JPS59146555A - 豆乳を原料とする乳化組成物の製造方法 - Google Patents

豆乳を原料とする乳化組成物の製造方法

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JPS59146555A
JPS59146555A JP58019385A JP1938583A JPS59146555A JP S59146555 A JPS59146555 A JP S59146555A JP 58019385 A JP58019385 A JP 58019385A JP 1938583 A JP1938583 A JP 1938583A JP S59146555 A JPS59146555 A JP S59146555A
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soymilk
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emulsion
salt
emulsified
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Waichi Ishizuka
石塚 倭一
Ryoichi Aoki
亮一 青木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明にj豆乳を原料とする乳化組成物の製造方法、l
t’j+−に豆乳を水相部とする水中油型乳化組成物の
1v′!、久方法に関する。
γ[、化食品(づ:食慾を増進させるため、pH3,に
〜4.0の範囲の弱酸性とするのが好1し、いけれども
、とのpl’l領域kl、大豆蛋白が最も乳化し吊14
い領域であると謂わ力でいる。本発明による製品は斯る
pH領域においても良好なる乳化状態を示し7がっ食品
として奸才しい食感と”物性上の特徴とを有するもので
ある。
豆乳fr、l:脂質、蛋白質、炭水化物を主成分とし而
も微Mの栄養素を含む栄養的にもすぐれたものであるた
め、その侭飲用に供されたり、又豆腐、ゆげ、その他の
各種食品に応用されているものである。この豆乳を用い
て弱酸性の乳化組成物を得ることができれば豆乳の応用
範囲はさらに拡大し、かつ健康志向の面からも歓迎され
るべきことであるが、Ω乳の乳化安定性は大豆蛋白の等
電点付近において最低となり、その轡では弱酸性乳化食
品に利用でべない欠点を有する、。従来、これが解決策
とし2ては豆乳の成分である大豆蛋白を分離し、これを
種々加工したものを使用し、て弱酸性乳化物とすること
が試みられた。
例えば分離大豆蛋白を熱又はアルコール変性させた後酵
素により部分分解さ研たものを乳化剤とする方法(特開
昭汐3−−.3”?72り、昭ダ乙−/汐ざ07,7号
参照)又は分離大豆蛋白を稀酸処:1F17 t、、’
で部分分解したものを弱酸性領域で乳化剤と17て使用
する方法(宵木食品工業誌、2 /1.(/97り) 
p A−//参照)、分離大豆蛋白をアシル化などの化
学的改質によって乳化力を向上させる方法(J、 Ag
ric、 FoodChemistry 、、2 ’l
 (/q7乙) p 78g 参照)、g2&j、未変
性分離大豆蛋白を用いてplT l/−前後で乳化物を
得る方法(特公昭3 g −、,277酷特開昭、ダ&
 −9/)θ7乙号参照)などが考えられた。
本発明は−に記の方法と異なり豆乳より複雑な工程によ
り大豆蛋白を分離、加工することなく豆乳を直接利用し
得るよう研究を重ねた結果、大す−を原料とし、て豆乳
を生成するに当り、7価又は2価の塩類水溶)1kを用
いて抽出を行ない、かつ有機酸にて弱酸性とし、かつ加
熱処理された上記塩類を含有する(1:乳を面接乳化す
るに際し水相部として使用寸゛ることにより弱酸性領切
においでも乳化良好な乳化物を得ることに成功し、たも
のである。
従来、大豆蛋白を抽出するに際し、各種塩類を添加する
方法は公知であるが、これらは何れも純罪、収量の改良
、蛋白成分の分別、苦味及び臭いの除去を目的として添
加するものであり、豆乳を原料とする乳化物を得る際に
乳化安定性を向上するために使用されたし11は才だな
い。
本発明において用いる塩類は7価又は(及び)2価の水
溶性の中性金属塩であればよく、例えばNaC1、KC
l 、 Na2SO4,CaCl2 、 iVTgc/
!2  などが使用され、/flllとユ価の塩の乳化
安定性に及ぼす効果17j同一イオン強度であるならば
2価の金画塩の方が1−ぐtlて七・す、又同一価数で
同一イオン強度であれば金叫塩の種類に関係なく乳化安
定性に大きな差((j、ない。又7価及び」価の金属塩
の2種以上のにi1合せ(吐乳化安定性に対し有効なも
のであり、それらのイオン強度の合計が0艷以上であれ
ば如何なる組合せでも使用できることを知見17た。但
し食品としては7価の塩を主体とした方が風味上好まし
い。
第1図に塩含有豆乳のイオン強度と乳化安定性との関係
を示す。
ここにおける乳化安定性とは下記の試験法により測定し
たものである。即ち、丸大豆を塩類水溶液を用いて抽出
して生成した豆乳二〇gに4/チ酢酢酸水溶左左を添加
してp)lり、、夕に調整後、大豆油、2りgをカロえ
てコ、二・ぐ−ザルホモジナイザ−(日本精機製作所)
でダ分間、/り00  RPM にで攪拌後20°Cに
て一昼夜放置し1、jθθθRPMでS分間遠心分離1
−7で得られた乳化部分の全体に対する体積比率を乳化
安定性とした。この乳化安定性の値が7θ係以下のもの
はり0℃の保存において/週間以内に水及び油の分離が
認められプと。この値は第1図において豆乳中に含有す
る塩類例λ−ばNaC1、CaC17のイオン強度の0
.2に対応゛する。又イオン強Kが1.θ凡手ではほと
んど乳化安定性は向上せて、食味の点で不適当であ、る
。    。
従って本発明にセ、いて、は¥乳中の塩濃度を9・コ〜
り・Oのイオン強度となる占う、に抽出時の塩濃度を調
整するが、抽出溶液の塩類悼その侭豆乳中に含有される
ので抽出溶液の塩濃度を96.2〜11.oのブオ7!
、度とす4″が好まし“が・抽、門後さ5に塩門を適宜
添加して一弓節することもある。
大豆よ、シ豆乳を抽出するときの温度は特に限定される
ものではな7が・風味の1゛らgo(以上のi水処理が
好ましい。犬YにS〜/左倍量の前記4類含有水溶液又
は熱水溶液今加え午後微粉砕しソー*、う分を除去し1
塩戸含有豆乳を坤出すも木発明竺おいては上記塩哀有豆
乳に有轡酸を添加してpH,3,S〜6.9の酸性!域
ネでpHq低下させる口有機酸として、は食品添加物と
して認められるも?ならば使用可能下あり・、例えば酢
酸・り−7−7酸、乳酸などが使用され、第一図に示す
ように塩類を含有しない豆乳はこの酸性領域において乳
化安定性が著しく低下するのに対しNaC1t CaC
/2を含有する豆乳は殆んど低下することがない。本発
明は斯る知見に基い 、。
乳化剤とするものである。
上記の弱酸性の塩含竺竺乳を水相部として油を乳化する
前に加熱処理!ソことが好ましく、第3図に示すように
7Occ以上に加竺すると乳化安定性が向上する。然し
あまり高温で長時間加熱すると、その効果は飽和し寧ろ
変色するなど好ましくない結果となるので、この処理と
しては70〜730°Cで60分〜3秒間加熱するのが
好適であ乳化1中、9.大豆□固iは乳化物□の、乳化
安定性及び物性に影響を与えるので固形分は乳化物中7
,3〜/ユチ、好ましくはコ、5〜g%とする。この濃
度以下では乳化状態が不安定とたり、、I又/りは豆匹
抽安0工業的限界であ6・仔、≧″′う大豆固形分とは
大豆より抽出された豆乳の脂質、蛋白質、i化物なξり
・ら成や大豆成分であや。
本発明にセける乳化物の使相原料は特に制限されるもの
ではなく通声の動植物性油脂及び加工油脂並、びに古れ
らの混合物が使用真れる。、これに必要に応じ乳化助剤
、香料、香辛料などを添加使用しても差支えない。又油
相と水相との比は30〜70チ:り0〜30条が適当で
ある。
上記水相部と油相部とを乳化する方法としては通常の乳
化方法でよく、ミキサー、コロイド層、パドルミキサー
、アジテータ−、ホモジナイザーなどの混合機或は乳化
機を用いて水中油型乳化物1’!造する。
本発明による製品は弱酸性塩含有乳化物であるので、応
用範囲は多岐にわたるが、下記にその実例としてマヨネ
ーズ様調味料、クリームチーズ様食品について示す。
実施例/  マヨネーズ様調味料の製造脱皮大豆ユθO
IIに/、汐のイオン強度の食塩熱水溶液(gO〜70
0cc’)7.200ccを加え、ミキサーにて70分
間破砕する。生成する呉を遠心分離にかけ不溶性成分(
オカラ)を除去し塩含有豆胱/ 、2.、.00工を得
る。この豆乳は大豆固形分/4を係、pn乙1.2であ
った。この豆乳300部にグチ酢酸75′を部、剛酸耐
塩性安定剤キサンタンガム3部を加え、、goccに、
5o盆、間加熱し、これに調味沌1、香辛料を3部を加
え、冷却して水相部とする。この水相部のpHはダ、/
でちった。これをミキサーに入れ、1/シチン/部を添
加した大豆す、ラグ油so、q部を加えて予備乳化肱脱
気後ホ、モノナイで−、にて均質化しマヨネーズ様調味
料を得る。
この製品は乳化物として犬再固形分グ2..2裂;pl
’1L15;油分左lチより成る組成を示し、レオソー
17KJ″4物性試験及びて′5保存安定悸7験におい
て下−の実績ケ収め、%来のものに比し一色がなかつi
o 咀しやく、弾性、粘性試験法(2ド一のレオメータ−使
用例参照) 試料を一定容器に入れ、:1Occ、:1日間放置後、
/−!;ca球型アダプターを試料、中に上下させてで
きたチャートの高さを硬度としく9)、その緩和率を弾
性とし、試料よυ引きはなす力とその時間との比を粘性
とした。
実施例(1)製品   小販マヨネーズ硬 度    
 1g、/? E/       1g、3 g9単 
 性         乙7.θ 係        
   る、2.− チを占   性         
   79g  係               7
9 タチ70で保存安定剤 7週      良好      良好、2g 1 り 〃 (注) 水又は油の分離の有無及び硬度変化を観察し、
変化がなければ1良好”とした。
0.3のイオン強度を有する食塩熱水溶液にて実姉例/
と同様にして食塩含有豆乳を得る。この豆乳は固形分ワ
1.2係、pirg、夕であった。この豆乳A 、2.
0部にrル化剤としてゼラチン/θ部、増粘剤としてグ
アーがム3部を加え、さらにクエン酸3部を加えてgo
%で30分間加熱(pII汐、θ)後香料、呈味料2S
部を添加して30%まで冷却し、これに精製ヤシ硬化油
(融点3.2°C)3.79部を加え攪拌乳化後ホモジ
ナイザーを通じ均質な乳化物を得る。この乳化物は大豆
固形分夕1g % : pII、ダ、/;油分3汐チで
あった。これをさらに真空ニーダ−に入れ、2θ実まで
急速に冷却し/こ後型に入れs QCで固化させる。こ
の製品(徒食窓及び風味において満足すべきものであり
、下記の如き市販のクリームチーズと同様な物性を示し
た。物性の測定はフドーのレオメータ−を使用し咀しや
く試駆を行なった(食品工業Vo1.2.2A、2グ、
/り7q参照)。即ち、アダプターgtaa円柱を試料
中に2度上下させそのチャートから最大弁えこみに要す
る力を硬さとし、/回目の咀[7やくの押2えこみに要
した仕事1も、に対するス回の哨し7やく時のぞハ、の
比を凝集性とした。弾力性は/回目の押え込み二mに対
するa回目の押えこみ量の比として表わし7た。
付着性は試料を引張っている間の仕事量で表わし2てい
る。
実施例(2)製品   市販クリームチーズ(炉  さ
         91りg            
9ggg凝集性    0.2’7       0.
23付着性     0.ユ、2       0..
20弾力性     、?左、A37゜/ 咀し2やく性   ΩりQ9        /90F
【図面の簡単な説明】
傾/図は塩含有豆乳のイオン強度と乳化安定性との関係
を示す図表、第2図は豆乳のp■と乳化安定性との関係
を示す図表、第3図は豆乳の加熱処理温度と乳化安定性
との関係を示す図表である。 第1図 イ  オ  ン フ銖 刀E 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)太・1豆を、1価又は(及び)、2価の壇類を含
    有する水溶液又は熱水溶液を用いて抽出しかつ有機・酸
    を、、:1添i口してplTf、、?、5 = 1..
    0.、 、塩、濃度をイオン強度・0.2〜ダ、Oに調
    整し加熱、処理された豆乳を・ 水相、、部として油を
    乳化して弱酸性、乳化物を得る・ ことを特徴とする豆
    乳を原料とする乳化組成物: の製造方法。 、・(2)’  /価又は(及び)2価の塩謂を含有す
    る水溶・ 液どしてNaC1、K、C1、Na25O1
    、、CaC12、、、Mg、C12より、、成る群より
    選ばれる中憔塩水溶液を使用する特許請求の範囲第1項
    記載の豆乳を、原料とする乳化・組成□物の製造方法。 ・(3)乳化物中、の大豆固・形分として15〜7.2
    %含有す、るような豆乳を使用する特許請求の範囲第1
    項記、載の豆乳を原料とする乳化組成物の製造方法。 い、亡つりO〜/30旬に60分〜′3秒間加熱す6特
    許請求の範囲、第7項記載0豆乳を原料とする乳化組成
    物の製造方法。 (5)乳化する油として動植物油脂又は(及び)そ、の
    加千、油脂を乳化物中30〜70%含有せしめる特許請
    求の範囲第1項記載の豆乳を原料とする旋イ←−物の製
    造10
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