昼峯10嬰2(1
9蛾)〕pーヒドロキシ−Q一(トリクロロメチル)ペ
ンジルアルコール(483柵、ahmol)をアセトン
(15私)に溶解した。 櫨梓しながち、ョウ化カリウム(365地、2.2hm
ol)、臭化ペンジル(376M、2.2hmol)及
び炭酸カリウ ム(304倣、2.2hmol)を順次
添加した後、室温で2岬時間蝿拝した。更に、炭酸カリ
ウム(100岬)、臭化ペンジル(50の9)を添加し
、2錨時間縄拝を続行した。セラィトで固形物を猿別し
た後、減圧下濃縮し、銭澄をシリカゲルクロマト法(n
−へキサン:酢酸エチル=9:1)で精製し、pーベン
ジルオキシーQ−(トリクロロメチル)ペンジルアルコ
ール(640のc、97%)を白色結晶として得た。m
.p.;99〜101℃IR(KBr);3400,1
610,1595,1515,1250,1005 8
1取れ‐1.NMR(CDC13):63.25(d,
J=4HZ,IH),5.07(s,汎),513(d
,J=4日2,IH),6.93(d,J=9HZ,が
),7.35(br s,班),7.50(d,J=9
HZ,2H).元素分析;C,5日.3CI302 実測値:C,53.9%:日,4.1%.計算値:C,
54.3%;日,4.0%.参考例 2 p−ヒドロキシベンズアルデヒド(4.88夕、4皿m
ol)のァセトン溶液(60の‘)に、臭化ペンジル(
5.3の上、44mmol)と炭酸カリウム(5.52
夕、4仇hmol)を加え、3.5時間燈梓還流を行っ
た。 室温に迄冷却した後、水、エーテルを加え可溶物を抽出
した。有機層を水洗、乾燥後減圧下に濃縮するとpーベ
ンジルオキシベンズアルデヒド3(8.1夕、96%)
が得られた。NM旧(CCl4):65,06(s,が
),6.94(d,J=9HZ,班),7.30(s,
班),7.69(d,J=9HZ,が),9,80(s
,IH),IR(KBr):2820,2730,16
90,1605,1510,3126暴れ‐1.参考例
3 p−ペンジルオキシベンズアルデヒド(4.0夕、18
.9hmol)とクロロホルム(12.0夕、10比h
mol)を損梓器、滴下ロート及び温度計のつ4いた三
口フラスコに入れ、氷−食塩で20℃以下に冷却した。 これに、tーブトキシカリウム(3.2夕、287mm
ol)のtープタノール(45の【)溶液を5℃以下に
保ちながら滴下した。滴下後、0℃以下で2.虫時間鷹
拝した後、無水ベンゼン(20の‘)を加え、更に同温
度で2時間縄拝を続けた。 この反応液を濃塩酸氷中に注ぎ塩酸酸性とした。ベンゼ
ンで有機物を抽出し、水洗乾・操後減圧下に濃縮し、浅
漬をシリカゲルカラムクロマト法(30%酢酸エチル/
n−へキサン溶液)で精製し、p−ペンジルオキシーQ
−(トリクロロメチル)ペンジルアルコール(5.04
夕、80%)を得た。1参考例 4 50%水素化ナトリウム(0.48夕、1仇hmol)
の無水テトラヒドロフラン(5M)懸濁液に、氷水冷却
下徐々に、p−ヒドロキシベンズアルデヒド(1.22
夕、1仇hmol)の無水テトラヒドロフラン’(10
の‘)溶液を滴下した。 滴下後室温で35分間鷹拝した。この混合液にクロロメ
チルメチルェーテル(0.8泌、他hmol)を室温で
加え、更に5.虫時間磯拝した。この反応液にエーテル
と水を加えた後、エーテル層のみを分離した。エーテル
層は希苛性ソーダ水溶液、水及び飽和食塩水で洗浄した
。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧蒸留し、沸点1
02〜4℃/2hmHgのp−メトキシメトキシベンズ
アルデヒドを1.35夕(81.3%)得た。NM旧(
CDCl3):63.50(s,班),5.23(s,
が),7.10(d,が,Jこ8HZ),7.80(d
,2日,J=8日2),9.15(s,IH).実施例
11ーフエニルー2,2,2ートリクロ。 エタノール(0.50夕、2.2mmol)、ナトリウ
ムアジド(0.16夕、2.8hmol)と水酸化カリ
ウム(0.58夕、8.8hmol)を水(10の【)
