JPH0756533B2 - 光走査用多面鏡の回転機構 - Google Patents

光走査用多面鏡の回転機構

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JPH0756533B2
JPH0756533B2 JP61111698A JP11169886A JPH0756533B2 JP H0756533 B2 JPH0756533 B2 JP H0756533B2 JP 61111698 A JP61111698 A JP 61111698A JP 11169886 A JP11169886 A JP 11169886A JP H0756533 B2 JPH0756533 B2 JP H0756533B2
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    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/121Mechanical drive devices for polygonal mirrors

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明はレーザプリンタ等のレーザ走査光学系に用いら
れる光走査用多面鏡の回転機構において、主体となる軸
受ハウジング内に配設された上部軸受と下部軸受を介在
して、上部に光走査用多面鏡を保持した回転軸を軸支す
ると共に、該回転軸の下部と、該下部と対向するハウジ
ング壁面に、前記固定台及び光走査用多面鏡の外径より
も大きい外径形状を有する軸対向型モータを構成する回
転子と固定子を設けた構造とすることにより、高速回転
時の多面鏡に前記各軸受より飛散する潤滑油の飛散方向
を下方に変化させて、多面鏡の汚損を防止するようにし
たものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザプリンタ等のレーザ走査光学系に用いら
れる光走査用多面鏡の回転機構に係り、特に高速回転時
の多面鏡が、軸受より飛散する潤滑油により汚損するこ
とを特殊な構成を用いずに防止した新しい回転機構に関
するものである。
レーザ走査光学系を用いた電子写真転写方式のプリン
タ、即ちレーザプリンタはレーザ装置から連続発振する
レーザビームを光変調器により印刷情報に対応した電気
信号によってON−OFF変調し、高速回転する多面鏡で反
射せしめて回転する感光体表面上に集光させ、その回転
軸方向に走査露光して静電潜像を形成している。
その静電潜像は現像器での現像により静電的にトナーと
呼ばれる黒色粉体が付着されて可視像が形成される。こ
の可視像を電界が付加された記録用紙に転写した後定着
を行う。以下このようなプロセスを繰り返して印刷記録
を行うものである。
このようなレーザプリンタにおいて鮮明な印字品質を得
るためには、レーザ走査光学系に用いられている回転多
面鏡の反射面が常に清潔で、また該多面鏡の高い面倒れ
精度を確保することが極めて重要である。
〔従来の技術〕
従来のレーザ光走査用多面鏡の回転機構は、第4図の断
面図に示すように下部にモータを構成する固定子2を備
えた軸受ハウジング1内に、上部軸受3と下部軸受4を
介して下端部に回転子6を備えた回転軸5が軸支される
と共に、該回転軸5の上部固定台7上に、例えば8〜12
面体の多面鏡8がゴムリング9を介してねじ止め10等に
より固定されている。前記多面鏡8は回転軸5の下端部
の回転子6と対向するハウジング側面に設けた固定子2
とで構成された駆動モーターの回転駆動によって高速回
転を可能にしている。
また前記回転軸5の回転振れを最小にして多面鏡8の面
倒れ回転精度を高めるために、該回転軸5を嵌合軸支す
る上部軸受3と下部軸受4間の配設距離を或る程度大き
く確保すると共に、例えば該上部軸受3と下部軸受4の
内の下部軸受4に、ボールベアリング等を適用し、下部
軸受4の軸受ハウジング1側との嵌合部を緩嵌状態と
し、この下部軸受4の緩嵌部を回転軸5に周設したスプ
リング11により押圧せしめて該下部軸受4内の遊びをな
くした構成がとられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このような従来の光走査用多面鏡の回転機構
にあっては、該多面鏡8の高速回転時に回転軸5を嵌合
軸支している上部軸受3や下部軸受4より流出する潤滑
油が軸受ハウジング1の上面と該回転軸5の上部固定台
7との間隙からミスト状に飛散して該多面鏡8の反射面
を汚損する不都合があり、このため前記軸受ハウジング
1の上面と該回転軸5の上部固定台7との間に、ラビリ
ンスシール部12を設けて潤滑油の流出、飛散等を防止し
ている。
しかし、このような潤滑油流出防止用のラビリンスシー
ル部12を設けるには複雑な加工工程を必要とし、その加
工コストが高くなるといった欠点があり、簡単な低コス
トの構成により潤滑油の流出、或いは飛散を防止する構
造が要求されている。
本発明はこのような従来の実情に鑑み、例えば中心に回
転軸を設けた円板を回転した際に、該回転軸の周囲の空
気が最大周速度となる前記円板の外周部方向に流れる現
象に着目して、第2図に示すように軸受ハウジング21内
に上部軸受22と下部軸受23により軸支された回転軸24の
上部に多面鏡に相当する上部円板25を、また下部に前記
円板25の外径よりも大きい外径形状を有する駆動モータ
を構成する回転子に相当する下部円板26を付設した構成
とし、この回転軸24を回転させると、前記上部円板25の
回転周速度よりも外径形状の大きい下部円板26側の回転
周速度が大きいために、軸受ハウジング21内の回転軸24
周囲が減圧状となって空気流が矢印で示す方向に発生す
る。このような原理作用を利用して光走査用多面鏡を高
速回転した際に、前記上部軸受や下部軸受より流出する
潤滑油を多面鏡側へ飛散することを阻止して、該多面鏡
の潤滑油による汚損を防止した新規な光走査用多面鏡の
回転機構を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、主体となる軸受ハウ
ジング内に上部軸受と下部軸受を介して、上端に光走査
用多面鏡を保持した回転軸を軸支すると共に、該回転軸
の下端と、該下部と対向するハウジング下部に、前記光
走査用多面鏡の外径よりも大きい外径形状を有する駆動
モータを構成する回転子と固定子を設けた構成とする。
〔作 用〕
本発明の回転機構では、回転軸を回転した際に、前記多
面鏡側の回転周速度よりも外径形状の大きい駆動モータ
を構成する回転子側の回転周速度が大きいため、軸受ハ
ウジング内の回転軸周囲の間隙が減圧状態となり、この
時生じる空気流が該回転軸に沿って下方向の駆動モータ
側へ流れる。
従って、前記回転軸を軸支する上部軸受及び下部軸受よ
り潤滑油が流出することがあっても、前記空気流により
該潤滑油が多面鏡側へ飛散することがなくなり、汚損が
防止される。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係る光走査用多面鏡の回転機構の一実
施例を示す要部断面図である。
図において、31は軸受ハウジング、32は該軸受ハウジン
グ31内に配設されたボールベアリング等からなる上部軸
受33と下部軸受34によって軸支された回転軸であり、該
下部軸受34の緩嵌部は該回転軸32に周設したスプリング
40により押圧されて軸受内の遊びをなくし、該回転軸32
の回転振れ精度を高めている。
またその回転軸32の上端部には光走査用の多面鏡35がゴ
ムリング36を介してねじ止め37等により固定配置され、
下端部と、該下端部と対向する軸受ハウジング31下面に
は、前記多面鏡35の外径よりも大きい外径形状を有する
駆動モータ、例えばアキシャルギャップ型モータを構成
する回転子38と固定子39が配設されている。
このように構成された光走査用多面鏡35の回転機構にお
いては、回転する前記多面鏡35の回転周速度よりも外径
形状の大きい駆動モータを構成する回転子38の回転周速
度が大きいことから、該回転子38の最大周速度方向に空
気の流れが生じて軸受ハウジング31内の回転軸周囲の間
隙が減圧状態となり、この時生じる空気流が該回転軸32
に沿って下方向の駆動モータ側へ流れる。
従って、前記回転軸32を軸支している上部軸受33及び下
部軸受34から潤滑油が流出しても、前記空気流に引き釣
られて下方に移送され、該潤滑油が多面鏡側へ飛散する
ことがなくなり、該多面鏡35の反射面の汚損が防止され
る。
尚、以上の実施例では多面鏡35の外径よりも大きい外径
形状を有する駆動モータとして、アキシャルギャップ型
モータを構成した場合の例について説明したが、本発明
はこの例に限定されるものではなく、例えば第3図に示
すように回転軸32の下端部に多面鏡35の外径よりも大き
い外径形状のフランジ付き回転子41と、この回転子41に
対向する軸受ハウジング31の壁面に固定子42を配設した
ラジアルギャップ型のモータを構成した場合にも同様の
効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係る光走査用
多面鏡の回転機構によれば、上端に光走査用多面鏡を保
持した回転軸の下端と、該下端と対向するハウジング下
部に、前記光走査用多面鏡の外径よりも大きい外径形状
を有する駆動モータを構成する回転子と固定子を設けた
構成とすることにより、多面鏡の回転時の回転軸周囲の
空気が該多面鏡よりも外径形状の大きい駆動モータを構
成する回転子の最大周速度方向に流れ、この空気流によ
って前記上部及び下部軸受から流出する潤滑油が引きず
られて下方に移送されるので、該潤滑油が多面鏡側へ飛
散することが阻止され、該多面鏡の反射面に対する潤滑
油汚損が容易に防止される優れた利点を有する。
従って、この種の回転機構に適用して優れた効果を奏
し、信頼性の良い光走査用多面鏡の回転機構を得ること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光走査用多面鏡の回転機構の一実
施例を示す要部断面図、 第2図は本発明に係る光走査用多面鏡の回転機構の原理
を説明する要部断面図、 第3図は本発明に係る光走査用多面鏡の回転機構の他の
実施例を示す要部断面図、 第4図は従来の光走査用多面鏡の回転機構を説明するた
めの要部断面図である。 第1図乃至第3図において 21,31は軸受ハウジング、22,33は上部軸受、23,34は下
部軸受、24,32は回転軸、25は上部円板、26は下部円
板、35は多面鏡、38は回転子、39,42は固定子、41はフ
ランジ付き回転子をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主体となる軸受ハウジング(31)内に配設
    された上部軸受(33)と下部軸受(34)を介在して、上
    部に光走査用多面鏡(35)を保持した回転軸(32)を軸
    支すると共に、該回転軸(32)の下部と、該下部と対向
    するハウジング(31)壁面に、前記光走査用多面鏡(3
    5)の外径よりも大きい外径形状を有する軸対向型モー
    タを構成する回転子(38)と固定子(39)を設けてなる
    ことを特徴とする光走査用多面鏡の回転機構。
JP61111698A 1986-05-14 1986-05-14 光走査用多面鏡の回転機構 Expired - Fee Related JPH0756533B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60205523A (ja) * 1984-03-30 1985-10-17 Fuji Photo Optical Co Ltd スキヤナ

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