JP2000235161A - 回転駆動装置およびこれを用いた光偏向走査装置 - Google Patents

回転駆動装置およびこれを用いた光偏向走査装置

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JP2000235161A
JP2000235161A JP3800399A JP3800399A JP2000235161A JP 2000235161 A JP2000235161 A JP 2000235161A JP 3800399 A JP3800399 A JP 3800399A JP 3800399 A JP3800399 A JP 3800399A JP 2000235161 A JP2000235161 A JP 2000235161A
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rotor
rotary drive
drive device
polygon mirror
oil
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JP3800399A
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Nobuo Nakajima
中島  伸夫
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror

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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受間隙のオイルの変質や減量を防ぐ。 【解決手段】 回転多面鏡1を回転させるモータのロー
タ5は、スリーブ2と回転軸3の間の軸受間隙にオイル
10を充填した動圧軸受によって回転支持される。ロー
タ5のロータヨーク5aは、周壁に絞り加工等によって
形成されたフィン11と空気流入口12を有し、ステー
タ7が励磁されてロータ5が回転すると、フィン11に
よって空気流入口12から外部の空気がロータ5の内部
へ流入し、雰囲気圧力を増大させる。これによってオイ
ル10の臨界点が上昇し、変質を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタやバーコード読取装置等の光ビームを回転多面鏡等
によって高速走査するための回転駆動装置およびこれを
用いた光偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタやバーコード読取
装置等に用いられる光偏向走査装置は、高速回転する回
転多面鏡等によってレーザビーム等の光ビームを偏向走
査する。レーザビームプリンタ等の画像形成装置におい
ては、回転多面鏡によって得られた走査光を回転ドラム
上の感光体に結像させて静電潜像を形成し、感光体の静
電潜像を現像装置によってトナー像に顕像化し、これを
記録紙の記録媒体に転写して定着装置へ送り、記録媒体
上のトナーを加熱定着させることで印刷(プリント)が
行なわれる。
【0003】近年、このような光偏向走査装置ではます
ます高速化や高精細化が進み、これに対応するために、
回転多面鏡を回転駆動する回転駆動装置の軸受部には、
低騒音で回転精度の高い非接触型の動圧流体軸受が用い
られている。特に高速回転のものは、動作流体として空
気を用いたいわゆる空気式が主流であるが、装置の小型
薄型化や低コスト化が要求される今日では、空気の替わ
りにオイルを用いたオイル式の動圧流体軸受が採用され
つつある。
【0004】図4は、一従来例による光偏向走査装置の
主要部を示すもので、これは、複数の反射面101aを
有する回転多面鏡101と一体的に回転する軸102
と、これを回転自在に嵌合させたスリーブ103を有
し、スリーブ103は軸受ハウジング104と一体であ
る。スリーブ103の下端には、軸102の下端をスラ
スト方向に支持する球面部106aを備えたスラスト板
106が固定され、軸102の上部にはフランジ107
が固着されている。回転多面鏡101は、押えバネ等を
含む弾性押圧機構108によってフランジ107の上面
に押圧されてこれと一体化され、軸102とともに回転
するように構成されている。
【0005】フランジ107の外周部には、ロータマグ
ネット109を保持するヨーク109aが固着されてお
り、ロータマグネット109は、軸受ハウジング104
に固定されたモータ基板105上のステータコイル11
0に対向するように配設されている。図示しない駆動回
路から供給される駆動電流によってステータコイル11
0が励磁されると、ロータマグネット109が軸102
および回転多面鏡101とともに高速回転する。
【0006】スリーブ103は、軸102の回転によっ
て軸102との間に流体膜を形成し、該流体膜の動圧に
よって軸102を非接触で回転支持する動圧流体軸受を
構成する。軸102の外周面には、軸102の下端から
上向きに間隔を置いて、第1の動圧発生溝102aと、
第2の動圧発生溝102bが形成されている。また、ス
ラスト板106の上面にも、軸102の下端と対向する
部位に動圧スラスト軸受を構成する浅溝(図示せず)が
設けられている。
【0007】軸102の回転とともに、スリーブ103
との間の軸受間隙に充填された動作流体であるオイル1
11が各動圧発生溝102a,102bの中央部に吸い
込まれ、高圧領域を発生させる。この高圧領域によって
軸102とスリーブ103がラジアル方向に非接触な状
態で支持される。このように非接触で回転するため、例
えば金属接触を伴なう滑り軸受に比べて低騒音および高
い回転精度などのすぐれた軸受特性を得られるばかりで
なく、組立部品点数の点からも転がり軸受等に比べて小
型化・低コスト化できるという利点を有する(特開平5
−60136号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、回転多面鏡の起動停止が頻繁に行なわ
れたり、連続運転を長時間にわたって続けると、軸受間
隙のオイルが回転時の摩擦力により自己発熱して、高速
回転で周囲の雰囲気温度が高い場合には著しい温度上昇
を招き、オイル成分が変質する臨界温度である臨界点を
越えてしまうことがあった。このようにオイル成分の臨
界点を越えて昇温すると、軸受部材を構成する金属や大
気中の成分等とオイル成分が化学反応を起こし、オイル
が変質する。すなわち、オイルが著しく劣化して、軸受
性能が低下する。
【0009】また、オイルの揮発や、回転多面鏡の回転
駆動中にオイルが飛散や溢れ出しをすることにより、軸
受間隙のオイルの量が減少して、軸受の摩耗や、軸受損
失の増大を招き、長期にわたってレーザビームプリンタ
等に必要な性能を維持することが困難であった。
【0010】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、軸受部の軸受間隙に
充填されたオイル等の動作流体の変質や揮発、飛散、溢
れ出しを抑えて、すぐれた軸受性能を長時間にわたって
安定して維持することのできる高性能でしかも長寿命で
ある回転駆動装置およびこれを用いた光偏向走査装置を
提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の回転駆動装置は、相対的に回転自在に嵌合
する軸部材およびスリーブ部材と、両者の間の軸受間隙
に充填された動作流体と、前記軸部材または前記スリー
ブ部材と一体的に回転するロータと、該ロータに対向す
るステータと、前記ロータの内部の雰囲気圧力を増大さ
せるための増圧手段を有することを特徴とする。
【0012】増圧手段が、ロータの周壁に形成されたフ
ィンを有するとよい。
【0013】増圧手段が、ロータの内壁に一体成形され
たフィンを有するものでもよい。
【0014】ロータが、その周壁を貫通する開口部を有
するとよい。
【0015】ロータの外周部に、内部の空気の流出を防
ぐための絞り形状部が形成されているとよい。
【0016】ロータの外周部に、内部の空気の流出を防
ぐための絞り部材が配設されていてもよい。
【0017】
【作用】ロータの内部の雰囲気圧力を増圧手段によって
増大させると、軸受間隙のオイル等の動作流体の沸点が
上昇し、オイル成分等が変質する臨界温度(臨界点)が
高くなり、オイル等の変質を防ぐことができる。
【0018】また、ロータ内部の雰囲気圧力を上昇させ
ると、軸受間隙の動作流体の液面に大気圧以上の圧力が
かかることにより、回転中のオイル等の揮発も抑えるこ
とができる。
【0019】さらに、増圧手段を構成するフィン等によ
って発生する空気流が軸受間隙の動作流体の液面に吹き
つけられることによる風圧が、動作流体の飛散や溢れ出
しを防ぐ効果もある。
【0020】軸受間隙の動作流体の変質や、揮発、飛
散、溢れ出し等による減量を防ぐことで、長期間すぐれ
た軸受性能を保ち、安定した回転性能を維持する回転駆
動装置を実現できる。
【0021】このような回転駆動装置を回転多面鏡のモ
ータとして用いることで、光偏向走査装置の高性能化と
長寿命化に大きく貢献できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0023】図1の(a)は、第1の実施の形態による
回転駆動装置を含む光偏向走査装置の主要部を示すもの
で、これは、多角柱形状の側面に複数の反射面1aを有
する回転多面鏡1と、図3に示す光学箱50と一体であ
る軸受ハウジングに支持されたスリーブ部材であるスリ
ーブ2と、該スリーブ2に回転自在に嵌合する軸部材で
ある回転軸3と、該回転軸3に固着されたロータボス4
と、その下面に一体的に結合されたロータヨーク5a
と、前記軸受ハウジングと一体であるベース板6に固定
されたステータ7を有し、ロータヨーク5aと、その内
周面に支持されたロータマグネット5bはロータ5を構
成し、ロータ5はステータ7に対向しており、回転多面
鏡1を回転させる回転駆動装置であるモータを構成す
る。回転多面鏡1は押え板8によってロータボス4に押
圧され、ロータボス4とロータ5等を含む回転部と一体
化されている。
【0024】ベース板6上の駆動回路と制御回路を経て
供給された駆動電流によってステータ7が励磁される
と、ロータ5が回転軸3や回転多面鏡1とともに回転
し、回転多面鏡1の反射面1aに照射されたレーザビー
ム等の光ビームを偏向走査する。
【0025】スラスト板9はスリーブ2に固着され、回
転軸3の下端部3aをスラスト方向に支持する。回転軸
3とスリーブ2およびスラスト板9の間の軸受間隙に
は、動作流体であるオイル10が充填されている。回転
軸3の円筒面には、動圧発生用のくさび状の浅溝3b,
3cが刻設されている。
【0026】回転軸3が回転すると、オイル10は各浅
溝3b,3cの中央部に取り込まれ、オイル10の圧力
が高まって回転軸3をスリーブ2から離間して非接触で
支持する。
【0027】ロータヨーク5aは板金製の円筒部材であ
り、その周壁には、絞り加工等によって増圧手段である
複数のフィン11が形成されている。
【0028】ロータヨーク5aのフィン11は、周壁に
沿って環状に配列され、各フィン11の向きは図1の
(b)に示す回転方向であり、下流側にはロータヨーク
5aの周壁を貫通する開口部である空気流入口12が開
口している(図1の(c)参照)。モータが駆動される
と、その回転により外部からモータ内部すなわちロータ
5の内部に空気が取り込まれ、モータ内部の空気が圧縮
されることにより雰囲気圧力が増大する。
【0029】その結果、軸受間隙のオイル10の沸点が
上昇し、オイル成分の変質する臨界温度(臨界点)が上
昇する結果となり、オイルの変質を防ぐことができる。
【0030】また、モータ内部の圧力が高まることによ
りスリーブ2と回転軸3の間の軸受間隙のオイル10の
液面に大気圧以上の圧力がかかるため、モータ回転中の
オイルの揮発も抑えることができる。
【0031】前述のようにロータヨーク5aは板金構造
のため、フィン11の形状は深絞り加工等で容易に成形
することができる。また、ロータヨーク5aの外周部を
折り曲げ加工等によって径方向外向きに曲げて、ベース
板6との距離を極力狭い隙間にしてモータ内部の空気の
流出を防ぐ絞り形状部13を形成しておけば、モータ外
部と内部の気圧差をより大きくする効果が得られる。こ
れによって、モータ内部の圧力を一層高めることができ
る。
【0032】なお、モータ内部の圧力が高まることによ
り、ロータマグネット5bとロータヨーク5aからなる
ロータ5が浮上しやすくなるため、スラスト方向のマグ
ネット吸引力を高めておくのはいうまでもない。
【0033】図1の装置はアキシャル型(面対向型)モ
ータであり、ラジアル型(周対向型)モータに比べて駆
動用マグネット(ロータマグネット)の位置が制限され
ずに配置できるため設計上の自由度が大きいという利点
がある。
【0034】本実施の形態によれば、回転多面鏡を回転
駆動するモータの軸受間隙に充填されたオイルの変質、
揮発等を抑えて、すぐれた軸受性能を長期間にわたって
安定して維持することができる。これによって長期間す
ぐれた回転性能を維持し、高性能かつ長寿命な光偏向走
査装置を実現できる。
【0035】図2の(a)は、第2の実施の形態を示
す。これはロータヨークを板金製にする替わりに、プラ
スティック製のロータ25を用いたものである。
【0036】ロータ25は、ロータヨークとロータマグ
ネットが一体となったプラスティック製の円筒状のモー
ルド成形マグネットであり、その内壁には、図2の
(b)に示すように複数の渦巻き状のフィン31が設け
られている。フィン31は、モールド成形するときにロ
ータ25と一体成形されたもので、ロータ25の内面に
環状に配列されている。
【0037】各フィン31の形状は、図2の(b)に示
すように、ロータ25が矢印方向に回転すると周囲の空
気が回転中心にかき込まれるような渦巻き状に構成され
ている。さらに、周囲の空気がロータ25の内部に取り
込まれやすいように、周壁には開口部である空気流入口
32が開口している(図2の(c)参照)。
【0038】ロータ25の外周部には、絞り部材である
固定絞り33が配設されている。モータが回転するとフ
ィン31と空気流入口32によって外部からの空気をモ
ータ内部すなわちロータ25の内部に取り込み、モータ
内部の雰囲気圧力を増大させる。このようにしてモータ
内部の圧力が高まったとき、固定絞り33によってモー
タ内部に取り込んだ空気を外部に逃がしにくくすること
で、より一層モータ内部の圧力を高めることができる。
【0039】回転多面鏡1、スリーブ2、回転軸3、ロ
ータボス4、ベース板6、ステータ7等については第1
の実施の形態と同様であるので同一符号で表わし、説明
は省略する。
【0040】ロータ25の内部のフィン31によってで
きる空気の流れが、スリーブ2と回転軸3の間の軸受間
隙のオイル10の液面に吹き付けられることによって発
生する風圧が、オイル10の飛散や溢れ出しを防ぐ効果
があるという利点が付加される。その他の点については
第1の実施の形態と同様である。
【0041】図3は光偏向走査装置全体を示すもので、
これは、レーザ光等の光ビーム(光束)を発生する光源
51と、前記レーザ光を回転多面鏡1の反射面1aに線
状に集光させるシリンドリカルレンズ51aとを有し、
前記光ビームを回転多面鏡1の回転によって偏向走査
し、結像光学系である結像レンズ系52を経て回転ドラ
ム上の感光体53に結像させる。結像レンズ系52は球
面レンズ52a、トーリックレンズ52b等を有し、感
光体53に結像する点像の走査速度等を補正するいわゆ
るfθ機能を有する。
【0042】前記モータによって回転多面鏡1が回転す
ると、その反射面1aは、回転多面鏡1の軸線まわりに
等速で回転する。前述のように光源51から発生され、
シリンドリカルレンズ51aによって集光される光ビー
ムの光路と回転多面鏡1の反射面1aの法線とがなす
角、すなわち該反射面1aに対する光ビームの入射角
は、回転多面鏡1の回転とともに経時的に変化し、同様
に反射角も変化するため、感光体53上で光ビームが集
光されてできる点像は回転ドラムの軸方向(主走査方
向)に移動(走査)する。
【0043】結像レンズ系52は、回転多面鏡1におい
て反射された光ビームを感光体53上で所定のスポット
形状の点像に集光するとともに、該点像の主走査方向へ
の走査速度を等速に保つように設計されたものである。
【0044】感光体53に結像する点像は、回転多面鏡
1の回転による主走査と、感光体53を有する回転ドラ
ムがその軸まわりに回転することによる副走査に伴なっ
て、静電潜像を形成する。
【0045】感光体53の周辺には、感光体53の表面
を一様に帯電するための帯電装置、感光体53の表面に
形成される静電潜像をトナー像に顕像化するための現像
装置、前記トナー像を記録紙に転写する転写装置(いず
れも不図示)等が配置されており、光源51から発生す
る光ビームによる記録情報が記録紙等にプリントされ
る。
【0046】検出ミラー54は、感光体53の表面にお
ける記録情報の書き込み開始位置に入射する光ビームの
光路よりも主走査方向上流側において光ビームを反射し
て、フォトダイオード等を有する受光素子55の受光面
に導入する。受光素子55はその受光面が前記光ビーム
によって照射されたときに、走査開始位置(書き出し位
置)を検出するための走査開始信号を出力する。
【0047】光源51は、ホストコンピュータからの情
報を処理する処理回路から与えられる信号に対応した光
ビームを発生する。光源51に与えられる信号は、感光
体53に書き込むべき情報に対応しており、処理回路
は、感光体53の表面において結像する点像が作る軌跡
である一走査線に対応する情報を表す信号を一単位とし
て光源51に与える。この情報信号は、受光素子55か
ら与えられる走査開始信号に同期して送信される。
【0048】なお、回転多面鏡1、結像レンズ系52等
は光学箱50に収容され、光源51等は光学箱50の側
壁に取り付けられる。光学箱50に回転多面鏡1、結像
レンズ系52等を組み付けたうえで、光学箱50の上部
開口に図示しないふたを装着する。
【0049】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0050】軸受間隙のオイル等の動作流体の変質を防
ぎ、かつ揮発、飛散、溢れ出し等による減量を効果的に
回避することで、長時間すぐれた軸受性能を保ち、高精
度で安定した回転性能を維持する回転駆動装置を実現で
きる。
【0051】このような回転駆動装置を回転多面鏡のモ
ータとして用いることで、光偏向走査装置の高性能化と
