JPH1123994A - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

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JPH1123994A
JPH1123994A JP9189215A JP18921597A JPH1123994A JP H1123994 A JPH1123994 A JP H1123994A JP 9189215 A JP9189215 A JP 9189215A JP 18921597 A JP18921597 A JP 18921597A JP H1123994 A JPH1123994 A JP H1123994A
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JP
Japan
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dynamic pressure
polygon mirror
pressure generating
optical device
fixed shaft
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JP9189215A
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English (en)
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Mikio Nakasugi
幹夫 中杉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転多面鏡を回転支持する空気軸受の軸受性
能を安定させ、長寿命化する。 【解決手段】 回転多面鏡1と一体的に結合させた回転
スリーブ3は、軸方向の動圧発生溝21,22等を有す
る固定軸2に嵌合して空気軸受を構成する。各動圧発生
溝21,22等は、3個の単一平面20a〜20cを有
し、中央の単一平面20aにおける溝の深さha は残り
の単一平面20b,20cにおける溝の深さhb ,hc
より大である。回転方向が矢印で示す方向であっても、
この逆であっても、くさび効果によって充分な動圧が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられ
る走査光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタやレーザファクシ
ミリ等の画像形成装置に用いられる走査光学装置は、高
速回転する回転多面鏡によってレーザビーム等の光ビー
ムを反射させ、得られた走査光を回転ドラム上の感光体
に結像させて静電潜像を形成する。次いで、感光体の静
電潜像を現像装置によってトナー像に顕像化し、これを
記録紙等の記録媒体に転写して定着装置へ送り、記録媒
体上のトナーを加熱定着させることで印刷(プリント)
が行なわれる。
【0003】近年では走査光学装置の高速化が進み、回
転多面鏡のより一層の高速化や回転性能の向上が望まれ
ている。このような要求を満たすために、回転多面鏡の
軸受部に空気軸受を用いたものが開発されている。
【0004】図5は一従来例による走査光学装置の主要
部を示すもので、これは、固定軸102に嵌合する回転
スリーブ103に座金103aを一体化して該座金10
3aにロータ104を固着し、回転多面鏡101を押え
バネ105によって座金103aに押圧してこれと一体
的に結合させるとともに、固定軸102を固定したモー
タハウジング106にモータ基板107を支持させたも
ので、モータ基板107上に立設されたステータ108
を励磁することで、ロータ104と回転多面鏡101を
一体的に回転させる。
【0005】回転スリーブ103はその回転によって固
定軸102との間に空気膜を形成し、固定軸102に非
接触で回転するラジアル空気軸受を構成する。回転スリ
ーブ103の下端には第1の永久磁石109aが固着さ
れ、永久磁石109aはモータハウジング106と一体
である第2の永久磁石109bに対向している。第1、
第2の永久磁石109a,109bは、両者の間に発生
する磁気反発力によって回転スリーブ103をスラスト
方向に支持する。
【0006】なお、回転多面鏡101を座金103aに
押圧する押えバネ105は、座金103aの側面に組み
付けられた皿形のバネであり、その内周縁が座金103
aの環状溝に係止され、外周縁が回転多面鏡101の上
面に押圧される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述の空気軸受は、回転スリーブと固
定軸の間に形成される空気膜の動圧によって、両者を非
接触に保つものであるが、回転スリーブと固定軸のそれ
ぞれの円筒面の間に空気膜が形成されるだけであるため
に、前記動圧が安定せず、回転スリーブが固定軸に接触
してかじりや摩耗が発生しやすいという未解決の課題が
ある。
【0008】また、空気軸受の動圧を安定させるため
に、固定軸の外周面に3個の軸方向の溝を設けたものも
開発されている。これは切削等の公知の加工方法によっ
て、固定軸の軸方向に3個の直線状の溝あるいは平面部
分を設けたもので、公知のヘリングボーン溝等と同様に
軸受性能を安定させる動圧発生溝として機能する。
【0009】ところが、このように3個の軸方向にのび
る溝等を固定軸の外周面に形成した場合でも、固定軸の
真円度等(形状精度)が低くなると、回転方向によって
は著しい動圧のバラつきを生じる。このように動圧が一
定しないと、安定した軸受性能を得るための必要回転数
が変化して、特に軸受の寿命に大きく影響するという不
都合がある。
【0010】なお、一般的に空気軸受は、空気膜を形成
するための必要回転数が低いほど軸受性能が安定し、寿
命が長くなることが知られている。
【0011】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、回転多面鏡を回転支
持する空気軸受において、低い回転数でも回転方向に依
存することなく一定の動圧を発生させて、軸受性能を安
定させることができる高性能で軸受の寿命の長い走査光
学装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の走査光学装置は、光ビームを反射する回
転多面鏡と、該回転多面鏡を回転自在に支持する空気軸
受と、前記回転多面鏡を回転駆動する駆動手段を有し、
前記空気軸受が、軸方向にのびる動圧発生溝を有する軸
部材とこれに嵌合するスリーブ部材を備えており、前記
動圧発生溝の深さが、該動圧発生溝の幅方向にその中央
において最大になるように増減していることを特徴とす
る。
【0013】軸部材の動圧発生溝が、前記軸部材の周方
向に等間隔で少なくとも3個配設されているとよい。
【0014】軸部材の動圧発生溝が、互に隣接する少な
くとも3個の軸方向の単一平面を有し、これらのうちで
中央に位置する単一平面の深さが最大であるとよい。
【0015】
【作用】軸部材の軸方向にのびる動圧発生溝は、軸部材
の外周面を軸方向に直線状に切除して直線溝や複数の単
一平面からなる平面部分を形成するだけですむ。従っ
て、加工が簡単で、へリングボーン溝等のように加工コ
ストが高騰するおそれもない。このような動圧発生溝を
軸部材の周方向に等間隔で3個以上配設する。各動圧発
生溝の幅方向の中央において溝の深さが最大になるよう
に、例えば、中央の単一平面の深さを両端の単一平面の
深さより大きく設定しておけば、回転多面鏡の回転方向
が時計方向、反時計方向いずれであっても、軸受間隙の
寸法が徐々に縮小するくさび効果によって大きな動圧を
発生させることができる。
【0016】低い回転数で充分な動圧を安定して得るこ
とができるため、軸部材とスリーブ部材の間に空気膜を
形成させるための必要回転数も低くなり、空気軸受の寿
命が長くなって軸受性能も安定する。
【0017】これによって、回転多面鏡の回転性能を向
上させるとともに、走査光学装置の長寿命化に大きく貢
献できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0019】図1は一実施の形態による走査光学装置の
主要部を示すもので、これはレーザビーム等の光ビーム
を反射する反射面1aを備えた回転多面鏡1を有し、そ
の駆動部は、軸部材である固定軸2にスリーブ部材であ
る回転スリーブ3を嵌合し、これと一体的に設けられた
フランジ部材4にロータ5を固着し、押えバネ6によっ
て回転多面鏡1をフランジ部材4に押圧するとともに、
固定軸2を固定したモータハウジング7にモータ基板7
aを支持させ、これにステータ8を立設したもので、ロ
ータ5とステータ8は、回転多面鏡1を回転させる駆動
手段であるモータを構成し、ステータ8を励磁すること
で、ロータ5と回転多面鏡1を一体的に回転させる。
【0020】回転スリーブ3はその回転によって固定軸
2との間に空気膜を形成し、固定軸2に非接触で回転す
る空気軸受を構成する。回転スリーブ3の下端には第1
の永久磁石9aが固着され、永久磁石9aの下面が、モ
ータハウジング7に固定された第2の永久磁石9bの上
面に対向している。
【0021】また、第1の永久磁石9aの外周面は、モ
ータハウジング7に固定された第3の永久磁石9cの内
周面に対向している。第1、第2の永久磁石9a,9b
は回転スリーブ3の軸方向に互に磁極が逆向きになるよ
うに着磁されており、両者の磁気反発力によって、回転
スリーブ3の下端をモータハウジング7に対して非接触
に支持するスラスト軸受を構成する。第3の永久磁石9
cは第1の永久磁石9aと同方向に着磁され、前記スラ
スト軸受に予圧を与えて回転スリーブ3の軸方向の位置
を安定させる働きをする。
【0022】すなわち、回転多面鏡1は、第1、第2の
永久磁石9a,9bの間に作用する磁気反発力と第1、
第3の永久磁石9a,9cの間に作用する軸方向の磁気
反発力によって所定の高さに安定して非接触で支持され
る。
【0023】また、回転スリーブ3の開口端は、ふた部
材10によって閉塞され、固定軸2の上端に空気だまり
10aを形成する。回転スリーブ3の固定軸2に対する
軸方向の位置が変化すると、空気だまり10a内の空気
が加圧または減圧され、回転スリーブ3を元の位置に戻
そうとする力が働く。このようなエアダンパーの働きに
よって回転スリーブ3の軸方向の変位を防ぎ、回転多面
鏡1を安定して回転させることができる。ふた部材10
の中心部には空気抜き穴10bが設けられており、該空
気抜き穴10bは、固定軸2に対する回転スリーブ3の
組み付け後にビス10cによって封止される。
【0024】固定軸2の外周面には、回転スリーブ3と
の間に形成される空気膜の動圧を増大させるための3個
の軸方向の動圧発生溝21〜23が形成されている。こ
れらは、図2に示すように固定軸2の周方向に等間隔で
配設され、各動圧発生溝21〜23は、図1の(b)に
示すように、固定軸2の円筒面を所定の幅で軸方向に帯
状に切除することによって得られた3個の単一平面20
a〜20cからなる。これらの単一平面20a〜20c
による溝の深さha 〜hc は、中央の単一平面20aに
おける溝の深さha が両側の単一平面20b,20cに
おける溝の深さhb ,hc より大であり、各動圧発生溝
21〜23の幅方向の中央において溝の深さが最大にな
るように構成されている。
【0025】なお、一般的には、固定軸2と回転スリー
ブ3は、両者の摩擦やゴミ等の侵入によるかじり等を低
減するために高強度窒素ケイ素(Si34 )等のセラ
ミック材料で作られており、フランジ部材4は、アルミ
ニウムや黄銅等の金属製で焼きばめによって回転スリー
ブ3に固着される。ロータ5の端面は、フランジ部材4
のフランジ部の下面に当接され、フランジ部材4の筒状
部分の外周面とロータ5の内周面の間に介在する接着剤
によってフランジ部材4に接着されている。
【0026】また、ふた部材10は、アルミニウム、ス
テンレス等の金属や樹脂によって作られており、接着等
の公知の方法で回転スリーブ3の上端に固着される。
【0027】固定軸2は上記のようにセラミック材料で
作られており、従って、加工性が低く、その外周面にヘ
リングボーン溝等の複雑な動圧発生溝を加工するのは難
しいが、各動圧発生溝21〜23は、固定軸2の円筒面
を単に軸方向に帯状に切除するだけで得られる。固定軸
2の動圧発生溝21〜23は、前述のように、それぞれ
3個の単一平面20a〜20cによって形成され、各単
一平面20a〜20cにおける溝の深さha 〜hc の間
には、
【0028】
【数1】 の関係があり、従って、各単一平面20a〜20cにお
ける軸受間隙の寸法ga〜gc と動圧発生溝21〜23
以外の固定軸2の円筒面における軸受間隙の寸法gr
の間には、
【0029】
【数2】 が成立する。
【0030】各動圧発生溝21〜23の幅方向の中央に
おいて溝の深さが最大であるため、例えば回転スリーブ
3が反時計方向に回転するときには、図1の(b)に示
すように、軸受間隙の寸法が単一平面20aから単一平
面20bを経て固定軸2の円筒面に向かってga >gb