に加えた。この混合液を5℃で5日間蝿拝した。この混
合液を氷水中に注いだ後、エーテルで可溶物を除去した
。残った水層に希塩酸を加え酸性とした後、酢酸エチル
で有機物を抽出した。この裕機層を水と飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 乾燥後減圧下に濃縮し、油状物(0.298のが縛られ
、次いでシリカゲルカラムクロマト法(30%酢酸エチ
ル/n−へキサン溶液)で精製し、Q−アジドフェニル
酢酸(0.279、70%)を得た。 m.p.85〜89℃:文献値※m.p.103〜10
4℃.※BertiI Ekstrom et
al. , AcねChem.Sca的.,19 2
81(1965)NM町(CDC13>;6502(S
,IH),7.40(S,芳香族基胡),10.10(
bs,IH).IR(KBr);2100,172ルス
‐1.実施例 2水(10w‘)に、1ーフェニルー2
,2,2一トリクロロエタノール(0.50夕、2.2
のZ)、ナトリウムアジド(0.16夕2.8hmol
)、水酸化カリウム(0.58夕、8.8hmol)と
ペンジルセチルジメチルアンモニゥムクロリドを触媒量
加え、500で5日間燈拝した後、実施例1と同様に後
処理した後、シリカゲルカラムクロマト法で分離精製し
、Q−アジドフェニル酢酸(0.34夕、聡%)を得た
。実施例 330%ジオキサン水溶液(10の‘)に1
−(pークロ。 フエニル)一2,2,2−トリクロ。エタノール(0.
50夕、1.9hmoi)、ナトリウムアジド(0.1
3夕、2hmol)と水酸化ナトリウム(0.52夕、
7.9hmol)を加えた。その混合液を室温で1日燭
拝した。この反応液を水中に加えた後エーテルを加え、
可溶物を除去した。残った水層を希酸塩で酸性とした後
酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、乾燥後濃縮する
と結晶(0.33夕)が得られた。この結晶の一定量を
ジアゾメタンで処理し、メチルェステルにした後、ガス
クロマトグラム法(2%EGA,lm,140℃から1
℃/min昇温)で定量すると収率31%であった。 尚、シリカゲルカラムクロマト法で精製した−Qーアジ
ドーP−クロロフェニル酢酸の物性は次の遜りである。
NM収(CDC13);65.00くS,IH),7.
32くS,凪),9.85(brs,IH).IR(K
Br):3000,2100,1740,1695,1
495,122ルス‐1.実施例 4 水(10の【)に、1一(pークロロフェニル)−2,
2,2一トリクロロエタノール(0.50夕、1.9h
mol)、ナトリウムアジド(0.13夕、2hmol
)、水酸化カリウム(0.52夕、7,ghmol)と
ペンジルセチルジメチルアンモニウムクロリドを触媒量
加えた。 この混合液を室温で2日間燭拝した実施例3と同様に処
理し、Qーアジトーpークロロフエニル酢酸を29%の
収率で得た。 実施例 5 30%ジメチルスルホキシド水溶液(10の‘)に、1
一(pーメトキシフエニル)一2,2,2一トリクロロ
エタノール(0.5夕、1.97mmol)、ナトリウ
ムアジド(0.137夕、2.1mmol)と水酸化カ
リウム(0.522、7.9hmo】)を加えた。 この混合液を室温で2.5日間燈拝した。この反応液を
水中に注いだ後エーテルで可溶物を除去した。 残った水層を希塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出
した。この抽出液を水洗乾燥後濃縮し、粗生成物(0.
292夕)を得た。この粗生成物の一定量をジアゾメタ
ンで処理し、メチルェステル化した後、ガスクロマト法
(2%EGA、lm、150℃から1℃/min昇溢)
で定量すると収率40%であった。尚、シリカゲルカラ
ムクロマト法で精製したQ−アジドーp−メトキシフェ
ニル酢酸の物性は次の通りである。NM旧(CDC13
);63.8(s,細),4.95(s,IH).6.
