JPH112777A - 軸受装置及びそれを用いた偏向走査装置 - Google Patents
軸受装置及びそれを用いた偏向走査装置Info
- Publication number
- JPH112777A JPH112777A JP9155069A JP15506997A JPH112777A JP H112777 A JPH112777 A JP H112777A JP 9155069 A JP9155069 A JP 9155069A JP 15506997 A JP15506997 A JP 15506997A JP H112777 A JPH112777 A JP H112777A
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- sleeve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スラスト浮上用の永久磁石の表面の錆の発生
を防止できる軸受装置及びそれを用いた偏向走査装置を
提供する。 【解決手段】 軸の周囲にスリーブを相対的に回転自在
に嵌合し、前記軸又は前記スリーブの一方をステータ部
とし他方をロータ部とし、前記ロータ部に第1の永久磁
石を取り付け、前記第1の永久磁石と対向する位置に第
2の永久磁石を取り付け、前記第1の永久磁石と前記第
2の永久磁石の磁気の反発力により、前記ロータ部を前
記ステータ部に対して浮上させる軸受装置及びそれを用
いた偏向走査装置において、前記第1の永久磁石の表面
と前記第2の永久磁石の表面に、酸化防止の被膜が設け
られていることを特徴とする。
を防止できる軸受装置及びそれを用いた偏向走査装置を
提供する。 【解決手段】 軸の周囲にスリーブを相対的に回転自在
に嵌合し、前記軸又は前記スリーブの一方をステータ部
とし他方をロータ部とし、前記ロータ部に第1の永久磁
石を取り付け、前記第1の永久磁石と対向する位置に第
2の永久磁石を取り付け、前記第1の永久磁石と前記第
2の永久磁石の磁気の反発力により、前記ロータ部を前
記ステータ部に対して浮上させる軸受装置及びそれを用
いた偏向走査装置において、前記第1の永久磁石の表面
と前記第2の永久磁石の表面に、酸化防止の被膜が設け
られていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸に対しスリーブ
を嵌合して相対的に回転可能に支持する軸受装置及びそ
れを用いた偏向走査装置に関するものである。
を嵌合して相対的に回転可能に支持する軸受装置及びそ
れを用いた偏向走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の偏向走査装置を高精度化
するためには、高速,高精度に回転可能な軸受装置が必
要とされ、このような軸受装置には非接触で回転する動
圧流体軸受が使用されている。
するためには、高速,高精度に回転可能な軸受装置が必
要とされ、このような軸受装置には非接触で回転する動
圧流体軸受が使用されている。
【0003】図4は動圧流体軸受による軸受装置を使用
した偏向走査装置の断面図である。駆動モータのハウジ
ング21にセラミック材からなる固定軸22が固定さ
れ、上端にカバー23を備えたセラミック材からなる回
転スリーブ24が固定軸22に回転自在に嵌合されてい
る。回転スリーブ24の外周にアルミニウム,黄銅から
なるフランジ25が焼嵌め等により固定され、このフラ
ンジ25の外周に駆動マグネット26が接着等により固
定されている。更に、ハウジング21上に固定された基
板27上に、ステータ28が駆動マグネット26に対向
するように配置されることにより、駆動モータが構成さ
れている。
した偏向走査装置の断面図である。駆動モータのハウジ
ング21にセラミック材からなる固定軸22が固定さ
れ、上端にカバー23を備えたセラミック材からなる回
転スリーブ24が固定軸22に回転自在に嵌合されてい
る。回転スリーブ24の外周にアルミニウム,黄銅から
なるフランジ25が焼嵌め等により固定され、このフラ
ンジ25の外周に駆動マグネット26が接着等により固
定されている。更に、ハウジング21上に固定された基
板27上に、ステータ28が駆動マグネット26に対向
するように配置されることにより、駆動モータが構成さ
れている。
【0004】一方、回転スリーブ24の下端に第1の永
久磁石29が取り付けられており、この第1の永久磁石
29に異種の磁極が上下方向に対向するように、第2の
永久磁石30がハウジング21に固定されている。この
ことにより、回転スリーブ24は磁気の反発力により浮
上され、固定軸22とカバー23の間には空気溜り31
が生ずることになる。また、空気溜り31と外部とを連
通する貫通孔23aがカバー23に設けられ、この貫通
孔23aにプラグ32が着脱自在に取り付けられてい
る。更に、回転スリーブ24に固定された板ばね33に
より回転多面鏡34がフランジ25上に固定されてい
る。
久磁石29が取り付けられており、この第1の永久磁石
29に異種の磁極が上下方向に対向するように、第2の
永久磁石30がハウジング21に固定されている。この
ことにより、回転スリーブ24は磁気の反発力により浮
上され、固定軸22とカバー23の間には空気溜り31
が生ずることになる。また、空気溜り31と外部とを連
通する貫通孔23aがカバー23に設けられ、この貫通
孔23aにプラグ32が着脱自在に取り付けられてい
る。更に、回転スリーブ24に固定された板ばね33に
より回転多面鏡34がフランジ25上に固定されてい
る。
【0005】このような構成により、固定軸22と回転
スリーブ24を嵌合する際にプラグ32を取り外した状
態で嵌合すると、回転スリーブ24内の空気が貫通孔2
3aから流失して容易に嵌合できる。また、回転スリー
ブ24が回転する際には、回転スリーブ24は回転スリ
ーブ24と固定軸22の間の空気膜によりラジアル方向
に支持され、永久磁石29,30の反発力によりスラス
ト方向に支持される。この際に、プラグ32により封止
された空気溜り31内の空気は回転スリーブ24の上下
動を減衰するように作用し、回転スリーブ24を安定し
た浮上位置に保持する。
スリーブ24を嵌合する際にプラグ32を取り外した状
態で嵌合すると、回転スリーブ24内の空気が貫通孔2
3aから流失して容易に嵌合できる。また、回転スリー
ブ24が回転する際には、回転スリーブ24は回転スリ
ーブ24と固定軸22の間の空気膜によりラジアル方向
に支持され、永久磁石29,30の反発力によりスラス
ト方向に支持される。この際に、プラグ32により封止
された空気溜り31内の空気は回転スリーブ24の上下
動を減衰するように作用し、回転スリーブ24を安定し
た浮上位置に保持する。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】このように、この
従来例においては、スラスト浮上用として永久磁石が用
いられている。
従来例においては、スラスト浮上用として永久磁石が用
いられている。
【0007】この永久磁石は装置の使用中には高温環境
にさらされるため、永久磁石の表面が酸化し錆が発生
し、この錆が欠落して動圧軸受内に混入して軸受のかじ
りが発生する恐れがある。
にさらされるため、永久磁石の表面が酸化し錆が発生
し、この錆が欠落して動圧軸受内に混入して軸受のかじ
りが発生する恐れがある。
【0008】特に永久磁石として希土類磁石を用いた場
合には、上述した錆が発生しやすくなる。
合には、上述した錆が発生しやすくなる。
【0009】本発明の目的は、上述した問題点を解決
し、スラスト浮上用の永久磁石の表面の錆の発生を防止
できる軸受装置及びそれを用いた偏向走査装置を提供す
ることにある。
し、スラスト浮上用の永久磁石の表面の錆の発生を防止
できる軸受装置及びそれを用いた偏向走査装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る軸受装置は、軸の周囲にスリーブを
相対的に回転自在に嵌合し、前記軸又は前記スリーブの
一方をステータ部とし他方をロータ部とし、前記ロータ
部に第1の永久磁石を取り付け、前記第1の永久磁石と
対向する位置に第2の永久磁石を取り付け、前記第1の
永久磁石と前記第2の永久磁石の磁気の反発力により、
前記ロータ部を前記ステータ部に対して浮上させる軸受
装置において、前記第1の永久磁石の表面と前記第2の
永久磁石の表面に、酸化防止の被膜が設けられているこ
とを特徴とする。
めに、本発明に係る軸受装置は、軸の周囲にスリーブを
相対的に回転自在に嵌合し、前記軸又は前記スリーブの
一方をステータ部とし他方をロータ部とし、前記ロータ
部に第1の永久磁石を取り付け、前記第1の永久磁石と
対向する位置に第2の永久磁石を取り付け、前記第1の
永久磁石と前記第2の永久磁石の磁気の反発力により、
前記ロータ部を前記ステータ部に対して浮上させる軸受
装置において、前記第1の永久磁石の表面と前記第2の
永久磁石の表面に、酸化防止の被膜が設けられているこ
とを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る偏向走査装置は、光源
と、前記光源からの光束を偏向走査する偏向器と、前記
偏向器を回転駆動する回転装置とを有する偏向走査装置
において、前記回転装置の軸受は、軸の周囲にスリーブ
を相対的に回転自在に嵌合し、前記軸又は前記スリーブ
の一方をステータ部とし他方をロータ部とし、前記ロー
タ部に第1の永久磁石を取り付け、前記第1の永久磁石
と対向する位置に第2の永久磁石を取り付け、前記第1
の永久磁石と前記第2の永久磁石の磁気の反発力によ
り、前記ロータ部を前記ステータ部に対して浮上させる
構成であり、前記第1の永久磁石の表面と前記第2の永
久磁石の表面に、酸化防止の被膜が設けられていること
を特徴とする。
と、前記光源からの光束を偏向走査する偏向器と、前記
偏向器を回転駆動する回転装置とを有する偏向走査装置
において、前記回転装置の軸受は、軸の周囲にスリーブ
を相対的に回転自在に嵌合し、前記軸又は前記スリーブ
の一方をステータ部とし他方をロータ部とし、前記ロー
タ部に第1の永久磁石を取り付け、前記第1の永久磁石
と対向する位置に第2の永久磁石を取り付け、前記第1
の永久磁石と前記第2の永久磁石の磁気の反発力によ
り、前記ロータ部を前記ステータ部に対して浮上させる
構成であり、前記第1の永久磁石の表面と前記第2の永
久磁石の表面に、酸化防止の被膜が設けられていること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を図1から図3に図示の実
施例に基づいて詳細に説明する。
施例に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は動圧流体軸受による軸受装置を使用
した偏向走査装置の断面図である。
した偏向走査装置の断面図である。
【0014】図1において、駆動モータのハウジング2
1にセラミック材からなる固定軸22(ステータ部)が
固定され、上端にカバー23を備えたセラミック材から
なる回転スリーブ24(ロータ部)が固定軸22に回転
自在に嵌合されている。回転スリーブ24の外周にアル
ミニウム,黄銅からなるフランジ25が焼嵌め等により
固定され、このフランジ25の外周に駆動マグネット2
6が接着等により固定されている。更に、ハウジング2
1上に固定された基板27上に、ステータ28が駆動マ
グネット26に対向するように配置されることにより、
駆動モータが構成されている。
1にセラミック材からなる固定軸22(ステータ部)が
固定され、上端にカバー23を備えたセラミック材から
なる回転スリーブ24(ロータ部)が固定軸22に回転
自在に嵌合されている。回転スリーブ24の外周にアル
ミニウム,黄銅からなるフランジ25が焼嵌め等により
固定され、このフランジ25の外周に駆動マグネット2
6が接着等により固定されている。更に、ハウジング2
1上に固定された基板27上に、ステータ28が駆動マ
グネット26に対向するように配置されることにより、
駆動モータが構成されている。
【0015】一方、回転スリーブ24の下端に第1の永
久磁石2が取り付けられており、この第1の永久磁石2
に対向する位置に、第2の永久磁石1がハウジング21
に固定されている。第1の永久磁石2と第2の永久磁石
1とは、軸方向に垂直な円周方向(軸の半径方向)に向
かい合った磁極が異種の磁極となるように構成されてい
る。
久磁石2が取り付けられており、この第1の永久磁石2
に対向する位置に、第2の永久磁石1がハウジング21
に固定されている。第1の永久磁石2と第2の永久磁石
1とは、軸方向に垂直な円周方向(軸の半径方向)に向
かい合った磁極が異種の磁極となるように構成されてい
る。
【0016】このことにより、回転スリーブ24は磁気
の反発力により浮上され、固定軸22とカバー23の間
には空気溜り31が生ずることになる。更に、回転スリ
ーブ24に固定された板ばね33により回転多面鏡34
がフランジ25上に固定されている。
の反発力により浮上され、固定軸22とカバー23の間
には空気溜り31が生ずることになる。更に、回転スリ
ーブ24に固定された板ばね33により回転多面鏡34
がフランジ25上に固定されている。
【0017】また、回転スリーブ24が回転する際に
は、回転スリーブ24は回転スリーブ24と固定軸22
の間の空気膜によりラジアル方向に支持され、第1の永
久磁石2,第2の永久磁石1の反発力によりスラスト方
向に支持される。この際に、空気溜り31内の空気は回
転スリーブ24の上下動を減衰するように作用し、回転
スリーブ24を安定した浮上位置に保持する。
は、回転スリーブ24は回転スリーブ24と固定軸22
の間の空気膜によりラジアル方向に支持され、第1の永
久磁石2,第2の永久磁石1の反発力によりスラスト方
向に支持される。この際に、空気溜り31内の空気は回
転スリーブ24の上下動を減衰するように作用し、回転
スリーブ24を安定した浮上位置に保持する。
【0018】ここで、第1の永久磁石2,第2の永久磁
石1は、希土類元素から構成されるプラスチック製の希
土類磁石の表面に酸化防止の被膜を設けたものであり、
円環形状をしている。この第1,第2の2つの永久磁石
の基本的な構成は同一であるので、図2を用いて、第2
の永久磁石1を例に説明する。
石1は、希土類元素から構成されるプラスチック製の希
土類磁石の表面に酸化防止の被膜を設けたものであり、
円環形状をしている。この第1,第2の2つの永久磁石
の基本的な構成は同一であるので、図2を用いて、第2
の永久磁石1を例に説明する。
【0019】第2の永久磁石1は、希土類元素から構成
されるプラスチック製の希土類磁石1aの表面に、エポ
キシ変性メラシンアルキシ樹脂をスプレー塗装すること
により、5〜10μmの厚さの酸化防止の被膜1bが形
成されている。
されるプラスチック製の希土類磁石1aの表面に、エポ
キシ変性メラシンアルキシ樹脂をスプレー塗装すること
により、5〜10μmの厚さの酸化防止の被膜1bが形
成されている。
【0020】また、第2の永久磁石1として、希土類元
素から構成される焼結製の希土類磁石を用いた場合に
は、その表面に、KN(化学ニッケル)メッキ等により
5〜10μmの厚さの酸化防止の被膜を設けることが望
ましい。
素から構成される焼結製の希土類磁石を用いた場合に
は、その表面に、KN(化学ニッケル)メッキ等により
5〜10μmの厚さの酸化防止の被膜を設けることが望
ましい。
【0021】酸化防止の被膜の厚さは、上述したよう
に、5〜10μmが望ましい。5μmより薄い場合には
酸化防止の効果が低下し、10μmより厚い場合には被
膜の形成に時間がかかり、かつ、永久磁石の磁気の反発
力も低下する。
に、5〜10μmが望ましい。5μmより薄い場合には
酸化防止の効果が低下し、10μmより厚い場合には被
膜の形成に時間がかかり、かつ、永久磁石の磁気の反発
力も低下する。
【0022】このように、スラスト浮上用の永久磁石の
表面に酸化防止の被膜を設けることで、装置使用中に永
久磁石の表面が酸化し錆が発生するのを防止し、長期に
わたって安定に高速,高精度な回転支持を可能とするこ
とができる。
表面に酸化防止の被膜を設けることで、装置使用中に永
久磁石の表面が酸化し錆が発生するのを防止し、長期に
わたって安定に高速,高精度な回転支持を可能とするこ
とができる。
【0023】図3は上述の実施例の軸受装置が使用され
た偏向走査装置の構成図であり、光学箱35にレーザー
ユニット36が取り付けられ、レーザーユニット36か
ら出射した光路L上には、回転多面鏡34とレンズ3
7,38が光学箱35の内部に配置され、記録媒体であ
る感光体39が光学箱35の外部に配置されている。
た偏向走査装置の構成図であり、光学箱35にレーザー
ユニット36が取り付けられ、レーザーユニット36か
ら出射した光路L上には、回転多面鏡34とレンズ3
7,38が光学箱35の内部に配置され、記録媒体であ
る感光体39が光学箱35の外部に配置されている。
【0024】レーザーユニット36から出射したレ−ザ
光は、軸受装置により支持され回転している回転多面鏡
34によって偏向走査され、レンズ37,38を経て光
学箱35外の感光体39上にスポット光として投影され
主走査がなされる。
光は、軸受装置により支持され回転している回転多面鏡
34によって偏向走査され、レンズ37,38を経て光
学箱35外の感光体39上にスポット光として投影され
主走査がなされる。
【0025】本実施例の軸受装置を使用することによ
り、長期にわたって安定に高速,高精度な偏向走査が可
能な偏向走査装置を提供することができる。
り、長期にわたって安定に高速,高精度な偏向走査が可
能な偏向走査装置を提供することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る軸受
装置及びそれを用いた偏向走査装置は、スラスト浮上用
の永久磁石の表面に酸化防止の被膜を設けることで、装
置使用中に永久磁石の表面が酸化し錆が発生するのを防
止し、長期にわたって安定に高速,高精度な回転支持,
偏向走査を可能とすることができる。
装置及びそれを用いた偏向走査装置は、スラスト浮上用
の永久磁石の表面に酸化防止の被膜を設けることで、装
置使用中に永久磁石の表面が酸化し錆が発生するのを防
止し、長期にわたって安定に高速,高精度な回転支持,
偏向走査を可能とすることができる。
【図1】本発明の軸受装置の第1実施例の構成を示す図
である。
である。
【図2】第1実施例に用いられる永久磁石の構成を示す
図である。
図である。
【図3】偏向走査装置の構成を示す図である。
【図4】従来の軸受装置の構成を示す図である。
1 永久磁石 2 永久磁石 22 固定軸 24 回転スリーブ 34 回転多面鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 英幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 佐藤 一身 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 福冨 章宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 軸の周囲にスリーブを相対的に回転自在
に嵌合し、前記軸又は前記スリーブの一方をステータ部
とし他方をロータ部とし、前記ロータ部に第1の永久磁
石を取り付け、前記第1の永久磁石と対向する位置に第
2の永久磁石を取り付け、前記第1の永久磁石と前記第
2の永久磁石の磁気の反発力により、前記ロータ部を前
記ステータ部に対して浮上させる軸受装置において、 前記第1の永久磁石の表面と前記第2の永久磁石の表面
に、酸化防止の被膜が設けられていることを特徴とする
軸受装置。 - 【請求項2】 前記被膜の厚さは、5〜10μmである
請求項1に記載の軸受装置。 - 【請求項3】 前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁
石は、希土類元素から構成される希土類磁石である請求
項1に記載の軸受装置。 - 【請求項4】 前記軸,前記スリーブがセラミック材で
形成されている請求項1に記載の軸受装置。 - 【請求項5】 光源と、前記光源からの光束を偏向走査
する偏向器と、前記偏向器を回転駆動する回転装置とを
有する偏向走査装置において、 前記回転装置の軸受は、軸の周囲にスリーブを相対的に
回転自在に嵌合し、前記軸又は前記スリーブの一方をス
テータ部とし他方をロータ部とし、前記ロータ部に第1
の永久磁石を取り付け、前記第1の永久磁石と対向する
位置に第2の永久磁石を取り付け、前記第1の永久磁石
と前記第2の永久磁石の磁気の反発力により、前記ロー
タ部を前記ステータ部に対して浮上させる構成であり、 前記第1の永久磁石の表面と前記第2の永久磁石の表面
に、酸化防止の被膜が設けられていることを特徴とする
偏向走査装置。 - 【請求項6】 前記被膜の厚さは、5〜10μmである
請求項5に記載の偏向走査装置。 - 【請求項7】 前記第1の永久磁石と前記第2の永久磁
石は、希土類元素から構成される希土類磁石である請求
項5に記載の偏向走査装置。 - 【請求項8】 前記軸,前記スリーブがセラミック材で
形成されている請求項5に記載の偏向走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9155069A JPH112777A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 軸受装置及びそれを用いた偏向走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9155069A JPH112777A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 軸受装置及びそれを用いた偏向走査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH112777A true JPH112777A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15597989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9155069A Withdrawn JPH112777A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 軸受装置及びそれを用いた偏向走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH112777A (ja) |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP9155069A patent/JPH112777A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |