JPS59138645A - 建築材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサンドイッチパネル等の心材として使用される
ノ１ニカムコアを改良し次建築材料に関するものである
０ サンドインチパネルに対しては、軽量で防音性および断
熱性に優れていることが要求される場合が多い。この九
め、サンドイッチノくネルは、アスベスト、塩化ビニル
、アルミニウム、紙等よりなるハニカムコアを心材とし
、その開口側両端ｉ１に各種表向材を貼着して構成され
ていた。ところが、上述の構成だけでは、表面材の曲げ
強度が弱く、一方の表面材に荷重が作用すると、反対側
の表面材に引張り応力が作用し、亀裂や破壊が起り易い
欠点があった。この友め、従来では第１図および第２因
に示すように、ハニカムコア１の開口側端ｉｊｌ＋２と
表向材３との間に、金属網（メタルラス。

ワイヤラス′４？］やガラス繊維布等の強張材４を接着
介在させ、表向材３の曲げ強度を補強してい次。

しかしながら、上述の従来のサンドイッチパネル５に、
ハニカムコア１の開口側端面２と表面材３との間に補強
材４を単に接着介在させるだけであるから、補強材４が
却って表１ｎ材３とノ１ニカムコア１の接着面積を減少
させていた０すなわち、積層構造の各部材相互間におい
て充分な接着強度が得られず、各部材相互間で剥離が起
シ易い欠点があった。ま友サンドイッチパネル５の製造
に多くの手間と時間を要する欠点もあった。

これらの事を更に詳述すると、サンドインチパネル５の
製造は、先づ表向材３に接着材を塗布して補強材４を貼
着し、これらを一体化して置き、次にハニカムコア１の
開口側端ｔｉｎｚに接着剤を塗布して上記表面材３と補
強材４の一体化物を、該開口側端向２に貼着するように
していたＯＪころが、゛こねであると、開口側端［Ｉ］
］２の片面についてだけみても、表（３）材３を直接ハ
ニカムコア１に貼着する場合よりも貼着作業に１回多く
行なう必要があシ、多大の手間と時間を要していた。し
かも。

表面材３と補強材４との接着面積は、補強材４の投影面
積分だけである。普た補強材４とノ・ニカムコア１の接
着面積は、補強材４とノ１ニカムコア１の開口側端向２
とが父叉して重なり合う部分の面積分だけで非常に少な
いものであった。このため、表向材３．補強材４．ハニ
カムコア１の各部材相互間において充分な接着強度が得
られなかった。

また従来にあっては、第３図に拡大して示すように、表
面材３に補強材４を載置してその上　から接着剤６を塗
布し、これをハニカムコア１の開口側端面２に貼着する
製造方法もある。ところが、この場合には補強材４が被
い隠される程度に接着剤６を光分ｍ塗布する必要があり
、接着剤６の使用量が多くなる欠点があった。また各部
材相互間の接着面積については、前記の場合と全く同じ
であり、同様の欠点を有していた。

１史に従来のサンドイツチパネル５０′ｇ遣方法にらっ
ては、先に補強材４をノ１ニカムコアｌの開口側端面２
ｖｃｊＩｌ！ｉ着する場合も考えられるが、この場合で
あってもＩＩＩＪ述の各製造方法と同様の欠点を有する
ものであった０ 本発明は従来の上記欠点に鑑みてこれを改良除去したも
のであって、補強材をハニカムコアの開口側端面に埋設
した新規な建築材料を提供することにより、サンドイン
チパネル等の表面材と該建築材料との接着を充分なもの
とすると共に、表向材の曲げ強度を補強することができ
るようにし、丈にはサンドインチパネル等の製造を簡便
ならしめるようにしたものである。

以下に本発明の建築材料を、サンドインチパネルの心材
として使用した場合の天施例に基づいて図面？参照して
説明すると次の通りである。

本発明にあっては、第４図および第５図に示すように、
アスベスト、塩化ビニル、アルミニウム。

紙等よシなるハニカムコア７の開口側端面８に、金属網
（メタルラス、ワイヤラス等Ｊやガラス繊維布等よりな
る補強材９を埋設して建築材料１０としている。補強材
９の埋設方法は、開口側端向８の補強材９と接触する部
分に切欠韓を設けてこれに補強材９ｔ−嵌合させる形式
でもよいが、この１場合は切欠溝の形成に手間摩る欠点
があり、好ましい形態とは言えない。そこで、補強材９
ｔハニカムコア７の開口側端ｉＩｉ＋８に載置して、ハ
ニカムコア７の破壊強度よりも若干弱めでプレスするよ
うにすれば、補強材９がハニカムコア７にくい込んでこ
れに埋設されるので、製作が容易である。

また別な方法として、ハニカムコア７が合ｉ樹脂で成形
されている場合の埋設方法がある。仁の場合は、補強材
９ｖｉ−合成樹脂製ハニカムコア７の溶融温就以上に加
熱した後、該補強材９をハニカムコア７の開口側端面８
に押し邑てることにょシ、補強材９と接触する部分のハ
ニカムコア７を溶融軟化させてこれにＮ股することが可
能である。

なお、ａ！Ｒの状態ハ、ハニカムコア７の取扱い中に、
補強材９が離脱しない程度に結合しておれば充分である
。

補強材９の埋設深さはあまり深くすると、第５図に示す
ようにハニカムコア７の開口側端面８に表面材１１を貼
着してサンドインチパネル１２を構成した場合に、表面
材１１ｖＣ作用する圧縮応力や引張り応力に対する強度
、すなわち曲げ強度を補強する働きをなさない。これに
対して補強材９の埋設深さが浅い場合は、表向材１１が
建築材料１０に対して補強材９の投影面積分だけで接着
結合され、充分な接着強度が得られない。このため、補
強材９の埋設深さは、該補強材９の断面厚みに相当する
深さか若しくはこれと概略同一の深さになるように設定
されている。これによシ、補強材９の露出面９ａ（第６
図参照）はハニカムコア７の開口側端面８と同一レベル
になる。

このようにして成形された建築材料ｌＯであれは、Ｃれ
に表面材１１を貼着した場合に、表面材１１はハニカム
コア７の開口側端ｔｈ＋８の全面に接触し、充分な接着
面積が得られる。また補強材９もこれ自身の投影曲積分
だけ、表面材１１と接触してこれに接着される。しかも
、この時の接着剤１３の厚みは薄く均一に塗布すること
が可能である。したがって、ハニカムコア７および補強
材９よりなる建築材料゛１０と表面材１１の接着強度に
充分満足のいくものが得られ、また補強材９は表、面材
１１の曲げ強既ヲ回上させる働きをする０また建築材料
ｌＯは、補強材９によってハニカムコア７自体の強度も
同上しているので、単体としての取扱いが容易である。

それに、ノーニカムコア７の開口側端面８側に全体を被
う如く樹脂被膜を形成してサンドインチパネル（図示せ
ず）全製造することも可能である。

゛なお、上述のサンドイッチパネル１２の実施例は、ハ
ニカムコア７０両面側の開口側端１ｋ１８に補強材９お
よび表面材１１ｔ−埋設若しくけ貼着するようにしたが
、必要に応じて片面側の開口側端面８にのみ埋設若しく
は貼着するようにしてもよい。

また補強材９の断面形状は四角形に限らず、丸形等であ
ってもよい。更にハニカムコア７のセル形状は、図示し
た六角形状の他に丸形や四角形等であってもよい。

以上説明したように本発明によれば、補強材をハニカム
コアに埋設して一体成形した建築材料を提供することが
でき、建築材料自体の強度アップが図れるので丈の取扱
いも容易である。また該建築材料をサンドイッチパネル
等の心材として使用した場合に、表面材との接着面積が
従来の場合に比較して著しく増加し、充分な接着強度か
得られる。更には予じめ補強材をプレス加工等によって
ハニカムコアに埋設しているので、サンドインチパネル
等の製造時において、接着作業は表向材を建築材料に貼
着する場合だけでよ（、従来の場合に比較して全体の接
着作業が少なくて済む利点がある。−

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は従来のサンドイッチパネルを示すも
ので、第１図はその縦断面図、第２図は一分解斜視図、
第３図は第１図の部分拡大図、第４図乃至第６図は本発
明に係るもので、９Ａ４図は建築材料の部分斜視図、第
５図は建築材料ｔサンドイッチパネルの心材に利用した
場合の縦断面図、第６図は第５図の部分拡大図である。 ７・・・ハニカムコア　訃・・開口側端面　９・・・補
強材　９ａ・・・露出面　１０・・・建築材料時計出願
人　　伊奈製陶株式会社 代理人　弁理士内田敏彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ハニカムコアの開口側端面に、金属網やガラス繊維
   布等の補強材を埋設し、該補強材の露出。 面とハニカムコアの開口側端向とのレベルを同−又は概
   略同一にしたことを特徴とする建築材料Ｃ