86(d,Ji8HZ,幻),7,30(d,J=8H
Z,幻).IR(KBr);私00.2100.1斑0
,1520.1270の−1.実施例 6水(10叫)
に、1−(pーメトキシフェニル)一2,2,2−トリ
クロロエタノール(0.50夕、1.97mmol)、
ナトリウムアジド(0.14夕、2.1mmol)、水
酸化カーJウム(0.52夕、7.9hmol)とペン
ジルセチルジメチルアンモニウムクロリドを触媒量加え
た後、室温で2日間燈拝した。 この反応液を実施例5と同様に処理した後、ジアゾメタ
ン処理し、Q−アジト−p−メトキシフ0ェニル酢酸メ
チルとし、ガスクロマト法で定量すると収率65%であ
った。実施例 7 50%アセトニトリル水溶液(10泌)に、pーベンジ
ルオキシーQ一(トリクロロメチル)ペンジタルアルコ
ール(0.11夕、0.3hmol)、ナトリウムアジ
ド(57雌、0.8mmol)と水酸化カリウム(96
地、1.7mmol)を加え、50℃で1日魔拝した。 この反応液を水中に注ぎ、エーテルで可溶物を除去した
。残った水層を希塩酸で酸性にした後酢0酸エチルで抽
出した。この抽出液を水洗い、乾燥後濃縮し、Qーアジ
ト−pーベンジルオキシフェニル酢酸(59燐、63%
)を得た。NM旧(d8−Aceto比);85.13
(br s,9日),697〜7.60(m,功H),
8.磯(br s,IH).IR(KBr);桝00,
2100,1735,1610,1斑5.1510,1
250加‐1,尚、ジアゾメタンで処理し、得たメチル
ェステルの物性は次の遜りである。 NM凪(CDC13);63.73(S,9H),4.
93(S,IH),5.06(s,2H),7.05(
d,J=9HZ.が),7.38(d,J=9HZ,が
),7.43(s,胡).IR(KBで);2100,
1750,1610,1250,1010地‐実施例5
0%アセトニトリル水溶液(91の上)に、p−ペンジ
ルオキシーQ−トリクロロメチル)ペンジルアルコール
(1.0夕、3.仇hmol)、ナトリウムアジド(0
.52夕、8hmol)と水酸化カリウム(0.84夕
、12.7mmol)を加え、室温で一夜燭拝した。 この反応液を実施例7と同様に後処理すると、p−ペン
ジルオキシーQ−アジドーフェニル酢酸(0.77夕、
90%)を得た。実施例 9 氷水冷却下、50%ジメチルスルホキシド水溶液(50
の【)に水酸化カリウム(0.60夕、10hmol)
、p−メトキシベンズアルデヒド(1.36夕、1伍h
mol)、トリブロモメ タン(3.04夕、12mm
ol)を加え、このまま18分間蝿拝した。 この混合液に水酸化カリウム(3.06夕、58hmo
l)を50%ジメチルスルホキシド水溶液(30の【)
に溶解したものを20分間で滴下し、更に45分間縄梓
を続けた。次にこの反応液にナトリウムアジド(1.3
0夕、2位hmol)の水溶液(10の【)を5分間で
滴下した後、4時間燭拝し、更に室温で一夜燈拝した。
この反応液に水とエーテルを加え、エーテル可溶物を除
去した。水層を希塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を水洗、乾燥後減圧下に濃縮して−Qーアジ
ドーp−メトキシフェニル酢酸(1.06夕、51%)
を結晶として得た。実施例 1050%アセトニトリル
水溶液(30叫)にナトリウムアジド(0.86夕、1
3hmol)、水酸化カリウム(0.14夕、2.8h
mol)の水溶液(2w‘)、4−ペンジルオキシベン
ズアルデヒド(0.53夕、2.8hmol)のアセト
ニトリル(2M)溶液、次いでトリブロモメタン(0.
76夕、3山hmol)を加え、室温で206間燈拝し
た。 この混合液に水酸化カリウム(0.56夕、IQhmo
l)の50%アセトニトリル水溶液(10の‘)を15
分間で滴下した。滴下後・一夜室温で縄拝した後、この
反応液に水とエーテルを加え、エーテル可溶物を除去し
た。残った水層に希塩酸を加え酸性とした後酢酸エチル
で抽出した。抽出液を水洗、乾燥後、減圧下に濃縮して
−Qーアジド−4−ペンジルオキシフヱニル酢酸0(0
.62夕、総%)を結晶として得た。実施例 1150
%アセトニトリル水溶液(150の【)に、アジ化ナト
リウム(3班夕、60.3hmol)、水酸化カリウム
(1.69夕、30.2hmol)及びpーメトキシメ
「トキシベンズアルデヒド(5.00夕、30.1mm
ol)のアセトニトリル(3私)溶液、ついでブロモホ
ルム(8.25夕、33Tmol)のアセトニトリル溶
液(2のZ)を室温で順次加え、5の分間縄拝した。 次にこの反応液に、水酸化カリウム(6.80夕、11
21mmol)の50%アセトニトリル水客液(60泌
)を滴下した。滴下後一夜室温で濃伴を続けた。この反
応稀皮から、低沸点物を除去し、更に残液に水と酢酸エ
チルを加え中性部を除去した。残った水層に20%硫酸
を加えM士1とし、70℃で3時間燈・拝した。室温に
戻したのち、この反応液に酢酸エチルを加え抽出した。
抽出した有機層を水と飽和食塩水で洗総し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。乾燥後、ロータリーヱバポレー
ターで低沸点物を溜去し547夕(94.2%)の粗結
晶のQ−アジト−pーヒドロキシフェニル酢酸を得た。
NM舷(キーアセトン):65.06(s,IH),6
.87(d,2日,J=9HZ),7.28(d,2日
,J=9HZ),850(bg,2H).IR(KBr
);3200,2110,1760,1払0,1210
,1170,835 70ルネ‐1.実施例 12 50%アセトニトリル水溶液(150奴【)に、アジ化
ナトリウム(3.蛇夕、60.3hmol)、水酸化カ
リウム(1.69夕、30.2hmol)、p−メトキ
シメトキシベンズアルデヒド(5.00夕、30.1m
mol)のアセトニトリル(3叫)溶液、ついでプロモ
ホルム(8.25夕、33hmol)のアセトニトリル
(2凧【)溶液を順次加えた。 この溶液を室温で1時間燈拝した。この反応液に、室温
で水酸化カリウム(680夕、121mmol)の50
%アセトニトリル水溶液(60の‘)を滴下した。滴下
後室温で一夜燈拝した。この反応液から低沸点物を除去
し、更に残液に酢酸エチルを加え中性部を除去した。残
った水層を希塩酸で酸性とし酢酸エチルで抽出した。以
下常法により処理した粗Q−アジト一pーメトキシメト
キシフヱニル酢酸(6.29夕、別82%油状物)を得
た。 NM旧(CDC13):6346(S,9H).4.9
3(S,IH),5.13(s,が),6.97(d,
が,J=9HZ),7.28(d,が,J=9HZ),
10.3(bs,IH).IR(KBて):2950,
2110,1740,1520,1000瓜−実施例
13蝿拝、氷水冷却下pーヒドロキシベンズアルデヒド
(0.61夕、8hmol)とエチルビニルエーテル(
1.10夕、19hmol)の無水エーテル(15の‘
)溶液に、オキシ塩化リンを触媒量加え、室温で3時間
濃伴した。 この溶液に少量のピリジンを加えたのち減圧下に低沸点
物を除去した。この銭液に、50%アセトニトリル水溶
液(25の【)、ナトリウムアジド(0.65夕、1仇
hmol)及び水酸化カリウム(0.28夕、9hmo
l)の水(2M)溶液とブロモホルム(1.斑夕、5.
