JPH116974A - 偏向走査装置 - Google Patents
偏向走査装置Info
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- JPH116974A JPH116974A JP9161190A JP16119097A JPH116974A JP H116974 A JPH116974 A JP H116974A JP 9161190 A JP9161190 A JP 9161190A JP 16119097 A JP16119097 A JP 16119097A JP H116974 A JPH116974 A JP H116974A
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Landscapes
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転スリーブに用いるセラミック材が欠ける
のを防止し、長期にわたって安定に高速,高精度な回転
支持,偏向走査を可能とする。 【解決手段】 回転スリーブを固定軸の周囲に回転自在
に嵌合し、前記回転スリーブを含んで構成されるロータ
部に回転多面鏡を取り付け、前記ロータ部を駆動モータ
により回転する偏向走査装置において、前記回転スリー
ブをセラミック材で形成し、前記回転スリーブの外周に
取り付けられたプラスチック製の部材に、前記回転多面
鏡を前記ロータ部に固定するための固定部材が取り付け
られていることを特徴とする。
のを防止し、長期にわたって安定に高速,高精度な回転
支持,偏向走査を可能とする。 【解決手段】 回転スリーブを固定軸の周囲に回転自在
に嵌合し、前記回転スリーブを含んで構成されるロータ
部に回転多面鏡を取り付け、前記ロータ部を駆動モータ
により回転する偏向走査装置において、前記回転スリー
ブをセラミック材で形成し、前記回転スリーブの外周に
取り付けられたプラスチック製の部材に、前記回転多面
鏡を前記ロータ部に固定するための固定部材が取り付け
られていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転スリーブを固
定軸の周囲に回転自在に嵌合し、前記回転スリーブを含
んで構成されるロータ部に回転多面鏡を取り付け、前記
ロータ部を駆動モータにより回転する偏向走査装置に関
するものである。
定軸の周囲に回転自在に嵌合し、前記回転スリーブを含
んで構成されるロータ部に回転多面鏡を取り付け、前記
ロータ部を駆動モータにより回転する偏向走査装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の偏向走査装置を高精度化
するためには、高速,高精度に回転可能な軸受装置が必
要とされ、このような軸受装置には非接触で回転する動
圧流体軸受が使用されている。
するためには、高速,高精度に回転可能な軸受装置が必
要とされ、このような軸受装置には非接触で回転する動
圧流体軸受が使用されている。
【0003】図4は動圧流体軸受による軸受装置を使用
した偏向走査装置の断面図である。駆動モータのハウジ
ング21にセラミック材からなる固定軸22が固定さ
れ、上端にカバー23を備えたセラミック材からなる回
転スリーブ24が固定軸22に回転自在に嵌合されてい
る。回転スリーブ24の外周にアルミニウム,黄銅等の
金属材からなるフランジ25が焼嵌め等により固定さ
れ、このフランジ25の外周に駆動マグネット26が接
着等により固定されている。更に、ハウジング21上に
固定された基板27上に、ステータ28が駆動マグネッ
ト26に対向するように配置されることにより、駆動モ
ータが構成されている。
した偏向走査装置の断面図である。駆動モータのハウジ
ング21にセラミック材からなる固定軸22が固定さ
れ、上端にカバー23を備えたセラミック材からなる回
転スリーブ24が固定軸22に回転自在に嵌合されてい
る。回転スリーブ24の外周にアルミニウム,黄銅等の
金属材からなるフランジ25が焼嵌め等により固定さ
れ、このフランジ25の外周に駆動マグネット26が接
着等により固定されている。更に、ハウジング21上に
固定された基板27上に、ステータ28が駆動マグネッ
ト26に対向するように配置されることにより、駆動モ
ータが構成されている。
【0004】一方、回転スリーブ24の下端に第1の永
久磁石29が取り付けられており、この第1の永久磁石
29に異種の磁極が上下方向に対向するように、第2の
永久磁石30がハウジング21に固定されている。この
ことにより、回転スリーブ24は磁気の反発力により浮
上され、固定軸22とカバー23の間には空気溜り31
が生ずることになる。また、空気溜り31と外部とを連
通する貫通孔23aがカバー23に設けられ、この貫通
孔23aにプラグ32が着脱自在に取り付けられてい
る。更に、回転スリーブ24に固定された板ばね33に
より回転多面鏡34がフランジ25上に固定されてい
る。
久磁石29が取り付けられており、この第1の永久磁石
29に異種の磁極が上下方向に対向するように、第2の
永久磁石30がハウジング21に固定されている。この
ことにより、回転スリーブ24は磁気の反発力により浮
上され、固定軸22とカバー23の間には空気溜り31
が生ずることになる。また、空気溜り31と外部とを連
通する貫通孔23aがカバー23に設けられ、この貫通
孔23aにプラグ32が着脱自在に取り付けられてい
る。更に、回転スリーブ24に固定された板ばね33に
より回転多面鏡34がフランジ25上に固定されてい
る。
【0005】このような構成により、固定軸22と回転
スリーブ24を嵌合する際にプラグ32を取り外した状
態で嵌合すると、回転スリーブ24内の空気が貫通孔2
3aから流失して容易に嵌合できる。また、回転スリー
ブ24が回転する際には、回転スリーブ24は回転スリ
ーブ24と固定軸22の間の空気膜によりラジアル方向
に支持され、永久磁石29,30の反発力によりスラス
ト方向に支持される。この際に、プラグ32により封止
された空気溜り31内の空気は回転スリーブ24の上下
動を減衰するように作用し、回転スリーブ24を安定し
た浮上位置に保持する。
スリーブ24を嵌合する際にプラグ32を取り外した状
態で嵌合すると、回転スリーブ24内の空気が貫通孔2
3aから流失して容易に嵌合できる。また、回転スリー
ブ24が回転する際には、回転スリーブ24は回転スリ
ーブ24と固定軸22の間の空気膜によりラジアル方向
に支持され、永久磁石29,30の反発力によりスラス
ト方向に支持される。この際に、プラグ32により封止
された空気溜り31内の空気は回転スリーブ24の上下
動を減衰するように作用し、回転スリーブ24を安定し
た浮上位置に保持する。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、セラミッ
ク材からなる回転スリーブ24の外周に、回転多面鏡3
4をフランジ25上に固定するための板バネ33を嵌合
するための溝部を設けると、回転スリーブ24に用いる
セラミック材が欠け、その欠けた粉が動圧軸受内に混入
して軸受のかじりが発生する恐れがある。
ク材からなる回転スリーブ24の外周に、回転多面鏡3
4をフランジ25上に固定するための板バネ33を嵌合
するための溝部を設けると、回転スリーブ24に用いる
セラミック材が欠け、その欠けた粉が動圧軸受内に混入
して軸受のかじりが発生する恐れがある。
【0007】また、セラミック材からなる回転スリーブ
24の外周への溝部の加工は困難であるためコストアッ
プとなる。
24の外周への溝部の加工は困難であるためコストアッ
プとなる。
【0008】また、金属材からなるフランジ25をセラ
ミック材からなる回転スリーブ24に焼嵌めすると、回
転スリーブ24の内径が変形してしまい、後加工を必要
とするためコストアップとなる。
ミック材からなる回転スリーブ24に焼嵌めすると、回
転スリーブ24の内径が変形してしまい、後加工を必要
とするためコストアップとなる。
【0009】更に、駆動マグネット26をフランジ25
に接着すると、温度変動によって駆動マグネット26が
移動してロータ部全体のバランスが崩れて、モータが振
動し、騒音が大きくなったり画像上で所謂ピッチむらに
なることがある。
に接着すると、温度変動によって駆動マグネット26が
移動してロータ部全体のバランスが崩れて、モータが振
動し、騒音が大きくなったり画像上で所謂ピッチむらに
なることがある。
【0010】本発明の目的は、上述した問題点を解決
し、回転スリーブに用いるセラミック材が欠けるのを防
止し、長期にわたって安定に高速,高精度な回転支持,
偏向走査を可能とする偏向走査装置を提供することにあ
る。
し、回転スリーブに用いるセラミック材が欠けるのを防
止し、長期にわたって安定に高速,高精度な回転支持,
偏向走査を可能とする偏向走査装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る偏向走査装置は、回転スリーブを固
定軸の周囲に回転自在に嵌合し、前記回転スリーブを含
んで構成されるロータ部に回転多面鏡を取り付け、前記
ロータ部を駆動モータにより回転する偏向走査装置にお
いて、前記固定軸と前記回転スリーブをセラミック材で
形成し、前記回転スリーブの外周に取り付けられたプラ
スチック製の部材に、前記回転多面鏡を前記ロータ部に
固定するための固定部材が取り付けられていることを特
徴とする。
めに、本発明に係る偏向走査装置は、回転スリーブを固
定軸の周囲に回転自在に嵌合し、前記回転スリーブを含
んで構成されるロータ部に回転多面鏡を取り付け、前記
