JPS63167113A - 動圧型流体軸受装置 - Google Patents

動圧型流体軸受装置

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JPS63167113A
JPS63167113A JP31212586A JP31212586A JPS63167113A JP S63167113 A JPS63167113 A JP S63167113A JP 31212586 A JP31212586 A JP 31212586A JP 31212586 A JP31212586 A JP 31212586A JP S63167113 A JPS63167113 A JP S63167113A
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JP
Japan
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shaft
lubricant
ring
thrust
dynamic pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP31212586A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Asada
隆文 浅田
Koji Nakagawa
仲川 浩司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31212586A priority Critical patent/JPS63167113A/ja
Publication of JPS63167113A publication Critical patent/JPS63167113A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はハードディスク装置、ポリゴンスキャナーユニ
ット等の高速回転する主軸部に用いられる潤滑剤を用い
たスラスト方向の動圧型流体軸受装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年、VTR用回転へラドアラセンプリー、ハードディ
スク装置、ポリゴンスキャナーユニット等の回転主軸部
には、玉軸受に代わって回転精度の高い動圧型流体軸受
を用いる動きがあり、その中でも流体としてエアーを用
いたエアー動圧軸受よりも焼は付き等の、故障の少なさ
と、低速から高速までの幅広い回転数での軸受剛性の高
さの点で優れるオイル等の潤滑流体を用いた動圧型流体
軸受が用いられている。
以下、ポリゴンスキャナーに用いられた従来のラジアル
方向の動圧型流体軸受装置の一例について説明する。
第7図〜第8図は従来の動圧型流体軸受装置を搭載した
ポリゴンスキャナーの断面図である。この構成について
説明する。1はペース部材、1Aはペース部材1と一体
に設けられたスリーブであり、軸受穴1Dにはその内周
面に設けられた動圧発生用のへリングボーア溝IB、I
Cが設けられている。1Eは軸受穴1Dの径大部1Fに
混入した空気をスリーブ1Aの外へ開放させる通気穴、
1Gはレーザービームの透光窓であり、1Hはスラスト
軸受部の空気を開放する通気穴である。2は軸受穴1D
に回転自在に挿入された軸、3は軸1に一体に取り付け
られたディスク、このディスク3にはレーザービームを
反射するためのポリゴンミラー6と、モータ・ロータ7
とが取り付けられている。4は軸2の下端面に当接する
よう設けられたスラスト部材であり、スパイラル形状等
をした動圧発生溝4Aを有している。5は軸2の抜けを
防止するCリングであシ軸3にはめられている。
8は日本特許比H(特願昭59−73310号)に示す
ようなリング状部材でありヘルカル溝8Aを有している
。9はモータ・ステータ、1oはへリングボーン溝、1
B、1Cとスパイラル溝4Aに注油された潤滑剤である
以上のように構成されたポリゴンスキャナーに用いられ
た従来の動圧型流体軸受装置の動作について説明する。
まずモータ・ステータ9に通電されるとモータ・ステー
タ9に回転磁界が生じ、これによりモータ・ロータ7が
軸2、ディスク3、Cリング5、ポリゴンミラー6と共
に回転する。これにより2個のへリングポーン溝1B、
1Cはポンピング作用により潤滑剤1oに圧力を発生し
無接触で回転する。また動圧発生溝4Aのポンピング作
用により軸2は一定量(約10ミクロンメータ)浮上し
て無接触で回転する。そして、図示しないレーザー発生
装置から発生したレーザービームが透光窓1Gを通して
回転中のポリゴンミラー6に入射するとこれを反射して
レーザービームの走査を行う。通気穴1Hは軸受部の温
度が上昇し、スラスト軸受部の空気が熱膨張したときに
その空気をベース部材1の内部に逃がすことにより、ラ
ジアル軸受のへリングボーン溝1Bに保持された潤滑剤
10が圧力によシ押し出されることを防止する。リング
状部材8は、動圧発生溝4A周辺に保持された潤滑剤1
0にヘリカル溝8Aのポンピング力による圧力を与え安
定した浮上刃を得ると共に、潤滑剤の流出や飛散を防止
する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では次のような問題点が
あった。
第8図において、軸2の高速回転では、ヘリカル溝8A
によるポンピング力が強く発生し、潤滑剤10の圧力が
過剰になり潤滑剤10Cは、ベース部材1とリング状部
材8の隙間(第2図中、A)を通って、ラジアル軸受側
に流出し、スラスト軸受の動圧発生溝4A部の潤滑剤i
oが不足し、摩耗を発生することがあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、高速回転でも潤滑剤の飛
散や流出がなく、軸振れの少ない動圧型流体軸受装置の
構成を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題を解決するために、本発明の動圧型流体軸受装
置では、軸とスリーブと前記軸の端面に当接し、前記ス
リーブの一端に固定されたスラスト部材とを有し、前記
軸端面または前記スラスト部材表面のいずれか一方に動
圧発生溝を有し前記動圧発生溝には潤滑剤を保持して成
り、前記軸端面近傍の軸外周面に1隙間をおいて当接す
る内周面を有するリング状部材を、前記スリーブ端面と
前記スラスト部材の間に設け、前記リング状部材の内周
面にはヘリカル溝を有し、前記リング状部材と前記スラ
スト部材の間をメカニカルシールにより密閉したもので
ある。
作  用 本発明は上記した構成によって高速回転においてもスラ
スト軸受部の潤滑剤が流出することなく長期に、高い信
頼性を保つことができる。
実施例 以下本発明の一実施例の動圧型流体軸受装置について、
図面を参照しながら説明する。第1図〜第6図はポリゴ
ンスキャナーに用いた動圧型流体軸受装置である。第1
図において、11はベース部材、11Aはベース部材と
一体に設けられたスリーブ、11B、11Cはスリーブ
11Aの軸受穴11Dの内周面に設けられた動圧型流体
軸受のへリングボーン溝、11Gは図示しないレーザー
ビームが入射する透光窓11Hはスラスト軸受部の空気
を外部と連通ずる通気穴である。12は軸で、細径なる
段部12Aを有し、軸12の下端面は直角かつ平滑に仕
上げられている。13はディスク、14はスラスト部材
で第3図におけるスパイラル形状をした動圧発生溝14
Aを有している。
16は軸12の抜けを防止するC IJングで第4図に
示す形状をしている。1sAはこのCリング15を広げ
て組み込むための組立穴である。16はポリゴンミラー
、17はモータ・ロータ、18はリング状部材でヘリカ
ル溝18AとCリング15をガイドするテーパ18Bを
有している。19はモータ・ステータ、20はリング状
部材18とスラスト部材の間に入れられたメカニカル・
シール、21はへリングポーン溝11B、11Cとスパ
ラル溝14Aに注油された潤滑剤である。
尚本実施例における具体的寸法としては、軸径は5ミリ
メートル、動圧発生溝14Aの直径は6ミリメードル、
その深さは4ミクロンメータ、潤滑剤21としては、オ
レフィンおよびエステル系合成潤滑剤を使用し、Cリン
グはpEs (ポリエーテル・スルフォン)等の樹脂材
料により構成した。メカニカル・シール20には内径7
ミリメードルの、oリングを使用した。軸の回転数は約
1万rpmである。
以上のように構成された第1の実施例の動圧型流体軸受
について以下その動作を第1〜第6図を用いて説明する
。第1図においてモータ・ステータ19に通電するとモ
ータ・ロータ17は、軸12、ディスク13、ポリゴン
ミラー16と共に回転を始める。これによりヘリングボ
ーン溝11B、11Cとスラスト部材14の動圧発生溝
14Aのポンピング作用によシ潤滑剤21の圧力が高め
られ、軸12はスリ、−プ11Aとスラスト部材14に
対して非接触で回転する。この時、透光窓11Gを通し
て図示しないレーザービームが入射すると回転するポリ
ゴンミラー16はこれを反射してビームの走査を行う。
第2図において軸12が回転するとスラスト軸受部の潤
滑剤21は動圧発生溝14Aとヘリカル溝18Aのポン
ピング作用により圧力が高められ軸12は浮上して回転
する。このときCリング16は軸12とは非接触状態で
あり、固定体側のペース部材1に挿入されたリング状部
材18にガイドされ支持されているので、リング状部材
18の中で多少回動しても回転体のアンバランスをくる
わすことはなく、高速回転における軸振れを増加させる
ことなく高精度な回転が得られる。リング状部材18の
ヘリカル溝18Aは潤滑剤21にポンピング圧力を与え
るがメカニカル・シール2oの働きによシ圧力および潤
滑剤21がスラスト部材14とリング状部材18の間の
隙間からもれることを防止している。このようにスラス
ト軸受部の潤滑剤21の流出および不足が無いので高速
回転性能が長期に維持できる。通気穴11Hはスラスト
軸受部がモータや軸受の発熱によシ過熱され内部の空気
が熱膨張したとき、この空気をペース部材1の外部に逃
がし、この熱膨張による圧力がラジアル軸受のへリング
ボーン溝11B、110の潤滑剤21を押しだすことを
防止しているが、この通気穴11Hはペース部材1の内
部には連通せずペース部材1の外部に連通しているため
余剰な潤滑剤がペース部材1の中に流入し、ポリゴンミ
ラー160表面を汚す事なく外部に排出される。またこ
の通気穴11Hは第6図に示すような形状をしたキリ2
2で容易軽加工できるので量産性に優れる。以上のよう
にリング状部材とスラスト部材の間にメカニカル・シー
ル20を入れることにより高速回転でもスラスト軸受部
の潤滑剤21が漏れることなく、高速回転性能が長期に
維持できる。
発明の効果 以上のように本発明は、リング状部材とスラスト部材の
間にメカニカル・シールを入れることにより高速回転で
もスラスト軸受部の潤滑剤が漏れることがなく高速回転
性能が長期に維持でき、良好な動圧型流体軸受装置の構
成が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発−の実施例における動圧型流体軸受装置の
断面図、第2図は第1図のスラスト軸受部の拡大断面図
、第3図は第1図のスラスト部材の詳細図、第4図は第
1図のCI7 yグの詳細図、第5図は第1図のリング
状部材の詳細図、第8図は第1図の通気穴の加工法説明
図、第7図は従来の動圧型流体軸受装置の断面図、第8
図は第7図のスラスト軸受部の拡大断面図である。 11・・・・・・ベース部材、11A・・・・・・スリ
ーブ、11H・・・・・・通気穴、12・・・・・・軸
、12A・・・・・・細径の段部、13・・・・・・デ
ィスク、14・・・・・・スラスト部材、14A・・・
・・・スラスト動圧発生溝、15・・・・・・Cリング
、18・・・・・・リング状部材、18A・・・・・・
ヘリカル溝、2゜・・・・・・メカニカルシール、21
・・・・・・潤滑剤。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 11か1名I
f・−A・・−文子1( 12−佃 1丁−−1゛−ス−fflf−2 flA−一一スリーフ・ 1b+−一一弗JPに イz −−−4勲自 +24−一一軸イをり史峰 14−一−ズフスL七千軒 14A−一一ズラストh圧嘴艷生↓ eO−゛−メカニカルシーjし 2イー−憫シフ刑 イ2 第3図 第4図 第 5 図 fgハ 第6図 f−”−へ°′−ス曇p、符 (A−−ス、ワーフ゛ 7°−七一タローグ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軸とスリーブと前記軸の端面に当接し、前記スリーブの
    一端に固定されたスラスト部材とを有し、前記軸端面ま
    たは前記スラスト部材表面のいずれか一方に動圧発生溝
    を有し前記動圧発生溝には潤滑剤を保持して成り、前記
    軸端面近傍の軸外周面に、隙間をおいて当接する内周面
    を有するリング状部材を、前記スリーブ端面と前記スラ
    スト部材の間に設け、前記リング状部材の内周面にはヘ
    ルカル溝を有し、前記リング状部材と前記スラスト部材
    の間をメカニカルシールにより密閉したことを特徴とす
    る動圧型流体軸受装置。
JP31212586A 1986-12-26 1986-12-26 動圧型流体軸受装置 Pending JPS63167113A (ja)

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JP31212586A JPS63167113A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 動圧型流体軸受装置

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ID=18025550

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5957589A (en) * 1997-12-10 1999-09-28 International Business Machine Corporation Fluid bearing seal and support structure
JP2006112627A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Sunonwealth Electric Machine Industry Co Ltd スピンドルの油維持構造
US7775719B2 (en) * 2003-01-10 2010-08-17 Sony Corporation Bearing unit and rotary drive using the same
KR101291296B1 (ko) * 2006-07-10 2013-07-30 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 건설중장비 스윙기어박스 베어링 예압구조

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54102445A (en) * 1978-01-27 1979-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Fluid bearing revolving apparatus

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