8hmol)を加え室温で2び分間縄拝した。
(1956);Chem.Aはt.,昼峯10嬰2(1
9蛾)〕pーヒドロキシ−Q一(トリクロロメチル)ペ
ンジルアルコール(483柵、ahmol)をアセトン
(15私)に溶解した。 櫨梓しながち、ョウ化カリウム(365地、2.2hm
ol)、臭化ペンジル(376M、2.2hmol)及
び炭酸カリウ ム(304倣、2.2hmol)を順次
添加した後、室温で2岬時間蝿拝した。更に、炭酸カリ
ウム(100岬)、臭化ペンジル(50の9)を添加し
、2錨時間縄拝を続行した。セラィトで固形物を猿別し
た後、減圧下濃縮し、銭澄をシリカゲルクロマト法(n
−へキサン:酢酸エチル=9:1)で精製し、pーベン
ジルオキシーQ−(トリクロロメチル)ペンジルアルコ
ール(640のc、97%)を白色結晶として得た。m
.p.;99〜101℃IR(KBr);3400,1
610,1595,1515,1250,1005 8
1取れ‐1.NMR(CDC13):63.25(d,
J=4HZ,IH),5.07(s,汎),513(d
,J=4日2,IH),6.93(d,J=9HZ,が
),7.35(br s,班),7.50(d,J=9
HZ,2H).元素分析;C,5日.3CI302 実測値:C,53.9%:日,4.1%.計算値:C,
54.3%;日,4.0%.参考例 2 p−ヒドロキシベンズアルデヒド(4.88夕、4皿m
ol)のァセトン溶液(60の‘)に、臭化ペンジル(
5.3の上、44mmol)と炭酸カリウム(5.52
夕、4仇hmol)を加え、3.5時間燈梓還流を行っ
た。 室温に迄冷却した後、水、エーテルを加え可溶物を抽出
した。有機層を水洗、乾燥後減圧下に濃縮するとpーベ
ンジルオキシベンズアルデヒド3(8.1夕、96%)
が得られた。NM旧(CCl4):65,06(s,が
),6.94(d,J=9HZ,班),7.30(s,
班),7.69(d,J=9HZ,が),9,80(s
,IH),IR(KBr):2820,2730,16
90,1605,1510,3126暴れ‐1.参考例
3 p−ペンジルオキシベンズアルデヒド(4.0夕、18
.9hmol)とクロロホルム(12.0夕、10比h
mol)を損梓器、滴下ロート及び温度計のつ4いた三
口フラスコに入れ、氷−食塩で20℃以下に冷却した。 これに、tーブトキシカリウム(3.2夕、287mm
ol)のtープタノール(45の【)溶液を5℃以下に
保ちながら滴下した。滴下後、0℃以下で2.虫時間鷹
拝した後、無水ベンゼン(20の‘)を加え、更に同温
度で2時間縄拝を続けた。 この反応液を濃塩酸氷中に注ぎ塩酸酸性とした。ベンゼ
ンで有機物を抽出し、水洗乾・操後減圧下に濃縮し、浅
漬をシリカゲルカラムクロマト法(30%酢酸エチル/
n−へキサン溶液)で精製し、p−ペンジルオキシーQ
−(トリクロロメチル)ペンジルアルコール(5.04
夕、80%)を得た。1参考例 4 50%水素化ナトリウム(0.48夕、1仇hmol)
の無水テトラヒドロフラン(5M)懸濁液に、氷水冷却
下徐々に、p−ヒドロキシベンズアルデヒド(1.22
夕、1仇hmol)の無水テトラヒドロフラン’(10
の‘)溶液を滴下した。 滴下後室温で35分間鷹拝した。この混合液にクロロメ
チルメチルェーテル(0.8泌、他hmol)を室温で
加え、更に5.虫時間磯拝した。この反応液にエーテル
と水を加えた後、エーテル層のみを分離した。エーテル
層は希苛性ソーダ水溶液、水及び飽和食塩水で洗浄した
。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧蒸留し、沸点1
02〜4℃/2hmHgのp−メトキシメトキシベンズ
アルデヒドを1.35夕(81.3%)得た。NM旧(
CDCl3):63.50(s,班),5.23(s,
が),7.10(d,が,Jこ8HZ),7.80(d
,2日,J=8日2),9.15(s,IH).実施例
11ーフエニルー2,2,2ートリクロ。 エタノール(0.50夕、2.2mmol)、ナトリウ
ムアジド(0.16夕、2.8hmol)と水酸化カリ
ウム(0.58夕、8.8hmol)を水(10の【)
に加えた。この混合液を5℃で5日間蝿拝した。この混
合液を氷水中に注いだ後、エーテルで可溶物を除去した
。残った水層に希塩酸を加え酸性とした後、酢酸エチル
で有機物を抽出した。この裕機層を水と飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 乾燥後減圧下に濃縮し、油状物(0.298のが縛られ
、次いでシリカゲルカラムクロマト法(30%酢酸エチ
ル/n−へキサン溶液)で精製し、Q−アジドフェニル
酢酸(0.279、70%)を得た。 m.p.85〜89℃:文献値※m.p.103〜10
4℃.※BertiI Ekstrom et
al. , AcねChem.Sca的.,19 2
81(1965)NM町(CDC13>;6502(S
,IH),7.40(S,芳香族基胡),10.10(
bs,IH).IR(KBr);2100,172ルス
‐1.実施例 2水(10w‘)に、1ーフェニルー2
,2,2一トリクロロエタノール(0.50夕、2.2
のZ)、ナトリウムアジド(0.16夕2.8hmol
)、水酸化カリウム(0.58夕、8.8hmol)と
ペンジルセチルジメチルアンモニゥムクロリドを触媒量
加え、500で5日間燈拝した後、実施例1と同様に後
処理した後、シリカゲルカラムクロマト法で分離精製し
、Q−アジドフェニル酢酸(0.34夕、聡%)を得た
。実施例 330%ジオキサン水溶液(10の‘)に1
−(pークロ。 フエニル)一2,2,2−トリクロ。エタノール(0.
50夕、1.9hmoi)、ナトリウムアジド(0.1
3夕、2hmol)と水酸化ナトリウム(0.52夕、
7.9hmol)を加えた。その混合液を室温で1日燭
拝した。この反応液を水中に加えた後エーテルを加え、
可溶物を除去した。残った水層を希酸塩で酸性とした後
酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、乾燥後濃縮する
と結晶(0.33夕)が得られた。この結晶の一定量を
ジアゾメタンで処理し、メチルェステルにした後、ガス
クロマトグラム法(2%EGA,lm,140℃から1
℃/min昇温)で定量すると収率31%であった。 尚、シリカゲルカラムクロマト法で精製した−Qーアジ
ドーP−クロロフェニル酢酸の物性は次の遜りである。
NM収(CDC13);65.00くS,IH),7.
32くS,凪),9.85(brs,IH).IR(K
Br):3000,2100,1740,1695,1
495,122ルス‐1.実施例 4 水(10の【)に、1一(pークロロフェニル)−2,
2,2一トリクロロエタノール(0.50夕、1.9h
mol)、ナトリウムアジド(0.13夕、2hmol
)、水酸化カリウム(0.52夕、7,ghmol)と
ペンジルセチルジメチルアンモニウムクロリドを触媒量
加えた。 この混合液を室温で2日間燭拝した実施例3と同様に処
理し、Qーアジトーpークロロフエニル酢酸を29%の
収率で得た。 実施例 5 30%ジメチルスルホキシド水溶液(10の‘)に、1
一(pーメトキシフエニル)一2,2,2一トリクロロ
エタノール(0.5夕、1.97mmol)、ナトリウ
ムアジド(0.137夕、2.1mmol)と水酸化カ
リウム(0.522、7.9hmo】)を加えた。 この混合液を室温で2.5日間燈拝した。この反応液を
水中に注いだ後エーテルで可溶物を除去した。 残った水層を希塩酸で酸性にした後、酢酸エチルで抽出
した。この抽出液を水洗乾燥後濃縮し、粗生成物(0.
292夕)を得た。この粗生成物の一定量をジアゾメタ
ンで処理し、メチルェステル化した後、ガスクロマト法
(2%EGA、lm、150℃から1℃/min昇溢)
で定量すると収率40%であった。尚、シリカゲルカラ
ムクロマト法で精製したQ−アジドーp−メトキシフェ
ニル酢酸の物性は次の通りである。NM旧(CDC13
);63.8(s,細),4.95(s,IH).6.
86(d,Ji8HZ,幻),7,30(d,J=8H
Z,幻).IR(KBr);私00.2100.1斑0
,1520.1270の−1.実施例 6水(10叫)
に、1−(pーメトキシフェニル)一2,2,2−トリ
クロロエタノール(0.50夕、1.97mmol)、
ナトリウムアジド(0.14夕、2.1mmol)、水
酸化カーJウム(0.52夕、7.9hmol)とペン
ジルセチルジメチルアンモニウムクロリドを触媒量加え
た後、室温で2日間燈拝した。 この反応液を実施例5と同様に処理した後、ジアゾメタ
ン処理し、Q−アジト−p−メトキシフ0ェニル酢酸メ
チルとし、ガスクロマト法で定量すると収率65%であ
った。実施例 7 50%アセトニトリル水溶液(10泌)に、pーベンジ
ルオキシーQ一(トリクロロメチル)ペンジタルアルコ
ール(0.11夕、0.3hmol)、ナトリウムアジ
ド(57雌、0.8mmol)と水酸化カリウム(96
地、1.7mmol)を加え、50℃で1日魔拝した。 この反応液を水中に注ぎ、エーテルで可溶物を除去した
。残った水層を希塩酸で酸性にした後酢0酸エチルで抽
出した。この抽出液を水洗い、乾燥後濃縮し、Qーアジ
ト−pーベンジルオキシフェニル酢酸(59燐、63%
)を得た。NM旧(d8−Aceto比);85.13
(br s,9日),697〜7.60(m,功H),
8.磯(br s,IH).IR(KBr);桝00,
2100,1735,1610,1斑5.1510,1
250加‐1,尚、ジアゾメタンで処理し、得たメチル
ェステルの物性は次の遜りである。 NM凪(CDC13);63.73(S,9H),4.
93(S,IH),5.06(s,2H),7.05(
d,J=9HZ.が),7.38(d,J=9HZ,が
),7.43(s,胡).IR(KBで);2100,
1750,1610,1250,1010地‐実施例5
0%アセトニトリル水溶液(91の上)に、p−ペンジ
ルオキシーQ−トリクロロメチル)ペンジルアルコール
(1.0夕、3.仇hmol)、ナトリウムアジド(0
.52夕、8hmol)と水酸化カリウム(0.84夕
、12.7mmol)を加え、室温で一夜燭拝した。 この反応液を実施例7と同様に後処理すると、p−ペン
ジルオキシーQ−アジドーフェニル酢酸(0.77夕、
90%)を得た。実施例 9 氷水冷却下、50%ジメチルスルホキシド水溶液(50
の【)に水酸化カリウム(0.60夕、10hmol)
、p−メトキシベンズアルデヒド(1.36夕、1伍h
mol)、トリブロモメ タン(3.04夕、12mm
ol)を加え、このまま18分間蝿拝した。 この混合液に水酸化カリウム(3.06夕、58hmo
l)を50%ジメチルスルホキシド水溶液(30の【)
に溶解したものを20分間で滴下し、更に45分間縄梓
を続けた。次にこの反応液にナトリウムアジド(1.3
0夕、2位hmol)の水溶液(10の【)を5分間で
滴下した後、4時間燭拝し、更に室温で一夜燈拝した。
この反応液に水とエーテルを加え、エーテル可溶物を除
去した。水層を希塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出し
た。抽出液を水洗、乾燥後減圧下に濃縮して−Qーアジ
ドーp−メトキシフェニル酢酸(1.06夕、51%)
を結晶として得た。実施例 1050%アセトニトリル
水溶液(30叫)にナトリウムアジド(0.86夕、1
3hmol)、水酸化カリウム(0.14夕、2.8h
mol)の水溶液(2w‘)、4−ペンジルオキシベン
ズアルデヒド(0.53夕、2.8hmol)のアセト
ニトリル(2M)溶液、次いでトリブロモメタン(0.
76夕、3山hmol)を加え、室温で206間燈拝し
た。 この混合液に水酸化カリウム(0.56夕、IQhmo
l)の50%アセトニトリル水溶液(10の‘)を15
分間で滴下した。滴下後・一夜室温で縄拝した後、この
反応液に水とエーテルを加え、エーテル可溶物を除去し
た。残った水層に希塩酸を加え酸性とした後酢酸エチル
で抽出した。抽出液を水洗、乾燥後、減圧下に濃縮して
−Qーアジド−4−ペンジルオキシフヱニル酢酸0(0
.62夕、総%)を結晶として得た。実施例 1150
%アセトニトリル水溶液(150の【)に、アジ化ナト
リウム(3班夕、60.3hmol)、水酸化カリウム
(1.69夕、30.2hmol)及びpーメトキシメ
「トキシベンズアルデヒド(5.00夕、30.1mm
ol)のアセトニトリル(3私)溶液、ついでブロモホ
ルム(8.25夕、33Tmol)のアセトニトリル溶
液(2のZ)を室温で順次加え、5の分間縄拝した。 次にこの反応液に、水酸化カリウム(6.80夕、11
21mmol)の50%アセトニトリル水客液(60泌
)を滴下した。滴下後一夜室温で濃伴を続けた。この反
応稀皮から、低沸点物を除去し、更に残液に水と酢酸エ
チルを加え中性部を除去した。残った水層に20%硫酸
を加えM士1とし、70℃で3時間燈・拝した。室温に
戻したのち、この反応液に酢酸エチルを加え抽出した。
抽出した有機層を水と飽和食塩水で洗総し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。乾燥後、ロータリーヱバポレー
ターで低沸点物を溜去し547夕(94.2%)の粗結
晶のQ−アジト−pーヒドロキシフェニル酢酸を得た。
NM舷(キーアセトン):65.06(s,IH),6
.87(d,2日,J=9HZ),7.28(d,2日
,J=9HZ),850(bg,2H).IR(KBr
);3200,2110,1760,1払0,1210
,1170,835 70ルネ‐1.実施例 12 50%アセトニトリル水溶液(150奴【)に、アジ化
ナトリウム(3.蛇夕、60.3hmol)、水酸化カ
リウム(1.69夕、30.2hmol)、p−メトキ
シメトキシベンズアルデヒド(5.00夕、30.1m
mol)のアセトニトリル(3叫)溶液、ついでプロモ
ホルム(8.25夕、33hmol)のアセトニトリル
(2凧【)溶液を順次加えた。 この溶液を室温で1時間燈拝した。この反応液に、室温
で水酸化カリウム(680夕、121mmol)の50
%アセトニトリル水溶液(60の‘)を滴下した。滴下
後室温で一夜燈拝した。この反応液から低沸点物を除去
し、更に残液に酢酸エチルを加え中性部を除去した。残
った水層を希塩酸で酸性とし酢酸エチルで抽出した。以
下常法により処理した粗Q−アジト一pーメトキシメト
キシフヱニル酢酸(6.29夕、別82%油状物)を得
た。 NM旧(CDC13):6346(S,9H).4.9
3(S,IH),5.13(s,が),6.97(d,
が,J=9HZ),7.28(d,が,J=9HZ),
10.3(bs,IH).IR(KBて):2950,
2110,1740,1520,1000瓜−実施例
13蝿拝、氷水冷却下pーヒドロキシベンズアルデヒド
(0.61夕、8hmol)とエチルビニルエーテル(
1.10夕、19hmol)の無水エーテル(15の‘
)溶液に、オキシ塩化リンを触媒量加え、室温で3時間
濃伴した。 この溶液に少量のピリジンを加えたのち減圧下に低沸点
物を除去した。この銭液に、50%アセトニトリル水溶
液(25の【)、ナトリウムアジド(0.65夕、1仇
hmol)及び水酸化カリウム(0.28夕、9hmo
l)の水(2M)溶液とブロモホルム(1.斑夕、5.
8hmol)を加え室温で2び分間縄拝した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩基存在下、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる2,2,2−トリハロ−1−アリールエタ
ノールと一般式MN_3 で表わされるアジトとを水性媒体中反応させることを特
徴とする、一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるα−アジドアリール酢酸の製造方法(式中
、Rは水素原子、ハロゲン原子、水酸基又は保護された
水酸基であり、Xはハロゲン原子であり、Mはアルカリ
金属原子である。 )。2 塩基がアルカリ金属水酸化物である特許請求の
範囲第1項に記載の方法。 3 塩基の使用量が2,2,2−トリハロ−1−アリー
ルエタノールに対し、3〜5倍当量である特許請求の範
囲第1又は2項に記載の方法。 4 アジドがナトリウムアジドである特許請求の範囲第
1,2又は3項に記載の方法。 5 アジドの使用量が2,2,2−トリハロ−1−アリ
ールエタノールに対して等当量乃至2倍当量である特許
請求の範囲第1,2,3又は4項に記載の方法。 6 水性媒体が水とニトリル系溶媒からなる混合媒体で
ある特許請求の範囲第1,2,3,4又は5項に記載の
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16579A JPS602301B2 (ja) | 1979-01-08 | 1979-01-08 | α−アジドアリ−ル酢酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16579A JPS602301B2 (ja) | 1979-01-08 | 1979-01-08 | α−アジドアリ−ル酢酸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5594350A JPS5594350A (en) | 1980-07-17 |
JPS602301B2 true JPS602301B2 (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=11466415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16579A Expired JPS602301B2 (ja) | 1979-01-08 | 1979-01-08 | α−アジドアリ−ル酢酸の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602301B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479828B2 (ja) * | 1988-11-08 | 1992-12-17 | Oosakafu |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8300536A (nl) * | 1983-02-14 | 1984-09-03 | Oce Andeno Bv | Optisch actief alfa-azido-p-hydroxyfenylazijnzuur en zijn zouten alsmede de bereiding daarvan. |
-
1979
- 1979-01-08 JP JP16579A patent/JPS602301B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479828B2 (ja) * | 1988-11-08 | 1992-12-17 | Oosakafu |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5594350A (en) | 1980-07-17 |
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