JPS5913504B2 - Ng−置換−n↑2−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまたはその酸付加塩 - Google Patents
Ng−置換−n↑2−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまたはその酸付加塩Info
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- JPS5913504B2 JPS5913504B2 JP51000241A JP24176A JPS5913504B2 JP S5913504 B2 JPS5913504 B2 JP S5913504B2 JP 51000241 A JP51000241 A JP 51000241A JP 24176 A JP24176 A JP 24176A JP S5913504 B2 JPS5913504 B2 JP S5913504B2
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- naphthalenesulfonyl
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なNG−置換−N’ −(5・6・7・
8−テトラヒドロー1または2−ナフタレンスルホニル
)アルギニンアミドまたはその酸付加塩に関する。
8−テトラヒドロー1または2−ナフタレンスルホニル
)アルギニンアミドまたはその酸付加塩に関する。
本発明のNG−置換−N2−(5・ 6 ・ 7 ・
82f−テトラヒドロー1または2−ナフタレンスルホ
ニル)アルギニンアミドは抗トロンビン作用を有するN
2−(5・6・7・8−テトラヒドローlまたは2−ナ
フタレンスルホニル)アルギニンアミドの製造中間体と
して有用である。
82f−テトラヒドロー1または2−ナフタレンスルホ
ニル)アルギニンアミドは抗トロンビン作用を有するN
2−(5・6・7・8−テトラヒドローlまたは2−ナ
フタレンスルホニル)アルギニンアミドの製造中間体と
して有用である。
即ちNG−2、’置換−N2−(5・6・7・8−テト
ラヒドロ−1または2−ナフタレンスルホニル)アルギ
ニンアミドを酸分解または接触的水素化分解するとN2
−(5・6・7・8=テトラヒドロー1または2−ナフ
タレンスルホニル)アルギニンアミド 3(が容易に得
られる。N2−(5・6・7・8−テトラヒドロー1ま
たは2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまた
はその酸付加塩は血液凝固系に関与するたんぱく質分解
酵素の一つであるトロンビンに対し強い阻害作用を示し
、医薬上血液 3こ凝固を抑制する特異な生理活性物質
であり、その抗トロンビン作用が持続的であるという特
徴を有する。本発明は、このように有用なN2−(5・
6・7・8−テトラヒドロー1または2−ナフタレン
4C_スルホニル)アルギニンアミドまたはその酸付加
塩の中間体であるNG−置換−N2−(5・6・7・8
−テトラヒドローlまたは2−ナフタレンスルホニル)
アルギニンアミドまたはその酸付加塩を提供することを
目的とするものである。
ラヒドロ−1または2−ナフタレンスルホニル)アルギ
ニンアミドを酸分解または接触的水素化分解するとN2
−(5・6・7・8=テトラヒドロー1または2−ナフ
タレンスルホニル)アルギニンアミド 3(が容易に得
られる。N2−(5・6・7・8−テトラヒドロー1ま
たは2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまた
はその酸付加塩は血液凝固系に関与するたんぱく質分解
酵素の一つであるトロンビンに対し強い阻害作用を示し
、医薬上血液 3こ凝固を抑制する特異な生理活性物質
であり、その抗トロンビン作用が持続的であるという特
徴を有する。本発明は、このように有用なN2−(5・
6・7・8−テトラヒドロー1または2−ナフタレン
4C_スルホニル)アルギニンアミドまたはその酸付加
塩の中間体であるNG−置換−N2−(5・6・7・8
−テトラヒドローlまたは2−ナフタレンスルホニル)
アルギニンアミドまたはその酸付加塩を提供することを
目的とするものである。
本発明化合物は下記一般式(I)で表わされる。、−N
−(C_H2)3−C_HC_OR_HN/上記一般式
(I)中でXおよびYは水素原子またはニトロ基および
オキシカルボニル基から選ばれるグアニジノ基の保護基
を表わし(ただしXおよびYのうち少なくとも一つはグ
アニジノ基の保フ R_1護基を表わす。
−(C_H2)3−C_HC_OR_HN/上記一般式
(I)中でXおよびYは水素原子またはニトロ基および
オキシカルボニル基から選ばれるグアニジノ基の保護基
を表わし(ただしXおよびYのうち少なくとも一つはグ
アニジノ基の保フ R_1護基を表わす。
)、R_は一般式(1)−N/\R_。
(式中でR_、およびR_2は水素原子、C_1〜C_
IOのアルキル基、C_7〜C_15のアラルキル基、
C_4〜フ C_15のシクロアルキルアルキル基また
はC_1〜C_IOのアルコキシ基もしくはC_2〜C
_IOのアルコキシカルボニル基で置換されたC_を〜
C_IOのアルキル基を表わす。
IOのアルキル基、C_7〜C_15のアラルキル基、
C_4〜フ C_15のシクロアルキルアルキル基また
はC_1〜C_IOのアルコキシ基もしくはC_2〜C
_IOのアルコキシカルボニル基で置換されたC_を〜
C_IOのアルキル基を表わす。
)また一般式(2)−NZ)(式中でZはメチレン基−
C_H2−およびモノ置換メチレン基−C_−(R_3
はC_1〜C_IOのアルキルノ H基、C_2〜C_
IOのアシル基、C_1〜C_IOのアルコキシ基また
はC_2〜C_IOのアルコキシカルボニル基を表わす
。
C_H2−およびモノ置換メチレン基−C_−(R_3
はC_1〜C_IOのアルキルノ H基、C_2〜C_
IOのアシル基、C_1〜C_IOのアルコキシ基また
はC_2〜C_IOのアルコキシカルボニル基を表わす
。
)から選択される2以上の基ならびにオキシ基−0−、
チオ基−5−、アルキル置換イミノ基−N−(R_4は
C_1〜C_IOのアルキル基を0=C_−R_5’
表わす。
チオ基−5−、アルキル置換イミノ基−N−(R_4は
C_1〜C_IOのアルキル基を0=C_−R_5’
表わす。
)、アシル置換イミノ基 −N一(R_5はC_l−C
_IOのアルキル基を表わす。)およびフェニレン基□
から選択される0塩を提供することを目的とするもので
ある。
_IOのアルキル基を表わす。)およびフェニレン基□
から選択される0塩を提供することを目的とするもので
ある。
本発明化合物は下記一般式(1)で表わされる。上記一
般式(1)中でXおよびYは水素原子またはニトロ基お
よびオキシカルボニル基から選ばれるグアニジノ基の保
護基を表わし(ただしXおよびYのうち少なくとも一つ
はグアニジノ基の保護基を表わす。)、Rは一般式(1
)−N((式中でR1およびR2は水素原子、C1〜C
,Oのアルキル基、C7〜Cl5のアラルキル基、C4
〜Cl5のシクロアルキルアルキル基またはC1〜Cl
Oのアルコキシ基もしくはC2〜C,Oのアルコキシカ
ルボニル基で置換されたC1〜ClOのアル′一一Z\
キル基を表わす。
般式(1)中でXおよびYは水素原子またはニトロ基お
よびオキシカルボニル基から選ばれるグアニジノ基の保
護基を表わし(ただしXおよびYのうち少なくとも一つ
はグアニジノ基の保護基を表わす。)、Rは一般式(1
)−N((式中でR1およびR2は水素原子、C1〜C
,Oのアルキル基、C7〜Cl5のアラルキル基、C4
〜Cl5のシクロアルキルアルキル基またはC1〜Cl
Oのアルコキシ基もしくはC2〜C,Oのアルコキシカ
ルボニル基で置換されたC1〜ClOのアル′一一Z\
キル基を表わす。
)また一般式(2)−NZ(式中でZはメチレン基−C
H2−およびモノ置換メチレン基C (R3はC,〜ClOのアルキル 基、C2〜C,Oのアシル基、C1〜ClOのアルコキ
シ基またはC2〜ClOのアルコキシカルボニル基を表
わす。
H2−およびモノ置換メチレン基C (R3はC,〜ClOのアルキル 基、C2〜C,Oのアシル基、C1〜ClOのアルコキ
シ基またはC2〜ClOのアルコキシカルボニル基を表
わす。
)から選択される2以上の基ならびにオキシ基−0−、
チオ基−S−、アルキル置換イミノ基N (R4はC1〜C,Oのアルキル基を 表わす。
チオ基−S−、アルキル置換イミノ基N (R4はC1〜C,Oのアルキル基を 表わす。
)、アシル置換イミノ基 −N(R,はC1〜ClOの
アルキル基を表わす。
アルキル基を表わす。
)およびフエニレン基△[;」」1から選択されるOま
たは1以上の基が任意の順序に結合した2価基を表わし
、上記の結合する基の数は20以下である。
たは1以上の基が任意の順序に結合した2価基を表わし
、上記の結合する基の数は20以下である。
)で表わされる。Rは5・6・7・8−テトラヒトロー
1−ナフチル基またぱ5・6・7・8−テトラヒトロー
2ナフチル基を表わす。
1−ナフチル基またぱ5・6・7・8−テトラヒトロー
2ナフチル基を表わす。
Rをさらに具体的に説明すると次のとおりである。
Rをさらに具体的に説明すると次のとおりである。
R1およびR2は水素原子;メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基等のアルキル基:ベ
ンジル基、フエネチル基、3−フエニルプロピル基等の
アラルキル基;シクロヘキシルメチル基、3−シクロヘ
キシルプロピル基等のシクロアルキルアルキル基:メト
キシエチル基、メトキシプロピル基、エトキシエチル基
、エトキシカルボニルメチル基、2−エトキシカルボニ
ルエチル基、3−エトキシカルボニルプロピル基等のア
ルコキシ基もしくはアルコキシカルボニル基で置換され
たアルキル基等を表わす。
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基等のアルキル基:ベ
ンジル基、フエネチル基、3−フエニルプロピル基等の
アラルキル基;シクロヘキシルメチル基、3−シクロヘ
キシルプロピル基等のシクロアルキルアルキル基:メト
キシエチル基、メトキシプロピル基、エトキシエチル基
、エトキシカルボニルメチル基、2−エトキシカルボニ
ルエチル基、3−エトキシカルボニルプロピル基等のア
ルコキシ基もしくはアルコキシカルボニル基で置換され
たアルキル基等を表わす。
Rは1−アジリジニル基、1−アゼチジニル基、3−メ
トキシ−1−アゼチジニル基、3エトキシ一1−アゼチ
ジニル基、1−ピロリジニル基、ピペリジノ基、4−メ
チルピペリジノ基、4−エチルピペリジノ基、4−プロ
ピルピペリジノ基、4−イソプロピルピペリジノ基、2
−メチルピペリジノ基、3−メチルピペリジノ基、2−
エトキシカルボニル−1−ピロリジニル基、4−メトキ
シピペリジノ基、4−アセチルピペリジノ基、4−メト
キシカルボニルピペリジノ基、1−ヘキサメチレンイミ
ニル基、1−オクタメチレンイミニル基等の1−ポリメ
チレンィミニル基またはその誘導体、3−オキサゾリジ
ニル基、3−チアゾリジニル基等のオキサゾール、チア
ゾール系の基、2−イソオキサゾリジニル基、2−イソ
チアゾリジニル基等のイソオキサゾール、イソチアゾー
ル系の基、モルフオリノ基、2・6−ジメチルモルフオ
リノ基、テトラヒトロー1・3−オキサジン一3イル基
等のオキサジン系の基、テトラヒトロー1・4−チアジ
ン−4−イル基等のチアジン系の基、4−メチル−1−
ピペラジニル基、4アセチル−1−ピペラジニル基、2
−イソインドリニル基、1−インドリニル基、1・2・
3・4−テトラヒトロー2−イソキノリル基、1・2・
3・4−テトラヒトロー1−キノリル基等である。
トキシ−1−アゼチジニル基、3エトキシ一1−アゼチ
ジニル基、1−ピロリジニル基、ピペリジノ基、4−メ
チルピペリジノ基、4−エチルピペリジノ基、4−プロ
ピルピペリジノ基、4−イソプロピルピペリジノ基、2
−メチルピペリジノ基、3−メチルピペリジノ基、2−
エトキシカルボニル−1−ピロリジニル基、4−メトキ
シピペリジノ基、4−アセチルピペリジノ基、4−メト
キシカルボニルピペリジノ基、1−ヘキサメチレンイミ
ニル基、1−オクタメチレンイミニル基等の1−ポリメ
チレンィミニル基またはその誘導体、3−オキサゾリジ
ニル基、3−チアゾリジニル基等のオキサゾール、チア
ゾール系の基、2−イソオキサゾリジニル基、2−イソ
チアゾリジニル基等のイソオキサゾール、イソチアゾー
ル系の基、モルフオリノ基、2・6−ジメチルモルフオ
リノ基、テトラヒトロー1・3−オキサジン一3イル基
等のオキサジン系の基、テトラヒトロー1・4−チアジ
ン−4−イル基等のチアジン系の基、4−メチル−1−
ピペラジニル基、4アセチル−1−ピペラジニル基、2
−イソインドリニル基、1−インドリニル基、1・2・
3・4−テトラヒトロー2−イソキノリル基、1・2・
3・4−テトラヒトロー1−キノリル基等である。
また、上記一般式(1)中でXおよびYは水素原子また
はグアニジノ基の保護基を表わすが、XおよびYの少な
くとも一つはグアニジノ基の保護基を表わす。
はグアニジノ基の保護基を表わすが、XおよびYの少な
くとも一つはグアニジノ基の保護基を表わす。
グアニジノ基の保護基としてはニトロ基またはベンジル
オキシカルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基もし
くはt−ブチルオキシカルボニル基等のオキシカルボニ
ル基が挙げられる。本発明化合物であるNG一置換−N
2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1または2−ナ
フタレンスルホニル)アルギニンアミドまたはその酸付
加塩は種々の方法で製造されるが、その製造法の1例を
以下に説明する。
オキシカルボニル基、p−ニトロベンジルオキシカルボ
ニル基、p−メトキシベンジルオキシカルボニル基もし
くはt−ブチルオキシカルボニル基等のオキシカルボニ
ル基が挙げられる。本発明化合物であるNG一置換−N
2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1または2−ナ
フタレンスルホニル)アルギニンアミドまたはその酸付
加塩は種々の方法で製造されるが、その製造法の1例を
以下に説明する。
下記一般式()
(上記一般式()中でX.YおよびRは一般式(1)で
定義したとおりである。
定義したとおりである。
)で表わされるNG一置換アルギニンアミドまたはその
酸付加塩と5・6・7・8−テトラヒトロー1または2
ーナフタレンスルホニルハロゲニドを反応させてNG一
置換−N2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1また
は2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまたは
その酸付加塩を製造することができる。さらに詳細に説
明すると原料として用いられる/NG一置換アルギニン
アミドは、通常NG一置換−N2一置換アルギニン(N
2一置換基は通常ベンジルオキシカルボニル基、t−ブ
チルオキシカルボニル基等のアミノ保護基である。
酸付加塩と5・6・7・8−テトラヒトロー1または2
ーナフタレンスルホニルハロゲニドを反応させてNG一
置換−N2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1また
は2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまたは
その酸付加塩を製造することができる。さらに詳細に説
明すると原料として用いられる/NG一置換アルギニン
アミドは、通常NG一置換−N2一置換アルギニン(N
2一置換基は通常ベンジルオキシカルボニル基、t−ブ
チルオキシカルボニル基等のアミノ保護基である。
)とアミンを酸アジド法、混合酸無水物法、活性エステ
ル法、カルボジイミド法等によつて縮合させて後、NG
置換基のみを接触水素化分解または酸分解によつて選択
的に分解除去させることによつて得られる。NG一置換
アルギニンアミドの酸付加塩としては叩、HBr.HC
l等の鉱酸の塩、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、p−
トルエンスルホン酸等の有機酸の塩を挙げることができ
る。
ル法、カルボジイミド法等によつて縮合させて後、NG
置換基のみを接触水素化分解または酸分解によつて選択
的に分解除去させることによつて得られる。NG一置換
アルギニンアミドの酸付加塩としては叩、HBr.HC
l等の鉱酸の塩、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、p−
トルエンスルホン酸等の有機酸の塩を挙げることができ
る。
NG一置換−N2−(5・6・7・8−テトラヒトロー
1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミド
またはその酸付加塩のもう一つの原料である5・6・7
・8−テトラヒトロー1またぱ2−ナフタレンスルホニ
ルハロゲニドとしては、5・6・7・8−テトラヒトロ
ー1または2−ナフタレンスルホニルクロリド、5・6
−7・8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスル
ホニルプロミド等を挙げることができるが通常は5・6
・7・8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスル
ホニルクロリドが用いられる。
1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミド
またはその酸付加塩のもう一つの原料である5・6・7
・8−テトラヒトロー1またぱ2−ナフタレンスルホニ
ルハロゲニドとしては、5・6・7・8−テトラヒトロ
ー1または2−ナフタレンスルホニルクロリド、5・6
−7・8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスル
ホニルプロミド等を挙げることができるが通常は5・6
・7・8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスル
ホニルクロリドが用いられる。
