JPS58500591A - 小麦蛋白質の製造法 - Google Patents

小麦蛋白質の製造法

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JPS58500591A JP57501784A JP50178482A JPS58500591A JP S58500591 A JPS58500591 A JP S58500591A JP 57501784 A JP57501784 A JP 57501784A JP 50178482 A JP50178482 A JP 50178482A JP S58500591 A JPS58500591 A JP S58500591A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 蛋白質分離体及びその製造法 発明の背景 乳の主要蛋白質はカゼイン即ち栄養価の^いリン蛋白質であり、これはその天然 の状態で乳の中にα−1β−及びに−カゼインにリン酸塩及びカルシウムが加わ ったミセラ・アグロメレートのコロイド状懸濁物として存在する。重―百分率で 液体牛乳の約3%を占めるカゼイン蛋白質は、その等電点であるEIH4,6に 於て不溶性である点で、所謂乳漿蛋白質から区別され得る。カゼインは一般に、 等電点pHレベルへの脱脂乳の酸性化を含む過程により分離さへの適当な食品等 級の酸の直接添加若しくは脱脂乳内のラクトースの微生物発酵による本来の場所 での乳酸の生成により達成される。
脱脂乳の酸性化により生成されるカゼイン凝固物(カード)は、カードを何回か 水中で洗浄することにより除かれる鉱塩及びラクトースのような幾つかの非蛋白 質乳固形物を含んでいる。洗浄されたカードは次いで酸カゼインとして知られて いる生成物を得るべく直接に乾燥され、若しくはアルカリ又はアルカリ性塩との 反応により乾燥に先立って可溶性にされ得る。可溶性誘導体はカゼイネートとし て知られており、これらの生成物は様々な食品製造に於て有用な成分となる物理 −化学的、官能的及び栄養的性質を有する。例えばカゼイネートは食品内の乳化 、濃厚化、水結合及び泡安定剤として作用する。幾つかの用途例えばチーズ類似 物では、カゼイネートは水中の油の乳化剤として作用するだけでなく、チーズ状 物質内の基準チーズ融解特性を促進する熱可塑性を呈する。この後者の特性の点 で、カゼイン及びカゼイネートは処方された食品に用いるのに適した市販の蛋白 質分離体及び濃縮物の中で若干独特である。
豊富な量で入手可能な蛋白質として豆類、穀粒及び木の実から誘導される植物蛋 白質がある。多くの大豆蛋白質分離体及び濃縮物が既に市販品として入手可能で あり、これらの蛋白質はカゼイン及びカゼイネート、の官能的性質の幾質は熱可 塑性ではなく、上記のような特定の食品に使用するのには制約がある。他方、小 麦グルテンは熱可塑性を呈する蛋白質濃縮物であり、グルテン蛋白質の極度な不 溶性を呈さなければカゼインと共に又はカゼインの代りに処方された食品に用い られ得るであろう。
小麦グルテン蛋白質がl−10118及び3 riggsにより“cereat  Q hen+tstry″第35巻第321頁(1959年)に記載されてい るような部分的酸性加水分解により可溶性にされ得ることは一般に知られている 。しかし、酸性−可溶化小麦グルチンの調製の過程で、WLI 、 Nakai 及びpawrieニヨリ“Journal of Agriculture a nd Food chemistry”第24巻第504頁<1976年)に記 載されているように水性グルテンスラリーを非常に低い+11−ルベルで超高温 処理する必要がある。