ロータ部を駆動モータにより回転する偏向走査装置にお
いて、前記固定軸と前記回転スリーブをセラミック材で
形成し、前記回転スリーブの外周に取り付けられたプラ
スチック製の部材に、前記回転多面鏡を前記ロータ部に
固定するための固定部材が取り付けられていることを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を図1から図3に図示の実
施例に基づいて詳細に説明する。
施例に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は動圧流体軸受による軸受装置を使用
した偏向走査装置の断面図である。
した偏向走査装置の断面図である。
【0014】図1において、駆動モータのハウジング2
1にセラミック材からなる固定軸22(ステータ部の一
部)が固定され、上端にカバー23を備えたセラミック
材からなる回転スリーブ3(ロータ部の一部)が固定軸
22に回転自在に嵌合されている。そして、回転スリー
ブ3の外周にプラスチック製の部材4(ロータ部の一
部)が取り付け固定されている。
1にセラミック材からなる固定軸22(ステータ部の一
部)が固定され、上端にカバー23を備えたセラミック
材からなる回転スリーブ3(ロータ部の一部)が固定軸
22に回転自在に嵌合されている。そして、回転スリー
ブ3の外周にプラスチック製の部材4(ロータ部の一
部)が取り付け固定されている。
【0015】ここで、プラスチック製の部材4は、回転
多面鏡34の受け座4bと、回転多面鏡34を受け座4
bに押圧固定するための固定部材(板バネ33)を取り
付ける(嵌合する)ための溝部4aと、駆動モータの一
部を構成する駆動マグネット部4cとを有するように成
型されている。そして、溝部4aに固定された板ばね3
3により回転多面鏡34が受け座4b上に押圧固定され
ている。駆動マグネット部4cは、ロータマグネットと
して機能するように着磁されている。
多面鏡34の受け座4bと、回転多面鏡34を受け座4
bに押圧固定するための固定部材(板バネ33)を取り
付ける(嵌合する)ための溝部4aと、駆動モータの一
部を構成する駆動マグネット部4cとを有するように成
型されている。そして、溝部4aに固定された板ばね3
3により回転多面鏡34が受け座4b上に押圧固定され
ている。駆動マグネット部4cは、ロータマグネットと
して機能するように着磁されている。
【0016】プラスチック製の部材4はその成型の際
に、回転スリーブ3が一体にアウトサート成型されてい
る。もちろん、成型後に回転スリーブ3に対して接着固
定するような構成でもよい。
に、回転スリーブ3が一体にアウトサート成型されてい
る。もちろん、成型後に回転スリーブ3に対して接着固
定するような構成でもよい。
【0017】更に、ハウジング21上に固定された基板
27上に、コイル,コアを含んで構成されるステータ2
8が駆動マグネット4cに対向するように配置されるこ
とにより、駆動モータが構成されている。
27上に、コイル,コアを含んで構成されるステータ2
8が駆動マグネット4cに対向するように配置されるこ
とにより、駆動モータが構成されている。
【0018】一方、回転スリーブ3の下端に第1の永久
磁石2が取り付けられており、この第1の永久磁石2に
対向する位置に、第2の永久磁石1がハウジング21に
固定されている。第1の永久磁石2と第2の永久磁石1
とは、軸方向に垂直な円周方向(軸の半径方向)に向か
い合った磁極が異種の磁極となるように構成されてい
る。このことにより、回転スリーブ3は磁気の力により
浮上され、固定軸22とカバー23の間には空気溜り3
1が生ずることになる。
磁石2が取り付けられており、この第1の永久磁石2に
対向する位置に、第2の永久磁石1がハウジング21に
固定されている。第1の永久磁石2と第2の永久磁石1
とは、軸方向に垂直な円周方向(軸の半径方向)に向か
い合った磁極が異種の磁極となるように構成されてい
る。このことにより、回転スリーブ3は磁気の力により
浮上され、固定軸22とカバー23の間には空気溜り3
1が生ずることになる。
【0019】また、回転スリーブ3が回転する際には、
回転スリーブ3は回転スリーブ3と固定軸22の間の空
気膜によりラジアル方向に支持され、第1の永久磁石
2,第2の永久磁石1の間に働く磁気力によりスラスト
方向に支持される。この際に、空気溜り31内の空気は
回転スリーブ3の上下動を減衰するように作用し、回転
スリーブ3を安定した浮上位置に保持する。
回転スリーブ3は回転スリーブ3と固定軸22の間の空
気膜によりラジアル方向に支持され、第1の永久磁石
2,第2の永久磁石1の間に働く磁気力によりスラスト
方向に支持される。この際に、空気溜り31内の空気は
回転スリーブ3の上下動を減衰するように作用し、回転