NG一置換アルギニンアミドまたはその酸付加塩と5・
6・7・8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンス
ルホニルハロゲニドの反応は通常塩基の存在下に行われ
る。塩基は反応で生成する・・ロゲン化水素を捕促し反
応を促進する。塩基としてはトリエチルアミン、ピリジ
ン等の有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等の一般的な無機塩
基を挙げることができる。無機塩基は通常水溶液として
用(・られる。塩基はNG一置換アルギニンアミドに対
し通常当量以上使用される。
6・7・8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンス
ルホニルハロゲニドの反応は通常塩基の存在下に行われ
る。塩基は反応で生成する・・ロゲン化水素を捕促し反
応を促進する。塩基としてはトリエチルアミン、ピリジ
ン等の有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等の一般的な無機塩
基を挙げることができる。無機塩基は通常水溶液として
用(・られる。塩基はNG一置換アルギニンアミドに対
し通常当量以上使用される。
原料としてNG一置換アルギニンアミドの酸付加塩を使
用する場合には酸付加塩を中和するに十分な量の塩基を
用いることが好ましい。
用する場合には酸付加塩を中和するに十分な量の塩基を
用いることが好ましい。
5・6・7・8−テトラヒトロー1または2ナフタレン
スルホニルハロゲニドはNG一置換アルギニンアミドま
たはその酸付加塩に対し通常等モル使用される。
スルホニルハロゲニドはNG一置換アルギニンアミドま
たはその酸付加塩に対し通常等モル使用される。
NG一置換アルギニンアミドまたはその酸付加塩と5・
6・7・8−テトラヒトロー1または2ナフタレンスル
ホニルハロゲニドの反応は一般には溶媒中で行われ、溶
媒としては水:塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素などの塩素系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素:エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサンなどのエーテル系溶媒:アセトン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶媒;ジ
メチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、テトラメ
チル尿素、N−メチルピロリドン、ピリジン、キノリン
などの塩基性溶媒またはこれら溶媒を2以上混合したも
のが用いられる。
6・7・8−テトラヒトロー1または2ナフタレンスル
ホニルハロゲニドの反応は一般には溶媒中で行われ、溶
媒としては水:塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素などの塩素系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素:エーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサンなどのエーテル系溶媒:アセトン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶媒;ジ
メチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、テトラメ
チル尿素、N−メチルピロリドン、ピリジン、キノリン
などの塩基性溶媒またはこれら溶媒を2以上混合したも
のが用いられる。
塩基性溶媒を用いると、これら溶媒は酸受溶剤として作
用するので塩基を添加する必要はない。反応温度は使用
するNG一置換アルギニンアミドおよび塩基によつて異
なるが、一般には−10℃から溶媒の沸点までの温度か
ら選ばれる。反応時間は使用するNG一置換アルギニン
アミド、塩基および反応温度によつて異なるが、通常5
分から24時間の範囲から選ばれる。
用するので塩基を添加する必要はない。反応温度は使用
するNG一置換アルギニンアミドおよび塩基によつて異
なるが、一般には−10℃から溶媒の沸点までの温度か
ら選ばれる。反応時間は使用するNG一置換アルギニン
アミド、塩基および反応温度によつて異なるが、通常5
分から24時間の範囲から選ばれる。
反応終了後溶媒および塩基類を留去し、生成した塩類を
水洗して除去した後、NG一置換−N2(5・6・7・
8−テトラヒトロー1または2ナフタレンスルホニノ(
ハ)アルギニンアミドを適当な溶媒で再結晶あるいは再
沈澱して精製する。
水洗して除去した後、NG一置換−N2(5・6・7・
8−テトラヒトロー1または2ナフタレンスルホニノ(
ハ)アルギニンアミドを適当な溶媒で再結晶あるいは再
沈澱して精製する。
なお、反応終了後溶媒を留去して後反応混合物をクロマ
トグラフイ一によつて精製分離することも可能である。
クロマトグラフイ一展開溶媒としては、一般にクロロホ
ルムあるいは塩化メチレン等の塩素系溶媒またはアルコ
ールを含有したこれら塩素系溶媒が使用される。このよ
うにして得られるNG一置換−N2(5・6・7・8−
テトラヒトロー1または2ナフタレンスルホニル)アル
ギニンアミドまたはその酸付加塩を水素化分解あるいぱ
酸分解すると抗トロンビン作用を有するN2−(5・6
・7・8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスル
ホニル)アルギニンアミドまたはその酸付加塩が得られ
る。
トグラフイ一によつて精製分離することも可能である。
クロマトグラフイ一展開溶媒としては、一般にクロロホ
ルムあるいは塩化メチレン等の塩素系溶媒またはアルコ
ールを含有したこれら塩素系溶媒が使用される。このよ
うにして得られるNG一置換−N2(5・6・7・8−
テトラヒトロー1または2ナフタレンスルホニル)アル
ギニンアミドまたはその酸付加塩を水素化分解あるいぱ
酸分解すると抗トロンビン作用を有するN2−(5・6
・7・8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスル
ホニル)アルギニンアミドまたはその酸付加塩が得られ
る。
NG一置換−N2−(5・6・7・8−テトラヒトロー
1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミド
またはその酸付加塩の水素化分解および酸分解方法につ
いて概況すれば次のとおりである。
1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミド
またはその酸付加塩の水素化分解および酸分解方法につ
いて概況すれば次のとおりである。
酸分解に使用される酸としては塩化水素、臭化水素、フ
ツ化水素などの・・ロゲン化水素、トリフルオロ酢酸、
トリフルオロメタンスルホン酸、ギ酸、酢酸などの有機
酸を挙げることができる。
ツ化水素などの・・ロゲン化水素、トリフルオロ酢酸、
トリフルオロメタンスルホン酸、ギ酸、酢酸などの有機
酸を挙げることができる。
酸分解は上述した酸の存在下無溶媒あるいはメタノール
、エタノールなどのアルコール、THFlジオキサンな
どのエーテル、酢酸などの有機酸、酢酸エチルなどのエ
ステル等の有機溶媒中−10℃〜100℃通常は室温で
、NG一置換−N2一(5・6・7・8−テトラヒトロ
ー1または2ナフタレンスルホニル)アルギニンアミド
またはその酸付加塩を処理することによつて行われる。
酸分解に要する時間は使用する酸および溶媒、保護基で
あるNG一置換基の種類ならびに処理温度によつて異な
るが、30分ないし24時間である。分解終了後、溶媒
および過剰の酸を除去するかあるいはエーテル、石油エ
ーテル、炭化水素などの不活性溶媒を反応混合物中に加
えて生成する沈澱を▲過することによりN2−(5・6
・7・8テトラヒトロー1または2−ナフタレンスルホ
ニル)アルギニンアミドまたはその酸付加塩が得られる
。通常酸を過剰に用いるため保護基を除去して得られる
N2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1または2−
ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドは使用した酸
と酸付加塩を形成するが、これを中和することによりN
2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1または2−ナ
フタレンスルホニル)アルギニンアミドが容易に得られ
る。水素化分解は一般的な還元水素化によつて行われる
が、接触的水素化分解が有利である。接触的水素化分解
は水素活性化触媒の存在下水素雰囲気中で行われる。水
素活性化触媒としては通常ラネーニツケル、パラジウム
、白金等が用いられる。反応溶媒としてはメタノール、
エタノールなどのアルコール、ジオキサン、THFなど
のエーテル、酢酸、プロピオン酸などの有機酸およびこ
れら2以上の混合溶媒などの不活性溶媒を用いることが
できる。反応温度はグアニジノ基の保護基および触媒の
活性に応じて適宜選ばれるが、通常0℃ないし溶媒の沸
点である。水素圧は反応温度および触媒の活性によつて
異なるが、1気圧以上であれば十分である。反応時間は
触媒の活性、反応温度、水素圧等によつて大きく異なる
が、2時間から120時間程度である。水素化分解後触
媒を濾去して溶媒を留去するとN2−(5・6・7・8
−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル)
アルギニンアミドまたはその酸付加塩が得られる。
、エタノールなどのアルコール、THFlジオキサンな
どのエーテル、酢酸などの有機酸、酢酸エチルなどのエ
ステル等の有機溶媒中−10℃〜100℃通常は室温で
、NG一置換−N2一(5・6・7・8−テトラヒトロ
ー1または2ナフタレンスルホニル)アルギニンアミド
またはその酸付加塩を処理することによつて行われる。
酸分解に要する時間は使用する酸および溶媒、保護基で
あるNG一置換基の種類ならびに処理温度によつて異な
るが、30分ないし24時間である。分解終了後、溶媒
および過剰の酸を除去するかあるいはエーテル、石油エ
ーテル、炭化水素などの不活性溶媒を反応混合物中に加
えて生成する沈澱を▲過することによりN2−(5・6
・7・8テトラヒトロー1または2−ナフタレンスルホ
ニル)アルギニンアミドまたはその酸付加塩が得られる
。通常酸を過剰に用いるため保護基を除去して得られる
N2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1または2−
ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドは使用した酸
と酸付加塩を形成するが、これを中和することによりN
2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1または2−ナ
フタレンスルホニル)アルギニンアミドが容易に得られ
る。水素化分解は一般的な還元水素化によつて行われる
が、接触的水素化分解が有利である。接触的水素化分解
は水素活性化触媒の存在下水素雰囲気中で行われる。水
素活性化触媒としては通常ラネーニツケル、パラジウム
、白金等が用いられる。反応溶媒としてはメタノール、
エタノールなどのアルコール、ジオキサン、THFなど
のエーテル、酢酸、プロピオン酸などの有機酸およびこ
れら2以上の混合溶媒などの不活性溶媒を用いることが
できる。反応温度はグアニジノ基の保護基および触媒の
活性に応じて適宜選ばれるが、通常0℃ないし溶媒の沸
点である。水素圧は反応温度および触媒の活性によつて
異なるが、1気圧以上であれば十分である。反応時間は
触媒の活性、反応温度、水素圧等によつて大きく異なる
が、2時間から120時間程度である。水素化分解後触
媒を濾去して溶媒を留去するとN2−(5・6・7・8
−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル)
アルギニンアミドまたはその酸付加塩が得られる。
N2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1または2−
ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドの酸付加塩を
中和すると、容易にN2−(5・6・7・8−テトラヒ
トロー1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニン
アミドが得られる。N2−(5・6・7・8−テトラヒ
トロー1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニン
アミドおよびその酸付加塩は水、エーテル、アルコール
、アセトン等の溶媒を2以上混合した溶媒を用いて再結
晶することにより、あるいはこれをアルコール等の溶媒
に溶解して後エーテルを加えて、これを沈澱させること
により精製される。
ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドの酸付加塩を
中和すると、容易にN2−(5・6・7・8−テトラヒ
トロー1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニン
アミドが得られる。N2−(5・6・7・8−テトラヒ
トロー1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニン
アミドおよびその酸付加塩は水、エーテル、アルコール
、アセトン等の溶媒を2以上混合した溶媒を用いて再結
晶することにより、あるいはこれをアルコール等の溶媒
に溶解して後エーテルを加えて、これを沈澱させること
により精製される。
次にこのようにしてNG一置換−N2−(5・6・7・
8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル
)アルギニンアミドおよびその酸付加塩を水素化分解あ
るいは酸分解して得られるN2−(5・6・7・8−テ
トラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル)アル
ギニンアミドおよびその酸付加塩の薬理効果を説明する
。
8−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル
)アルギニンアミドおよびその酸付加塩を水素化分解あ
るいは酸分解して得られるN2−(5・6・7・8−テ
トラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル)アル
ギニンアミドおよびその酸付加塩の薬理効果を説明する
。
既述のとおりN2−(5・6・7・8−テトラヒトロー
1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミド
およびその酸付加塩は抗トロンビン作用を有するので、
診断薬として使用されるほか、血栓症等の治療に使用さ
れ得る。そこで既知の抗トロンビン剤であるTAME(
N2−(p−トリルスルホニル)−L−アルギニン、メ
チルエステル)とN2−(5・6・7・8−テトラヒト
ロー1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンア
ミドおよびその酸付加塩の抗トロンビン作用をフイブリ
ノーゲン凝固時間を測定して比較した。フイブリノーゲ
ンの凝固時間の測定は次のようにして行つた。牛フイブ
リノーゲン(コーン フラクシヨン1(COhnFra
ctiOnl)、アーマ一(ArmOur″)社製)1
50If9を40m1のボレート サラインバツフア(
BOrateSallneBuffer(PH7.4)
)に溶解した溶液0.8dと0.1m1のボレート サ
ライン バツフア(対照試料)または試料溶液を氷冷下
で混和し、さらに5units/ulのトロンビン(持
田製薬(株)製試薬)0,1m1を氷冷下で添加してよ
く混和し直ちに25℃の恒温槽に移す。
1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミド
およびその酸付加塩は抗トロンビン作用を有するので、
診断薬として使用されるほか、血栓症等の治療に使用さ
れ得る。そこで既知の抗トロンビン剤であるTAME(
N2−(p−トリルスルホニル)−L−アルギニン、メ
チルエステル)とN2−(5・6・7・8−テトラヒト
ロー1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンア
ミドおよびその酸付加塩の抗トロンビン作用をフイブリ
ノーゲン凝固時間を測定して比較した。フイブリノーゲ
ンの凝固時間の測定は次のようにして行つた。牛フイブ
リノーゲン(コーン フラクシヨン1(COhnFra
ctiOnl)、アーマ一(ArmOur″)社製)1
50If9を40m1のボレート サラインバツフア(
BOrateSallneBuffer(PH7.4)
)に溶解した溶液0.8dと0.1m1のボレート サ
ライン バツフア(対照試料)または試料溶液を氷冷下
で混和し、さらに5units/ulのトロンビン(持
田製薬(株)製試薬)0,1m1を氷冷下で添加してよ
く混和し直ちに25℃の恒温槽に移す。
恒温槽に入れた瞬間にストツプウオツチを始動させ、フ
イプリン系を認めた時までの時間を測定した。試料無添
加の場合(対照実験)の凝固時間は50〜55秒?つた
。実,験結果を表−2に示す。
イプリン系を認めた時までの時間を測定した。試料無添
加の場合(対照実験)の凝固時間は50〜55秒?つた
。実,験結果を表−2に示す。
表中で凝固時間を2倍に延長する濃度とは、対照実験で
の凝固時間50〜55秒を凝固時間100〜110秒に
延長するのに必要な濃度を表わす。なお、TAMEにつ
(・ては、その凝固時間を2倍に延長する濃度は110
0ttMであつた。
の凝固時間50〜55秒を凝固時間100〜110秒に
延長するのに必要な濃度を表わす。なお、TAMEにつ
(・ては、その凝固時間を2倍に延長する濃度は110
0ttMであつた。
なお、下記表−2においてN2−(5・6・7・8−テ
トラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル)アル
ギニンアミドは、表中の一般式中のRおよびkを特定す
ることによつて表わす。次に本発明化合物の製造法を実
施例にて具体的に説明する。実施例 1 NG−ニトロ−N−ベンジル−N−メチル−Lアルギニ
ンアミドーギ酸塩3.0t(0.0081モル)を水5
m1およびジオキサン15m1からなる混合溶媒に溶解
し、炭酸カリウム1.68r(0.012モル)および
5・6・7・8−テトラヒトロー1−ナフタレンスルホ
ニルクロリド2.26t(0.0098モノ(ハ)を室
温で攪拌下に加える。
トラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル)アル
ギニンアミドは、表中の一般式中のRおよびkを特定す
ることによつて表わす。次に本発明化合物の製造法を実
施例にて具体的に説明する。実施例 1 NG−ニトロ−N−ベンジル−N−メチル−Lアルギニ
ンアミドーギ酸塩3.0t(0.0081モル)を水5
m1およびジオキサン15m1からなる混合溶媒に溶解
し、炭酸カリウム1.68r(0.012モル)および
5・6・7・8−テトラヒトロー1−ナフタレンスルホ
ニルクロリド2.26t(0.0098モノ(ハ)を室
温で攪拌下に加える。
室温で3時間攪拌後析出する沈澱物を濾去し、水層を分
液して除く。ジオキサンを留去して得られる粘稠な油状
物質を10%メタノール含有クロロホルムを溶出液とし
てシリカゲルカラムクロマトグラフイ一で単離精製し溶
出液を減圧下留去すると73%の収率でNG−ニトロ−
N2(5・6・7・8−テトラヒトロー1−ナフタレン
スルホニノリ一N−ベンジル一N−メチル−Lアルギニ
ンアミドの粉体が得られる。元素分析:C24H32O
5N6Slとして実施例 2NG−ニトロ−N−ブチル
−N−メチル−Lアルギニンアミド塩酸塩3.07(0
.0092モル)をジクロロメタン30m1に懸濁させ
、トリエチルアミン4.1y(0.041モル)および
5・6・7・8−テトラヒトロー1−ナフタレンスルホ
ニルクロリド2.5t(0.011モル)を氷冷下攪拌
しつつ加える。
液して除く。ジオキサンを留去して得られる粘稠な油状
物質を10%メタノール含有クロロホルムを溶出液とし
てシリカゲルカラムクロマトグラフイ一で単離精製し溶
出液を減圧下留去すると73%の収率でNG−ニトロ−
N2(5・6・7・8−テトラヒトロー1−ナフタレン
スルホニノリ一N−ベンジル一N−メチル−Lアルギニ
ンアミドの粉体が得られる。元素分析:C24H32O
5N6Slとして実施例 2NG−ニトロ−N−ブチル
−N−メチル−Lアルギニンアミド塩酸塩3.07(0
.0092モル)をジクロロメタン30m1に懸濁させ
、トリエチルアミン4.1y(0.041モル)および
5・6・7・8−テトラヒトロー1−ナフタレンスルホ
ニルクロリド2.5t(0.011モル)を氷冷下攪拌
しつつ加える。
0℃で24時間攪拌後、水20m1で洗浄し、分液して
水層を除く。
水層を除く。
硫酸ナトリウムで乾燥後、ジクロロメタンを留去して得
られる粘稠な油状物質を実施例1と同様にしてクロマト
グラフイ一で精製すると67%の収率でNG−ニトロN
2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1−ナフタレン
スルホニル)−N−ブチル−N−メチルL−アルギニン
アミドの粉体が得られる。元素分析:C2lH34O5
N6Slとして実施例 34−エチル−N−(NG−N
G−ジベンジルオキシカルボニル−L−アルギニノ(ハ
)ピペリジン塩酸塩3.0y(0.0052モル)をジ
クロロメタン30m1に懸濁させ、トリエチルアミン1
.32t(0.013モノ(ハ)および5・6・7・8
−テトラヒトロー1−ナフタレンスルホニルクロリド1
.4y(0.0062モル)を氷冷下攪拌しつつ加える
。
られる粘稠な油状物質を実施例1と同様にしてクロマト
グラフイ一で精製すると67%の収率でNG−ニトロN
2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1−ナフタレン
スルホニル)−N−ブチル−N−メチルL−アルギニン
アミドの粉体が得られる。元素分析:C2lH34O5
N6Slとして実施例 34−エチル−N−(NG−N
G−ジベンジルオキシカルボニル−L−アルギニノ(ハ
)ピペリジン塩酸塩3.0y(0.0052モル)をジ
クロロメタン30m1に懸濁させ、トリエチルアミン1
.32t(0.013モノ(ハ)および5・6・7・8
−テトラヒトロー1−ナフタレンスルホニルクロリド1
.4y(0.0062モル)を氷冷下攪拌しつつ加える
。
室温で2時間攪拌後、水20m1を加えて洗浄し、さら
に飽和重ソウ水で洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥後ジ
クロロメタンを留去して得られる粘稠油状物質を実施例
1と同様にしてシリカゲルカラムクロマトグラフイ一で
単離精製すると75%の収率で4−エチル−1−(NG
−NO−ジベンジルオキシカルボニル−N2−(5・6
・7・8テトラヒトロー1−ナフタレンスルホニル)−
Lアルギニル)ピペリジンの粉体が得られる。元素分析
;C39H49O7N5Slその他各種のNG一置換−
N2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1または2−
ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドを実施例の方
法に従つて合成した。
に飽和重ソウ水で洗浄する。硫酸ナトリウムで乾燥後ジ
クロロメタンを留去して得られる粘稠油状物質を実施例
1と同様にしてシリカゲルカラムクロマトグラフイ一で
単離精製すると75%の収率で4−エチル−1−(NG
−NO−ジベンジルオキシカルボニル−N2−(5・6
・7・8テトラヒトロー1−ナフタレンスルホニル)−
Lアルギニル)ピペリジンの粉体が得られる。元素分析
;C39H49O7N5Slその他各種のNG一置換−
N2−(5・6・7・8−テトラヒトロー1または2−
ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドを実施例の方
法に従つて合成した。
その結果を実施例1〜3の結果と併せて表−1に示す。
なお表−1においてNG一置換−N2(5・6・7・8
−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル)
アルギニンアミドまたはその酸付加塩はX.Y.Rおよ
びkを特定することによつて表わす。
なお表−1においてNG一置換−N2(5・6・7・8
−テトラヒトロー1または2−ナフタレンスルホニル)
アルギニンアミドまたはその酸付加塩はX.Y.Rおよ
びkを特定することによつて表わす。
なお、本発明に包含される化合物は本発明の要旨を超え
ない限りこれらの実施例で合成された化合物に限定され
るものではない。
ない限りこれらの実施例で合成された化合物に限定され
るものではない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(上記一般
式( I )中でXおよびYは水素原子またはニトロ基お
よびオキシカルボニル基から選ばれるグアニジノ基の保
護基を表わし(ただしXおよびYのうち少なくとも一つ
はグアニジノ基の保護基を表わす。 )、Rは一般式(1)▲数式、化学式、表等があります
▼(式中でR_1およびR_2は水素原子、C_1〜C
_1_0のアルキル基、C_7〜C_1_5のアラルキ
ル基、C_4〜C_1_5のシクロアルキルアルキル基
またはC_1〜C_1_0のアルコキシ基もしくはC_
2〜C_1_0のアルコキシカルボニル基で置換された
C_1〜C_1_0のアルキル基を表わす。)または一
般式(2)▲数式、化学式、表等があります▼(式中で
Zはメチレン基−CH_2−およびモノ置換メチレン基
▲数式、化学式、表等があります▼(R_3はC_1〜
C_1_0のアルキル基、C_2〜C_1_0のアシル
基、C_1〜C_1_0のアルコキシ基またはC_2〜
C_1_0のアルコキシカルボニル基を表わす。)から
選択される2以上の基ならびにオキシ基−O−、チオ基
−S−、アルキル置換イミノ基▲数式、化学式、表等が
あります▼(R_4はC_1〜C_1_0のアルキル基
を表わす。)、アシル置換イミノ基▲数式、化学式、表
等があります▼(R_5はC_1〜C_1_0のアルキ
ル基を表わす。 )およびフェニレン基▲数式、化学式、表等があります
▼から選択される0または1以上の基が任意の順序に結
合した2価基を表わし、上記の結合する基の数は20以
下である。 )を表わし、R′は5・6・7・8−テトラヒドロ−1
−ナフチル基または5・6・7・8−テトラヒドロ−2
−ナフチル基を表わす。)で表わされるN^G−置換−
N^2−(5・6・7・8−テトラヒドロ−1または2
−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまたはその
酸付加塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51000241A JPS5913504B2 (ja) | 1976-01-01 | 1976-01-01 | Ng−置換−n↑2−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまたはその酸付加塩 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51000241A JPS5913504B2 (ja) | 1976-01-01 | 1976-01-01 | Ng−置換−n↑2−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまたはその酸付加塩 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5283648A JPS5283648A (en) | 1977-07-12 |
JPS5913504B2 true JPS5913504B2 (ja) | 1984-03-30 |
Family
ID=11468460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51000241A Expired JPS5913504B2 (ja) | 1976-01-01 | 1976-01-01 | Ng−置換−n↑2−(5,6,7,8−テトラヒドロ−1または2−ナフタレンスルホニル)アルギニンアミドまたはその酸付加塩 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913504B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61144106U (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-05 | ||
JPH0321702A (ja) * | 1989-06-17 | 1991-01-30 | Fujikura Ltd | ヒータ埋設路面 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009076242A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Toshiba Hokuto Electronics Corp | マグネトロン |
-
1976
- 1976-01-01 JP JP51000241A patent/JPS5913504B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61144106U (ja) * | 1985-02-26 | 1986-09-05 | ||
JPH0321702A (ja) * | 1989-06-17 | 1991-01-30 | Fujikura Ltd | ヒータ埋設路面 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5283648A (en) | 1977-07-12 |
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