このような可溶化プロセスは大規模な製造プラントで実行 するには実際的でないと考えられる。何故ならば、第一に非常に酸性のスラリー の超高温処理のために特殊な装置が必要とされ、第二に過度の量の酸が必要とさ れるからである。しかし、もし酸性化された小麦グルテン溶液が脱脂乳からの酸 性カゼインの製造の際に沈澱剤として用いられるならば、過度の酸を使用すると いう欠点は殆ど消える。何故ならば、脱脂乳をカゼインの等電点1)Hに酸性化 するために何れにせよほぼ等価な饅の酸が必要とされるからである。もし小麦グ ルテンの超高温処理がpH及び反応時間の制御により回避され得るならば、脱脂 乳と組合せてカゼインと同一のpHに於て沈澱する可溶性小麦蛋白質を酸性溶液 内で生成させることができると信ぜられた。
発明の要約 本発明の総括的な目的は可溶性小麦蛋白質の分離体を単独で若しくは脱脂乳から のカゼインと組合せて得るための実際的且経済的なプロセスを提供することであ る。更に本発明の目的は、小麦蛋白質がカゼインの官能的性質特に熱可塑性を増 大させるような形態又はそれを少なくとも減少させないような形態で、カゼイン 及び小麦蛋白質を共沈させるためのプロセスを提供させることである。
本発明により得られる蛋白質分離体はカゼイン及び可溶性小麦蛋白質をカゼイン 約99%対小麦蛋白質約1%からカゼイン約O%対小麦蛋白質約100%までの 比で含んでいる。蛋白質の混合物は、残留している炭水化物及び鉱塩を機械的手 段により除去し易い形態のカードとして分離される。カードは小麦蛋白質対カゼ インの比が増大するにつれて細かくなるが、小麦蛋白質100%対カゼインO% の極限比に於てもカードは遠心分離又はスーパーデカンテーションのような通常 の手段により洗浄且脱水され得る。
本発明によれば、バイタル小麦グルテン即ち65〜75%蛋白質を含む市販の小 麦蛋白質濃縮物又は約10〜15%の蛋白質を含む小麦粉が約5℃から約35℃ までの温度及び約2%から約20%までの蛋白質S度、好ましくは5〜10%の 蛋白質濃度で水中に分散される。I)Hを0.5〜3.01好ましくは1.5、 に減少させるため充分な鏝の食品等級の酸が分散物に添加され、また酸性化され た分散物が40℃〜100℃の範囲の温度、好ましくは70℃の温度に加熱され る。酸性化された分散物は、蛋白質が可溶化されるまで、静かに攪拌しながら約 30分乃至約4時間に亙りこの111に保たれる。約70℃に於ける処理の際の 好ましい時間は約90分である。
こうして酸性化された小麦蛋白質溶液は次いで、カゼイン対小麦蛋白質の体積比 を所望の値とするように計算された体積比で液状脱脂乳又はカゼイネート溶液に 加えられる。
もし必要であれば、次いで混合物のpHが、アルカリ若しくは酸を用いて3.5 〜6.0の範囲、好ましくは4.6、に調節される。もし10’C%小麦蛋白質 対O%カゼインの比が望ましければ、可溶化された小麦蛋白質への脱脂乳又はカ ゼイネートの追加は行われない。この場合、小麦蛋白質は酸性スラリーへの食品 等級のアルカリの追加によりpH4,6で沈澱せしめられる必要がある。
このプロセスから生ずるカードは漿液から種々の仕方で、即ち懸濁物を網目の細 かい濾過フィルタに通すことにより、若しくは遠心分離器、タラリファイア又は スーパーデカンタを用い且(又は)カゼイン、ラクトアルブミン又は植物蛋白質 の製造用の通常の分離装置を用いることにより分離され得る。分離されたカード は非蛋白質乳又はグルテン固形物を除去するため清浄な水で完全に洗浄され、ま た漿液からの沈澱カードの分離用として説明した仕方と同一の仕方で洗浄水から 分離される。洗浄されたカードは次いで乾燥により保存され、又はアルカリ剤と の反応により再懸濁且可溶化され得る。
本発明のプロセスから得られる洗浄されたカゼイン−小麦蛋白質は無水分ベース で少なくとも90%の蛋白質を含んでいる。通常、95%の蛋白質を含むカード が得られ、残余は主に灰分及び微量の油脂及び炭水化物である。共沈プロセスか らの蛋白質の収率はカゼインの90%を超過しており、また沈澱可能な小麦蛋白 質は混合物の個々の組成に存在しており、−開一般的に得られる収率は約95% である。
上記のプロセスによりカゼイン及び小麦蛋白質の共沈の結果得られる漿液は、通 常の酸性カゼイン製造の副生物としての乳漿内に通常存在するような乳から誘導 された可溶性乳漿蛋白質を含んでいる。小麦蛋白質は実質的に全てカゼインと共 に沈澱するので、漿液は小麦蛋白質を殆ど含んでいない。漿液はラクトース、鉱 塩、漿乳蛋白質、小麦グルテンからの炭水化物、ピグメント並びに乳及び小麦グ ルテンからの少量の非蛋白質窒素を含んでいる。
本発明のプロセスにより得られるカゼイン−小麦蛋白質は中性1)Hの付近でア ルカリ剤中に完全に溶は得る。カードの再可溶化は、充分な量の水中にカードを 再懸濁させ且蛋白質懸濁物にアルカリ剤を加えることにより達成される。
共沈されたカゼイン−小麦蛋白質カードを可溶化するのに必要なアルカリ剤の量 は等価なl)Hに於て等価な量のカゼインを可溶化するときに用いられるアルカ リ剤の量よ“りも僅かに少ない。
本発明により得られるカゼイン−小麦蛋白質カードは、カゼインカード及びバイ タル小麦グルテンの単なる混合により得られるカード状材料とは全く異なる。例 えば、カゼイン又はカゼイネート及びバイタル小麦グルテンの単なる混合により 得られるチーズ代用品は、主としてバイタル小麦グルテン中の蛋白質の極度な不 溶性のために、小粒状の組織を有し、融解性及び伸縮性に乏しい。それに比べて 、カゼイン−小麦蛋白質共沈カード又はその可溶性誘導体は、天然チーズ又は単 独蛋白質イングレディエントとしてカゼイン又はカゼイネートから得られたチー ズ代用品と類似の組織、ボディ及び融解性を有するチーズ状物質の製造に用いら れ得る。
本発明のプロセスの一例として、はぼ70%の蛋白質を含む20gのバイタル小 麦グルテンが25℃の温度で180gの水の中に分散された。スラリーのDHを 1.5に減少させるため、充分な5N塩化水素酸が加えられた。酸性化されたス ラリーは次いで72℃に加熱され、静かに攪拌しながらその温度に保たれた。酸 性化処理後の淡褐色でミルク・セリアル芳香を有する小麦グルテン溶液が冷却さ れ、500gの殺菌された液状脱脂乳と混合された。混合物のEIHは4.6と 測定され、そのpHでカードが生成した。
混合物は、カードを調質し且それを濾過により漿液から分離するため50℃に加 熱された。カードは脱イオンされた水の中で3回洗浄され、その都度濾過により 洗浄水から分離された。その結果生じたカード及び漿液の窒素含有量がK je ldahl法を用いて分析され、蛋白質の収率が次式で計梼された。
混合物中の沈澱可能な窒素 混合物中の沈澱可能な窒素は小麦グルテン中の沈澱苛−能な窒素及び脱脂乳中の 沈澱可能なカゼイン窒素の合計である。
カゼイン−小麦蛋白質カードは比較的大きな粒子がらなり、濾過により漿液から 容易に分離された。洗浄されたカードには非蛋白質乳又は小麦が比較的僅かしか 存在しておらず、無水ベースで96.2%蛋白質(Nx 6.25)であった。
漿液は酸性カゼイン乳漿に通常見出される窒素の鏝とほぼ同一の量の窒素(’0 .12%)を含んでおり、収率は95.8%であると計算された。
