JPH1114929A - 偏向走査装置 - Google Patents
偏向走査装置Info
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- JPH1114929A JPH1114929A JP9171929A JP17192997A JPH1114929A JP H1114929 A JPH1114929 A JP H1114929A JP 9171929 A JP9171929 A JP 9171929A JP 17192997 A JP17192997 A JP 17192997A JP H1114929 A JPH1114929 A JP H1114929A
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/10—Scanning systems
- G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
- G02B26/121—Mechanical drive devices for polygonal mirrors
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Abstract
高精度な回転支持,偏向走査を可能とする偏向走査装置
を提供する。 【解決手段】 セラミック材で形成される軸の周囲にセ
ラミック材で形成されるスリーブを相対的に回転自在に
嵌合し、前記軸又は前記スリーブを含んで構成されるロ
ータ部に回転多面鏡を取り付け、前記ロータ部を駆動モ
ータにより回転する偏向走査装置において、前記軸は、
回転軸であり、前記回転軸の外周に金属製の部材を取り
付け、該金属製の部材に前記回転多面鏡を取り付けたこ
とを特徴とする。
Description
成される軸の周囲にセラミック材で形成されるスリーブ
を相対的に回転自在に嵌合し、前記軸又は前記スリーブ
を含んで構成されるロータ部に回転多面鏡を取り付け、
前記ロータ部を駆動モータにより回転する偏向走査装置
に関するものである。
するためには、高速,高精度に回転可能な軸受装置が必
要とされ、このような軸受装置には、セラミック材を用
いた、非接触で回転する動圧流体軸受が使用されてい
る。
される、動圧流体軸受による軸受装置を使用した偏向走
査装置の断面図である。
材からなる固定軸22が固定され、上端にカバー23を
備えたセラミック材からなる回転スリーブ24が固定軸
22に回転自在に嵌合されている。回転スリーブ24の
外周にアルミニウム,黄銅等の金属材からなるフランジ
25が焼嵌め等により固定され、このフランジ25の外
周に駆動マグネット26が接着等により固定されてい
る。更に、ハウジング21上に固定された基板27上
に、ステータ28が駆動マグネット26に対向するよう
に配置されることにより、駆動モータが構成されてい
る。
久磁石29が取り付けられており、この第1の永久磁石
29に異種の磁極が上下方向に対向するように、第2の
永久磁石30がハウジング21に固定されている。この
ことにより、回転スリーブ24は磁気の反発力により浮
上され、固定軸22とカバー23の間には空気溜り31
が生ずることになる。また、空気溜り31と外部とを連
通する貫通孔23aがカバー23に設けられ、この貫通
孔23aにプラグ32が着脱自在に取り付けられてい
る。更に、回転スリーブ24に固定された板ばね33に
より回転多面鏡34がフランジ25上に固定されてい
る。
スリーブ24を嵌合する際にプラグ32を取り外した状
態で嵌合すると、回転スリーブ24内の空気が貫通孔2
3aから流失して容易に嵌合できる。また、回転スリー
ブ24が回転する際には、回転スリーブ24は回転スリ
ーブ24と固定軸22の間の空気膜によりラジアル方向
に支持され、永久磁石29,30の反発力によりスラス
ト方向に支持される。この際に、プラグ32により封止
された空気溜り31内の空気は回転スリーブ24の上下
動を減衰するように作用し、回転スリーブ24を安定し
た浮上位置に保持する。
述した固定軸,回転スリーブタイプの軸受装置では、以
下のような問題が生じる。
材からなる回転スリーブ24に焼嵌めすると、回転スリ
ーブ24の内径が変形してしまい、後加工を必要とする
ためコストアップとなる。
に、セラミック材からなる回転スリーブ24の外周の精
密加工が必要となるためコストアップとなる。
24の外周に、回転多面鏡34をフランジ25上に固定
するための板バネ33を嵌合するための溝部を設ける
と、回転スリーブ24に用いるセラミック材が欠け、そ
の欠けた粉が動圧軸受内に混入して軸受のかじりが発生
する恐れもある。また、セラミック材からなる回転スリ
ーブ24の外周への溝部の加工は困難であるためコスト
アップとなる。
し、コストが安く、長期にわたって安定に高速,高精度
な回転支持,偏向走査を可能とする偏向走査装置を提供
することにある。
めに、本発明に係る偏向走査装置は、セラミック材で形
成される軸の周囲にセラミック材で形成されるスリーブ
を相対的に回転自在に嵌合し、前記軸又は前記スリーブ
を含んで構成されるロータ部に回転多面鏡を取り付け、
前記ロータ部を駆動モータにより回転する偏向走査装置
において、前記軸は、回転軸であり、前記回転軸の外周