>gr と徐々に縮小するいわゆるくさび効果によって大
きな動圧を発生させることができる。
【0031】また、図1の(b)に示す方向と逆に時計
方向に回転スリーブ3が回転すると、軸受間隙の寸法が
単一平面20aから単一平面20cを経て固定軸2の円
筒面に向かってga >gc >gr と徐々に縮小するくさ
び効果のために前述と同様に大きな動圧を発生させるこ
とができる。
【0032】このように、各動圧発生溝21〜23を構
成する3個の単一平面20a〜20cのうちで、中央の
単一平面20aを両端の単一平面20b,20cより深
くすることで得られるくさび効果による動圧は、3個の
単一平面が同じ深さである場合の動圧に比べてはるかに
大であり、固定軸2の真円度等の形状精度が低い場合で
も、動圧に与える影響は少なくてすむ。
【0033】加えて、回転スリーブ3の回転方向が時計
方向、反時計方向のいずれであっても同様のくさび効果
が得られるため、従来例のように回転スリーブの回転方
向によって動圧が大きくバラつく等の不都合もない。
【0034】すなわち、固定軸2の形状精度や回転スリ
ーブ3の回転方向にかかわらず安定した動圧を得ること
ができるため、動圧軸受に空気膜が形成されるための必
要回転数を低くして、軸受の長寿命化と軸受性能の安定
化に大きく貢献できる。
【0035】回転多面鏡の軸受部をこのように長寿命化
しかつ高性能化することで、高性能であってしかもラン
ニングコストの低い走査光学装置を実現できる。
【0036】なお、各動圧発生溝を構成する単一平面の
数は3個に限定されることなくいくつでもよい。
【0037】図3は5個の単一平面30a〜30eから
なる動圧発生溝を用いた場合を示すものである。この場
合は、中央の単一平面30aの溝の深さha と、その両
側の単一平面30b〜30eの溝の深さhb 〜he の間
には、
【0038】
【数3】 の関係が成立するように構成する。
【0039】各単一平面30a〜30eにおける軸受間
隙の寸法ga 〜ge と、固定軸の残りの円筒面における
軸受間隙の寸法gr の間には、回転スリーブの回転方向
が反時計方向であればga >gb >gd >gr と徐々に
縮小するため、くさび効果による大きな動圧が発生し、
回転スリーブの回転方向が上記と逆であれば、同様に、
a >gc >ge >gr と徐々に縮小するため、くさび
効果による大きな動圧が発生する。このようにして、前
述と同様に、空気膜が形成されるための必要回転数を低
くして、軸受の長寿命化と軸受性能の安定化に貢献でき
る。
【0040】図4は走査光学装置全体を示すもので、こ
れは、レーザビーム等の光ビーム(光束)を発生する光
源51と、前記光ビームを回転多面鏡1の反射面1aに
線状に集光させるシリンドリカルレンズ51aとを有
し、前記光ビームを回転多面鏡1の回転によって偏向走
査し、結像レンズ系52を経て回転ドラム上の感光体5
3に結像させる。結像レンズ系52は球面レンズ52
a、トーリックレンズ52b等を有し、感光体53に結
像する点像の走査速度等を補正するいわゆるfθ機能を
有する。
【0041】前記モータによって回転多面鏡1が回転す
ると、その反射面1aは、回転多面鏡1の軸線まわりに
等速で回転する。前述のように光源51から発生され、
シリンドリカルレンズ51aによって集光される光ビー
ムの光路と回転多面鏡1の反射面1aの法線とがなす
角、すなわち該反射面1aに対する光ビームの入射角
は、回転多面鏡1の回転とともに経時的に変化し、同様
に反射角も変化するため、感光体53上で光ビームが集
光されてできる点像は回転ドラムの軸方向(主走査方
向)に移動する。
【0042】結像レンズ系52は、回転多面鏡1におい
て反射された光ビームを感光体53上で所定のスポット
形状の点像に集光するとともに、該点像の主走査方向へ
の走査速度を等速に保つように設計されたものである。
【0043】感光体53に結像する点像は、回転多面鏡
1の回転による主走査と、感光体53が回転ドラムの軸
まわりに回転することによる副走査に伴なって、静電潜
像を形成する。
【0044】感光体53の周辺には、感光体53の表面
を一様に帯電するためのコロナ放電器、感光体53の表
面に形成される静電潜像をトナー像に顕像化するための
現像装置、前記トナー像を記録紙に転写する転写用コロ
ナ放電器(いずれも不図示)等が配置されており、光源
51から発生する光ビームによる記録情報が記録紙等に
プリントされる。
【0045】検出ミラー54は、感光体53の表面にお
ける記録情報の書き込み開始位置に入射する光ビームの
光路よりも主走査方向上流側において光ビームを反射し
て、フォトダイオード等を有する受光素子55の受光面
に導入する。受光素子55はその受光面が前記光ビーム
によって照射されたときに、走査開始位置(書き出し位
置)を検出するための走査開始信号を出力する。
【0046】光源51は、ホストコンピュータからの情
報を処理する処理回路から与えられる信号に対応した光
ビームを発生する。光源51に与えられる信号は、感光
体53に書き込むべき情報に対応しており、処理回路
は、感光体53の表面において結像する点像が作る軌跡
である一走査線に対応する情報を表す信号を一単位とし
て光源51に与える。この情報信号は、受光素子55か
ら与えられる走査開始信号に同期して送信される。
【0047】なお、回転多面鏡1、結像レンズ系52等
は光学箱50に収容され、光源51等は光学箱50の側
壁に取り付けられる。光学箱50に回転多面鏡1、結像
レンズ系52等を組み付けたうえで、光学箱50の上部
開口に図示しないふたを装着する。
【0048】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0049】回転多面鏡を回転支持する空気軸受におい
て、低い回転数でも回転方向に依存することなく一定の
動圧を発生させて、安定した軸受性能を得ることができ
る。これによって回転多面鏡の回転性能を向上させると
ともに、軸受の長寿命化に大きく貢献できる。
【0050】このような走査光学装置を搭載すること
で、画像形成装置の高性能化やメンテナンスのコストの
低減等に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態による走査光学装置を示すもの
で、(a)はその主要部を示す模式部分断面図、(b)
は(a)の動圧発生溝を拡大して示す拡大部分断面図で
ある。
【図2】図1の装置の固定軸の動圧発生溝の配置を説明
する図である。
【図3】一変形例による動圧発生溝を示す拡大部分断面
図である。
【図4】走査光学装置全体を説明する図である。
【図5】一従来例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 回転多面鏡 2 固定軸 3 回転スリーブ 5 ロータ 6 押えバネ 8 ステータ 20a〜20c,30a〜30e 単一平面 21〜23 動圧発生溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを反射する回転多面鏡と、該回
    転多面鏡を回転自在に支持する空気軸受と、前記回転多
    面鏡を回転駆動する駆動手段を有し、前記空気軸受が、
    軸方向にのびる動圧発生溝を有する軸部材とこれに嵌合
    するスリーブ部材を備えており、前記動圧発生溝の深さ
    が、該動圧発生溝の幅方向にその中央において最大にな
    るように増減していることを特徴とする走査光学装置。
  2. 【請求項2】 軸部材の動圧発生溝が、前記軸部材の周
    方向に等間隔で少なくとも3個配設されていることを特
    徴とする請求項1記載の走査光学装置。
  3. 【請求項3】 軸部材の動圧発生溝が、互に隣接する少
    なくとも3個の軸方向の単一平面を有し、これらのうち
    で中央に位置する単一平面の深さが最大であることを特
    徴とする請求項1または2記載の走査光学装置。
JP9189215A 1997-06-30 1997-06-30 走査光学装置 Pending JPH1123994A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275159A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Minebea Co Ltd 流体動圧軸受装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275159A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Minebea Co Ltd 流体動圧軸受装置

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