対照として、脱脂乳の第二の試料が塩化水素酸を用いて前記のように調質され、 分離され、且3回洗浄された。洗浄されたカードは比較的大きな粒子がらなり、 濾過により乳漿から容易に分離された。カードは無水ベースで96゜8%蛋白質 を含んでおり、また乳漿は酸性カゼイン乳漿の桑型的な窒素含有量である0、1 1%の窒素を含んで”いた。
沈澱可能な蛋白質の収率は前記の式から99.2%と計禅本発明のプロセスの第 二の実施例として、20gのバイタル小麦グルテンが25℃の温度で180oの 水の中に分散され、且スラリーのIIHを1.5に減少させるため充分な5N塩 化水素酸が加えられた。分散物は70’Cに加熱され、小麦蛋白質を可溶化する ため静かに攪拌しながら6゜分間に亙りその温度に保たれた。次いでスラリーの pHが2N水酸化ナトリウムを用いてpH4,7に調節され、その結果カード及 び漿液が生成された。カードは漿液から吸引濾過により分離され、脱イオンされ た水を用いて3回洗浄され、その都度吸引濾過により分離された。カード及び漿 液の窒素含有量がK jeldahi法を用いて分析され、次いで蛋白質の収率 が計棹された。
小麦蛋白質カード粒子は淡褐色であり、且第−の実施例で説明した共沈プロセス により得られたものに比べて著しく小さい粒子からなっていた。従って、漿液か らのカードの分離は第一の実施例の場合に比べて困難であり、吸引濾過によるよ りも遠心分離による方が一層容易に分離可能である。洗浄された小麦蛋白質カー ドは無水ベースで95%蛋白質を含んでいた。漿液はほぼ0.1%の窒素を含ん でおり、小麦グルテンから得られた蛋白質の収率は94.5%であった。洗浄さ れた小麦蛋白質カードは、水酸化“ナトリウムのようなアルカリ剤を用(tでl )Hを約7.0に増大させることにより容易に可溶化された。
実施例3 カゼイン−小麦蛋白質共沈物の性質を評価するため、カードが第1及び第2の実 施例で説明したような酸性化処理された小麦グルテン及び脱脂乳の混合物と、脱 脂乳のみと、小麦グルテンのみとから調製された。洗浄されたカードは水中に再 懸濁され、且カードスラリーのEIHを2N水酸化ナトリウムにより6.8に調 節することにより可溶化された。可溶化プロセスの間、スラリーの温度は60℃ に高められた。ナトリウム蛋白化合物溶液が可溶性、乳化能力、泡立ち能力及び 形状安定性について評価され、ナトリウム小麦/乳蛋白化合物、ナトリウム小麦 蛋白化合物及びナトリウム・カゼイン化合物の間の直接的な比較が行われた。
その結果は次の表に示されている。
ナトリウム塩誘導体 カゼイン−小麦 小麦蛋白 ナトリウム−蛋白化合物 化合物 カゼイン化合物 可溶性(%) ioo ioo io。
乳化能力 泡立ち超過 (%) 790 790.5 700 形状安定性 (分): 最初の破壊 21.0 27,5 11,031液化 30.6 35,5 1 8.051液化 34.0 38,0 24,010−1液化 42.0 48 ,0 36.0この結果は、本発明のプロセスによれば、共沈物としてカゼイン と非常に類似した物理−化学的及び官能的性質を有するカゼイン−小麦蛋白質、 更には可溶性小麦蛋白質分離体を得られることを示している。小麦蛋白質はカゼ インと同一のl)H範囲でカードとして沈澱するような仕方で処理されており、 類似且相補性の可溶性及び官能的性質を呈カゼインー小麦蛋白質共洗物の熱可塑 性を評価するため、はぼ300gのカードが800のバイタル小麦グルテン及び 24の脱脂乳を用いて第一の実施例で説明した方法により製造された。洗浄され たカードは無水ベースで95.6%蛋白質を含んでおり、約51%は小麦蛋白質 窒素からの寄与、また約48%はカゼイン窒素からの寄与であった。
沈澱可能な蛋白質の収率は98.6%、また漿液の窒素含有量は0.107%で あった。
湿り状態のカゼイン−小麦蛋白質カードはほぼ65%の水を含んでいた。296 gのこのカードが、蒸気を通されるH obart混合ボウル内で、48.1% 水分、23.6%蛋白質及び22.4%植物油を含むチーズ状物質を製造するの に用いられた。チーズ状物質の製造に当って、水酸化カルシウム及びリン酸化三 ナトリウム(それぞれチーズ状物質に対して重量自分率で0.5%及び0.02 %)が65℃の温度でカードを分散させるために用いられ、その後に約5分間の 合計混合時開で植物油、リン酸化二ナトリウム(乳化塩)、塩化ナトリウム及び アシデュラントが加えられた。このようにして製造されたチーズ状物質が混合装 置から除かれ、型の中で成型され、夜間冷凍され、その後に外観、色、風味、ス ライス及びシュレッド特性、組織及び融解性の評価が行われた。
カゼイン−小麦蛋白質共沈カードから製造されたチーズ状物質は非常に淡い褐色 乃至淡い灰色の色合であり、また穏やかでセリアルな風味を有した。このチーズ 状物質はわざとらしい人工の風味又は色合ではなく、天然の風味又は色合である と評価され得た。このチーズ状′物質は均質な組織であり、滑らかできれいなス ライス及びシュレッドが得られる。天然チーズ又は対照としてカゼインカードか ら同一の仕方で製造された人工チーズと同様な均質の融解性及び伸縮性が示され た。
補正書の翻訳文提出Im(特許法第184条の7第1項)1.特許出願の表示  PCT/US82/’O’05542、発明の名称 蛋白質分離体及びその製造 法3、特許出願人 住 所 〒60013アメリカ合衆国イリノイ州、ローズモント、リヴアー・ロ ード 6300 名 称 ニュー・シーラント・ミルク・プロダクツ・インコーホレイテッド 代表者 スチュアート、ブルース・エル国 籍 アメリカ合衆国 6、添付書類の目録 (1)補正書の翻訳文 1通 補正された請求の範囲 (1)小麦蛋白質の製造方法にして、約5〜35℃の範囲の温度及び約2〜20 %の範囲の蛋白質濃度で、バイタル小麦グルテン及び小麦粉からなるクラスから 選択された小麦蛋白質を水中に分散させることと、分散物のpHを約0゜5〜3 .0の範囲に減少させることと、蛋白質を可溶化するため分散物を約70℃で約 1.5〜4.0時間から約85℃で約0.5〜1.5時間までの範囲にて加熱処 理することと、小麦蛋白質を沈澱させるためEIHを約3.5〜6゜0の範囲に 調節することとを含む製造法。
(2)小麦蛋白化合物の製造法にして、約5.〜35℃の範囲の温度及び約2〜 20%の範囲の蛋白質濃度で、バイタル小麦グルテン及び小麦粉からなるクラス から選択された小麦蛋白質を水中に分散させることと、分散物のl)Hを約0. 5〜3.0の範囲の減少させることと、蛋白質を可溶化するため分散物を約70 ℃で約1.5〜4.0時ぼから約85℃で約0.5〜1.5時間までの範囲にて 加熱処理することと、小麦蛋白質を沈澱させるためl)Hを約3.5〜6.0の 範囲に調節することと、前記蛋白質を洗浄し、前記蛋白質を水中に再懸濁させ且 それをアルカリ剤により可溶化することと、その結果得られた溶液をその小麦蛋 白化合物溶質を得るため乾燥することとを含む製造法。
−(3)カゼイン−小麦蛋白質の製造方法にして、約5〜35℃の範囲の温度及 び約2〜20%の範囲の蛋白質8I痩で、バイタル小麦グルテン及び小麦粉から なるクラスから選択された小麦蛋白質を水中に分散させることと、分散物のpH を約0.5〜3.0の範囲に減少させることと、蛋白質を可溶化するため分散物 を約70℃で約1.5〜4.0時間から約85℃で約0.5〜1.5時間までの 範囲にて加熱処理することと、混合物のpHを約3.5〜6.0にし、それによ りカゼイン−小麦蛋白質を沈澱させるべく、分散物を液状脱脂乳及びナトリウム カゼイン化合物溶液からなるクラスから選択された材料と混合することとを含む 製造法。
