JPS6317657A - 固形食品の製造法 - Google Patents

固形食品の製造法

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JPS6317657A
JPS6317657A JP61163206A JP16320686A JPS6317657A JP S6317657 A JPS6317657 A JP S6317657A JP 61163206 A JP61163206 A JP 61163206A JP 16320686 A JP16320686 A JP 16320686A JP S6317657 A JPS6317657 A JP S6317657A
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JP
Japan
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casein
soybean protein
water
oil
protein
Prior art date
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Pending
Application number
JP61163206A
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Inventor
Hiroyuki Sano
浩之 佐野
Masatoshi Kizaki
木崎 正敏
Yukiya Iwanaga
岩永 幸也
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Fuji Oil Co Ltd
Original Assignee
Fuji Oil Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6317657A publication Critical patent/JPS6317657A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C20/00Cheese substitutes
    • A23C20/005Cheese substitutes mainly containing proteins from pulses or oilseeds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C19/00Cheese; Cheese preparations; Making thereof
    • A23C19/06Treating cheese curd after whey separation; Products obtained thereby
    • A23C19/09Other cheese preparations; Mixtures of cheese with other foodstuffs
    • A23C19/093Addition of non-milk fats or non-milk proteins

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Dairy Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、大豆蛋白、カゼイン及び油脂を主成分とす
るチーズ様食品等の固形食品を製造する方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
大豆蛋白を使用してチーズ等の固形食品を製造するに際
して、加熱することによる難点が従来から種々指摘され
ている。
例えば、特公昭49−6107号明細書には、低ゲル強
度の分離大豆蛋白、カゼイン(好ましくは水溶性カゼイ
ン)〔これら両者の好ましい比率は1:(1〜0.5 
) )及び油脂を主体としたものを、加水下に、加熱す
ることなく混練し、ついでこれをケーシングに密封して
から加熱ゲル化させることにより、プロセスチーズ様食
品を製造する方法が記載されているが、該混練は加熱す
ることなく行うことが重要であり、もし加熱下に行うと
、加熱により形成される大豆蛋白質のゲルが機械的攪拌
の操作によって破壊され緊密な蛋白質の連続相を形成す
ることが不可能となり、製品組繊がざらついて、チーズ
様食品を得ることができない旨記載されている。
また特開昭58−146237号明細書には、植物性蛋
白質(好適には分離大豆蛋白)を主体とした蛋白(半量
以下のカゼインナトリウム等が含まれていてもよい)を
油脂及び水と混練し、0〜60℃で20分以上放置して
ゲル化させるチーズ様食品の製造法が記載されているが
、混練物を加熱すると、製品食感がぼそつき、なめらか
さがなく、口どけの悪い製品になることを記載する。
さらに特開昭61−108333号明m書は1前記特公
昭49−6107号明細書のような方法を1旨して、大
豆蛋白質を主成分としたものはボッボッした食感となり
チーズ様のなめらかさに欠けること、及び前記特開昭5
8−146237号明細書のような方法を指して、植物
性蛋白質の水に対する親和性が低いため水和し難く、蛋
白質粒子が残り、口当たり、食感が悪い欠点があること
を指摘し、蛋白質、油脂、酸を同時に添加して後攪拌す
る方法、蛋白質や油゛脂に水を添加して攪拌する方法等
を排斥する一方で、レンネットカゼインと大豆蛋白質の
混合物(前者が主成分)を好適な蛋白質原料とし、特定
の添加順序即ち、水にリン酸塩及び/又はクエン酸塩(
更に必要により食塩)を添加して溶解した後、蛋白質、
食用油脂、有機酸の順に順次添加して攪拌する場合にの
み良好な固形食品が得られる旨記載し、それらの添加攪
拌を加熱下に行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術に関連して行った本発明者らの検討の結果
によれば、混練作業中、配合物の品温の上昇を防ぐよう
に留意することを必要とする上記特公昭49−6107
号や特開昭58−146237号に記載の方法は、通常
のプロセスチーズ製造工程における加熱溶融下の混合作
用とは全(異なるから、カゼインのもつ良好な物性を生
かしきれない難点があり、また、カゼインの中でも、風
味上量も優れているレンネットカゼインを溶融塩と加熱
攪拌して熔融する上で使用上の大きな制約がある。特に
特開昭58−146237号に記載の方法は、混練工程
以降60℃以上に加熱しないので、製品の保存性に問題
がある。
また、本発明者は、特開昭61−108333号明細書
に記載の特定の添加方法〔水にリン酸塩及び/又はクエ
ン酸塩(更に必要により食塩)を添加して溶解した後、
蛋白質、食用油脂、有機酸の順に順次添加して攪拌する
方法〕によらずとも、製造工程中、分離が生じたり、蛋
白質粒子が残ったり、製品化できなかったりする難点を
排除できる方法があることを見い出しているが、特開昭
61−108333号明細書に記載の特定の添加方法の
場合を含め、それらの方法により製造される固形食品は
、使用する大豆蛋白の量が増えるにつれて、チーズとは
異なる歯にまとわりつくような食感が生じてくること、
及び、粘土のような塑性が卓越してボディーの弾性が減
じ、著しくは固状のボディーが得られなくなる難点があ
り、それらの解決が必要であるとの認識を持つに至った
本発明者は、大豆蛋白、カゼイン、水及び油脂を主体と
したものを、加熱攪拌の工程を経て良好な食感の固形食
品を製造することを目的として、種々検討を行い、この
発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段〕
部ち、この発明は、大豆蛋白、カゼイン、油脂、及び水
を含む乳化物に加熱下アルカリ土類金属性凝固剤を作用
させることを骨子とする固形食品の製造法である。
この発明で使用できる大豆蛋白は、抽出大豆蛋白、濃縮
大豆蛋白、分離大豆蛋白を使用することができ、望まし
くは粗蛋白質含量が60%以上でゲル化力の低いものが
概して好ましい。大豆蛋白中の粗蛋白質含量が低いと製
品風味が悪く、またゲル化力が高くなるにつれて加熱下
で攪拌して乳化物を調製する際のカゼインに対する大豆
蛋白の量に制限が太き(なる。例えば、12gの粉末状
蛋白を2.5%濃度の食塩水88m1とワーリングブレ
ンダーで3分間10,0OOr、p、m、でホモゲナイ
ズし遠心脱泡の後80℃30分加熱し常温まで水冷した
ものがゲル化しない程度の大豆蛋白であると、カゼイン
に対する配合比(固形物重量換算)が約2/1程度を越
えても良好な物性の製品を得ることができるが、上記方
法でゲル化するような大豆蛋白であるときの配合比は約
1/1以下の範囲が適当である。
一般的には、カゼインに対する大豆蛋白の配合比が約1
)5〜約3/1程度の範囲にあり、大豆蛋白のゲル化力
の低い程カゼインに対する相対量を多く用いることがで
きる。
カゼインは、レンネットカゼイン、酸カゼイン、カゼイ
ネート、等を使用でき、チーズ類(イミテーションタイ
プも含む)由来のものであってもよい。この発明では水
N溶性のカゼインでもチーズ製造において公知の溶融塩
(各種リン酸塩やクエン酸ナトリウムなど)又はアルカ
リとともに使用することができる。即ちこの発明では風
味上優れたレンネットカゼインをも特に支障なく好適に
使用できるのである。
油脂は、蛋白(大豆蛋白及びカゼインの合計)1部に対
して通常0.3〜1.7部の範囲が好適であり、油脂が
少な過ぎると製品風味が悪く、多すぎると乳化しがたい
。油脂の種類としては、乳脂の他、ナタネ油、大豆油、
ヒマワリ種子油、綿実油。
落花生油、米糠油、トウモロコシ油、サフラワー油、オ
リーブ油、カポック油、パーム油、ヤシ油。
パーム核油、魚油、牛脂、豚脂、又はこれらの硬化油1
分別油、エステル交換油、若しくはこれらの混合物等が
例示される。
水は、乳化物中30〜60%の範囲、好ましくは35〜
55%の範囲が適しており、大豆蛋白、カゼイン等価々
の配合成分に由来するもの又は別途水或いは蒸気の形態
で供給したもののいずれでもよい。
乳化物中の水の量が少なすぎると大豆蛋白の水和不良に
より乳化物を得難く、多すぎると乳化してもアルカリ土
類金属性凝固剤に接して離水する。
上記の大豆蛋白、カゼイン、油脂、及び水を含む乳化物
の調製は、前記特開昭61−108333号明細書に記
載の特定の添加方法〔水にリン酸塩及び/又はクエン酸
塩(更に必要により食塩)を添加して熔解した後、蛋白
質、食用油脂、有機酸の順に順次添加して攪拌する方法
〕に限らず、次のような方法によっても調製することが
できる。即ち、少なくとも粉末状の大豆蛋白及び好まし
くは粉末状カゼインを油脂中に予め分散させ、これに、
水又は溶融塩若しくはアルカリを溶解した水を加えて攪
拌しながら昇温させる方法、噴霧乾燥しない若しくは予
め水に水和させた大豆蛋白にナトリウムカゼイネート及
び油脂を加えて加熱攪拌する方法等を挙げることができ
る。このような乳化物を一旦調製することが、アルカリ
土類金属性凝固剤を作用させる本発明において、油脂の
分離や、ぼそつきのない、なめらかなボディーの製品を
調製する前提となる。又、この乳化物を調製する過程に
おいて80℃以上で加熱攪拌すれば、カゼインが熔融し
て良好なボディーの向上に寄与する。
この発明において、アルカリ土類金属性凝固剤を使用す
ることは、最も特徴的な構成の一つであり、大豆蛋白を
含む上記原料が加熱されて得られる製品物性の難点、即
ち、使用する大豆蛋白の量が増えるにつれて、チーズと
は異なる歯にまとわりつくような食感が生じてくること
、及び、粘土のような塑性が卓越してボディーの弾性が
減じ、著しくは固状のボディーが得られなくなる難点を
改善し、硬さのあるボディーを作るのに効果がある。ア
ルカリ土類金属性凝固剤としては、硫酸カルシウム、塩
化カルシウム、乳酸カルシウム、硫酸マグネシウム、塩
化マグネシウムなどを使用することができる。凝固剤の
適当な添加量は、凝固剤の種類により多少異なり、また
クエン酸等のキレート作用を有する物質を併用すること
によりアルカリ土類金属性凝固剤の作用を緩和調整する
ことができるが、一般的には、大豆蛋白に対するアルカ
リ土類金属(カルシウムやマグネシウム)の量に換算し
て、0.05%〜5%の範囲で使用される。
量が少な過ぎると添加の効果がなく、多すぎると好まし
くない苦みを呈するようになり、また水難溶性凝固剤の
場合製品にざらつきを生じることがある。
上記の成分の他、製品中通常は、食塩、風味剤(チーズ
フレーバー等)、甘味料、着色料を含み、その他、pH
調製剤(製品pHを5〜7に調整)、糊料(カラーギー
ナン、グアーガム、アラビアガム等)、澱粉類、脱脂粉
乳、乳化剤(プロピレングリコール脂肪Mエステル、ポ
リグリセロールエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、
グリセリン脂肪酸エステル、レシチン等)、果汁等の任
意成分を含むことができる。これら各成分の添加時期は
最終攪拌工程以前のいずれかの工程で加えればよいが、
特に、食塩及び酸等大豆蛋白の熔解や乳化を妨げるもの
は、大豆蛋白を比較的多量に使用する場合、乳化後に添
加する方が、アルカリ土類金属性凝固剤を加える乳化物
の状態を良好ならしめるので好ましい。
この発明で用いる農拌手段は、真空カッター、サイレン
トカッター、チーズ溶融釜等を用いることができ、加熱
攪拌する温度は80℃以上が好ましい。温度が低すぎる
とカゼインの熔融が不充分で、カゼインの良好な物性を
製品に生かしがたい。
この発明で、固形食品の代表例はチーズ様食品であるが
、チーズ風味とは異なる例えば果実風味を有するもので
あってもよく、要は、一定の硬さを有する固形チーズ様
のボディーを有するものを包含する。
〔実施例及び比較例〕
以下この発明を実施例及び比較例で説明する。
実施例1並びに比較例1及び2 低ゲル形成能(12gの粉末状蛋白を2.5%濃度の食
塩水88m lとワーリングブレンダーで3分間10.
0OOr、p、m、でホモゲナイズし遠心脱泡の後80
℃30分加熱し常温まで水冷してゲル化せず、粘度が2
000 c、p)の市販粉末状分離大豆蛋白(「フジプ
ロCLJ不二製油n製)14部、粉末状レンネットカゼ
イン13部、融点36℃の植物性油脂29部を予め混合
し、これに、水32部に熔融塩(第ニリン酸ナトリウム
・12水塩とクエン酸ナトリウム)2.4部を熔解した
溶液を、チーズ熔融釜中で混合し、品温が92°Cにな
るまで水蒸気(約8部)を吹き込み、該温度を維持しな
がら、約12分間攪拌することにより乳化させた後、無
水塩化カルシウム0.8部、クエン酸0.6部及び食塩
1.4部を水4部に′/g解させて加えさらに1分間攪
拌を続けた後、脱泡、放冷した。この製品は、ボッツキ
や油脂の分離がなく、またなめらかで硬いボディーのチ
ーズ様食品が得られた。
比較として、塩化カルシウムを全く加えず、クエン酸量
を0.75部とする他は同様にした場合(比較例1)及
び上記分離大豆蛋白に変えてゲル形成能の高い(上記測
定法でゲル化する)市販粉末状分離大豆蛋白(「フジプ
ロR」不二製油側製)を用い且つ塩化カルシウムを全く
加えない場合(比較例2)を実施したが、比較例2の場
合は、同じ加熱攪拌時間で乳化せず、加熱攪拌時間を増
しても乳化は進行しなかった。また比較例1の場合は、
柔らかすぎる食感と山にまとわりつく様な食感が強く、
弾性の少ない組織であった。
硬さニア℃で5日保存後不動工業@製「レオメータ−(
N肝2002J) Jを使用し7℃、プランジャー直径
5 am、上昇速度2国/分の条件で測定。
実施例2〜4 塩化カルシウム0.8部にかえて、塩化カルシウム0.
2部(実施例2)、乳酸カルシウム2.2部(実施例3
)又は硫酸カルシウム0.98部(実施例4)を使用す
る(但し硫酸カルシウムは水に溶解しにくいため水に分
散させた状態で使用)する他は実施例1と同様にしてチ
ーズ様食品を製造した。
いずれの製品も一応の硬さがあるものの、実施例4の製
品は若干ざらついている点で、実施例2及び3の製品に
比べて劣っていた。
比較例 塩化カルシウムの添加を乳化時加える水とともに添加す
る他は実施例1と同様に乳化の為の攪拌を行ったが、油
脂が分離して乳化せず、さらに攪拌を10分延長しても
状態はかわらなかった。
実施例5 分離大豆蛋白とレンネットカゼインの使用部数を18部
と9部(本例)又は22部と5部(比較例)にする他は
実施例1と略同様の実施をした。本例は乳化時間を5分
延長することにより乳化状態が得られ製品も良好であっ
たが、比較例では乳化時間を約10分延長することによ
り一応の乳化状態が得られたものの、塩化カルシウムの
添加時に乳化がこわれ固形の製品を得ることができなか
った。
実施例6 レンネットカゼイン及び′/3融塩を使用せず、ナトリ
ウムカゼイネートを使用する他は実施例1と同様にして
製品を得た。この製品は実施例1の製品と殆ど同じ物性
及び食怒を有していた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明方法により、ざらつきや
ぼそつきがなく、口どけが良くかつ良好な硬さの製品を
得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大豆蛋白、カゼイン、油脂、及び水を含む乳化物
    に加熱下アルカリ土類金属性凝固剤を作用させることを
    特徴とする固形食品の製造法。
  2. (2)大豆蛋白、カゼイン、油脂、及び水を含む乳化物
    を加熱攪拌下に調製する特許請求の範囲第(1)項記載
    の製造法。
JP61163206A 1986-07-10 1986-07-10 固形食品の製造法 Pending JPS6317657A (ja)

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