JPS6270039A - 遮音性剛性板 - Google Patents
遮音性剛性板Info
- Publication number
- JPS6270039A JPS6270039A JP60211290A JP21129085A JPS6270039A JP S6270039 A JPS6270039 A JP S6270039A JP 60211290 A JP60211290 A JP 60211290A JP 21129085 A JP21129085 A JP 21129085A JP S6270039 A JPS6270039 A JP S6270039A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- plate
- rigid board
- sound insulation
- rigid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は遮音性能を有する剛性板に関するものである。
（従来の技術）
従来遮音・吸音等に用いられる合せ剛性板として、日照
調整用、断熱用、飛散防止用等のポリエステルフィルム
を片面に貼った板ガラス、制振ゴムをプラスターボード
の片面に貼った複合材、鉛板をプラスターボード又は合
板の片面番と貼った複合材が知られている。
調整用、断熱用、飛散防止用等のポリエステルフィルム
を片面に貼った板ガラス、制振ゴムをプラスターボード
の片面に貼った複合材、鉛板をプラスターボード又は合
板の片面番と貼った複合材が知られている。
１記従来の合せ剛性板は第５図に示すよう番こ板カラス
、プラスターボード、合板等の基材（５１）の一方の面
にポリエステルフィルム、制振ゴム、鉛板等の層材（５
２）を貼り合せて成るものである。
、プラスターボード、合板等の基材（５１）の一方の面
にポリエステルフィルム、制振ゴム、鉛板等の層材（５
２）を貼り合せて成るものである。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、ポリエステルフィルムと板ガラスの組合
せにおいては、ポリエステルフィルムの損失係数が小さ
いため、ガラスの振動エネルギーを熱エネルギーに変換
する効果が小さく、板ガラスのコインシデンス効果によ
る遮音性能の低下が大きい。
せにおいては、ポリエステルフィルムの損失係数が小さ
いため、ガラスの振動エネルギーを熱エネルギーに変換
する効果が小さく、板ガラスのコインシデンス効果によ
る遮音性能の低下が大きい。
また制振ゴムとプラスターボードの組み合せにおいては
、制振ゴムを厚くしなければ十分な遮音性能を得ること
が出来ず、また鉛板とプラスターボード（又は合板）の
組み合せにおいても鉛板を厚くしなければならず、従っ
て基材と層材の総厚み、総重湯が大きくなり、十分な遮
音性能を得ることは困難である。
、制振ゴムを厚くしなければ十分な遮音性能を得ること
が出来ず、また鉛板とプラスターボード（又は合板）の
組み合せにおいても鉛板を厚くしなければならず、従っ
て基材と層材の総厚み、総重湯が大きくなり、十分な遮
音性能を得ることは困難である。
本発明の目的は、」二足問題点を解決し、剛性板のコイ
ンシデンス領域における遮音性能の落ち込みを防ぎ、優
れた遮音性能を有する遮音性剛性板を提供するにある。
ンシデンス領域における遮音性能の落ち込みを防ぎ、優
れた遮音性能を有する遮音性剛性板を提供するにある。
（問題点を解決するための手段）
上記技術課題を解決するために本発明は一枚の剛性板の
片面若しくは両面に音響抵抗の異なる２種以上の粘弾性
材料を貼り合せた遮音性剛性板とした。
片面若しくは両面に音響抵抗の異なる２種以上の粘弾性
材料を貼り合せた遮音性剛性板とした。
（作用）
」二足構成としたことにより、例えば左方からの音波（
２０）により遮音性剛性板（２１）はコインシデンス領
域において曲げ変形するが、このとき剛性板（２２）と
粘弾性材料（２３）との境界面（２４）における剪断変
形（ａ）によるエネルギー損失と粘弾性材料（２３）自
身の変形（ｂ）による内部エネルギー損失が生じ、遮音
性剛性板（２１）全体の変形エネルギーの−・部が然エ
ネルギーに変換されるため、遮音性剛性板（２１）の変
形が吸収され、二次放射（ｍ過）（２５）が小さくなり
、遮音性能が向上する。
２０）により遮音性剛性板（２１）はコインシデンス領
域において曲げ変形するが、このとき剛性板（２２）と
粘弾性材料（２３）との境界面（２４）における剪断変
形（ａ）によるエネルギー損失と粘弾性材料（２３）自
身の変形（ｂ）による内部エネルギー損失が生じ、遮音
性剛性板（２１）全体の変形エネルギーの−・部が然エ
ネルギーに変換されるため、遮音性剛性板（２１）の変
形が吸収され、二次放射（ｍ過）（２５）が小さくなり
、遮音性能が向上する。
またコインシデンス領域において入射した音波（２０）
は縦波（粗密波）として伝播するため、剛性板（２２）
と粘弾性材料（２３）それぞれの固有音響抵抗が異なる
場合、境界面（２４）で反射吸収が生じ遮音性能が向上
する。さらに粘りｌ性材料（２２）を貼ることにより、
面密度が大きくなり遮音性能が向りする。
は縦波（粗密波）として伝播するため、剛性板（２２）
と粘弾性材料（２３）それぞれの固有音響抵抗が異なる
場合、境界面（２４）で反射吸収が生じ遮音性能が向上
する。さらに粘りｌ性材料（２２）を貼ることにより、
面密度が大きくなり遮音性能が向りする。
本発明に於ては、剛性板に音響抵抗の異なる２種以上の
粘弾性材料を貼り合せることにより境界面の数を多くし
、境界面における剪断変形によるエネルギー損失と粘弾
性材料自身の変形によるエネルギー損失とを増加させ、
更に境界面での反射、吸収によるエネルギー損失も増加
させることによりコインシデンス領域におけるエネルギ
ー損失の低下を防ぎ遮音性能を向上させるものである・
。
粘弾性材料を貼り合せることにより境界面の数を多くし
、境界面における剪断変形によるエネルギー損失と粘弾
性材料自身の変形によるエネルギー損失とを増加させ、
更に境界面での反射、吸収によるエネルギー損失も増加
させることによりコインシデンス領域におけるエネルギ
ー損失の低下を防ぎ遮音性能を向上させるものである・
。
（実施例）
以下に添付図面を基に実施例を説明する。
第１図は本発明の遮音性剛性板の要部断面図であり１本
実施例では剛性板として板ガラスに適用した場合につい
て説明する。
実施例では剛性板として板ガラスに適用した場合につい
て説明する。
図に示すように遮音性剛性板（＋）は、板ガラス（２）
の一方の面に粘弾性材料である塩化ビニールエチレング
リシジルメタアクリレート樹脂層（以下第１樹脂層と記
す）（３）を貼り合せ、その第一樹脂層（３）に第１樹
脂層（３）と音響抵抗の異なる粘弾性材料であるメタメ
チルアクリレート樹脂層（以下第２樹脂層と記す）（４
）を貼り合せて成るもので、貼り合せは接着材を介した
圧着成形によるものであり、本実施例では板ガラス（２
）の厚さを５ＩＩ１１、第１樹脂層（３）のさを０．３
＋＊ｍ、第２樹脂層（４）の厚さを０．３１とした。
の一方の面に粘弾性材料である塩化ビニールエチレング
リシジルメタアクリレート樹脂層（以下第１樹脂層と記
す）（３）を貼り合せ、その第一樹脂層（３）に第１樹
脂層（３）と音響抵抗の異なる粘弾性材料であるメタメ
チルアクリレート樹脂層（以下第２樹脂層と記す）（４
）を貼り合せて成るもので、貼り合せは接着材を介した
圧着成形によるものであり、本実施例では板ガラス（２
）の厚さを５ＩＩ１１、第１樹脂層（３）のさを０．３
＋＊ｍ、第２樹脂層（４）の厚さを０．３１とした。
上記音響抵抗の異なる２種類の粘弾性材料（３）。
、（４）を板ガラス（２）に貼り合せることにより境界
面（５）、（５）の数を２面とし、入射した音波のエネ
ルギーをそれぞれの境界面（５）、（５）での剪断変形
により減衰させ、且つ２種類の粘弾性材料（３）。
面（５）、（５）の数を２面とし、入射した音波のエネ
ルギーをそれぞれの境界面（５）、（５）での剪断変形
により減衰させ、且つ２種類の粘弾性材料（３）。
（０がそれぞれ変形することにより入射した音波のエネ
ルギーを損失せしめ、更に各境界面（５）。
ルギーを損失せしめ、更に各境界面（５）。
（５）での反射吸収により入射した音波のエネルギーの
損失を生じせしめることによりコインシデンス領域にお
いても遮音性能を向上させたものである。
損失を生じせしめることによりコインシデンス領域にお
いても遮音性能を向上させたものである。
上記粘弾性材料の損失係数はＯ，１以上とすることが好
ましく、また粘弾性材料の厚みは０．１〜５、Ｏｍ層が
好ましく下限より小さいとほとんどエネルギー損失を生
じせしめる効果はなく、上限を超えると剥離し易いとい
う欠点がある。
ましく、また粘弾性材料の厚みは０．１〜５、Ｏｍ層が
好ましく下限より小さいとほとんどエネルギー損失を生
じせしめる効果はなく、上限を超えると剥離し易いとい
う欠点がある。
また上記実施例では剛性板として板ガラスの場合を示し
たが、例えば石膏ボード、石綿板等の合板を用いてもよ
い。
たが、例えば石膏ボード、石綿板等の合板を用いてもよ
い。
尚第２実施例として第２図に示すように剛性板（３２）
の一方の面に音響抵抗の異なる２種類の粘弾性材料（３
３） 、 （３４）を接着材を介して貼り合せ、他方の
面にも同様に音響抵抗の異なる２種類の粘弾性材料（３
３）、（３４）を接着材を介して貼り合せることにより
、境界面（３５）・・・が４面と増加し、更に遮音効果
を高めることができる。
の一方の面に音響抵抗の異なる２種類の粘弾性材料（３
３） 、 （３４）を接着材を介して貼り合せ、他方の
面にも同様に音響抵抗の異なる２種類の粘弾性材料（３
３）、（３４）を接着材を介して貼り合せることにより
、境界面（３５）・・・が４面と増加し、更に遮音効果
を高めることができる。
また第３実施例として第３図に示すように剛性板（４２
）の両面に音響抵抗の異なる２種類の粘弾性材ネ’ｌ
（４３）、（４ａ）を一層ずつ貼り合せても境界面（４
５）、（４５）を２面とすることが出来、良好な遮音効
果を得ることができる。
）の両面に音響抵抗の異なる２種類の粘弾性材ネ’ｌ
（４３）、（４ａ）を一層ずつ貼り合せても境界面（４
５）、（４５）を２面とすることが出来、良好な遮音効
果を得ることができる。
（発明の効果）
剛性板のコインシデンス望城による透過損失の落ち込み
を軽減させ、大巾に遮音性能が向上する。
を軽減させ、大巾に遮音性能が向上する。
第１図は本発明の遮音性剛性板の断面図、第２図は第２
実施例の断面図、第３図は第３実施例の断面図、第４図
は作用説明図、第５図は従来の合せ剛性板の断面図であ
る。 （１）・・・・・・遮音性剛性板、 （２） 、 （２） 、 （３２） 、（４２）・・・
・・・剛性板、（３）、 （４） 、（２３） 、（３
３）、（３４） 、（４３） 、（４４） ・・・・
・・粘弾性材料 特 許 出 願 人 日本板硝子株式会社同
日木軽金属株式会社 代 理 人 弁理士 下 １）
容 −部間 ブｆ理士 大 橋
邦 部同 弁理士 小 山 右
同 弁理士 野 １） 茂第４図 １＝
実施例の断面図、第３図は第３実施例の断面図、第４図
は作用説明図、第５図は従来の合せ剛性板の断面図であ
る。 （１）・・・・・・遮音性剛性板、 （２） 、 （２） 、 （３２） 、（４２）・・・
・・・剛性板、（３）、 （４） 、（２３） 、（３
３）、（３４） 、（４３） 、（４４） ・・・・
・・粘弾性材料 特 許 出 願 人 日本板硝子株式会社同
日木軽金属株式会社 代 理 人 弁理士 下 １）
容 −部間 ブｆ理士 大 橋
邦 部同 弁理士 小 山 右
同 弁理士 野 １） 茂第４図 １＝
Claims (1)
- 一枚の剛性板の片面若しくは両面に音響抵抗の異なる２
種以上の粘弾性材料を貼り合せた遮音性剛性板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60211290A JPS6270039A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 遮音性剛性板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60211290A JPS6270039A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 遮音性剛性板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6270039A true JPS6270039A (ja) | 1987-03-31 |
Family
ID=16603482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60211290A Pending JPS6270039A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | 遮音性剛性板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6270039A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2350584A (en) * | 1999-03-13 | 2000-12-06 | Rsg Systems Ltd | A decorative glass sheet with adhered polyacrylate resin |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60137638A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-22 | 日産自動車株式会社 | パネル制振材 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP60211290A patent/JPS6270039A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60137638A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-22 | 日産自動車株式会社 | パネル制振材 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2350584A (en) * | 1999-03-13 | 2000-12-06 | Rsg Systems Ltd | A decorative glass sheet with adhered polyacrylate resin |
| GB2350584B (en) * | 1999-03-13 | 2003-12-10 | Rsg Systems Ltd | Decorative glass sheet |
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