(4)カゼイン−小麦蛋白化合物の製造法にして、約5〜35℃の範囲の温度及 び約2〜20%の範囲の蛋白質濃度゛で、バイタル小麦グルテン及び小麦粉から なるクラスから選択された小麦蛋白質を水中に分散させることと、分散物のI) Hを約0.5〜3.Oの範囲に減少させることと、蛋白質を可溶化するため分散 物を約70℃で約1.5〜”4゜0時間から約85℃で約0.5−1.5時間ま での範囲にて加熱処理することと、混合物のl)Hを約3.5〜6.0にし、そ れによりカゼイン−小麦蛋白質を沈澱させるべく、分散物を液状脱脂乳及びナト リウム蛋白化合物溶液からなるクラスから選択された材料と混合することと、前 記蛋白質を洗浄し、前記蛋白質を水中に再懸濁させ且それをアルカリ剤により可 溶化することと、その結果得られた溶液をそのカゼイン−小麦蛋白化合物溶質を 得るため乾燥することとを含む製造法。
国際調査報告

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)小麦蛋白質の製造方法にして、約5〜35℃の範囲の温度及び約2〜20 %の範囲の蛋白質濃度で小麦蛋白質を水中に分散させることと、分散物のpHを 約0.5〜3゜0の範囲に減少させることと、蛋白質を可溶化するため分散物を 約40〜100℃の範囲の温度に加熱し且約0.5〜4.0時間に亙りその範囲 内の温度に保つことと、小麦蛋白質を沈澱させるためpHを約3.5〜6.0の 範囲に調節することとを含む製造法。
  2. (2)小麦蛋白化合物の製造法にして、約5〜35℃の範囲の温度及び約2〜2 0%の範囲の蛋白質濃度で小麦蛋白質を水中に分散させることと、分散物のpH を約0.5〜3.0の範囲に減少させることと、蛋白質を可溶化するため分散物 を約40〜100℃の範囲の温度に加熱し月約0゜5〜4.0時間に亙りその範 囲内の温度に保つことと、小麦蛋白質を沈澱させるためl)Hを約3.5〜6. 0の範囲に調節することと、前記蛋白質を洗浄し、前記蛋白質を水と、その結果 得られた溶液をその小麦蛋白化合物溶質を得るため乾燥することとを含む製造法 。
  3. (3)カゼイン−小麦蛋白質の製造方法にして、約5〜35℃の範囲の温度及び 約2〜20%の範囲の蛋白質濃度で小麦蛋白質を水中に分散させることと、分散 物のI)Hを約0.5〜3.0の範囲に減少させることと、蛋白質を可溶化させ るため分散物を約40〜1 ’O0℃の範囲の温度に加熱し且約0.5〜4.0 時間に亙りその範囲内の温度に保つことと、分散物を冷却することと、分散物を 液状脱脂乳及びナトリウムカゼイン化合物溶液からなるクラスから選択された材 料と混合することと、カゼイン−小麦蛋白質を沈澱させるため混合物のpHを約 3.5〜6.0の範囲に調節することとを含む製造法。
  4. (4)カゼイン−小麦蛋白化合物の製造法にして、約5〜35℃の範囲の温度及 び約2〜20%の範囲の蛋白質濃度で小麦蛋白質を水中に分散させることと、分 散物のpHを約0.5〜3.0の範囲に減少させることと、蛋白質を可つことと 、分散物を冷却することと、分散物を液状脱脂乳及びナトリウム蛋白化合物溶液 からなるクラスから選択された材料と混合することと、カゼイン−小麦蛋白質を 沈澱させるため混合物のDHを約3.5〜6.0の範囲に調節することと、前記 蛋白質を洗浄し、前記蛋白質を水中に再懸濁させ且それをアルカリ剤により可溶 化することと、その結果得られた溶液をそのカゼイン−小麦蛋白化合物溶質を得 るため乾燥することとを含む製造法。
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