長寿命化に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による光偏向走査装置の主要
部を示すもので、(a)はその模式断面図、(b)は
(a)のA−A線に沿ってとった断面図、(c)はロー
タの一部分を示す部分斜視図である。
【図2】第2の実施の形態による光偏向走査装置の主要
部を示すもので、(a)はその模式断面図、(b)はロ
ータの内部を示す平面図、(c)はロータの一部分を示
す部分斜視図である。
【図3】光偏向走査装置全体を説明する図である。
【図4】一従来例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 回転多面鏡 2 スリーブ 3 回転軸 5,25 ロータ 5a ロータヨーク 5b ロータマグネット 6 ベース板 9 スラスト板 10 オイル 11,31 フィン 12,32 空気流入口 13 絞り形状部 33 固定絞り

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に回転自在に嵌合する軸部材およ
    びスリーブ部材と、両者の間の軸受間隙に充填された動
    作流体と、前記軸部材または前記スリーブ部材と一体的
    に回転するロータと、該ロータに対向するステータと、
    前記ロータの内部の雰囲気圧力を増大させるための増圧
    手段を有する回転駆動装置。
  2. 【請求項2】 増圧手段が、ロータの周壁に形成された
    フィンを有することを特徴とする請求項1記載の回転駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 ロータが、板金製のロータヨークを備え
    ており、該ロータヨークにフィンが絞り加工によって形
    成されていることを特徴とする請求項2記載の回転駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 増圧手段が、ロータの内壁に一体成形さ
    れたフィンを有することを特徴とする請求項1記載の回
    転駆動装置。
  5. 【請求項5】 ロータが、フィンを一体成形されたモー
    ルド成形マグネットを有することを特徴とする請求項4
    記載の回転駆動装置。
  6. 【請求項6】 ロータが、その周壁を貫通する開口部を
    有することを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項
    記載の回転駆動装置。
  7. 【請求項7】 ロータの外周部に、内部の空気の流出を
    防ぐための絞り形状部が形成されていることを特徴とす
    る請求項1ないし6いずれか1項記載の回転駆動装置。
  8. 【請求項8】 ロータの外周部に、内部の空気の流出を
    防ぐための絞り部材が配設されていることを特徴とする
    請求項1ないし6いずれか1項記載の回転駆動装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8いずれか1項記載の回
    転駆動装置によって回転駆動される回転多面鏡と、該回
    転多面鏡に向かって光ビームを発生させる光源を有する
    光偏向走査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10003714B2 (en) 2016-08-30 2018-06-19 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus, control method, and non-transitory recording medium which adjusts timing of print enable signal according to atmospheric pressure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10003714B2 (en) 2016-08-30 2018-06-19 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus, control method, and non-transitory recording medium which adjusts timing of print enable signal according to atmospheric pressure

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