JPS59130124A - スポンジケ−キ類用組成物 - Google Patents

スポンジケ−キ類用組成物

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Publication number
JPS59130124A
JPS59130124A JP58004839A JP483983A JPS59130124A JP S59130124 A JPS59130124 A JP S59130124A JP 58004839 A JP58004839 A JP 58004839A JP 483983 A JP483983 A JP 483983A JP S59130124 A JPS59130124 A JP S59130124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sponge
oil
sponge cakes
eggs
flavor
Prior art date
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Pending
Application number
JP58004839A
Other languages
English (en)
Inventor
小柴 邦明
武彦 大藤
正一 加藤
等 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP58004839A priority Critical patent/JPS59130124A/ja
Publication of JPS59130124A publication Critical patent/JPS59130124A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスポンジケーキ頻用組成物に関し、更に詳しく
はカプセル化された油脂を配合することにより、消泡作
用を伴なうことなく、乳化剤臭の全くない優れた風味、
外観を有するスポンジケーキ頻用組成物に関する。
スポンジケーキの風味、食感を向上させる目的で油脂が
用いられるが、卵を泡立てた際に油脂が消泡するという
問題がある。この問題を解消せんとして、所謂「落しバ
ター法」が開発され英雄されているが、バター、マーガ
リン、サラダ油等の消泡作用をいかに抑えるか、即ち、
卵のホイツプ性を落とすことなく、ボリュームのある食
感の良いスポンジケーキを作るには、相当の熟練を要し
、従って機械的大量生産に適せず、前近代的な職人の5
ウデ′に依存せざるを得ない。か力)る「落しバター法
」の欠点を克服するために、乳化剤を主体とする起泡剤
及び乳化剤と油脂とを組み合せてなるスポンジケーキ用
添加物が開発され、落しバター法の作業性は飛躍的に向
上し、更に進んでオールインミックス法が可能となり、
機械的大量生産も可能となった。
しかるに作業性を大巾に向上させた起泡剤も、■乳化剤
臭が残り、卵のうま味、油脂のうま味を低減させる、■
ケーキが白っぽくなる、等の新たな問題を提起し、スポ
ンジケーキはおいしくないという風評すら聞かれる・ 本発明は」二記実情に鑑み、鋭意検討の末、卵の泡が焼
成により熱変成を受は固化する迄油脂との接触を避ける
ことにより、消泡作用も起きず、比容積も低下させず「
ふわっ」としたスポンジケーキを製造し得るという新規
な知見に基づいて完成されたものである。
即ち、本発明は可食性高分子物質でカプセル化した油脂
を配合してなるスポンジケーキ類用組成物を内容とする
ものである。
本発明者らは、先づMP45°C157°Cの硬化牛脂
の粉末を卵と混合しホイップさせることを試みた。いず
れの場合も卵だけの場合と変わらない良好なホイツプ性
が得られたが、M P45°Cの硬化牛脂を使用してス
ポンジケーキを焼成した場合はスポンジケーキのボリウ
ム感に乏しく、硬いものとな9、一方、MP57°Cの
硬化牛脂の場合はボリウム感は十分であったが、風味の
点では必ずしも満足し得るものではなかった。
そこで更に研究を重ねた結果、前記の如く可食性高分子
物質でカプセル化することにより、MPの低い油脂でも
落しバター法で作ったスポンジケーキと同様のボリウム
、風味、食感を有するスポンジケーキを極めて簡易に製
造し得ることを見出した。
本発明に用すられる可食性高分子物質としては、ゼラチ
ンとアラビアガム、寒天、アルギン酸ナトリウム、カラ
ゲーナン、カルボキシメチルセルロース等から選ばれた
少なくとも1種との組み合せが好適である。
本発明に用いられる油脂としては特に制限はなく、スポ
ンジケーキ類に添加される公知の全ての油脂が用いられ
る。油滴は約20μ以下のものが好適である。
本発明の未乾燥のカプセル化油脂の組成の一例を示せば
下記の通りである; 油     脂      ioo      重量部
ゼ  ラ  チ  ン            15 
〜 7アラビアガム等       15〜7水   
       150〜4゜ 以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが
、本発明はこれらに限定されないことは云うまでもない
実施例I A:カプセル化油脂の調整 水10kgに対してゼラチン400 Q ヲ60〜70
°Cで加熱溶解した水相に一60°C〜70°Cに加熱
溶解したMP30°Cの大豆硬化油2 k(jを徐々に
添加し、水中油型エマルジョンを得た。
得うれたエマルジョンにアラビアガム40017を60
〜70°Cで加熱溶解してなる水溶液を添加し、10%
酢酸水溶液でPH4に調整し、コアセルヘ−) サセf
c。このコアセルベーション(油滴)を10〜20°C
に冷却し、30%ホルマリンLoneを滴下し、高分子
被膜を硬化させた後、10%N a、OH水溶液テP 
H’ 7 ニ調整し、ff1ft a法により脱水し、
スラリー状のマイクロカプセル化された油滴を得た。
13:スポンジケーキの作製 一ト記のり11き基本的配合組成によりスポンジケーキ
を作製した; 薄  力  粉      100 (重量部)砂  
   糖      120 卵         130 水          30 先づ、卵、砂糖及び前記Aで得たカプセル化油脂20重
量部を約1分低速攪拌し、次いで40℃に加熱し、約8
分中速攪拌した。この混合物を比重的0.27までホイ
ップさせ、次いで低速攪拌し、水を20〜30秒かけて
添加し、約30秒低速攪拌した。次に薄力粉を50〜6
0秒かけて添加混合し、更に20秒程度攪拌した。
得られたバッターを型に入れ、170°Cで焼成した。
結果を第1表に示したが、落しバク−法によるスポンジ
ケーキに比し、外観、風味共番〈遜色のないものであっ
た。またホイップ時間は油脂無配合のものと略同等であ
った。
対照例1 実施例1に示した基本的配合組成を用い、落しバター法
によりスポンジケーキを作HL rt。
卵と砂糖を約1分低速攪拌し、次いで40°Cに昇温し
、約8分中速攪拌した後、比重的0.271でホイップ
させた。次いで水を加え約1分低速攪拌し、薄力粉をボ
ールに入れ、手で軽く混練した後、50°Cに加熱した
MP30°Cの大豆硬化油20重量部を加えて更に約2
0〜30秒手で軽く混練した。
得られたバッターを実施例1と同様に焼成した。
対照例2 下記組成からなる起泡剤を用いて、実施例1に示した基
本的配合組成によりスポンジケーキを作製した。
大豆油          25 重量%プロピレング
リコールモノI]ti7]11N1エステ/I15モノ
脂肪酸グリセリンエステル    3ソルビタンモノ脂
肪酸エステル     3シヨ糖脂肪酸エステル   
     4ソルビツト         40 水                   20砂糖と
上記起泡剤20重量部とを約3分低速攪拌した後中速攪
拌に切り換えて卵を添加し、比重的o1rまでホイップ
させた。次いで水を加え約1分低速攪拌し、薄力粉を5
0〜60秒力)けて添加し、中速攪拌に切り換えて約3
分間混合した。
得られたバッターを実施例1と同様の条件で焼成し几。
第1パ表の結果力)ら明らかな如く、表皮、内相共白っ
ぽくなり、風味においても卵のうま味が弱く、異味を呈
し、また口中でダンゴ状になり不満足なものであつfC
,。
第  1  表 実施例1   対照例1   対照例2生地比重   
 0.406    0.504    0.430(
1) 生地粘度     110     108     
320(P S/25℃) 焼成後容積   1520    1225    1
650CcA/3509 ) (2) 比容積     4.825    8.89    
 5.15表皮の色   濃茶色    濃茶色   
薄茶色内相の色    黄 色    黄 色  白っ
ぽいクリーム色 風  味   卵味が川て美未 卵味が出て特許 卵味
75縛り異未食  感    しっとりとして  しっ
とりとして  しつとりしていいる力″−、歯切れ い
る力(歯切れ るが、日中てダが良く、口どけ が良く
、口どけ ンコ状になり不も良好      も蝕子 
     良(3) レオメータ−43,969,639,8硬度(g//C
約 fi  (1)  ビスコテスターにより測定(2)ボ
リウームメーターにより測定 (3)フードレオメータ−(富士理化製)により測定 測定条件: 圧縮速度   I Q am/min プランジャー面積  1 cIJの円板ケーキ厚さ  
   15mm 圧縮する厚さ    7mm 値        n−10の平均値 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、 可食性高分子物質でカプセル化した油脂を配合し
    たことを特徴とするスポンジケーキ頻用組成物。 2、 可食性高分子物質がゼラチンとアラビアガム、寒
    天、アルギン酸ナトリウム、カラゲーナン、カルボキシ
    メチルセルロースから選は、)1−た少なくとも1種と
    の組み合せからなる特許請求の範囲第1項記載の組成物
JP58004839A 1983-01-13 1983-01-13 スポンジケ−キ類用組成物 Pending JPS59130124A (ja)

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JPS59130124A true JPS59130124A (ja) 1984-07-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4857354A (en) * 1985-02-15 1989-08-15 Meiji Seika Kaisha, Ltd. Method for producing baked products
CN103609820A (zh) * 2013-12-13 2014-03-05 北京市农林科学院 一种板栗凝胶软糖及其制备方法
JP2014045718A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Kaneka Corp シフォン風バウムクーヘン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714127A (en) * 1980-06-27 1982-01-25 Nissan Motor Co Ltd Ceramic burner

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