に金属製の部材を取り付け、該金属製の部材に前記回転
多面鏡を取り付けたことを特徴とする。
施例に基づいて詳細に説明する。
した偏向走査装置の断面図である。
5にセラミック材からなる固定スリーブ7(ステータ部
の一部)が固定され、下端部に第2の永久磁石9を備え
たセラミック材からなる回転軸1(ロータ部の一部)が
固定スリーブ7に回転自在に嵌合されている。そして、
回転軸1の外周にアルミニウム,黄銅等の金属製の部材
3(ロータ部の一部)が焼嵌め等により取り付け固定さ
れている。
を受け座に板バネ11,抑え部材12により押圧固定す
るための固定部材(グリップリング13)を取り付ける
(嵌合する)ための溝部14が設けられている。
の受け座と回転多面鏡2の内周部が嵌合する嵌合部を有
し、また、金属製の部材3の外周部に駆動モータの一部
を構成するプラスチック製の駆動マグネット4が接着等
により取り付け固定されている。
16上に、コイル5,コア6を含んで構成されるステー
タが駆動マグネット4に対向するように配置されること
により、駆動モータが構成されている。
久磁石8が取り付けられており、この第1の永久磁石8
に対向する位置に、第2の永久磁石9が回転軸1の下端
部に固定されている。また、第1の永久磁石8の下端部
に、空気溜り10を形成するためのカバー18が取り付
けられている。
は、軸方向に垂直な円周方向(軸の半径方向)に向かい
合った磁極が異種の磁極となるように構成されている。
このことにより、回転軸1は2つの永久磁石の間に働く
磁気力により浮上され、回転軸1とカバー18の間には
空気溜り10が生ずることになる。また、空気溜り10
と外部とを連通する貫通孔がカバー18に設けられ、こ
の貫通孔にプラグ17が着脱自在に取り付けられてい
る。
リーブ7を嵌合する際にプラグ17を取り外した状態で
嵌合すると、固定スリーブ7内の空気が貫通孔から流失
して容易に嵌合できる。また、回転軸1が回転する際に
は、回転軸1は回転軸1と固定スリーブ7の間の空気膜
によりラジアル方向に支持され、第1の永久磁石8,第
2の永久磁石9の間に働く磁気力によりスラスト方向に
支持される。この際に、空気溜り10内の空気は回転軸
1の上下動を減衰するように作用し、回転軸1を安定し
た浮上位置に保持する。
多面鏡を取り付けると、その嵌合部の加工は金属製の部
材であるため容易に行えコストダウンになる。
ると、回転軸の剛性が高いため、高速回転した際にも回
転軸の変形が少なく、偏向走査装置の振動を抑えること
ができる。
が軽いので、回転体(セラミック材からなる回転軸)の
イナーシャ(慣性力)も小さくなり、偏向走査装置の立
ち上がりの時間が早くなる。
施例においては、第1実施例で用いた金属製の部材3を
上方まで伸ばすことにより、金属製の部材3に回転多面
鏡2をロータ部に固定するための固定部材を取り付けた
ものである。なお、図1と同一の符号は同一の部材を示
し、説明は省略する。
の受け座と、回転多面鏡2の内周が嵌合する嵌合部と、
回転多面鏡2を前記受け座に板バネ11,抑え部材12
により押圧固定するための固定部材(グリップリング1
3)を取り付ける(嵌合する)ための溝部14と、が設
けられている。
果に加え、セラミック材からなる回転軸の外周に取り付
けられた金属製の部材に、回転多面鏡をロータ部に固定
するための固定部材(グリップリング)を嵌合するため
の溝部を設けると、回転軸に用いるセラミック材が欠け
ることがないため、長期にわたって安定に高速,高精度
な回転支持,偏向走査を可能とすることができる。
への溝部の加工も省略できコストダウンになる。
を第1実施例に比べて短くできコストダウンになる。
された走査光学系の全体構成図であり、光学箱35にレ
ーザーユニット36が取り付けられ、レーザーユニット
36から出射した光路L上には、回転多面鏡34とレン
ズ37,38が光学箱35の内部に配置され、記録媒体
である感光体39が光学箱35の外部に配置されてい
る。
光は、図1,図2に示した軸受装置により支持され回転
している回転多面鏡34によって偏向走査され、レンズ
37,38を経て光学箱35外の感光体39上にスポッ
ト光として投影され主走査がなされる。
を一様に帯電するためのコロナ放電器,感光体39の表
面に形成される静電潜像をトナー像に顕像化するための
現像器,前記トナー像を記録紙に転写する転写器等が配
置されており、レーザーユニット36から発生するレー
ザ光による記録情報が記録紙等にプリントされる。
より、コストが安く、長期にわたって安定に高速,高精
度な偏向走査が可能な走査光学系を提供することができ
る。
走査装置は、コストが安く、長期にわたって安定に高
速,高精度な回転支持,偏向走査が可能である。
す図である。
す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 セラミック材で形成される軸の周囲にセ
ラミック材で形成されるスリーブを相対的に回転自在に
嵌合し、前記軸又は前記スリーブを含んで構成されるロ
ータ部に回転多面鏡を取り付け、前記ロータ部を駆動モ
ータにより回転する偏向走査装置において、 前記軸は、回転軸であり、 前記回転軸の外周に金属製の部材を取り付け、該金属製
の部材に前記回転多面鏡を取り付けたことを特徴とする
偏向走査装置。 - 【請求項2】 前記金属製の部材は、前記回転多面鏡の
受け座を有する請求項1に記載の偏向走査装置。 - 【請求項3】 前記金属製の部材に、前記回転多面鏡を
前記ロータ部に固定するための固定部材が取り付けられ
ている請求項1に記載の偏向走査装置。 - 【請求項4】 前記金属製の部材は、前記固定部材を嵌
合するための溝部を有する請求項3に記載の偏向走査装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171929A JPH1114929A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 偏向走査装置 |
US09/102,816 US6031650A (en) | 1997-06-27 | 1998-06-23 | Light deflecting apparatus and deflection scanning apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171929A JPH1114929A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 偏向走査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1114929A true JPH1114929A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15932462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9171929A Pending JPH1114929A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 偏向走査装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6031650A (ja) |
JP (1) | JPH1114929A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6392771B1 (en) * | 1997-06-10 | 2002-05-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Bearing device and deflecting-scanning apparatus using the same |
JP2002156597A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-31 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | ポリゴンミラー固定装置 |
US9783365B2 (en) | 2013-09-30 | 2017-10-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Driving force transmission device and image-forming apparatus |
JP6648062B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2020-02-14 | ミネベアミツミ株式会社 | ポリゴンミラースキャナモーター |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5018880A (en) * | 1988-06-28 | 1991-05-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Dynamic pressure bearing device |
US5555124A (en) * | 1992-12-15 | 1996-09-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Rotating polygon mirror driving apparatus |
JPH085951A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-12 | Canon Inc | 光偏向装置 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP9171929A patent/JPH1114929A/ja active Pending
-
1998
- 1998-06-23 US US09/102,816 patent/US6031650A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6031650A (en) | 2000-02-29 |
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A02 | Decision of refusal |
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