JPS61172195A - パネル - Google Patents
パネルInfo
- Publication number
- JPS61172195A JPS61172195A JP60012940A JP1294085A JPS61172195A JP S61172195 A JPS61172195 A JP S61172195A JP 60012940 A JP60012940 A JP 60012940A JP 1294085 A JP1294085 A JP 1294085A JP S61172195 A JPS61172195 A JP S61172195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- panel
- specific gravity
- sound absorption
- core material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、吸音および遮音の両機能を兼ねた建築部材
等用パネルに関する。
等用パネルに関する。
従来、吸音および遮音機能を併せもつ建築部材用パネル
として、第２図に示すような構造のものがあった。すな
わち、遮音性能の高い高比重（高密度）材２を中央に配
置し、その両側を吸音性能の高い低比重（低密度）材１
，１で被覆したサンドインチ構造のものである。
として、第２図に示すような構造のものがあった。すな
わち、遮音性能の高い高比重（高密度）材２を中央に配
置し、その両側を吸音性能の高い低比重（低密度）材１
，１で被覆したサンドインチ構造のものである。
一般に、遮音性能のみを要求するのであれば、比重ある
いは密度の出来るだけ高い材料を用いればよい。しかし
、これでは音波の反射が強く、反響してとうてい住宅部
材などには使えない。そこで、住宅部材などに用いるた
めには、吸音性能をこれに付加する必要があり、そのた
め、上述のごとく、高比重材の表面を吸音性能のよい低
比重材で覆うようにしたサンドインチパネルに改良され
、住宅部材などに用いられてきた。
いは密度の出来るだけ高い材料を用いればよい。しかし
、これでは音波の反射が強く、反響してとうてい住宅部
材などには使えない。そこで、住宅部材などに用いるた
めには、吸音性能をこれに付加する必要があり、そのた
め、上述のごとく、高比重材の表面を吸音性能のよい低
比重材で覆うようにしたサンドインチパネルに改良され
、住宅部材などに用いられてきた。
しかしながら、第２図に示すようなパネルであると、芯
材である高比重材が平面的に配置されているため、入射
してくる音波は入射角と同じ反射角で反射される。した
がって、皮材に吸音性能のよい材料を用いたとしても、
その効果は十分でなく、高い吸音性能を得るためには、
芯材に対して、かなり厚い皮材を被覆する必要があった
。しかし、全体を厚くするには限度があり、用途によっ
ては必要以上に厚くすることが不可能に近く、結局、遮
音、吸音両者いずれか一方の性能を犠牲にせざるを得な
かった。
材である高比重材が平面的に配置されているため、入射
してくる音波は入射角と同じ反射角で反射される。した
がって、皮材に吸音性能のよい材料を用いたとしても、
その効果は十分でなく、高い吸音性能を得るためには、
芯材に対して、かなり厚い皮材を被覆する必要があった
。しかし、全体を厚くするには限度があり、用途によっ
ては必要以上に厚くすることが不可能に近く、結局、遮
音、吸音両者いずれか一方の性能を犠牲にせざるを得な
かった。
他方、これまでのパネルは、第２図に示す如く、芯材が
平板状であるため、建築部材として必要な強度を確保す
るためには一定以上の厚みの材料を用いる必要があり、
薄型、軽量化の要請に対しては十分窓することができな
いうらみがあった。
平板状であるため、建築部材として必要な強度を確保す
るためには一定以上の厚みの材料を用いる必要があり、
薄型、軽量化の要請に対しては十分窓することができな
いうらみがあった。
この発明は、従来までの遮音吸音用パネルのもつ上記欠
点を解消し、薄型、軽量にして優れた遮音吸音性能を有
する遮音吸音用パネルを提供することを目的とする。
点を解消し、薄型、軽量にして優れた遮音吸音性能を有
する遮音吸音用パネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明は、遮音性能のよ
い高比重材よりなる芯材が一定の角度で波状に屈折して
おり、その両面を吸音性能のよい低比重材がサンドイッ
チ状につつみ、両者が併さって全体として１枚の板状と
なるように形成されているパネルを要旨とする。以下に
これを詳しく述べる。
い高比重材よりなる芯材が一定の角度で波状に屈折して
おり、その両面を吸音性能のよい低比重材がサンドイッ
チ状につつみ、両者が併さって全体として１枚の板状と
なるように形成されているパネルを要旨とする。以下に
これを詳しく述べる。
この発明にかかる遮音吸音用パネルの構成の一例を第１
図に示す。すなわち、高比重（高密度）材料である芯材
２を、これに一定の角度をもたせて波状とし、その両側
から吸音性能のよい低比重（低密度）材１．１かつつみ
、両者１．２が併さって全体として１枚の板状となるよ
うに形成された断面構造を有する。
図に示す。すなわち、高比重（高密度）材料である芯材
２を、これに一定の角度をもたせて波状とし、その両側
から吸音性能のよい低比重（低密度）材１．１かつつみ
、両者１．２が併さって全体として１枚の板状となるよ
うに形成された断面構造を有する。
音波４が入射した場合、図に示すように、芯材２に対し
、多重反射を起こしながら芯材中を進行するため、吸音
材たる低比重材中での通過時間が長くなり、その途中に
おける音波のもつエネルギーの減衰は、従来の平板状の
ものに比べて格段に大きい。これは、とりもなおさず吸
音効果の大きな向上となり、吸音性能の点でも優れた遮
音および吸音用パネルとなる。したがって、同一性能の
パネルならば従来の平板状パネルに比べ、より薄型、軽
量にすることが可能である。第１図に示す実施例では、
芯材は、パネル断面の表裏を直線的に屈折しているが、
必ずしもこれに限定する必要はなく、多少の曲面を持っ
て屈折しても差し支えない。芯材の表面は、平板状であ
る必要はなく、微少な波状の凹凸を付加したものでもよ
い。芯材の屈折点は、図のごとくパネルの表裏面に位置
ぎめされている必要はなく、用途に応じて低比重材１の
中に埋没あるいは突出していてもよい。
、多重反射を起こしながら芯材中を進行するため、吸音
材たる低比重材中での通過時間が長くなり、その途中に
おける音波のもつエネルギーの減衰は、従来の平板状の
ものに比べて格段に大きい。これは、とりもなおさず吸
音効果の大きな向上となり、吸音性能の点でも優れた遮
音および吸音用パネルとなる。したがって、同一性能の
パネルならば従来の平板状パネルに比べ、より薄型、軽
量にすることが可能である。第１図に示す実施例では、
芯材は、パネル断面の表裏を直線的に屈折しているが、
必ずしもこれに限定する必要はなく、多少の曲面を持っ
て屈折しても差し支えない。芯材の表面は、平板状であ
る必要はなく、微少な波状の凹凸を付加したものでもよ
い。芯材の屈折点は、図のごとくパネルの表裏面に位置
ぎめされている必要はなく、用途に応じて低比重材１の
中に埋没あるいは突出していてもよい。
この発明にかかるパネルの図示のような構造は、第２図
に示す従来までのパネルの構造に対し、明らかに強度的
に優れている。すなわち、この発明の場合、高比重（高
密度）材がパネルの長さ方向だけでなく厚み方向に対し
ても介在し、強度の点ですぐれた三角構造類似の構造が
各部に存在するため、外圧に対しても大きな抵抗を持つ
ものとなるからである。したがって、前述した吸音性能
の向上によるだけでなく、機械的強度の面からも従来の
パネルに比べ薄型、軽量とすることが可能となる。
に示す従来までのパネルの構造に対し、明らかに強度的
に優れている。すなわち、この発明の場合、高比重（高
密度）材がパネルの長さ方向だけでなく厚み方向に対し
ても介在し、強度の点ですぐれた三角構造類似の構造が
各部に存在するため、外圧に対しても大きな抵抗を持つ
ものとなるからである。したがって、前述した吸音性能
の向上によるだけでなく、機械的強度の面からも従来の
パネルに比べ薄型、軽量とすることが可能となる。
（実施例１）
鉄粉と塩化ビニルの複合物を波型状に成型した厚み３．
０ ｍ、屈折角度３が３０”である芯材２、すなわち高
比重（高密度）材と、コルク片および接着剤の混合物か
らなる低比重（低密度）材ｌとを第１図のごとく一体的
に複合し、パネル全体の厚み５を２０−とした遮音およ
び吸音用パネルＡを作成した。
０ ｍ、屈折角度３が３０”である芯材２、すなわち高
比重（高密度）材と、コルク片および接着剤の混合物か
らなる低比重（低密度）材ｌとを第１図のごとく一体的
に複合し、パネル全体の厚み５を２０−とした遮音およ
び吸音用パネルＡを作成した。
（実施例２）
芯材２の屈折角度のみ４５°としたほかは、実施例１と
同様なパネルＢを作成した。
同様なパネルＢを作成した。
（実施例３）
芯材２の屈折角度のみを７０”にしたほかは実施例１と
同様のパネルＣを作成した。
同様のパネルＣを作成した。
以上の実施例１〜３のパネルを、第２図に示す従来のパ
ネルＤとともにその吸音特性を比較測定した。その結果
を第３図に示す。
ネルＤとともにその吸音特性を比較測定した。その結果
を第３図に示す。
第３図から明らかな如く、この発明にかかるバ、ｕＬ／
Ａ、Ｂ、Ｃの吸音特性は従来のパネルＤの吸音特性に比
べ、極めて優れている。
Ａ、Ｂ、Ｃの吸音特性は従来のパネルＤの吸音特性に比
べ、極めて優れている。
高比重（高密度）材たる芯材２の屈折角度３は、好まし
くは１０〜８０°である。１０°未滴の角度では、高比
重（高密度）材に比べ低比重（低密度）材の存在比率が
低くなり、十分な吸音性能を発揮しえない傾向がある。
くは１０〜８０°である。１０°未滴の角度では、高比
重（高密度）材に比べ低比重（低密度）材の存在比率が
低くなり、十分な吸音性能を発揮しえない傾向がある。
また、８０°を超える角度では、音波の入射に対して多
重反射が起こり難く、吸音性能は弱くなる傾向があるか
らである。
重反射が起こり難く、吸音性能は弱くなる傾向があるか
らである。
この発明にかかるパネルは、芯材たる高比重（高密度）
材を屈折させているため、著しく優れた吸音効果を発揮
する。また、構造的にも、外圧に対し極めて強い抵抗を
もつ。そのため、この発明にかかるパネルは、薄型、軽
量にすることができ、住宅などへの施工が容易となり、
空間利用に優れ、基礎素材の節約にも寄与できる。
材を屈折させているため、著しく優れた吸音効果を発揮
する。また、構造的にも、外圧に対し極めて強い抵抗を
もつ。そのため、この発明にかかるパネルは、薄型、軽
量にすることができ、住宅などへの施工が容易となり、
空間利用に優れ、基礎素材の節約にも寄与できる。
第１図は、この発明にかかる遮音および吸音用パネルの
断面図、第２図は、従来の遮音および吸音用パネルの断
面図、第３図は、この発明にかかる遮音および吸音用パ
ネルと従来のパネルの吸音特性を比較したグラフである
。 １・・・低比重（低密度）材 ２・・・高比重（高密度
）材の芯材 ３・・・屈折角度 ４・・・入射音波ａ中
÷
断面図、第２図は、従来の遮音および吸音用パネルの断
面図、第３図は、この発明にかかる遮音および吸音用パ
ネルと従来のパネルの吸音特性を比較したグラフである
。 １・・・低比重（低密度）材 ２・・・高比重（高密度
）材の芯材 ３・・・屈折角度 ４・・・入射音波ａ中
÷
Claims (2)
- （１）遮音性能のよい高比重材よりなる芯材が一定の角
度で波状に屈折しており、その両面を吸音性能のよい低
比重材がサンドイッチ状につつみ、両者が併さつて全体
として１枚の板状となるように形成されているパネル。 - （２）芯材の屈折角度が１０〜８０°である特許請求の
範囲第１項記載のパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60012940A JPS61172195A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60012940A JPS61172195A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61172195A true JPS61172195A (ja) | 1986-08-02 |
Family
ID=11819282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60012940A Pending JPS61172195A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61172195A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007023788A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 軸流送風機 |
| JP2010196467A (ja) * | 2004-10-07 | 2010-09-09 | Atlas Copco Rock Drills Ab | 掘削装置用ケーシング及び該ケーシングを備えた掘削装置 |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP60012940A patent/JPS61172195A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010196467A (ja) * | 2004-10-07 | 2010-09-09 | Atlas Copco Rock Drills Ab | 掘削装置用ケーシング及び該ケーシングを備えた掘削装置 |
| JP2007023788A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 軸流送風機 |
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