スリーブ3を安定した浮上位置に保持する。
【0020】ここで、第1の永久磁石2,第2の永久磁
石1は、希土類元素から構成されるプラスチック製の希
土類磁石であり、円環形状をしている。
石1は、希土類元素から構成されるプラスチック製の希
土類磁石であり、円環形状をしている。
【0021】このように、セラミック材からなる回転ス
リーブの外周に取り付けられたプラスチック製の部材
に、回転多面鏡をロータ部に固定するための固定部材
(板バネ)を嵌合するための溝部を設けると、回転スリ
ーブに用いるセラミック材が欠けることがないため、長
期にわたって安定に高速,高精度な回転支持,偏向走査
を可能とすることができる。
リーブの外周に取り付けられたプラスチック製の部材
に、回転多面鏡をロータ部に固定するための固定部材
(板バネ)を嵌合するための溝部を設けると、回転スリ
ーブに用いるセラミック材が欠けることがないため、長
期にわたって安定に高速,高精度な回転支持,偏向走査
を可能とすることができる。
【0022】また、セラミック材からなる回転スリーブ
の外周への溝部の加工も省略できコストダウンになる。
の外周への溝部の加工も省略できコストダウンになる。
【0023】また、プラスチック製の部材に、回転多面
鏡の受け座とロータマグネットも一体に成型するため、
組み立て工数も減少すると共に、部品点数も減少し、更
に、ロータマグネットが接着工程で移動することによる
バランス崩れがなくなり、接着工程をも省略できコスト
ダウンになる。
鏡の受け座とロータマグネットも一体に成型するため、
組み立て工数も減少すると共に、部品点数も減少し、更
に、ロータマグネットが接着工程で移動することによる
バランス崩れがなくなり、接着工程をも省略できコスト
ダウンになる。
【0024】図2は第2の実施例を示す。この第2の実
施例においては、第1実施例で用いたプラスチック製の
部材4を、第1のプラスチック製の部材40と第2のプ
ラスチック製の部材41に分割したものである。なお、
図1と同一の符号は同一の部材を示し、説明は省略す
る。
施例においては、第1実施例で用いたプラスチック製の
部材4を、第1のプラスチック製の部材40と第2のプ
ラスチック製の部材41に分割したものである。なお、
図1と同一の符号は同一の部材を示し、説明は省略す
る。
【0025】第1のプラスチック製の部材40は、回転
多面鏡34を受け座4bに押圧固定するための固定部材
(板バネ33)を取り付ける(嵌合する)ための溝部4
aを有するように成型され、そして、第2のプラスチッ
ク製の部材41は、回転多面鏡34の受け座4bと、駆
動モータの一部を構成する駆動マグネット部4cとを有
するように成型され、それぞれ回転スリーブ3に固定さ
れている。
多面鏡34を受け座4bに押圧固定するための固定部材
(板バネ33)を取り付ける(嵌合する)ための溝部4
aを有するように成型され、そして、第2のプラスチッ
ク製の部材41は、回転多面鏡34の受け座4bと、駆
動モータの一部を構成する駆動マグネット部4cとを有
するように成型され、それぞれ回転スリーブ3に固定さ
れている。
【0026】この第2の実施例では、第1のプラスチッ
ク製の部材40と第2のプラスチック製の部材41に、
それぞれ別の最適なプラスチック製の部材を使用するこ
とが可能である。
ク製の部材40と第2のプラスチック製の部材41に、
それぞれ別の最適なプラスチック製の部材を使用するこ
とが可能である。
【0027】第1の実施例に比べて部品点数は増えるも
のの、設計の自由度が向上し、回転多面鏡の固定の信頼
性も向上する。
のの、設計の自由度が向上し、回転多面鏡の固定の信頼
性も向上する。
【0028】つまり、第1のプラスチック製の部材40
にマグネット機能を持たせる必要がないため、第1のプ
ラスチック製の部材40に、PC(ポリカーボネー
ト),PPC(ポリフェニレンスルフィド),FRP
(ガラス,炭素繊維で強化された繊維強化プラスチッ
ク)等、様々な樹脂材料を使用することが可能であるか
らである。
にマグネット機能を持たせる必要がないため、第1のプ
ラスチック製の部材40に、PC(ポリカーボネー
ト),PPC(ポリフェニレンスルフィド),FRP
(ガラス,炭素繊維で強化された繊維強化プラスチッ
ク)等、様々な樹脂材料を使用することが可能であるか
らである。
【0029】図3は上述の実施例の偏向走査装置が使用
された走査光学系の全体構成図であり、光学箱35にレ
ーザーユニット36が取り付けられ、レーザーユニット
36から出射した光路L上には、回転多面鏡34とレン
ズ37,38が光学箱35の内部に配置され、記録媒体
である感光体39が光学箱35の外部に配置されてい
る。
された走査光学系の全体構成図であり、光学箱35にレ
ーザーユニット36が取り付けられ、レーザーユニット
36から出射した光路L上には、回転多面鏡34とレン
ズ37,38が光学箱35の内部に配置され、記録媒体
である感光体39が光学箱35の外部に配置されてい
る。
【0030】レーザーユニット36から出射したレ−ザ
光は、図1,図2に示した軸受装置により支持され回転
している回転多面鏡34によって偏向走査され、レンズ
37,38を経て光学箱35外の感光体39上にスポッ
ト光として投影され主走査がなされる。
光は、図1,図2に示した軸受装置により支持され回転
している回転多面鏡34によって偏向走査され、レンズ
37,38を経て光学箱35外の感光体39上にスポッ
ト光として投影され主走査がなされる。
【0031】本実施例の偏向走査装置を使用することに
より、長期にわたって安定に高速,高精度な偏向走査が
可能な走査光学系を提供することができる。
より、長期にわたって安定に高速,高精度な偏向走査が
可能な走査光学系を提供することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る偏向
走査装置は、回転スリーブに用いるセラミック材が欠け
るのを防止し、長期にわたって安定に高速,高精度な回
転支持,偏向走査が可能である。
走査装置は、回転スリーブに用いるセラミック材が欠け
るのを防止し、長期にわたって安定に高速,高精度な回
転支持,偏向走査が可能である。
【図1】本発明の偏向走査装置の第1実施例の構成を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明の偏向走査装置の第2実施例の構成を示
す図である。
す図である。
【図3】走査光学系の全体構成を示す図である。
【図4】従来の軸受装置の構成を示す図である。
1 永久磁石 2 永久磁石 3 回転スリーブ 4 プラスチック製の部材 4a 溝部 4b 受け座 4c 駆動マグネット部 22 固定軸 33 板バネ 34 回転多面鏡
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 一身 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 蕗田 卓 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 回転スリーブを固定軸の周囲に回転自在
に嵌合し、前記回転スリーブを含んで構成されるロータ
部に回転多面鏡を取り付け、前記ロータ部を駆動モータ
により回転する偏向走査装置において、 前記回転スリーブをセラミック材で形成し、 前記回転スリーブの外周に取り付けられたプラスチック
製の部材に、前記回転多面鏡を前記ロータ部に固定する
ための固定部材が取り付けられていることを特徴とする
偏向走査装置。 - 【請求項2】 前記プラスチック製の部材は、前記固定
部材を嵌合するための溝部を有する請求項1に記載の偏
向走査装置。 - 【請求項3】 前記プラスチック製の部材は、前記回転
多面鏡の受け座を有する請求項1に記載の偏向走査装
置。 - 【請求項4】 前記プラスチック製の部材は、前記駆動
モータの一部を構成するロータマグネットを有する請求
項1に記載の偏向走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9161190A JPH116974A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 偏向走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9161190A JPH116974A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 偏向走査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH116974A true JPH116974A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15730307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9161190A Withdrawn JPH116974A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 偏向走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH116974A (ja) |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP9161190A patent/JPH116974A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |