JPS59144817A - シ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機・印刷機・記録機・その他回転駆動軸に
よシ駆動伝達される機構を有する１種機械等（以下複写
機等という）のシール装置ＩＣ間するものでおる゛。

従来、この種の装置において、例えば、複写機等の光学
製電、特にｌ、ＢＰ　（レーザービームプリンター）に
使用される密閉された光学箱内に保有される口伝多面鏡
はその回転駆動源としてり、Ｃ，サーボモーターを用い
て回転し、その軸受部には一般的にはポールベアリング
又は流体軸受等を用いている。ところが、ポールベアリ
ング等には潤滑用グリース又は流体等を用いているもの
であるから、このグリース等は特に高速回転中に飛散し
てので画像不良を生じてしま５欠点を有していた。

そこで、本発明はこれらの欠点に鑑みて改良された新規
なシール装置を提供することを目的とするものでちる。

本発明の別の目的は回転駆動部における潤滑グリース等
の飛散を有効に防止できるシール装置を徒供するもので
ある。

即ち、上記目的を達成できる本発明の主要な構成はボー
ルベアリング等の潤滑油を使用する軸受に保持されて回
転される回転体の回転駆動装置において、回転駆動され
る回転体と、該回転体と所定の間隔を保有して固設され
る固定体とを有し、該所定間隔の径路が一部〇軸端側か
ら該回転体の軸心から離れる半径方向に拡大してから該
回転体の軸方向にのびた後膣回転体の軸心に接近する半
径方向に縮小される径路を含んで他方の軸端側にわける
該径路の該軸方向にのびる径路の一部に連結して軸心か
ら離れる半径方向に拡大する空間部を形成したことを特
徴としたシール装置でおる。

以下、本発明の具体的実施例についで図面に従って詳細
に説明する。・ 第１　Ｉｇ及び第２図は本発明の実施例を示した断面図
でおる。図において、１は光偏向装置駆動用のスキャナ
モータ、２は回転多面鏡でちるポリゴンミツ−１３は光
学箱、４はレンズ、５はカバー、６ｕモーター用フラン
ジ（固定体）、７はモータ軸、８はレーザー光束、９は
ボールベアリング等の騨１受、１０はポリゴンミラーの
保持部材である回転する回転体でありその下端部は軸受
９の内輪に当接している。１１は回転体１０から号も撃
れた位置に形成されたモーター用７ランジ６との空間部
忙設けられた吸油材でちる。１２及び１４はモーター用
７ランジ６と回転体１０とで形成される空間の径路の内
、回転体の軸心から寵れ方向に拡大してのびる径路中に
設けられたラビリンスシール用のｆｌｊｊであシ、１３
は回転体の軸方向にのびる径路中に設けられたラビリン
スシール用の溝である。溝１２と１４は図示のように互
いに係合してシール効果を生じている。なお、実施例の
ものはラビリンスシール部１２・１６・１４は半径（ラ
ジアル）方向の隙間ａ　２５’　０．２　（ｍｍ）から
０．３　（ｎ＋ｍ）であり、軸（スラスト）方向の隙間
すが０．８　（ｒｒＩ＋ａ）から１．０（ｍｍ）である
。

次に第２図の主要部の拡大断面図を第３図に示す。

このような構成で１ずスキャナー七−ター１が回転を開
始し、固定体乙に対して回転体１０が回転すると溝１２
・１４の壁面の周速が異なり、内部の空気流の万が内側
のそれよりも早くなり、内側に対して外側の万が圧力が
低くなる。即ちそれにより光学箱３の内部からは空気流
は図示矢印方向にラビリンスシール１３を通って軸方向
に進んだ後にｌＰｊ転坏１０の軸心から離れる半径方向
にラビリンスシール１２，１４を遡って進み回転体１０
の軸方向にのびた径路へ向う。

また、ボールベアリング９等から飛散した微小な霧状の
油滴は遠心力により図示矢印方向に飛ばされ、回転体１
０の軸心から離れる半径方向に向う径路を進んで最離間
部に形成された拡大空間部の吸油材１１に吸着される。

この場合、拡大空間部は回転体１００軸方向にのびた径
路よシも軸心から離れた位置に形成されているので油滴
はラビリンスシール１２．１！が形成された径路方向へ
流れることな（、即ち光字箱内へ流れることなく、拡大
空間部の吸油材１１に吸着されるものである。従って、
ラビリンスシール部を通って光学箱６内に油滴等が流入
するここれは特に回転体の回転が例えば６０００　期Ｍ
以上の高速回転する場合には潤滑油等の飛散が多（なる
のでシール効果が大きくなる。

即ち、言い換えると回転数が大きくなるに従つ・てシー
ル効果も太き（なるとい５ことである。

また、回転体の回転が停止した場合にはラビリンスシー
ル１２・１３・１４が潤滑油等の光学箱内への流出を防
止する作用中１効果がある。

また、本実施例のものはスキャナ七−夕１がモーター７
ランジ６と嵌合し、モーター７ランジ６は光学箱３と嵌
合しているから組立及び交換が容易である長所もある。

次に＠４図によって他の実施例について説明する。第４
図はその断面図を示している。これは前ス 述の実施例の内のラビリンスシール１２及び１４の溝を
平らにしたものに実質的に同じであり、回だものでちる
Ｊスラスト方向の隙間は０．２〜０．６（ｍｍ）とした
ものである。これによっても実用上問題ないシール効果
が得られた。

なお、密閉箱に取付けられた回転体を通って油や塵など
の有害物質が流入するのを防止するには、本発明のよう
なラビリンスシール形成方法が有効であり、勿論本実施
例の光偏向装置に限らず応用範囲は広い。例えばポリゴ
ンミラーの代りに冷却ファンを取付けＣ精密測定機器に
装着すれば冷却ファンモーターのベアリングから飛散す
る油による汚れを防市できる。

以上説明したように本発明の構成によれば回転体を回転
駆動する際に生じる軸受等の潤滑油等を回転駆動製胃内
に保有してその飛散を防止できるものであるから、飛散
による汚損等が全く防止される。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の実施例の断面図、１６図は
第２図の主要部の拡大断面図、第４図は他の実施例を示
した断面図である。 図に？いて、６は光学箱、６はモーターフランジ、１０
は回転体、１１は吸油材、１２・１３・１４はラビリン
スシール溝である。 Ｉ５願人　キャノン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ポールベアリング等の潤滑油を使用する軸受に保
   持されて回転される回転体の回転駆動装置において、 回転駆動される回転体と、 該回転体と所定の間隔を保有して置設される固定体とを
   有し、 該所定間隔の径路が一部の軸端側から該回転体の軸心か
   ら離れる半径方向に拡大してから該回転体の軸方向にの
   びた後膣回転体の軸心に接近する半径方向に縮小される
   径路を含んで他方の軸端側Ｋｌｌ’）ける該径路の該軸
   方向にのびる径路の一部に連結して軸心から離れる半径
   方向に拡大する空間部を形成したことを特徴としたシー
   ル装置。 （２該軸心から離れる半径方向に拡大する径路にラビリ
   ンスシール部を形成した特許請求の範囲第１項記載のシ
   ール装置。